JP2007079286A - 画像形成装置及びこれに用いるプロセスカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ブラシローラを用いた接触帯電処理を行う場合に、局所的な過剰放電の発生を抑制し、感光体ドラム表面が局所的に過剰帯電する事態を抑制する。
【解決手段】 帯電手段は、表面にブラシが形成されたブラシローラ21と、これを回転駆動させる駆動モータ22と、このブラシローラに所定の帯電電圧を印加する電源23とから構成され、ブラシローラを潜像担持体1の表面に接触させることにより潜像担持体の表面を一様に帯電するものである。潜像担持体の外径は16[mm]以上34[mm]以下の範囲内であり、ブラシローラの外径は6[mm]以上24[mm]以下の範囲内であり、潜像担持体の外径及びブラシローラの外径はこれらの外径の和が40[mm]以下となるように設定されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ドラム状の潜像担持体の表面を帯電手段により一様に帯電し、帯電された潜像担持体表面に形成した潜像を現像して可視像化し、その可視像を最終的に記録材上に形成する画像形成装置及びこれに用いるプロセスカートリッジに関するものである。
この種の画像形成装置で使用される帯電手段としては、従来から、潜像担持体である感光体ドラムの表面に接触しないでこれを帯電するスコロトロン帯電器等の非接触帯電装置が使用されていた。しかし、非接触帯電装置は放電を発生させるためにオゾンやNOxといった種々の不具合を引き起こすことが知られる放電生成物を発生させる。そのため、近年では、このような放電生成物をほとんど発生させない接触型帯電装置が注目されている。
接触型帯電装置としては、平らな表面をもつ帯電ローラや帯電フィルム又は固定式若しくは回転式の帯電ブラシ等の接触帯電部材を感光体ドラム表面に当接させて帯電処理を行うものが知られている。接触型帯電装置の場合、感光体ドラム表面に付着したトナー等の付着物が接触帯電部材に付着して経時的に帯電能力が低下しやすい。上述した接触帯電部材の中では、経時的な帯電能力の低下が比較的少ない点で、回転型の帯電ブラシ(ブラシローラ)が有用である。このようなブラシローラを用いたものとしては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この特許文献1に記載された画像形成装置は、ブラシローラである帯電用ロールブラシを、感光体ドラム表面の表面移動方向に対してカウンター方向に回転駆動しながら、帯電処理を行う。
特開平11−84798号公報
ところが、このようなブラシローラによる帯電処理では、感光体ドラム表面に接触した後のブラシ先端がその感光体ドラム表面から離れる際に局所的な過剰放電が起こりやすいという欠点がある。このような局所的な過剰放電が起こると、対応する感光体ドラム表面上の箇所が局所的に過剰帯電するという問題があった。この問題は、例えば、いわゆるネガポジ現像においては、その過剰帯電箇所を露光しても十分に電位を落とすことができない結果、その箇所にはトナーが付着せず、画像上に白斑点が発生するという事態を引き起こす。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、ブラシローラを用いた接触帯電処理を行う場合に、局所的な過剰放電の発生を抑制し、感光体ドラム表面が局所的に過剰帯電する事態を抑制し得る画像形成装置及びこれに用いるプロセスカートリッジを提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、ドラム状の潜像担持体と、該潜像担持体の表面を一様に帯電する帯電手段と、該帯電手段により帯電された該潜像担持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、該潜像担持体の表面上の潜像を可視像化する現像を行う現像手段とを有し、該潜像担持体の表面上の可視像を最終的に記録材上に形成する画像形成装置において、上記帯電手段は、表面にブラシが形成されたブラシローラと、該ブラシローラを回転駆動させる駆動手段と、該ブラシローラに所定の帯電電圧を印加する電圧印加手段とから構成され、該ブラシローラを上記潜像担持体の表面に接触させることにより該潜像担持体の表面を一様に帯電するものであり、該潜像担持体の外径が16[mm]以上34[mm]以下の範囲内であり、該ブラシローラの外径が6[mm]以上24[mm]以下の範囲内であり、該潜像担持体の外径及び該ブラシローラの外径は、これらの外径の和が40[mm]以下となるように設定されていることを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記潜像担持体の外径は24[mm]以上30[mm]以下の範囲内であり、かつ、上記ブラシローラの外径は10[mm]以上16[mm]以下の範囲内であることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の画像形成装置において、上記電圧印加手段は、上記ブラシローラに直流帯電電圧を印加するものであり、上記ブラシローラとして、ブラシが斜毛したものを用いることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の画像形成装置において、上記直流帯電電圧の値は、700[V]以上1200[V]以下であることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1又は2の画像形成装置において、上記電圧印加手段は、ピークツゥピーク電圧値が600[V]以上1100[V]以下である交番電圧を上記ブラシローラに印加するものであることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5の画像形成装置において、上記ブラシローラとして、ブラシが斜毛したものを用いることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項6の画像形成装置において、上記潜像担持体の表面に対する上記ブラシローラのブラシ食い込み量は、0.4[mm]以下であることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1、2、3、4、5、6又は7の画像形成装置において、上記駆動手段は、上記ブラシローラを上記潜像担持体の表面移動方向に対して連れ回り方向に回転駆動させるものであることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、ドラム状の潜像担持体と、該潜像担持体の表面を一様に帯電する帯電手段と、該帯電手段により帯電された該潜像担持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、該潜像担持体の表面上の潜像を可視像化する現像を行う現像手段とを有し、該潜像担持体の表面上の可視像を最終的に記録材上に形成する画像形成装置の本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジにおいて、上記帯電手段は、表面にブラシが形成されたブラシローラと、該ブラシローラを回転駆動させる駆動手段と、該ブラシローラに所定の帯電電圧を印加する電圧印加手段とから構成され、該ブラシローラを上記潜像担持体の表面に接触させることにより該潜像担持体の表面を一様に帯電するものであり、該潜像担持体の外径が24[mm]以上30[mm]以下の範囲内であり、該ブラシローラの外径が10[mm]以上16[mm]以下の範囲内であり、該潜像担持体の外径及び該ブラシローラの外径は、これらの外径の和が40[mm]以下となるように設定されており、少なくとも該潜像担持体及び該ブラシローラを一体に支持していることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項9のプロセスカートリッジにおいて、上記潜像担持体の外径は24[mm]以上30[mm]以下の範囲内であり、かつ、上記ブラシローラの外径は10[mm]以上16[mm]以下の範囲内であることを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項9又は10のプロセスカートリッジにおいて、上記ブラシローラとして、ブラシが斜毛したものを用いることを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項11のプロセスカートリッジにおいて、上記潜像担持体の表面に対する上記ブラシローラのブラシ食い込み量は、0.4[mm]以下であることを特徴とするものである。
本発明においては、ドラム状の潜像担持体とブラシローラの各外径を、その和が40[mm]以下となるように、前者については24[mm]以上30[mm]以下の範囲内で、後者については10[mm]以上16[mm]以下の範囲内で、それぞれ設定される。潜像担持体の外径及びブラシローラの外径がこのように設定されると、潜像担持体及びブラシローラの曲率の少なくとも一方が大きくなる。その結果、通常の使用環境であれば、潜像担持体の外径及びブラシローラの外径が上記のように設定されていない場合に比べて、潜像担持体表面との接触領域に対してブラシローラの表面移動方向下流側に隣接する領域(ブラシローラのブラシ先端が潜像担持体表面から離れる領域)での局所的な過剰放電が抑制される。その理由は、詳しくは後述するが、潜像担持体及びブラシローラの曲率の少なくとも一方が大きくなることで、上記領域中において、潜像担持体表面とブラシローラのブラシ先端との距離が放電の発生し得る距離以下となる領域(放電発生領域)が少なくなるからであると考えられる。
なお、局所的な過剰放電は、潜像担持体表面とブラシローラのブラシ先端との距離以外にも、これらの間の電位差にも影響すると考えられるが、その電位差が通常の範囲である限りにおいては、上記設定により局所的な過剰放電を抑制する効果が十分に得られる。
以上、本発明によれば、ブラシローラを用いた接触帯電処理を行う場合の局所的な過剰放電の発生を抑制することができるので、感光体ドラム表面が局所的に過剰帯電する事態を抑制することができるという優れた効果が奏される。
以下、本発明を、画像形成装置としての電子写真式レーザプリンタ(以下、「プリンタ」という。)に適用した一実施形態について説明する。
図2は、本実施形態に係るプリンタ全体の概略構成を示す説明図である。
このプリンタは、潜像担持体としてのドラム状の感光体1の周辺に、感光体1の表面を一様帯電する帯電手段としての帯電装置2、画像情報に基づいて変調されたレーザー光線3を感光体1に照射する潜像形成手段としての図示しない露光装置、感光体1に形成された静電潜像に対し現像剤担持体としての現像ローラ41上の帯電トナーを付着させることでトナー像(可視像)を形成する現像手段としての現像装置4、感光体1上に形成されたトナー像を記録材としての転写紙に転写する転写装置5、転写後に感光体1上に残ったトナーを除去するクリーニング装置7等が順に配設されている。
また、図示しない給紙トレイ等から転写紙を図中破線矢印Cに沿って給紙・搬送する図示しない給紙搬送装置、転写装置5で転写されたトナー像を転写紙に定着する定着装置6なども設けられている。
なお、上記プリンタを構成する複数の装置の一部は、プリンタ本体に対して着脱可能に一体構造物(ユニット)として構成してもよい。本実施形態では、感光体1と、帯電装置2を構成するブラシローラ21と、現像装置4と、クリーニング装置7とを一体に支持し、プリンタ本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジとして構成している。プロセスカートリッジは、このような構成に限らず、少なくとも感光体1と帯電装置2を構成するブラシローラ21とを一体に支持したものであればよい。
上記構成のプリンタにおいて、図中矢印Aの方向に回転駆動する感光体1の表面は、帯電装置2により一様帯電される。帯電装置2の帯電処理についての詳細は後述する。帯電された後の感光体1の表面には、画像情報に基づいて変調されたレーザー光線3が露光装置から感光体軸方向にスキャンされて照射される。これにより、感光体1上に静電潜像が形成される。感光体1上に形成された静電潜像は、現像装置4の現像ローラ41と対向する現像領域において現像ローラ41上の帯電トナーが付着して現像されることにより、トナー像となる。一方、転写紙は図示しない給紙搬送装置で給紙・搬送され、レジストローラにより所定のタイミングで感光体1と転写装置5とが対向する転写領域に送出・搬送される。そして、転写装置5により、感光体1上のトナー像とは逆極性の電荷を転写紙に付与することで、感光体1上に形成されたトナー像が転写紙に転写される。次いで、転写紙は、感光体1から分離され、定着装置6に送られてトナー像が定着された後、機外に排出される。転写装置5でトナー像が転写された後の感光体1の表面は、クリーニング装置7でクリーニングされ、感光体1上に残ったトナーが除去される。
上記感光体1は、アルミ等の素管に感光性を有する無機又は有機感光体を塗布し、感光層を形成したものであるが、他の構成を有するものであってもよい。なお、本実施形態では負極性に一様帯電する感光体1を使用しているが、トナーの帯電極性等との関係を考慮し必要に応じて正極性に一様帯電するものを使用してもよい。
次に、本発明の特徴部分である帯電処理について説明する。
図1は、帯電装置2の概略構成を示す説明図である。
本実施形態の帯電装置2は、表面にブラシが形成されたブラシローラ21と、ブラシローラ21を回転駆動させる駆動手段としての駆動モータ22と、ブラシローラ21に所定の帯電電圧を印加する電圧印加手段としての電源23とから構成されている。この帯電装置2は、図示のように、ブラシローラ21を感光体1の表面に接触させることにより感光体表面を一様に帯電する。図示において、符号L1はブラシローラ21の外径を示し、符号L2は感光体1の外径を示し、符号L3は感光体表面に対するブラシローラ21のブラシ食い込み量を示す。ここで、「ブラシ食い込み量」とは、感光体1の回転中心とブラシローラ21の回転中心とを結ぶ仮想直線上における、感光体1が配置されていないときにブラシ先端が位置する地点と感光体1を配置したときに感光体表面が位置する地点との距離を意味する。
本実施形態のブラシローラ21は、体積抵抗率が約108[Ω・cm]で太さが2[デニール]のブラシ毛が密度200[kF]で設けられた平板状のブラシ素材を、シャフト21aにロール状に巻き付けてなる。ブラシ毛の材質として、ナイロン(登録商標)やアクリル繊維等を用いることができる。そして、ブラシローラ21をブラシ食い込み量が0.25[mm]となるように配置し、駆動モータ22によりブラシローラ21を感光体1の表面移動方向に対して連れ回り方向Bに回転駆動させながら、接触帯電処理を行った。このときに電源23からブラシローラ21に印加する電圧は、ピークツゥピーク電圧値VPPが600[V]以上1100[V]以下、好ましくは800[V]以上1100[V]以下である交番電圧とした。
本実施形態において、感光体1は、その外径が16[mm]以上34[mm]の範囲内、好ましくは24[mm]以上30[mm]以下の範囲内のものである。感光体1の外径が16[mm]未満であると、安定した画像形成を行うことが困難となる。感光体1の外径が24[mm]以上であればコストを高騰させずに安定した画像形成を行い得る感光体の生産が可能である。
一方、ブラシローラ21は、その外径が6[mm]以上24[mm]の範囲内、好ましくは10[mm]以上16[mm]以下の範囲内のものである。ブラシローラ21の芯金には最小でも4[mm]程度の径が必要であり、またブラシ本来の機能を発揮するには1[mm]程度のブラシ長は必要なので、ブラシローラ21の外径としては最小で6[mm]程度となる。
そして、本実施形態では、これらの各外径の和が40[mm]以下となるように、各外径が設定されている。本実施形態では、感光体1の外径が24[mm]であり、ブラシローラ21の外径が11[mm]である。感光体1の外径及びブラシローラ21の外径がこのように設定されると、感光体1及びブラシローラ21の曲率の少なくとも一方が大きくなる。その結果、このような設定でない場合に比べて、感光体表面との接触領域Xに対してブラシローラの表面移動方向下流側に隣接する領域(図中右側に隣接する領域)での局所的な過剰放電が抑制される。
なお、本実施形態ではクリーニング装置7を備えた作像システムについて説明したが、このようなクリーニング装置7を備えないクリーナレスシステムにおいて上述した設定を採用して局所的な過剰放電を抑制することは有用である。クリーナレスシステムは、転写残トナーをクリーニング装置7のような専用のクリーニング手段で感光体1上から回収するのではなく、現像装置4等によって回収するシステムである。このようなシステムでは、転写残トナーが付着した感光体1の表面がブラシローラ21と接触することになるので、ブラシローラ21に転写残トナーが付着しやすい。ブラシローラ21に転写残トナーが付着すると、ブラシローラ21と感光体1の表面との間の抵抗が上昇し、局所的な過剰放電(集中放電)が起こりやすくなる。よって、上述した設定を採用し、集中放電が起こりやすいクリーナレスシステムにおいて集中放電を抑制することは有用である。
〔実験例1〕
次に、本発明者が行った実験(以下、本実験を「実験例1」という。)について説明する。
本実験例1で用いたブラシローラ21は、上記実施形態のものと同様に、体積抵抗率が約108[Ω・cm]で太さが2[デニール]である直毛のブラシ毛を密度200[kF]で植毛された平板状のブラシ素材を、シャフト21aにロール状に巻き付けてなるものである。そして、本実験例1では、ブラシローラ21を感光体1の表面移動方向に対してカウンター方向(図中矢印Bとは逆向き)に回転駆動させ、ブラシローラ21に直流電圧を印加した。本実施例1における感光体1のプロセス速度は100[mm/s]であり、ブラシローラ21に印加する直流電圧は−1.2[kV]であり、ブラシ食い込み量L3は0.5[mm]である。
本実験例1では、外径が互いに異なる複数の感光体1と、外径が互いに異なる複数のブラシローラの外径とを用いて、上記プリンタにより、1×1画像及び2×2画像の均一なハーフトーンのベタ画像を形成し、その形成画像中にある白斑点の発生レベルを3段階で評価した。1×1画像とは、1[dot]の画像部と1[dot]の非画像部とを交互に存在する画像であり、2×2画像とは、2[dot]の画像部と2[dot]の非画像部とを交互に存在する画像である。1×1画像の方が2×2画像よりも白斑点が目立つ。本実験例1における具体的な評価方法は、本実験例1で形成した画像と予め用意しておいた評価用画像とを、本発明者の目視で比較する。この評価用画像は、白斑点の発生レベルが実用可能な許容限界であるものである。そして、比較の結果、2×2画像について評価用画像よりも白斑点の発生レベルが低い場合(すなわち白斑点の数が多い場合)にはバツと評価し、2×2画像について評価用画像よりも白斑点の発生レベルが高い場合には一重丸と評価し、1×1画像について評価用画像よりも白斑点の発生レベルが高い場合には二重丸と評価した。下記の表1に、本実験例1の実験結果を示す。
Figure 2007079286
上記表1に示すように、本実験例1の結果から、感光体1の外径とブラシローラ21の外径との和が40[mm]以下であるとき、一重丸以上の評価結果が得られることが確認された。その理由は次のように考えられる。すなわち、白斑点の発生は、感光体1の表面に接触した後のブラシ先端がその感光体表面から離れる際に発生する局所的な過剰放電が原因である。具体的には、ブラシ先端が感光体表面から離れた後、その先端と感光体表面とが互いに近接した状態になると、局所的な過剰放電(集中放電)が発生し得る。よって、ブラシ先端と感光体表面とが互いに近接する領域(放電発生領域)が広いほど、局所的な過剰放電が起こりやすい状況になる。感光体1の外径とブラシローラ21の外径との和が40[mm]以下である場合、感光体1及びブラシローラ21の曲率の少なくとも一方が大きくなる。これにより、ブラシ先端が感光体表面から離れた後の領域中に存在する放電発生領域が少なくなる。その結果、局所的な過剰放電が起こりにくい状況になり、白斑点の評価が改善されたものと考えられる。
なお、本実験例1では、感光体1の表面移動方向に対してブラシローラ21をカウンター方向に回転駆動させる場合であるが、連れ回り方向に回転駆動した場合でも同様の結果(より良好な結果)が得られた。
また、本実験例1では、感光体1のプロセス線速を100[mm/s]としたが、50[mm/s]以上200[mm/s]以下の範囲内でも同様の結果が得られた。
また、本実験例1では、ブラシローラ21に印加する電圧として−1.2[kV]の直流電圧を印加したが、−0.7[kV]以上−1.2[kV]未満の範囲内でも同様の結果が得られた。
本実験例1では、ブラシローラ21への印加電圧として、交流電圧よりも放電が発生しやすい直流電圧を使用し、その直流電圧値として−1.2[kV]という通常使用される範囲の上限値に近い値を用いている。よって、本実験例1による結果は、ブラシローラ21への印加電圧が通常使用される範囲内である限り、同様である。
〔実験例2〕
次に、本発明者が行った他の実験(以下、本実験を「実験例2」という。)について説明する。
本実験例2においては、上記実験例1において評価結果が一重丸であった2つの構成(感光体外径が30[mm]でブラシローラ外径が10[mm]の構成と、感光体外径が24[mm]でブラシローラ外径が11[mm]の構成)につき、ブラシローラ21のパイル長を1[mm]伸ばし、斜毛量が2[mm]となるように斜毛させたものを用いる。そして、これらの構成について、上記実験例1と同じ実験を行った。下記の表2に、本実験例2の実験結果を示す。
Figure 2007079286
上記表2に示すように、ブラシローラ21のブラシを斜毛させた場合、1×1画像についても評価用画像より白斑点の発生レベルが高くなり、その評価は二重丸となった。その理由は次のように考えられる。
すなわち、ブラシローラ21のブラシを斜毛させることで、上記放電発生領域において、感光体1の表面に対してブラシ先端が真っ直ぐに対向せず、感光体1の表面に対してブラシが寝た状態になってブラシ胴体部分が感光体1の表面に対向するようになる。これにより、放電がしにくい状況になって局所的な過剰放電の発生が更に抑制された結果、白斑点の発生レベルが改善されたものと考えられる。
なお、本実験例2の結果は、感光体1の表面移動方向に対してブラシローラ21を連れ回り方向に回転駆動した場合、感光体1のプロセス線速が50[mm/s]以上200[mm/s]以下の範囲内である場合、ブラシローラ21に印加する電圧を−0.7[kV]以上−1.2[kV]未満の範囲内とした場合でも、同様の結果が得られた。
〔実験例3〕
次に、本発明者が行った更に他の実験(以下、本実験を「実験例3」という。)について説明する。
本実験例3においては、上記実験例1で用いた構成につき、ブラシローラ21に印加する電圧として交番電圧を用いて、上記実験例1と同じ評価を行った。使用した交番電圧は、−500[V]の直流電圧に、周波数が200[Hz]で1.2[kV]のピークツゥピーク電圧値VPPをもつDUTY比が50[%]の矩形波交流電圧を重畳させたものである。下記の表3に、本実験例3の実験結果を示す。
Figure 2007079286
上記表3に示すように、1.2[kV]のピークツゥピーク電圧値VPPをもつ交番電圧を用いた場合でも、感光体1の外径とブラシローラ21の外径との和が40[mm]以下であるときに評価結果が一重丸以上であるという上記実験例1と同様の結果が得られた。なお、本実験例3の評価結果は、3段階評価では上記実験例1と同じであるが、細かく見れば上記実験例1の場合よりも白斑点の発生レベルは改善されている。その理由は次のように考えられる。
すなわち、ブラシローラ21に交番電圧を印加することにより、上記放電発生領域では、放電を発生させて感光体1の表面帯電量を高める放電電界と、感光体1の表面帯電量を低下させる除電電界とが交互に形成される。これにより、放電電界が形成されているときに局所的な過剰放電が起きても、その後に除電電界が形成されることで、過剰放電が起きた感光体表面上の箇所が除電される。その結果、過剰放電により過剰に帯電した当該箇所の帯電量が低下し、白斑点の発生レベルが改善されたものと考えられる。
特に、上記表3に示すように、感光体外径が24[mm]でブラシローラ外径が11[mm]の構成につき、ピークツゥピーク電圧値VPPを1.2[kV]よりも下げた、1.1[kV]及び800[V]の交番電圧を印加したところ、1×1画像についても評価用画像より白斑点の発生レベルが高くなり、その評価は二重丸に改善された。よって、ブラシローラ21に印加する交番電圧としては、ピークツゥピーク電圧値VPPが1100[V]以下であるのが好ましい。ただし、ピークツゥピーク電圧値VPPが600[V]未満であると、交番電圧による帯電ムラ抑制効果が十分に得られなくなるので、ブラシローラ21に印加する交番電圧のピークツゥピーク電圧値VPPは600[V]以上であるのが好ましい。
〔実験例4〕
次に、本発明者が行った更に他の実験(以下、本実験を「実験例4」という。)について説明する。
本実験例4においては、感光体外径が24[mm]でブラシローラ外径が11[mm]の構成について、上記実験例3の条件の一部を変更し、常湿環境下(湿度50[%]程度)と、低湿環境下(湿度15[%]程度)とでの白斑点発生レベルの評価をそれぞれ行った。なお、放電は湿度が下がるほど発生しやすくなるので、常湿環境よりも低湿環境の方が厳しい評価となる。下記の表4に、本実験例4の実験結果を示す。
Figure 2007079286
上記表4に示すように、食い込み量を0.6[mm]としたときのブラシローラ21について、そのブラシ毛が直毛である場合と斜毛である場合とでは、斜毛させた方が白斑点の発生レベルが改善された。その理由は、上記実験例2における場合と同様である。これにより、ブラシローラ21に交番電圧を印加した場合も、直流電圧を印加した場合と同様に、斜毛による改善効果が得られることが確認された。
なお、この実験結果から低湿環境下においては、感光体1の外径とブラシローラ21の外径との和が40[mm]以下であっても、白斑点の発生レベルの評価がバツであった。しかし、通常の使用環境は常湿環境であるので、通常の使用環境で使用する限りにおいては、感光体1の外径とブラシローラ21の外径との和が40[mm]以下であれば、白斑点の発生レベルの評価が一重丸以上となる。
次に、食い込み量が0.6[mm]である斜毛のブラシローラ21について、感光体1の表面移動方向に対する回転方向がカウンター方向である場合と連れ回り方向である場合とを比較する。上記表4に示すように、これらの場合は、いずれも常湿環境下における白斑点の発生レベルは二重丸であるが、常湿環境よりも厳しい評価条件となる低湿環境下の評価結果を見ると、連れ回り方向である方が白斑点の発生レベルが改善された。その理由は次のように考えられる。
すなわち、ブラシローラ21のブラシ先端が感光体1の表面から離れるときに発生する放電は、その離れた後の放電発生領域におけるブラシ先端と感光体表面との電位差が大きいほど発生しやすい。感光体1の表面移動方向に対するブラシローラ21の回転方向がカウンター方向である場合、放電発生領域に存在する感光体1の表面は、ブラシローラ21による帯電処理前のものであり、その表面電位は低い状態になっている。これに対し、感光体1の表面移動方向に対するブラシローラ21の回転方向が連れ回り方向である場合、放電発生領域に存在する感光体1の表面は、ブラシローラ21による帯電処理後のものであり、その表面電位は高い状態になっている。したがって、放電発生領域におけるブラシ先端と感光体表面との電位差は、ブラシローラ21の回転方向が連れ回り方向である方が、カウンター方向である場合に比べて小さい。この結果、ブラシローラ21の回転方向が連れ回り方向である場合、カウンター方向である場合に比べて白斑点の発生レベルが改善されたものと考えられる。
次に、斜毛のブラシローラ21を感光体1の表面移動方向に対する回転方向が連れ回り方向となるように回転駆動させた構成において、そのブラシ食い込み量を変化させた場合を比較する。上記表4に示すように、これらの場合は、いずれも常湿環境下における白斑点の発生レベルは二重丸であるが、常湿環境よりも厳しい評価条件となる低湿環境下の評価結果を見ると、ブラシ食い込み量が少ないほど白斑点の発生レベルが改善された。その理由は次のように考えられる。
すなわち、感光体1の表面と接触しているときのブラシ先端は感光体表面に押さえつけられた状態になっているため、感光体1の表面から離れる際にはブラシ先端がそのブラシ自体のもつ復元力によって跳ね上がるような挙動をとる。このときの復元力が大きいほど跳ね上がり量が大きくなり、跳ね上がり量が大きいほど斜毛であるブラシ毛が直毛に近い状態になる。感光体1の表面から離れた直後にブラシ毛が直毛に近い状態になると、上述した斜毛による白斑点発生レベルの改善効果が低減してしまう。そして、斜毛による白斑点発生レベルの改善効果を低減させる原因であるブラシの復元力は、ブラシ食い込み量が多いほど大きいものとなる。よって、ブラシ食い込み量が少ないほど白斑点の発生レベルが改善されるものと考えられる。
以上の説明では、単色画像形成用の画像形成装置を例に挙げて説明したが、本発明は複数色画像形成用の画像形成装置にも適用可能である。
図3は、いわゆる中間転写方式を採用したタンデム型の画像形成装置の主要部を示す説明図である。この画像形成装置は、中間転写体としての中間転写ベルト8の平坦部に沿って、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各色ごとの4つの感光体1C,1M,1Y,1Bkが配置されている。なお、各感光体1C,1M,1Y,1Bkの周囲に配置される各装置又は各部材は、上記実施形態1の場合と同様である。この画像形成装置においては、各感光体1C,1M,1Y,1Bk1上にそれぞれ形成された各色のトナー像が中間転写ベルト8上に互いに重なり合うように順次1次転写される。重なり合うように転写されて中間転写ベルト8上に形成されたカラートナー像は、2次転写装置9により転写紙P上に2次転写される。その後、カラートナー像を担持した転写紙Pは、図示しない定着装置で定着処理がなされた後、機外に排出される。このような画像形成装置において、各感光体1C,1M,1Y,1Bkの外径とその表面を一様に帯電する各帯電装置2C,2M,2Y,2Bkのブラシローラの外形との和が40[mm]以下となるように構成することで、上述した実施形態1と同様に、局所的な過剰放電を抑制できる。その結果、各色のトナー像は白抜けの少ないものとなり、適正な色再現がなされた高品質なカラー画像を形成することができる。
また、図4は、いわゆる中間転写方式を採用したワンドラム型の画像形成装置の主要部を示す説明図である。この画像形成装置は、1つの感光体1と中間転写体としての中間転写ベルト8とを備え、その感光体1に対して、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各色ごとの4つの現像装置4C,4M,41Y,41Bkが配置されている。この画像形成装置においては、各色の静電潜像を感光体1上に順次形成し、その各色静電潜像を、対応する色の現像装置4C,4M,41Y,41Bkでそれぞれ順次現像する。感光体1上のトナー像は、中間転写ベルト8上に互いに重なり合うように順次1次転写される。重なり合うように転写されて中間転写ベルト8上に形成されたカラートナー像は、2次転写装置9により転写紙P上に2次転写される。その後、カラートナー像を担持した転写紙Pは、図示しない定着装置で定着処理がなされた後、機外に排出される。このような画像形成装置において、感光体1の外径とその表面を一様に帯電する各帯電装置2のブラシローラの外形との和が40[mm]以下となるように構成することで、上述した実施形態1と同様に、局所的な過剰放電を抑制できる。その結果、各色のトナー像は白抜けの少ないものとなり、適正な色再現がなされた高品質なカラー画像を形成することができる。
以上、上記実施形態の画像形成装置は、ドラム状の潜像担持体である感光体1と、感光体1の表面を一様に帯電する帯電手段としての帯電装置2と、帯電装置2により帯電された感光体1の表面に潜像を形成する潜像形成手段としての露光装置と、感光体1の表面上の潜像を可視像化する現像を行う現像手段としての現像装置4とを有し、感光体1の表面上の可視像を最終的に記録材としての転写紙上に形成する。帯電装置2は、表面にブラシが形成されたブラシローラ21と、ブラシローラ21を回転駆動させる駆動手段としての駆動モータ22と、ブラシローラ21に所定の帯電電圧を印加する電圧印加手段としての電源23とから構成され、ブラシローラ21を感光体1の表面に接触させることにより感光体1の表面を一様に帯電するものである。そして、感光体1の外径が24[mm]以上30[mm]以下の範囲内であり、ブラシローラ21の外径が10[mm]以上16[mm]以下の範囲内であり、感光体1の外径及びブラシローラ21の外径は、これらの外径の和が40[mm]以下となるように設定されている。これにより、上述した実験例1で説明したように、このような設定でない場合に比べて、感光体表面との接触領域Xに対してブラシローラの表面移動方向下流側に隣接する領域での局所的な過剰放電が抑制される。その結果、形成した画像中における白斑点の発生レベルを抑制でき、画質が改善される。
また、上記実験例2で説明したように、電源23により、ブラシローラ21に直流帯電電圧、特に700[V]以上1200[V]以下の範囲内の直流帯電電圧を印加する場合において、ブラシが斜毛したブラシローラ21を用いることにより、形成した画像中における白斑点の発生レベルを更に抑制することができる。
また、上記実験例3で説明したように、電源23により、ピークツゥピーク電圧値VPPが600[V]以上1100[V]以下である交番電圧をブラシローラ21に印加すれば、直流帯電電圧を印加する場合に比べて白斑点の発生レベルが更に改善される。
特に、上記実験例4で説明したように、ブラシが斜毛したブラシローラ21を用いれば、直流帯電電圧を印加した場合と同様に、斜毛による白斑点の発生レベルの改善効果が得られる。この場合、更に、感光体1の表面に対するブラシローラ21のブラシ食い込み量を0.4[mm]以下とすれば、上記実験例4で説明したように、白斑点発生レベルの更なる改善を図ることができる。
また、上記実験例4で説明したように、駆動モータ22により、ブラシローラ21を感光体1の表面移動方向に対して連れ回り方向に回転駆動させれば、カウンター方向に回転駆動させる場合に比べて、白斑点の発生レベルを更に改善できる。
なお、上記実施形態では、プリンタを例に挙げて説明したが、本発明は、複写機やFAXなど他の画像形成装置にも適用できるものである。
実施形態に係るプリンタに備わった帯電装置の概略構成を示す説明図。 同プリンタ全体の概略構成を示す説明図。 中間転写方式を採用したタンデム型の画像形成装置の主要部を示す説明図。 中間転写方式を採用したワンドラム型の画像形成装置の主要部を示す説明図。
符号の説明
1 感光体
2 帯電装置
4 現像装置
5 転写装置
6 定着装置
7 クリーニング装置
8 中間転写ベルト
9 2次転写装置
21 ブラシローラ
22 駆動モータ
23 電源
41 現像ローラ

Claims (12)

  1. ドラム状の潜像担持体と、
    該潜像担持体の表面を一様に帯電する帯電手段と、
    該帯電手段により帯電された該潜像担持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
    該潜像担持体の表面上の潜像を可視像化する現像を行う現像手段とを有し、
    該潜像担持体の表面上の可視像を最終的に記録材上に形成する画像形成装置において、
    上記帯電手段は、表面にブラシが形成されたブラシローラと、該ブラシローラを回転駆動させる駆動手段と、該ブラシローラに所定の帯電電圧を印加する電圧印加手段とから構成され、該ブラシローラを上記潜像担持体の表面に接触させることにより該潜像担持体の表面を一様に帯電するものであり、
    該潜像担持体の外径が16[mm]以上34[mm]以下の範囲内であり、
    該ブラシローラの外径が6[mm]以上24[mm]以下の範囲内であり、
    該潜像担持体の外径及び該ブラシローラの外径は、これらの外径の和が40[mm]以下となるように設定されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記潜像担持体の外径は24[mm]以上30[mm]以下の範囲内であり、かつ、上記ブラシローラの外径は10[mm]以上16[mm]以下の範囲内であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2の画像形成装置において、
    上記電圧印加手段は、上記ブラシローラに直流帯電電圧を印加するものであり、
    上記ブラシローラとして、ブラシが斜毛したものを用いることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3の画像形成装置において、
    上記直流帯電電圧の値は、700[V]以上1200[V]以下であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1又は2の画像形成装置において、
    上記電圧印加手段は、ピークツゥピーク電圧値が600[V]以上1100[V]以下である交番電圧を上記ブラシローラに印加するものであることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5の画像形成装置において、
    上記ブラシローラとして、ブラシが斜毛したものを用いることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6の画像形成装置において、
    上記潜像担持体の表面に対する上記ブラシローラのブラシ食い込み量は、0.4[mm]以下であることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6又は7の画像形成装置において、
    上記駆動手段は、上記ブラシローラを上記潜像担持体の表面移動方向に対して連れ回り方向に回転駆動させるものであることを特徴とする画像形成装置。
  9. ドラム状の潜像担持体と、該潜像担持体の表面を一様に帯電する帯電手段と、該帯電手段により帯電された該潜像担持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、該潜像担持体の表面上の潜像を可視像化する現像を行う現像手段とを有し、該潜像担持体の表面上の可視像を最終的に記録材上に形成する画像形成装置の本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジにおいて、
    上記帯電手段は、表面にブラシが形成されたブラシローラと、該ブラシローラを回転駆動させる駆動手段と、該ブラシローラに所定の帯電電圧を印加する電圧印加手段とから構成され、該ブラシローラを上記潜像担持体の表面に接触させることにより該潜像担持体の表面を一様に帯電するものであり、
    該潜像担持体の外径が24[mm]以上30[mm]以下の範囲内であり、
    該ブラシローラの外径が10[mm]以上16[mm]以下の範囲内であり、
    該潜像担持体の外径及び該ブラシローラの外径は、これらの外径の和が40[mm]以下となるように設定されており、
    少なくとも該潜像担持体及び該ブラシローラを一体に支持していることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 請求項9のプロセスカートリッジにおいて、
    上記潜像担持体の外径は24[mm]以上30[mm]以下の範囲内であり、かつ、上記ブラシローラの外径は10[mm]以上16[mm]以下の範囲内であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  11. 請求項9又は10のプロセスカートリッジにおいて、
    上記ブラシローラとして、ブラシが斜毛したものを用いることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  12. 請求項11のプロセスカートリッジにおいて、
    上記潜像担持体の表面に対する上記ブラシローラのブラシ食い込み量は、0.4[mm]以下であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
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