JP5365486B2 - ゴルフスウィングの分類方法およびチャート - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフクラブの選定方法のためのゴルフスウィングの分類方法およびチャートに関し、特に、ゴルフクラブを、ゴルフクラブを把持してスウィングしたときのゴルフスウィングの挙動を用いてゴルフクラブを選定するためのゴルフスウィングの分類方法およびチャートに関する。
従来、ゴルフスウィングを計測し解析する方法として、カメラでゴルフスウィングを撮影し、その撮影画像からゴルフクラブヘッドの挙動を解析して、ゴルフスウィングの特徴を抽出する方法や、磁気センサでゴルフクラブヘッドの挙動を直接計測する方法や、所定の位置に配置した複数の光ビームをゴルフクラブヘッドが横切って通過することを感知するインタラプタ式光センサを用いて、ゴルフクラブヘッドの挙動を計測する方法が挙げられる。
これらは、いずれもゴルフクラブヘッドの概略の軌道を計測することはできるが、ゴルフボールの弾道の高さおよび球筋を定めるゴルフボールの打撃直前のゴルフクラブヘッドの挙動を正確に把握することができないものであった。
一方、下記特許文献1,2には、ゴルフボールの打撃時のゴルフクラブの挙動を計測することのできる装置が記載されている。
特許文献1の[0023]に記載されているように、4つのセンサを配置することにより、ゴルフボールに対するゴルフクラブヘッドの入射角度を概略的に知ることができる。特許文献2についても同様に、4つのセンサを配置することにより、ゴルフボールに対するゴルフクラブヘッドの入射角度を概略的に知ることができる。
特開2001−314540号公報 特許第3073828号公報
しかし、特許文献1,2によるゴルフクラブの挙動の計測では、ゴルフクラブヘッドのゴルフボールに対する入射角度を概略的に知ることはできても、ゴルフボールのフックやスライス等の球筋に合ったゴルフクラブを選択するための情報を得ることはできない。
今日、ゴルファは、ゴルフをより楽しむために、自分のゴルフスウィングを改善する他に、自分のゴルフスウィングに適したゴルフクラブを選択することを望んでいる。このような状況の中、上記特許文献1,2に記載の装置では、ゴルフボールの高め、低めの弾道に加えて、ゴルフボールのフックやスライス等の球筋に影響を与える自分のゴルフスウィングに合ったゴルフクラブを選択するための情報を得ることはできない。
そこで、本発明は、従来の問題を解決するために、ゴルフスウィングの解析結果に応じて、ゴルフスウィングに最適なゴルフクラブを選定するゴルフクラブの選定方法のためのゴルフスウィングの分類方法およびチャートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ゴルファがゴルフクラブによりゴルフボールを打撃するときのゴルフスウィングの挙動に基づいてゴルフスウィングを分類する方法であって、前記ゴルファによるゴルフスウィングを計測装置により計測し、前記ゴルフスウィング中の、前記ゴルフボールの中心から、前記ゴルファが前記ゴルフボールを打ち出そうとする方向の反対向きに50mm以内におけるゴルフクラブヘッドの水平面に対する上下方向の進入角の値と、前記水平面に平行な平面上における前記ゴルフボールの中心から、前記ゴルファが前記ゴルフボールを打ち出そうとする方向の反対向きに50mm以内におけるゴルフクラブヘッドの左右方向の進入角の値とを取得する工程と、前記左右方向の進入角の値が0度の位置、および前記上下方向の進入角の値が0度の位置を基準として、前記得られた前記上下方向の進入角の値と、前記左右方向の進入角の値とに基づいて、前記計測装置によりゴルフスウィングを4つタイプのうち、いずれかに分類する工程と、前記計測装置により、分類結果が前記左右方向の進入角を横軸または縦軸とし、前記上下方向の進入角を縦軸または横軸としたチャートにプロットされて表示される工程とを有することを特徴とするゴルフスウィングの分類方法を提供するものである。
なお、前記ゴルフスウィングを前記タイプに分類するステップにおいては、得られた前記左右移動方向の情報と前記上下移動方向の情報とを用いて、前記左右移動方向の値と前記上下移動方向の値を座標軸とした2次元チャートに、計測したゴルフスウィングの状態をプロットすることによって、分類することが好ましい。
さらに、前記上下移動方向の情報と前記左右移動方向の情報とを取得するステップは、ゴルフクラブを少なくとも2方向から撮影することにより、ゴルフクラブヘッドの3次元位置情報を取得し、この3次元位置情報から前記上下移動方向の情報と前記左右移動方向の情報を取得する計測手段を用いることが好ましい。
また、前記上下移動方向の情報と前記左右移動方向の情報とを取得するステップは、前記上下移動方向の情報と、前記左右移動方向の情報とを別々の計測センサを用いて取得してもよい。
なお、前記選定されるゴルフクラブは、少なくとも2種類のゴルフクラブによって構成され、前記少なくとも2種類のゴルフクラブでは、ゴルフクラブシャフトの中心軸またはこの中心軸の延長線とゴルフクラブの重心点とを結ぶ最短直線の距離である重心距離と、前記最短直線の向きを表す重心角の少なくともいずれか一方が異なっていることが好ましい。
さらに、本発明は、前記ゴルフクラブの選定方法で選択されるゴルフクラブであって、分類される前記タイプの情報を提示した表示媒体が設けられているゴルフクラブを提供する。
本発明は、ゴルフクラブヘッドの上下移動方向の情報と左右移動方向の情報を取得し、これらの情報を用いて、容易にゴルフスウィングを分類することができるので、分類したゴルフスウィングに応じてゴルフクラブを選定することができる。
特に、上下移動方向の情報と左右移動方向の情報を用いて、2次元のチャートに、計測結果をプロットすることができるので、ゴルファにとっては、視覚的に自分のゴルフスウィングを認知し易くなる。さらに、タイプごとに分けてゴルフクラブが選定されるので、ゴルファにとって納得の行くゴルフクラブの選定が実行される。
本発明のゴルフクラブの選定方法に用いられるヘッド計測装置の例を示す模式図である。 (a),(b)は、図1に示すヘッド計測装置において計測対象とされるゴルフクラブヘッドを示す模式的斜視図である。 (a)は、図1に示すヘッド計測装置の照射・撮影部の構成を示す斜視図であり、(b)は照射・撮影部の平面図である。 図3(a)に示す照射・撮影部と異なる他の構成の照射・撮影部を示す平面図である。 図1に示すヘッド計測装置において得られるゴルフクラブヘッドの移動軌跡を示す模式図である。 (a)は、ゴルフクラブヘッドの進入角(上下)について説明するための模式図であり、(b)は、ゴルフクラブヘッドの進入角(左右)について説明するための模式図である。 図1に示すヘッド計測装置で得られる計測結果の一例を表す模式図である。 (a)〜(c)は、図1に示すヘッド計測装置で得られる計測結果の他の例を表すグラフである。 本発明のゴルフクラブの選定方法に用いられるチャートの例を示す模式図である。 図9に示されるチャートに多数のゴルファの分類結果をプロットした結果を示す図である。 ゴルフクラブヘッドの重心距離および重心角を説明する模式図である。 (a)および(b)は、本発明のゴルフクラブで定める重心距離の求め方を説明する模式図である。
以下、本発明のゴルフクラブの選定方法およびゴルフクラブについて、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に説明する。
本発明のゴルフクラブの選定方法は、ゴルファがゴルフクラブを把持してゴルフスウィングをしたときのゴルフクラブヘッドの、ゴルフボール打撃直前の移動方向を、上下移動方向と左右移動方向に分けて情報を取得し、これらの情報に基づいて、ゴルフスウィングをタイプ別に分類し、このタイプに適したゴルフクラブを選定する方法である。
まず、ゴルフボール打撃直前の移動方向を、上下移動方向と左右移動方向に分けて情報を取得する計測手段を説明する。
図1は、ゴルフボール打撃直前のゴルフクラブヘッドの移動方向を、上下移動方向と左右移動方向に分けて情報を取得するヘッド計測装置10を示す模式図である。図1に示すヘッド計測装置10は、異なる2方向からステレオ撮影によりゴルフクラブヘッドを撮影する照射・撮影部11と、照射・撮影部11を制御する制御装置12と、照射・撮影部11で撮影された画像のデータを取り込み信号処理、画像処理および動作解析を行うとともに、ゴルフスウィングをタイプに分類し、最適なゴルフクラブを選定するコンピュータシステム14とを有して構成される。
図2(a),(b)には、ヘッド計測装置10で計測対象とされるゴルフクラブヘッド16,18が示されている。アイアン系のゴルフクラブヘッド16では、その打撃面と接するゴルフクラブヘッド16の上端面およびホーゼル部に再帰反射マーカ20が設けられている。また、図2(b)に示されるように、ウッド系のゴルフクラブヘッド18の打撃面と接するクラウン部を成す上面の3箇所に再帰反射マーカ20が設けられている。
再帰反射マーカ20は、ゴルフクラブヘッドに少なくとも3箇所以上に設けられ、これらの再帰反射マーカ20が三角形の頂点を成し、1つの直線上に載らないように配置位置が設定されている。図2(a)の例では、3つの再帰反射マーカが1つの直線上に載らないように、ホーゼル部に再帰反射マーカ20が1つ設けられている。
図3(a)はヘッド計測装置10のうち、ステレオ撮影を行う照射・撮影部11を構成する部分を示す斜視図である。図3(b)は照射・撮影部11の平面図である。
図3(a)および(b)に示すように、照射・撮影部11は計測対象を照射する照射光源22と、境界面に入射した光を透過および反射させる性質を持つハーフミラー24と、カメラ26と、全反射を行う全反射面を有し、前記全反射面の反射方向(角度)および位置等の調整機能を有する反射ミラー28と、これらの部材が取り付けられる平板面30とを有して構成される。
照射光源22はハロゲン光源であり、連続光を射出する。照射光源22は、平板面30に設けられ、ハーフミラー24を介してゴルフクラブヘッド上の再帰反射マーカ20に照射するように配されている。
ハーフミラー24は、平板状であり、一方の側より入射した光を出射(反射および透過)する境界面を有する。ここで、ハーフミラー24は、平板面30に対して垂直に立設され、照射光源22の射出する光の光路がハーフミラー24の境界面に略45(°)の入射角を成して入射するように境界面の向きが調整されている。
カメラ26はレンズ等の受光部を有し、この受光部へ入射した像の撮影を行う。カメラ26の視線軸は、照射光源22のハーフミラー24へ射出した光が透過する位置に向き、ハーフミラー24を透過してゴルフクラブヘッドに照射する照射光の光路と略90(°)の角度を成すように、平板面30に設けられる。
照射光源22から射出しハーフミラー24で反射した光は、反射ミラー28で反射し、ゴルフクラブヘッドの再帰反射マーカ20に照射されるとともに、再帰反射マーカ20からの反射光は反射ミラー28およびハーフミラー24を介してカメラ26に入射するように、反射ミラー28は設けられ、全反射面の向きが調整される。
ここで、図3(b)に示すように、照射・撮影部11は、照射光源22がハーフミラー24の境界面に向け、連続光を射出する。この射出された光はハーフミラー24を透過し、ハーフミラー24の境界面上の位置Sを透過する透過光としてハーフミラー24から出射される。この出射された透過光は計測対象であるゴルフクラブヘッドに設けられた再帰反射マーカ20に照射される照射光である。この再帰反射マーカ20からの反射光(以降、マーカ反射光1とする)は、ハーフミラー24の境界面に向かう。ここで、マーカ反射光1は照射光と逆向きに進み、照射光と光路が一致した反射光であるので、ハーフミラー24の境界面から再帰反射マーカ20へ照射される光がハーフミラー24の境界面と成す出射角度と、マーカ反射光1がハーフミラー24の境界面へ入射する入射角度とは略一致する。こうして、ハーフミラー24に入射した反射光は、カメラ26へ向けて反射され、カメラ26のレンズ等の受光部に入射する。
一方、図3(b)に示すように、照射・撮影部11が出射した光のうちハーフミラー24で反射した光が反射ミラー28の全反射面に入射する。ここで、全反射された光は、計測対象であるゴルフクラブヘッドに設けられた再帰反射マーカ20に照射光として照射される。この照射光の再帰反射マーカ20からの反射光(以降、マーカ反射光2とする)は、反射ミラー28から全反射されて再帰反射マーカ20に照射する照射光の光路と重なり、反射ミラー28の全反射面に向かう。そして、反射ミラー28の全反射面において、マーカ反射光2はハーフミラー24方向へ向けて反射される。ハーフミラー24では、ハーフミラー24から射出して反射ミラー28に向かう光の反射角度(射出角)と、マーカ反射光2がハーフミラー24に入射する入射角度は略同一である。
さらに、ハーフミラー24を透過したマーカ反射光2はハーフミラー24で反射されたマーカ反射光1とともにカメラ26のレンズ等の受光部に入射する。
したがって、異なる2方向から照射した照射光の光路と略一致した再帰反射マーカ20からの2つの反射光による反射マーカの像がカメラ26で撮影される。
なお、本実施形態では、異なる2方向からゴルフクラブヘッドに向けて光を照射して、異なる2方向からゴルフクラブヘッドの像を撮影する。本発明では、少なくとも2方向からゴルフクラブヘッドを撮影すればよく、例えば、周知のモションキャプチャーシステムを用い、3台以上のカメラでゴルフクラブヘッドの像を、異なる方向からそれぞれ撮影することもできる。
この場合、マーカ反射光2による像とマーカ反射光1による像が異なる位置で撮影されるように、反射ミラー28の位置および向きが微調整される。
こうして、1つのカメラ26でゴルフクラブヘッドの再帰反射マーカの像をステレオ画像として撮影することができる。2つの像の取り込み方は、例えば、画像の上下方向で二分割等として取り込む。撮影では、例えば多重露光により、1/2000秒間隔で再帰反射マーカの像を1つの画像内に取り込む。
なお、ハーフミラー24の代わりに境界面において双方向に入射した光を反射および透過させる光学部材であれば、例えば、ハーフプリズムや各種ビームスプリッター等を用いることができる。ここで、境界面における反射率の比は特に限定されないが、略1対1とすることが好ましい。
また、反射ミラーを以下の様に用いて構成することもできる。
図4は、照射・撮影部11が構成する光路に反射ミラー28の他に反射ミラー28a、28を配してマーカ反射光1および2の光路長を揃えた例を示す図である。
反射ミラー28a,28bをマーカ反射光1の光路に設けることにより、マーカ反射光1が再帰反射マーカ20からハーフミラー24に至る光路を長くして、マーカ反射光2の光路の長さに揃えることができる。つまり、図4に示す構成を備えることで、マーカ反射光1の光路長が図3(b)に示すものより長くなり、マーカ反射光1,2のカメラ26までの光路長を略揃えることができる。
このように光路長を近づけることにより、カメラ26は、再帰反射マーカの2つの像をピントを合わせて撮影することができる。
この場合においても、2つの異なる方向から照射する光がハーフミラー24の境界面から出射するときのそれぞれの出射角度は、再帰反射マーカから反射した2つの反射光(マーカ反射光1、2)がハーフミラー24の境界面に入射するときの対応する反射光の入射角度と略一致する。したがって、ゴルフクラブヘッドに設けられた再帰反射マーカ20の2つの反射光の像をそれぞれ高いコントラストで撮影できる。
照射・撮影部11で得られた画像は、制御装置12を経て移動算出部であるコンピュータシステム14に伝送される。コンピュータシステム14では、所定の処理、解析が行われ、計測対象であるゴルフクラブヘッドの移動方向の算出が行われる。さらに、この移動方向の情報に基づいてゴルフスウィングの分類が行われ、この分類結果に応じて、最適なゴルフクラブの選定が行われる。
コンピュータシステム14は、まず、ゴルフクラブヘッドの再帰反射マーカ20の像をステレオ画像として取得しているので、この取得した画像それぞれから再帰反射マーカ20の像の2次元の位置座標(中心位置座標)を時系列に取り出す。次に、この2つのステレオ画像から取り出された再帰反射マーカ20の像の2次元の位置座標を用いて、再帰反射マーカ20の像の3次元の位置座標を算出する。再帰反射マーカ20の像の3次元の位置座標については、予め3次元の位置座標が既知の物体を用いて、ステレオ画像から得られた2次元の位置座標と3次元の位置座標との対応関係を示す参照テーブルを作成しておき、この参照テーブルを用いた較正方法、例えば補間方法を確立することにより、この3次元の位置座標を算出することができる。
このようにして得られる3次元の位置座標のデータは、図5に示すように3次元状に表すことができる。図5に示す例は、図2(b)に示す再帰反射マーカ20の配置に対して得られた再帰反射マーカ20の挙動を示す結果である。
時系列に表された、再帰反射マーカ20の3次元の位置座標のデータから、ゴルフクラブヘッドの位置と向きを求める。具体的には、コンピュータシステム14内で仮想されたゴルフクラブヘッドに配置した3つの再帰反射マーカ20の位置座標が、画像から算出された3次元の位置座標に一致するように、仮想されたゴルフクラブヘッドの位置と向きを調整する。これにより、ゴルフスウィング中のゴルフクラブヘッドの位置と向きを知ることができる。ゴルフクラブヘッドの位置は、フェース面の中心位置における位置座標を、ゴルフクラブヘッドの代表位置として表す。
コンピュータシステム14では、求められたゴルフクラブヘッドの代表位置であるフェース面の中心位置の位置座標の時系列のデータから、ゴルフボール打撃直前のゴルフクラブヘッドの水平面に対する上下移動方向(図1のZ方向)の情報と、水平面に平行な平面上における左右移動方向(図1中のY方向)の情報とを求める。上下方向とは、ゴルファがゴルフクラブを把持してアドレスする水平面に対して鉛直方向をいい、左右方向とは、水平面に平行な平面上の、ゴルファがゴルフボールを打ち出そうとする方向(図1中の紙面に垂直方向、図5中のX方向)に直交する方向をいう。
上下移動方向および左右移動方向の算出は、具体的には、ゴルフボールの打撃直後、ゴルフクラブヘッドの移動速度は低下するので、一定時間間隔のフェース面の中心位置の移動を表す位置座標の時系列データにおいて、打撃直前と打撃直後の位置座標の移動距離はそれ以前の各時点での移動距離に比べて急激に短くなる。このことを利用して、ゴルフクラブによるゴルフボールの打撃直前の位置座標のデータを知ることができる。この位置座標の値と、時系列データにおいて1つ前の位置座標のデータの値との差分を計算することにより、上下移動方向および左右移動方向を求めることができる。
また、コンピュータシステム14では、後述のように、ゴルフボールの打撃直前のフェース面の中心位置の移動軌跡から、上下移動方向の情報として進入角(上下)および左右移動方向の情報として進入角(左右)を得ることができる。
次に、本実施形態におけるゴルフクラブヘッド18の進入角(上下)について説明する。
図6(a)は、水平面B上にティーtにより設置されたゴルフボールbをY方向(横)から見た図であり、この図6(a)に示すように、ゴルフボールbを横から見た場合、打球時に、ゴルフクラブヘッド18がゴルフボールbに向かっていくときの移動軌跡を、このゴルフクラブヘッド18の移動軌跡Fとする。この移動軌跡Fは、算出されたゴルフクラブヘッド18のフェース面の中心位置の移動を表す位置座標の時系列データを用いて、ゴルフクラブヘッド18のフェース面の中心位置の移動軌跡として表されるものである。
本実施形態の進入角(上下)とは、設置されたゴルフボールbの中心bcから、X方向の反対向きに50mm離れた位置以内(以下、ゴルフボールbから50mm以内の位置という)における水平面Bと平行な面Bと移動軌跡Fとのなす角度γのことをいう。
図6(a)では、ゴルフボールbから丁度50mm離れた位置における角度γを示している。
なお、本実施形態においては、進入角(上下)については、水平面Bと平行な面Bよりも上側を正(プラス)の角度とし、水平面Bと平行な面Bよりも下側を負(マイナス)の角度とする。
次に、本実施形態におけるゴルフクラブヘッド18の進入角(左右)について説明する。
図6(b)は、水平面B上にティーtにより設置されたゴルフボールbをZ方向の反対方向(上)から見た図であり、図6(b)においては、ゴルファ(図示せず)は、図の下側に立つものとする。
図6(b)に示すように、ゴルフボールbを上からみた場合、打球時に、ゴルフクラブヘッド18がゴルフボールbに向かっていくときの移動軌跡を、このゴルフクラブヘッド18の移動軌跡Fとする。この移動軌跡Fは、算出されたゴルフクラブヘッド18のフェース面の中心位置の移動を表す位置座標の時系列データを用いて、ゴルフクラブヘッド18のフェース面の中心位置の移動軌跡として表されるものである。
ここで、設置されたゴルフボールbの中心bcを通るとともに、X方向と平行であり、かつ水平面Bに対して垂直な面を面Xとする。
本実施形態の進入角(左右)とは、ゴルフボールbから50mm以内の位置における移動軌跡Fと面Xとのなす角度γのことをいう。
なお、本実施形態においては、進入角(左右)については、面Xよりもゴルファの反対側を正(プラス)の角度とし、面Xよりもゴルファ側を負(マイナス)の角度とする。
図7は、このようにして得られるデータの一例を示している。このようなデータは、コンピュータシステム14に接続された図示されないディスプレイに画面表示される。
図7に示す表示画面50では、ゴルフクラブヘッドのフェース面の中心位置の軌跡について、上下方向の軌跡のグラフ52aと、左右方向の軌跡のグラフ52bを示している。この軌跡より求められる、ゴルフボールを打撃したフェース面の位置についての情報も領域54に示されている。ゴルフクラブヘッドの移動の軌跡も領域56に重ね書きにより示されている。領域58に、得られたデータを数値として示す表が表示される。
なお、図7においては、ゴルフボールの打撃直前の位置60と位置62との間の移動方向を求めることで、グラフ52aの移動軌跡から進入角(上下)が上下移動方向の情報として得られ、グラフ52bの移動軌跡から進入角(左右)が左右移動方向の情報として得られる。
図7に示す表示画面50に示すように、進入角(上下)は、4回のゴルフスウィングで、3.7度、4.5度、4.5度、3.9度であり、進入角(左右)は、1.5度、1.6度、2.8度、2.0度である。
図8(a)〜(c)に、他のゴルファのゴルフクラブヘッドのフェース面の中心位置の軌跡と、進入角(上下)および進入角(左右)の値を示す。一人のゴルファがそれぞれ2回ゴルフスウィングをした結果である。
図8(a)では、進入角(上下)は正であり、ゴルフボールの打撃直前、ゴルフボールを打ち上げる方向にフェース面は移動する。このため、ゴルフボールは高い弾道で飛翔する。一方、進入角(左右)は負であり、ゴルフボールの打撃直前のフェース面の軌跡は、アウトサイドインの傾向を示す。このため、打ち出されたゴルフボールは、スライス傾向の球筋となる。
図8(b)では、進入角(上下)は負であり、ゴルフボールを打撃する直前、フェース面は下方向に移動する。このため、ゴルフボールは低い弾道で飛翔する。一方、進入角(左右)は負であり、ゴルフボールの打撃直前のフェース面の軌跡は、アウトサイドインの傾向を示す。このため、打ち出されたゴルフボールは、スライス傾向の球筋となる。
図8(c)では、進入角(上下)は略0であり、ゴルフボールを打撃する直前、フェース面は水平方向に移動する。このため、ゴルフボールは適切な高さの弾道で飛翔する。一方、進入角(左右)は正であり、ゴルフボールの打撃直前のフェース面の軌跡は、インサイドアウトの傾向を示す。このため、打ち出されたゴルフボールは、ドロー〜フック傾向の球筋となる。
このように、ゴルファのゴルフボール打撃直前のゴルフクラブヘッドの軌跡は様々に異なっている。
コンピュータシステム14は、こうして得られた上下移動方向の情報と左右移動方向の情報とを、予め作成されているチャートにプロットしてゴルファのスウィングの分類を行う。
チャートは、縦軸に進入角(上下)(上下移動方向の情報)を用い、横軸に進入角(左右)(左右移動方向の情報)を用いて、4タイプに分類している。図9中、プロットされている点Pは、Bタイプに分類される。図9に示すチャートでは、4つに分類される各タイプの領域を、上下移動方向の情報と左右移動方向の情報を3つのレベルに区切ることにより、細分化している。
なお、本発明では、チャートは、4つのタイプに分類するものに限定されず、5つに分類することも、6つに分類することも可能であり、本発明においては、分類数や分類の仕方については特に限定されない。例えば、分類の仕方として、縦軸の進入角(上下)および横軸の進入角(左右)の値が0度の位置を基準として必ず分類する必要はない。例えば、縦軸の進入角(上下)が+3度の位置を基準として分割してもよい。
ゴルフクラブヘッドがゴルフボールを打撃する際、ゴルフクラブヘッドが、水平面に対して下から上方向(図1中Z方向)に移動するゴルフスウィングをアッパーブロー、その反対方向がダウンブローといい、ゴルフクラブヘッドが、ゴルフボールを飛球させようとする目標方向に対して、ゴルフクラブヘッドがゴルファから見て内側から外側に移動するゴルフスウィングがインサイドアウト、外側から内側に移動するのがアウトサイドインという。すなわち、上下方向の基準は水平方向であり、左右方向の基準はゴルフボールを飛球させようとする目標方向である。
したがって、図9中、Aタイプ,Bタイプは、進入角(上下)が正であり、ゴルフボールの打撃直前、ゴルフクラブヘッドが下側から上側に移動する(アッパーブローする)ことを表している。Cタイプ,Dタイプは、進入角(上下)が負であり、ゴルフボールの打撃直前、ゴルフクラブヘッドが上側から下側に移動する(ダウンブローする)ことを表している。
一方、Aタイプ,Dタイプは、進入角(左右)が正であり、ゴルフボールの打撃直前、ゴルファの側から外側に向けてゴルフクラブヘッドが移動すること(インサイドアウト)を表している。Bタイプ,Cタイプは、進入角(左右)が負であり、ゴルフボールの打撃直前、ゴルファの外側から内側に向けてゴルフクラブヘッドが移動すること(アウトサイドイン)を表している。
図9では、進入角(上下)および進入角(左右)の値を角度表示しているが、角度表示に限定されない。ラジアン単位の表示でもよい。少なくともゴルフクラブヘッドの上下方向の進入方向の情報と左右方向の進入方向の情報を表すことができればよい。
したがって、Aタイプでは、ゴルフボールは高めの弾道でドロー〜フックボールを打つ傾向にある。Bタイプでは、ゴルフボールは高めの弾道でフェード〜スライスボールを打つ傾向にある。Cタイプでは、ゴルフボールは低めの弾道でフェード〜スライスボールを打つ傾向にある。Dタイプでは、ゴルフボールは低めの弾道でドロー〜フックボールを打つ傾向にある。
図10は、プロゴルファおよびアマチュアゴルファを含む合計250人について、チャートにプロットした結果を示すグラフである。Dタイプのプロットされる数は比較的少なく、Aタイプ〜Cタイプにばらついていることがわかる。
コンピュータシステム14には、分類されたAタイプ〜Dタイプごとに、このタイプ別に適したゴルフクラブのゴルフクラブデータが用意されている。コンピュータシステム14においては、この用意されたゴルフクラブのゴルフクラブデータの中から、分類されたAタイプ〜Dタイプごとに、最適なゴルフクラブのゴルフクラブデータが選択される。そして、選択されたゴルフクラブデータに基づく、ゴルフクラブがディスプレイに表示される。このようにして、コンピュータシステム14によりゴルフクラブが選定される。
コンピュータシステム14においては、例えば、以下のようにして、分類されたAタイプ〜Dタイプごとに、ゴルフクラブのゴルフクラブデータの中から、ゴルフクラブが選定される。
例えば、Aタイプには、ダイナミックロフト角が大きくならず、かつ、フェース面がゴルファから見て閉じないように設定されたゴルフクラブが選定される。
Bタイプには、ゴルフボールの打撃直前のフェースの向きが、ゴルフクラブヘッドの重心点に作用する遠心力によって上を向かない、すなわちダイナミックロフト角が大きくならず、かつ、フェース面がゴルファから見て開かないように設定されたゴルフクラブが選定される。
Cタイプには、ゴルフボールの打撃直前のフェースの向きが、ゴルフクラブヘッドの重心点に作用する遠心力によって上を向く、すなわちダイナミックロフト角が大きくなり、かつ、フェース面がゴルファから見て開かないように設定されたゴルフクラブが選定される。
Dタイプには、ダイナミックロフト角が大きくなり、かつ、フェース面がゴルファから見て閉じないように設定されたゴルフクラブが選定される。
これらのゴルフクラブとしては、好適には、ゴルフクラブヘッドの重心距離と重心角を調整することにより得られるものが用いられる。すなわち、Aタイプ〜Dタイプに最適なゴルフクラブヘッドは、重心距離および重心角の少なくともいずれか一方が異なって構成されている。例えばAタイプに最適なゴルフクラブヘッドは、Bタイプに最適なゴルフクラブヘッドと、重心角が異なり、Aタイプに最適なゴルフクラブヘッドの重心角は、Bタイプに最適なゴルフクラブヘッドの重心角に比べて小さい。また、Aタイプに最適なゴルフクラブヘッドは、Cタイプに最適なゴルフクラブヘッドと、重心距離が異なり、Aタイプに最適なゴルフクラブヘッドの重心距離は、Cタイプに最適なゴルフクラブヘッドの重心距離に比べて短い。
なお、ゴルフクラブヘッドの重心距離とは、図11に示すように、ゴルフクラブヘッドの重心点Gから、ゴルフクラブシャフトの中心軸または中心軸の延長線に至る最短直線を定めたとき、この最短直線の距離Lをいう。重心角とは、ゴルフクラブヘッドを、設定されるライ角通りに水平面上に載置し、前記最短直線とゴルフクラブシャフトの中心軸または中心軸の延長線を、鉛直方向から水平面に向かって投影したとき、前記最短直線とゴルフクラブシャフトの中心軸または中心軸の延長線との間で成す角をいう。すなわち、重心角は、前記最短直線の向きを表す角度である。
なお、本実施形態では、重心距離と重心角を調整してAタイプ〜Dタイプに最適なウッド系ゴルフクラブヘッドを用意し選定するが、重心距離の替わりに、重心点の、水平面からの高さを調整したものを用いることもできる。特に、アイアン系のゴルフクラブには、重心点の高さを調整したものを用いることが好ましい。なお、重心点の高さは、特開2005−211570号公報に記載されているFGHで定められる寸法をいう。
さらに、特開2006−247045号公報に記載されるように、ゴルフクラブにおけるグリップ角度θを定めたとき、グリップ角度θを、重心角の替わりに用いることもできる。Aタイプ〜Dタイプに応じてグリップ角度θを正、負に変えることにより、Aタイプ〜Dタイプに適したものとすることができる。
ゴルファは、ゴルフクラブを把持するとき、グリップに表されている印や表示を基準にして把持するので、グリップ角度θを変えることにより、アドレス状態で、ゴルフクラブヘッドのフェース面の向く向き、さらにはゴルフボール打撃直前のフェース面の移動する向きは変化する。このため、Aタイプ〜Dタイプに応じて最適なゴルフクラブを提供することができる。例えば、Bタイプ、Cタイプではグリップ角度θを正とし、Aタイプ,Dタイプでは、グリップ角度θを負とする。
なお、上述の重心距離Lは、例えば以下のようにして求めることができる。
図12(a)に示すように、支点71を中心に矢印Uの方向に揺動可能なシーソー型の天秤計70によって測定される。天秤計70には、ゴルフクラブヘッドのホーゼル孔に対して隙間の無い嵌め合いを持つシャフトピン72を有し、ゴルフクラブヘッドを装着しない状態では、アーム73が水平になるように釣り合っている。ゴルフクラブヘッドの重心Gのゴルフクラブシャフト軸からの重心距離Lの測定は、図12(b)に示すように、シャフトピン72に質量Wのゴルフクラブヘッドを装着し固定する。そして、アーム73が水平に釣り合うように所定の位置(L’)に精密秤を置き、天秤計70が吊り合うときの荷重を測る。そして、この荷重が最大になるように、シャフトピン72に装着されるゴルフクラブヘッドの向きを調整し、最大になるときの荷重W’を求める、この荷重W’に基づいて、釣り合いの式からL=(W’×L’)/Wを算出する。この算出値が重心距離Lである。
また、これらのゴルフクラブには、Aタイプ〜Dタイプのいずれかに最適である旨の情報、すなわち、分類されるタイプの情報をゴルフクラブに貼着されるシールやタグ等の表示媒体に提示されていることが好ましい。ゴルファは、この表示媒体を目安に、多数のゴルフクラブの中から、自分のゴルフスウィングに適したゴルフクラブを選択することもできる。
本実施形態では、用意されるゴルフクラブは、Aタイプ〜Dタイプに対応して4種類のゴルフクラブを用意しているが、本発明では、少なくとも2種類のゴルフクラブを用意するとよい。例えば、CタイプとDタイプに同一種類のゴルフクラブを対応させる等して2種類、3種類とすることができる。しかし、タイプの数と同じ数の種類のゴルフクラブを用意する、例えば、Aタイプ〜Dタイプの場合4種類のゴルフクラブを用意するのが好ましい。
このようなヘッド計測装置10では、ゴルフクラブを把持してゴルフボールを打撃するときのゴルフクラブヘッドの移動情報の計測を行って、ゴルフボール打撃直前のゴルフクラブヘッドの上下移動方向および左右移動方向の情報を求める。この上下移動方向および左右移動方向の情報を用いて、ゴルフスウィングを4つのタイプの中の1つのタイプに分類する。分類された結果に応じて、この分類に応じて用意されたゴルフクラブを最適なゴルフクラブとして選定する。
本実施形態では、図3〜4に示す計測装置を用いてステレオ画像を撮影し、上下移動方向および左右移動方向の情報を取得したが、本発明においては、図3〜4に示す計測装置による上下移動方向および左右移動方向の情報の取得方法は限定されない。
例えば、ゴルフクラブヘッドの上下移動方向の情報を取得するためのカメラと、左右移動方向の情報を取得するためのカメラを別々に配して、上下移動方向および左右移動方向の情報の取得を別々に行うこともできる。
また、特開2001−314540号公報に記載されるように、周知のコイルセンサを異なる2方向に向かって配することにより、上下移動方向および左右移動方向の情報を取得することもできる。
さらに、ゴルフボールの打撃直前のゴルフクラブヘッドの移動経路を横切るように、複数の計測センサを2つの平行な線上に配し、ゴルフクラブヘッドが横切るとき反応する計測センサを知ることにより、2つの平行線上のどの位置をゴルフクラブヘッドが通過したか知ることができる。これにより、2つの平行線間におけるゴルフクラブヘッドの移動方向を求めることができる。このような構成の装置を2セット配して、上下移動方向の情報と左右移動方向の情報を別々に取得するように構成することもできる。
上述したように、ゴルフクラブヘッドの上下移動方向の情報と左右移動方向の情報を取得し、これらの情報を用いて、ゴルフスウィングを容易に分類することができる。2次元のチャートに、計測した結果をプロットすることができるので、ゴルファにとっては、視覚的に自分のゴルフスウィングを認知し易くなる。さらに、タイプごとに分けてゴルフクラブが選定されるので、ゴルファにとって納得の行くゴルフクラブの選定が実行される。
以上、本発明のゴルフクラブの選定方法およびゴルフクラブについて詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
10 ヘッド計測装置
11 照射・撮影部
12 制御装置
14 コンピュータシステム
16,18 ゴルフクラブヘッド
20 再帰反射マーカ
22 照射光源
24 ハーフミラー
26 カメラ
28 反射ミラー
30 平板面
50 表示画面
52a,52b グラフ
54,56,58 領域

Claims (3)

  1. ゴルファがゴルフクラブによりゴルフボールを打撃するときのゴルフスウィングの挙動に基づいてゴルフスウィングを分類する方法であって、
    前記ゴルファによるゴルフスウィングを計測装置により計測し、前記ゴルフスウィング中の、前記ゴルフボールの中心から、前記ゴルファが前記ゴルフボールを打ち出そうとする方向の反対向きに50mm以内におけるゴルフクラブヘッドの水平面に対する上下方向の進入角の値と、前記水平面に平行な平面上における前記ゴルフボールの中心から、前記ゴルファが前記ゴルフボールを打ち出そうとする方向の反対向きに50mm以内におけるゴルフクラブヘッドの左右方向の進入角の値とを取得する工程と、
    前記左右方向の進入角の値が0度の位置、および前記上下方向の進入角の値が0度の位置を基準として、前記得られた前記上下方向の進入角の値と、前記左右方向の進入角の値とに基づいて、前記計測装置によりゴルフスウィングを4つタイプのうち、いずれかに分類する工程と、
    前記計測装置により、分類結果が前記左右方向の進入角を横軸または縦軸とし、前記上下方向の進入角を縦軸または横軸としたチャートにプロットされて表示される工程とを有することを特徴とするゴルフスウィングの分類方法。
  2. 前記ゴルフクラブヘッドに再帰反射マーカが少なくとも3箇所以上に設けられており、
    前記上下方向の進入角の値と前記左右方向の進入角の値とが取得される工程においては、計測装置により異なる2方向からステレオ撮影によりスイング中の前記ゴルフクラブヘッドの前記再帰反射マーカの像が連続的に取得され、得られた前記再帰反射マーカの像の3次元の位置座標が算出されて、仮想されたゴルフクラブヘッドに配置した再帰反射マーカの位置座標が、前記再帰反射マーカの像から算出された3次元の位置座標に一致するように、前記仮想されたゴルフクラブヘッドの位置と向きを調整してゴルフスウィング中の前記上下方向の進入角の値と、前記左右方向の進入角の値とを取得する請求項1に記載のゴルフスウィングの分類方法。
  3. 請求項1または2に記載のゴルフスウィングの分類方法に基づいて、前記左右方向の進入角を横軸または縦軸とし、前記上下方向の進入角を縦軸または横軸として、前記分類結果がプロットされて表示されたものであることを特徴とするチャート。
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