JP5355831B1 - 運転員保護ガード、ガード付き作業機械用キャブ、および作業機械 - Google Patents

運転員保護ガード、ガード付き作業機械用キャブ、および作業機械 Download PDF

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Abstract

強度を確保できるとともに加工および組み立ての容易な運転員保護ガードを提供する。フロントガード(100)は、それぞれが1枚の板からなる複数の第1板部材(110)および第2板部材(200)を備えている。第1板部材(110)と第2板部材(120)とは、第1板部材(110)の各々の第1の長手方向(DR1)と第2板部材(120)の各々の第2の長手方向(DR2)とが交差するように、格子状に組み立てられている。複数の第1板部材(110)は、長手方向視で放射状に配置されている。複数の第2板部材(120)は、長手方向視で放射状に配置されている。第1板部材(110)にスリットが形成されており、第2板部材(120)はスリットに嵌め合わされ溶接により固定されている。

Description

本発明は、運転員保護ガード、ガード付き作業機械用キャブおよび作業機械に関する。
油圧ショベル、スクラップローダなどの作業機械は、作業機械を操作する運転員が搭乗するキャブを備えている。作業機械用キャブには、キャブの前方または上方からキャブに飛来する物体に対して運転員を適切に保護するための、運転員保護ガードが設けられている。従来の運転員保護ガードは、たとえば特開2007−154477号公報(特許文献1)に開示されている。この文献に開示されたフロントガードは、網体が取付用フレーム体前面に組み付けられることにより構成されている。この網体は金属製網を有しており、金属製網は互いに平行な複数の鋼線が縦横に交差するように配置されることにより形成されている。
一方、作業機械用キャブの周辺に取り付けられる部材を、キャブに搭乗する運転員の視線と平行に配置することにより、運転席からの視界を確保する技術が提案されている(たとえば、特開2007−63839号公報(特許文献2)、発明協会公開技報公技番号2001−6578号(非特許文献1)参照)。各部材は、キャブの前後方向または水平方向に対して角度を付けて配置されており、当該角度は運転員の視線の向きに従って適宜変えられている。
特開2007−154477号公報 特開2007−63839号公報
発明協会公開技報公技番号2001−6578号
特開2007−154477号公報(特許文献1)に開示された、網体により構成されている運転員保護ガードの場合、運転員保護ガードの強度を向上するためには鋼線の径を大きくする必要がある。鋼線の径が大きいと、運転員の視界が鋼線によって遮られるために、運転席からの視界性が悪化する。
細長い板状の部材を格子状に組み合わせて運転員保護ガードを形成し、当該板の幅方向が運転員の視線の方向に沿い厚み方向が作業機械用キャブの左右方向に沿うように板状の部材を配置することにより、運転員保護ガードの強度を向上できるとともに運転席からの視界を確保できる。しかし、格子状に組み合わせた板状の部材のそれぞれを運転員の視線と平行に配置しようとすると、運転員保護ガードの加工および組み立てが困難になる。縦横に交差する板状部材のいずれか一方を長手方向に分割することで板状部材の組み立てが可能になるが、この場合、運転員保護ガードの生産性が著しく悪化する。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、必要な強度を有し、運転席からの良好な視界性を確保でき、かつ加工および組み立ての容易な運転員保護ガードを提供することである。また、本発明の他の目的は、その運転員保護ガードを備えるガード付き作業機械用キャブ、および、そのガード付き作業機械用キャブを備える作業機械を提供することである。
本発明の運転員保護ガードは、それぞれが1枚の板からなる複数の第1板部材と、それぞれが1枚の板からなる複数の第2板部材とを備えている。複数の第1板部材と複数の第2板部材とは、複数の第1板部材の各々の第1の長手方向と複数の第2板部材の各々の第2の長手方向とが交差するように、格子状に組み立てられている。複数の第1板部材のうち少なくとも2つは、第1の長手方向視で放射状に配置されている。複数の第2板部材のうち少なくとも2つは、第2の長手方向視で放射状に配置されている。第1板部材と第2板部材とのいずれか一方の板部材のみにスリットが形成されている。第1板部材と第2板部材とのいずれか他方の板部材は、スリットに嵌め合わされ溶接により固定されている。
本発明によれば、板部材を格子状に組み立てることにより、運転員保護ガードの強度を向上できる。第1板部材および第2板部材を放射状に配置することにより、運転員保護ガードが運転員の視界を妨げることを抑制でき、良好な視界性を確保できる。さらに、第1板部材および第2板部材の加工および組み立てが容易になるため、運転員保護ガードの製造作業性を向上することができる。
上記の運転員保護ガードにおいて、一方の板部材の長手方向に沿うスリットの寸法は、スリットに嵌め合わされている他方の板部材の厚みよりも大きい。このようにすれば、他方の板部材をスリットに容易に嵌め合わせることができ、運転員保護ガードの製造作業性を向上することができる。
上記の運転員保護ガードにおいて、スリットは、スリットの開口端に達するまで一方の板部材の長手方向に沿うスリットの寸法が大きくなる部分を有している。このようにすれば、他方の板部材をスリットに容易に嵌め合わせることができ、運転員保護ガードの製造作業性を向上することができる。
上記の運転員保護ガードにおいて、複数の第1板部材は、第2の長手方向に交差する平面に対して対称に配置されている。これにより、運転員の良好な視界を確保することができる。
上記の運転員保護ガードにおいて、複数の第1板部材は偶数枚である。この場合は、運転員の正面に第1板部材が配置されることを回避し易くなり、運転員の視界をより広くすることができる。
上記の運転員保護ガードにおいて、複数の第2板部材は、第1の長手方向の一方側に位置する複数の一方側板部材と、第1の長手方向の他方側に位置する複数の他方側板部材とを含んでいる。複数の一方側板部材同士の間隔は、複数の他方側板部材同士の間隔よりも小さい。このようにすれば、飛来物の衝突時に運転員保護ガードが運転員の脚に接触することを抑制でき、かつ良好な視界を確保できる運転員保護ガードを実現できる。
上記の運転員保護ガードは、格子状に組み立てられた複数の第1板部材および複数の第2板部材を取り囲む枠部材をさらに備えている。このようにすれば、運転員保護ガードの強度をより向上でき、製造作業性を一層向上することができる。
本発明のガード付き作業機械用キャブは、作業機械を操作する運転員が搭乗する作業機械用キャブと、作業機械用キャブの前方側と天井側との少なくともいずれかに設けられた上記のいずれかの運転員保護ガードとを備えている。このため、高強度で、良好な視界が得られ、製造作業性に優れた運転員保護ガードを備えているガード付き作業機械用キャブを提供することができる。
上記のガード付き作業機械用キャブにおいて、第1板部材は、作業機械用キャブの左右方向における作業機械用キャブの中心線に対して対称に配置されている。これにより、運転員のより広い視界を確保することができる。
上記のガード付き作業機械用キャブは、作業機械用キャブの内部空間に収容され、運転員が着座する運転席をさらに備えている。第1板部材は、作業機械用キャブの左右方向における運転席の中心線に対して対称に配置されている。これにより、運転員のより広い視界を確保することができる。
本発明の作業機械は、上記のいずれかのガード付き作業機械用キャブを備えている。このため、高強度で、良好な視界が得られ、製造作業性に優れた運転員保護ガードを備えている作業機械を提供することができる。
以上説明したように本発明によれば、強度および良好な視界性を確保できるとともに加工および組み立ての容易な運転員保護ガードを実現することができる。
本発明の一実施の形態における作業機械の構成の概略を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態におけるガード付き作業機械用キャブの構成の概略を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態におけるガード付き作業機械用キャブの構成の概略を示す分解斜視図である。 フロントガードの構成の概略を示す分解斜視図である。 ガード付き作業機械用キャブの水平方向断面を示す模式図である。 トップガードの構成の概略を示す正面図である。 ガード付き作業機械用キャブの前後方向に沿う縦断面を示す模式図である。 板部材がスリットに嵌め合わされた状態を拡大して示す模式図である。 図8中のIX−IX線に沿う断面図である。 実施の形態2のガード付き作業機械用キャブの水平方向断面を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
まず本発明の一実施の形態における作業機械の構成について説明する。以下、本発明の思想を適用可能な作業機械の一例である油圧ショベルについて説明するが、本発明は作業機械用キャブを備えた作業機械に適用可能である。
図1は、本発明の一実施の形態における作業機械としての、油圧ショベル1の構成の概略を示す斜視図である。図1を参照して、油圧ショベル1は、下部走行体2と、上部旋回体3と、作業機4と、ガード付き作業機械用キャブ15とを主に備えている。下部走行体2と上部旋回体3とにより、作業機械本体が主に構成されている。
下部走行体2は、左右一対の履帯2aを有している。下部走行体2は、一対の履帯2aが回転することにより自走可能に構成されている。上部旋回体3は、下部走行体2に対して旋回自在に設置されている。
上部旋回体3は、前方左側に、運転員が油圧ショベル1を操作するための空間である作業機械用キャブ5を含んでいる。上部旋回体3は、後方側に、エンジンを収納するエンジンルーム6、およびカウンタウェイト7を含んでいる。なお、本実施の形態では、作業機械用キャブ5内に運転員が着座した状態で、運転員の前方側(正面側)を上部旋回体3の前方側とし、これと反対側、つまり運転員の後方側を上部旋回体3の後方側とし、着座状態での運転員の左側を上部旋回体3の左側とし、着座状態での運転員の右側を上部旋回体3の右側とする。以降は、上部旋回体3の前後左右と作業機械の前後左右は一致しているとする。
上部旋回体3は、旋回フレーム10を含んでいる。旋回フレーム10は、作業機械本体に含まれている。旋回フレーム10は、下部走行体2の上方に配置されており、下部走行体2に対して任意の方向に旋回自在に設けられている。作業機4、ガード付き作業機械用キャブ15およびカウンタウェイト7は、旋回フレーム10に搭載されており、旋回フレーム10の上面に配置されている。
土砂の掘削などの作業を行なう作業機4は、上下方向に揺動自在に、上部旋回体3により軸支されている。作業機4は、上部旋回体3の前方側の略中央部に上下揺動自在に取り付けられたブーム4aと、ブーム4aの先端部に前後揺動自在に取り付けられたアーム4bと、アーム4bの先端部に前後揺動自在に取り付けられたバケット4cとを有している。ブーム4a、アーム4bおよびバケット4cはそれぞれ、油圧シリンダ4dによって、揺動駆動されるように構成されている。
ガード付き作業機械用キャブ15は、上部旋回体3の前方左側に配置されている。作業機4は、ガード付き作業機械用キャブ15に対し、ガード付き作業機械用キャブ15の一方の側部側である右側に設けられている。なお、ガード付き作業機械用キャブ15と作業機4との配置は図1に示す例に限られるものではなく、たとえば上部旋回体3の前方右側に配置されたガード付き作業機械用キャブ15の左側に作業機4が設けられていてもよい。
図2は、本発明の一実施の形態におけるガード付き作業機械用キャブ15の構成の概略を示す斜視図である。図2を参照して、ガード付き作業機械用キャブ15は、油圧ショベル1を操作する運転員が搭乗する作業機械用キャブ5と、運転員を保護する運転員保護ガードとを含んでいる。運転員保護ガードは、フロントガード100と、トップガード200とを含んでいる。フロントガード100とトップガード200とは、作業機械用キャブ5に取り付けられている。フロントガード100は、作業機械用キャブ5の前方からの飛来物に対する運転員保護を目的として、作業機械用キャブ5の前方側に設けられている。トップガード200は、作業機械用キャブ5の上方からの落下物に対する運転員保護を目的として、作業機械用キャブ5の天井側に設けられている。
フロントガード100は、複数の第1板部材110と、複数の第2板部材120とを備えている。それぞれの第1板部材110は、1枚の板から形成されている。それぞれの第2板部材120は、1枚の板から形成されている。フロントガード100は、複数の第1板部材110の各々の長手方向DR1と、複数の第2板部材120の各々の長手方向DR2とが交差するように、複数の第1板部材110と複数の第2板部材120とが格子状に組み立てられた構成を有している。
複数の第1板部材110および複数の第2板部材120によって形成されている格子を取り囲むように、枠部材としてのフレーム130が設けられている。当該格子は、フレーム130によってその周囲を支持されている。フロントガード100は、格子状に組み立てられた複数の第1板部材110および複数の第2板部材120を取り囲むフレーム130をさらに備えている。フレーム130は、パイプを予め定められた形状に曲げ変形して適宜連結することで形成されている。複数の第1板部材110と複数の第2板部材120とは、フレーム130を介在させて、作業機械用キャブ5の前方側の表面に取り付けられている。
トップガード200は、複数の第1板部材210と、複数の第2板部材220とを備えている。それぞれの第1板部材210は、1枚の板から形成されている。それぞれの第2板部材220は、1枚の板から形成されている。トップガード200は、複数の第1板部材210の各々の長手方向DR3と、複数の第2板部材220の各々の長手方向DR2とが交差するように、複数の第1板部材210と複数の第2板部材220とが格子状に組み立てられた構成を有している。
複数の第1板部材210および複数の第2板部材220によって形成されている格子を取り囲むように、枠部材としてのフレーム230が設けられている。当該格子は、フレーム230によってその周囲を支持されている。トップガード200は、格子状に組み立てられた複数の第1板部材210および複数の第2板部材220を取り囲むフレーム230をさらに備えている。複数の第1板部材210と複数の第2板部材220とは、フレーム230を介在させて、作業機械用キャブ5の上方側の表面に取り付けられている。
第1板部材210の長手方向DR3は、作業機械の前後方向に沿う方向である。第2板部材120,220の長手方向DR2は、作業機械の左右方向に沿う方向である。第1板部材110の長手方向DR1は、垂直方向に沿う方向である。
図3は、本発明の一実施の形態におけるガード付き作業機械用キャブ15の構成の概略を示す分解斜視図である。図3を参照して、作業機械用キャブ5は、天窓5aと、天板5bと、ピラー5cと、前方窓5dと、ドア5eとを主に有している。天板5bは、作業機械用キャブ5の屋根部分に配置されている。天窓5aは、作業機械用キャブ5の屋根部分の前方側に配置されている。ピラー5cは、作業機械用キャブ5の屋根部分とフロア部分との間を上下方向に延びており、かつフロア部分に対して屋根部分を支えている。
作業機械用キャブ5の前方側には、作業機械用キャブ5の右前側のピラー5cと左前側のピラー5cに挟まれて、前方窓5dが配置されている。作業機械用キャブ5の左側方側には、作業機械用キャブ5の左前側のピラー5cと左後部のピラー5cとの間に、ドア5eが配置されている。各ピラー5cの下端部は、図示されないフロアプレートに溶接されている。なお、本実施の形態では、油圧ショベル1を水平な地面に置いた状態でフロアプレートの延びる方向を、水平方向と称する。
フロントガード100は、前方窓5dを、作業機械用キャブ5の前方側から覆っている。フロントガード100は、作業機械用キャブ5の前方から飛来する岩石または破片などの物体に対して、作業機械用キャブ5に搭乗している運転員を適切に保護するために設けられている。トップガード200は、天窓5aを、作業機械用キャブ5の上方側から覆っている。トップガード200は、上方から作業機械用キャブ5に落下する岩石または破片などの物体に対して、作業機械用キャブ5に搭乗している運転員を適切に保護するために設けられている。
フロントガード100は、6枚の第1板部材111〜116と、4枚の第2板部材121〜124とを備えている。複数の第1板部材110は、偶数枚である。複数の第2板部材120は、偶数枚である。6枚の第1板部材111〜116は、作業機械用キャブ5の左右方向において、右から左へこの順に並べられている。4枚の第2板部材121〜124は、上下方向において、上から下へこの順に並べられている。
複数の第2板部材120は、第1板部材110を上下方向に2分割した上側において、相対的に大きい間隔を空けて配置されており、下側において、相対的に小さい間隔を空けて配置されている。複数の第2板部材120は、第1板部材110の長手方向DR1の一方側、すなわち下側に位置する複数の第2板部材123,124と、長手方向DR1の他方側、すなわち上側に位置する複数の第2板部材121,122とを含んでいる。長手方向DR1における第2板部材123,124の間隔は、第2板部材121,122の間隔よりも小さくなっている。
複数の第2板部材120のうち、下側に配置された2枚の第2板部材123,124は、一方側板部材を構成している。複数の第2板部材120のうち、上側に配置された2枚の第2板部材121,122は、他方側板部材を構成している。複数の一方側板部材同士の間隔は、複数の他方側板部材同士の間隔よりも小さくなっている。
トップガード200は、6枚の第1板部材211〜216と、2枚の第2板部材221,222とを備えている。複数の第1板部材210は、偶数枚である。複数の第2板部材220は、偶数枚である。6枚の第1板部材211〜216は、作業機械用キャブ5の左右方向において、右から左へこの順に並べられている。2枚の第2板部材221,222は、作業機械用キャブ5の前後方向において、後から前へこの順に並べられている。
フロントガード100のフレーム130には、複数の固定部141〜146が設けられている。作業機械用キャブ5の前方側の一対のピラー5cのうち右側のピラー5cに固定部141,143,145がそれぞれ固定され、左側のピラー5cに固定部142,144,146がそれぞれ固定されることにより、フロントガード100は作業機械用キャブ5に固定されている。固定部141〜146は、ボルトを用いたねじ作用により作業機械用キャブ5のピラー5cに固定されている。
図4は、フロントガード100の構成の概略を示す分解斜視図である。図4を参照して、フロントガード100の一部を構成する第1板部材111には、複数のスリット1111〜1114が形成されている。スリット1111〜1114は、細長い略平板状の形状を有している第1板部材111を、その厚み方向に貫通して形成されている。スリット1111〜1114は、第1板部材111の前方側の端部から第1板部材111の一部を切り欠いて形成されている。スリット1111〜1114は各々、有底の形状を有している。つまりスリット1111〜1114は、作業機械用キャブ5の前後方向において第1板部材111を貫通しない形状に形成されている。
第1板部材112には、第1板部材111と同様のスリット1121〜1124が形成されている。第1板部材113には、第1板部材111と同様のスリット1131〜1134が形成されている。第1板部材114には、第1板部材111と同様のスリット1141〜1144が形成されている。第1板部材115には、第1板部材111と同様のスリット1151〜1154が形成されている。第1板部材116には、第1板部材111と同様のスリット1161〜1164が形成されている。
第2板部材121〜124には、第1板部材111〜116と異なり、スリットは形成されていない。フロントガード100を構成する第1板部材110と第2板部材120とのいずれか一方の板部材のみにスリットが形成されており、他方の板部材にはスリットは形成されていない。第1板部材110および第2板部材120のうち、一方の板部材に形成されたスリットに他方の板部材を嵌め合わせることにより、第1板部材110と第2板部材120とが一体に組み立てられる。
各々の第1板部材111〜116の長手方向DR1において、スリット1111,1121,1131,1141,1151,1161は、対応する位置に形成されている。第1板部材111〜116の各々に形成されたスリット1111,1121,1131,1141,1151,1161は、長手方向DR1においてほぼ同一の位置に形成されている。これにより、第2板部材121は、複数の第1板部材111〜116に亘って、スリット1111,1121,1131,1141,1151,1161の内部に収容可能とされている。第2板部材121は、スリット1111,1121,1131,1141,1151,1161の各々に嵌め合わされて、その後溶接されることにより、第1板部材111〜116に一体に固定されている。
同様に、第1板部材111〜116の各々に形成されたスリット1112,1122,1132,1142,1152,1162は、長手方向DR1においてほぼ同一の位置に形成されている。第2板部材122は、スリット1112,1122,1132,1142,1152,1162の各々に嵌め合わされて、その後溶接されることにより、第1板部材111〜116に一体に固定されている。
同様に、第1板部材111〜116の各々に形成されたスリット1113,1123,1133,1143,1153,1163は、長手方向DR1においてほぼ同一の位置に形成されている。第2板部材123は、スリット1113,1123,1133,1143,1153,1163の各々に嵌め合わされて、その後溶接されることにより、第1板部材111〜116に一体に固定されている。
同様に、第1板部材111〜116の各々に形成されたスリット1114,1124,1134,1144,1154,1164は、長手方向DR1においてほぼ同一の位置に形成されている。第2板部材124は、スリット1114,1124,1134,1144,1154,1164の各々に嵌め合わされて、その後溶接されることにより、第1板部材111〜116に一体に固定されている。
複数の第1板部材110と、複数の第2板部材120とは、第1板部材110に形成されたスリット内に第2板部材120を嵌合させて互いに一体化することにより、格子状の枠体を形成している。複数の第1板部材110を治具で固定してそれぞれ位置決めした上で、第2板部材120をスリットに嵌め込む作業が行なわれる。これにより、第1板部材110と第2板部材120とは、正確な位置で互いに組み付けられる。その後第1板部材110と第2板部材120との交差部分を溶接することにより、第1板部材110と第2板部材120とが一体に固定された格子状の形状が形成される。
図5は、ガード付き作業機械用キャブ15の水平方向断面を示す模式図である。図5には、上方側から下方側に見たときのガード付き作業機械用キャブ15の断面が図示されている。フロントガード100の複数の第1板部材110は上下方向に沿って延びており、第1板部材110の各々の第1の長手方向DR1は、上下方向に沿う方向である。図5には、第1の長手方向DR1の一方側である上方側から、第1の長手方向DR1の他方側である下方側に見た、作業機械用キャブ5およびフロントガード100が示されている。
図5を参照して、作業機械用キャブ5の内部空間には、運転員が着座するための運転席25が収容されている。フロントガード100の複数の第1板部材110、すなわち第1板部材111〜116は、上方側から下方側に長手方向視したときに、運転席25に着座する運転員の視点EPを中心として、放射状に配置されている。すなわち、板状の第1板部材111〜116は、運転員の視界の妨げとなることを抑制するために、作業機械用キャブ5の前後方向に対して傾斜して、運転員の視線と平行になるように配置されている。第1板部材111〜116は、作業機械用キャブ5から離れるにつれて徐々に部材間の間隔を大きくするように、作業機械用キャブ5の前後方向に対して角度を付けて配置されている。
図5中に一点鎖線で示す中心線CL1は、作業機械用キャブ5の左右方向における、作業機械用キャブ5の中心線を示している。中心線CL1は、第2板部材120の第2の長手方向DR2に交差している。フロントガード100の第1板部材110は、中心線CL1に対して対称に配置されている。つまり、偶数枚の第1板部材110がそれぞれ対をなし、第1板部材111,116が中心線CL1に対して対称に配置されており、第1板部材112,115が中心線CL1に対して対称に配置されており、第1板部材113,114が中心線CL1に対して対称に配置されている。
第1板部材111〜116は、運転員の視線の向きに応じて、作業機械用キャブ5の前後方向に対して傾斜する角度が変えられている。作業機械用キャブ5の前後方向に沿って延びる図5中に示す中心線CL1に関し、第1板部材113,114、第1板部材112,115および第1板部材111,116は、中心線CL1に対して傾斜する角度がこの順に増大している。すなわち、第1板部材113,114と中心線CL1とは相対的に小さい角度を形成し、第1板部材111,116と中心線CL1とは相対的に大きい角度を形成し、第1板部材112,115と中心線CL1とは中程度の角度を形成する。
複数の第1板部材110の各々は、平板状に形成されている。図5に示す水平方向断面において、第1板部材110は、作業機械用キャブ5の前後方向の寸法が左右方向の寸法よりも大きい。第1板部材110をこのような形状および配置とすることで、フロントガード100の強度向上と、作業機械用キャブ5の内部から前方を見るときの視界の確保とが達成されている。
各々の第1板部材110は、図5に示すように、第2の長手方向DR2に交差する断面形状において、長手方向と短手方向とを有している。当該短手方向は、第1板部材110の厚み方向である。第1板部材110は、断面形状における長手方向、すなわち第1板部材110の幅方向が、視点EPを中心とする径方向に沿うように、配置されている。
図6は、トップガード200の構成の概略を示す正面図である。トップガード200の複数の第1板部材210は、作業機械用キャブ5の前後方向に沿って延びており、第1板部材210の各々の第1の長手方向DR3は、前後方向に沿う方向である。図6には、第1の長手方向DR3の一方側である前方側から、第1の長手方向DR3の他方側である後方側に見た、トップガード200が示されている。
トップガード200の複数の第1板部材210、すなわち第1板部材211〜216は、前方側から後方側に長手方向視したときに、視点EPを中心として放射状に配置されている。すなわち、板状の第1板部材211〜216は、運転員の視界を妨げないために、上下方向に対して傾斜して運転員の視線と平行になるように配置されている。第1板部材211〜216は、作業機械用キャブ5から離れるにつれて徐々に部材間の間隔を大きくするように、上下方向に対して角度を付けて配置されている。
フロントガード100の第1板部材111〜116と同様に、トップガード200の第1板部材211〜216は、中心線CL1に対して対称に配置されている。第1板部材211〜216は、運転員の視線の向きに応じて、上下方向に対して傾斜する角度が変えられている。
複数の第1板部材210の各々は、平板状に形成されている。図6に示すように、第1板部材210は、上下方向の寸法が作業機械用キャブ5の左右方向の寸法よりも大きい。第1板部材210をこのような形状および配置とすることで、トップガード200の強度向上と、作業機械用キャブ5の内部から上方を見るときの視界の確保とが達成されている。
各々の第1板部材210は、図6に示すように、正面視した形状において、長手方向と短手方向とを有している。当該短手方向は、第1板部材210の厚み方向である。第1板部材210は、正面視における長手方向、すなわち第1板部材210の幅方向が、視点EPを中心とする径方向に沿うように、配置されている。
図7は、ガード付き作業機械用キャブ15の前後方向に沿う縦断面を示す模式図である。フロントガード100の複数の第2板部材120と、トップガード200の複数の第2板部材220とは、作業機械用キャブ5の左右方向に沿って延びている。第2板部材120,220の各々の第2の長手方向DR2は、左右方向に沿う方向である。図7には、第2の長手方向DR2の一方側である左側から、第2の長手方向DR2の他方側である右側に見た、作業機械用キャブ5、フロントガード100およびトップガード200が示されている。
図7に示すように、フロントガード100の第1板部材110は、作業機4とフロントガード100との干渉を回避し易くするように、その上端部付近が作業機械用キャブ5に近づくように折り曲げられた形状を有している。
フロントガード100の複数の第2板部材120、すなわち第2板部材121〜124は、左側から右側に長手方向視したときに、視点EPを中心として放射状に配置されている。トップガード200の複数の第2板部材220、すなわち第2板部材221,222は、左側から右側に長手方向視したときに、視点EPを中心として放射状に配置されている。板状の第2板部材121〜124は、運転員の視界を妨げないために、水平方向に対して傾斜して運転員の視線と平行になるように配置されている。板状の第2板部材221,222は、運転員の視界を妨げないために、水平方向に対して傾斜して運転員の視線と平行になるように配置されている。
第2板部材121〜124は、運転員の視線の向きに応じて、水平方向に対して傾斜する角度が変えられている。第2板部材121,122,123および124は、水平方向に対して傾斜する角度がこの順に増大している。
第2板部材221〜222は、運転員の視線の向きに応じて、水平方向に対して傾斜する角度が変えられている。第2板部材221および222は、水平方向に対して傾斜する角度がこの順に増大している。
第2板部材121〜124は、作業機械用キャブ5から離れるにつれて徐々に部材間の間隔を大きくするように、水平方向に対して角度を付けて配置されている。第2板部材221,222は、作業機械用キャブ5から離れるにつれて徐々に部材間の間隔を大きくするように、水平方向に対して角度を付けて配置されている。
複数の第2板部材120の各々は、平板状に形成されている。図7に示すように、第2板部材120は、作業機械用キャブ5の前後方向の寸法が上下方向の寸法よりも大きい。第2板部材120をこのような形状および配置とすることで、フロントガード100の強度向上と、作業機械用キャブ5の内部から前方を見るときの視界の確保とが達成されている。
複数の第2板部材220の各々は、平板状に形成されている。図7に示すように、第2板部材220は、上下方向の寸法が作業機械用キャブ5の前後方向の寸法よりも大きい。第2板部材220をこのような形状および配置とすることで、トップガード200の強度向上と、作業機械用キャブ5の内部から上方を見るときの視界の確保とが達成されている。
各々の第2板部材120(121〜124),220(221〜222)は、図7に示すように、第2の長手方向DR2に交差する断面形状において、長手方向と短手方向とを有している。当該短手方向は、第2板部材120,220の厚み方向である。各々の第2板部材120,220は、断面形状における長手方向、すなわち第2板部材120,220の幅方向が、視点EPを中心とする径方向に沿うように、配置されている。
図8は、板部材がスリットに嵌め合わされた状態を拡大して示す模式図である。図8には、フロントガード100の第1板部材110にスリット1103が形成されており、このスリット1103に第2板部材120が嵌め合わされている状態が図示されている。
図8を参照して、スリット1103は、第1板部材110の端面に開口するように形成されている。スリット1103は、開口端11030において、第1板部材110の端面に開口している。スリット1103は、開口端11030の近傍において、第1板部材110の第1の長手方向DR1に沿う寸法が開口端11030に向かって次第に大きくなるように形成されている。スリット1103の第1の長手方向DR1に沿う寸法Lは、開口端11030において最大値Lmになる。スリット1103は、開口端11030に達するまで第1の長手方向DR1に沿う寸法が大きくなる部分を有している。
図9は、図8中のIX−IX線に沿う断面図である。図9を参照して、第2板部材120は、厚みtを有している。スリット1103の幅は、第1板部材110の第1の長手方向DR1に沿うスリット1103の寸法として定義される。スリット1103は、その幅が寸法dとなるように形成されている。第1の長手方向DR1に沿うスリット1103の寸法dは、スリット1103に嵌め合わされている第2板部材120の厚みtよりも大きくなっている。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態によれば、図2に示すように、複数の第1板部材110と複数の第2板部材120とが格子状に組み立てられたフロントガード100と、複数の第1板部材210と複数の第2板部材220とが格子状に組み立てられたトップガード200とが、作業機械用キャブ5に取り付けられている。これにより、フロントガード100およびトップガード200の強度を向上することができる。
運転員保護ガードの特性を評価するための性能要求事項は、ISO(International Organization for Standardization)10262に定められている。ISO10262には、レベルI、レベルIIの二つの許容基準が定義されている。板状の部材を格子状に組み合わせてフロントガード100およびトップガード200を形成することにより、ISO10262に定められるレベルIIの許容基準を満たす高強度な運転員保護ガードを実現することができる。
図5,7に示すように、複数の第1板部材110と複数の第2板部材120とは、運転員の視点EPを中心として放射状に配置されている。これにより、細長い板状の第1板部材110および第2板部材120の幅方向が運転員の視線に平行に配置され、第1板部材110および第2板部材120が運転員の視界の妨げとなることを抑制できるので、運転員の視界を確保することができる。
図4に示すように、複数の第1板部材110および第2板部材120のそれぞれが1枚の板から形成されており、第1板部材110のみにスリットが形成されており、第2板部材120は第1板部材110に形成されたスリットに嵌め合わされている。第2板部材120を第1板部材110のスリットに嵌め合わせた位置で第1板部材110と第2板部材120とを互いに溶接により固定することにより、格子状のフロントガード100が形成されている。これにより、フロントガード100を構成する部品点数を低減できるとともに、第1板部材110および第2板部材120の加工が容易になり、かつ第1板部材110と第2板部材120とを一体に組み立てる作業が容易になる。したがって、運転員保護ガードの製造作業性を向上することができる。
また図9に示すように、第1板部材110の第1の長手方向DR1に沿うスリット1103の寸法dは、スリット1103に嵌め合わされている第2板部材120の厚みtよりも大きくてもよい。
上述した通り第1板部材110を放射状に配置することに伴い、第2板部材120の厚み方向と第1の長手方向DR1とは直交せず互いに傾斜する。このとき、スリット(たとえば図4に示す、第2板部材121が嵌め合わされるスリット1111,1121,1131,1141,1151,1161)の延びる方向は、各々異なっている。第2板部材121をスリットに差し込む方向に対して、各々スリット1111,1121,1131,1141,1151,1161の延びる方向は一致せず、それぞれ方向が異なっている。そのため、第1の長手方向DR1に沿うスリット1103の寸法dを第2板部材120の厚みtとほぼ等しくすると、スリット1103内へ第2板部材120を嵌め込む作業が困難になる。
したがって、第1の長手方向DR1に沿うスリット1103の寸法dを第2板部材120の厚みtよりも大きくすることにより、スリット1103内へ第2板部材120を嵌め込む作業をより容易にできるので、運転員保護ガードの製造作業性をより向上することができる。
また図8に示すように、スリット1103は、スリット1103の開口端11030に達するまで、第1板部材110の第1の長手方向DR1に沿うスリット1103の寸法が大きくなる部分を有していてもよい。スリット1103を開口端11030に向けて広がる形状とすることで、第2板部材120をスリット1103により容易に嵌め合わせることができる。したがって、運転員保護ガードの製造作業性をさらに向上することができる。
また図5に示すように、複数の第1板部材110は、第2板部材120の第2の長手方向DR2に交差する平面に対して対称に配置されていてもよい。この場合の、第2の長手方向DR2に交差する平面は、作業機械用キャブ5の左右方向における中心線CL1を含む平面である。複数の第1板部材110は、左右方向における作業機械用キャブ5の中心線CL1に対して対称に配置されている。複数の第1板部材110を対称に配置することにより、運転員の良好な視界を確保することができる。
また、複数の第1板部材110は偶数枚であってもよい。複数の第1板部材110を奇数枚とすると、放射状に並べられている第1板部材110のうち中央の第1板部材110が、運転員に対して前方側の正面に配置される場合がある。運転員の正面に第1板部材110が配置されると、当該第1板部材110が運転員の視界の妨げとなる。そのため、複数の第1板部材110を偶数枚にすることで、運転員の正面に第1板部材110が配置されることを回避し易くなり、運転員の視界をより広くすることができる。
また図7に示すように、複数の第2板部材120は、第1の長手方向DR1に沿う下側に位置する第2板部材123,124と、第1の長手方向DR1に沿う上側に位置する第2板部材121,122とを含み、第2板部材123,124の間隔は、第2板部材121,122の間隔よりも小さい。図7に示す運転席25を併せて参照して、第2板部材123,124は、運転席25に着座している運転員の脚部分に相当する位置に配置されている。
ISO10262に定義されるレベルIIの許容基準に対応するには、運転員保護ガードに規定の荷重を加えた状態で、運転員に運転員保護ガードが干渉せず、運転員と運転員保護ガードとが互いに非接触であればよい。運転席に着座している運転員の脚は前方側にせり出しており、第2板部材123,124と運転員の脚との間の距離が小さいので、フロントガード100が変形すると運転員の脚に最も接触し易い。第2板部材123,124の間隔を相対的に小さくし、運転員の脚に相当する位置のフロントガード100の強度を相対的に高めることにより、飛来物の衝突時にフロントガード100が運転員の脚に接触しにくくなり、レベルIIの許容基準を満たすフロントガード100を実現することができる。
なお第2板部材121,122は、運転席25に着座している運転員の上半身に相当する位置に配置されている。運転席に着座している運転員の上半身と第2板部材121,122との間の距離は比較的大きく、第2板部材121,122は運転員から離れた位置に配置されている。そのため、飛来物の衝突時に第2板部材121,122の位置においてフロントガード100が変形しても、フロントガード100と運転員との接触の発生を抑制できる。したがって、第2板部材121,122間の間隔を大きくして視界をより広げても、フロントガード100の強度上問題はなく、レベルIIの許容基準を満たすとともに良好な視界が得られるフロントガード100を実現することができる。
一方、複数の第1板部材110,210は、作業機械用キャブ5の左右方向においてほぼ均一な間隔を形成するように配置されている。これにより、左右方向におけるフロントガード100およびトップガード200の強度の均一性を向上することができる。
また図2に示すように、格子状に組み立てられた複数の第1板部材110および複数の第2板部材120は、フレーム130によって取り囲まれていてもよい。第1板部材110および第2板部材120を溶接によりフレーム130に固定することで、フロントガード100の強度を向上することができる。フレーム130をボルト止めすることによりフロントガード100を作業機械用キャブ5に取り付けるようにすれば、フロントガード100をより容易に作業機械用キャブ5に取り付け一体化することができる。この場合、フレーム130をパイプ状の材料により作製することで、フレーム130の強度を向上し、作業機械用キャブ5へのボルト止めのために必要なフレーム130の強度を得ることができる。
図2を参照して、本実施の形態のガード付き作業機械用キャブ15によれば、作業機械を操作する運転員が搭乗する作業機械用キャブ5と、作業機械用キャブ5の前方側に設けられたフロントガード100と天井側に設けられたトップガード200とを備えている。このため、高強度で、良好な視界が得られ、製造作業性に優れた運転員保護ガード100,200を備えているガード付き作業機械用キャブ15を提供することができる。
図1を参照して、本実施の形態の作業機械(油圧ショベル1)は、上記のガード付き作業機械用キャブ15を備えている。このため、高強度で、良好な視界が得られ、製造作業性に優れた運転員保護ガード100,200を備えている作業機械(油圧ショベル1)を提供することができる。
(実施の形態2)
図10は、実施の形態2のガード付き作業機械用キャブの水平方向断面を示す模式図である。図10を参照して、本発明の実施の形態2は、フロントガード100の第1板部材110の配置において、実施の形態1と異なっている。実施の形態1では、複数の第1板部材110が作業機械用キャブ5の中心線CL1に対して線対称に配置されている例について説明した。実施の形態2では、複数の第1板部材110は、作業機械用キャブ5の内部空間に収容された運転席25の中心線CL2に対して線対称に配置されている。中心線CL2は、第2板部材120の第2の長手方向DR2に交差している。
なお、本実施の形態のこれ以外の構成は、上述した実施の形態1の構成と同様であるため同一の要素については同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
本実施の形態においても、複数の第1板部材110は、第2板部材120の第2の長手方向DR2に交差する平面に対して対称に配置されている。この場合の、第2の長手方向DR2に交差する平面は、作業機械用キャブ5の左右方向における運転席25の中心線CL2を含む平面である。このようにすれば、実施の形態1と同様に、運転員のより広い視界を確保することができる。
なお、これまでの実施の形態の説明では、複数の第1板部材110,210および複数の第2板部材120,220が、全て視点EPを起点とする放射状に配置されている例について説明したが、この構成に限られるものではない。つまり、全ての板部材が放射状に配置されていなくてもよく、一部の板部材のみが放射状に配置されていてもよい。たとえば、図1に示す油圧ショベル1の場合、作業機械用キャブ5の左右方向における右側の第1板部材110,210および第2板部材120,220のみが放射状に配置されていてもよい。
図1に示す油圧ショベル1では、上部旋回体3の前方左側にガード付き作業機械用キャブ15が配置され、ガード付き作業機械用キャブ15に対し右側に作業機4が配置されている。そのため、作業機械用キャブ5内に搭乗した運転員から作業機4の見える側、すなわち作業機械用キャブ5の左右方向における右側の第1板部材110,210および第2板部材120,220を放射状に配置すれば、運転員は作業機4をより容易に視認することができる。
複数の第1板部材110および第2板部材220のうち少なくとも2つが放射状に配置されていれば、作業機械用キャブ5内に搭乗した運転員の視界を第1板部材110または第2板部材220が妨げることを抑制できるので、運転員が外部を見ようとするときの視界をより大きくできる効果を得ることができる。上述した実施の形態1,2のように、第1板部材110および第2板部材220の全てを放射状に配置すれば、運転員の視界を最も大きく確保できるので望ましい。
また、これまでの実施の形態の説明では、第1板部材110の前方側にスリットが形成され、第1板部材210の上方側にスリットが形成され、第2板部材120,220がスリット内に嵌め合わされていたが、この構成に限られるものではない。スリットは、第1板部材と第2板部材とのいずれか一方に形成されていればよい。たとえば、第2板部材120にスリットが形成され、当該スリットに第1板部材110が嵌め合わされてもよい。またたとえば、第2板部材220にスリットが形成され、当該スリットに第1板部材210が嵌め合わされていてもよい。
スリットは、作業機械用キャブ5から離れる側の板部材の端部から切り欠く形状に替えて、作業機械用キャブ5に近接する側の板部材の端部から切り欠く形状としてもよい。上述した実施の形態1,2のように、作業機械用キャブ5から離れる側の板部材の端部を切り欠くスリットを形成する場合、スリットに嵌め合わされる板部材の幅に合わせてスリットの深さを最適に設計することで、フロントガード100およびトップガード200の作業機械用キャブ5から離れる側において第1板部材と第2板部材とを揃えて配置することができる。これにより、第1板部材または第2板部材が突き出ることを防止でき、意匠性に優れる運転員保護ガードを実現できるため望ましい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 油圧ショベル、2 下部走行体、3 上部旋回体、4 作業機、5 作業機械用キャブ、15 ガード付き作業機械用キャブ、25 運転席、100 フロントガード、110,111〜116,210,211〜216 第1板部材、120,121〜124,220,221,222 第2板部材、130,230 フレーム、141〜146 固定部、200 トップガード、1103,1111〜1114,1121〜1124,1131〜1134,1141〜1144,1151〜1154,1161〜1164 スリット、11030 開口端、CL1,CL2 中心線、DR1,DR3 第1の長手方向、DR2 第2の長手方向、EP 視点。

Claims (10)

  1. それぞれが1枚の板からなる複数の第1板部材と、
    それぞれが1枚の板からなる複数の第2板部材とを備え、
    前記複数の第1板部材の各々の第1の長手方向と前記複数の第2板部材の各々の第2の長手方向とが交差するように前記複数の第1板部材と前記複数の第2板部材とが格子状に組み立てられており、
    前記複数の第1板部材のうち少なくとも2つは、前記第1の長手方向視で放射状に配置されており、
    前記複数の第2板部材のうち少なくとも2つは、前記第2の長手方向視で放射状に配置されており、
    前記第1板部材と前記第2板部材とのいずれか一方の板部材のみにスリットが形成されており、
    前記第1板部材と前記第2板部材とのいずれか他方の板部材は、前記スリットに嵌め合わされ溶接により固定されており
    前記一方の板部材の長手方向に沿う前記スリットの寸法は、前記スリットに嵌め合わされている前記他方の板部材の厚みよりも大きい、運転員保護ガード。
  2. 前記スリットは、前記スリットの開口端に達するまで前記一方の板部材の長手方向に沿う前記スリットの寸法が大きくなる部分を有している、請求項1に記載の運転員保護ガード。
  3. 前記複数の第1板部材は、前記第2の長手方向に交差する平面に対して対称に配置されている、請求項1または2に記載の運転員保護ガード。
  4. 前記複数の第1板部材は偶数枚である、請求項1〜のいずれか1項に記載の運転員保護ガード。
  5. 前記複数の第2板部材は、前記第1の長手方向の一方側に位置する複数の一方側板部材と、前記第1の長手方向の他方側に位置する複数の他方側板部材とを含み、
    前記複数の一方側板部材同士の間隔は、前記複数の他方側板部材同士の間隔よりも小さい、請求項1〜のいずれか1項に記載の運転員保護ガード。
  6. 格子状に組み立てられた前記複数の第1板部材および前記複数の第2板部材を取り囲む枠部材をさらに備える、請求項1〜のいずれか1項に記載の運転員保護ガード。
  7. 作業機械を操作する運転員が搭乗する作業機械用キャブと、
    前記作業機械用キャブの前方側と天井側との少なくともいずれかに設けられた請求項1〜のいずれか1項に記載の運転員保護ガードとを備える、ガード付き作業機械用キャブ。
  8. 前記第1板部材は、前記作業機械用キャブの左右方向における前記作業機械用キャブの中心線に対して対称に配置されている、請求項に記載のガード付き作業機械用キャブ。
  9. 前記作業機械用キャブの内部空間に収容され、前記運転員が着座する運転席をさらに備え、
    前記第1板部材は、前記作業機械用キャブの左右方向における前記運転席の中心線に対して対称に配置されている、請求項に記載のガード付き作業機械用キャブ。
  10. 請求項7〜9のいずれか1項に記載のガード付き作業機械用キャブを備える、作業機械。
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