JP5359291B2 - 自動販売機 - Google Patents

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Description

本発明は、自動販売機に関し、より詳細には、商品を収納する商品収納コラムと、商品の搬送を行うバケットとを断熱構造を有する商品収容庫に備えて構成し、商品収納コラムに収納された商品を販売する自動販売機に関するものである。
自動販売機には、商品を収納する商品収納コラムと、商品の搬送を行うバケットとを断熱構造を有する商品収容庫に備えて構成したものがある。商品収納コラムは、複数の商品を整列した状態で収納する一方、ベンドメックが駆動した場合にはその前端部から商品を1つずつ払い出すものである。一般的な自動販売機では、商品ラックに複数の商品収納コラムが左右方向に沿って並設され、さらにこの商品ラックが左右一対のラック支持側板間に上下方向に沿って複数段設けられている。バケットは、商品収納コラムとの間において商品の受け渡しを行うもので、商品ラックの前方域を移動可能に配設されている。より詳細に説明すると、バケットは、バケット駆動手段により商品ラックの前方域を上下左右に移動可能に配設されている。
バケット駆動手段は、バケットを左右方向に沿って移動させることが可能なX軸搬送機構と、このX軸搬送機構を含む上記バケットを上下方向に沿って移動させるY軸搬送機構とを備えて構成されている。そして、このY軸搬送機構は、商品ラックを支持する一対のラック支持側板の互いに対向する面と反対側に設けてある。
このような自動販売機においては、前面を構成する外扉に透光性パネルが設けてあり、かかる透光性パネルを通じて前面側から商品収容庫の内部を視認できるようにしてある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−353546号公報
ところで、上述した特許文献1に提案されている商品収容庫の内部が視認可能な自動販売機を改良したものとして、所定の商品収納コラムから指定された商品を受容したバケットを予め決められた中継位置に一旦移動させてから下方に向けて払出移動させ、バケットに設けられたピン部材が、商品収容庫の前面を構成する扉体に中継位置の直下域に向けて突設された突起部材に当接して該バケットが傾倒姿勢になることにより受容した商品を払い出すようにしたものが、本件特許出願人により出願されている(特願2007−264454号参照)。この場合、払い出された商品は、扉体の商品搬出口を通じて商品取出部に至り、商品取出口を通じて利用者により取り出し可能な状態になる。
このような自動販売機においては、バケットの払出移動が速いと、バケットが良好に傾倒姿勢に成らず、結果的に商品が払い出されない虞れがあった。
本発明は、上記実情に鑑みて、バケットの傾倒姿勢時間を十分に確保して確実に商品を払い出すことができる自動販売機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機は、それぞれが複数の商品収納コラムを左右方向に沿って並設して成り、左右一対のラック支持側板間に上下方向に沿って複数段設けた商品ラックと、前記商品ラックの前方域を移動可能に配設し、任意の商品収納コラムに対して対向配置された場合に前記商品収納コラムとの間において商品の受け渡しが可能となるバケットと、前記バケットを移動させるためのバケット駆動手段とを断熱構造を有する商品収容庫に備えた自動販売機において、商品が選択された場合に、前記バケット駆動手段を駆動させることにより、待機位置に位置する前記バケットを移動させて該商品を収納する商品収納コラムに対向配置させ、前記バケットが商品を受容した後に前記バケット駆動手段を再度駆動させることにより、前記バケットを前記待機位置よりも上方の位置となる予め決められた中継位置に一旦移動させてから下方に向けて払出移動させ、前記バケットに設けられたピン部材が、前記商品収容庫の前面を構成する扉体に前記中継位置の直下域に向けて突設された突起部材に当接して該バケットが前後方向に傾倒姿勢になることにより受容した商品の払い出しを許容する制御手段を備え、前記制御手段は、前記バケットが中継位置に移動してから前記払出移動を予め設定された時間だけ停止させるものであり、前記突起部材は、バケットが停止してから少なくとも惰性により下降する際、バケットに設けられたピン部材が当接してバケットの傾倒姿勢を維持するように上下方向に沿って延在して形成されたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る自動販売機は、上述した請求項1において、前記扉体は、前記バケットから払い出された商品を搬出するための開口である商品搬出口と、自身の軸心回りに揺動可能に配設され、常態においては前記商品搬出口を閉成する一方、前記バケットが傾倒姿勢になる場合には、該バケットに当接されて前方に揺動して前記商品搬出口を開成させる搬出フラッパと、前記搬出フラッパの開度を検知する開度検知手段とを備えて成り、前記開度検知手段により検知された開度が予め決められた閾値を下回る場合には、開度不十分であると判定して、その旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、制御手段が、商品が選択された場合に、バケット駆動手段を駆動させることにより、待機位置に位置するバケットを移動させて該商品を収納する商品収納コラムに対向配置させ、バケットが商品を受容した後にバケット駆動手段を再度駆動させることにより、バケットを予め決められた中継位置に一旦移動させてから下方に向けて払出移動させ、バケットに設けられたピン部材が、商品収容庫の前面を構成する扉体に中継位置の直下域に向けて突設された突起部材に当接して該バケットが傾倒姿勢になることにより受容した商品の払い出しを許容し、しかも払出移動を予め設定された時間だけ停止させるので、バケットの傾倒姿勢時間を長大化することができ、確実に商品を払い出すことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1及び図2は、それぞれ本発明の実施の形態である自動販売機を示すものであり、図1は正面図、図2は内部構造を示す斜視図である。ここで例示する自動販売機は、例えば缶入り飲料、ペットボトル入り飲料、紙パック入り飲料等の商品を冷却、若しくは加熱した状態で販売するもので、本体キャビネット10を備えている。
本体キャビネット10は、前面が開口した直方状を成すもので、内部が2つに区画されて上側が商品収容庫11、下側が機械室12となっている。商品収容庫11は、その内部を予め設定した温度状態に保持する室であり、商品収容庫11を構成する壁部材はそれぞれ断熱材によって構成してある。また、図には明示していないが、冷凍サイクルを構成する蒸発器等、内部雰囲気を冷却するための冷却手段や、電熱ヒータ等、内部雰囲気を加熱するための加熱手段が設けてある。一方、機械室12には、上記蒸発器とともに冷凍サイクルを構成する冷凍機(圧縮機及び凝縮器)13や、各種制御機器等が設けてある。
このような商品収容庫11の左右一対の側板の前端部には、上下方向に沿って所定の間隔で複数の光源14が並設してある。これら光源14は、例えばLED等の発光素子を内蔵するものであり、自身の周りを照明する照明手段である。
この本体キャビネット10の前面には、外扉1及び内扉2が設けてある。内扉2は、断熱ガラス等の透明板材3を嵌め込んで形成した扉体であり、商品収容庫11の前面を覆うのに十分な大きさを有している。この内扉2は閉移動して商品収容庫11の前面を閉塞する場合には、該商品収容庫11の前面を構成する断熱部材である。
この内扉2の透明板材3の中央部下方域には、矩形状の商品搬出口4が形成されるとともに、該商品搬出口4を開閉するための搬出フラッパ5が設けてある。搬出フラッパ5は、下端が自由端となる態様で前後方向に揺動可能に軸支され、常態においては自身の自重により商品搬出口4を閉成するものである。
また、内扉2の商品搬出口4の直上部には、突起部材6が突設してある。この突起部材6は、金属性材料により構成したもので、内扉2の後面から突出する態様で設けてあり、より詳細には、内扉2が商品収容庫11の前面を閉塞する場合に後方に向けて突出する態様で設けてある。
外扉1は、本体キャビネット10の前面開口を開閉するためのものであり、必要に応じて断熱材を用いて構成してあり、断熱ガラス等の透明板材を嵌め込んで成るウインドウ7を有している。従って、当該自動販売機は外扉1のウインドウ7を介して内部を視認可能ないわゆるビュータイプのものである。また、外扉1の前面には、販売商品を選択するための選択スイッチ8や、貨幣を投入するための入金口9等、商品を自動販売する際に必要となる構成が配設してある。尚、以下、本明細書において、左方向は、自動販売機を正面から見た場合の左側の方向を指し、右方向は、自動販売機を正面から見た場合の右側の方向を指すものとして説明する。
図3は、上記商品収容庫11の内部構造を示す模式的に示す斜視図である。以下においては、この図3も適宜用いて商品収容庫11について説明する。商品収容庫11には、商品ラック20とバケット駆動手段30とが設けてある。商品ラック20は、複数の商品収納コラム21を左右方向に沿って並設することによって構成したもので、個々の商品収納コラム21に画成した商品収納通路22に複数の商品を前後方向に整列した状態で収納することが可能である。このような商品ラック20は、商品収容庫11において左右一対となる態様で取り付けたラック支持側板23間に架け渡される態様で上下方向に沿って複数段設けてある。
上記商品ラック20を支持するラック支持側板23は、例えば板金等を適宜加工して構成した長尺状の板状体であり、互いの一面(内面)が対向する態様で設けてある。具体的には、商品収容庫11を構成する天板や底板等に例えばネジ等の取付部材を介して取り付けて設けてある。
かかるラック支持側板23に支持された商品ラック20の各商品収納コラム21は、図には明示しないが、前後に平行配置したローラに無端状のベルトを掛け回した搬送機構を備え、搬送ベルトの上面に商品を載置して収納している。このような各商品収納コラム21の前端部には商品の払い出しを制御するベンドメックが設けてある。ベンドメックは、駆動モータ、ソレノイド等の動力源から切り離した駆動部を有さないものであり、後述するバケット40が指定の商品収納コラム21に対向配置された場合にバケット40に内蔵される電動式駆動機構411(図7参照)からの動力が伝達されて駆動するものである。
バケット駆動手段30は、X軸搬送機構31とY軸搬送機構32との組立体として構成したものである。X軸搬送機構31は、本体キャビネット10の内部であって商品ラック20の前方域において左右方向に沿って延在するレール部材311を備え、X軸モータ312(図7参照)の駆動によりレール部材311の延在方向(左右方向)に沿って搭載するバケット40を移動させるものである。
X軸モータ312は、例えばPWM(Pulse Width Modulation)駆動されるものである。ここでPWM駆動とは、モータの駆動電圧を間欠的にオンオフするものであり、オンのデューティが大きいほど当該モータは高速回転し、オフのデューティが大きいほど当該モータは低速回転する。そのようなX軸搬送機構31の構造そのものは周知なものであり、ここでは詳細な説明を割愛する。
バケット40は、図4及び図5に示すように、左右一対の側部41と、支持部材42と、載置部材43とを備えて構成してある。ここで図4及び図5は、それぞれバケット40を示すものであり、図4は前方側から見た場合を示す斜視図、図5は後方側から見た場合を示す斜視図である。
側部41は、互いの内面が対向する態様で設けてある。これら側部41は、樹脂製の筐体内に種々の機器が収容されており、一例を挙げると電動式駆動機構411を収容している。電動式駆動機構411は、指定された商品収納コラム21にバケット40が対向配置された場合に、該商品収納コラム21の前端部のベンドメックに駆動力を伝達して駆動力を与えるものである。また、これら側部41により挟まれる域は、商品を受容する受容域44となり、これにより側部41は、受容域44を画成するものである。
支持部材42は、金属性材料から形成されたものであり、一対の側部41間に配設してある。この支持部材42は、平板状の基部421と、この基部421の両端からそれぞれ後方に向けて延在する後延部422とを備えている。これら後延部422の端部、すなわち後端部がそれぞれ側部41に軸支される結果、支持部材42は、側部41に対して揺動可能に配設してある。
載置部材43は、一対の側部41間に揺動可能に配設してある。この載置部材43は、前面部431と、側壁部432と、載置部433とを備えている。前面部431は、矩形状の開口を有して成るものである。この開口を通じて、支持部材42に配設されたピン部材424が前方に突出している。
ここでピン部材424は、支持部材42に左右方向に沿って設けられた軸部425の軸心回りに揺動可能となる態様で配設され、バネ部材(付勢手段)426に付勢されることにより、図6(a)に示すように、前方域に向けて、すなわち内扉2側に向けて突出している。このようなピン部材424は、図6(b)に示すように、先端部が上方から押圧された場合には、バネ部材426の付勢力に抗して下方に向けて揺動し、図6(c)に示すように前方域から退避移動するように構成してある。
側壁部432は、互いの内面が対向する態様で前面部431の両端からそれぞれ後方に向けて延在するものである。これら側壁部432は、図には明確に示していないが、それぞれ支持部材42の後延部422と同軸に軸支されて側部41に揺動可能に支持されている。載置部433は、左右一対となる側壁部432の後端下部間に軸状部(図示せず)を介して揺動可能に配設されたものであって前方端(自由端)側がバケット40の筐体により支持されてなり、商品を載置するためのものである。この載置部433は側壁部432の揺動に連動して前方へ迫り出しつつ前傾するように構成されている。
Y軸搬送機構32は、左右一対の搬送支持枠(図示せず)に設けたものである。これら搬送支持枠の上端部近傍にはプーリ321が回転自在となる態様で配設してある。このプーリ321には、長尺状の索状体であるベルト322が掛け回してあり、このベルト322の一端にはウエイター323が接続され、他端には上記レール部材311を保持するための保持部材(図示せず)が接続されている。そして、Y軸搬送機構32は、Y軸モータ324の駆動によりプーリ321が回転し、これにより保持部材に保持されるレール部材311及び搭載されるバケット40を上下方向に沿って移動させるものである。ここでY軸モータ324は、上述したX軸モータ312と同様にPWM駆動されるものとする。
このようなバケット駆動手段30は、X軸停止位置検出板331、X軸位置確認板332、Y軸停止位置検出板341、Y軸位置確認板342、X軸停止位置センサ351、X軸位置確認センサ352、X軸位置補正センサ353、Y軸停止位置センサ361、Y軸位置確認センサ362及びY軸位置補正センサ363を備えている。
X軸停止位置検出板331及びX軸位置確認板332は、レール部材311に隣接する態様で配設してある。これらX軸停止位置検出板331及びX軸位置確認板332は、それぞれ長尺状の板状部材であり、左右方向が長手方向となる態様で設けてある。X軸停止位置検出板331には停止標識としてのスリット状の切欠溝(以下、停止切欠溝ともいう)331aが商品収納コラム21の左右方向の間隔と同ピッチで形成してある。X軸位置確認板332には、確認標識としてのスリット状の切欠溝(以下、確認切欠溝ともいう)332aが商品収納コラム21の左右方向の間隔と同ピッチで形成してある。ここで停止切欠溝331aが確認切欠溝332aより若干手前側、すなわち若干右方側に形成してある。
Y軸停止位置検出板341及びY軸位置確認板342は、搬送支持枠に隣接する態様で配設してある。これらY軸停止位置検出板341及びY軸位置確認板342は、それぞれ長尺状の板状部材であり、上下方向が長手方向となる態様で設けてある。Y軸停止位置検出板341には停止標識としてのスリット状の切欠溝(以下、停止切欠溝ともいう)341aが商品収納コラム21の上下方向の間隔と同ピッチで形成してある。Y軸位置確認板342には、確認標識としてのスリット状の切欠溝(以下、確認切欠溝ともいう)342aが商品収納コラム21の上下方向の間隔と同ピッチで形成してある。ここで停止切欠溝341aが確認切欠溝342aより若干手前側、すなわち若干下方側に形成してある。
X軸停止位置センサ351、X軸位置確認センサ352及びX軸位置補正センサ353は、それぞれバケット40の右側側部41の下部に配設してある。X軸停止位置センサ351は、X軸停止位置検出板331を挟む態様で発光素子と受光素子とを組み合わせたフォトインタラプタ、すなわち近接センサである。このX軸停止位置センサ351は、停止切欠溝331a以外の位置では、発光素子から射出した光がX軸停止位置検出板331に遮断され、該停止切欠溝331aの位置では、発光素子から射出された光が受光素子に受光されてその旨の信号を後述する制御部に与えるものである。
X軸位置確認センサ352は、X軸位置確認板332を挟む態様で発光素子と受光素子とを組み合わせたフォトインタラプタ、すなわち近接センサである。このX軸位置確認センサ352は、確認切欠溝332a以外の位置では、発光素子から射出した光がX軸位置確認板332に遮断され、該確認切欠溝332aの位置では、発光素子から射出された光が受光素子に受光されてその旨の信号を制御部に与えるものである。
X軸位置補正センサ353は、X軸停止位置検出板331を挟む態様で発光素子と受光素子とを組み合わせたフォトインタラプタ、すなわち近接センサである。このX軸位置補正センサ353は、停止切欠溝331a以外の位置では、発光素子から射出した光がX軸停止位置検出板331に遮断され、該停止切欠溝331aの位置では、発光素子から射出された光が受光素子に受光されてその旨の信号を制御部に与えるものである。このようなX軸位置補正センサ353は、X軸停止位置センサ351よりも右方側に配設してあり、X軸停止位置センサ351から遅れて停止切欠溝331aを検知するものである。
Y軸停止位置センサ361、Y軸位置確認センサ362及びY軸位置補正センサ363は、それぞれレール部材311の側部分に配設してある。Y軸停止位置センサ361は、Y軸停止位置検出板341を挟む態様で発光素子と受光素子とを組み合わせたフォトインタラプタ、すなわち近接センサである。このY軸停止位置センサ361は、停止切欠溝341a以外の位置では、発光素子から射出した光がY軸停止位置検出板341に遮断され、該停止切欠溝341aの位置では、発光素子から射出された光が受光素子に受光されてその旨の信号を制御部に与えるものである。
Y軸位置確認センサ362は、Y軸位置確認板342を挟む態様で発光素子と受光素子とを組み合わせたフォトインタラプタ、すなわち近接センサである。このY軸位置確認センサ362は、確認切欠溝342a以外の位置では、発光素子から射出した光がY軸位置確認板342に遮断され、該確認切欠溝342aの位置では、発光素子から射出された光が受光素子に受光されてその旨の信号を制御部に与えるものである。
Y軸位置補正センサ363は、Y軸停止位置検出板341を挟む態様で発光素子と受光素子とを組み合わせたフォトインタラプタ、すなわち近接センサである。このY軸位置補正センサ363は、停止切欠溝341a以外の位置では、発光素子から射出した光がY軸停止位置検出板341に遮断され、該停止切欠溝341aの位置では、発光素子から射出された光が受光素子に受光されてその旨の信号を制御部に与えるものである。このようなY軸位置補正センサ363は、Y軸停止位置センサ361よりも下方側に配設してあり、Y軸停止位置センサ361から遅れて停止切欠溝341aを検知するものである。
図7は、本発明の実施の形態である自動販売機の制御系を示すブロック図である。ここでは本発明の特徴的なものだけを示している。図7に示すように、自動販売機は、上述したX軸モータ312、Y軸モータ324、電動式駆動機構411、X軸停止位置センサ351、X軸位置確認センサ352、X軸位置補正センサ353、Y軸停止位置センサ361、Y軸位置確認センサ362、Y軸位置補正センサ363の他に、入力手段50、マイクロスイッチ51、制御部60を備えている。
入力手段50は、例えばリモコンのようなものであり、制御部60に対して種々の指令等を与えることができる入力手段50である。またこの入力手段50には、表示部が設けられており、制御部60から与えられた情報を表示することができる。
マイクロスイッチ51は、図8に示すように、内扉2の前方側に設けてある。このマイクロスイッチ51は、搬出フラッパ5の開度を検知するための開度検知手段であり、検知信号を制御部60に与えるものである。ここで搬出フラッパ5は、詳細は後述するが、バケット40が下方に向けて払出移動した場合に、バケット40のピン部材424が突起部材6に当接する結果、バケット40を構成する載置部材43が傾倒姿勢になり、かかる傾倒姿勢となる載置部材43に当接されて前方に向けて揺動するものである。
制御部60は、バケット40の移動、並びに光源14の点灯に関して記憶部70に記憶されてプログラムやデータに基づいて統括的に制御を行うものである。尚、ここでいう制御部60は、自動販売機の販売動作、すなわち商品選択や金銭処理等の動作を制御する制御手段とは別個のものである。
記憶部70は、種々のプログラムやデータを記憶するものである。より詳細に説明すると、自動販売機の運転開始時(電源投入時)に行われる周知なクリーニング動作により、図9に示すように各商品収納コラム21の位置情報及び番号に関する情報を記憶するとともに、予め決められた中継位置イ、待機位置ロ、経由位置ハを記憶している。
中継位置イは、突起部材6の直上域に予め決められている。この中継位置イの位置検出は、図3に示す中継位置イを示す標識となる専用の切欠溝80,81を検知することにより行われる。これにより中継位置イの直下域に内扉2に突設された突起部材6が位置することになる(図9中、突起部材6の位置を符号ニで示す)。
待機位置ロは、右方下部の位置、すなわち図9の例では、コラム番号49の商品収納コラム21に対向する位置に予め決められている。経由位置ハは、例えば2つ決められており、1つは中継位置イの右方側、もう1つは中継位置イの左方側に予め決められている。ここで、右方側の経由位置ハは、待機位置ロを基準に4分割された図9中のDゾーンに位置するバケット40がAゾーンに移動する場合に経由するものであり、左方側の経由位置ハは、Cゾーンに位置するバケット40がBゾーンに移動する場合に経由するものである。
図9中の符号15は、断熱仕切板であり、断熱仕切板15の上方域は例えば加熱域、断熱仕切板15の下方域は冷却域とされる。この場合、コラム番号1〜14の商品収納コラム21は、加熱域に位置し、コラム番号15〜49の商品収納コラム21は、冷却域に位置することが記憶部70に記憶されている。また、このように断熱仕切板15の上方域を加熱域、下方域を冷却域としたことにより、記憶部70には、Y軸モータ324は高温度環境下に位置することが記憶される。そして、このような記憶部70には、Y軸モータ324及びX軸モータ312の設置環境下の温度に応じて停止位置センサ351,361が停止切欠溝331a,341aを検知してから各モータ312,324に駆動停止指令を与えるまでの設定時間が記憶されている。具体的には、各モータの設置環境下が高温雰囲気にあれば、設定時間を例えば0.01秒間とし、各モータの設置環境下が低温雰囲気にあれば、設定時間を例えば0.1秒間としている。
以上のような構成を有する自動販売機の動作について説明する。販売待機状態において、選択スイッチ8を通じて商品の選択情報及び入金口9を通じて投入された貨幣の入金情報がそれぞれ所定の販売条件を充足すると、販売指令が制御部60に与えられる。ここでは、コラム番号1の商品収納コラム21に収納された商品が選択されたものとして説明する。
制御部60は、X軸モータ312及びY軸モータ324に駆動指令を与えてこれらを駆動させる。この場合、図9中に示すようにDゾーンに位置するバケット40をAゾーンに移動することになるので、制御部60は、バケット40を右方側経由位置ハに経由させて移動させ、コラム番号1の商品収納コラム21に対して対向配置させる。この際、制御部60は、コラム番号1の商品収納コラム21に近接する光源14のみ点灯させても良い。
このことについてより詳細に説明する。制御部60は、待機位置ロに位置するバケット40をコラム番号1の商品収納コラム21に移動させる際に、予め決められた出力でモータを駆動させる。例えばY軸停止位置センサ361により待機位置ロより1段上の位置を検知した旨の信号が与えられるまではY軸モータ324を駆動するデューティを例えば70%とし、更にY軸位置センサにより2段上の位置を検知した旨の信号が与えられると、モータを駆動するデューティを100%として該モータを全速回転させる。そして、コラム番号1の商品収納コラム21の1段下の位置を検知した旨の信号を与えられると、モータを駆動するデューティを例えば30%とするPWM制御を行う。尚、ここでは、Y軸モータ324の駆動について述べたが、X軸モータ312の駆動についても同様にPWM制御を行う。
そして、目標とする商品収納コラム21(コラム番号1の商品収納コラム21)にバケット40を停止させる場合には、次のようにして行う。ここでは説明の便宜上Y軸モータ324の駆動について述べる。前提として、Y軸モータ324が高温雰囲気に設置されていることは、記憶部70に記憶されている。
図10に示すように、Y軸モータ324を駆動させてバケット40を上方に向けて移動させると、Y軸停止位置センサ361は、停止切欠溝341aを検知し、Y軸位置確認センサ362は確認切欠溝342aを検知する。また、Y軸位置補正センサ363は、Y軸停止位置センサ361が検知した後に、同じ停止切欠溝341aを検知することになる。そして、目標とする商品収納コラム21(コラム番号1の商品収納コラム21)に対応する停止切欠溝y3(341a)を検知した旨の信号がY軸停止位置センサ361から与えられた制御部60は、予め決められた設定時間ΔT(Y軸モータ324は高温雰囲気に設定されているので設定時間が例えば0.01秒間)だけ待機し、かかる設定時間ΔTの経過後にY軸モータ324に駆動停止指令を与えてバケット40の上方への移動を停止させる。その際、Y軸位置確認センサ362がコラム番号1の商品収納コラム21に対応する確認切欠溝Y3(342a)を検知した旨の信号が与えられると、制御部60は、バケット40が目標とする商品収納コラム21に対向配置したことを認識することができる。
ここで、Y軸位置確認センサ362が確認切欠溝Y3(342a)を検知した旨の信号が与えられない場合、制御部60は、Y軸位置補正センサ363から停止切欠溝y3(341a)を検知した旨の信号が与えられたか否かを確認し、該信号が与えられている場合には、バケット40の停止位置は、目標とする商品収納コラム21よりも上方側に移動し過ぎたものと認識することができる。この場合には、Y軸モータ324を決められた時間だけ逆回転させてバケット40を下方に向けて移動させる。そして、Y軸位置確認センサ362から確認切欠溝Y3(342a)を検知した旨の信号が与えられると、バケット40が目標とする商品収納コラム21に対向配置したことを認識することができる。この際、制御部60は、逆回転させた時間を設定時間ΔTから減算し、算出された時間を新たな設定時間として記憶部70に記憶する。
その一方、Y軸位置補正センサ363から停止切欠溝y3(341a)を検知した旨の信号が与えられていない場合には、バケット40の停止位置は、目標とする商品収納コラム21よりも下方側にあり、移動不足と認識することができる。この場合には、Y軸モータ324を決められた時間だけ同方向に追加回転させてバケット40を上方に向けて移動させる。そして、Y軸位置確認センサ362から確認切欠溝Y3(342a)を検知した旨の信号が与えられると、バケット40が目標とする商品収納コラム21に対向配置したことを認識することができる。この際、制御部60は、追加回転させた時間を設定時間ΔTに加算し、算出された時間を新たな設定時間として記憶部70に記憶する。
ここではY軸モータ324の駆動について説明したが、X軸モータ312の駆動についても同様に該X軸モータ312の温度環境下に応じて設定時間が決められ、かかる設定時間の経過後に制御部60が駆動停止指令を与える。
バケット40が目標とする商品収納コラム21に対向配置されると、制御部60は、電動式駆動機構411に駆動指令を与える。これにより電動式駆動機構411が該当する商品収納コラム21のベンドメックを駆動する。これにより商品が1つだけバケット40に移動し、載置部433に載置された態様で受容域44に受容される。バケット40が商品を受容すると、制御部60は、X軸モータ312及びY軸モータ324に駆動指令を与え、中継位置イに向けて移動させる。この際にも制御部60は、モータの駆動については予め決められた出力で行うPWM制御を行う。
そして、バケット40が中継位置イに位置することを検知すると、制御部60は、Y軸モータ324のみを駆動させて払出移動させる。そして、制御部60は、この払出移動の途中で予め設定された時間(例えば1秒間)だけY軸モータ324の駆動を停止させる。これによりバケット40は、惰性により下方に向けて払出移動する。かかる時間が経過後、制御部60は、Y軸モータ324を駆動させてバケット40を下方に向けて払出移動させる。かかる払出移動の際にも制御部60は、モータの駆動については予め決められた出力で行うPWM制御を行う。
ここで払出移動について説明する。図11に示すように、中継位置イに位置するバケット40を払出移動させると、図12に示すようにバケット40のピン部材424が突起部材6に当接する。このようにピン部材424が突起部材6に当接すると、支持部材42が上方に揺動し、該ピン部材424に当接された載置部材43も上方に向けて揺動する。前記載置部材43の揺動に伴って載置部433も前方へ迫り出しながら図13に示すように前傾姿勢となる。これにより、載置部材43の底面が大きく開口して載置部433に載置されていた商品は傾倒するのでバケット40から商品が払い出される。バケット40から払い出された商品は搬出フラッパ5に当接して該搬出フラッパ5を押し開いたうえで開成した商品搬出口4を通じて所定の商品取出室に至る。その後、Y軸モータ324を一旦駆動停止させると、バケット40は惰性で下方に向けて移動する。そうすると、ピン部材424の先端が突起部材6の天面(鉛直方向の平面(水平面))に当接して支持部材42と載置部材43における前面部431及び側壁部432との傾倒姿勢を保持することになり、商品がバケット40から確実に払い出されることを保証する。
このような自動販売機においては、上述したクリーニング動作の際に、マイクロスイッチ51を通じて搬出フラッパ5の開度を検知し、マイクロスイッチ51を通じて検知した開度が予め設定された基準値(閾値)を下回る場合には、制御部60が、開度不十分と判定して、その旨を入力手段50に与え、該入力手段50の所定の表示部に開度不十分である旨を表示させて報知させても良い。これにより、作業者がピン部材424と突起部材6との当接不良を認識することができ、これら両者の位置を修正して良好な位置関係を保持することができる。
以上のような自動販売機においては、制御部60が、選択された商品が予め設定された商品収納コラム21に収納されている場合には、すなわち選択された商品を収納する商品収納コラム21が所定のゾーンに位置する場合には、待機位置ロに位置するバケット40を、中継位置イの右方側に設定された仮想の経由位置ハを経由した後に、目標とする商品収納コラム21に対向配置させるので、かかる移動の際にバケット40のピン部材424が突起部材6に当接する虞れがない。従って、バケット40のピン部材424が内扉2の突起部材6に干渉することなく、バケット40を所望の商品収納コラム21に移動させることができる。
また、ピン部材424は、上方から押圧された場合には、バネ部材426の付勢力に抗して自身の軸心回りに揺動させて突出する前方域から退避移動するので、電源投入時等のようにバケット40の位置情報がまだ得られていない段階でのバケット40の移動についても、該バケット40を下方から上方に向けて移動させることができ、この際、ピン部材424が突起部材6に接触して破損してしまう虞れはない。
上記自動販売機によれば、駆動用モータ(X軸モータ312及びY軸モータ324)の設置環境下に応じて停止位置センサ351,361が停止切欠溝331a,341aを検知からの設定時間に幅をもたせて該モータ312,324の停止タイミングを可変にしたので、上述のように近接センサと検知板との簡易な組み合わせでも確実に所望な位置にバケット40を停止させることができ、コストの低減、並びに部品の共通化を図ることができる。
また、上記自動販売機によれば、制御部60が予め決められた出力でX軸モータ312及びY軸モータ324の駆動を行うPWM制御を実施するので、ベルト322等にかかる負荷を低減させるとともに、モータ312,324の使用寿命の長大化を図ることができる。
更に、上記自動販売機によれば、商品収容庫11の左右一対の側板の前端部には、上下方向に沿って所定の間隔で複数の光源14が並設してあるので、バケット40を目標とする商品収納コラム21に移動させる際に該商品収納コラム21に近接する光源14のみを点灯させることができる。従って、商品収容庫11の照明に柔軟に対応しながら、省エネルギー化を図ることができる。
また、上記自動販売機によれば、バケット40の払出移動を予め設定された時間だけ停止させるので、該バケット40は惰性で下方に向けて移動し、バケット40の傾倒姿勢時間を長大化することができ、確実に商品を払い出すことができる。
本発明の実施の形態である自動販売機を示す正面図である。 本発明の実施の形態である自動販売機の内部構造を示す斜視図である。 商品収容庫の内部構造を示す模式的に示す斜視図である。 バケットを前方側から見た場合を示す斜視図である。 バケットを後方側から見た場合を示す斜視図である。 バケットを構成するピン部材の退避移動を説明する説明図である。 自動販売機の制御系を示すブロック図である。 内扉の要部を拡大して示す断面側面図である。 商品収容庫を模式的に示す説明図である。 バケットの停止動作を説明するための説明図である。 バケットの払出移動を模式的に示す側面図である。 バケットの払出移動を模式的に示す側面図である。 バケットの払出移動を模式的に示す側面図である。
4 商品搬出口
5 搬出フラッパ
6 突起部材
10 本体キャビネット
11 商品収容庫
14 光源
20 商品ラック
21 商品収納コラム
22 商品収納通路
30 バケット駆動手段
31 X軸搬送機構
311 レール部材
312 X軸モータ
32 Y軸搬送機構
324 Y軸モータ
331 X軸停止位置検出板
332 X軸位置確認板
341 Y軸停止位置検出板
342 Y軸位置確認板
351 X軸停止位置センサ
352 X軸位置確認センサ
353 X軸位置補正センサ
361 Y軸停止位置センサ
362 Y軸位置確認センサ
363 Y軸位置補正センサ
40 バケット
424 ピン部材
51 マイクロスイッチ
60 制御部
70 記憶部

Claims (2)

  1. それぞれが複数の商品収納コラムを左右方向に沿って並設して成り、左右一対のラック支持側板間に上下方向に沿って複数段設けた商品ラックと、
    前記商品ラックの前方域を移動可能に配設し、任意の商品収納コラムに対して対向配置された場合に前記商品収納コラムとの間において商品の受け渡しが可能となるバケットと、
    前記バケットを移動させるためのバケット駆動手段と
    を断熱構造を有する商品収容庫に備えた自動販売機において、
    商品が選択された場合に、前記バケット駆動手段を駆動させることにより、待機位置に位置する前記バケットを移動させて該商品を収納する商品収納コラムに対向配置させ、前記バケットが商品を受容した後に前記バケット駆動手段を再度駆動させることにより、前記バケットを前記待機位置よりも上方の位置となる予め決められた中継位置に一旦移動させてから下方に向けて払出移動させ、前記バケットに設けられたピン部材が、前記商品収容庫の前面を構成する扉体に前記中継位置の直下域に向けて突設された突起部材に当接して該バケットが前後方向に傾倒姿勢になることにより受容した商品の払い出しを許容する制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記バケットが中継位置に移動してから前記払出移動を予め設定された時間だけ停止させるものであり、
    前記突起部材は、バケットが停止してから少なくとも惰性により下降する際、バケットに設けられたピン部材が当接してバケットの傾倒姿勢を維持するように上下方向に沿って延在して形成されたことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記扉体は、
    前記バケットから払い出された商品を搬出するための開口である商品搬出口と、
    自身の軸心回りに揺動可能に配設され、常態においては前記商品搬出口を閉成する一方、前記バケットが傾倒姿勢になる場合には、該バケットに当接されて前方に揺動して前記商品搬出口を開成させる搬出フラッパと、
    前記搬出フラッパの開度を検知する開度検知手段と
    を備えて成り、
    前記開度検知手段により検知された開度が予め決められた閾値を下回る場合には、開度不十分であると判定して、その旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
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