JP2009037539A - 情報処理装置、プリフライト方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、プリフライト方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】プリフライト処理の効率化を図る。
【解決手段】入力された印刷データに対するプリフライト結果が記録されているか否かを判定する(ステップS507)。印刷データに対するプリフライト結果が記録されていると判定した場合には、記録されているプリフライト結果を該印刷データのプリフライト結果とする(ステップS510)。印刷データに対するプリフライト結果が記録されていないと判定した場合には、該印刷データにプリフライト処理を実行する(ステップS508)。これにより、既にプリフライト処理された印刷データに対するプリフライト処理を省くようにすることができ、処理の効率化を図ることができる。
【選択図】図5−1

Description

本発明は、印刷データを出力前に検証する情報処理装置、プリフライト方法及びプログラムに関する。
近年、データ入稿の普及に伴いプリフライトの需要が高まっている。プリフライトとは、印刷データを紙媒体へ印刷する前に、印刷データの作成者の意図した画像形成結果が得られるか否かを検証することをいう。データ入稿により印刷を実行する場合においては、印刷物がデータの作成者側と印刷者側とで同じ再現結果とならない場合がある。そのためプリフライトにより事前に検証することで、その再現結果の差を埋めることがなされている。
プリフライトが必要な一例としてトナー載り量制限がある。レーザープリンタでは、デバイス側の性能とトナーの性質とにより1画素に使用できるトナー載り量制限値が決まっている。印刷データに設定されたトナー載り量がこのトナー載り量制限値を超過すると、紙媒体にトナーが定着できなくなる可能性がある。そこで、一般的にはプリンタエンジン側で、トナー載り量制限値を超過しないように印刷データの色空間を調整するようにしている。しかしながら、この調整により本来データ上で表現していたものと異なる印刷結果が出力されることがある。このような場合、プリフライトにより入稿前にトナー載り量制限超過部分を予め把握し修正すれば、望ましい色合いの印刷物を取得できる。
また、印刷データに印刷者側で使用できないフォント情報が埋め込まれている場合もある。この場合、指定された論理フォントをどの物理フォントによって代替するのかは、印刷データからラスター画像へ変換する装置の実装に依存する。そのためデータの作成者側における文字形状が印者刷側において異なる文字形状となってしまうことがある。このような場合も、プリフライトにより入稿前に予めフォントが埋め込まれていないことを確認してデータ作成者側に警告し、それを作成者側が把握しフォント情報を埋め込むようにすれば、文字形状の改変を回避できる。
また、印刷装置へ送信する画像の構成単位(ピクセル・ブロック)でトナー載り量を算出し、制限値超過を確認する技術は特許文献1に記載されている。
特開2005−269196号公報
しかしながら、従来のプリフライトでは、一度プリフライトによりチェックした結果の再利用性というものを考慮していないため、作業が非効率になっていた。
例えば、印刷データ中には、ロゴや飾り枠等のページ間で共通するデータ(画像リソース)が含まれている場合がある。これらに対するプリフライトによるチェック結果は、描画命令の描画属性が同じであれば同じ内容を描画するのであるから、必然的に同じチェック結果となる。また、1度プリフライトした印刷データを修正し、再びプリフライトを行う場合においても、修正を加えた部分以外に関するチェック結果は、最初にしたチェック結果と同じものとなる。また、複数のプリフライトプロファイルに共通する項目が含まれることもある。このようなチェック結果が同じ結果となるチェックを何度も繰り返すことは、工数・労力の無駄となるが、再利用性を考慮しない従来のプリフライト処理では、チェック結果が同じ結果となるチェックを何度も繰り返して実行していた。
また、同じ印刷データに対して、あるデバイスのためにトナー載り量制限をチェックした後、別のデバイス(もしくは別の出力設定)のためにトナー載り量制限をチェックする場合がある。このような場合においてもデバイス間で同じチェック結果となることがあるが、再利用性を考慮しない従来のプリフライトでは、チェック結果が同じになるにも関わらず、重複してトナー載り量制限をチェックしていた。
また、通常のプリフライトでは、チェック結果が所定の条件を満たさなかった場合に警告を表示するようにするが、従来のプリフライトでは、同じ画像リソースを繰り返しチェックすると同時に、同じ画像リソースに対する警告表示も同様に繰り返していた。この場合、警告表示が画面上で煩雑となって、視認性を低下させることがあった。
以上の課題は背景技術に述べたトナー載り量制限やフォント埋め込み確認のみならず、プリフライト一般の問題である。本発明は係る実情に鑑みて、プリフライトの効率化を図ることを目的とする。
本発明の情報処理装置は、印刷データが所定の条件を満たしているか否かを検証するプリフライト処理を行う情報処理装置であって、前記プリフライト処理によるプリフライト結果を管理する実行結果管理手段と、印刷データに対するプリフライト結果が前記実行結果管理手段で管理されているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により該印刷データに対するプリフライト結果が前記実行結果管理手段で管理されていると判定された場合に、該管理されているプリフライト結果を該印刷データのプリフライト結果として用い、該印刷データに対するプリフライト結果が前記実行結果管理手段で管理されていないと判定された場合に、該印刷データにプリフライト処理を行うようにする制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明のプリフライト方法は、印刷データが所定の条件を満たしているか否かを検証するプリフライト処理を行い、前記プリフライト処理によるプリフライト結果を実行結果管理手段で管理する情報処理装置によるプリフライト方法であって、印刷データに対するプリフライト結果が前記実行結果管理手段で管理されているか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにより該印刷データに対するプリフライト結果が前記実行結果管理手段で管理されていると判定された場合に、該管理されているプリフライト結果を該印刷データのプリフライト結果として用い、該印刷データに対するプリフライト結果が前記実行結果管理手段で管理されていないと判定された場合に、該印刷データにプリフライト処理を行う制御ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、印刷データが所定の条件を満たしているか否かを検証するプリフライト処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記プリフライト処理によるプリフライト結果を管理する実行結果管理手段と、印刷データに対するプリフライト結果が前記実行結果管理手段で管理されているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により該印刷データに対するプリフライト結果が前記実行結果管理手段で管理されていると判定された場合に、該管理されているプリフライト結果を該印刷データのプリフライト結果として用い、該印刷データに対するプリフライト結果が前記実行結果管理手段で管理されていないと判定された場合に、該印刷データにプリフライト処理を行う制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明では、印刷データに対するプリフライト結果を実行結果管理手段に保存するようにした。そして、印刷データに対するプリフライト結果が実行結果管理手段で確認される場合には、該印刷データに対するプリフライト処理を省くようにした。これにより、プリフライト処理時間を短縮化し、プリフライトの効率化を図ることができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。本実施の形態では、本発明をクライアントPC、プリンタ、ファイルサーバ、プリントサーバ、プリフライトサーバ等でなるネットワークシステムにおいて実施するようにしている。
<システム構成>
図1は、本発明の実施の形態に係るネットワークシステムの構成を示す図である。以下、当該ネットワークシステムにおいて行われるプリフライト(プリフライト処理)の概要を説明する。
印刷データ作成者(作成者)から例えばネットワークを介して印刷データ110を受け取った印刷者は、クライアントパーソナルコンピュータ(クライアントPC)101から、データ入稿サーバ102に印刷データ110を送信する。
データ入稿サーバ102は、印刷データ110にプリフライト処理を行うためにプリフライトサーバ103に印刷データ110を送信する。プリフライトサーバ103は、受信した印刷データ110に対してプリフライト処理を行う。
プリフライトサーバ103は、印刷データ110に対してプリフライト処理を行い、検証結果であるプリフライト結果を基に通常画像111、警告画像112、及び警告情報付き画像113を形成し、更にプリフライト結果を付与した印刷データ114を作成する。
そしてプリフライトサーバ103は、通常画像111、警告画像112、警告情報付き画像113及び印刷データ114をプリントサーバ104上に保持する。これにより印刷者がプリントサーバ104上に保持された通常画像111及び警告情報付き画像113を確認し、印刷作業を行うか、修正作業を行うかを判断できるようにする。
印刷作業を行う場合、印刷者は、通常画像111をプリントサーバ104経由で印刷機105又は複合機106に出力して印刷する。あるいは印刷データ110を直接プリントサーバ104経由で印刷機105又は複合機106に送信して印刷するようにしてもよい。
修正作業を行う場合は、プリントサーバ104上の通常画像111、警告情報付き画像113及びプリフライト結果付きの印刷データ114をデータ入稿サーバ102経由でクライアントPC101に読み込む。印刷者は、これらを基に修正作業を行い、再度データ入稿サーバ102に修正した印刷データを送信する。必要があればこの際、通常画像111、警告情報付き画像113を印刷機105又は複合機106で自動的に印刷するようにしてもよい。
以上で説明した実施の形態は、本発明を適用したシステムの一例に過ぎない。例えばクライアントPC101に実装されたプリフライト機能を持つソフトウェアやプリンタドライバを用いて、印刷機105あるいは複合機106の何れかに直接データを転送するようにしてもよい。また、上記の構成においては、クライアントPC101を印刷データ作成者から印刷データを受け取った印刷者が用いる装置として説明したが、印刷データ作成者が用いる構成であっても構わない。
あるいは、データ入稿サーバ102、プリフライトサーバ103及びプリントサーバ104のうちの少なくとも1つに印刷機105や複合機106の何れかの機能を実装するようにしてもよい。
あるいは、データ入稿時に自動的にプリフライト処理を行うのではなく、印刷者の指示を契機にプリフライト処理を始めるようにしてもよい。また、プリントサーバ104が印刷機105や複合機106の状態を確認し、アイドル状態であることを確認してからプリフライト処理を行うようにしても良い。
あるいは、クライアントPC101、プリフライトサーバ103、印刷機105及び複合機106のうちの少なくとも2つにプリフライト機能を実装し、いずれかの環境において少なくとも1回以上プリフライト処理を行うようにしてもよい。
<コンピュータ構成>
図2は、本発明の実施の形態に係るネットワークシステムに含まれるクライアントPC101等の内部構成の例を示す図である。
CPU201は中央処理装置であり、装置全体の制御及び演算処理等を行う。ROM203は読み出し専用メモリであり、システム起動プログラム、基本I/Oプログラム及び文字コードをビットパターンに変換するための文字パターンデータ(フォントデータ)等を記憶している。RAM202はランダムアクセスメモリであり、CPU201の演算に使用するデータや演算結果、表示のために文字コードから変換された文字パターンデータ列や図形データ及びイメージデータ等を一時記憶する。
KBDC206はキーボード制御部であり、KBD(キーボード)207からキー入力データ(文字コードや制御コード)を受け取り、CPU201へ伝達する。DSPC204はディスプレイ制御部であり、RAM202に格納された文字パターンデータ列を読み出し、DSP(ディスプレイ装置)205に転送する。DSP205は、DSPC204より文字パターンデータ列、図形データ及びイメージデータを受け取り、表示画面に表示する。
DSKC208はディスク制御部であり、HDD(外部記憶装置)209に対するアクセス制御を行う。HDD209は、文字パターンデータ(フォントデータ)、フォントデータを読み出してビットマップデータに変換する文字展開処理プログラム、図形データを処理する図形展開処理プログラム及びイメージデータを処理するイメージデータ処理プログラムを記憶する。
NIC210はネットワークインタフェイスカードであり、ネットワーク211と接続し他の機器と情報交換を行う。ネットワーク211は、多数のコンピュータがネットワークインタフェースを利用して接続するイントラネットのようなコンピュータネットワークを意味する。システムバス212は、CPU201、RAM202、ROM203、DSPC204、KBDC206、DSKC208及びNIC210を接続する。なお、データ入稿サーバ102、プリフライトサーバ103及びプリントサーバ104の内部構成は、上記で説明したクライアントPC101の構成と基本的に同様である。
<プリンタ構成例>
図3は、本実施の形態に係る複合機106の主要部構成を示すブロック図である。複合機106において、コントローラユニット300は、画像入力デバイスであるスキャナ370や画像出力デバイスであるプリンタ395と接続する。コントローラユニット300は、スキャナ370及びプリンタ395を制御することで、スキャナ370で読み取られた画像データをプリンタ395により印刷出力するコピー機能を実現する。コントローラユニット300はまた、LAN3000や公衆回線(WAN)3001と接続することによって、画像情報やデバイス情報の入出力の制御を行う。
コントローラユニット300において、CPU301は、ROM303に格納されているブートプログラムによりオペレーションシステム(OS)を立ち上げる。そしてCPU301は、立ち上げたOS上でHDD(ハードディスクドライブ)304に格納されているアプリケーションプログラムを実行することによって各種処理を実行する。RAM302は、CPU301がアプリケーションプログラム等を実行する際の作業領域として使用される。RAM302はまた、作業領域とともに、画像データを一時記憶するための画像メモリ領域としても使用される。HDD304は、上記アプリケーションプログラムとともに、画像データを格納する。
CPU301は、システムバス307を介して、ROM303、RAM302及びHDD304と接続する。CPU301はまた、システムバス307を介して、操作部I/F(操作部インタフェース)306、ネットワークI/F(ネットワークインタフェース)310、モデム350及びイメージバスI/F(イメージバスインタフェース)305とも接続する。
操作部I/F306は、タッチパネルを有する操作部312とのインタフェースであり、操作部312に表示する画像データを操作部312に対して出力する。操作部I/F306はまた、操作部312においてユーザにより入力された情報をCPU301に送出する。
ネットワークI/F310は、LAN3000と接続し、LAN3000上の各装置との間で情報の入出力を行う。モデム350は、WAN3001と接続し、WAN3001を介して情報の入出力を行う。
イメージバスI/F305は、システムバス307と画像データを高速で転送する画像バス308とを接続し、データ構造を変換するためのバスブリッジ機能を提供する。
画像バス308は、PCIバス又はIEEE1394等で構成される。画像バス308上には、ラスタイメージプロセッサ(RIP)360、デバイスI/F320、スキャナ画像処理部380、プリンタ画像処理部390、画像回転部330、サムネイル作成部335及び画像圧縮部340が設けられる。
RIP360は、PDLコードをビットマップイメージに展開するプロセッサである。デバイスI/F320は、スキャナ370及びプリンタ395と接続しており、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナ画像処理部380は、入力画像データに対し補正、加工、編集等を行う。プリンタ画像処理部390は、プリント出力画像データに対してプリンタの補正、解像度変換等を行う。画像回転部330は、画像データの回転を行う。サムネイル作成部335は、画像データに対するサムネイル画像を作成する。画像圧縮部340は、多値画像データをJPEGデータに、2値画像データをJBIG、MMR、又はMH等のデータに圧縮すると共に、その伸張処理を行う。
次に図4は、図3で示した複合機106のスキャナ370及びプリンタ395のハードウェア構成を模式的に示す図である。
スキャナ370及びプリンタ395は図4に参照されるように、一体的に構成されている。スキャナ370は、原稿給紙ユニット409にセットされた原稿を先頭から順に1枚ずつプラテンガラス401上へ給送する。
原稿がプラテンガラス401上に給送されると、スキャナ370は、ランプ402を点灯し、移動ユニット403の移動を開始する。移動ユニット403は、移動を開始することで、プラテンガラス401上の原稿に対する読取走査を行う。この読取走査中における原稿からの反射光は、ミラー404、405及び406とレンズ407を経てCCDイメージセンサ(以下、CCDという)408に導かれる。これにより、原稿上の画像はCCD408の撮像面上に結像される。
CCD408は、撮像面に結像された画像を電気信号に変換する。この電気信号は所定の処理を施された後にコントローラユニット300に入力される。なお、コントローラユニット300は、電気信号を画像データに変換し、プリンタ395に出力したり、ネットワークを介して外部の装置に出力したりする。以上のような原稿の読取動作が終了すると、スキャナ370は、原稿をプラテンガラス401から排出トレイ(不図示)に排出する。
上記コントローラユニット300から画像データを入力されたプリンタ395は、入力された画像データに基づき、レーザドライバ450に含まれるレーザ発光部451を駆動する。これにより、レーザ発光部451から画像データに応じたレーザ光が照射される。このレーザ光は、走査されながら感光ドラム452上に照射される。感光ドラム452上には、照射されたレーザ光に応じた静電潜像が形成され、この静電潜像は現像器453から供給されたトナーによりトナー像として可視像化される。また、レーザ光の照射タイミングに同期して、カセット461又はカセット462から記録紙が搬送路を介して搬送され、感光ドラム452と転写部454との間に給紙される。転写部454は、感光ドラム452上のトナー像を給紙された記録紙上に転写する。
トナー像が転写された記録紙は、搬送ベルトを介して定着ローラ対(加熱ローラと加圧ローラ)455に送られ、定着ローラ対455は、記録紙を熱圧し、記録紙上のトナー像を記録紙上に定着させる。この定着ローラ対455を通過した記録紙は、排紙ローラ対457により排紙ユニット463に排紙される。
排紙ユニット463は、ソート、ステイプル等の後処理を施すことが可能なシート処理装置からなる。また、両面記録モードが設定されている場合には、記録紙を排紙ローラ対457まで搬送した後に、排紙ローラ対457の回転方向を逆転させ、フラッパ458によって再給紙搬送路460へ導く。再給紙搬送路460に導かれた記録紙は、所定のタイミングで感光ドラム452と転写部454との間に再給紙され、この記録紙の裏面にトナー像が転写される。
次にプリフライトサーバ103で実行するプリフライト処理のうちのトナー載り量に対するプリフライト処理(プリフライトチェック)を図5−1及び図5−2に示すフローチャートを用いて説明する。
まずステップS500において、プリフライトサーバ103がデータ入稿サーバ102から印刷データを受信すると、プリフライト処理が開始される。
次にステップS501において、プリフライトサーバ103は、複合機106の性能やトナーの性質によって決まる、あるいは任意に設定したトナー載り量制限値(最大トナー量)を複合機106あるいは内部に備えたHDD等から取得する。なお、印刷機105によって印刷を行おうとする場合は、印刷機105のトナー載り量制限値を取得する。
次にステップS502において、プリフライトサーバ103は、データ入稿サーバ102から受信した印刷データを読み込む。ここで読み込む印刷データは、例えば、PDLデータであり、ネットワークや内部のハードディスクドライブ等から読み込むようにする。なお、印刷データには、描画命令、画像リソース、描画属性、画像リソースに設定されたトナー載り量の設定値等の情報が含まれており、また場合によってはプリフライト結果が含まれる。印刷データに基づき画像を形成する場合には、描画命令が設定された描画属性と画像リソースとを参照することで、画像上にオブジェクトが描画されることとなる。
次にステップS503において、プリフライトサーバ103は、印刷データに含まれるプリフライト結果を実行結果管理手段に読み込む。実行結果管理手段は、CPU、ROM及びRAM等により構成され、これまでに行った印刷データに対するプリフライト処理の結果であるプリフライト結果を保持して管理するものである。また、ステップS503の処理は、本発明でいう読込手段の処理に対応する。
次にステップS504において、プリフライトサーバ103は、印刷データに対する描画ページ(処理ページ)を決定する。
次にステップS505において、プリフライトサーバ103は、通常画像及び警告画像を初期化する。なお、詳細は後述する。
次にステップS506において、プリフライトサーバ103は、印刷データに含まれる描画命令を読み込む。例えばここで描画命令がPDFの場合は、オペレータが来るまでの間、トークンをスタックに保存しながら読み込む。
次にステップS507において、プリフライトサーバ103は、描画命令が参照する印刷データ中の画像リソースと設定された描画属性との組合せに対するトナー載り量情報(プリフライト結果)が実行結果管理手段に記録してあるか否かを判断する。ここでいう描画属性とは、オブジェクトを描画する上での設定値であり、例えば画像の透過度、位置、カスタムUCRやTRの設定、描画倍率等である。なお、ステップS507の処理は、本発明でいう判定手段の処理に対応する。
ステップS507において、トナー載り量情報の記録があった場合には、ステップS510に進み、プリフライトサーバ103は、記録された値をトナー載り量として使用する。
一方ステップS507において、トナー載り量情報の記録がなかった場合には、ステップS508に進み、プリフライトサーバ103は、該組合せに対するトナー載り量を計算する。そして、ステップS509において、プリフライトサーバ103は、ステップS508で計算したトナー載り量を実行結果管理手段に記録する。
次にステップS511において、プリフライトサーバ103は、ステップS509又はステップS510で取得したトナー載り量がステップS501で取得したトナー載り量制限値を超過するか否かを判断する。ここで、トナー載り量制限値を超過した場合には、ステップS512に進み、超過しなかった場合には、ステップS513に進む。なお、ステップS508〜ステップS513までの処理は、本発明でいう制御手段の処理に対応する。
ステップS512において、プリフライトサーバ103は、警告画像上に警告色を付した警告表示画像(警告表示)を描画し、ステップS514に進む。ステップS513においては、プリフライトサーバ103は、警告画像上に警告色を付さない画像を描画し、ステップS514に進む。
次にステップS514において、プリフライトサーバ103は、描画命令を実行し、通常画像上にオブジェクトを描画する。なお、ステップS512〜ステップS513の処理は、本発明でいう第1の画像形成手段の処理に対応する。
次にステップS515において、プリフライトサーバ103は、画像リソースに対する描画命令が全て実行されたか否かを判断する。ここで、描画命令が全て実行されたと判断した場合には、プリフライトサーバ103は、ステップS516に進み、描画命令が残っていると判断した場合には、ステップS506に戻る。
次にステップS516において、プリフライトサーバ103は、通常画像と警告画像を合成し警告情報付き画像を形成し、ステップS517において、通常画像と警告情報付き画像を出力する。なお、ステップS516の処理は、本発明でいう第2の画像形成手段の処理に対応する。
次にステップS518において、プリフライトサーバ103は、全ページに対して、上述したステップS504〜S517の処理が完了したか否かを判断し、処理完了と判断したらステップS519に進み、完了でないと判断したら、ステップS504に戻る。
そして、ステップS519において、プリフライトサーバ103は、印刷データに実行結果管理手段で保持しているプリフライト結果を付与し、ユーザに提供できるようにして、ステップS520において処理を終了する。なお、ステップS519の処理は、本発明でいう出力手段の処理に対応する。
ここで上記図5−1及び図5−2を用いて説明したプリフライト処理の流れを、図6〜10に示す印刷データのイメージあるいは印刷データから形成される画像のイメージを参照しながら更に詳細に説明する。
図6はプリフライト対象とする印刷データを表している。印刷データ600には、画像において描画される3つのオブジェクトの基となる画像リソース611、612、613が含まれる。そして画像リソース611のトナー載り量は170%、画像リソース612のトナー載り量は300%、画像リソース613のトナー載り量は230%と設定されている。また、印刷データ600には、4つの画像を描画する命令が含まれる。
オブジェクト601及びオブジェクト603は、画像リソース611に基づき描画される。オブジェクト602は画像リソース612に、オブジェクト604は画像リソース613に基づき描画される。これらのオブジェクトは、オブジェクト601→オブジェクト602→オブジェクト603→オブジェクト604の順番で描画されるものとする。以下、ユーザがトナー載り量制限値を240%に設定したことを前提として(ステップS501)、トナー載り量超過オブジェクトの検出を行うこととする。
描画順序に従い、プリフライトサーバ103は、まずオブジェクト601に対する処理を行う。始めにプリフライトサーバ103は画像リソース611に対するプリフライト結果が実行結果管理手段に保持されているか否かを確認する(ステップS507)。この段階では実行結果管理手段上には何も登録されていない。よって、プリフライトサーバ103は、画像リソース611に対するプリフライトチェックはまだ行われていないと判断し、画像リソース611に対するトナー載り量を算出し「170%」であることを得る(ステップS508)。そして、この値はトナー載り量制限値240%に対して小さいため(ステップS511)、プリフライトサーバ103は、図7に示す警告画像700上のオブジェクト601に対応する描画領域701の警告色を描画しない(ステップS513)。また、プリフライトサーバ103は、画像リソース611はトナー載り量が170%であること(以下「画像リソース611:170%」)を実行結果管理手段に登録する(ステップS509)。その後プリフライトサーバ103は、描画命令に従い、通常画像800上において図8に示すようにオブジェクト601を描画する(ステップS514)。
次にプリフライトサーバ103は、オブジェクト602に対して処理を行う。上述同様にまず画像リソース612に対するプリフライト結果が実行結果管理手段に保持されているか否かを確認する(ステップS507)。このとき実行結果管理手段には、「画像リソース611:170%」の情報が登録されている。よって、プリフライトサーバ103は、画像リソース612に対するプリフライトチェックはまだ行われていないと判断し、画像リソース612に対するトナー載り量を算出し、「300%」であることを得る(ステップS508)。そしてプリフライトサーバ103は、画像リソース612はトナー載り量が300%であること(以下「画像リソース612:300%」)を実行結果管理手段に登録する(ステップS509)。この値はトナー載り量制限値240%を超過しているため(ステップS511)、プリフライトサーバ103は、図7に示す警告画像700上のオブジェクト602に対応する描画領域702に警告色を描画する(ステップS512)。その後プリフライトサーバ103は、描画命令に従い、通常画像800上において図8に示すようにオブジェクト602を描画する(ステップS514)。
次にプリフライトサーバ103は、オブジェクト603に対して処理を行う。上述同様にまず画像リソース611に対するプリフライト結果が実行結果管理手段に保持されているか否かを確認する(ステップS507)。このとき実行結果管理手段には「画像リソース611:170%」及び「画像リソース612:300%」が登録されている。よって、プリフライトサーバ103は、画像リソース611がすでにプリフライトチェックされていると判定し(ステップS507)、トナー算出処理を省き実行結果管理手段から画像リソース611に対するトナー載り量が170%であることを読み込む(ステップS510)。この値はトナー載り量制限値240%を超過していないため(ステップS511)、プリフライトサーバ103は、図7に示す警告画像700上のオブジェクト603に対応する描画領域703に警告色を描画しない(ステップS513)。その後プリフライトサーバ103は、描画命令に従い、通常画像800上において図8に示すようにオブジェクト603を描画する(ステップS514)。
次にプリフライトサーバ103は、オブジェクト604に対して処理を行う。上述同様にまず画像リソース613に対するプリフライト結果が実行結果管理手段に保持されているかを確認する(ステップS507)。このとき実行結果管理手段には「画像リソース611:170%」及び「画像リソース612:300%」が登録されている。よって、プリフライトサーバ103は、画像リソース613に対するプリフライトチェックはまだ行われていないと判断し(ステップS507)、画像リソース613に対するトナー載り量を算出し「230%」であることを得る(ステップS508)。そしてプリフライトサーバ103は、トナー載り量が230%であること(以下「画像リソース613:230%」)を実行結果管理手段に登録する(ステップS509)。この値はトナー載り量制限値240%を超過していないため(ステップS511)、プリフライトサーバ103は、図7に示す警告画像700のオブジェクト604に対応する描画領域704に警告色を描画しない(ステップS513)。その後プリフライトサーバ103は、描画命令に従い、通常画像800上において図8に示すようにオブジェクト604を描画する(ステップS514)。
以上でプリフライトサーバ103は、描画するべき描画命令を全て処理したと判断する(ステップS515)。そして、この時点では、図8に示す通常画像800と図7に示す警告画像700とが得られている。プリフライトサーバ103は、これらを合成することで図9に示す警告情報付き画像900を得る(ステップS516)。ここで画像を合成するための手段としては、通常画像と警告画像とで異なる画像処理を加えるようにしてもよい。つまり、通常画像に施す画像処理と警告画像の警告表示をする領域とで施す画像処理を異なるものとし、合成した際、警告表示が視認しやすいようにする。具体的には例えば、通常画像は高明度、警告画像は低明度で描画を行うようにして、それぞれ異なる明度範囲にしたり、通常画像は低彩度、警告画像は高彩度で描画を行うようにして、それぞれ異なる彩度範囲にしたりすればよい。あるいは通常画像及び警告画像の何れかにディザ処理等の画像処理を加えるようにしてもよい。こうすることにより、警告表示の領域の視認性を向上させることができる。
そして、プリフライトサーバ103は、「画像リソース611:170%」、「画像リソース612:300%」及び「画像リソース613:230%」の情報を図10に示すタグ1001、タグ1002及びタグ1003として各リソースに付与する。これにより、プリフライト結果が付与された印刷データ1000をユーザに提供できるようにする(ステップS519)。
以上のように処理することで印刷者は、印刷データ1000に対して再度プリフライトチェックを行う場合において、記録されたプリフライト結果の情報を利用することができる。例えば、上記例において、トナー載り量制限値300%を超えた画像リソース612を修正して再度プリフライト処理する場合には、修正を加えない画像リソース611及び画像リソース613に対してのプリフライト処理を省くことができる。よって処理時間の短縮を図ることができる。また、例えばトナー載り量制限値を220%として再度プリフライト処理を行う場合には、画像リソース611、612及び613のトナー載り量はすでに実行結果管理手段に保持されている。よって改めて画像を解析することなく、実行結果管理手段からトナー載り量を取得して代替することができるため、処理時間の短縮を図ることができる。
(第2の実施の形態)
以下、プリフライトサーバ103で実行するプリフライト処理のうちの文書内で使用されている画像リソースのエンコード方式や使用色空間、解像度に対するプリフライト処理を図11−1及び図11−2に示すフローチャートを用いて説明する。なお、第2の実施の形態に係るプリフライトサーバ103は第1の実施の形態で説明したものと同様であり、またプリフライトサーバ103が含まれるネットワークシステムも同様であるためシステム構成等の説明は省略する。
まずステップS1100において、プリフライトサーバ103がデータ入稿サーバ102から印刷データを受信すると、プリフライト処理が開始される。
次にステップS1101において、プリフライトサーバ103は、データ入稿サーバ102から受信した印刷データを読み込む。ここで読み込む印刷データは、例えば、PDLデータであり、ネットワークや内部のハードディスクドライブ等から読み込むようにする。
次にステップS1102において、プリフライトサーバ103は、印刷データに含まれるプリフライト結果を実行結果管理手段に読み込む。なお、ステップS1102の処理は、本発明でいう読込手段の処理に対応する。
次にステップS1103において、プリフライトサーバ103は、印刷データに対する描画ページ(処理ページ)を決定する。
次にステップS1104において、プリフライトサーバ103は、通常画像及び警告画像を初期化する。
次にステップS1105において、プリフライトサーバ103は、印刷データに含まれる描画命令を読み込む。例えば描画命令がPDFの場合は、オペレータが来るまでの間、トークンをスタックに保存しながら読み込む。
次にステップS1106(図11−2)において、プリフライトサーバ103は、ステップS1105において読み込んだ描画命令が、プリフライトチェックする必要のあるものか否かを判断する。プリフライトチェックが必要と判断した場合は、ステップS1107に進み、必要が無いと判断した場合は、ステップS1117に進む。
ステップS1107において、プリフライトサーバ103は、描画命令が参照する画像リソースと設定された描画属性の組合せに対して、プリフライト結果が実行結果管理手段に記録してあるか否かを判断する。プリフライトサーバ103が記録が無いと判断した場合は、ステップS1108に進み、該組合せに対するプリフライトチェックを実施し、更にステップS1109において、プリフライト結果を実行結果管理手段に記録する。一方、ステップ1107においてプリフライトサーバ103が記録があると判断した場合は、ステップS1110に進み、記録値をプリフライト結果として読み込み、同時にその警告回数も取得する。なお、警告回数については、後述ステップS1116において詳述する。また、ステップS1107の処理は、本発明でいう判定手段の処理に対応し、ステップS1108〜ステップS1110の処理は、本発明でいう制御手段の処理に対応する。
次に、ステップS1111において、プリフライトサーバ103は、ステップS1109又はステップS1110で得たプリフライト結果から、警告描画(警告表示)が必要か否かを判定する。プリフライトサーバ103が警告が必要であると判断した場合は、ステップS1112に進み、必要が無いと判断した場合は、ステップS1117に進む。
ステップS1112において、プリフライトサーバ103は、今回の警告描画が、対象の画像リソースに対して初回であるか否かを判断する。プリフライトサーバ103が警告が初回であると判断した場合は、ステップS1114に進み、警告描画モードを詳細に設定し、初回でないと判断した場合は、ステップS1113に進み、警告描画モードを簡易に設定する。
従来のプリフライトでは、複数の描画命令が同じ画像リソースを基に繰り返し同じオブジェクトを描画する場合、その警告表示も複数表示されていた。しかしそのことが警告表示の視認性を低下させていた。そこで、本実施の形態では実行結果管理手段を用いて、その画像リソースに対する警告描画が初回であるか否かを判定するようにした。そして、初回では詳細な警告を表示することで十分な情報を与えるとともに、初回以降では簡潔な警告を表示することで、視認性の向上を図るようにした。ここでは初回と初回以降という分け方をしたが、当然ながらそれ以外の判別方法をとっても良い。例えば、ページ単位で繰り返し回数のカウントをクリアしてもよい。
次にステップS1115において、プリフライトサーバ103は、ステップS1113又はステップS1114の警告描画モードに従い、警告画像上に警告表示を描画する。
次にステップS1116において、プリフライトサーバ103は、プリフライト結果と警告回数を実行結果管理手段に記録し、ステップS1117に進む。
ステップS1117においては、プリフライトサーバ103は、通常画像上に、描画命令に従い、オブジェクトを描画処理する。なお、ステップS1112〜ステップS1115、及びステップS1117の処理は、本発明でいう第1の画像形成手段の処理に対応する。
次にステップS1118において、プリフライトサーバ103は、印刷データに含まれる描画命令が全て実行されたか否かを判断する。ここで、プリフライトサーバ103が描画命令を全て実行したと判断した場合には、ステップS1119に進む。またプリフライトサーバ103が描画命令が残っていると判断した場合は、ステップS1105に戻る。
次にステップS1119において、プリフライトサーバ103は、通常画像と警告画像とを合成し警告情報付き画像を形成し、ステップS1120において、通常画像と警告情報付き画像とを出力する。なお、ステップS1119の処理は、本発明でいう第2の画像形成手段の処理に対応する。
次にステップS1121において、プリフライトサーバ103は、全ページに対して、ステップS1103〜S1120の処理が完了したか否かを判断し、処理完了と判断したらステップS1122に進み、完了でないと判断したらステップS1103に戻る。
そして、ステップS1122において、プリフライトサーバ103は、印刷データに実行結果管理手段で保持しているプリフライト結果を付与し、ユーザに提供できるようにして、ステップS1123において処理を終了する。なお、ステップS1122の処理は、本発明でいう出力手段の処理に対応する。
ここで上記図11を用いて説明した処理の流れを、図12〜16に示す印刷データのイメージあるいは印刷データから形成される画像のイメージを参照しながら更に詳細に説明する。なお、ここで説明する例では、プリフライト処理のうちの、文書内で使用されている画像リソースのエンコード方式及び解像度に対するプリフライト処理(プリフライトチェック)についての詳細を説明する。
図12はプリフライト対象とする印刷データを表している。印刷データ1200には描画される6つのオブジェクトの基となる2つの画像リソース1211、1212が含まれる。そして画像リソース1211はエンコード形式がJPEG2000と設定されており、エンコードされた解像度600dpiと設定されている。また、画像リソース1212はエンコード形式がJPEG形式と設定されており、エンコードされた解像度600dpiと設定されている。また、印刷データ1200には6つの画像を描画する命令が含まれている。
オブジェクト1201、オブジェクト1202、オブジェクト1203及びオブジェクト1204は、画像リソース1211に基づき描画される。オブジェクト1205は画像リソース1212に基づき等倍で、オブジェクト1206は画像リソース1112に基づき1.8倍に拡大されて描画される。ここで、等倍、1.8倍といった描画倍率は、描画属性に含まれるものであり、本発明でいう所定の描画属性は、この描画倍率に相当するものである。そしてこれらのオブジェクトは、オブジェクト1201→オブジェクト1202→オブジェクト1203→オブジェクト1204→オブジェクト1205→オブジェクト1206の順番で描画されるものとする。この例では、以上のような印刷データに対し、画像エンコード形式並びに画像解像度に対するプリフライトチェックを行う。以下、設定された使用不可とするエンコード形式はJPEG2000であり、許容画像解像度は600dpi以上1200dpi以下であることとし、処理の説明を行う。
描画順序に従い、プリフライトサーバ103は、まずオブジェクト1201に対して処理を行う。オブジェクト1201は画像リソース1211に基づき描画されるものであり、この時点では実行結果管理手段上にはどの画像リソースについても情報が無い。従って画像リソース1211に対するプリフライト結果は未登録である。よって、プリフライトサーバ103は、プリフライトチェックを行う(ステップS1108)。そしてプリフライトサーバ103は、エンコード形式はJPEG2000であり、画像解像度は許容画像解像度範囲内であると認識する。よってこの結果から、プリフライトサーバ103は、画像リソース1211に対する警告が必要であると判断する(ステップS1111)。また、プリフライトサーバ103は、画像リソース1211に対する警告回数はこの時点では0であるため初回と判断し(ステップS1112)、警告描画モードを「詳細」に設定する(ステップS1114)。そして、プリフライトサーバ103は、図13に示す警告画像1300上のオブジェクト1201に対応する描画領域1301に警告表示を描画する(ステップS1115)。この際、警告描画モードが「詳細」であるためエラー種類を始めとする詳細な情報を画像上に記述する。そしてプリフライトサーバ103は、プリフライト結果である画像リソース1211のエンコードがJPEG2000であること、解像度は600dpiであること、警告が必要であること、警告回数が1回であることを示す情報を実行結果管理手段に登録する(ステップS1116)。その後プリフライトサーバ103は、描画命令に従い、通常画像1400上において図14に示すようにオブジェクト1201を描画する(ステップS1117)。
次にプリフライトサーバ103はオブジェクト1202に対して処理を行う。オブジェクト1202は画像リソース1211に基づき描画されるものであり、実行結果管理手段上にすでにプリフライト結果が登録されている。そのため、プリフライトサーバ103からプリフライト結果を取得する(ステップS1110)。そしてプリフライトサーバ103は、画像リソース1211は警告が必要であることをプリフライト結果から判定する(ステップS1111)。更に画像リソース1211は警告回数が1回されていることをプリフライト結果から読み込み、これが初回ではないことを判定する(ステップS1112)。そしてプリフライトサーバ103は、警告描画モードを「簡易」に設定する(ステップ1113)。プリフライトサーバ103はこの描画モードに基づき、図13に示す警告画像1300上のオブジェクト1202に対応する領域1302に枠線のみの警告表示を描画する(ステップS1115)。その後プリフライトサーバ103は、描画命令に従い、通常画像1400上において図14に示すようにオブジェクト1202を描画する(ステップS1117)。そして警告回数をカウントアップした後(ステップS1116)、プリフライトサーバ103は更新した画像リソース1211に対するプリフライト結果を再び実行結果管理手段上に記録する。ここで記録されるプリフライト結果は、エンコードがJPEG2000であること、解像度は600dpiであること、警告が必要であること、警告回数が2回であることを示す情報である。
そしてプリフライトサーバ103は、オブジェクト1203及びオブジェクト1204に関して、オブジェクト1202と同様の処理を行い、図13に示す警告画像1300上の描画領域1303及び1304に枠線のみの警告表示を描画する(ステップS1115)。また、プリフライトサーバ103は通常画像1400上においては、図14に示すようにオブジェクト1203及びオブジェクト1204を描画する(ステップS1117)。
次にプリフライトサーバ103はオブジェクト1205に対して処理を行う。オブジェクト1205は画像リソース1212に基づき描画されるものである。このとき実行結果管理手段上には、画像リソース1211のエンコードがJPEG2000であること、解像度は600dpiであること、警告が必要であること、警告回数が4回であることを示す情報が記録されている。従って画像リソース1212に対するプリフライト結果は登録されていないため、プリフライトサーバ103はプリフライトチェックを行う(ステップS1108)。そしてプリフライトサーバ103は、は画像形式がJPEGであり、画像解像度も制限範囲内に含まれると認識し、警告は不要と判断する(ステップS1111)。
そしてプリフライトサーバ103は、このプリフライト結果を実行結果管理手段上に記録する(ステップS1109)。このプリフライト結果では警告が不要であるため、プリフライトサーバ103は図13に示す警告画像1300上のオブジェクト1205に対応する領域1305に警告表示を描画しない。その後プリフライトサーバ103は、通常画像1400上において図14に示すようにオブジェクト1205を描画する(ステップS1117)。
次にプリフライトサーバ103はオブジェクト1206に対して処理を行う。オブジェクト1206は画像リソース1212に基づき描画されるものである。このとき実行結果管理手段上には、画像リソース1211はエンコードがJPEG2000であること、解像度が600dpiであること、警告が必要であること、警告回数は4回なされていることを示すプリフライト結果が記録されている。更に、画像リソース1212はエンコードがJPEGであること、解像度が600dpiであること、警告は必用なしであること、警告回数は0回であることを示すプリフライト結果が記録されている。
ここで、画像リソース1212は解像度600dpiと保持されているが、オブジェクト1206は画像リソース1212を1.8倍に拡大して描画を行う設定がされている。よって記録されたものと描画属性が異なるため、プリフライト結果が登録されていない。そのため、プリフライトサーバ103は、プリフライトチェックを再度行う必要があると判定する(ステップS1107)。そしてプリフライトサーバ103は、プリフライト処理を行い(ステップS1108)、画像リソース1212(拡大率1.8)は、解像度は333dpiであるというプリフライト結果を得る。プリフライトサーバ103は、この結果を実行結果管理手段に記録する(ステップS1109)。
この際、画像解像度は600dpi÷1.8=333dpiであるため、画像解像度の制限範囲を下回る。よってプリフライトサーバ103は、警告が必要であると判定する。そして、プリフライトサーバ103は、画像リソース1212(拡大率1.8)は警告が必要であることを示す情報を実行結果管理手段に追加記録する。更に、画像リソース1212(拡大率が1.8)の警告は初回であることを実行結果管理手段に追加記録する。
そしてプリフライトサーバ103は、画像リソース1212に対する警告が初回であると判定して、警告描画モードを「詳細」に設定する(ステップS1114)。更にプリフライトサーバ103は、警告描画モードに応じて、図13に示す警告画像1300上のオブジェクト1206に対応する描画領域1306に警告表示を描画する(ステップS1115)。その後プリフライトサーバ103は、通常画像1400上において図14に示すようにオブジェクト1206を描画する(ステップS1117)。
以上でプリフライトサーバ103は、描画するべき描画命令を全て実行したと判断する(ステップS1115)。そして、この時点では、図14に示す通常画像1400と図13に示す警告画像1300とが得られている。そして、プリフライトサーバ103は、これらを合成することで図15に示す警告情報付き画像1500を得る(ステップS1119)。
そしてプリフライトサーバ103は、プリフライト結果を付与した図16に示すような印刷データ1600を作成する。印刷データ1600には、プリフライト結果を記述したタグ1601、タグ1602及びタグ1603が付与される。印刷データ1600は、第1の実施形態と同様に、プリフライトの再利用性を考慮したものであり、再度プリフライト処理を行う場合に付与したプリフライト結果を活用することができる。
以上のように第2の実施の形態では、画像リソースを繰り返し描画に用いる場合におけるプリフライト処理の警告表示の際に、警告回数に応じて警告モードの変更をすることで、視認性向上を図ることができる。従来は全ての画像に警告を付与していたため、複数の描画命令が同じリソースを参照している場合と、異なるリソースを参照している場合との区別が難しかった。そのため修正するべき画像リソースの把握が困難になるという問題があった。しかし、以上で述べたように処理して、画像リソースの警告回数に応じて警告表示の描画方法を変えることで上記問題は解決できる。
以上、本実施の形態に係るプリフライトサーバ103では、印刷データに含まれる画像リソースに設定された複数の情報(トナー載り量、エンコード方式、解像度、及びこれらの組合せ)に対するプリフライト結果を実行結果管理手段に保存する。そして、これ以降にプリフライト処理する場合において、保存したプリフライト結果を用いることで、既にプリフライト処理された情報に対するプリフライト処理を省くようにした。これにより、プリフライト処理時間の短縮を図ることが可能となる。
具体的には、例えば同じ印刷データ中に繰り返し同じ描画属性で同じ画像リソースを描画する場合において、同じ描画属性で同じ画像リソースを描画する組合せに対するプリフライト処理を最初だけ行って、プリフライト結果を記憶するようにした。これにより、2回目以降のプリフライト処理を省くようにすることで、プリフライト処理を効率なものとすることが可能となる。
また、プリフライト処理後に、印刷データの一部を修正して、再度プリフライト処理する場合には、修正を加えていない部分に対してのプリフライト処理を省くようにすることができ、プリフライト処理をより効率なものとすることが可能となる。
このようなプリフライトサーバ103は、特にPDLデータを直接作成し、プリフライトし、編集するワークフローを有するシステムにおいて有効に働く。
また、プリフライト処理後に、実行結果管理手段に保存したプリフライト結果を印刷データに付与して、更新した印刷データを作成するようにした。そして、再びプリフライト処理する際に、この印刷データからプリフライト結果を読み込むようにした。これにより、前回プリフライト処理した項目に対するプリフライト処理を省くようにすることで、プリフライト処理をより効率的なものとすることが可能となる。
また、プリフライト処理後において、通常画像、警告画像、警告情報付き画像を形成するようにした。これにより、ユーザがこれら画像を視認して印刷データの修正を容易に行うことができるようにした。また、警告画像又は警告情報付き画像中に警告表示を描画する際に、警告対象の画像リソースに関する警告表示をこれまでに警告した回数に応じて、描画方法を変えるようにした。具体的には、同じ画像リソースを繰り返し描画に用いる場合において、画像リソースに関する警告表示を1回行った場合は、以降のこの画像リソースに関する警告表示を初回よりも簡易にするようにした。これにより、警告画像が煩雑となることを避けて、視認性を向上させた。
なお、本発明を実現するために、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(コンピュータプログラム)を記録した記憶媒体を用いても良い。この場合には記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって本発明の目的が達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
本発明の実施の形態に係るネットワークシステムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るネットワークシステムに含まれるコンピュータの内部構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る複合機の主要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る複合機におけるスキャナ及びプリンタのハードウェア構成を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るプリフライトサーバで実行するプリフライト処理のうちのトナー載り量に対するプリフライト処理(プリフライトチェック)を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るプリフライトサーバで実行するプリフライト処理のうちのトナー載り量に対するプリフライト処理(プリフライトチェック)を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態において、処理対象となる印刷データの一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態において形成された警告画像の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態において形成された通常画像の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態において形成された警告情報付き画像の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態において、更新された印刷データの一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るプリフライトサーバで実行するプリフライト処理のうちの文書内で使用されている画像リソースのエンコード方式や使用色空間、解像度に対するプリフライト処理(プリフライトチェック)を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るプリフライトサーバで実行するプリフライト処理のうちの文書内で使用されている画像リソースのエンコード方式や使用色空間、解像度に対するプリフライト処理(プリフライトチェック)を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態において、処理対象となる印刷データの一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態において形成された警告画像の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態において形成された通常画像の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態において形成された警告情報付き画像の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態において、更新された印刷データの一例を示す図である。
符号の説明
101 クライアントパーソナルコンピュータ(クライアントPC)
102 データ入稿サーバ
103 プリフライトサーバ
104 プリントサーバ
105 印刷機
106 複合機
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 DSPC
205 DSP
208 DSKC
209 HDD
210 NIC
300 コントローラユニット
301 CPU
302 RAM
303 ROM
304 HDD
310 ネットワークインタフェース

Claims (18)

  1. 印刷データが所定の条件を満たしているか否かを検証するプリフライト処理を行う情報処理装置であって、
    前記プリフライト処理によるプリフライト結果を管理する実行結果管理手段と、
    印刷データに対するプリフライト結果が前記実行結果管理手段で管理されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により該印刷データに対するプリフライト結果が前記実行結果管理手段で管理されていると判定された場合に、該管理されているプリフライト結果を該印刷データのプリフライト結果として用い、該印刷データに対するプリフライト結果が前記実行結果管理手段で管理されていないと判定された場合に、該印刷データにプリフライト処理を行うようにする制御手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記実行結果管理手段で管理されているプリフライト結果を印刷データに付与して出力する出力手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 印刷データに含まれるプリフライト結果を読み込む読込手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 印刷データに基づき通常画像を形成すると共に、印刷データ及び該印刷データのプリフライト結果に基づき警告画像を形成する第1の画像形成手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の画像形成手段は、印刷データのプリフライト結果が前記所定の条件を満たさないものである場合に前記警告画像を形成することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記通常画像と前記警告画像とを合成し、警告情報付き画像を形成する第2の画像形成手段を備えたことを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. 前記プリフライト処理では、印刷データ中の描画命令が参照する画像リソースと所定の描画属性との組合せ毎に検証を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記プリフライト処理で検証する項目には、前記描画命令が参照する画像リソースに対して設定されたトナー載り量、エンコード形式、及び解像度のうち少なくともいずれかが含まれることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記プリフライト処理では、印刷データ中の描画命令が参照する画像リソースと所定の描画属性との組合せ毎に検証を行うことを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記プリフライト処理で検証する項目には、前記描画命令が参照する画像リソースに対して設定されたトナー載り量、エンコード形式、及び解像度のうち少なくともいずれかが含まれることを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記第1の画像形成手段は、前記描画命令が参照する画像リソースと所定の描画属性との組合せのうちの前記所定の条件を満たさない組合せを警告表示の対象とし、前記警告画像において、前記警告表示の対象となった組合せに基き描画するオブジェクトの描画領域に、前記警告表示を描画することを特徴とする請求項9又は10に記載の情報処理装置。
  12. 前記警告表示の対象となった組合せが重複して警告表示の対象となる場合に、該警告表示の対象となった組合せに対する初回の警告表示と初回以降の警告表示とで前記警告表示の描画方法を変更することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記第1の画像形成手段は、前記描画命令が参照する画像リソースと所定の描画属性との組合せのうちの前記所定の条件を満たさない組合せを警告表示の対象とし、前記警告画像において、前記警告表示の対象となった組合せに基き描画するオブジェクトを、前記通常画像において描画する場合とは異なる画像処理を施して描画することを特徴とする請求項9又は10に記載の情報処理装置。
  14. 前記第1の画像形成手段は、前記通常画像において描画する場合と異なる明度範囲になるように前記画像処理を施すことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記第1の画像形成手段は、前記通常画像において描画する場合と異なる彩度範囲になるように前記画像処理を施すことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  16. 前記第1の画像形成手段は、前記通常画像及び前記警告画像において描画される前記警告表示の対象となった組合せに基くオブジェクトのうち少なくともいずれか一方にディザ処理を施すことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  17. 印刷データが所定の条件を満たしているか否かを検証するプリフライト処理を行い、前記プリフライト処理によるプリフライト結果を実行結果管理手段で管理する情報処理装置によるプリフライト方法であって、
    印刷データに対するプリフライト結果が前記実行結果管理手段で管理されているか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより該印刷データに対するプリフライト結果が前記実行結果管理手段で管理されていると判定された場合に、該管理されているプリフライト結果を該印刷データのプリフライト結果として用い、該印刷データに対するプリフライト結果が前記実行結果管理手段で管理されていないと判定された場合に、該印刷データにプリフライト処理を行う制御ステップとを有することを特徴とするプリフライト方法。
  18. 印刷データが所定の条件を満たしているか否かを検証するプリフライト処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記プリフライト処理によるプリフライト結果を管理する実行結果管理手段と、
    印刷データに対するプリフライト結果が前記実行結果管理手段で管理されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により該印刷データに対するプリフライト結果が前記実行結果管理手段で管理されていると判定された場合に、該管理されているプリフライト結果を該印刷データのプリフライト結果として用い、該印刷データに対するプリフライト結果が前記実行結果管理手段で管理されていないと判定された場合に、該印刷データにプリフライト処理を行う制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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