JP2517641Y2 - ヘッドガード天枠体 - Google Patents

ヘッドガード天枠体

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JP2517641Y2
JP2517641Y2 JP3814591U JP3814591U JP2517641Y2 JP 2517641 Y2 JP2517641 Y2 JP 2517641Y2 JP 3814591 U JP3814591 U JP 3814591U JP 3814591 U JP3814591 U JP 3814591U JP 2517641 Y2 JP2517641 Y2 JP 2517641Y2
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Japan
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crosspieces
crosspiece
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frame
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Inventor
二郎 滝井
Original Assignee
東洋運搬機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばフォークリフト
等の荷役車両に適用されるヘッドガード天枠体の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のヘッドガード天枠体とし
ては、例えば実開平2−113559号公報に記載され
たものが知られている。これは、基本的には、四枠状に
固定された前後左右の枠材と、これらの間に配設された
複数の桟材とから成り、前記桟材の間隔を運転席真上付
近は狭く、運転席真上付近から離れるに従って徐々に広
くしたものである。ところが、この様なものは、桟材の
間隔を運転席真上付近から離れるに従って徐々に広くし
たので、桟材の本数を減らせるものの、その分だけ強度
が不均一になって全体強度が低減し、JIS等で規定さ
れた所定の強度を保つ事が難しかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、叙上の問題
点に鑑み、これを解決する為に創案されたもので、その
目的とする処は、強度が不均一になって全体強度が低減
しない様にしたヘッドガード天枠体を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案のヘッドガード天
枠体は、基本的には、四枠状に固定された前後左右の枠
材と、これらの間に配設された複数の桟材とから成るヘ
ッドガード天枠体に於て、前記桟材の間隔を略一定にす
ると共に、断面形状を矩形にしてその長辺方向を運転者
の視線に沿って傾斜させた事に特徴が存する。
【0005】
【作用】複数の桟材が略一定の間隔を置いて配設されて
いるので、強度が不均一になって全体強度が低減する事
がない。各桟材の断面形状が矩形にされてその長辺方向
が運転者の視線に沿って傾斜されているので、桟材に依
り遮蔽される遮蔽範囲が極めて小さくなると共に、各遮
蔽範囲が略同じになる。この為、遮蔽範囲以外の開口範
囲がそれだけ大きくなるので、斜上方視界が大幅に拡大
する。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説
明する。図1は、本考案の第一実施例に係るヘッドガー
ド天枠体の概要を示す縦断側面図である。ヘッドガード
天枠体1は、枠材2と桟材3とからその主要部が構成さ
れている。ヘッドガード天枠体1は、フォークリフト等
の荷役車両の運転席を囲む車体の四隅に立設された支柱
4の上部に取付けられてヘッドガード5を構成する。枠
材2は、四枠状に固定された前後左右のもので、この例
では、角筒状を呈して居り、左右の縦枠材6の間に前後
の横枠材7が配されて溶接されている。桟材3は、前後
左右の枠材2の間に略一定の間隔Aを置いて配設すると
共に、断面形状を矩形にしてその長辺方向を運転者の視
線Bに沿って傾斜させた複数のもので、この例では、横
桟材8だけにしてあると共に、断面矩形状にしてあり、
四つにしてある。つまり、左右の縦枠材6の間に前後方
向に略一定の間隔Aを置いて横方向で板状のものが四つ
配してあると共に、夫々の長辺方向を運転者の視点Cを
中心とした放射状の視線Bに沿って傾斜させて溶接され
ている。次に、この様な構成に基づいて作用を述解す
る。横桟材8が前後方向に略一定の間隔Aを置いて配設
されているので、強度が不均一になって全体強度が低減
する事がない。横桟材8の断面形状が矩形にされてその
長辺方向が運転者の視点Cを中心とした放射状の視線B
に沿って傾斜されているので、横桟材8に依り遮蔽され
る遮蔽範囲Dが極めて小さくなると共に、各遮蔽範囲D
が略同じになる。この為、遮蔽範囲D以外の開口範囲E
がそれだけ大きくなるので、斜上方視界が大幅に拡大す
る。
【0007】次に、本考案の第二実施例を図2並びに図
3に基づいて説明する。第二実施例は、桟材3を横桟材
8と縦桟材9とで構成した点、縦桟材9は左右方向に略
一定の間隔Aを置いて配設した点、縦桟材9は断面矩形
状である点、縦桟材9は都合五つである点、縦桟材9は
その長辺方向を運転者の視線Bに沿って傾斜させた点、
が第一実施例と異なる。この様にすれば、前後方向は元
より左右方向に於ける斜上方視界が大幅に拡大する。
【0008】尚、桟材3は、先の実施例では、全部を傾
斜させたが、これに限らず、例えば前半を傾斜させて後
半を水平又は垂直状態にしても良い。縦桟材9は、第二
実施例では、傾斜させたが、これに限らず、例えば垂直
状態にしても良い。縦桟材9は、第二実施例では、横桟
材8と同じ高さで交差させたが、これに限らず、例えば
横桟材8の上又は下に重合して交差させても良い。
【0009】
【考案の効果】以上、既述した如く、本考案に依れば、
次の様な優れた効果を奏する事ができる。 (1) 枠材と桟材とで構成し、とりわけ桟材の間隔を
略一定にすると共に、断面形状を矩形にしてその長辺方
向を運転者の視線に沿って傾斜させたので、強度が不均
一になって全体強度が低減する事がない。 (2) 桟材の断面形状を矩形にしてその長辺方向を運
転者の視線に沿って傾斜させたので、桟材に依り遮蔽さ
れる遮蔽範囲が極めて小さくなると共に、各遮蔽範囲が
略同じになる。この為、遮蔽範囲以外の開口範囲がそれ
だけ大きくなるので、斜上方視界が大幅に拡大する。 (3) 桟材を横桟材と縦桟材とで構成して夫々その長
辺方向を運転者の視線に沿って傾斜させた場合には、前
後方向は元より左右方向に於ける斜上方視界が大幅に拡
大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例に係るヘッドガード天枠体
の概要を示す縦断側面図。
【図2】本考案の第二実施例に係るヘッドガード天枠体
の概要を示す平面図。
【図3】図2の縦断正面図。
【符号の説明】
1 ヘッドガード天枠体 2 枠材 3 桟材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四枠状に固定された前後左右の枠材と、
    これらの間に配設された複数の桟材とから成るヘッドガ
    ード天枠体に於て、前記桟材の間隔を略一定にすると共
    に、断面形状を矩形にしてその長辺方向を運転者の視線
    に沿って傾斜させた事を特徴とするヘッドガード天枠
    体。
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JPH04123853U JPH04123853U (ja) 1992-11-10
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WO2014155659A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 株式会社小松製作所 運転員保護ガード、ガード付き作業機械用キャブ、および作業機械

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