JP2577282Y2 - 枠組棚の支柱構造 - Google Patents

枠組棚の支柱構造

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JP2577282Y2
JP2577282Y2 JP1993006236U JP623693U JP2577282Y2 JP 2577282 Y2 JP2577282 Y2 JP 2577282Y2 JP 1993006236 U JP1993006236 U JP 1993006236U JP 623693 U JP623693 U JP 623693U JP 2577282 Y2 JP2577282 Y2 JP 2577282Y2
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JP
Japan
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column
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JP1993006236U
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English (en)
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JPH0665314U (ja
Inventor
大助 安藤
Original Assignee
小松フォークリフト株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は工場内、倉庫内等に設置
し、フォークリフトトラックやスタッカークレーン等の
昇降装置によって搬送した荷物を載置する枠組棚に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、枠組棚としては、以下に示すもの
が知られている。図1、図2に示すように、略四角形の
筒状となる支柱1が前後方向に相対向して立設され、該
前後の支柱1において、その相対向する面間にわたって
前方斜め上方に向かう支柱連結部材2と後方斜め上方に
向かう支柱連結部材2とが交互に複数溶接固着されると
共に、該前後の支柱1それぞれに上下に間隔をおいて左
右水平に向かう腕木3が固着され、該腕木3の両端部と
相対向する支柱1に固着した腕木3の両端部とにそれぞ
れ前後水平に向かう荷受部材4が架設されてフレーム体
5が構成されている。そして、前記フレーム体5が左右
に沿って間隔をおいて複数設けられて枠組棚が構成され
ており、前記フレーム体5の左右一方に設けた荷受部材
4と左右隣り合ったフレーム体5の左右他方に設けた荷
受部材4とにわたって図示していない昇降装置によって
搬送された荷物が載置されるようになっている。また、
他の枠組棚としては、前者とほぼ同様の構成であるもの
の、図3、図4に示すように、前後方向に相対向して立
設された支柱1において、形状が若干異なっており、こ
れは略四角形の筒状において、その前後の支柱1の相対
向側の面の中央部が上下に向かって切断されて開口部6
が形成されており、この開口部6に支柱連結部材2が挿
入されて溶接固着されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術であって、
前者においては、前後の支柱1に支柱連結部材2を溶接
固着する際、図5に示すように、支柱連結部材2の両端
部を斜めに加工するが、この加工精度がずれると、支柱
1と支柱連結部材2との固着部分に若干の間隙が生じ
て、このまま溶接すると、溶接強度不足が発生したり、
あるいは支柱連結部材2がずれて支柱1に溶接固着され
る恐れがあった。また、固着部分に間隙が生じないよう
に支柱連結部材2の両端部の加工寸法精度を高めると、
その加工作業に手間がかかり高コストとなるという問題
が生じていた。一方、後者においては、前後の支柱1に
おける相対向側の面に開口部6が形成されて、この開口
部6に支柱連結部材2が挿入されて溶接固着されるた
め、前述のような問題は解消されるものの、前後の支柱
1における相対向側の面において、その面が薄い平板状
となるので、この部分の剛性が劣ることで、支柱1全体
の剛性が低下するという問題が生じると共に、その面に
おける開口部6の縁部が切断された形状のままであるの
で、作業時、作業者の手等がその縁部よって傷つけられ
てしまうという危険があった。本考案は、これらの問題
を解消することをその課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、前後方向に相
対向して立設した前後の支柱と、該前後の支柱間にわた
って複数固着した支柱連結部材と、前記前後の支柱に上
下に間隔をおいて複数架設した前後水平に向かう左右の
荷受部材とからフレーム体を構成し、該フレーム体を左
右に沿って間隔をおいて複数設けてなる枠組棚におい
て、前記前後の支柱を、中央壁と左右の側壁とから前後
の支柱の相対向側を開口した断面コ字形に形成し、該左
右の側壁の端部それぞれに支柱の内部側に向かって鉤形
に屈曲する左右の鉤状壁を一体的に設けた構成にする。
【0005】
【作用】本考案は、前記支柱の左右の鉤状壁間に支柱連
結部材を挿入して溶接固着するので、支柱と支柱連結部
材との間に間隙が生じるのをなくすことができ、ここで
の溶接強度の低下を防止することができると共に、この
支柱連結部材の端部の加工作業も容易に行うことができ
る。また、前後の支柱における相対向側の面において
は、その面を左右の鉤状壁で形成しているので、ここで
の剛性を高めることができる。さらに、鉤状壁の縁端部
を支柱の内部側に位置するようにしたことで、作業時に
作業者が手等を鉤状壁の縁端部に触れて傷つけられると
いう危険をなくすことができる。
【0006】
【実施例】本考案による枠組棚の支柱構造について説明
する。枠組棚としては、図6に示すように、前後方向に
相対向して前後の支柱11を立設し、該前後の支柱11
間にわたって前方斜め上方に向かう支柱連結部材12と
後方斜め上方に向かう支柱連結部材12とを交互に溶接
固着すると共に、前記前後の支柱11それぞれに上下に
間隔をおいて左右水平に向かう腕木13を固着し、該腕
木13の左右両端部と相対向する支柱11に固着した腕
木13の左右両端部とにそれぞれ前後水平に向かう左右
の荷受部材14を架設してフレーム体15を構成してい
る。そして、前記フレーム体15を左右に沿って間隔を
おいて複数設けて枠組棚を構成しており、前記フレーム
体15の左右一方に設けた荷受部材14と左右隣り合っ
たフレーム体15の左右他方に設けた荷受部材14とに
わたって図示していない昇降装置によって搬送された荷
物を載置するようになっている。
【0007】そして、図7に示すように、前記枠組棚に
おいて前後に立設する支柱11は、中央壁11aと該中
央壁11aの両端部に一体的に設ける左右の側壁11b
とから前後の支柱11の相対向側を開口した断面コ字形
の柱材となり、この断面コ字形の柱材の両端部、すなわ
ち左右の側壁11bの端部それぞれに一端相対向する左
右の側壁に向かいそこより鉤形に屈曲して支柱11の内
部側に向かう鉤状壁11cを左右に一体的に設けた構成
とする。一方、前記前後の支柱11間にわたって複数溶
接固着する支柱連結部材12は、丸棒状となり、その両
端部に平行となる一対の平面部12aを加工形成して、
その厚さ寸法を前記支柱11の左右の鉤状壁11c間の
寸法とほぼ同寸法となるようにしている。そして、前記
支柱11の左右の鉤状壁11c間に支柱連結部材12の
端部を挿入して溶接固着されるようになっている。
【0008】このように構成したことで、支柱11に支
柱連結部材12を溶接固着する際、前記支柱11の左右
の鉤状壁11c間に支柱連結部材12を挿入して溶接固
着するので、支柱11と支柱連結部材12との間に間隙
が生じるのをなくすことができ、ここでの溶接強度の低
下を防止することができると共に、従来のような支柱連
結部材12の端部の加工精度によって支柱連結部材12
がずれて固着されるのをなくすことができ、溶接固着の
作業性の向上も行える。さらに、前記支柱連結部材12
の端部の加工作業も従来の斜めに加工するのと比べに平
面状に加工するだけなので容易に行うことができる。ま
た、前後の支柱11における相対向側の面においては、
その面を左右の鉤状壁11cで形成しているので、従来
の平板状に対して剛性を高めることができる。さらに、
鉤状壁11cの縁端部は切断部であるので、鋭角に形成
されているが、支柱11の内部側に位置するようになる
ので、作業時に作業者が手等を鉤状壁11cの縁端部に
当てて傷つけられるという危険をなくすことができると
共に、外観上も鉤状壁11cの縁端部を支柱11の内部
側に位置したことにより優れたものにすることができ
る。
【0009】
【発明の効果】本考案は、前後の支柱に支柱連結部材を
溶接固着する際、前記支柱の左右の鉤状壁間に支柱連結
部材を挿入して溶接固着するので、ここでの溶接強度が
低下するのを防止することができると共に、支柱に支柱
連結部材を溶接固着する作業や支柱連結部材の両端部の
加工作業も容易に行うことができ、コストの低減を図る
ことができる。また、前後の支柱における相対向側の面
において、その面を左右の鉤状壁で形成することで、従
来の平板状に対してこの部分での剛性を高めることがで
き、支柱全体の剛性高めることができる。さらに、前記
支柱の鋭角となる鉤状壁の縁端部を支柱の内部側に位置
するようになるので、作業時に作業者が手等を縁端部に
触れて傷つけられるという危険をなくして作業の安全性
を向上すことができる。また、前記支柱の鉤状壁の縁端
部を支柱の内部側に位置したことで、支柱の外観も優れ
たものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の枠組棚を示す斜視図。
【図2】図1におけるフレーム体の横断面図。
【図3】従来の他の枠組棚を示す斜視図。
【図4】図3におけるフレーム体の横断面図。
【図5】従来の枠組棚における支柱連結部材の支柱への
溶接固着状態説明図。
【図6】本考案による枠組棚を示す斜視図。
【図7】図6におけるフレーム体の横断面図。
【符号の説明】
1…支柱、2…支柱連結部材、3…腕木、4…荷受部
材、5…フレーム体、6…開口部、11…支柱、11a
…中央壁、11b…側壁、11c…鉤状壁、12…支柱
連結部材、12a…平面部、13…腕木、14…荷受部
材、15…フレーム体。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向に相対向して立設した前後の支
    柱11と、該前後の支柱11間にわたって複数固着した
    支柱連結部材12と、前記前後の支柱11に上下に間隔
    をおいて複数架設した前後水平に向かう左右の荷受部材
    14とからフレーム体15を構成し、該フレーム体15
    を左右に沿って間隔をおいて複数設けてなる枠組棚にお
    いて、 前記前後の支柱11を、中央壁11aと左右の側壁11
    bとから前後の支柱11の相対向側を開口した断面コ字
    形に形成し、該左右の側壁11bの端部それぞれに支柱
    11の内部側に向かって鉤形に屈曲する左右の鉤状壁1
    1cを一体的に設けたことを特徴とする枠組棚の支柱構
    造。
JP1993006236U 1993-02-23 1993-02-23 枠組棚の支柱構造 Expired - Lifetime JP2577282Y2 (ja)

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JPH0665314U JPH0665314U (ja) 1994-09-16
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