JP2007243649A - 頭部装着式映像表示装置 - Google Patents

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大 新谷
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仁 萩森
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Tsutomu Ichikawa
勉 市川
Satoshi Yokota
聡 横田
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Abstract

【課題】頭部装着式映像表示装置において、映像の鑑賞を休止し外界の情景を観察したい場合、装着している頭部装着式映像表示装置を外すことなく装着したままの状態で、容易に外界の情景を、通常の眼鏡と同じ様に鮮明に観察することができる頭部装着式映像表示装置を提供する。
【解決手段】装着時に頭部または顔面により支持されるフレームと、
装着時に装着者の眼球の近傍に位置し、該眼球に対向するように配置され、且つ映像を表示する表示ユニットと、を有する頭部装着式映像表示装置において、表示ユニットを、眼球に対向させて使用状態にする位置と、フレームの側頭部側に沿って収納状態にする位置と、を移動自在に支持する可動機構部を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、映像表示装置に関し、特に頭部装着式映像表示装置に関する。
従来、観察者の頭部や顔面に着脱自在に装着され、小型のCRTや液晶表示素子等の映像表示素子から得られる映像(画像)を、接眼光学系によって観察者の眼球に直接投影させることで、恰も該映像が空中に拡大投影されているかの様な虚像の観察を可能にした頭部装着式映像表示装置、すなわちHMD(Head Mount Display)が知られている。
HMDは、映画やビデオ等のコンテンツ映像の観賞用や、産業機器若しくは医療機器等の遠隔操作用としての表示装置として利用され、その用途は多岐に渡り、これまでも種々開発されてきた。
例えば、眼球の前面にハーフミラーと凹面状の全反射ミラー、またはハーフミラーとを配置して、電子像をこれらのミラー面で反射させて眼球に導くものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−188777号公報
特許文献1に開示されているHMDは、例えば、ビデオ、テレビ等の映像を直接的に左右の眼球に投影させて、大画面の迫力ある映像を自由に楽しむことができるものである。しかしながら、特許文献1に開示されているHMDにおいて、眼球の前面に凹面状の全反射ミラーを配置した所謂遮蔽タイプのHMDは、これを使用している観察者、つまり、頭部にHMDを装着して映像を鑑賞中の観察者にとっては、左右の眼球部が共に覆われていて、外界の状況が視界から完全に遮蔽されてしまうことになる。この為、映像の鑑賞を休止して外界の情景を観察したい場合には、装着しているHMDを外さなければならず、操作性に大きく影響を及ぼす恐れがある。また、特許文献1に開示されているHMDにおいて、眼球の前面に凹面状のハーフミラーを配置した所謂シースルータイプのHMDは、装着しているHMDを外すことなく、いつも外界の情景を観察することができが、凹面状のハーフミラーや他の光学系による光量低下等の影響により、外界の情景を鮮明に観察することが困難であるといった問題がある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたもので、映像の鑑賞を休止し外界の情景を観察したい場合、装着しているHMDを外すことなく装着したままの状態で、容易に外界の情景を、通常の眼鏡と同じ様に鮮明に観察することができるHMDを提供することを目的とする。
上記目的は、下記の1乃至5のいずれか1項に記載の発明によって達成される。
1.装着時に頭部または顔面により支持されるフレームと、
装着時に装着者の眼球の近傍に位置し、該眼球に対向するように配置され、且つ映像を表示する表示ユニットと、を有する頭部装着式映像表示装置において、
前記表示ユニットを、眼球に対向させて使用状態にする位置と、側頭部側に位置する前記フレームの側面に沿って収納状態にする位置、との間を移動自在に支持する可動機構部を有することを特徴とする頭部装着式映像表示装置。
2.前記可動機構部は、前記表示ユニットの側頭部方向に位置する端部を軸として、前記表示ユニットを顔面の前後方向に回動自在に支持する支持部材を有し、
前記支持部材は、側頭部側に位置する前記フレームの側面に配置され、前記フレームにより側頭部の前後方向に前記フレームの側面に沿って移動自在に支持されることを特徴とする前記1に記載の頭部装着式映像表示装置。
3.前記可動機構部は、前記表示ユニットの側頭部方向に位置する端部を軸として、前記表示ユニットを顔面の前後方向に回動自在に支持する支持部材を有し、
前記支持部材は、側頭部側に位置する前記フレームの側面に配置され、前記支持部材の側面の一点を軸として、前記フレームにより前記フレームの側面に沿って回動自在に支持されることを特徴とする前記1に記載の頭部装着式映像表示装置。
4.前記可動機構部は、前記表示ユニットを、眼球に対向する位置と、側頭部側に位置する前記フレームの側面と、を移動自在に支持する支持部材を有し、
前記支持部材は、前記フレームの前後方向に対して、所定の角度をなす回転軸を有するものであって、前記フレームにより前記回転軸を中心に回動自在に支持されていることを特徴とする前記1に記載の頭部装着式映像表示装置。
5.前記頭部装着式映像表示装置に供給される電源をON/OFFするスイッチを有し、
前記スイッチは、前記支持部材または前記表示ユニットの移動に伴って、ONまたはOFFされることを特徴とする前記1乃至4のいずれか1項に記載の頭部装着式映像表示装置。
本発明によれば、装着時に頭部または顔面により支持されるフレームと、装着時に装着者の眼球の近傍に位置し、該眼球に対向するように配置され、且つ映像を表示する表示ユニットと、を有する頭部装着式映像表示装置において、表示ユニットを、眼球に対向させて使用状態にする位置と、側頭部側に位置するフレームの側面に沿って収納状態にする位置、との間をを移動自在に支持する可動機構部を備える様にした。すなわち、可動機構部により、表示ユニットを使用する時には眼前に配置し、使用しない時にはフレームの側面に収納することができる様になる。したがって、映像の鑑賞を休止し外界の情景を観察したい場合、表示ユニットをフレームの側面に収納することにより、装着しているHMDを外すことなく装着したままの状態で、容易に外界の情景を、通常の眼鏡と同じ様に鮮明に観察することができる。また、表示ユニットは、フレームの側面に収納されることにより、外観上も違和感のないすっきりとした構成にすることができる。
また、可動機構部は、表示ユニットの側頭部方向に位置する端部を軸として、表示ユニットを顔面の前後方向に回動自在に支持する支持部材を有し、支持部材は、側頭部側に位置するフレームの側面に配置され、フレームにより側頭部の前後方向にフレームの側面に沿って移動自在に支持される様にした。すなわち、可動機構部により、表示ユニットを回動させて顔面の前方へ退避させ、支持部材を、フレームの側面に沿って側頭部の後方へ移動させることにより、表示ユニットを、フレームの側面に沿って収納することができる。
また、可動機構部は、表示ユニットの側頭部方向に位置する端部を軸として、表示ユニットを顔面の前後方向に回動自在に支持する支持部材を有し、支持部材は、側頭部側に位置するフレームの側面に配置され、支持部材の側面の一点を軸として、フレームによりフレームの側面に沿って回動自在に支持される様にした。すなわち、可動機構部により、表示ユニットを回動させて顔面の前方へ退避させ、支持部材を、フレームの側面に沿って側頭部の後方へ回動させることにより、表示ユニットを、フレームの側面に沿って収納することができる。
また、可動機構部は、表示ユニットを、眼球に対向する位置と、側頭部側に位置するフレームの側面と、を移動自在に支持する支持部材を有し、支持部材は、フレームの前後方向に対して、所定の角度をなす回転軸を有するものであって、支持部材は、フレームにより回転軸を中心に回動自在に支持される様にした。したがって、例えば回転軸を、フレームの前後方向に対して、45度の角度をなす様にすれば、可動機構部により、表示ユニットを、回転軸に直交する面に沿って側頭部の方向に回動させることにより、表示ユニットを、フレームの側面に沿って収納することができる。
また、頭部装着式映像表示装置は、頭部装着式映像表示装置に供給される電源をON/OFFするスイッチを有し、スイッチは、支持部材または表示ユニットの移動に伴って、ONまたはOFFされる様にした。すなわち、例えば、表示ユニットを移動させて収納状態にした場合には、スイッチが自動的にOFFされる様にすることができる。したがって、省エネを図ることができ、また、スイッチを操作することなく、電源がONまたはOFFされる様になるので、操作性を向上させることができる。
以下図面に基づいて、本発明に係る頭部装着式映像表示装置の代表的な実施形態の1つであるHMD(Head Mount Display)について説明する。
〔実施形態1〕
最初に、HMD1の外観を図1を用いて説明する。図1(a)は、本発明に係るHMD1を正面斜め右から見た斜視図、図1(b)は、本発明に係るHMD1を装着した状態の上から見た平面図である。
HMD1は、使用者の眼球の近傍に配置されて使用される頭部装着式映像表示装置である。HMD1の要部は、図1(a)に示す様に、フレーム2,3、透明基板4、表示ユニット5、及び支持部材6等から構成され、図示しないカメラユニットで撮影された画像や、外部I/F等から取り込まれた例えばビデオやテレビ等のコンテンツ画像等を、表示ユニット5に表示する。
フレーム2,3は、可撓性を有する弾性材等により構成された長尺状の部材であり、使用者の耳や側頭部に掛止され、HMD1の装着者に対する頭部への保持及び装着位置の調整を行う為のものである。また、フレーム2の側面の略中央部には、開口部2aが設けられ、開口部2aからフレーム2の後方に向けて長尺状の長穴2bが形成されている。また、長穴2bには、HMD1に供給される電源をON/OFFするスイッチ201が設けられ、後述の支持部材6の移動に伴ってOF/OFFする。
透明基板4は、ガラスや透明樹脂等の透明部材からなる、正面左右方向に比較的長尺で略平板状の透明部材であり、HMD1の装着時に使用者の眼前に位置するように、フレーム2,3で支持されている。
また、表示ユニット5は、バックライト501、LCD(Liquid Crystal Display)502、基板503、凹面ミラー504等から構成される。
ここで、表示ユニット5の構成を、図2を用いて説明する。図2は、本発明に係るHMD1における表示ユニット5の上面からの断面図であり、主に表示ユニット5の内部構成を示している。
バックライト501は、所定波長色を含む白色発光ダイオード(LED)からなり、後述のLCD502で生成された映像を照明する光源である。
LCD502は、例えば透過型の液晶表示パネルであり、表示ユニット5の光軸L外に配置されている。LCD502は、図示しないカメラユニットで生成された画像信号や、外部I/Fから取り込まれた例えばビデオやテレビ等のコンテンツ画像信号等に基づき映像を生成するものである。
基板503は、ガラスや透明樹脂等からなる略板状の透明部材であり、基板5の左側の所定領域は、コーティング処理が施され全反射ミラー503aを形成している。また、基板5の右側の光軸Lを含む所定領域は、透過面503bを形成している。
凹面ミラー504は、基板503に形成された全反射ミラー503aによって、凹面ミラー504側に反射されたLCD502で生成された電子像を、空中の拡大像として拡大反射し、その拡大像を眼球Eへと導く。尚、凹面ミラー504は、凹面ハーフミラーとして、シースルータイプにしてもよい。
図1に戻って、支持部材6は、可撓性を有する弾性材等により構成された長尺状の部材であり、フレーム2の側面に配置されている。支持部材6の前端には、上下方向に軸をなす回転軸K1を有するヒンジ601が設けられ、支持部材6は、ヒンジ601の回転軸K1を中心に表示ユニット5を、前後方向に回動自在に支持している。また、支持部材6の後端は、フレーム2の開口部2aから長穴2bに挿通され、支持部材6は、長穴2bによりフレーム2の前後方向に移動自在に支持されている。
この様に、支持部材6、及びフレーム2は、本発明に係る頭部装着式映像表示装置における可動機構部として機能するものである。
次に、HMD1を装着した時の様子を、図1(b)を用いて説明する。図1(b)に示す様に、フレーム2,3は、それぞれ頭部Hの側頭部Ha,Hbに掛止されている。また、表示ユニット5は、左側の眼球Eに対向して透明基板4を挟んで、透明基板4の前面に位置している。この様に、HMD1を使用している観察者、つまり、頭部にHMD1を装着して映像を鑑賞中の観察者にとっては、左の眼球Eが表示ユニット5に覆われた状態になっている。尚、図1の構成においては、表示ユニット5を透明基板4の正面右側に1台設けたが、透明基板4の正面左右にそれぞれ1台ずつ設ける様にしてもよい。
この様な構成のHMD1において、本発明は、映像を鑑賞する時に、表示ユニット5を眼球Eに対向させて使用状態にする位置と、映像の鑑賞を休止する時に、側頭部Haに位置するフレーム2の側面に沿って収納状態にする位置、との間をを移動自在に支持する可動機構部を設けることにより、映像の鑑賞を休止し外界の情景を観察したい場合、装着しているHMD1を外すことなく装着したままの状態で、容易に外界の情景を、通常の眼鏡と同じ様に鮮明に観察することができる様にするものである。
ここで、可動機構部により、表示ユニット5を、使用位置から収納位置に移動させる動作を、図3を用いて説明する。図3(a)は、表示ユニット5が使用位置に位置する時の様子を示す模式図、図3(b)は、表示ユニット5が使用位置から収納位置への移動過程にある時の様子を示す模式図、図3(c)は、表示ユニット5が収納位置に位置する時の様子を示す模式図である。
表示ユニット5を使用する時は、図3(a)に示す様に、表示ユニット5は、前述の様に、眼球に対向して透明基板4の前面に位置している。
この様な状態から表示ユニット5を収納位置に移動させる場合、最初に、表示ユニット5を、支持部材6の前端に設けられたヒンジ601の回転軸K1を中心に、図3(b)に示す様に、矢印W1方向に回動させて眼前から退避させる。
次に、表示ユニット5を、矢印W2方向に押すことにより、支持部材6は、図3(c)に示す様に、フレーム2の長穴2bに略内包される位置まで移動する。その結果、表示ユニット5は、フレーム2の側面に沿って矢印W3方向に移動し収納される。また、この時、支持部材6は、長穴2bに設けられたスイッチ201に接触し、スイッチ201は、HMD1の電源をOFFする様に作動する。
尚、表示ユニット5を、収納位置から使用位置に移動させる場合は、前述の動作の流れを逆に行えばよい。
この様に、本発明に係るHMD1では、可動機構部により、表示ユニット5を使用する時には眼前に配置し、使用しない時にはフレーム2の側面に収納することができる様になる。したがって、映像の鑑賞を休止し外界の情景を観察したい場合、表示ユニット5をフレーム2の側面に収納することにより、装着しているHMD1を外すことなく装着したままの状態で、容易に外界の情景を、通常の眼鏡と同じ様に鮮明に観察することができる。また、表示ユニット5は、フレーム2の側面に収納されることにより、外観上も違和感のないすっきりとした構成にすることができる。また、表示ユニット5が収納された時には、スイッチ201が自動的にOFFされる様になるので、省エネを図ることができる。また、スイッチ201を操作することなく、電源がONまたはOFFされる様になるので、操作性を向上させることができる。
〔実施形態2〕
次に、本発明に係る頭部装着式映像表示装置の第2の実施形態によるHMDについて説明する。その要部構成は、前述した実施形態1と略同様なので詳細な説明は省略し、第1の実施形態と構成の異なる支持部材8を用いた可動機構部の動作について、図4を用いて説明する。図4(a)は、表示ユニット5が使用位置に位置する時の様子を示す模式図。図4(b)は、表示ユニット5が使用位置から収納位置への移動過程にある時の様子を示す模式図。図4(c)は、表示ユニット5が収納位置に位置する時の様子を示す模式図である。
最初に、支持部材8は、図4(a)に示す様に、フレーム2の側面に配置されている。
支持部材8の前端には、実施形態1による支持部材6と同様に、上下方向に軸をなす回転軸K1を有するヒンジ601が設けられ、支持部材8は、ヒンジ601の回転軸K1を中心に表示ユニット5を、前後方向に回動自在に支持している。また、支持部材8の後端には、フレーム2の側面に対して略垂直な回転軸K2を有する回動部802が設けられ、支持部材8は、回動部802の回転軸K2を中心に、フレーム2によりフレーム2の側面に沿って回動自在に支持されている。
ここで、可動機構部により、表示ユニット5を、使用位置から収納位置に移動させる動作を説明する。
表示ユニット5を使用する時は、図4(a)に示す様に、表示ユニット5は、眼球に対向して透明基板4の前面に位置している。
この様な状態から表示ユニット5を収納位置に移動させる場合、最初に、表示ユニット5を、支持部材8の前端に設けられたヒンジ601の回転軸K1を中心に、図4(b)に示す様に、矢印W1方向に回動させて眼前から退避させる。
次に、表示ユニット5を、回動部802の回転軸K2を中心に、図4(c)に示す様に、フレーム2の側面に沿って矢印W5方向に回動させることにより、表示ユニット5は、フレーム2の側面に収納される。
この様に、本実施形態によるHMD1においては、表示ユニット5を、使用位置と収納位置との間を、簡単な構成で移動自在にすることができる。
〔実施形態3〕
次に、本発明に係る頭部装着式映像表示装置の第3の実施形態によるHMDについて説明する。その要部構成は、前述した実施形態1、または実施形態2と略同様なので詳細な説明は省略し、第1の実施形態、または第2の実施形態と構成の異なる支持部材9を用いた可動機構部の動作について、図5を用いて説明する。図5(a)は、表示ユニット5が使用位置に位置する時の様子を示す模式図。図5(b)は、表示ユニット5が収納位置に位置する時の様子を示す模式図である。
最初に、支持部材9は、図5(a)に示す様に、フレーム2の前端に配置され、表示ユニット5の側頭部方向の端部を支持している。支持部材9の側面の略中央には、フレーム2の側面に沿って前方方向に対して、略45度の角度をなす回転軸K3を有する回動部902が設けられ、支持部材9は、回動部902の回転軸K3を中心に、フレーム2により回転軸K3に直交する面に沿って回動自在に支持されている。
ここで、可動機構部により、表示ユニット5を、使用位置から収納位置に移動させる動作を説明する。
表示ユニット5を使用する時は、図5(a)に示す様に、表示ユニット5は、眼球に対向して透明基板4の前面に位置している。
この様な状態から表示ユニット5を収納位置に移動させる場合、表示ユニット5を、回動部902の回転軸K3を中心に、図5(b)に示す様に、回転軸K3に直交する面に沿って矢印W7方向に回動させることにより、表示ユニット5は、フレーム2の側面に収納される。
この様に、本実施形態によるHMD1においては、表示ユニット5を、使用位置と収納位置との間を、より簡単な構成で移動自在にすることができる。また、1回の操作で表示ユニット5を、使用位置と収納位置との間を移動させることができるので、操作性を向上させることができる。
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は前述の実施の形態に限定して解釈されるべきでなく、適宜変更、改良が可能であることは勿論である。例えば、前述の実施の形態においては、HMD1に供給される電源をON/OFFするスイッチ201を、フレーム2の長穴2bに設け、支持部材6がスイッチ201に接触することにより、HMD1の電源をOFFする様にしたが、スイッチ201を表示ユニット5の基板503上であって、基板503が透明基板4と対向する面に設ける様にしてもよい。こうすることにより、表示ユニット5が使用位置に位置した時に、スイッチ201が、透明基板4と接触し、HMD1の電源をONすることができる様になる。
本発明に係るHMDの一例による外観模式図である。 本発明に係るHMDにおける表示ユニット平面断面図である。 本発明における実施形態1による、可動機構部の動作を示す模式図である。 本発明における実施形態2による、可動機構部の動作を示す模式図である。 本発明における実施形態3による、可動機構部の動作を示す模式図である。
符号の説明
1 HMD
2,3 フレーム
201 スイッチ
4 透明基板
5 表示ユニット
501 バックライト
502 LCD
503 基板
504 凹面ミラー
6,8,9 支持部材
601 ヒンジ
802,902 回動部
E 眼球
H 頭部
L 光軸

Claims (5)

  1. 装着時に頭部または顔面により支持されるフレームと、
    装着時に装着者の眼球の近傍に位置し、該眼球に対向するように配置され、且つ映像を表示する表示ユニットと、を有する頭部装着式映像表示装置において、
    前記表示ユニットを、眼球に対向させて使用状態にする位置と、側頭部側に位置する前記フレームの側面に沿って収納状態にする位置、との間を移動自在に支持する可動機構部を有することを特徴とする頭部装着式映像表示装置。
  2. 前記可動機構部は、前記表示ユニットの側頭部方向に位置する端部を軸として、前記表示ユニットを顔面の前後方向に回動自在に支持する支持部材を有し、
    前記支持部材は、側頭部側に位置する前記フレームの側面に配置され、前記フレームにより側頭部の前後方向に前記フレームの側面に沿って移動自在に支持されることを特徴とする請求項1に記載の頭部装着式映像表示装置。
  3. 前記可動機構部は、前記表示ユニットの側頭部方向に位置する端部を軸として、前記表示ユニットを顔面の前後方向に回動自在に支持する支持部材を有し、
    前記支持部材は、側頭部側に位置する前記フレームの側面に配置され、前記支持部材の側面の一点を軸として、前記フレームにより前記フレームの側面に沿って回動自在に支持されることを特徴とする請求項1に記載の頭部装着式映像表示装置。
  4. 前記可動機構部は、前記表示ユニットを、眼球に対向する位置と、側頭部側に位置する前記フレームの側面と、を移動自在に支持する支持部材を有し、
    前記支持部材は、前記フレームの前後方向に対して、所定の角度をなす回転軸を有するものであって、前記フレームにより前記回転軸を中心に回動自在に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の頭部装着式映像表示装置。
  5. 前記頭部装着式映像表示装置に供給される電源をON/OFFするスイッチを有し、
    前記スイッチは、前記支持部材または前記表示ユニットの移動に伴って、ONまたはOFFされることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の頭部装着式映像表示装置。
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