JP5356290B2 - 眼鏡装着型画像表示装置 - Google Patents

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本発明は、眼鏡装着型画像表示装置に関するものである。
従来、画像表示装置として、例えば、眼鏡のテンプル部に着脱自在に取り付けられる表示素子を有する本体部と、該本体部に回動可能に結合されて表示素子に表示された画像を眼球に導く導光部とを備えた眼鏡装着型画像表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来の眼鏡装着型画像表示装置は、使用者が眼鏡を装着して、導光部を眼鏡レンズの前方に位置させた状態で、導光部の射出部を覗くことにより、本体部の表示素子に表示された画像の拡大虚像を観察可能としている。また、使用者が眼鏡を装着した状態で、画像を観察しない場合は、導光部を眼前から外側に、本体部に対してほぼ270度回動させて本体部の外側に折りたたむことにより、導光部が視界に入らないようにしている。
特表2001−522064号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の眼鏡装着型画像表示装置は、導光部を本体部に対してその外側に折りたたむ構造となっている。このため、導光部が折りたたまれた状態では、表示装置全体がテンプル部から外側に突出することになる。その結果、本体部をテンプル部に装着した状態で、本体部に対して導光部を折りたたむとともに、テンプル部をヒンジ部により眼鏡レンズ側に折りたたんで、眼鏡をケースやポケットに収納する場合を想定すると、テンプル部から突出した導光部が邪魔になって収納に支障をきたしたり、突出した導光部がケース等に衝突して破損したりすることが懸念される。このような懸念は、本体部がテンプル部に固定的に装着された眼鏡一体型の眼鏡装着型画像表示装置においても、同様に生じるものである。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、眼鏡のテンプル部が眼鏡レンズ側に折りたたまれた眼鏡の非使用状態で、眼鏡にコンパクトに収納できるとともに、導光部の破損を有効に防止できる眼鏡装着型画像表示装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明は、眼鏡に着脱自在または固定的に装着される眼鏡装着型画像表示装置であって、
画像光を射出する本体部と前記画像光を導光する導光部とを備え、
前記導光部が眼鏡レンズの前方に配置されて、使用者が前記眼鏡レンズを通して前記画像光による画像を観察可能な第1の状態と、
前記眼鏡のテンプル部が前記眼鏡レンズ側に折りたたまれた状態で、前記導光部が前記眼鏡の左右の眼鏡レンズ間に収納される第2の状態と、
に選択的に遷移可能に構成した、ことを特徴とするものである。
このように、眼鏡装着型画像表示装置の収納状態である第2の状態において、導光部を左右の眼鏡レンズ間に配置すれば、眼鏡のテンプル部を折りたたんだ眼鏡の非使用状態下における左右の眼鏡レンズ間のデッドスペースの有効利用が図れる。したがって、眼鏡装着型画像表示装置を眼鏡にコンパクトに収納できるとともに、導光部の破損を防止でき、使用者により眼鏡を持ち歩くように携帯することが可能となる。
本発明の一態様においては、眼鏡装着型画像表示装置の本体部を眼鏡のテンプル部に回動可能に支持する本体部回動支持部を設け、この本体部回動支持部を介して、眼鏡装着型画像表示装置の導光部を、本体部と一体にテンプル部に対し回動させて、観察可能状態である第1の状態または収納状態である第2の状態に遷移可能に構成する。
このように、眼鏡装着型画像表示装置の本体部と導光部とを一体に回動させて、第1の状態または第2の状態に遷移させれば、使用者は、所望の状態に容易に遷移させることが可能となる。その結果、使用者は、例えば、第1の状態である観察可能状態から、眼鏡を折りたたんで、第2の状態である収納状態までを素早く行うことが可能となる。
本発明の一態様においては、眼鏡装着型画像表示装置の導光部を本体部に回動可能に支持する導光部回動支持部を設け、この導光部回動支持部を介して、導光部を本体部に対して回動させて、観察可能状態である第1の状態または収納状態である第2の状態に遷移可能に構成する。
これにより、導光部を本体部に対して回動させて、同様に、第1の状態または第2の状態の所望の状態に容易に遷移させることが可能となる。その結果、使用者は、例えば、第1の状態である観察可能状態から、眼鏡を折りたたんで、第2の状態である収納状態までを素早く行うことが可能となる。
本発明の一態様においては、眼鏡のヒンジ部に回動可能に支持される中継部と、該中継部に眼鏡装着型画像表示装置の本体部を回動可能に支持する回動支持部と、を設け、眼鏡装着型画像表示装置の導光部を本体部と一体に、回動支持部を介して中継部に対して回動させるとともに、導光部を本体部および中継部と一体に、ヒンジ部を軸に回動させて、観察可能状態である第1の状態または収納状態である第2の状態に遷移可能に構成する。
これにより、同様に、眼鏡装着型画像表示装置を第1の状態または第2の状態の所望の状態に容易に遷移させることができ、使用者は、例えば、第1の状態である観察可能状態から、眼鏡を折りたたんで、第2の状態である収納状態までを素早く行うことが可能となる。
本発明の一態様においては、上記の回動機構を有する眼鏡装着型画像表示装置において、第2の状態下において、眼鏡の端部から導光部の回動中心軸までの寸法をa、眼鏡のブリッジ部の中心から前記回動中心軸までの寸法をbとするとき、b>aを満たすように前記回動中心軸を設定する。
このように、回動中心軸に対する寸法条件を設定すれば、眼鏡装着型画像表示装置の第1の状態および第2の状態において、導光部を眼鏡の構成部材に干渉することなくそれぞれ最適な位置に配置することが可能となる。
本発明によれば、眼鏡のテンプル部が折りたたまれた眼鏡の非使用状態で、眼鏡装着型画像表示装置を、その導光部が眼鏡の左右の眼鏡レンズ間に収納された第2の状態に遷移可能に構成したので、眼鏡装着型画像表示装置を眼鏡にコンパクトに収納できるとともに、導光部の破損を有効に防止すること可能となる。
本発明の第1実施の形態に係る眼鏡装着型画像表示装置の要部の構成を示す概略平面図である。 図1に示す眼鏡の非使用状態を示す概略平面図である。 図1に示す眼鏡装着型画像表示装置の第2の状態を示す概略平面図である。 図3に示す第2の状態の眼鏡装着型画像表示装置を一般的な眼鏡ケースへ収納した状態を示す図である。 本発明の第2実施の形態に係る眼鏡装着型画像表示装置の要部の構成を示す概略平面図である。 図5に示す眼鏡の非使用状態を示す概略平面図である。 図5に示す眼鏡装着型画像表示装置の第2の状態を示す概略平面図である。 図7に示す第2の状態の眼鏡装着型画像表示装置を一般的な眼鏡ケースへ収納した状態を示す図である。 本発明の第3実施の形態に係る眼鏡装着型画像表示装置の要部の構成を示す概略平面図である。 図9に示す眼鏡の非使用状態を示す概略平面図である。 図10に示す本体部を回動させた状態を示す図である。 図9に示す眼鏡装着型画像表示装置の第2の状態を示す概略平面図である。 図9に示す中継部および回動支持部の一例の構成を示す斜視図である。 本発明の第4実施の形態に係る眼鏡装着型画像表示装置の第1の状態および第2の状態を示す概略平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本発明の第1実施の形態に係る眼鏡装着型画像表示装置の要部の構成を示す概略平面図である。この眼鏡装着型画像表示装置20は、眼鏡10に着脱自在または固定的に装着されるもので、本体部21、導光部22および本体部回動支持部23を有する。本体部21は、本体部回動支持部23を介して、眼鏡10の左右のテンプル部11L,11Rの一方、図1では右側のテンプル部11Rの外側に装着される。この本体部21には、図示しないが、観察すべき画像を表示する液晶表示素子や有機EL素子等の表示素子、該表示素子に画像を表示するための周辺回路等が内蔵されている。そして、本体部21は、内部の表示素子に表示された画像の画像光を、導光部22に向けて射出する。
導光部22は、本体部21に結合して、図1に示すように、左右のテンプル部11L,11Rが、対応するヒンジ部12L,12Rを軸として外側に開かれた状態、すなわち眼鏡10の使用可能状態において、右側の眼鏡レンズ13Rの前方に延在して配置可能に構成する。
本体部回動支持部23は、テンプル部11Rに着脱自在または固定的に装着されて、図1に示す状態で、本体部21を導光部22と一体に、紙面に対して垂直な面内で回動可能に支持する。この回動支持機構は、例えば、ボールジョイントを有して構成したり、本体部回動支持部23側に凸部または凹部を形成し、それと回動可能に嵌合する凹部または凸部を本体部21側に形成したりする等、公知の任意の構成が適用可能である。
本実施の形態では、図1に示すように、導光部22が眼鏡レンズ13Rの前方に配置された状態を、眼鏡装着型画像表示装置20による画像の観察可能状態である第1の状態とする。そして、この第1の状態において、使用者(図示せず)が眼鏡10を装着した状態で、本体部21から射出される画像光を、導光部22によりその一端部側から他端部側に向けて複数回反射させて導光して、眼鏡レンズ13Rを通して使用者の対応する眼球に向けて射出可能とする。これにより、使用者は、例えば、導光部22の画像光の射出部に視線を向けることで、入射する画像光による画像、すなわち、本体部21の表示素子に表示された画像の拡大虚像を観察することが可能となる。
ここで、眼鏡10を収納するため、図1に示す眼鏡装着型画像表示装置20の第1の状態から、左右のテンプル部11L,11Rを対応するヒンジ部12L,12Rを軸として内側に折りたたむと、図2に示すような状態となる。しかし、図2に示す状態では、導光部22が眼鏡10の端部から右側に突出するため、そのままでは一般的な眼鏡ケースへの収納が困難となり、また、ポケット等に収納する際に導光部22を損傷し易くなる。
そのため、本実施の形態では、図2に示す眼鏡10の非使用状態下において、本体部回動支持部23に対し、本体部21を導光部22と一体に、紙面に対し垂直な面内で、かつ眼鏡レンズ13Rの下側周縁に沿ってほぼ180度回動可能に構成する。これにより、図3に示すように、眼鏡装着型画像表示装置20を、導光部22が眼鏡10のブリッジ部14の下方で、左右の眼鏡レンズ13L,13R間、より具体的には左右の鼻当て部15L,15R間に配置された収納状態である第2の状態に遷移させる。
このように構成すれば、眼鏡装着型画像表示装置20は、図3に示す第2の状態において、導光部22が左右の眼鏡レンズ13L,13R間のデッドスペースに配置されることになるので、眼鏡10の非使用状態下において、眼鏡装着型画像表示装置20は眼鏡10にコンパクトに収納される。これにより、眼鏡装着型画像表示装置20が眼鏡10に着脱自在な場合であっても、当該眼鏡装着型画像表示装置20を眼鏡10に装着したまま、図4に示すような一般的な眼鏡ケース30や、服のポケット等に容易に収納することが可能となる。しかも、導光部22は、眼鏡10のデッドスペースを利用して収納されるので、使用者は眼鏡10を持ち歩くように携帯することができ、また、眼鏡10を収納する際にも、導光部22を引っ掛けて破損するのを防止することができる。また、本体部21と導光部22とを一体に回動させて、第1の状態または第2の状態に遷移させるので、使用者は、所望の状態に容易に遷移させることができ、第1の状態である観察可能状態から、眼鏡10を折りたたんで、第2の状態である収納状態までを素早く行うことができる。
(第2実施の形態)
図5は、本発明の第2実施の形態に係る眼鏡装着型画像表示装置の要部の構成を示す概略平面図である。この眼鏡装着型画像表示装置40は、第1実施の形態に示した眼鏡装着型画像表示装置20において、本体部21が、眼鏡10の右側のテンプル部11Rに着脱自在または固定的に装着される本体支持部24の外側に固定される。また、導光部22は、保持部材25に保持され、該保持部材25が、本体部21の外側に設けられた保持部材支持部26に、図5の紙面に対して垂直面内で回動可能に支持される。したがって、本実施の形態において、保持部材25および保持部材支持部26は、導光部22を本体部21に回動可能に支持する導光部回動支持部を構成する。
なお、保持部材支持部26による保持部材25の回動支持機構は、第1実施の形態の本体部回動支持部23の回動支持機構と同様に、例えば、ボールジョイントを有して構成したり、保持部材支持部26側に凸部または凹部を形成し、それと回動可能に嵌合する凹部または凸部を保持部材25側に形成したりする等、公知の任意の構成が適用可能である。
本実施の形態では、図5に示すように、導光部22が眼鏡レンズ13Rの前方に配置された状態を、眼鏡装着型画像表示装置40による画像の観察可能状態である第1の状態とする。そして、この第1の状態において、使用者(図示せず)が眼鏡10を装着した状態で、本体部21から射出される画像光を、導光部22によりその一端部側から他端部側に向けて複数回反射させて導光して、眼鏡レンズ13Rを通して使用者の対応する眼球に向けて射出可能とする。これにより、第1実施の形態の場合と同様に、使用者は、本体部21の表示素子に表示された画像の拡大虚像を観察することが可能となる。
また、図6に示すように、テンプル部11L,11Rが折りたたまれた眼鏡10の非使用状態下において、保持部材支持部26に対し、導光部22を保持部材25と一体に、紙面に対して垂直面内で、眼鏡レンズ13Rの下側周縁に沿ってほぼ180度回動可能に構成する。これにより、図7に示すように、眼鏡装着型画像表示装置40を、導光部22が眼鏡10の左右の眼鏡レンズ13L,13R間に配置された収納状態である第2の状態に遷移させる。
このように構成すれば、導光部22は、図6に示したように眼鏡10から右側に突出することなく、図7に示す第2の状態において、眼鏡10のブリッジ部14の下方で、左右の眼鏡レンズ13L,13R間、より具体的には、左右の鼻当て部15L,15R間のデッドスペースに配置されるので、第1実施の形態と同様、眼鏡10の非使用状態下において、眼鏡装着型画像表示装置40を眼鏡10にコンパクトに収納することができる。したがって、第1実施の形態と同様に、眼鏡装着型画像表示装置40が眼鏡10に着脱自在な場合であっても、当該眼鏡装着型画像表示装置40を眼鏡10に装着したまま、図8に示すような一般的な眼鏡ケース30や、服のポケット等に容易に収納することが可能となる。しかも、導光部22は、眼鏡10のデッドスペースを利用して収納されるので、眼鏡10を収納する際に導光部22を引っ掛けて破損するのを防止することができる。
(第3実施の形態)
図9は、本発明の第3実施の形態に係る眼鏡装着型画像表示装置の要部の構成を示す概略平面図である。この眼鏡装着型画像表示装置50は、第1実施の形態に示した眼鏡装着型画像表示装置20において、眼鏡10のヒンジ部12Rに、図9の紙面内で回動可能に中継部51の一端部を支持する。また、本体部21には、回動支持部52を設け、この回動支持部52を介して、本体部21を中継部51の他端部に、図9の紙面垂直面内で回動可能に支持する。
本実施の形態においては、図9に示す眼鏡10の使用可能状態において、眼鏡装着型画像表示装置50を、導光部22が右側の眼鏡レンズ13Rの前方に延在する画像の観察可能状態である第1の状態とする。そして、この第1の状態において、使用者(図示せず)が眼鏡10を装着した状態で、第1実施の形態と同様に、本体部21から射出される画像光を、導光部22によりその一端部側から他端部側に向けて複数回反射させて導光して、眼鏡レンズ13Rを通して対応する眼球に向けて射出可能とする。これにより、第1実施の形態の場合と同様に、使用者は、本体部21の表示素子に表示された画像の拡大虚像を観察することが可能となる。
また、図10に示すように、テンプル部11L,11Rが折りたたまれた眼鏡10の非使用状態下において、導光部22を本体部21と一体に、回動支持部52を介して紙面垂直面内でほぼ180度回動可能に構成する。これにより、図11に示すように、本体部21および導光部22を、図10の向きとは反対の状態に配置する。そして、図11の状態から、本体部21、導光部22および中継部51を一体に、ヒンジ部12Rを軸に紙面内でほぼ90度回動可能に構成する。これにより、図12に示すように、眼鏡装着型画像表示装置50を、導光部22が眼鏡10のブリッジ部14の下方で、左右の眼鏡レンズ13L,13R間に配置された収納状態である第2の状態に遷移させる。
なお、中継部51は、例えば、図13に示すように、長尺な板状に形成し、その一端部に、ヒンジ部12Rを構成するねじが貫通して該中継部51をヒンジ部12Rに回動可能に装着するための取り付け穴51aを形成する。取り付け穴51aは、好適には、眼鏡10に対する眼鏡装着型画像表示装置50の前後方向の位置を調整可能に長穴形状に形成する。また、回動支持部52は、例えばボールジョイント53で構成する。ボールジョイント53は、ボール53aを本体部21側に取り付け、ボール53aの受け部材53bを中継部51の後端部に連結して、受け部材53bに設けられているビス53cの締め込み量を適切に調整することにより、眼鏡装着型画像表示装置50を第1の状態および第2の状態に選択的に遷移可能に構成する。
本実施の形態においても、眼鏡10が非使用状態下にある眼鏡装着型画像表示装置50の第2の状態では、導光部22を左右の眼鏡レンズ13L,13R間、より具体的には、左右の鼻当て部15L,15R間のデッドスペースに配置するようにしたので、眼鏡装着型画像表示装置50を眼鏡10にコンパクトに収納することができる。したがって、第1実施の形態および第2実施の形態と同様の効果を得ることができる。しかも、本実施の形態では、眼鏡装着型画像表示装置40が配置される側のテンプル部11Rの折りたたみ動作と、導光部22の第2の状態への収納動作とを独立して行うことができるので、使い勝手を向上することができる。なお、導光部22の収納動作においては、テンプル部11Rを折りたたんだ図10の状態から、本体部21、導光部22および中継部51を一体に、ヒンジ部12Rを軸に紙面内でほぼ90度回動させ、その後、本体部21および導光部22を一体に、回動支持部52を介して、紙面垂直面内で、眼鏡レンズ13Rの下側周縁に沿ってほぼ180度回動させて、導光部22を左右の眼鏡レンズ13L,13R間のデッドスペースに収納してもよい。
(第4実施の形態)
本発明の第4実施の形態は、上記実施の形態に示したように、導光部の回動動作を含んで、眼鏡装着型画像表示装置を、導光部が眼鏡レンズの前方に配置される画像観察可能状態である第1の状態と、導光部が眼鏡のブリッジ部の下方で、左右の眼鏡レンズ間に収納される収納状態である第2の状態とに選択的に遷移させる場合において、第2の状態における眼鏡の端部(ヒンジ部が位置する側)から導光部の回動中心軸までの寸法と、眼鏡のブリッジ部の中心から導光部の回動中心軸までの寸法との関係を適切に設定する。ここで、導光部の回動中心軸は、例えば、第1実施の形態の場合は、本体部回動支持部23による本体部21の回動中心軸に相当し、第2実施の形態の場合は、保持部材支持部26による保持部材25の回動中心軸に相当し、第3実施の形態の場合は、回動支持部52による本体部21の回動中心軸に相当する。以下、第1実施の形態の構成を例にとって説明する。
図14は、本発明の第4実施の形態に係る眼鏡装着型画像表示装置の要部の構成を示す概略平面図であり、図14(a)は眼鏡装着型画像表示装置の第1の状態を示し、図14(b)は眼鏡装着型画像表示装置の第2の状態を示す。本実施の形態においては、図14(b)に示す眼鏡装着型画像表示装置20の第2の状態において、本体部21が配置されている眼鏡10の端部(ヒンジ部12Rが位置する側)から、導光部22の回動中心軸に相当する本体部21の回動中心軸までの寸法をa、左右の眼鏡レンズ13L,13Rの中心である眼鏡10のブリッジ部15の中心から本体部21の回動中心軸までの寸法をbとするとき、b>aを満たすように、本体部21の回動中心軸、すなわち導光部22の回動中心軸を設定する。
このように構成すれば、図14(a)に示す眼鏡装着型画像表示装置20の画像観察可能な第1の状態では、導光部22は対応する眼鏡レンズ13Rの前方に配置され、図14(b)に示す眼鏡装着型画像表示装置20の収納状態である第2の状態では、導光部22は眼鏡10のブリッジ部14の下方で、左右の眼鏡レンズ13L,13R間、より具体的には、左右の鼻当て部15L,15R間に配置されるので、上記実施の形態と同様の効果が得られる。しかも、本実施の形態の場合、眼鏡装着型画像表示装置20の第2の状態では、導光部22は、ブリッジ部14の中央部に相当するスペースに収納されるので、鼻当て部15L,15Rの間隔が多少左右にずれていても、鼻当て部15L,15Rに当接することなく、鼻当て部15L,15R間に確実に収納配置することができ、導光部22の破損をより確実に防止することが可能となる。したがって、眼鏡装着型画像表示装置20の第1の状態および第2の状態において、導光部22を眼鏡10の構成部材に干渉することなくそれぞれ最適な位置に配置することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、本発明に係る眼鏡装着型画像表示装置は、右眼側に限らず、左眼側、あるいは両眼側に着脱自在または固定的に装着することもできる。また、眼鏡装着型画像表示装置は、第2の状態において、導光部を左右の眼鏡レンズ間に位置すればよく、必ずしも左右の鼻当て部間に配置する必要はない。したがって、第2の状態において、導光部を、例えば、ブリッジ部上方の左右の眼鏡レンズ間のデッドスペースに配置したり、ブリッジ部下方の左右の眼鏡レンズ間で、左右の鼻当て部間を外れたデッドスペースに配置したりすることも可能である。
10 眼鏡
11L,11R テンプル部
12L,12R ヒンジ部
13L,13R 眼鏡レンズ
14 ブリッジ部
15L,15R 鼻当て部
20,40,50 眼鏡装着型画像表示装置
21 本体部
22 導光部
23 本体部回動支持部
24 本体支持部
25 保持部材
26 保持部材支持部
30 眼鏡ケース
51 中継部
52 回動支持部
53 ボールジョイント

Claims (5)

  1. 眼鏡に着脱自在または固定的に装着される眼鏡装着型画像表示装置であって、
    画像光を射出する本体部と前記画像光を導光する導光部とを備え、
    前記導光部が眼鏡レンズの前方に配置されて、使用者が前記眼鏡レンズを通して前記画像光による画像を観察可能な第1の状態と、
    前記眼鏡のテンプル部が前記眼鏡レンズ側に折りたたまれた状態で、前記導光部が前記眼鏡の左右の眼鏡レンズ間に収納される第2の状態と、
    に選択的に遷移可能に構成した、ことを特徴とする眼鏡装着型画像表示装置。
  2. 前記本体部を前記テンプル部に回動可能に支持する本体部回動支持部を備え、
    前記導光部を、前記本体部と一体に前記本体部回動支持部を介して前記テンプル部に対し回動させて、前記第1の状態または前記第2の状態に遷移可能に構成した、ことを特徴とする請求項1に記載の眼鏡装着型画像表示装置。
  3. 前記導光部を前記本体部に回動可能に支持する導光部回動支持部を備え、
    前記導光部を、前記導光部回動支持部を介して前記本体部に対して回動させて、前記第1の状態または前記第2の状態に遷移可能に構成した、ことを特徴とする請求項1に記載の眼鏡装着型画像表示装置。
  4. 前記眼鏡のヒンジ部に回動可能に支持される中継部と、該中継部に前記本体部を回動可能に支持する回動支持部と、を備え、
    前記導光部を前記本体部と一体に、前記回動支持部を介して前記中継部に対して回動させるとともに、前記導光部を前記本体部および前記中継部と一体に、前記ヒンジ部を軸に回動させて、前記第1の状態または前記第2の状態に遷移可能に構成した、ことを特徴とする請求項1に記載の眼鏡装着型画像表示装置。
  5. 前記第2の状態下において、前記眼鏡の端部から前記導光部の回動中心軸までの寸法をa、前記眼鏡のブリッジ部の中心から前記回動中心軸までの寸法をbとするとき、b>aを満たすように前記回動中心軸を設定した、ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の眼鏡装着型画像表示装置。
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