JP5369414B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、プロッタ、これらのうち少なくとも1つを備えた複合機等の画像形成装置に関する。
一般的な電子写真方式としては高速でのフルカラー画像を得るために、複数(4つ)の感光体を利用するタンデム方式が採用されている。ところが、感光体を複数使用する事により作像エンジンは大型、複雑、且つ高コストとなっていると同時に、トナー像が通過する転写工程の数が多いために画質劣化が生じやすく、各色の位置合わせなどの困難さも加えて、高画質化には難がある。これらタンデム方式の欠点を克服するために、一つの感光体上で複数色を順次現像して重ねていく多重現像方式(例えば、特許文献1、2等)が提案されている。
図1は多重現像方式の一例を示している。初段帯電工程である帯電Aによって感光体表面を一様に帯電し、露光Aにより静電潜像を形成し、現像Aによって初段のトナー像を形成する。次に、帯電Bによって感光体表面並びに初段トナー像を帯電し、露光Bによりトナー像越しに静電潜像を形成し、現像Bによって初段トナー像上に二段目トナー像を形成する。
これらの工程を複数回経ることで、感光体上に複数色のトナー像を形成する。ここで、前段のトナー像を破壊しないよう、帯電方式としては非接触帯電であるコロナ帯電方式などを、また現像方式としては非接触現像であるクラウド現像方式などを採用するのが好ましい。
このような多重現像方式を高画質で成立させるための大きな課題として、前段で現像されたトナー像による影響を如何に低減するかがある。
トナー像による影響の中で最も大きな課題は、前段の現像工程によって形成されたトナー層が有する電位の影響を如何に取り除くかである。この課題を図13で説明する。
図13は、上で述べた図1における帯電Aから露光Bまでの工程における感光体並びにトナー像表面の電位に関する模式図である。図13(a)は初段帯電Aによる感光体上の表面電位を示しており、図13(b)は初段露光A後の感光体上の表面電位を示している。
初段現像時には約350[V]確保されている現像ポテンシャルによって、所定量のトナーが感光体上に付着する。
このトナー層(トナー像)はそれ自身が保持するトナー電荷により、新たな表面電位成分を生じさせ、ここではトナー層電位として約100[V]が生じている(図13(c))。
この状態に対して、帯電Bによって十分に再帯電が施されると、感光体並びにトナー像の表面電位がほぼ同一に確保される(図13(d))。この時、一般に、トナー層はマイナスイオンの一部を吸収するために、トナー層電位が上昇する(図13(d))。この状態に対して、トナー像が存在する部位とトナー像が存在しない部位とに、同じ光量にて露光Bを行った場合、トナー像の存在する部位の現像ポテンシャルは、トナー像の存在しない部位の現像ポテンシャルに対して、およそトナー層電位分のポテンシャル分が浅くなってしまう(図13(e))。その結果として、二段目現像において、初段トナー像の存在する部位と存在しない部位とで、トナーの付着量が大きく変化してしまい、高画質を達成することができない。
特開平08−087179号公報 特開平10−003191号公報 特許第2899815号公報 特許第2782872号公報 特開平8−286456号公報 特許第3703547号公報
このようなトナー層電位の問題を克服すべく、トナー層部位の存在する部位と存在しない部位とで書き込み露光の条件を変える方法が提案されている(例えば、特許文献3)。
このような方法によれば、原理的にはトナー層電位による不具合を解決することが可能であるが、例えば初段画像のエッジ部や微細なドット部に対して二段目以降の書き込み位置を厳密に制御することは、書き込み系そのものの精度や感光体駆動等の精度の点から非常に困難である。
また、特許文献4、5や6においては、トナー層に対して2段もしくは3段のコロナ放電工程を施すことで、トナー層電位を低減する方法が提案されている。
しかしながら、このような方式とした場合、コロナチャージャの数が増すとともに、コストアップや装置の大型化を避けられない。
本発明は、簡易・小型で且つ低コストな構成により、トナー層電位による上記課題を克服することができる画像形成装置の提供を、その目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、潜像担持体の移動方向に間隔をおいて配置された複数段の現像手段により一つの潜像担持体上で多重現像を行う画像形成装置において、最終段ではない各現像手段によって非接触で現像される単位面積当りのトナー付着個数が、
−2[個/m](但し、d[m]はトナー直径の個数平均値)
以下であり、且つ、各現像手段の間の前記潜像担持体上にはそれぞれ一段のコロナ発生手段が設けられ、前記コロナ発生手段により、前段で形成されたトナー像の有無にかかわらず次段では前記潜像担持体の最表面の電位を初段のコロナ発生手段による帯電電位とほぼ同一になるまで帯電することにより、前記現像手段間において一段階のみの帯電を行い、前記コロナ発生手段は、コロナ放電極に高電圧高周波のACバイアスを印加する構成を有し、正と負の両イオンが生成されるものであることを特徴とする。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の画像形成装置において、最上流の現像手段がブラック色トナーの現像手段であることを特徴とする。
請求項3記載の発明では、請求項1又は2記載の画像形成装置において、前記最終段ではない現像手段がイエロー色トナーの現像手段であり、イエロー色トナーの個数平均直径が、他色トナーの個数平均直径よりも大きいことを特徴とする。
請求項4記載の発明では、請求項1又は2記載の画像形成装置において、最終段の現像手段がシアン色トナーの現像手段であることを特徴とする。
請求項5記載の発明では、請求項記載の画像形成装置において、最終段の現像手段がシアン色トナーの現像手段であることを特徴とする。
請求項6記載の発明では、請求項1又は2記載の画像形成装置において、前記現像手段を構成するトナー担持体は、現像領域において前記潜像担持体と対向するように配置され、前記トナー担持体上でトナーが浮遊している状態のトナークラウドを形成し、前記トナー担持体と前記潜像担持体が非接触であることを特徴とする。
請求項7記載の発明では、請求項記載の画像形成装置において、前記トナー担持体上に所定の間隔で並べて配置された複数の電極に電圧が印加されるように構成され、この複数の電極間に形成される振動電界によって前記トナー担持体上に前記トナークラウドが担持され、且つ、前記トナー担持体の移動に伴う前記トナークラウドの移動によってトナーを現像領域に搬送することを特徴とする。
請求項8記載の発明では、請求項記載の画像形成装置において、前記トナー担持体上に所定の間隔で並べて配置された複数の電極に多相の電圧が印加されるように構成され、この複数の電極間に形成される進行波電界によって、前記トナー担持体上に前記トナークラウドを担持しつつ、トナーを現像領域に搬送することを特徴とする。
請求項9記載の発明では、請求項1〜8のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記現像手段に保持されている現像剤が1成分現像剤であることを特徴とする。
請求項10記載の発明では、請求項1〜のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記現像手段に保持されている現像剤が成分現像剤であることを特徴とする
請求項1記載の発明によれば、トナー像に対してコロナ放電を施した場合に、トナー層電位の上昇分を非常に低く抑えることが可能である。これは、トナー層中のトナー粒子数密度が低いことによって、コロナ放電によるイオンがトナー粒子間の空隙を通過しやすくなって潜像担持体に到達しやすくなるためと考えられる。
また、トナー像に対してコロナ放電を施した場合に、トナー層電位を大幅に低下させることが可能である。これは、トナー粒子の帯電極性とは逆極性のイオンがトナー粒子に吸着してトナー電荷を中和するのと同時に、トナー層中のトナー粒子数密度が低いことによって、コロナ放電によるイオンがトナー粒子間の空隙を通過しやすくなって潜像担持体に到達しやすくなるためと考えられる。
請求項記載の発明によれば、初段の現像をブラックトナーとすれば、その後の工程で基本的には他色を重ねる必要が無く、ブラックトナー像部に関しては図1で示したような上記課題は生じない。よって四色のプロセスカラーを利用した作像システムにおいては、ブラック色に続くそれ以外の三色分の現像ポテンシャル設計をしさえすれば良い。
請求項記載の発明によれば、フルカラートナー像を構成するトナー像のうち一色分(イエロー)に関しては、請求項1並びに請求項2の効果をさらに十分に発揮できる。
一般にトナー粒子径が小さいほど粒状感などの画質は良くなるとされているが、イエロー色は人間の知覚が鈍感なために、他色(ブラック色、マゼンタ色、シアン色など)と比較して大きな粒子径のトナーを適用しても粒状感などの画質には影響し難い。
請求項記載の発明によれば、静電潜像書き込み用の露光光源として、近赤外光源に比して、よりビーム径の絞りやすい赤色光源も利用可能となり、高精細画像が形成可能となる。マゼンタ色やイエロー色とは異なり、シアン色は赤色波長帯で吸収が大きく、近赤外波長帯にもやや吸収を持っているために、シアントナー層越しでの光減衰の少ない露光を行う場合、近赤外波長以上の光源が必要である。
しかし、シアン色を最下流とすることで、シアン色トナー像に対する露光は不要となるため、ビーム径を絞りやすい赤色波長帯の光源を利用することが可能となる。
請求項記載の発明によれば、非常に簡易小型で安価な構成にて、高精細のフルカラーの画像形成装置を構成することが可能である。
請求項記載の発明によれば、トナー担持体上のトナーが浮遊している状態(トナークラウド)を形成しているので、トナーとトナー担持体の間の付着量はとても小さいため、小さな現像ポテンシャル(画像部の潜像担持体電位と現像電位の差)であっても非接触にて十分な現像工程を遂行することが可能である。その結果として必要とされる潜像担持体の帯電電位は小さくできる。トナー層に対する帯電を含む再帯電工程におけるトナー層の帯電量の増加は、その再帯電工程での目標帯電電位の大きさに依存するので、潜像担持体の目標帯電電位が小さければトナー層の帯電量の増加を抑えることができる。これに、請求項に記載の条件を組み合わせることによって、トナー層の帯電量を非常に小さくすることができ、トナー層電位を小さくできる。
請求項記載の発明によれば、小型低コストな構成にて、トナー担持体表面近傍に対して均質で薄層のトナークラウドを安定して形成することができるので、さらに高画質な画像形成装置が実現できる。
請求項記載の発明によれば、トナー担持体表面の機械的駆動が無いために、小型低コストな構成にて画像形成装置を実現できる。
以下、本発明の実施形態を図を参照して説明する。
まず、図1〜図4基づいて本発明の成立経緯を説明する。図1において、潜像担持体としての感光体1を線速100[mm/s]で回転駆動し、1段目の帯電手段2Aによる帯電Aにて感光体1を−600[V]に帯電し、図示しない1段目の露光手段による露光Aにてベタ画像を書き込むことで感光体電位を−50[V]に落とし、そこに1段目の現像手段(以下、「現像装置」ともいう)3Aによる現像Aにてトナーを現像し、その後に2段目の帯電手段2Bによる帯電Bにてトナー層に対して帯電を施した時のトナー層電位を測定した。その結果を図2及び図3に示す。図3は図2の特徴部分を鮮明にしたグラフである。
現像Aにて使用したトナーの種類は、個数平均粒径が3[μm]、6[μm]、及び9[μm]の三種類であり、現像Aにおける現像トナー量を適宜変化させることで図2に示す結果を得た。また、帯電Bの条件として、ACコロトロン(コロナ放電極に高電圧高周波のACバイアスを印加し、感光体に対するAC電流の実効値を約200[μA])及びDCスコロトロン(コロナ放電極には高電圧のDCバイアスを印加)の二種類とした。
図2から、それぞれのトナー粒子径に対して、単位面積あたりのトナー個数に関して、トナー層電位が低値安定な領域と、トナー層電位が急激に立ち上がる領域とに二分されることが確認された。
鋭意研究の結果、これら両領域を分けている単位面積あたりのトナー個数が、トナー粒子直径の二乗の逆数(3[μm]、6[μm]、及び9[μm]のそれぞれに対して、0.11[μm−2]、0.028[μm−2]、及び0.012[μm−2])とほぼ一致していることを発見した。
これは、トナー層中のトナー粒子数密度が低いことによって、コロナ放電によるイオンがトナー粒子間の空隙を通過しやすくなって潜像担持体に到達しやすくなったためと考えられる。
また、DCスコロトロンに対してACコロトロンの方が圧倒的にトナー層電位が低くなっているのは、詳細は不明だが、トナー粒子の帯電極性とは逆極性のイオンがトナー粒子に吸着してトナー電荷を中和しているための考えられる。
以上から、感光体1上のトナー付着量が、d−2[個/m](但し、d[m]はトナー直径の個数平均値)以下となっていれば、次工程でのコロナ放電によるトナー層電位の上昇は大幅に抑制することができるだけではなく、ACコロナの効果により十分に低減することができることが理解できる。帯電手段としてACスコロトロンを用い、上記条件を踏襲して図示しない2段目の露光手段による露光Bまで実施した場合には、図4に示す結果を得る。
図4の原理を利用した幾つかの実施形態を以下に示す。
[第1の実施形態]
図1にて、現像Aはブラックトナーを現像する。ブラックトナーの粒子径や付着量は任意で良いがここでは露光時の遮光性を高めるために6[μm]とした。帯電Aと帯電Bは、DCコロトロン、DCスコロトロン、ACコロトロン、ACスコロトロン、などブラックトナー像を破壊しない非接触式の帯電手段であれば何でも良い。
帯電Bにより、ブラックトナー像の有無に関わらず、最表面の電位を帯電Aにおける電位とほぼ同一になるまで帯電させる。露光Bにより、イエローの画像を露光し、現像Bでイエロートナーを現像する。イエロートナーの粒子径は個数平均で9[μm]であり、付着量は単位面積あたり個数で約0.006[個/μm](約0.3[mg/cm])とする。
帯電Cを行う3段目の帯電手段2Cはコロナワイヤとケーシングの両者もしくはいずれか一方にDCオフセットを印加したACコロトロンであり、感光体1に対してAC電流の実行値で数十〜数百[μA]を流す。
これにより、イエロートナー像のトナー層電位を十分に低下した状態で、イエロートナー層下の感光体表面並びにイエロートナー層の無い感光体表面の両者を帯電Aとほぼ同一になるまで帯電できる(図4(d)の電位模式図を参照)。
次に、図示しない3段目の帯電手段による露光Cにより、イエロートナー像の無いところやイエロートナー像越しにマゼンタの画像を露光し、3段目の現像手段3Cによる現像Cにてマゼンタトナーを現像する。マゼンタトナーの粒子径は個数平均で9[μm]であり、付着量は単位面積あたり個数で約0.006[個/μm](約0.3[mg/cm])とする。
帯電Dを行う4段(最終段)目の帯電手段2Dは帯電Cと同様にコロナワイヤとケーシングの両者もしくはいずれか一方にDCオフセットを印加したACコロトロンであり、感光体1に対してAC電流の実行値で数十〜数百[μA]を流す。
帯電Dに進入してくるトナー像の構成は、ブラックトナー像の無いところにイエロートナー像とマゼンタトナー像があり、イエロートナー像及びマゼンタトナー像のそれぞれの単色での最大付着量は単位面積あたり個数で約0.006[個/μm]であり、二次色での最大付着量となっている部分はイエロートナー像とマゼンタトナー像が100%ずつ重なった約0.012[個/μm](約0.6[mg/cm])である。
つまり、図2からも分かる通り、帯電Dにおいてもイエロー単色トナー像、マゼンタ単色トナー像、及びこれらの二次色トナー像のトナー層電位は低い状態を維持したまま、これらトナー層下の感光体表面並びにこれらトナー層が無い感光体表面の両者を帯電Aとほぼ同一になるまで帯電できる(図4(d)の電位模式図を参照)。
最後に図示しない4段(最終段)目の露光手段による露光Dでシアン画像を露光し、4段(最終段)目の現像手段3Dによる現像Dにてシアントナーを現像する。シアントナーの粒子径などは任意で良いがここでは9[μm]とした。
なお、露光A、露光B、露光C、及び露光Dに関しては、イエロートナー、マゼンタトナー、及びシアントナーを透過可能な波長780[nm]近辺の近赤外光源を用いても良いが、シアントナーの現像工程が最下流であるため、シアントナーに対しては遮光性が高いがイエロートナーとマゼンタトナーに対しては透過性の高い650[nm]近辺の赤色光源を用いることも可能であり、よりビーム径の小さな高精細画像を形成することが可能となる。
各現像工程における前段トナー層の電位が十分に小さくなった結果、十分な現像ポテンシャルを確保することができるので、現像方式としては現像ギャップを150[μm]とした非接触の一成分DCジャンピング現像方式を利用することができる。
多重現像工程においては、前色のトナー像がある上から次色のトナー像を現像するので、前色のトナー像を乱さないように非接触の現像装置(現像手段)が必須となり、現像ローラと感光体との間の現像空間全域に対して交番電界を用いるACジャンピング現像は不向きである。
図1において、感光体1上に重ね合わされたフルカラートナー像は、転写手段としての転写ローラ16により転写体としての無端状の中間転写ベルト17上に転写され、図示しない2次転写部位で、図示しない給紙手段から所定のタイミングで送られてくる記録媒体上に図示しない2次転写手段(例えばローラ)により転写される。
トナー像を転写された記録媒体は図示しない定着手段へ送られ、フルカラートナー像を定着される。
符号15は転写後の感光体1の表面を清掃するクリーニング手段のクリーニングブレードを示す。
[第2の実施形態]
図1にて、現像Aはブラックトナーを現像する。ブラックトナーの粒子径や付着量は任意で良いがここでは露光時の遮光性を高めるために6[μm]とした。帯電Aと帯電Bを行う帯電手段は、DCコロトロン、DCスコロトロン、ACコロトロン、ACスコロトロン、などブラックトナー像を破壊しない非接触式の帯電手段であれば何でも良い。
帯電Bにより、ブラックトナー像の有無に関わらず、最表面の電位を帯電Aにおける電位とほぼ同一になるまで帯電させる。露光Bにより、イエローの画像を露光し、現像Bでイエロートナーを現像する。イエロートナーの粒子径は個数平均で12[μm]であり、付着量は単位面積あたり個数で約0.0035[個/μm](約0.4[mg/cm])とする。
帯電Cを行う帯電手段2Cはコロナワイヤとケーシングの両者もしくはいずれか一方にDCオフセットを印加したACコロトロンであり、感光体に対してAC電流の実行値で数十〜数百[μA]を流す。これにより、イエロートナー像のトナー層電位を十分に低下した状態で、イエロートナー層下の感光体表面並びにイエロートナー層の無い感光体表面の両者を帯電Aとほぼ同一になるまで帯電できる(図4(d)の電位模式図を参照)。
次に、露光Cにより、イエロートナー像の無いところやイエロートナー像越しにマゼンタの画像を露光し、現像Cにてマゼンタトナーを現像する。マゼンタトナーの粒子径は個数平均で6[μm]であり、付着量は単位面積あたり個数で約0.021[個/μm](約0.3[mg/cm])とする。
帯電Dを行う帯電手段2Dは帯電Cを行う帯電手段2Cと同様にコロナワイヤとケーシングの両者もしくはいずれか一方にDCオフセットを印加したACコロトロンであり、感光体1に対してAC電流の実行値で数十〜数百[μA]を流す。
帯電Dに進入してくるトナー像の構成は、ブラックトナー像の無いところにイエロートナー像とマゼンタトナー像があり、二次色での最大付着量となっている部分における総トナー総電位が十数[V]に収まっていることを確認した。
最後に露光Dでシアン画像を露光し、現像Dにてシアントナーを現像する。シアントナーの粒子径などは任意で良いがここでは6[μm]とした。イエロー以外のトナー粒子径は6[μm]と小さいため高画質化が可能である。イエロー色は人間の知覚には鈍感なため、さほど画質に影響を与えない。
なお、露光A、露光B、露光C、及び露光Dに関しては、イエロートナー、マゼンタトナー、及びシアントナーを透過可能な波長780[nm]近辺の近赤外光源を用いても良いが、シアントナーの現像工程が最下流であるため、シアントナーに対しては遮光性が高いがイエロートナーとマゼンタトナーに対しては透過性の高い650[nm]近辺の赤色光源を用いることも可能であり、よりビーム径の小さな高精細画像を形成することが可能となる。
各現像工程における前段トナー層の電位が十分に小くなった結果、十分な現像ポテンシャルを確保することができるので、現像方式としては現像ギャップを150[μm]とした非接触の一成分DCジャンピング現像方式を利用することができる。
多重現像工程においては、前色のトナー像がある上から次色のトナー像を現像するので、前色のトナー像を乱さないように非接触の現像装置が必須となり、現像ローラと感光体との間の現像空間全域に対して交番電界を用いるACジャンピング現像は不向きである。
[第3の実施形態]
第1及び第2の実施形態で用いた現像装置、すなわち現像A、現像B、現像C、及び現像Dに関して、図5〜図8に基づいた現像装置を適用する。
多重現像工程においては、前色のトナー像がある上から次色のトナー像を現像するので、前色のトナー像を乱さないように非接触の現像装置が必須となる。
図5に示すように、現像装置3は、トナー担持体としてのトナー担持ローラ5と、マグローラ6と、2成分現像剤と攪拌スクリュ7、8を収容するケース9等を備えている。
トナー担持ローラ5以外は通常の2成分現像方式と同じである。2成分現像剤は磁性キャリア粉にトナーを重量比で約6wt%となるように混合させたものである。この2成分現像剤を永久磁石の内包されたマグローラ6によってトナー担持ローラ5まで搬送し、そこでトナーの一部が印加されるバイアス電位によってトナー担時ローラ5に転移する。
トナー担持ローラ5に転移されたトナーは、以下に説明する原理によってトナークラウド(トナーが浮遊している状態)を形成し、トナー担持ローラ5の回転によって現像部(潜像担持体との対向部)へと運ばれる。
トナー担持ローラ5の表面の平均電位と潜像担持体電位との差によってトナー像が形成され、現像に寄与しなかった不要なトナーは再びマグローラ6の部位に戻ってくる。クラウドが形成されているので、トナーの付着力は非常に低く、トナー担持ローラ5によって現像部から戻ってきたトナーは、マグローラ6の回転に追随した2成分現像剤の穂によって容易に掻き取られたり均されたりする。
これを繰り返すことによって、トナー担持ローラ5上には常にほぼ一定量のトナーがクラウド状態として担持される。なお、トナー担持ローラ5へのトナー供給法として2成分現像方式を採用したが、現像装置の構成としてはこれに限定されるわけではなく、一成分現像方式としてもよい。
トナー担持ローラ5について詳細に説明する。
図6にトナー担持ローラ5の表面を拡大したもの(平面的に展開したもの)を示す。支持基板10上に空間周期的なアルミ蒸着電極11を配置して、表面を樹脂コート12で覆っている。但し、この周期的な電極の構成方法はこれに限られるものではない。
図7に示すように、周期的な電極の交互に、異なる波形の電圧Vaと電圧Vbを印加した時のトナークラウドの状態を図8に示す。VaとVbは図7に示すように時間的に逆向きである(位相が180度ずれている)ようにする。
すると、Vaを印加した電極とVbを印加した電極の間に振動電界が形成される。よって、トナーはVaを印加した電極とVbを印加した電極の間をホッピングして、トナークラウド(トナーが浮遊している状態)が形成される。
このようにしてトナー担持ローラ5上にトナーをクラウド状態として担持できる。なお、図7ではVaとVbは矩形波として示したが、正弦波で形成される通常の交流電圧であってもよい。また、ここでは周期的な電極を2分割して交互に異なる波形の電圧を印加したが、振動電界が形成されてトナーがホッピングしてクラウド状態を形成できる条件ならば3分割以上に分割してそれぞれに異なる波形の電圧を印加するように構成してもよい。
より詳細には、特開2007−133376号公報に記載の現像装置を用いることができる(上記各実施形態において同じ)。
本実施形態では、VaとVbには、交流成分がピーク間電圧600[V]、周波数1[kHz]の矩形波で、−200[V]の直流成分を重畳した電圧を印加する。現像領域で潜像へのトナーによる現像のきっかけとなる現像バイアスは、この電圧の時間平均値であり、−200[V]である。
現像ポテンシャルが小さくなった結果、必要とされる感光体1の帯電電位は小さくでき、−400[V]とした。トナー層に対する帯電を含む再帯電工程におけるトナー層の帯電量の増加は、その再帯電工程での目標帯電電位の大きさに依存するので、潜像担持体の目標帯電電位が小さければトナー層の帯電量の増加を抑えることができる。
その結果、第1及び第2の実施形態に対して、トナー層電位低減の効果がさらに高まるため、各現像工程におけるトナー付着量の上限値を高めたり、トナー粒子径をより小径のものを選択できたりすることが可能となり、さらなる高画質化を達成できる。
[第4の実施形態]
本実施形態における現像装置3'は、図9に示すように、第3の実施形態の現像装置3とほぼ同様な構成を有している。異なる点はトナー担持体13が回転駆動せずに固定されている点である。
その代わりに、本実施形態では、図10に示すように、周期的な電極を3分割(ここでは3分割としたがそれ以上でも良い)にして、図11に示すようにそれぞれの電極に異なる波形の電圧Va、Vb、Vcを印加する。
すると、第3の実施形態と同様に、トナーはVaを印加した電極とVbを印加した電極とVcを印加した電極の間をホッピングして、トナークラウド(トナーが浮遊している状態)が形成される。さらに、図12に示すように、Va、Vb、Vcの位相を適切にずらすことによって、トナーを搬送する進行波電界が生じる。これによってトナーを搬送することができる。したがって、トナー担持ローラ自体を機械的に回転させることなく、現像部(潜像担持体との対向部)へクラウド状態のトナーを運ぶことができる。
より詳細には、特開2004−198675号公報に記載の現像装置を用いることができる。
ここでは、VaとVbとVcには、交流成分がピーク間電圧700[V]、周波数1.5[kHz]の矩形波で、−200[V]の直流成分を重畳した電圧を印加する。現像領域で潜像へのトナーによる現像のきっかけとなる現像バイアスは、この電圧の時間平均値である。
つまり、現像バイアスは−200[V]である。現像ポテンシャルが小さくなった結果、必要とされる感光体1の帯電電位は小さくでき、−400[V]とした。
第3の実施形態と同様の効果により、トナー層電位低減が達成できる結果、各現像工程におけるトナー付着量の上限値を高めたり、トナー粒子径をより小径のものを選択できたりすることが可能となり、さらなる高画質化を達成できる。
なお、上記各実施形態においては露光手段が四つ設置された1パス(1回転)でのフルカラー作像装置(画像形成装置)の例を挙げたが、露光手段が二つもしくは一つなどで感光体を複数回転させることでフルカラー画像を作像する装置にも適用することができる。
また、ブラック色を含まないイエロー色とマゼンタ色とシアン色による三色カラー作像装置など、少なくとも二色以上を潜像担持体上に多重現像するあらゆる作像装置において同様に実施することができる。
また、上記各実施形態においては露光手段として、トナー層を介した露光のみを例示したが、感光体の背面(トナー層の無い側)からの露光手段なども採用できる。さらに、潜像担持体としてもドラム形状のみならずベルト形状のものも採用できる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の要部構成図である。 単位面積あたりのトナー個数とトナー層電位との関係を示す実験グラフである。 図2の特徴部分を鮮明にした実験グラフである。 本発明の特徴を説明するための2段目の露光までの状態を示す図である。 第3の実施形態に係る現像装置の概要構成図である。 トナー担持体(ローラ)の機能を示す平面展開図で、表面にトナー層が担持された状態を示す図である。 トナー担持体の電極に印加する電圧の波形図である。 トナー担持体の表面にトナークラウドが形成されている状態を示す図である。 第4の実施形態に係る現像装置の概要構成図である。 トナー担持体(ローラ)の機能を示す平面展開図で、表面にトナー層が担持された状態を示す図である。 トナー担持体の表面にトナークラウドが形成されている状態を示す図である。 トナー担持体の電極に印加する電圧の波形図である。 従来の多重現像におけるトナー層電位に係る問題点を説明するための図である。
符号の説明
1 潜像担持体としての感光体
3A、3B、3C、3D 現像手段
2A、2B、2C、2D コロナ発生手段
12 電極
13 トナー担持体としてのトナー担持ローラ

Claims (10)

  1. 潜像担持体の移動方向に間隔をおいて配置された複数段の現像手段により一つの潜像担持体上で多重現像を行う画像形成装置において、
    最終段ではない各現像手段によって非接触で現像される単位面積当りのトナー付着個数が、
    −2[個/m](但し、d[m]はトナー直径の個数平均値)
    以下であり、且つ、各現像手段の間の前記潜像担持体上にはそれぞれ一段のコロナ発生手段が設けられ、前記コロナ発生手段により、前段で形成されたトナー像の有無にかかわらず次段では前記潜像担持体の最表面の電位を初段のコロナ発生手段による帯電電位とほぼ同一になるまで帯電することにより、前記現像手段間において一段階のみの帯電を行い、
    前記コロナ発生手段は、コロナ放電極に高電圧高周波のACバイアスを印加する構成を有し、正と負の両イオンが生成されるものであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    最上流の現像手段がブラック色トナーの現像手段であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    前記最終段ではない現像手段がイエロー色トナーの現像手段であり、イエロー色トナーの個数平均直径が、他色トナーの個数平均直径よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    最終段の現像手段がシアン色トナーの現像手段であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3記載の画像形成装置において、
    最終段の現像手段がシアン色トナーの現像手段であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    前記現像手段を構成するトナー担持体は、現像領域において前記潜像担持体と対向するように配置され、前記トナー担持体上でトナーが浮遊している状態のトナークラウドを形成し、前記トナー担持体と前記潜像担持体が非接触であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6記載の画像形成装置において、
    前記トナー担持体上に所定の間隔で並べて配置された複数の電極に電圧が印加されるように構成され、この複数の電極間に形成される振動電界によって前記トナー担持体上に前記トナークラウドが担持され、且つ、前記トナー担持体の移動に伴う前記トナークラウドの移動によってトナーを現像領域に搬送することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項6記載の画像形成装置において、
    前記トナー担持体上に所定の間隔で並べて配置された複数の電極に多相の電圧が印加されるように構成され、この複数の電極間に形成される進行波電界によって、前記トナー担持体上に前記トナークラウドを担持しつつ、トナーを現像領域に搬送することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1つに記載の画像形成装置において、
    前記現像手段に保持されている現像剤が1成分現像剤であることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1〜8のいずれか1つに記載の画像形成装置において、
    前記現像手段に保持されている現像剤が2成分現像剤であることを特徴とする画像形成装置。
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