JP5357914B2 - セラミックスペースト及びグリーンシート積層体 - Google Patents

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Description

本発明は、セラミックスペースト及びグリーンシート積層体に関する。
従来、ブチラール樹脂を有機バインダーとして含有する誘電体グリーンシートに塗布する印刷用ペーストにおいて、ジヒドロターピネオールを用いる内部電極ペーストやその誘導体を溶剤として用いる電極段差吸収用印刷ペーストがシートアタックを抑制することができると提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。このペーストでは、ペーストを塗布する誘電体グリーンシートに含まれているブチラール樹脂を溶解してしまう、いわゆるシートアタックを抑制することができるとしている。また、シートアタックを抑制することができる手法としてセラミックス粉末とポリビニルアセタール樹脂と有機溶剤を含有するスラリーを塗工し硬化処理を行いグリーンシートを得たのちに、ポリビニルアセタール樹脂を含有する導電ペーストを塗工するものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。また、塗工性に優れた塗工ペーストにおいて、溶剤としてジヒドロターピネオールや酢酸2−エチルヘキシルなどを用いることが好ましいことが提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特開平9−17687号公報 特開2007−5461号公報 特開2009−88410号公報 特開2007−332267号公報
しかしながら、上述した印刷用ペーストでは、シートアタックを抑制するなどしてデラミネーションの問題を解決するものであるが、収縮をより低減すると共により塗工しやすいものが望まれていた。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、シートの収縮をより低減すると共に、塗工性をより高めることができるセラミックスペースト及びグリーンシート積層体を提供することを主目的とする。
上述した主目的を達成するために鋭意研究したところ、本発明者らは、ブチラール系樹脂のバインダーを用いた際に、ターピネオール系の第1溶剤と、酢酸エステル化合物の第2溶剤とを、第2溶剤を第1溶剤及び第2溶剤の全体に対して体積割合で10体積%以上50体積%以下で混合して用いると、シートの収縮を低減すると共に、塗工性を向上したセラミックスペーストとすることができることを見いだし、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明のセラミックスペーストは、セラミック粒子と、ブチラール樹脂と、ターピネオール構造を有する第1溶剤と、エステル結合を有する第2溶剤と、を備え、第2溶剤を第1溶剤及び第2溶剤の全体に対して体積割合で10体積%以上50体積%以下で混合したものである。
本発明の積層体は、前記セラミックスペーストを用いて必要に応じて各グリーンシートに所定のパターンを形成したり、あるいはキャビティを形成したうえでグリーンシート同士を圧着して積層したものである。
本発明のセラミックスペーストは、収縮をより低減すると共に、塗工性をより高めることができる。この理由は定かではないが、以下のように推察される。例えば、第1溶剤のターピネオール構造の水酸基及び第2溶剤のエステル基の親水性が異なることにより、ブチラール樹脂のある部分は第1溶剤と親和性が高く、他方の部分は第2溶剤と親和性が高いために生じるペースト中の樹脂微構造に起因するペーストレオロジーが印刷に適すると推察される。また、第2溶剤のシートアタック性が低いため、ペーストを印刷乾燥した際のシートの収縮をより低減することができるものと推察される。また、積層体は上記ペーストの有する低収縮で良好な塗工性のため、各層のシート間の位置ずれが小さく、パターンの欠損がないため、焼成後、センサ素子となった場合の歩留まりをより高めることができる。
積層体90及びNOxセンサー100の構成の概略を示す構成図。 センサー素子の作製工程の一例を示すフローチャート。 第2溶剤の特徴の説明図。 センサー素子表面の顕微鏡写真。
次に、本発明を実施するための形態を図面を用いて説明する。図1は、積層体90及びセンサー素子110の構成の概略を示す構成図であり、図2は、センサー素子の作製工程の一例を示すフローチャートである。図1に示す積層体90は、本発明のセラミックスペーストを用いて作製することができる。この本発明のセラミックスペーストは、セラミック粒子と、ブチラール樹脂と、ターピネオール構造を有する第1溶剤と、エステル結合を有する第2溶剤とを、第2溶剤を第1溶剤及び第2溶剤の全体に対して体積割合で10体積%以上50体積%以下で混合したもの、を含んで構成されている。
セラミック粒子は、例えば、金属酸化物や金属炭化物、金属窒化物、金属複合化合物としてもよいし、これらの混合物としてもよい。具体的には、金属酸化物としては、例えば、Al23やSiO2、TiO2、ZnO、ZrO2などが挙げられ、このうちZrO2、特にYを添加した安定化ZrO2などが好ましい。金属炭化物としては、例えば、SiCやB4C、CaC2などが挙げられる。金属窒化物としては、例えば、BNやSi34、GaNなどが挙げられる。金属複合化合物は、例えば、Pb(Zr,Ti)O3や、NaNbO3、LiNbO3、LiTaO3などの金属複合酸化物としてもよい。このセラミック粒子の粒度は、目的とする積層体に応じて適宜選択することができる。例えば、Al23の場合、平均粒径が0.10μm以上0.40μm以下の範囲が好ましく、0.15μm以上0.35μm以下がより好ましい。また、ZrO2の場合、平均粒径が0.40μm以上0.80μm以下の範囲が好ましく、0.5μm以上0.7μm以下がより好ましい。ここで、「平均粒径」は、レーザー回折/散乱式粒度分布測定により測定したメディアン径(D50)とする。このセラミック粒子の配合量は、例えば、Al23の場合、セラミックスペースト全体に対して25重量%以上60重量%以下の範囲が好ましく、35重量%以上55重量%以下の範囲がより好ましい。また、ZrO2の場合、セラミックスペースト全体に対して40重量%以上70重量%以下の範囲が好ましく、55重量%以上65重量%以下の範囲がより好ましい。
ブチラール樹脂は、セラミック粒子を固化するバインダーとして機能する。このブチラール樹脂は、ブチラール樹脂構造を有するものとすればよいが、例えば、式(1)に示すように、ブチラール基と、アセチル基と、水酸基とを所定の割合で含むものとしてもよい。ブチラール樹脂は、例えば、ブチラール化度が60mol%以上75mol%以下のものとしてもよいし、アセチル基が3mol%以上10mol%以下のものとしてもよいし、水酸基が20mol%以上40mol%以下のものとしてもよい。このブチラール樹脂は、例えば、分子量が4×104未満の低重合度のものとしてもよいし、4×104以上1×105以下の中重合度のものとしてもよいし、1×105を超える高重合度のものとしてもよい。このうち、低重合度のものを用いることが好ましい。低重合度のブチラール樹脂では、例えば、転移点温度Tgが58℃以上68℃以下、粘度が8mPa・s以上50mPa・s以下の範囲としてもよい。中重合度のブチラール樹脂では、例えば、転移点温度Tgが60℃以上68℃以下、粘度が60mPa・s以上180mPa・s以下の範囲としてもよい。高重合度のブチラール樹脂では、例えば、転移点温度Tgが65℃以上90℃以下、粘度が80mPa・s以上200mPa・s以下の範囲としてもよい。このブチラール樹脂の配合量は、セラミックスペースト全体に対して4重量%以上15重量%以下の範囲が好ましく、6重量%以上11重量%以下の範囲が好ましい。
第1溶剤は、ターピネオール構造を有する化合物を含んでいる。このターピネオール化合物としては、例えば、α−ターピネオール、β−ターピネオール、γ−ターピネオールや、ジヒドロターピネオールなどが挙げられ、このうち式(2)に示すジヒドロターピネオール(メンタノールとも称する)が好ましい。この第1溶剤の配合量は、セラミックスペースト全体に対して22重量%以上30重量%以下の範囲が好ましく、24重量%以上28重量%以下の範囲が好ましい。この第1溶剤を用いることにより、積層体の乾燥収縮などをより抑制することができる。
第2溶剤は、エステル結合を有する化合物を含んでいる。このエステル化合物としては、例えば、式(3)に示すような炭化水素基を有する化合物などが挙げられる。この炭化水素基は、鎖状構造を有するものとしてもよいし、分岐鎖を有するものとしてもよい。式(3)において、R1及びR2は、それぞれ、例えば、炭素数1以上20以下のアルキル基のうちいずれか1種としてもよく、それぞれが異なるものとしてもよいし、同じものとしてもよい。また、それぞれが分岐鎖を有していなくてもよいし、いずれか一方が分岐鎖を有していてもよい。アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などが挙げられる。このなかでも、第2溶剤は、酢酸エステル結合を有するものが好ましく、更に、R2が分岐鎖のある炭素数3以上20以下のアルキル基であることが好ましい。この第2溶剤は、式(4)に示す、酢酸2−エチルへキシルがより好ましい。なお、第2溶剤としては、沸点が100℃以上であり室温では液体として存在するものが使用に適している。この第2溶剤は、第1溶剤及び第2溶剤の全体に対して体積割合で10体積%以上50体積%以下含まれていることが必要である。20体積%以上40体積%以下含まれていることがより好ましい。この混合割合が10体積%以上では、第1溶剤と第2溶剤とを混合した混合溶剤の粘度をより低下させることができ、塗工性をより向上することができる。また、混合割合が50体積%以下では、有機バインダーとしてのブチラール樹脂の溶解性をより高めることができる。一般に、セラミックスペーストをグリーンシート上に塗布する場合、例えば、グリーンシートに含まれる有機バインダーなどを溶解してしまう、いわゆるシートアタックが生じることがある。このシートアタックがシート収縮の主たる要因ではあるが、ここでは、この第2溶剤を用いることにより、このシートアタックをより抑制することができることでシートの収縮を低減することが可能であるのみならず、塗工性の改善が可能となる。
本発明のセラミックスペーストは、例えば、セラミックス粒子を含むグリーンシート上に印刷されるものである。このグリーンシートは、例えば、セラミック粒子と、ブチラール樹脂とを含むものである。なお、セラミック粒子は、上述したいずれかのものを利用することができる。このとき、グリーンシートに含まれるブチラール樹脂は、セラミックスペーストに含まれるものと異なるものとしてもよい。こうすれば、例えば、セラミックスペーストの混合溶剤が、セラミックスペーストのブチラール樹脂を溶解するが、グリーンシートに含まれるブチラール樹脂を溶解しにくいものとすることができる。このため、グリーンシートに対するシートアタックをより抑制しやすい。例えば、セラミックスペーストには低重合度のブチラール樹脂を含むものとし、グリーンシートには中重合度のブチラール樹脂を含むものとしてもよい。グリーンシートへのセラミックスペーストの印刷は、例えば、スクリーン印刷や、グラビア印刷などの方法により行うことができる。
本発明の積層体は、上記セラミックスペーストを用いて必要に応じて各グリーンシートに所定の回路パターンを印刷後に乾燥させて溶剤を蒸発させ、セラミックス層を形成したうえでグリーンシート同士を圧着して積層したものである。また、この積層体は、必要に応じてパンチ打ち抜き等による空間形成が行われてもよい。このとき、グリーンシートに含まれるブチラール樹脂は、セラミックス層とは異なるものとするのが好ましい。例えば、セラミックスペーストには低重合度のブチラール樹脂を含むものとし、グリーンシートには中重合度のブチラール樹脂を含むものとしてもよい。こうすれば、セラミックスペーストに含まれる溶剤によって生じるグリーンシートに対するシートアタックをより抑制しやすい。
次に、上述したセラミックスペーストを用いた積層体及びセンサー素子について説明する。ここでは、ガスセンサーであるNOxセンサー100について説明する。NOxセンサー100は、図1下段に示すように、被測定ガス中のNOxの濃度を検出するセンサー素子110と、このセンサー素子110に隣接するヒーター部70とを備えている。このセンサー素子110は、それぞれがジルコニア(ZrO2)等の酸素イオン伝導性固体電解質層からなる第1基板層1と、第2基板層2と、第3基板層3と、第1固体電解質層4と、スペーサ層5と、第2固体電解質層6との6つの層が、図1で下側からこの順に積層された構造を有する。また、これら6つの層を形成する固体電界質は緻密なものである。ヒーター部70は、第2基板層2と第3基板層3との間に挟まれるようにして形成されており、抵抗発熱体72の発熱によりセンサー素子110の全体を上記固体電解質が活性化する温度に調整可能となっている。このようなNOxセンサー100の構造や作動原理は公知である(例えば特開2008−164411号公報参照)。
センサー素子110は、第1固体電解質層4と、スペーサ層5と、第2固体電解質層6とを積層して形成されている。このセンサー素子110のうち、第2固体電解質層6の下面と第1固体電解質層4の上面との間には、ガス導入口10と、第1拡散律速部11と、緩衝空間12と、第2拡散律速部13と、第1内部空所20と、第3拡散律速部30と、第2内部空所40とが、この順に先端(図1にて左端)から奥へ連通するように形成されている。第1固体電解質層4と第2固体電界質層6との間には、スペーサ層5をくり抜いて設けられた空間として、ガス導入口10と、緩衝空間12と、第1内部空所20と、第2内部空所40とが形成されている。また、第3基板層3とスペーサ層5との間には、第1固体電解質層4をくり抜いて設けられた空間として、基準ガス導入空間43が形成されている。この基準ガス導入空間43には、NOx濃度の測定を行う際の基準ガスとして、例えば大気が導入される。第1固体電解質層4と第3基板層3との間には、大気導入層48が設けられ、この大気導入層48には、基準ガス導入空間43を通じて基準ガスが導入される。第3基板層3の上面と第1固体電解質層4の下面との間には基準電極42が形成されており、この基準電極42の周囲には、基準ガス導入空間43につながる大気導入層48が設けられている。この基準電極42を用いて第1内部空所20内や第2内部空所40内の酸素濃度(酸素分圧)を測定することが可能となっている。
第1内部空所20は、第2拡散律速部13を通じて導入された被測定ガス中の酸素分圧を調整する空間である。第1内部空所20内に形成された内側ポンプ電極22と、第2固体電解質層6のうち内側ポンプ電極22と反対側の面に設けられた外側ポンプ電極23と、これらの電極22,23に挟まれた第2固体電解質層6とによって主ポンプセル21が構成されている。この主ポンプセル21を作動させることによって酸素分圧を調整可能である。また、内側ポンプ電極22と、第2固体電解質6と、スペーサ層5と、第1固体電解質層4と、第3基板層3と、基準電極42によって、電気化学的なセンサーセル、すなわち、主ポンプ制御用の酸素分圧検出センサーセル80が構成されている。この主ポンプ制御用酸素分圧検出センサーセル80により、第1内部空所20における雰囲気中の酸素濃度(酸素分圧)を検出可能である。
第2内部空所40は、第3拡散律速部30を通じて導入された被測定ガス中のNOx濃度の測定に係る処理を行うための空間であり、補助ポンプセル50による酸素分圧の調整が行われるようになっている。補助ポンプセル50は、第2内部空所40内にてトンネル状に形成された補助ポンプ電極51と、外側ポンプ電極23と、第2固体電解質層6とによって構成されている。また、補助ポンプ制御用酸素分圧検出センサーセル81が、補助ポンプ電極51と、基準電極42と、第2固体電解質層6と、スペーサ層5と、第1固体電解質層4と、第3基板層3とによって酸素分圧検出センサーセル81が構成されており、第2内部空所40内における雰囲気中の酸素分圧を制御可能となっている。そして、測定電極44と、外側ポンプ電極23と、第2固体電解質層6と、スペーサ層5と、第1固体電解質層4とによって測定ポンプセル41が構成されており、この測定ポンプセル41により被測定ガス中のNOx濃度の測定を行う。測定電極44は、多孔体の第4拡散律速部45によって被覆されており、第2内部空所40内の雰囲気中に存在するNOxを還元するNOx還元触媒としても機能する。また、第2固体電解質層6と、スペーサ層5と、第1固体電解質層4と、第3基板層3と、測定電極44と、基準電極42とによって測定用ポンプ制御用酸素分圧検出センサーセル82が構成されており、このセルにより測定電極44の周囲の酸素分圧を検出可能である。
このような構成を有するNOxセンサー100においては、主ポンプセル21と補助ポンプセル50とを作動させることによって酸素分圧が常に一定の低い値(NOxの測定に実質的に影響がない値)に保たれた被測定ガスが測定ポンプセル41に与えられる。したがって、被測定ガス中のNOxの濃度に略比例してNOxの還元によって発生する酸素が測定ポンプセル41より汲み出され、それによって流れるポンプ電流に基づいて、被測定ガス中のNOx濃度を知ることができるようになっている。
こうしたセンサー素子110を作製する製造方法の一例を以下に説明する。まず、図2に示すように、グリーンシート上に塗布するセラミックスペーストを調整する(ペースト調製工程S100)。セラミックスペーストは、セラミック粒子と、ブチラール樹脂と、ターピネオール構造を有する第1溶剤と、エステル結合を有する第2溶剤と、を、第2溶剤を第1溶剤及び第2溶剤の全体に対して体積割合で10体積%以上50体積%以下で混合するものとした。セラミック粒子としては、安定化剤のY23を4mol%添加したZrO2粒子を用いることができる。また、多孔体の部分には、Al23を用いることができる。第1溶剤としては、ジヒドロターピネオールを用いることが好ましく、第2溶剤としては、酢酸2−エチルへキシルを用いることが好ましい。このセラミックスペーストを用いて、第1基板層1、第2基板層2、第3基板層3、第1固体電解質層4、スペーサ層5及び第2固体電界質層6を作製することができる。混合は、例えば、各原料をポットミルやボールミル、ビーズミル、トロンメル、遊星ミル、アトライターなどを用いて行うことができる。次に、セラミック粒子をテープ状に成形してグリーンシートを作製する(グリーンシート成形工程S110)。グリーンシートは、例えば、セラミック粒子と、有機バインダーと有機溶剤とを混合し、テープ成形により成形することができる。セラミック粒子としては、上記安定化ZrO2粒子を用いることができる。ここでは、6層分のグリーンシートを作製するものとした。
次に、センサー素子110の第1基板層1と、第2基板層2と、第3基板層3と、第1固体電解質層4と、スペーサ層5と、第2固体電解質層6のそれぞれに対応して、電極や絶縁層、抵抗発熱体等のパターンを形成したのち乾燥する(印刷・乾燥工程S120)。各パターンは、例えば、スクリーン印刷やドクターブレードなどの方法により形成することができる。続いて、印刷・乾燥後のセンサー素子110の第1基板層1と、第2基板層2と、第3基板層3と、第1固体電解質層4と、スペーサ層5と、第2固体電解質層6とを積層し一体化して積層体90(図1上段参照)とする(積層工程S130)。こうして得られた積層体90は、複数個のセンサー素子110を包含したものである。そして、その積層体90を切断してNOxセンサーの大きさに切り分ける(切断工程S140)。切り分けた積層体90を焼成し(焼成工程S150)、所定の検査を行い(検査工程S160)、NOxセンサー100を作製することができる。なお、焼成工程では、大気雰囲気下、1400℃で焼成する。
以上詳述した本実施形態のセラミックスペーストでは、収縮をより低減すると共に、塗工性をより高めることができる。この理由は定かではないが、以下のように推察される。例えば、第1溶剤のターピネオール構造の水酸基及び第2溶剤のエステル基の親水性が異なることにより、ブチラール樹脂のある部分は第1溶剤と親和性が高く、他方の部分は第2溶剤と親和性が高いために生じるペースト中の樹脂微構造に起因するペーストレオロジーが印刷に適すると推察される。また、第2溶剤のシートアタック性が低いため、ペーストを印刷乾燥した際のシートの収縮をより低減することができるものと推察される。また、積層体は、収縮をより低減すると共に、塗工性をより高められているから、例えば、積層体90が複数個のセンサー素子110を包含したものである場合には、大判化を図り、大量製造が可能になるため、製造労力を低減することができ、コストダウンを図ることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、セラミックスペーストを用いてNOxセンサー100を製造するものとしたが、セラミックスペーストを用いて製造されるものであれば、特にこれに限定されない。例えば、NOxセンサー100としたが、アンモニアや炭化水素などを検出するガスセンサーとしてもよいし、センサー以外のセラミックスに用いるものとしてもよい。
以下には、セラミックスペースト及び積層体を具体的に製造した例を実施例として説明する。第1溶剤をジヒドロターピネオールとし、第2溶剤を酢酸エステルとして検討した。表1に第2溶剤として検討した化合物のリストを示す。
[実施例1]
セラミック粒子と、ブチラール樹脂と、ジヒドロターピネオールと、第2溶剤として表1に示す溶剤1(酢酸2−エチルヘキシル)と、を混合してセラミックスペーストを作製した。セラミック粒子としては、平均粒径が0.50μmの安定化ZrO2粒子を用いた。ブチラール樹脂は、低重合度のものを用いた。安定化ZrO2粒子を100重量部としたときに、第1溶剤と第2溶剤との混合溶剤を41.7重量部、可塑剤を1.7重量部、有機バインダーとしてのブチラール樹脂を12.5重量部、混合してセラミックスペーストを作製した。第1溶剤及び第2溶剤の全体に対して第2溶剤が体積割合で50体積%含まれるものとして作製したものを実施例1のセラミックスペーストとした。このセラミックスペーストをグリーンシート上に塗布して作製したもの(図1参照)を実施例1のシートとした。なお、グリーンシートは、セラミックスペーストと同じセラミック粒子と、中重合度のブチラール樹脂とを用いた。
[実施例2〜5]
第1溶剤及び第2溶剤の全体に対して第2溶剤が体積割合で40体積%,30体積%,20体積%,10体積%含まれるものとした以外は、実施例1と同様の工程を経て作製したものをそれぞれ実施例2〜5のセラミックスペーストとした。このセラミックスペーストをグリーンシート上に塗布して作製したものをそれぞれ実施例2〜5のシートとした。
[実施例6〜10]
セラミック粒子として、平均粒径が0.20μmのAl23粒子を用いた。ブチラール樹脂は、低重合度のものを用いた。安定化ZrO2粒子を100重量部としたときに、第1溶剤と第2溶剤との混合溶剤を184重量部、可塑剤を6.6重量部、有機バインダーとしてのブチラール樹脂を24.7重量部、混合してセラミックスペーストを作製した。第1溶剤と第2溶剤の全体に対して第2溶剤が体積割合で50体積%含まれるものとして作製したものを実施例6のセラミックスペーストとした。このセラミックスペーストをグリーンシート上に塗布して作製したものを実施例6の積層体及びセンサー素子とした。第1溶剤及び第2溶剤の全体に対して第2溶剤が体積割合で40体積%,30体積%,20体積%,10体積%含まれるものとした以外は、実施例6と同様の工程を経て作製したものをそれぞれ実施例7〜10のセラミックスペーストとした。このセラミックスペーストをグリーンシート上に塗布して作製したものをそれぞれ実施例7〜10のシートとした。
[実施例11〜21]
第2溶剤を表1中記載の溶剤2〜12を使用し、第1溶剤及び第2溶剤の全体に対して第2溶剤が体積割合で30体積%含まれるものとした以外は、実施例1と同様の工程を経て作製したものをそれぞれ実施例11〜21のセラミックスペーストとした。このセラミックスペーストをグリーンシート上に塗布して作製したものをそれぞれ実施例11〜21のシートとした。
[比較例1]
有機溶剤を2−エチルヘキサノール100%とした以外は、実施例1と同様の工程を経て得られたものを比較例1のセラミックスペーストとした。このセラミックスペーストをグリーンシート上に塗布して作製したものを比較例1のシートとした。
[比較例2]
有機溶剤をジヒドロターピネオール100%とした以外は、実施例1と同様の工程を経て得られたものを比較例2のセラミックスペーストとした。このセラミックスペーストをグリーンシート上に塗布して作製したものを比較例2のシートとした。
[比較例3,4]
第1溶剤及び第2溶剤の全体に対して第2溶剤が体積割合で60体積%,5体積%含まれるものとした以外は、実施例1と同様の工程を経て作製したものをそれぞれ比較例3,4のセラミックスペーストとした。比較例3の場合は、樹脂が完全に溶解せずセラミックスペースト完成まで至らなかった。比較例4のセラミックスペーストをグリーンシート上に塗布して作製したものを比較例4のシートとした。
[比較例5]
有機溶剤をブチルカルビトール100%とした以外は、実施例1と同様の工程を経て得られたものを比較例5のセラミックスペーストとした。このセラミックスペーストをグリーンシート上に塗布して作製したものを比較例5のシートとした。
[比較例6]
有機溶剤をジヒドロターピネオール100%とし、セラミック粒子をAl23とした以外は実施例1と同様の工程を経て得られたものを比較例6のセラミックスペーストとした。このセラミックスペーストをグリーンシート上に塗布して作製したものを比較例6のシートとした。
[比較例7,8]
セラミック粒子をAl23とし、第1溶剤及び第2溶剤の全体に対して第2溶剤が体積割合で60体積%,5体積%含まれるものとした以外は、実施例1と同様の工程を経て作製したものをそれぞれ比較例7,8のセラミックスペーストとした。比較例7の場合は、樹脂が完全に溶解せずセラミックスペースト完成まで至らなかった。比較例8のセラミックスペーストをグリーンシート上に塗布して作製したものを比較例8のシートとした。
上述したセラミックスペーストを用いて、積層体90(図1上段参照)を作製した。ます、センサー素子110の第1基板層1と、第2基板層2と、第3基板層3と、第1固体電解質層4と、スペーサ層5と、第2固体電解質層6のそれぞれに対応して、電極や絶縁層、抵抗発熱体等のパターンを形成したのち乾燥した(印刷・乾燥工程S120)。各パターンは、スクリーン印刷で形成した。続いて、印刷・乾燥後のセンサー素子110の第1基板層1と、第2基板層2と、第3基板層3と、第1固体電解質層4と、スペーサ層5と、第2固体電解質層6とを積層し一体化して積層体90とした(積層工程S130)。
[実施例22〜25]
積層体の実施例としては、実施例1,6のペーストを用いて作製した積層体を実施例23とし、実施例2,7のペーストを用いて作製した積層体を実施例22とし、実施例3,8のペーストを用いて作製した積層体を実施例24とし、実施例4,9のペーストを用いて作製した積層体を実施例25とした。
[比較例9〜11]
また、比較例1,5のペーストを用いて作製した積層体を比較例9とし、比較例2,6のペーストを用いて作製した積層体を比較例10とし、比較例4,8のペーストを用いて作製した積層体を比較例11とし、それぞれの積層体における各層の位置ズレと焼成してセンサー素子としたときの歩留を比較した。
上述のとおり得られた積層体90は、複数個のセンサー素子110を包含したものである。そして、その積層体90を切断してNOxセンサーの大きさに切り分けた(切断工程S140)。切り分けた積層体90を焼成し(焼成工程S150)、所定の検査を行い(検査工程S160)、NOxセンサー100を作製した。なお、焼成工程では、大気雰囲気下、1400℃で焼成した。
(評価方法)
シート収縮の評価は、ペースト印刷の前後において、セラミックグリーンシート(厚み250μm)端部近傍にあらかじめ形成しておいた孔部間の距離を顕微鏡を用いて測定し、両者の差を乾燥によるシートの収縮量として求めた。シートの収縮率が0.02%未満では「収縮◎」と評価し、0.02%以上0.05%以下では「収縮○」と評価し、0.05%を越える場合に「収縮×」と評価した。また、印刷性の評価はスクリーン印刷にてパターンをセラミックグリーンシートに印刷し、パターンにカケ、にじみ、気泡の巻き込み跡等が生じていないか否かを確認した。確認には光学顕微鏡を用いて行い、パターンにカケ等の不具合が生じていた場合、従来より良いを○と、従来並を△と、従来より悪いを×と評価した。さらに、全く発生しない場合を◎と評価した。また、積層体のおける位置ズレは積層体の断面を切断し第1基板層1を基準として、最下層の第2固体電解質層6の位置ズレを評価した。
(実験結果と考察)
結果を表2〜4にまとめた。また、図4は、実施例3,実施例13、比較例1,比較例4のセンサー素子表面の顕微鏡写真である。
まず、図4に示すように、比較例4では、印刷性はよくなかったが、実施例4では、セラミックスペーストを塗布した表面は均一なものであった。
表2の実施例1〜21及び比較例1、2、5、6の結果から、第1溶剤としてジヒドロターピネオールを用い、第2溶剤として沸点100℃以上であり、室温で液体状の酢酸エステル化合物を用いたものは、既存の溶剤を第1溶剤として第2溶剤を添加しなかったものに比べて、収縮・印刷性の面で優良な結果である。
表2の実施例3及び実施例11〜21の結果から、第2溶剤としては、沸点100℃以上であり、室温で液体状のエステル化合物であり、酢酸エステルのR部位が直鎖及び環状構造を持つものは、分岐鎖構造を持つものと比べて収縮又は印刷性の面で同等または劣り、酢酸エステルR2部位が分岐鎖のものが好ましく、分岐鎖構造のうち、溶剤1に示す2−エチルヘキシル基が最も好ましいことが確認された。
表2の実施例1〜5及び比較例7,8と、表4の結果から、第2溶剤の割合としては10〜50%が好適であることが確認できた。
表3の実施例22〜25及び比較例9〜11の結果から、収縮・印刷性共に好適な溶剤種の組み合わせおよび収縮・印刷性共に好適な溶剤配合比の溶剤を用いたペーストで積層体を作製した場合に、積層シート間の位置ズレが低減され、結果として素子歩留まりの向上が達成できることを確認した。
このように、ブチラール樹脂をバインダーとする印刷ペーストにおいて、ジヒドロターピネオールと酢酸2−エチルヘキシルとの混合溶剤が好ましく、第2溶剤の混合割合が10体積%以上50体積%以下であることがより好ましいことが明らかとなった。
1 第1基板層、2 第2基板層、3 第3基板層、4 第1固体電解質層、5 スペーサ層、6 第2固体電界質層、10 ガス導入口、11 第1拡散律速部、12 緩衝空間、13 第2拡散律速部、20 第1内部空所、21 主ポンプセル、22 内側ポンプ電極、23 外側ポンプ電極、30 第3拡散律速部、40 第2内部空所、41 測定ポンプセル、42 基準電極、43 基準ガス導入空間、44 測定電極、45 第4拡散律速部、48 大気導入層、50 補助ポンプセル、51 補助ポンプ電極、70 ヒーター部、72 抵抗発熱体、80 主ポンプ制御用酸素分圧検出センサーセル、81 補助ポンプ制御用酸素分圧検出センサーセル、82 測定用ポンプ制御用酸素分圧検出センサーセル、90 積層体、100 NOxセンサー、110 センサー素子。

Claims (6)

  1. セラミック粒子と、
    ブチラール樹脂と、
    ターピネオール構造を有する第1溶剤と、
    分岐鎖のある酢酸エステル結合を有する第2溶剤と、を備えたセラミックスペーストであり、
    前記第2溶剤は、前記第1溶剤及び第2溶剤の全体に対して体積割合で10体積%以上50体積%以下含まれているセラミックスペースト。
  2. 前記第1溶剤は、ジヒドロターピネオールである、請求項1に記載のセラミックスペースト。
  3. 前記第2溶剤は、酢酸2−エチルへキシルである、請求項1又は2に記載のセラミックスペースト。
  4. 前記第2溶剤は、前記第1溶剤及び第2溶剤の全体に対して体積割合で20体積%以上40体積%以下含まれている、請求項3に記載のセラミックスペースト。
  5. 前記セラミック粒子は、Al 2 3 、SiO 2 、TiO 2 、ZnO及びZrO 2 のうち1以上である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のセラミックスペースト。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のセラミッスクペーストを用いて、作製したグリーンシート積層体。
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