JPH04123853U - ヘツドガード天枠体 - Google Patents

ヘツドガード天枠体

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JPH04123853U
JPH04123853U JP3814591U JP3814591U JPH04123853U JP H04123853 U JPH04123853 U JP H04123853U JP 3814591 U JP3814591 U JP 3814591U JP 3814591 U JP3814591 U JP 3814591U JP H04123853 U JPH04123853 U JP H04123853U
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JP3814591U
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二郎 滝井
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東洋運搬機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 フオークリフト等の荷役車輌に用いられるヘ
ッドガードの強度が不均一になって全体強度が低減しな
い様にする。 【構成】 四枠状に固定された前後左右の枠材2の間に
配設された複数の桟材3,9の間隔を略一定にすると共
に、断面形状を矩形にしてその長辺方向を運転者の視線
に沿って傾斜させる。複数の桟材が略一定の間隔を置い
て配設されているので、強度が不均一になって全体強度
が低減する事がない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばフォークリフト等の荷役車両に適用されるヘッドガード天枠 体の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のヘッドガード天枠体としては、例えば実開平2−113559 号公報に記載されたものが知られている。 これは、基本的には、四枠状に固定された前後左右の枠材と、これらの間に配 設された複数の桟材とから成り、前記桟材の間隔を運転席真上付近は狭く、運転 席真上付近から離れるに従って徐々に広くしたものである。 ところが、この様なものは、桟材の間隔を運転席真上付近から離れるに従って 徐々に広くしたので、桟材の本数を減らせるものの、その分だけ強度が不均一に なって全体強度が低減し、JIS等で規定された所定の強度を保つ事が難しかっ た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解決する為に創案されたもので、その 目的とする処は、強度が不均一になって全体強度が低減しない様にしたヘッドガ ード天枠体を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のヘッドガード天枠体は、基本的には、四枠状に固定された前後左右の 枠材と、これらの間に配設された複数の桟材とから成るヘッドガード天枠体に於 て、前記桟材の間隔を略一定にすると共に、断面形状を矩形にしてその長辺方向 を運転者の視線に沿って傾斜させた事に特徴が存する。
【0005】
【作用】 複数の桟材が略一定の間隔を置いて配設されているので、強度が不均一になっ て全体強度が低減する事がない。 各桟材の断面形状が矩形にされてその長辺方向が運転者の視線に沿って傾斜さ れているので、桟材に依り遮蔽される遮蔽範囲が極めて小さくなると共に、各遮 蔽範囲が略同じになる。この為、遮蔽範囲以外の開口範囲がそれだけ大きくなる ので、斜上方視界が大幅に拡大する。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。 図1は、本考案の第一実施例に係るヘッドガード天枠体の概要を示す縦断側面 図である。 ヘッドガード天枠体1は、枠材2と桟材3とからその主要部が構成されている 。 ヘッドガード天枠体1は、フォークリフト等の荷役車両の運転席を囲む車体の 四隅に立設された支柱4の上部に取付けられてヘッドガード5を構成する。 枠材2は、四枠状に固定された前後左右のもので、この例では、角筒状を呈し て居り、左右の縦枠材6の間に前後の横枠材7が配されて溶接されている。 桟材3は、前後左右の枠材2の間に略一定の間隔Aを置いて配設すると共に、 断面形状を矩形にしてその長辺方向を運転者の視線Bに沿って傾斜させた複数の もので、この例では、横桟材8だけにしてあると共に、断面矩形状にしてあり、 四つにしてある。つまり、左右の縦枠材6の間に前後方向に略一定の間隔Aを置 いて横方向で板状のものが四つ配してあると共に、夫々の長辺方向を運転者の視 点Cを中心とした放射状の視線Bに沿って傾斜させて溶接されている。 次に、この様な構成に基づいて作用を述解する。 横桟材8が前後方向に略一定の間隔Aを置いて配設されているので、強度が不 均一になって全体強度が低減する事がない。 横桟材8の断面形状が矩形にされてその長辺方向が運転者の視点Cを中心とし た放射状の視線Bに沿って傾斜されているので、横桟材8に依り遮蔽される遮蔽 範囲Dが極めて小さくなると共に、各遮蔽範囲Dが略同じになる。この為、遮蔽 範囲D以外の開口範囲Eがそれだけ大きくなるので、斜上方視界が大幅に拡大す る。
【0007】 次に、本考案の第二実施例を図2並びに図3に基づいて説明する。 第二実施例は、桟材3を横桟材8と縦桟材9とで構成した点、縦桟材9は左右 方向に略一定の間隔Aを置いて配設した点、縦桟材9は断面矩形状である点、縦 桟材9は都合五つである点、縦桟材9はその長辺方向を運転者の視線Bに沿って 傾斜させた点、が第一実施例と異なる。 この様にすれば、前後方向は元より左右方向に於ける斜上方視界が大幅に拡大 する。
【0008】 尚、桟材3は、先の実施例では、全部を傾斜させたが、これに限らず、例えば 前半を傾斜させて後半を水平又は垂直状態にしても良い。 縦桟材9は、第二実施例では、傾斜させたが、これに限らず、例えば垂直状態 にしても良い。 縦桟材9は、第二実施例では、横桟材8と同じ高さで交差させたが、これに限 らず、例えば横桟材8の上又は下に重合して交差させても良い。
【0009】
【考案の効果】
以上、既述した如く、本考案に依れば、次の様な優れた効果を奏する事ができ る。 (1) 枠材と桟材とで構成し、とりわけ桟材の間隔を略一定にすると共に、断 面形状を矩形にしてその長辺方向を運転者の視線に沿って傾斜させたので、強度 が不均一になって全体強度が低減する事がない。 (2) 桟材の断面形状を矩形にしてその長辺方向を運転者の視線に沿って傾斜 させたので、桟材に依り遮蔽される遮蔽範囲が極めて小さくなると共に、各遮蔽 範囲が略同じになる。この為、遮蔽範囲以外の開口範囲がそれだけ大きくなるの で、斜上方視界が大幅に拡大する。 (3) 桟材を横桟材と縦桟材とで構成して夫々その長辺方向を運転者の視線に 沿って傾斜させた場合には、前後方向は元より左右方向に於ける斜上方視界が大 幅に拡大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例に係るヘッドガード天枠体
の概要を示す縦断側面図。
【図2】本考案の第二実施例に係るヘッドガード天枠体
の概要を示す平面図。
【図3】図2の縦断正面図。
【符号の説明】
1 ヘッドガード天枠体 2 枠材 3 桟材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四枠状に固定された前後左右の枠材と、
    これらの間に配設された複数の桟材とから成るヘッドガ
    ード天枠体に於て、前記桟材の間隔を略一定にすると共
    に、断面形状を矩形にしてその長辺方向を運転者の視線
    に沿って傾斜させた事を特徴とするヘッドガード天枠
    体。
JP3814591U 1991-04-24 1991-04-24 ヘッドガード天枠体 Expired - Fee Related JP2517641Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104246084A (zh) * 2013-03-29 2014-12-24 株式会社小松制作所 操作者护罩、用于作业机的装备防护罩的驾驶室和作业机
FR3029904A1 (fr) * 2014-12-15 2016-06-17 Manitou Bf Dispositif de protection contre la chute d'objets

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104246084A (zh) * 2013-03-29 2014-12-24 株式会社小松制作所 操作者护罩、用于作业机的装备防护罩的驾驶室和作业机
FR3029904A1 (fr) * 2014-12-15 2016-06-17 Manitou Bf Dispositif de protection contre la chute d'objets
WO2016097594A1 (fr) * 2014-12-15 2016-06-23 Manitou Bf Dispositif de protection contre la chute d'objets

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