JPH0745407Y2 - キャブオーバ型車両のピラー構造 - Google Patents

キャブオーバ型車両のピラー構造

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JPH0745407Y2
JPH0745407Y2 JP1989061324U JP6132489U JPH0745407Y2 JP H0745407 Y2 JPH0745407 Y2 JP H0745407Y2 JP 1989061324 U JP1989061324 U JP 1989061324U JP 6132489 U JP6132489 U JP 6132489U JP H0745407 Y2 JPH0745407 Y2 JP H0745407Y2
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JP
Japan
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cab
type vehicle
deck
rear pillar
over type
Prior art date
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JP1989061324U
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JPH03280U (ja
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誠 砂野
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案はキャブオーバ型車両のピラー構造に関する。
b.従来の技術 キャブオーバー型車輛においては、第4図に示すように
リアピラーaの下部に通気孔bが複数個設けてあり、該
孔bから外気をキャブ内に取入れるようにしている。第
5図は同図の点線枠A内を拡大して示す斜視図であっ
て、a1はリアピラーアウタパネル、a2はリアピラーイ
ンナパネルである。また、リアピラーaの内部には、通
気孔bの下方にリーンフォースメントcが配設してあ
り、該リーンフォースメントcで補強した個所にデッキ
dを連結してある。
c.考案が解決しようとする課題 しかし、上記構造によると、通気孔bからキャブ内に騒
音が侵入することと、該孔bからキャブ内が見え、外観
が悪くなるという問題があった。
d.課題を解決するための手段 本考案は上記課題に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、インナパネルとアウタパネルの通気孔間
をリーンフォースメントで遮ることにより、上記欠点を
除くことができるキャブオーバ型車両のピラー構造を提
供することにあり、その要旨は、デッキの連結部を設け
ているリアピラーのインナパネルとアウタパネルのほぼ
対応する高さに、それぞれ通気孔を設けてなるキャブオ
ーバ型車両のピラー構造において、上記パネルの間にキ
ャビンとデッキの接続を強化するリーンフォースメント
を、リアピラーとデッキの連結部に共締めして取付ける
とともに、リーンフォースメントを上記連結部から上記
通気孔間を遮断する位置まで配設したことを特徴とする
キャブオーバ型車両のピラー構造にある。
以下、本考案の一実施例を、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
第1図ないし第3図において、1はリアピラーアウタパ
ネル、2はリアピラーインナパネルである。これらパネ
ル1,2には、複数の通気孔3がほぼ対応する高さに設け
てある。また、リアピラーインナパネル2の後縁部に
は、デッキ取付面2bが形成してあり、その下端部には後
述のデッキジョイント取付用のバカ穴が設けてある。4
はリーンフォースメントで、その前後縁部には折曲げ部
4a,4bが設けてあり、その上端は前記リアピラーアウタ
パネル1とリアピラーインナパネル2の最上部の各通気
孔3を遮る高さまで延設してある。なお、後方側折曲げ
部4bの下端部には、上記リアピラーインナパネル2のバ
カ穴に対応する位置にナット5が固着してある。そして
リーンフォースメント4は、その後方側折曲げ部4bをリ
アピラーインナパネル2のデッキ取付面2bの裏面に突設
し、前方側の折曲げ部4aをリアピラーインナ・アウタパ
ネル1,2の折曲げ部1a,2aの間に挾み、該折曲げ部1a,2a
にスポット溶接を施すことにより、リアピラー1に組付
けてある。また、リアピラーインナパネル2のデッキ取
付面2bには、第3図に示すようにデッキジョイント6を
当接し、これにボルト7を挿通してナット5に締付け固
定してある。
本実施例はこのように構成してあるので、外気は第1図
の矢印で示すようにリーンフォースメント4の上方に廻
込んでキャブ内に流れるので、通気効果に支障はない。
また、リーンフォースメント4の上縁を上方に延してリ
アピラーインナ・アウタパネル1,2の通気孔3の間を遮
るように構成しただけなので、生産コストの上昇は殆ん
どない。
e.考案の効果 本考案によれば、インナパネルとアウタパネルの通気孔
の間がリーンフォースメントで遮られるようになるの
で、これら通気孔からキャブ内に侵入する騒音が軽減す
る。
また、通気孔からキャブ内が見えなくなるので、外観が
向上するという効果も得られる。
さらに、本考案によれば、キャブオーバ型車両のキャビ
ンとデッキの連結部を強化することができる。従って、
強化・遮断という本来であれば2部品で2工程によって
行うべき作業を1部品で1工程によってできるように
し、作業を簡易にしている。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案に係る構造の一実施例を示
し、第1図は第4図の点線枠A内を拡大して示す斜視
図、第2図は第1図の構造を分解して示す斜視図、第3
図は第4図に示したB−B線による断面図、第4図はキ
ャブオーバー型車輛の側面図、第5図は第1図と対応す
る従来例を示す図である。 1……リアピラーアウタパネル、2……リアピラーイン
ナパネル、3……通気孔、4……リーンフォースメン
ト、6……デッキジョイント。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】デッキの連結部を設けているリアピラーの
    インナパネルとアウタパネルのほぼ対応する高さに、そ
    れぞれ通気孔を設けてなるキャブオーバ型車両のピラー
    構造において、上記パネルの間にキャビンとデッキの接
    続を強化するリーンフォースメントを、リアピラーとデ
    ッキの連結部に共締めして取付けるとともに、リーンフ
    ォースメントを上記連結部から上記通気孔間を遮断する
    位置まで配設したことを特徴とするキャブオーバ型車両
    のピラー構造。
JP1989061324U 1989-05-26 1989-05-26 キャブオーバ型車両のピラー構造 Expired - Lifetime JPH0745407Y2 (ja)

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JPH03280U JPH03280U (ja) 1991-01-07
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JPH03280U (ja) 1991-01-07

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