JP2012244206A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 QRコードの付加された原稿を、原稿と異なるサイズの用紙に複写する場合、出力用紙の四隅位置のうち、原稿からQRコードが検出された位置にQRコードを付加する。このため、出力用紙の原稿画像が出力された部分にQRコードが付加されず、出力用紙を切断するなどして、QRコードが付加されない原稿の複写が作成される問題がある。
【解決手段】 出力画像に付加されたQRコードの位置が、原稿画像が配置された部分であるか判断し、原稿画像部分にQRコードが付加されていない場合は、出力画像の原稿画像部分で、かつ、出力画像の四隅となる位置にQRコードを付加することにより、QRコードが付加されていない原稿の複写が作成されることを防止する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、2次元コードによる複写禁止情報を抽出可能な画像形成装置、その制御方法、プログラムに関するものである。
近年、複写機の普及に伴い、原稿の不正複写問題が増大している。この対策技術として、特定の原稿の複写を抑制する技術がある。この複写を抑制する技術として、原稿に対して複写禁止情報を持つ2次元コードを付加しておき、複写機がこの原稿を読み取った場合に、原稿の複写を禁止するものがある。
特許文献1には、原稿に対して複写禁止情報を持つ2次元コードを付加しておき、複写機がこの原稿を読み取った場合に、原稿の複写を禁止する方法が開示されている。
複写機には、複写だけではなく、ストレージへの保存や、E−mail送信、FAX送信などの出力機能を有するものがあり、複写禁止情報が付加された原稿を読み取った場合には、どの出力機能を指示されたとしては一律出力を禁止している。
また、文書内に埋め込まれる2次元コードとして、特許文献2で開示しているQRコード(商標)がある。この特許文献2記載のQRコードは、特許文献1記載の2次元コードに比べて、汎用的に使用されている。したがって2次元コードとしてQRコードを使用し、複写禁止情報を埋め込んで原稿に付加されることもありうる。
また、複写機には、QRコードが付加された原稿の複写においては、複写許可情報を持つQRコードの場合、出力画像に対して、原稿の読み取りで検出されたQRコードの位置に、複写制御情報を更新したQRコードを埋め込んで出力するものがある。その際、原稿に付加されていたQRコードを、原稿の読み取り時に白紙画像で消去する複写機も存在する。
特開平04−009963号公報 特開平10-312447号公報
複写機で原稿を複写する場合、読み取った原稿画像に白紙画像を付け加えて印刷を行う場合がある。例えば、図3に示すように、ADF(Auto Document Feeder)から読み込んだA4サイズの原稿(0301)をA3サイズの出力用紙(0304)に複写する場合、A4サイズの原稿画像は、A3サイズの出力用紙の右側に配置されて出力され(0303)、出力用紙の左側は白紙となる。
この時、原稿のQRコードが付加されている位置によっては、出力用紙では白紙部分にQRコードが付加される。例えば、図3に示すように、A4サイズ原稿の左上にQRコードが付加されている場合(0302)、出力用紙でも左上にQRコードが付加されるため、出力用紙の左側の白紙部分にQRコードが付加される(0306)。また、原稿に付加されていたQRコードは、原稿の読み取り時に白紙画像で消去される(0305)。
このため、複写で得られたA3サイズの出力用紙を、用紙の中心(0307)で、A4サイズ2枚の用紙に切断すると、QRコードが付加された白紙の用紙1枚(0309)と、QRコードが付加されていない原稿が複写された用紙1枚(0308)に分かれ、QRコードが付加されていない原稿の複写を容易に得ることが可能となってしまう。
原稿を読み取る、読み取り手段(0102)と、
読み取られた原稿画像から2次元コードの検出を行う、2次元コード検出手段(0103)と、
読み取られた原稿画像から2次元コードの消去を行う、2次元コード消去手段(S0504)と、
検出された2次元コードの複写制御情報と検出位置情報を格納する、2次元コード情報格納手段(0107)と、
2次元コード情報格納手段に格納された複写制御情報の追跡情報を更新する、複写制御情報更新手段(0101)と、
出力画像に対して指定された位置に2次元コードを合成する、2次元コード合成手段(S0508)と、
2次元コードが出力画像の原稿画像部分に合成されているか否かを判別する、2次元コード合成位置判別手段(S0509)を有し、
読み取り手段により読み取った原稿画像から2次元コードを検出し(S0502)、
読み取り手段により読み取った原稿画像で検出した2次元コードを消去し(S0504)、
出力画像に対し、原稿画像で2次元コードを検出した位置に、複写制御情報を更新した2次元コードを合成し(S0508)、
出力画像に対し、2次元コードを合成した位置が、原稿画像が配置された部分であるか否かを判別し(S0509)、
出力画像対して2次元コードが合成された位置が、原稿画像が配置された部分で無い場合、原稿画像が配置された部分であり、かつ、出力画像の四隅となる個所に、複写制御情報を更新した2次元コードを合成する(S0510)、
ことを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、原稿画像を原稿サイズと異なる出力用紙サイズで複写する場合においても、複写された出力用紙の原稿画像部分に対して、常に複写制御情報が更新されたQRコードが付加されるようになり、QRコードが付加されていない原稿の複写が作成されることを防止することが可能となる。
実施例における、MFP1001のブロック図である。 従来技術における、QRコードの検出処理対象の領域を示す図である。 従来技術における、A4サイズの原稿をA3サイズの用紙に複写する場合の、QRコードの付加位置を示す図である。 実施例1における、A4サイズの原稿をA3サイズの用紙に複写する場合の、QRコードの付加位置を示す図である。 実施例1における、MFP1001が実行するQRコード付加原稿の複写処理を示すフローチャートである。 実施例2における、A4サイズの原稿をA3サイズの用紙に複写する場合の、QRコードの付加位置を示す図である。 実施例2における、MFP1001が実行するQRコード付加原稿の複写処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
[実施例1]
本発明の第1の実施例は、複写禁止機能を持つ複写機で、原稿サイズと異なるサイズの出力用紙に原稿を複写する場合の、複写出力に対する2次元コード付加位置の制御に関する発明である。
ここで、本実施例において使われる用語について説明する。原稿には複写によって複写制御情報が付加される。複写制御情報には、複写禁止情報と複写許可情報がある。
次に、複写制御情報が付加された原稿を作成する処理について説明する。
始めに、複写制御情報を符号化することで埋め込み情報を得る。2番目に、埋め込み情報を画像化することで2次元コードを生成する。3番目に、2次元コードと原稿画像を合成し、2次元コードの合成された原稿画像を生成する。最後に、2次元コードの合成された原稿画像を印刷する。これにより、複写制御情報が2次元コードで付加された原稿が作成される。この一連の処理を、複写制御情報の「付加」と呼ぶ。なお、複写制御情報を符号化し、画像化する処理(これにより、2次元コードが生成されることになる)のことを、複写制御情報の2次元コード化と称することにする。
なお、本実施例も含め以降の実施例では、このように2次元コードを利用する形態(即ち、2次元コードを原稿画像に合成して印刷する形態、及び、その印刷により得られた原稿を読み取り複写を制御する形態)を例に各ステップの処理の説明を行うこととする。
本実施例では、2次元コードとしてQRコードを使用し、原稿の1面に対して1つのQRコードが付加されていることとする。
次に、複写制御情報がQRコードで付加された原稿から複写制御情報を抽出する処理について説明する。始めに、原稿台の上、または、ADF(Auto Document Feeder)に置かれたその原稿を読み取り、原稿画像を生成する。2番目に、その原稿画像からQRコードを見つけ出す。3番目に、見つけ出したQRコードを情報化して埋め込み情報を得る。4番目に、埋め込み情報を復号化して複写制御情報を得る。これにより、複写制御情報がQRコードで付加された原稿から、複写制御情報を得ることができる。この一連の処理の内、2番目以降の処理を、複写制御情報の「検出」と呼ぶ。
なお、埋め込み情報には、誤り訂正符号が含まれており、複写制御情報には、誤り訂正符号は含まれていない。
以下、図1を参照して本発明の第1の実施例におけるMFP1001の構成について詳細に説明する。ここで、図1は、本実施の形態に係るMFP1001の構成を例示するブロック図である。
制御部0101は、MFP1001の各ユニットの動作制御をおこなう箇所である。この制御部0101は、CPU(Central Processing Unit)を有している(ここでは図示しない)。また、制御部1は、埋め込み情報の復号化も行う。
操作部0105は、MFP1001に対するユーザからの操作入力を受け付ける箇所である。
ユーザ認証部0106は、MFP1001を使用するユーザの認証に必要な情報を管理する箇所である。
読み取り部0102は、上述の原稿を読み取ることで(例えば、スキャンし)、その原稿の原稿画像の生成を行う箇所である。なお、原稿が印刷物等の紙文書であるのに対して、原稿画像はデジタル(又は、アナログ)のデータである。
情報化部0103は、上述の原稿画像からQRコードを見つけ出して情報化を行う箇所である。
メモリ0107は、原稿画像を記憶する箇所である。
出力部0108は、メモリ0107から原稿画像を読み出した後、原稿画像の印刷、または、原稿画像の外部装置への送信等の出力を行う箇所である。ここで外部装置とは、MFP1001とネットワークを介して接続されているPC等を指す。
表示部0109は、制御部0101の制御により表示画面の表示を行う箇所である。
データベース0110は、MFP1001の印刷設定や使用ログを記録する箇所である。
エンコード部0111は、上述の符号化と画像化を行う箇所である。
次に、原稿画像から複写制御情報を検出する処理について説明する。
情報化部0103は、原稿画像内からQRコードの隅にある切り出しシンボル(ファインダパターン)を検出する。ファインダパターンが存在すると、情報化部0103は原稿画像にQRコードがあると判断する。これを、QRコードを見つけ出すと称する。次に見つけ出したQRコードを情報化して埋め込み情報を得る。そして最後に、QRコードを1つ見つけた制御部0101は、当該QRコードに含まれる埋め込み情報を復号化する。このように復号化を行うことで、制御部0101は、複写制御情報を得ることができる。
以上のように、原稿画像からQRコードを見つけ出す、見つけ出したQRコードを情報化して埋め込み情報を得る、埋め込み情報を復号化して複写制御情報を得る処理という一連の処理を「検出」と呼ぶ。検出処理を行うことで、原稿画像から複写制御情報を得ることができる。
次に、原稿画像から複写制御情報を検出する領域について説明する。
MFP1001でのQRコード検出では、読み取り部0102が読み取った画像のうち、QRコードの検出を行う領域の四隅の部分で検出処理を行う。図2の例では、読み取られた画像0201の全体がQRコード検出を行う領域であり、その四隅から一定範囲の領域0202が検出処理を行う対象となる。ここで、読み取り画像のうち、QRコードの検出処理を行う画像の範囲を(図2では0201)をQRコード検出対象とし、その範囲をQRコード検出対象領域と呼ぶ。通常、QRコード検出対象領域は、読み取り部0102で読み取られる原稿画像となる。実際にQRコードの検出処理が行われるのは、QRコード検出対象領域の四隅の一定範囲の領域である。この、四隅のQRコード検出が行われる範囲の大きさは、固定サイズでも良いし、ユーザにより設定可能としても良い。
次に、原稿サイズと出力用紙サイズが異なる場合の、本実施例における複写動作について、図4を用いて説明する。
図4は、A4サイズの原稿(0401)をA3サイズの出力用紙(0404)に複写するときの図である。A4サイズ原稿には、左上にQRコード(0402)が付加されている。複写において、読み取り部(0102)のADFから原稿を読み取る場合、読み取られる画像のサイズも原稿と同じくA4サイズとなる。この読み取り画像に対し、出力用紙サイズはA3サイズであるため、複写出力の画像は、A3サイズの白紙画像に対し、右側のA4サイズの領域に読み取った原稿画像を配置(0403)したものとなる。
また、複写時には、原稿(0401)に付加されているQRコード(0402)は一度消去され、複写制御情報を更新して出力画像に再度付加される。このため、出力画像(0404)に配置された原稿画像における、QRコードが付加されていた部分は白紙画像(0405)でQRコードが消去されたものとなる。
複写時において、複写制御情報を更新して出力画像に付加されるQRコードの位置は、原稿読み取り時に検出されるQRコード位置と同じ位置となる。ただし、図2を用いて前述したとおり、通常QRコードの検出対象領域は読み取り部0102で読み取られる原稿画像となり、原稿画像の四隅の一定範囲の領域(0202)でQRコードの検出処理が行われる。このため、複写時において出力画像に付加されるQRコードの位置は、出力画像に対して、原稿読み取り時に検出されるQRコードと同じ四隅の位置に付加される。図4の場合では、A4原稿(0401)には、左上にQRコード(0402)が付加されているため、A3サイズの出力画像(0404)に対しても、その左上にQRコード(0406)が付加される。
この時、出力画像に付加されるQRコード(0406)は、出力画像左側の白紙部分に付加され、また、出力画像の原稿画像部分で、原稿画像に付加されていたQRコードは白紙画像(0405)で消去されている。このため、A3サイズの出力用紙を、その中心(0408)で半分に切断した場合、QRコードが付加されていない原稿の複写を作成することが可能となってしまう。
このため、出力画像の白紙部分に付加されたQRコード(0406)と同じQRコードを、出力画像中の原稿画像が配置された部分も付加する。付加する位置は、出力画像に対し原稿画像が配置された部分で、かつ、出力画像の四隅となる部分のうち、いずれか1カ所であり、原稿の読み取りで検出された、原稿に付加されたQRコード位置に最も近い場所、とする。図4の場合では、A3サイズの出力画像に対してA4の原稿画像は、出力画像の右側の部分に配置されているため、出力画像の四隅、右上と右下の部分がQRコードを付加する位置の候補となり、原稿画像に付加されたQRコードの位置は、左上であるため、原稿画像のQRコード付加位置により近い、出力画像の右上にQRコードが付加される(0407)。
これにより、複写された出力用紙を、その中心(0408)で半分に切断した場合であっても、QRコードが付加されていない原稿の複写が作成されることを防止する。
次に、原稿サイズと出力用紙サイズが異なる場合の、本実施例における複写動作の制御について、図5を用いて詳細に説明する。図5は、本実施例において、MFP1001が実行する複写動作の制御の流れを示すフローチャートである。
QRコードが付加された画像を複写するユーザは、まず原稿を読み取り部0102に設置し、複写に必要な各種設定を操作部0105から入力し、複写を実行する。複写が実行されると、制御部0101は、読み取り部0102から原稿を読み取り原稿画像を作成する(S0501)。ステップS0501で原稿の読み取りが行われると、情報化部0103は、読み取られた原稿画像からQRコードの検出を行い、QRコードの検出位置と埋め込み情報を制御部0101に送信する(S0502)。制御部0101は、情報化部0103から取得したQRコードの埋め込み情報を複写制御情報に復号化し、QRコードの検出位置情報とともに、メモリ0107に格納する(S0503)。
次に、制御部0101は、読み取り部0102から読み取った原稿画像に対し、情報化部0103で検出された、QRコードが付加されている部分に白紙画像を上書きし、原稿画像のQRコードを消去する(S0504)。QRコードを消去した原稿画像を、制御部0101は、メモリ0107に格納する(S0505)。
続いて、複写動作の出力側の処理を行う。まず、制御部0101は、メモリ0107に格納された原稿画像を読み出す(S0506)。次に、制御部0101は、原稿のサイズと出力用紙のサイズ等から決定されるレイアウト情報に従って、ステップS0506で読み出した原稿画像を出力画像に配置する(S0507)。出力画像には、レイアウト情報に応じて、白紙画像が付加される場合がある。
次に、制御部0101は、メモリ0107に格納されているQRコードの検出位置情報と複写制御情報を読み出し、複写制御情報内の日付等の追跡情報を更新したQRコードを作成する。制御部0101は、作成したQRコードを出力用紙に対して、原稿画像でQRコードが検出された四隅位置と同じ、出力画像四隅の何れかの位置に合成する(S0508)。
ステップS0508で出力画像にQRコードを合成すると、制御部0101は、出力画像のQRコードが合成された位置が、原稿画像が配置された部分の四隅の位置であるか判断する(S0509)。ステップS0509で、出力画像内の原稿画像が配置された部分にQRコードが合成されたと判断される場合、制御部0101は出力画像を出力部0108に送り、出力画像を出力用紙に印刷する(S0511)。
ステップS0509で、出力画像内の原稿画像が配置されていない部分にQRコードが合成されたと判断される場合、制御部0101は、ステップS0508で出力画像に合成したものと同じQRコードを、出力画像内の原稿画像が配置された部分で、かつ、出力画像の四隅となる部分のうち、ステップS0502で検出された、原稿に付加されたQRコードの位置に最も近い場所に合成する(S0510)。そして、ステップS0510で、出力画像内の原稿画像が配置された部分にもQRコードを合成した出力画像を、制御部0101は出力部0108に送り、出力画像を出力用紙に印刷する(S0511)。
以上が、MFP1001における、原稿サイズと出力用紙サイズが異なる場合の、複写動作で行う制御の説明である。この制御により、複写された出力用紙の原稿画像部分に対しても、常に複写制御情報が更新されたQRコードが付加されるようになり、QRコードが付加されていない原稿の複写が作成されることを防止することが可能となる。
[実施例2]
本発明の第2の実施例は、複写禁止機能を持つ複写機で、原稿サイズと異なるサイズの出力用紙に原稿を複写する場合の、複写出力に対する2次元コード付加位置の制御に関する発明である。
始めに、図6を用いて第1の実施例との動作の違いについて説明する。
図6は、実施例1と同様に、A4サイズの原稿(0601)をA3サイズの出力用紙(0604)に複写するときの図である。A4サイズ原稿には、左上にQRコード(0602)が付加されている。実施例1と同様に、読み取られる画像サイズがA4サイズであり、出力用紙サイズはA3サイズであるため、複写出力の画像は、A3サイズの白紙画像に対し、右側のA4サイズの領域に読み取られた原稿画像を配置(0603)したものとなる。
一方、実施例2では実施例1と異なり、複写時に原稿(0601)に付加されているQRコード(0602)は消去されず、画像として出力用紙(0604)に複写される(0605)。出力用紙に複写されたQRコード(0605)は画像として複写されるため、QRコードに埋め込まれている複写制御情報については更新されない。
また、複写時において、複写制御情報を更新して出力画像に付加されるQRコードの位置は、実施例1と同様に、出力画像に対して、原稿読み取り時に検出されるQRコードと同じ四隅の位置に付加され、図6の場合では、A4原稿(0601)には、左上にQRコード(0602)が付加されているため、A3サイズの出力用紙(0604)に対しても、その左上にQRコード(0606)が付加される。
この時、出力画像に付加されるQRコード(0606)は、出力画像左側の白紙部分に付加され、また、出力画像の原稿画像部分で、原稿画像に付加されていたQRコードは画像として複写されている(0605)。このため、A3サイズの出力用紙を、その中心(0608)で半分に切断した場合、複写制御情報が更新されないQRコードが付加されている原稿の複写を作成することが可能となってしまう。
このため、実施例1と同様に、出力画像の白紙部分に付加されたQRコード(0606)と同じQRコードを、出力画像中の原稿画像が配置された部分も付加する(0607)。これにより、複写された出力用紙を、その中心(0608)で半分に切断した場合であっても、複写制御情報が更新されたQRコードが付加されていない原稿の複写が作成されることを防止する。
次に、原稿サイズと出力用紙サイズが異なる場合の、実施例2における複写動作の制御について、図7を用いて詳細に説明する。図7は、本実施例において、MFP1001が実行する複写動作の制御の流れを示すフローチャートである。この制御では、図5で示したフローチャートに対して、ステップS0504の処理が削除されたものとなっている。ここでは、第2の実施例から変更になる部分についてのみ説明する。
ステップS0701〜S0703までの処理では、実施例1で記載の通り、原稿の読み取りからQRコードの検出と、複写制御情報とQRコード検出位置情報の格納までが行われる。
次に、実施例2では実施例1と異なり、制御部0101は、読み取り部0102から読み取った原稿画像を、そのままメモリ0107に格納する(S0704)。
その後の、ステップS0705〜S0710までの処理についても、実施例1で記載の通りであり、出力画像内の原稿画像が配置された部分にQRコードが合成された画像を作成し、出力用紙への印刷を行う。
以上が、MFP1001における、原稿サイズと出力用紙サイズが異なる場合の、複写動作で行う制御の説明である。この制御により、複写された出力用紙の原稿画像部分に対しても、常に複写制御情報が更新されたQRコードが付加されるようになり、QRコードが付加されていない原稿の複写が作成されることを防止することが可能となる。
0101 制御部
1001 MFP

Claims (2)

  1. 原稿を読み取る、読み取り手段(0102)と、
    読み取られた原稿画像から2次元コードの検出を行う、2次元コード検出手段(0103)と、
    読み取られた原稿画像から2次元コードの消去を行う、2次元コード消去手段(S0504)と、
    検出された2次元コードの複写制御情報と検出位置情報を格納する、2次元コード情報格納手段(0107)と、
    2次元コード情報格納手段に格納された複写制御情報の追跡情報を更新する、複写制御情報更新手段(0101)と、
    出力画像に対して指定された位置に2次元コードを合成する、2次元コード合成手段(S0508)と、
    2次元コードが出力画像の原稿画像部分に合成されているか否かを判別する、2次元コード合成位置判別手段(S0509)を有し、
    読み取り手段により読み取った原稿画像から2次元コードを検出し(S0502)、
    読み取り手段により読み取った原稿画像で検出した2次元コードを消去し(S0504)、
    出力画像に対し、原稿画像で2次元コードを検出した位置に、複写制御情報を更新した2次元コードを合成し(S0508)、
    出力画像に対し、2次元コードを合成した位置が、原稿画像が配置された部分であるか否かを判別し(S0509)、
    出力画像対して、2次元コードが合成された位置が、原稿画像が配置された部分で無い場合、原稿画像が配置された部分であり、かつ、出力画像の四隅となる個所に、複写制御情報を更新した2次元コードを合成する(S0510)、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 読み取り手段により読み取った原稿画像で検出した2次元コードを消去せず、出力画像を作成することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
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