JP5358046B2 - 画像形成装置、画像形成システム、および、画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、および、画像形成方法 Download PDF

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本発明は、画像形成装置、画像形成システム、および、画像形成方法の技術に関する。
スキャナで読み取った入力原稿を縮小してから出力原稿へと複写する画像形成装置が、特許文献1などで開示されている。この画像形成装置は、複写時の縮小率をユーザが指定するようになっており、指定された縮小率にて印刷される原稿を、ユーザは取得することができる。
特開平10−243218号公報
しかしながら、特許文献1などの画像形成装置に対して、ユーザが縮小率として非常に小さい値を設定してしまうと、複写後の複写画像の分解能が小さくなることから、複写後の文字や画像などが小さくつぶれてしまい、見づらくなることがあった。
そこで、本発明は、前記した問題を解決し、複写倍率を指定される画像形成装置において、原稿の記載が読める程度の適切な複写倍率を指定させることを、主な目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、第1媒体から第2媒体へと複写するときに、複写倍率に従って原稿倍率を変更する画像形成装置であって、
前記第1媒体に形成された第1画像を読取画像データとして読み込む画像読取部と、
前記複写倍率が入力される操作パネルと、
前記第2媒体に第2画像を形成する画像形成部と、
前記画像読取部、前記操作パネル、および、前記画像形成部とそれぞれ接続され、前記画像形成装置を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、
前記画像読取部が読み取った前記読取画像データから原画像倍率および許容倍率範囲を含む入力情報コードを抽出し、
前記原画像倍率と前記複写倍率との積が前記許容倍率範囲の範囲内であるか否かを判定する判定式を計算し、
前記判定式を満たすときには、前記画像形成部に対して、前記読取画像データから前記複写倍率に従って原稿倍率を変更した印刷画像データの画像を、前記第2画像として前記第2媒体に形成する旨の画像形成処理を許可するとともに、前記判定式を満たさないときには、前記画像形成処理を不許可とすることを特徴とする。
その他の手段は、後記する。
本発明によれば、複写倍率を指定される画像形成装置において、原稿の記載が読める程度の適切な複写倍率を指定させることができる。
本発明の一実施形態に関する画像形成システムを示す構成図である。 本発明の一実施形態に関する画像形成システムの処理対象である原稿のデータを示す説明図である。 本発明の一実施形態に関する画像形成装置の詳細を示す構成図である。 本発明の一実施形態に関する画像形成装置の外観図である。 本発明の一実施形態に関する画像形成装置における複写処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に関する2枚の入力原稿から1枚の出力原稿へと集約複写する形態を示す説明図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、画像形成システムを示す構成図である。画像形成システムは、ユーザ端末1と、プリンタ装置2と、画像形成装置3としてのコピー機とが通信手段(ネットワーク)により接続されて構成される。なお、ユーザ端末1、プリンタ装置2、および、画像形成装置3は、それぞれ制御部(CPU)、記憶部(メモリ、ハードディスクなど)、および、通信部(ネットワークインタフェース)を備えるコンピュータとして構成される。
ユーザ端末1は、画像形成システムの処理対象であり、紙面に印刷される元データである原画像データ9を、印刷ジョブによってプリンタ装置2へと出力する。さらに、ユーザ端末1は、原画像データ9の印刷設定として、原画像データ9の原稿サイズへの印刷倍率を示す「原画像倍率A」と、原画像データ9の原稿サイズを100%としたときに許容される印刷倍率を示す「許容倍率範囲B」とを、併せてプリンタ装置2へと出力する。なお、許容倍率範囲Bは、ユーザにとって、原稿内の文字などの画像が視認困難となる縮小の限界値として、設定される。
プリンタ装置2は、ユーザ端末1から受信した印刷ジョブの原画像データ9に対して、原画像倍率Aに従って倍率変更操作(拡大操作または縮小操作)を行ってから紙面に印刷することで、第1媒体としての入力原稿91を作成する。
画像形成装置3は、入力原稿91をスキャナ(図3の画像読取部31)で画像データとして読み取り、さらに、その入力原稿91への印刷倍率を示す「複写倍率C」の入力を受け付けると、入力原稿91への「複写倍率C」に基づく倍率変更操作を行ってから紙面に印刷することで、第2媒体としての出力原稿93を作成する。ここで、画像形成装置3は、図2以降で後記するように、「複写倍率C」が「許容倍率範囲B」に適合するように制御することを特徴とする。
図2は、図1の画像形成システムの処理対象である原稿のデータを示す説明図である。
ユーザ端末1は、原画像データ9の原稿サイズを100%としたとき、ユーザから原画像データ9への印刷倍率として、原画像倍率Aの入力(図2では、80%)を受け付ける。さらに、ユーザ端末1は、ユーザから原画像データ9への許容倍率範囲B(図2では、50%以上)の入力を受け付ける。
プリンタ装置2は、ユーザ端末1から通知されたデータ(原画像倍率A、許容倍率範囲B)を、入力原稿91の所定領域(例えば、右下の空白領域)に入力情報コード92として埋め込んでから、原画像データ9を原画像倍率Aで(図2では、80%に縮小して)印刷する。なお、入力情報コード92は、プリンタ装置2が作成して埋め込んでもよいし、ユーザ端末1があらかじめ原画像データ9内に画像データとして埋め込んでもよい。
画像形成装置3は、入力原稿91を読取画像データとして読み取り、その中の入力情報コード92を抽出することで、ユーザ端末1から通知されたデータ(原画像倍率A、許容倍率範囲B)を取得する。そして、画像形成装置3は、入力原稿91に対する複写倍率C(図2では、85%)が図3の操作パネル39を介して入力されると、その複写倍率Cが許容倍率範囲Bを満たすか否かを判定する。
例えば、図2では、判定式「原画像倍率A(80%)×複写倍率C(85%)>許容倍率範囲B(50%)」を満たすので、画像形成装置3は、入力原稿91に対して、複写倍率C(85%)での縮小複写を許可する。
一方、図2において、仮に複写倍率C(50%)が入力されると、判定式の左辺「原画像倍率A(80%)×複写倍率C(50%)=40%」は、判定式の右辺「許容倍率範囲B(50%)」より小さいので、判定式を満たさなくなり、複写倍率C(50%)での縮小複写を不許可とする。
画像形成装置3は、判定式を満たすときには、出力情報コード94のデータ(原画像倍率A、許容倍率範囲B)を新たに作成し、出力原稿93に埋め込んでから印刷する。新たな原画像倍率A(68%)は、前回の原画像倍率A(80%)と、複写倍率C(85%)との積である。新たな許容倍率範囲Bは、前回の許容倍率範囲Bと同じ値である。
このように、画像形成装置3は、出力原稿93に出力情報コード94を埋め込むことで、原稿が複写されるたびに次の世代に移行することとすると、第3世代以降の複写においても、許容倍率範囲Bに適合した複写を各世代において実現することができる。つまり、前世代の出力原稿93は次世代の入力原稿91であり、前世代の出力情報コード94は次世代の入力情報コード92である。
つまり、複写が複数回行われる(親原稿→子原稿→孫原稿→…)複数世代の原稿管理において、画像形成装置3は、各世代がそれぞれ許容倍率範囲Bに適合していることを、以下の判定式で判定する。なお、図2の例では、第1世代=入力原稿91、第2世代=出力原稿93である。
(第1世代の複写倍率)×(第2世代の複写倍率)× … (第N世代の複写倍率)>(許容倍率範囲Bの下限値)
図3は、画像形成装置3の詳細を示す構成図である。画像形成装置3は、複写機能を有する周辺機器(複合機(MFP:Multi Function Peripheral)、複写機、FAXなど)である。
図4は、図3の画像形成装置3の外観図である。
画像形成装置3は、図4で示されるハードウェア(画像読取部31、画像形成部36、操作パネル39)と、CPUがプログラムを実行することで機能するためのソフトウェア(制御部30)とを備えて構成される。
制御部30は、情報抽出部32と、倍率制御部33と、情報埋込部37と、倍率変更部38と、を有する。
画像読取部31は、入力原稿91(第1媒体)に形成された画像(第1画像)を読取画像データとして読み込む。
情報抽出部32は、画像読取部31が読み取った第1画像から原画像倍率Aおよび許容倍率範囲Bを含む入力情報コード92を抽出する。
操作パネル39は、複写倍率Cの入力(初回入力、再入力)を受け付ける。
倍率変更部38は、読取画像データに対して複写倍率Cに従って原稿倍率を変更することで出力原稿93の画像(印刷画像データ)を作成する。倍率制御部33は、ページ記述言語(PDL:Page Description Language)のデコーダを含んでいてもよい。
画像形成部36は、倍率変更部38が作成した印刷画像データを第2画像として出力原稿93(第2媒体)へと印刷(形成)する印刷機構として構成される。
倍率制御部33は、原画像倍率Aと複写倍率Cとの積が許容倍率範囲Bの範囲内であるか否かを判定する判定式を計算し、判定式を満たすときには画像形成部36による出力原稿93への印刷処理を許可するとともに、判定式を満たさないときには、その印刷処理を不許可とする。
情報埋込部37は、前回の情報抽出部32が抽出した原画像倍率Aと前回の複写倍率Cとの積を今回の原画像倍率Aとし、前回の情報抽出部32が抽出した許容倍率範囲Bを今回の許容倍率範囲Bとし、今回の原画像倍率Aおよび今回の許容倍率範囲Bを含む出力情報コード94を、印刷画像データに対して埋め込む。
なお、情報抽出部32および情報埋込部37の処理対象であり、原稿に埋め込まれる情報コード(入力情報コード92、出力情報コード94)の実施例として、情報を抽出できるものであれば、バーコードやQR(Quick Response)コードの他に、地紋透かしを適用してもよい。
図5は、画像形成装置3の制御部30における複写処理を示すフローチャートである。
S11において、操作パネル39は、複写倍率Cの入力を受け付ける。
S12において、画像読取部31は、フラットベッドやADF(Auto Document Feeder)に載置された入力原稿91を走査し、画像データとして読み込む。
S13において、情報抽出部32は、画像読取部31が読み取った入力原稿91の画像データから、入力情報コード92をデータとして抽出する。なお、入力情報コード92には、原画像倍率Aおよび許容倍率範囲Bが含まれている。
S14において、倍率制御部33は、判定式「原画像倍率A(S12で読み取り)×複写倍率C(S11で入力)>許容倍率範囲B(S12で読み取り)」を満たすか否かを計算する。判定式を満たすときには(S14,Yes)S21へ進み、判定式を満たさないときには(S14,No)S15へ進む。
S15において、倍率制御部33は、S11で入力された複写倍率Cでは、許容倍率範囲Bを満たさない旨のエラーメッセージを操作パネル39に表示するとともに、次のユーザからの入力を受け付ける。
・ユーザからの入力が「複写中止」なら、処理を終了する。
・ユーザからの入力が「複写強行」なら、S14の判定結果を無視して、処理をS21へ進める。
・ユーザからの入力が「複写倍率Cの再設定」なら、再入力された複写倍率Cの値をS11で入力された複写倍率Cから置き換えて(S16)、処理をS14へと戻す。ここで、複写倍率Cを再入力するときに、倍率制御部33は、再入力可能な複写倍率Cの範囲をユーザに提示することにより、ユーザは複写倍率Cとして適切な値の入力を1回行うだけで済む。よって、倍率制御部33は、以下に示す「今回指定倍率範囲D」を、再入力可能な複写倍率Cの範囲として操作パネル39に表示することとしてもよい。
(今回指定倍率範囲D)=(許容倍率範囲B)/(原画像倍率A)
S21において、倍率制御部33は、図2で説明したように、S14の判定式で用いられたパラメータをもとに、出力情報コード94のデータ(原画像倍率A、許容倍率範囲B)を新たに作成する。
S22において、倍率制御部33は、倍率変更部38に対して、画像読取部31で読み取った入力原稿91に対して、複写倍率Cで拡大または縮小して出力原稿93の印刷画像データとして作成する処理を許可し、情報埋込部37に対して、S21で作成した出力情報コード94を出力原稿93の画像データに埋め込む処理を許可し、画像形成部36に対して、印刷画像データの印刷処理を許可する。
S23において、倍率変更部38、情報埋込部37、および、画像形成部36は、それぞれS22で許可された処理を実行することで、出力情報コード94が埋め込まれた出力原稿93を作成(印刷)する。
以上の動作により、原稿作成者(ユーザ端末1のユーザ)が推奨する許容倍率範囲Bを情報コード(入力情報コード92、出力情報コード94)として原稿(入力原稿91、出力原稿93)に保持する。
そして、原稿を縮小複写する度に許容倍率範囲Bを超える拡大縮小を回避することができるので、原稿の品質(分解能)の劣化を抑止することができる。
さらに、情報コードの埋め込み処理を複写処理の度に行うことにより、複数世代の原稿複写処理において、すべての世代において原稿の品質(分解能)の劣化を抑止することができる。
以上説明した本実施形態は、許容倍率範囲Bおよび原画像倍率Aの情報コードが、前記原画像と共に画像形成された第1媒体(入力原稿91)を変倍複写するとき、原画像倍率Aと複写倍率Cとの積が許容倍率範囲Bの範囲外のときに、原画像倍率Aと複写倍率Cとの積が許容倍率範囲Bの範囲内になるように、複写倍率Cを再設定させることを主な特徴とする。さらに、以上説明した本実施形態は、以下に示すように、様々な変形実施が可能である。
図6は、画像形成装置3が、2枚の入力原稿91から1枚の出力原稿93へと集約複写する形態を示す説明図である。1枚目の入力原稿91(左側)には許容倍率範囲B「50%」が設定され、2枚目の入力原稿91(右側)には許容倍率範囲B「60%」が設定されている。出力原稿93には、2枚の入力原稿91それぞれの入力情報コード92から作成される2つの出力情報コード94が埋め込まれている。
画像形成装置3は、原画像倍率Aと複写倍率Cとの積を計算して、以下のように出力原稿93への集約複写の可否を決定する。
まず、原画像倍率Aと複写倍率Cとの積が「55%」なら、1枚目の許容倍率範囲B「50%」を満たすが、2枚目の許容倍率範囲B「60%」を満たさない。このときには、画像形成装置3は、2枚目の許容倍率範囲B「60%」を満たすような複写倍率Cの再入力を受け付けて、その再入力された複写倍率Cに従って、出力原稿93への集約複写を許可する。
次に、原画像倍率Aと複写倍率Cとの積が「40%」なら、1枚目の許容倍率範囲B「50%」も、2枚目の許容倍率範囲B「60%」も両方満たさない。このときには、画像形成装置3は、2枚の許容倍率範囲Bのうちの大きい値である2枚目の許容倍率範囲B「60%」を満たすような複写倍率Cの再入力を受け付けて、その再入力された複写倍率Cに従って、出力原稿93への集約複写を許可する。
また、S14での判定式において、許容倍率範囲Bとして、印刷許可範囲の下限(縮小率)だけを設定しているが、許容倍率範囲Bを下限(縮小率)〜上限(拡大率)としてもよい。つまり、S14の判定式は、以下の式へと置き換えることができる。
判定式「許容倍率範囲Bの下限<原画像倍率A×複写倍率C<許容倍率範囲Bの上限」
縮小率の下限(推奨縮小率)を設けることにより、複写後の複写画像の分解能が小さくなり、見づらくなることを抑制できる。
拡大率の上限(推奨拡大率)を設けることにより、拡大複写時に原稿の印刷領域が印刷用紙の範囲外へとはみ出すことを、原稿の作成者が抑制することができる。
そして、プリンタ装置2および画像形成装置3は、原稿内容(入力原稿91、出力原稿93)と、その原稿に埋め込まれる情報コード(入力情報コード92、出力情報コード94)とを、それぞれ同じ表面に印刷することとしたが(図2参照)、原稿内容を表面に印刷し、情報コードを裏面に印刷するなど、両面印刷することとしてもよい。そのときには、画像読取部31は、両面読み取りに対応したスキャナ装置として構成される。
さらに、許容倍率範囲Bを設定するユーザは、原稿作成者(ユーザ端末1のユーザ)だけでなく、他のユーザ(プリンタ装置2や画像形成装置3のユーザや、原稿の閲覧者など)としてもよい。このように、ユーザごとに異なった許容倍率範囲Bを設定する動機付けとしては、原稿の文字が見やすいか見づらいかというのは、ユーザごとに異なることが挙げられる。例えば、視力の弱い高齢者は、小さい文字が読みづらいため、許容倍率範囲Bを特に大きく設定する必要があり、そうでない人は、許容倍率範囲Bを視認可能な程度に設定すればよい。
よって、ユーザごとの許容倍率範囲Bの設定方法としては、例えば、ディレクトリサーバなどのユーザデータベースからユーザごとの許容倍率範囲Bを取得する方式や、ユーザが使用する周辺機器(プリンタ装置2など)ごとに、そのユーザに適した許容倍率範囲Bを設定する方式が、挙げられる。
さらに、許容倍率範囲Bの数値そのものを情報コードとして埋め込む代わりに、許容倍率範囲Bの数値を特定可能な別の情報(例えば、プリンタ装置2の装置IDであり、そのIDから特定されるプリンタ装置2内には許容倍率範囲Bが設定されている)を埋め込んでもよい。
そして、S14での判定式は1つの式としたが、これは縦横比を保ったままの拡大縮小操作を前提としている。一方、縦横比を固定せずに拡大縮小するときには、以下に示すように、判定式を2つ(縦方向の判定式、横方向の判定式)とし、2つの判定式を両方満たした場合にのみ、S21へと進めばよい。
(縦の許容倍率範囲B)<(縦の原画像倍率A)×(縦の複写倍率C)
(横の許容倍率範囲B)<(横の原画像倍率A)×(横の複写倍率C)
さらに、図1のプリンタ装置2と画像形成装置3とを同一筐体に収容する複合機として構成することにより、画像形成システム全体の導入コストを抑制することができるとともに、入力情報コード92を入力原稿91に埋め込まなくても、データとして記憶部に保持しておくだけで済むので、処理の高速化が可能になる。
そして、原画像倍率Aおよび許容倍率範囲Bのパラメータ入力方法としては、以下が例示される。
・周辺機器のデバイスドライバ側で設定する。
・アプリケーションの入力画面を介して、ユーザから直接入力してもらう。
・他のデータの参照パラメータをもとに、コンピュータ(プリンタ装置2、画像形成装置3)が自動計算する。参照パラメータとしては、例えば、文書ファイルの解像度(dpi)や、文書ファイルに含まれているフォント種別(第2,3水準の漢字が含まれているときには、画数が多く縮小すると見づらいので、(推奨最大縮小倍率B)を高めに設定する)などのパラメータが、挙げられる。
1 ユーザ端末
2 プリンタ装置
3 画像形成装置
9 原画像データ
30 制御部
31 画像読取部
32 情報抽出部
33 倍率制御部
36 画像形成部
37 情報埋込部
38 倍率変更部
39 操作パネル
91 入力原稿(第1媒体)
92 入力情報コード
93 出力原稿(第2媒体)
94 出力情報コード

Claims (5)

  1. 第1媒体から第2媒体へと複写するときに、複写倍率に従って原稿倍率を変更する画像形成装置であって、
    前記第1媒体に形成された第1画像を読取画像データとして読み込む画像読取部と、
    前記複写倍率が入力される操作パネルと、
    前記第2媒体に第2画像を形成する画像形成部と、
    前記画像読取部、前記操作パネル、および、前記画像形成部とそれぞれ接続され、前記画像形成装置を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記画像読取部が読み取った前記読取画像データから原画像倍率および許容倍率範囲を含む入力情報コードを抽出し、
    前記原画像倍率と前記複写倍率との積が前記許容倍率範囲の範囲内であるか否かを判定する判定式を計算し、
    前記判定式を満たすときには、前記画像形成部に対して、前記読取画像データから前記複写倍率に従って原稿倍率を変更した印刷画像データの画像を、前記第2画像として前記第2媒体に形成する旨の画像形成処理を許可するとともに、前記判定式を満たさないときには、前記画像形成処理を不許可とすることを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前回の前記情報抽出部が抽出した前記原画像倍率と前回の前記複写倍率との積を今回の前記原画像倍率とし、前回の前記情報抽出部が抽出した前記許容倍率範囲を今回の前記許容倍率範囲とし、今回の前記原画像倍率および今回の前記許容倍率範囲を含む出力情報コードを、前記印刷画像データに対して埋め込むことを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、複数枚の前記第1媒体から1枚の前記第2媒体への集約複写をするときに、複数枚の前記第1媒体の前記読取画像データからそれぞれ読み取った複数の前記許容倍率範囲のうち、最も範囲が狭い前記許容倍率範囲を前記判定式に採用することを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置と、前記第1媒体に前記入力情報コードを埋め込んで印刷するプリンタ装置と、を含めて構成されることを特徴とする
    画像形成システム。
  5. 第1媒体から第2媒体へと複写するときに、複写倍率に従って原稿倍率を変更する画像形成装置による画像形成方法であって、
    前記画像形成装置は、
    前記第1媒体に形成された第1画像を読取画像データとして読み込む画像読取部と、
    前記複写倍率が入力される操作パネルと、
    前記第2媒体に第2画像を形成する画像形成部と、
    前記画像読取部、前記操作パネル、および、前記画像形成部とそれぞれ接続され、前記画像形成装置を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記画像読取部が読み取った前記読取画像データから原画像倍率および許容倍率範囲を含む入力情報コードを抽出し、
    前記原画像倍率と前記複写倍率との積が前記許容倍率範囲の範囲内であるか否かを判定する判定式を計算し、
    前記判定式を満たすときには、前記画像形成部に対して、前記読取画像データから前記複写倍率に従って原稿倍率を変更した印刷画像データの画像を、前記第2画像として前記第2媒体に形成する旨の画像形成処理を許可するとともに、前記判定式を満たさないときには、前記画像形成処理を不許可とすることを特徴とする
    画像形成方法。
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