JP2011087181A - 画像処理装置、および画像処理装置におけるスクリプト補正方法 - Google Patents

画像処理装置、および画像処理装置におけるスクリプト補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザに対して不必要な通知を行うことなく、補正したスクリプトを実行する。
【解決手段】 画像処理装置は、スクリプトを実行することが可能であるか否かを含む複数の種類に分類し、実行することができないスクリプトであると分類した場合、ユーザに対して通知を行うか、通知を行わずにスクリプトの内容を補正してスクリプトを実行するかを、スクリプトの内容と画像処理装置が備える機能とに基づいて決定する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、スクリプトを実行可能な画像処理装置に関する。
近年、ジョブの実行内容をあらかじめ定義したスクリプトを複合機に実行させることが行われている。ジョブの設定内容を予めスクリプトに定義し、複合機に登録することによって、ユーザは操作パネルでスクリプトを選択するだけで複雑な設定を行うことなくジョブを実行させることが可能になる。
更に、複合機の外部、たとえば他の複合機や情報処理装置で作成したスクリプトをインポートして実行するということも行われている。この場合、インポートしたスクリプトを実行する複合機では実行できない処理が定義されていることもある。そこで、スクリプトを生成した情報処理装置で、そのスクリプトに従ったジョブを実行することのできる複合機を、自動的に選択するということが考えられている(例えば特許文献1参照)。
特開2005−278143
しかしながら、上述した従来の技術では、ジョブを実行可能な複合機を見つけられない可能性があり、その場合クライアント端末で複合機の能力を考慮しながらスクリプトを修正しなくてはならず、利便性に欠ける。
また、スクリプトを複合機で修正するとしても、常にスクリプトに厳密に従った形でジョブを実行しなければならないわけではない。しかし、従来は複合機でスクリプトを修正する必要がある場合には常にユーザに対して通知を行うことしか考えられておらず、無駄な通知を行わないようにすることは考えられていなかった。
本発明は上述の課題の少なくとも1つを解決することを目的とし、本発明の画像処理装置は、ジョブの実行内容を示すスクリプトに従って画像処理を実行することが可能な画像処理装置であって、スクリプトを実行する実行手段と、スクリプトを、前記実行手段が実行することが可能であるか否かを含む複数の種類に分類する分類手段と、スクリプトの内容を補正する補正手段と、前記実行手段がスクリプトを実行することができないことを前記画像処理装置のユーザに通知する通知手段と、前記実行手段が実行することができないスクリプトであると前記分類手段によって分類された場合、前記通知手段による通知を行うか、前記通知手段による通知を行わずに前記補正手段に前記スクリプトの内容を補正させて前記実行手段に補正されたスクリプトを実行させるかを、前記スクリプトの内容と前記画像処理装置が備える機能とに基づいて決定する決定手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、スクリプトを補正する場合にユーザに対して無駄な通知を行わないようにすることができる。
本実施形態の画像処理装置を含むシステム構成の一例を示す図である。 複合機のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態の複合機のソフトウェア構成の一例を示す図である。 ユーザインターフェースモジュール300が操作部230に表示する操作画面の一例を示す図である。 複合機がスクリプトを実行または編集する際の処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態における、スクリプトの一例を示す図である。 スクリプト内のジョブ種に関する記述を補正する処理の手順の一例を示すフローチャートである。 スクリプト内の機能名に関する記述を補正する処理の手順の一例を示すフローチャートである。 スクリプト内の設定項目名に関する記述を補正する処理の手順の一例を示すフローチャートである。本発明に関わるスクリプトの設定項目部に対する補正処理の流れを説明するためのフローチャートである。 スクリプト内の設定値を補正する処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。図1は、本実施形態の画像処理装置を含むシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態における画像処理装置の一例としての複合機101は、クライアントPC102、複合機103と共にLAN110に接続可能であり、互いに通信可能な状態となっている。複合機101、103はコピー、プリント、スキャン、FAX送受信、ネットワークを介した画像送受信といった複数種類の機能を備えている。複合機101、103はハードディスク(HDD)などのストレージ(記憶装置)を備えており、その中に様々なスクリプトを記憶することが可能である。
スクリプトは、複合機101、103に実行させる1つ、あるいは複数のジョブの実行内容を記述したものである。スクリプトとしては例えば、原稿をスキャンしてストレージに格納するボックススキャンジョブ、予めストレージに格納されている文書を印刷するボックスプリントジョブ、あるいは送信、コピーなどのジョブを定義したスクリプトがある。さらには、前述した複数のジョブを組み合わせてワークフローのような構成をとるスクリプトもある。
これらスクリプトは、複合機101で作成され、複合機101が備えるストレージに格納される。複合機101で作成されたスクリプトは、LAN110を介して複合機103のストレージに格納することも可能である。複合機103においても、スクリプトの作成が可能である。以下、特に断りのない限り、複合機101についての説明は複合機103にも当てはまるものとする。
情報処理装置の一例であるクライアントPC102はスクリプトを作成する機能を備えており、複合機101、103はクライアントPC102が作成したスクリプトをインポートしてストレージに格納したり実行することが可能である。
複合機101、103は、各々が備える操作部が受け付ける実行要求に応じて、ストレージから該当スクリプトを呼び出して実行する。
本実施形態では、複合機101や複合機103が備えるストレージにスクリプトを格納するが、別の構成でもかまわない。例えば、LAM110上にスクリプトを蓄積するサーバ装置が接続されていて、複合機101やクライアントマシン102で作成されたスクリプトをサーバーマシンで一元管理する構成でもよい。
また、本実施形態では、複合機101や複合機103が備えるストレージからスクリプトを呼び出して実行するが、別の構成でもかまわない。例えば、クライアントマシン102や上述のサーバ装置に格納されたスクリプトを呼び出して実行する構成でもかまわない。
図2は、本実施形態の複合機101、103のハードウェア構成の一例を示す図である。
リーダー装置201は、原稿画像を光学的に読み取り、電子的なデータである画像データを生成する。リーダー装置201は、原稿を読取るための機能を持つスキャナユニット202と、原稿をスキャナユニット202へ搬送するための機能を持つ原稿給紙ユニット203とで構成される。機器構成によっては、原稿給紙ユニット203を持たないものもある。この場合はユーザが原稿をプラテンガラスに置く。
プリンタ部220は、記録紙を搬送し、その上に画像データを可視画像として印字する。プリンタ部220は複数種の記録紙カセットを持つ給紙ユニット223と、画像データを記録紙に転写、定着させるプリンタエンジン221、印字された記録紙をソートしたりステイプルする機能を備える排紙ユニット222とで構成される。なお、排紙ユニットは複合機101、103がオプションとして備えるものであってもよい。
制御装置210は複合機101全体の制御を司る。制御装置210内部のバス252には、ストレージ240、CPU242、RAM244、ROM246、スキャナインターフェース(スキャナI/F)248、プリンタインターフェース(プリンタI/F)250、モデム254が接続されている。CPU242はROM246やストレージ240に格納されたプログラムを実行して複合機101の制御を行う。RAM244はCPU242のワーク領域を提供する。ROM246はCPU242が実行するプログラムを記憶する。ストレージ240はCPU242が実行するプログラムや、画像データや後述するスクリプトを記憶する。本実施形態ではストレージ240としてハードディスク(HDD)を用いるが、SSD(Solid State Drive)を用いてもよい。スキャナI/F248はスキャナユニット203とのインターフェースである。プリンタI/F250はプリンタエンジン251とのインターフェースである。モデム254は複合機101がファクシミリ送受信を行うための装置であり、画像データを変調して不図示の公衆回線へ送出したり公衆回線から受信したデータを復調する。なお、本実施形態の複合機101はファクシミリ機能をオプションとして備えるものとし、モデム254がバス252に接続されることによりファクシミリ機能が利用可能になる。ネットワークインターフェース258はLAN110とのインターフェースである。操作部インターフェース(操作部I/F)260は操作部230とのインターフェースである。
制御装置210は、リーダー部201を制御して、原稿を読みとって画像データを生成し、プリンタ部220を制御して画像データを記録用紙に印刷することで複合機101のコピー機能を提供する。また、リーダー部201が生成した画像データをコードデータに変換し、LAN110を介してホストコンピュータへ送信するネットワークスキャナ機能を提供する。また、リーダー部201が生成した画像データをストレージ240に備えるストレージサービスを提供する記憶領域(これをボックスという)に登録するボックススキャン機能を提供する。また、ボックスに記憶されている画像データをプリンタ部220が印刷出力するボックスプリント機能を提供する。さらには、クライアントPC102からLAN110を介して受信したPDL(Page Description Language)などのコードデータを画像データに変換し、プリンタ部220に出力するプリンタ機能を提供する。
操作部230はユーザが様々な操作を行うためのユーザI/Fを提供する。操作部230は液晶表示部と液晶表示部上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、複数個のハードキーとを備える。液晶表示部は複合機101の操作画面を表示し、タッチパネル入力装置やハードキーはユーザによる操作入力を受け付ける。タッチパネル入力装置やハードキーにより入力された信号は操作部I/F260を介して制御装置210に伝えられ、液晶表示部は制御装置210から送られてきた表示データを表示する。
図3は、本実施形態の複合機101、103のソフトウェア構成の一例を示す図である。図3に示す各モジュールソフトウェア(プログラム)としてストレージ240に記憶されており、これらソフトウェアはRAM244に読み出され、CPU242が実行する。
ユーザインターフェースモジュール300は操作部230に操作画面を表示し、操作部230を介してユーザからの指示を受け付ける。本実施形態では、ユーザインターフェースモジュール300はストレージ240に記憶されたスクリプトを操作部230に一覧表示させるための指示やスクリプトの実行指示を受け付ける。また、ユーザインターフェースモジュール300は指定されたスクリプトの定義内容を操作部230に表示して、スクリプト編集するための表示指示を受け付ける。スクリプト取得モジュール310は、ユーザインターフェースモジュール300が受け付けた指示に従ってスクリプトの一覧を示す情報をストレージ240から読み出し、RAM244へ一時的に記憶させ、操作部230にスクリプトの一覧表示を行う。このとき、ストレージ240に記憶されているスクリプトが暗号化されていれば、暗号化/復号化モジュール360が復号化を行った上で、RAM244に記憶する。スクリプト実行モジュール330は、ユーザインターフェースモジュール300が受け付けた実行指示に従ってRAM244に記憶されている復号化済みスクリプトデータに定義されている通りに機能を呼び出し、これにより複合機101にジョブを実行させる。非サポート機能チェックモジュール340は、スクリプトを実行もしくは編集する際、スクリプトの記述内にスクリプトを実行する複合機101で実行できないジョブ種、機能、設定項目、設定値がないかをチェックする。スクリプト補正モジュール341は、非サポート機能チェックモジュール340が検出したスクリプト内の記述に対して必要に応じて補正を行い、一時的にRAM244に記憶させる。スクリプト受信モジュール350は、LAN110上に接続されている複合機103やクライアントマシン102からスクリプトを受信し、受信したスクリプトをストレージ240に格納するする。データ管理モジュール342は、スクリプトを構成するジョブ種、機能、設定項目、設定値を、補正方法別に分類して管理する。スクリプト補正モジュール341は、このデータ管理モジュール342で管理されている補正方法に従って、スクリプトに記述されたジョブ種、機能、設定項目、設定値の補正を行う。
図4はユーザインターフェースモジュール300が操作部230に表示する操作画面の一例を示す図である。
操作部230は、一覧画面401として、複合機101に記憶されたスクリプトの一覧を表示する。登録されたスクリプト1つにつき、それに対応したスクリプト呼び出しボタン402が一つ表示される。
このボタンをユーザが押下することで、ユーザインターフェースモジュール300はスクリプトの実行の指示として当該押下を受け付ける。また、編集モード切替ボタン403によって編集モードに切り替えた場合は、ユーザがスクリプト呼び出しボタン402を押下することで、操作部230にスクリプトの内容を表示し編集可能な状態となる。
図6は、本実施形態における、スクリプトの一例を示す図である。
本実施形態ではスクリプトはXMLで記述されている。
ジョブ種601は、属性値としてジョブ種別と実行順序を持つ。ジョブ種別とは、コピー、ボックススキャン、ボックスプリント、FAX送信などといった、複合機101のジョブの種類を定義したものである。実行順序とは、複数のジョブを実行する順番を定義したものである。
機能名602は、属性値として機能名を持つ。機能名とは、各ジョブを実行する際に必要な様々な機能を特定するためのものである。例えば、ボックススキャンジョブに必要な機能としては、原稿読取モードや濃度、読取サイズ、倍率などがある。また、ボックスプリントジョブに必要な機能としては、記録紙サイズや部数、ステイプルなどの仕上げ機能などがある。送信ジョブに必要な機能としては、送信ファイル名やTIFF/PDFなどの送信ファイル形式、送信宛先などがある。
設定項目名603は属性値として設定項目名を持つ。設定項目名とは、各機能を構成する設定項目と特定するためのものである。例えば倍率という機能を構成する設定項目としては、X方向倍率やY方向倍率などがある。更に設定項目名603は、値として各設定項目に対する設定値604が定義される。例えは、X方向倍率に対する設定値としては、100(単位%)などの数値が定義される。
本実施例におけるスクリプトは、これらジョブ種601、機能名602、設定項目名603、設定値604の組合せで構成され、設定項目は一つの設定値を有し、機能は少なくとも一つ以上の設定項目からなり、ジョブは少なくとも一つ以上の機能からなる。そして、スクリプトは少なくとも一つ以上のジョブ種からなる。
スクリプト実行手段は図6に示すようなスクリプトの記述内容を解釈し、スクリプトに記述された機能、をスクリプトに記述された実行順に実行する。
図5は、本実施形態における、複合機がスクリプトを実行または編集する際の処理の一例を示すフローチャートである。
本フローチャートは複合機101のCPU242が実行する。なお、本実施形態ではフローチャートの説明において、ステップを「S」と表記する。
操作部230に図4のようなスクリプト一覧画面が表示された状態で本フローチャートは実行を開始する。
S501では、検知フラグの初期化を行う。検知フラグとは、非サポート機能チェック手段340がスクリプト内に複合機101で実行できないジョブ種601、機能名602、設定項目名603、設定値604のいずれかを検知したことを示すフラグである。S501では検知フラグを非検知(OFF)にセットする。検知フラグはRAM244内の所定の領域に設けられる。
S502では、ユーザインターフェースモジュール300が受け付けたスクリプト実行指示もしくは編集指示に従って、指定されたスクリプトをRAM244へ一時的に記憶させる。
S503において、非サポート機能チェックモジュール340は、RAM244に記憶されているスクリプト内のジョブ種601、機能名602、設定項目名603、設定値604のうち、複合機101で実行できないもの(以下、非サポート要素という)がないかをチェックする。具体的には、スクリプト内のジョブ種601、機能名602、設定項目名603、設定値604のそれぞれについて複合機101が備える機能とを照合して、これら各要素を複合機101が実行可能であるか否かを判断する。ここで、非サポート要素を検知した場合、前述した検知フラグを検知(ON)の状態にする。
S504で、スクリプト補正モジュール341はS503で検知された非サポート要素に対して補正を行い、RAM244に補正後のスクリプトを一時的に記憶させる。本実施形態ではS503とS504をシーケンシャルに処理する。つまり、複数のスクリプトに対してS503の処理を実行した後にS504の処理を実行する。そうではなく、1つのスクリプトに対して非サポート機能をチェックする度に補正を行うというようにS503とS504とをスクリプトの数だけループしてもよい。
S505では、検知フラグの状態を判別する。検知フラグがOFFの状態であれば、S520へ進みRAM244に保存されているスクリプトの定義内容通りにスクリプトを実行する、もしくは操作部230に表示して編集可能状態にする。検知フラグがONの状態であれば、S506へ進む。
S506では、現在の処理が、スクリプトの実行なのか、スクリプトの編集なのかを判別し、スクリプト実行であればS508へ、スクリプト編集であればS507へ進む。
S507では、非サポート要素がスクリプト内に含まれていることをユーザに伝えるための警告メッセージを操作部230に表示する。この警告メッセージは、ユーザからの指示により、ユーザーインターフェース手段300を通して非表示にすることができる。
S508では、補正スイッチ(SW)の状態を判断し、補正せずにスクリプトの実行を中止するか、補正して実行するかを決定する。この補正SWは、予めユーザが操作部230から指示してRAM244に登録されたものでもよいし、スクリプト内に予め記述されているものであってもよい。補正SWの状態が、「補正せずに処理を中止する」設定である場合にはS509へ進む。S509では非サポート要素がスクリプト内に含まれているため、処理を継続できない旨のエラーメッセージを操作部230に表示する。そしてステップ510では、スクリプトの実行を中止する。そして本フローチャートを終了する。
一方、補正SWの状態が、「補正して実行する」設定である場合にはS511へ進む。S511ではメッセージフラグの状態を判断する。メッセージフラグとは、実行されるスクリプトの内容が補正される、すなわちユーザが作成したままのものとは内容の異なるものが実行されることを、ユーザに対して通知するか否かを指定したものである。メッセージフラグは、予め操作部230から指示してRAM244に登録されたものでもよいし、スクリプト内に予め記述されていてもよい。メッセージフラグがOFFである場合、確認メッセージを表示せずに、スクリプトを補正してS520へ進み、補正されたスクリプトを実行する。一方、S511でメッセージフラグがONである場合、S512に進み、確認メッセージを表示し、スクリプトを補正して実行しても良いか、スクリプトの実行を中止するかの確認をユーザに促す。S513では、S512で受け付けたユーザの指示に応じて、処理を分岐する。ユーザの指示が「処理を中止する」だった場合、S509へ遷移し、処理を中止する旨のメッセージを操作部230に表示したうえで、S510へ進み処理を中止する。一方、ユーザの指示が「補正して実行」だった場合S514に進む。S514では、補正後のスクリプトがスクリプトとして必要最低限の構成になっているかどうかのチェックを行う。必要最低限の構成になっていることとは、スクリプトに画像データの入力工程と画像データの出力工程がそれぞれ少なくとも一つ以上定義されていることである。入力工程とは、原稿スキャンやボックス文書を選択するといった機能を用いた工程である。出力工程とは、送信やプリントといった機能を用いた工程である。入力工程もしくは出力工程のいずれか一方でも存在しない場合は、S509、510へ進み処理を中止する。入力工程および出力工程ともに存在する場合は、RAM244に一時的に記憶されている補正後のスクリプトに従って、スクリプト実行手段330がスクリプトを実行する。
本実施形態では、処理の前半で非サポート機能チェックと補正を完了させることとしたが、ユーザへの通知を早く行うために、非サポート機能を最初に検知した時点で、S506へ進めてもよい。この場合、現在の処理がスクリプト編集指示によるものであれば、非サポート機能チェックと補正処理を継続し、スクリプト実行指示によるものであれば、S513でユーザからの補正指示があった場合のみ、非サポート機能チェックと補正処理を継続する。
次に図5のS504の処理の詳細について説明する。S504におけるスクリプトを補正する処理は、ジョブ種601を補正する処理(図7)、機能名602を補正する処理(図8)、設定項目名603を補正する処理(図9)、設定値604を補正する処理(図10)の4つの処理からなる。本実施形態では、図7、図8、図9、図10の処理を順次実行するものとする。
図7は、本実施形態におけるスクリプト内のジョブ種に関する記述を補正する処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートは図5のS504の処理の一部を示すものであり、スクリプト内のジョブ種601を補正する処理である。
ここで、データ管理モジュール342が管理するジョブ種の分類について説明する。データ管理モジュールはスクリプトに記述されているジョブ種601を、「実行可能」、「条件付実行可能」、「実行不可」に分類する。
「実行可能」に分類されたジョブは、複合機101が無条件で実行可能な(無条件サポート)ジョブである。「実行可能」に分類されたジョブは複合機101が工場出荷の状態で実行可能であり、特にスクリプトの補正を行う必要は無い。
「条件付実行可能」に分類されたジョブは、複合機101が条件付きで実行可能な(条件付サポート)ジョブである。条件とは、適切なオプションが備わっていることである。
「実行不可」に分類されたジョブは複合機101では実行できないジョブである。「実行不可」のジョブは複合機101にどのようなオプションを装着しても実行できない。「実行不可」のジョブであることが検知された場合には検知フラグは「検知」(ON)になる。
S701では、S503におけるチェック結果に基づき、RAM244に記憶されているスクリプト内のジョブ種601が、データ管理モジュール342でどのタイプに分類されているかをチェックする。S701でジョブ種601が「実行可能」であると判定した場合そのまま図7のフローチャートを終了する。S701で「条件付実行可能」であると判定した場合、S702へ進む。S702では、現在のスクリプトを複合機101で実行するために必要なオプションなどの条件をチェックし、条件が満たされていれば(S702でYES)そのまま図7のフローチャートを終了する。一方、条件が満たされていなければ(S702でNO)、S703へ進む。S701でジョブ種601が「実行不可」であると判定した場合にはS703へ進む。
S703では、検知フラグを検知(ON)の状態にする。そして、S704では、現在チェック中スクリプトに含まれるジョブ種601をスクリプトから削除する。そして、ジョブ種601に関連する機能名602、設定項目名603、設定値604の要素と値もスクリプトから削除する。例えば、FAX送信というジョブ種の場合、モデムなどのハード資源の有無をチェックし、備わっていなければ、FAX送信に関する全ての定義をスクリプトデータ内から削除する。図7のフローチャートにより、スクリプトに含まれるジョブ種を3つのタイプに分類し、スクリプトに含まれる実行できない種類のジョブに関する記述を削除(無効化)することが可能になる。
図8は、本実施形態における、スクリプト内の機能名に関する記述を補正する処理の手順の一例を示すフローチャートである。本フローチャートは図5のS504の処理の一部を示すものであり、スクリプト内の機能名602を補正する処理である。 ここで、データ管理モジュール342が管理する機能名の分類について説明する。データ管理モジュール342はスクリプトに記述されている機能名602を、「実行可能」、「条件付実行可能」、「実行不可(1)」「実行不可(2)」に分類する。
「実行可能」に分類された機能名は、複合機で無条件に実行可能な(無条件にサポートしている)種類の機能名である。「実行可能」に分類された機能名は複合機101が工場出荷の状態で実行可能であり、特にスクリプトの補正を行う必要は無い。
「条件付実行可能」に分類された機能名は、複合機101が条件付きで実行可能な(条件付サポート)機能名である。条件とは、適切なオプションが備わっていることである。
「実行不可(1)」に分類された機能名は複合機101では実行できない(サポートしていない)種類の機能名である。「実行不可(1)」に分類された機能名は複合機101にどのようなオプションを装着してもその機能名が設定されたジョブを実行することができない。「実行不可(1)」に分類された機能名であることが検知された場合には検知フラグは「検知」(ON)になる。
「実行不可(2)」に分類された機能名も「実行不可(1)」に分類された機能名と同様に複合機101では実行できない種類の機能名である。ただし、「実行不可(1)」の機能名とは異なり、複合機101が実行できない機能名であることが検知されても検知フラグは「非検知」(OFF)のままである。
なお、本実施形態では、データ管理モジュール342は複合機101で実行できない機能名を「実行不可(1)」と「実行不可(2)」に細かく分類して管理するようにしているが、必ずしもこのような分類を行わなければいけないというものではない。
S801では、S503におけるチェック結果に基づきRAM244に記憶されているスクリプトに記述されている機能名602が、データ管理モジュール342でどのタイプに分類しているかをチェックする。S701で機能名602が「実行可能」に分類された場合、そのまま図8のフローチャートを終了する。
S801で機能名602が「条件付実行可能」に分類された場合、S802へ進む。
S802では、機能名602を複合機101で機能名602を実行するために必要なオプションなどの条件をチェックし、条件が満たされていれば(S802でYES)本フローチャートを終了し、条件が満たされていなければ(S802でNo)、S803へ進む。
S801で、機能名602が「実行不可(1)」に分類された場合、S803へ進む。
S803では、検知フラグを「検知」(ON)の状態にする。そしてS804へ進み、機能名602は複合機101で実行できない機能であるため、スクリプから削除する。そして、この機能名に関連する設定項目名603、設定値604の要素と値を削除する。
例えば、ボックスプリントというジョブ種において、印刷物の加工方法を指定するためのフィニッシングという機能名があった場合を考える。この場合、複合機101がフィニッシャーなどのオプションを備えているか否かをチェックし、備わっていなければ、ボックスプリントジョブに関する定義の内、フィニッシング機能に関する設定項目およびその設定値を、スクリプトデータ内から削除する。
S801で、機能名602が「実行不可(2)」に分類された場合、S804に進む。即ち、非サポート要素を含むスクリプトであるが、警告メッセージを出すことなくS804の処理を実行する。
例えば、カラー複合機には、コピーやスキャンというジョブ種に含まれる機能名として、RGBのそれぞれの色に対して調整値を指定可能な画質調整機能があるが、モノクロ複合機にはそのような機能名は存在せず、実行することはできない。画質調整機能がスクリプトデータ内に定義されたスクリプトをモノクロ複合機が実行しようとする場合、S801で画質調整機能を「実行不可(1)」に分類しても良い。しかし、スクリプトを実行する複合機としてユーザがモノクロ複合機を選択したのであれば、原稿は白黒でスキャンされることを承知しているはずである。このようなケースでスクリプトが補正されることをユーザに通知すると、ユーザはかえって混乱してしまう可能性がある。従って、このような場合のために画質調整機能を「実行不可(2)」に分類することで、ユーザには不必要な通知せずにスクリプトの記述補正することが可能になる。S804を実行したら本フローチャートを終了する。
図9は、本実施形態におけるスクリプト内の設定項目名に関する記述を補正する処理の手順の一例を示すフローチャートである。本フローチャートは図5のS504の処理の一部を示すものであり、スクリプト内の設定項目名603を補正する処理である。
ここで、データ管理モジュール342が管理する設定項目名の分類について説明する。データ管理モジュールはスクリプトに記述されている設定項目名603を、「実行可能」、「条件付実行可能」、「実行不可(1)」、「実行不可(2)」、「実行不可(3)」に分類する。
「実行可能」に分類された設定項目名は、複合機101が無条件で実行可能な(無条件サポート)設定項目名である。「実行可能」に分類された設定項目名は複合機101が工場出荷の状態で実行可能であり、特にスクリプトの補正を行う必要は無い。
「条件付実行可能」に分類された設定項目名は、複合機101が条件付きで実行可能な(条件付サポート)設定項目名である。条件とは、適切なオプションが備わっていることである。
「実行不可(1)」に分類された設定項目名は複合機101では実行できない設定項目名である。「実行不可(1)」の設定項目名は複合機101にどのようなオプションを装着してもその設定項目が選択された機能名が設定されたジョブを実行できない。「実行不可」の設定項目名であることが検知された場合には検知フラグは「検知」(ON)になる。
「実行不可(2)」に分類された設定項目名も「実行不可(1)」に分類された設定項目名と同様に複合機101では実行できない種類の設定項目名である。ただし、「実行不可(1)」の設定項目名とは異なり、複合機101が実行できない設定項目名であることが検知されても検知フラグは「非検知」(OFF)のままである。
「実行不可(3)」に分類された設定項目名も「実行不可(2)」に分類された設定項目名と同様に複合機101では実行できない種類の設定項目名であり、複合機101が実行できない設定項目名であることが検知されても検知フラグは「非検知」(OFF)のままである。ただし、「実行不可(2)」に分類された設定項目名と異なる点は、「実行不可(3)」の設定項目名は、設定値としてboolean型の値を持つという点である。
S901では、S503でのチェック結果に基づき、RAM244に記憶されているスクリプトに記述されている設定項目名603が、データ管理モジュール342でどの分類として管理されているかをチェックする。S901で設定項目名603が「実行可能」に分類された場合、そのまま図9のフローチャートを終了する。
S901で設定項目名603が「条件付実行可能」に分類された場合、S902に進む。
S902では、設定項目名603を複合機101で実行するために必要なオプションなどの条件をチェックし、条件が満たされていれば(S902でYES)本フローチャートを終了し、条件が満たされていなければ(S9002でNO)、S903へ進む。
S801で設定項目名603が「実行不可(1)」に分類された場合、S903へ進む。S903では検知フラグを「検知」(ON)の状態にする。そしてS904へ進み、設定項目603が複合機101で実行できないなものであるため、スクリプトから削除する。そして、この設定項目に関連する設定値も削除する。
S901で設定項目名603が「実行不可(2)」に分類された場合、S904へ進む。
S901で設定項目名603が「実行不可(3)」に分類された場合、S905へ進む。S905では設定項目名603が含む設定値604をチェックする。S905で設定値604がtrueであればS903へ、設定値604がfalseであればS904へ遷移する。つまり、設定値604がtrueであれば、非サポート要素を検知したことをユーザへ通知し、設定値604がfalseであればそのような通知をしない。設定項目名603に対する設定値604がfalseということは、その設定項目名604をOFF(使用しない)することを意味するため、スクリプトを補正する必要が無く、ユーザに対して警告する必要がない。
図10は、本実施形態における、スクリプト内の設定値604を補正する処理の手順の一例を示すフローチャートである。本フローチャートは図5のS504の処理の一部を示すものであり、スクリプト内の設定値604を補正する処理である。
ここで、データ管理モジュール342が管理する設定値の分類について説明する。データ管理モジュール342はスクリプトに記述されている設定値604を、「実行可能」、「条件付実行可能」、「実行不可(1)」「実行不可(4)」に分類する。
「実行可能」に分類された設定値は、複合機で無条件に実行可能な(無条件にサポートしている)設定値である。「実行可能」に分類された設定値は複合機101が工場出荷の状態で実行可能であり、特にスクリプトの補正を行う必要は無い。
「条件付実行可能」に分類された設定値は、複合機101が条件付きで実行可能な(条件付サポート)設定値である。条件とは、適切なオプションが備わっていることである。
「実行不可(1)」に分類された設定値は複合機101では実行できない(サポートしていない)設定値である。「実行不可(1)」に分類された機能名は複合機101にどのようなオプションを装着してもその機能名が設定されたジョブを実行することができない。「実行不可(1)」に分類された機能名であることが検知された場合には検知フラグは「検知」(ON)になる。
「実行不可(4)」に分類された設定値も「実行不可(1)」に分類された設定値と同様に複合機101では実行できない設定値である。ただし、「実行不可(1)」の設定値とは異なり、複合機101が実行できない設定値であることが検知されても検知フラグは「非検知」(OFF)のままである。また、「実行不可(4)」に分類された設定値を検知した場合、あらかじめ定められた設定値への変換を行う。
S1001では、S503でのチェック結果に基づき、RAM244に記憶されているスクリプトに記述されている設定値604が、データ管理モジュール342でどの分類として管理されているかをチェックする。S1001で設定値604が「実行可能」に分類された場合、そのまま図10のフローチャートを終了する。
S1001で設定値604が「条件付実行可能」に分類された場合、S1002に進む。S1002では、設定値604を複合機101で実行するために必要なオプションなどの条件をチェックし、条件が満たされていれば(S1002でYES)本フローチャートを終了し、条件が満たされていなければ(S1002でNO)、S1003へ進む。
S1001で設定値604が「実行不可(1)」に分類された場合、S1003に進む。S1003では検知フラグを「検知」(ON)の状態にする。そしてS904へ進む。
S1004では、設定値604を複合機101が工場出荷時状態でサポートしている初期値に変換(補正)する。
また、設定値604が有効範囲を持つ数値の場合は、S1001では有効範囲内かどうかをチェックし、有効範囲外であればステップ1003へ進み、有効範囲内であれば分「実行可能」であると判定し、本フローチャートを終了する。
S1001で、設定値604が「実行不可(4)」に分類された場合、S1005へ進む。S1005では、設定値604を予め定められた特定の値に変換する。そして本フローチャートを終了する。
S1005では、設定値604が必ずしも複合機101の初期値に変換されるわけではない、という点でS1004と異なる。また、「実行不可(4)」に分類された場合では、検知フラグは「非検知」のままである。例えば、カラー複合機ではれば、原稿をスキャンする際のカラーモードという機能名および設定項目名を有している。そして、その設定値としては、自動的にカラーモードを切り替えるような自動カラー選択という設定値、あるいは明示的にカラーモードを指定したフルカラースキャン、モノクロスキャンといった設定値をサポートしている。これに対し、モノクロ複合機ではモノクロスキャンしかサポートしていない。カラー複合機で作成された自動カラー選択のスクリプトを、モノクロ複合機で実行しようとした場合、常にモノクロスキャンされる事はユーザーも承知しているはずなので、補正の警告メッセージを表示したり、処理を中止したりしては、かえって利便性に欠ける。従って、このような場合には、「実行不可(4)」とすることで、ユーザには通知せずに補正するといったことを実現する。
以上、図7〜図10のフローチャートによれば、スクリプトに記述されたジョブ種601、機能名602、設定項目名603、設定値604それぞれに対して、複合機101が実行可能か条件付実行可能か、実行不可かに分類する。そして、分類した結果に応じてスクリプトの補正を行ったり、ユーザに対して確認メッセージを表示させることが可能になる。また、スクリプトの補正を行った場合、ユーザに対してスクリプトの補正を行ったことを通知する/しないの選択的な制御を適切に実行することが可能になる。
101、103 複合機
102 クライアントPC
204 ストレージ
330 スクリプト実行モジュール
340 非サポート機能チェックモジュール
341 スクリプト補正モジュール
342 データ管理モジュール

Claims (6)

  1. ジョブの実行内容を示すスクリプトに従って画像処理を実行することが可能な画像処理装置であって、
    スクリプトを実行する実行手段と、
    スクリプトを、前記実行手段が実行することが可能であるか否かを含む複数の種類に分類する分類手段と、
    スクリプトの内容を補正する補正手段と、
    前記実行手段がスクリプトを実行することができないことを前記画像処理装置のユーザに通知する通知手段と、
    前記実行手段が実行することができないスクリプトであると前記分類手段によって分類された場合、前記通知手段による通知を行うか、前記通知手段による通知を行わずに前記補正手段に前記スクリプトの内容を補正させて前記実行手段に補正されたスクリプトを実行させるかを、前記スクリプトの内容と前記画像処理装置が備える機能とに基づいて決定する決定手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記スクリプトの内容に含まれる第1の機能が前記画像処理装置が実行することのできない機能であり、かつ、前記スクリプトには前記第1の機能を使用しないことを指定する情報が含まれている場合、前記補正手段は前記第1の機能に関する内容を無効するよう前記スクリプトを補正し、
    前記決定手段は、前記通知手段による通知を行わずに前記補正手段に前記スクリプトの内容を補正させて前記実行手段に補正されたスクリプトを実行させることを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理装置は複数種類のジョブを実行可能であり、
    前記スクリプトは、前記ジョブの種類を示す情報と、前記ジョブの設定項目を示す情報を、前記ジョブの設定項目に関する設定値とを含み、
    前記分類手段は前記ジョブの種類を示す情報と前記設定項目を示す情報と前記設定値のそれぞれについて前記画像処理装置が備える機能と照合することで前記スクリプトを分類することを特徴とする、請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記決定手段が前記通知手段による通知を行わずに前記補正手段に前記スクリプトの内容を補正させて前記実行手段に補正されたスクリプトを実行させることを決定した場合、前記補正手段は前記スクリプトに含まれる設定値を所定の値、または前記画像処理装置の初期値に補正することを特徴とする、請求項3に記載の画像処理装置。
  5. ジョブの実行内容を記述したスクリプトに従って画像処理を実行する実行手段を備える画像処理装置におけるスクリプト補正方法であって、
    スクリプトを、前記実行手段が実行することが可能であるか否かを含む複数の種類に分類する分類工程と、
    スクリプトの記述内容を補正する補正工程と、
    前記実行手段がスクリプトを実行することができないことを前記画像処理装置のユーザに通知する通知工程と、
    前記実行手段が実行することができないスクリプトであると前記分類工程において分類された場合、前記通知工程において通知を行うか、前記通知工程において通知を行わずに前記補正工程で前記スクリプトの内容を補正して前記実行手段に補正されたスクリプトを実行させるかを、前記スクリプトの記述内容と前記画像処理装置が備える機能とに基づいて決定する決定工程と、を備えることを特徴とするスクリプト補正方法。
  6. 請求項5のスクリプト補正方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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