JP5355432B2 - 入力装置、およびこれを備えた表示装置 - Google Patents

入力装置、およびこれを備えた表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、表示画面上に配置され、使用者が指やペン等で押圧することにより情報を入力することができる入力装置、およびこれを備えた表示装置に関する。
入力装置は、例えば、ガラスからなる第1基体に、PETフィルムからなる第2基体を対向配置した構成である(例えば、特許文献1参照)。第1基体には、その第1主面に、ITOからなる第1検出電極が設けられている。また、第2基体には、第1基体との対向面に、ITOからなる第2検出電極が設けられている。また、第1基体には、その第1主面に、第1検出電極および第2検出電極に電圧を印加するための検出電極用配線が設けられている。これにより、使用者が指やペン等で第2基体を押圧することにより、押圧された部位において第1検出電極と第2検出電極とが接触し、これによって入力装置に情報を入力することができる。
ところで、近年、使用者が入力装置の第2基体を押圧した場合に、押圧した使用者に対して、押しボタンスイッチを操作した場合と同様のリアルな押圧感(あるいはクリック感)を伝達する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
このような触角伝達技術を搭載した入力装置は、上記の構成に加えて、さらに次のような構成が設けられている。すなわち、第1基体には、その第2主面(第1主面とは反対側の面)に、複数の圧電素子が設けられている。また、第1基体には、その第2主面に、圧電素子に電圧を印加するための圧電素子用配線が設けられている。これにより、使用者の押圧操作による所定の荷重を検知した場合に圧電素子が振動し、圧電素子が設けられている第1基体が振動することにより、押圧した使用者に対してリアルな押圧感を伝達することができる。
特開2002−41231号公報 特開2004−118754号公報
しかしながら、上記従来の入力装置では、第1基体の第1主面に検出電極用配線が設けられており、第1基体の第2主面に圧電素子用配線が設けられている。このため、上記従来の入力装置では、第1基体の第1主面に検出電極用配線を形成した後に、当該第1主面とは反対側の第2主面に圧電素子用配線を形成する必要があった。すなわち、上記従来の入力装置では、検出電極用配線と圧電素子用配線とを一度に形成することができず、コストがかかるという問題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、コストを低減できる入力装置、およびこれを備えた表示装置に関する。
上記目的を達成するために本発明における入力装置は、入力領域、および入力領域の外側に位置する外側領域を有する入力装置であって、主面を有する第1基体と、前記第1基体の前記主面に対向する対向面を有する第2基体と、前記入力領域に対応する前記第1基体の前記主面上に設けられた第1検出電極と、前記入力領域に対応する前記第2基体の前記対向面上に設けられた第2検出電極と、前記外側領域に対応する前記第1基体の前記主面上に設けられており、かつ前記第1検出電極と電気的に接続された第1検出電極用配線と、前記外側領域に対応する前記第1基体の前記主面上に設けられており、かつ前記第2検出電極と電気的に接続された第2検出電極用配線と、前記外側領域に対応する前記第1基体の前記主面上に設けられており、かつ前記第1基体を振動させる振動体と、前記外側領域に対応する前記第1基体の前記主面上に設けられており、かつ前記振動体と電気的に接続された振動体用配線と、を備え、平面視において、前記第1基体の面積は、前記第2基体の面積よりも大きく、平面視において、前記振動体は、前記第2基体よりも外側に位置している
上記目的を達成するために本発明における表示装置は、本発明に係る入力装置と、前記入力装置における前記第1基体と対向配置される表示パネルと、を備える。
本発明の入力装置、およびこれを備えた表示装置は、コストを低減できるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る入力装置の概略構成を示す平面図である。 第1基体側から見た場合の、第2基体の概略構成を示す平面図である。 第2基体側から見た場合の、第1基体の概略構成を示す平面図である。 図3中に示したAの部分を拡大した図である。 図1中に示した切断線I−Iに沿って切断した断面図である。 入力装置の動作例を示すフローチャートである。 入力装置を備えた表示装置の概略構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、本発明の一実施形態の構成部材のうち、本発明を説明するために必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。したがって、本発明に係る入力装置、およびこれを備えた表示装置は、本明細書が参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。
図1に示すように、本実施形態に係る入力装置Xは、抵抗膜方式のタッチパネルであって、使用者が指やペン等で押圧することにより情報を入力するための入力領域Eと、入力領域Eの外側に位置する外側領域Eとを有している。また、入力装置Xは、第1基体10、および第2基体20を備えている。なお、以下では、第1基体10を説明する前に、第2基体20について説明する。
図2に示すように、第2基体20は、第1基体10と対向する対向面20aを有している。第2基体20は、透光性および可撓性を有している。ここで、透光性とは、可視光に対する透過性を有することを意味する。また、第2基体20は、対向面20aに対して交差する方向に光を適切に透過することが可能な構成とされるとともに、電気的な絶縁性を充分に有する構成とされている。第2基体20の構成材料としては、ガラスあるいはプラスチック等の透光性を有するものが挙げられるが、中でも高品質の観点においてガラスが好ましい。なお、本実施形態において第2基体20の平面視形状は略矩形状とされているが、これには限られない。
第2検出電極21は、入力領域Eに対応する第2基体20の対向面20a上に設けられている。第2検出電極21は、後述する第1基体10の第1検出電極12との接触点における電位の検出に寄与するものであり、対向面20aに対して交差する方向に光を適切に透過するように構成されている。第2検出電極21の構成材料としては、透光性を有する導電部材が挙げられる。透光性を有する導電部材としては、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、ATO(Antimony Tin Oxide)、酸化錫、あるいは酸化亜鉛等が挙げられる。
図3に示すように、第1基体10は、主面10aを有している。第1基体10は、第2基体20と対向配置されており、透光性を有している。また、第1基体10は、主面10aに対して交差する方向に光を適切に透過することが可能な構成とされるとともに、電気的な絶縁性を充分に有する構成とされている。また、図1に示すように、平面視において、第1基体10の面積は、第2基体20の面積よりも大きい。第1基体10の構成材料としては、ガラスあるいはプラスチック等の透光性を有するものが挙げられるが、中でも高品質の観点においてガラスが好ましい。なお、本実施形態において第1基体10の平面視形状は略矩形状とされているが、これには限られない。
第1検出電極11は、入力領域Eに対応する第1基体10の主面10a上に設けられている。すなわち、平面視において第1検出電極11と第2検出電極21とが重なる領域が入力領域Eとなる。第1検出電極11は、第2検出電極21との接触点における電位の検出に寄与するものであり、主面10aに対して交差する方向に光を適切に透過するように構成されている。第1検出電極11の構成材料としては、第2検出電極21と同様のものが挙げられる。
また、第1検出電極11上には、ドットスペーサ12が設けられている。ドットスペーサ12は、第1検出電極11と第2検出電極21とを押圧位置で接触させる(情報を入力する)場合に、該押圧位置以外の領域において第1検出電極11と第2検出電極21との不要な接触が発生するのを低減する役割を担う部材である。また、ドットスペーサ12は、複数のドット状のスペーサにより構成されている。ドットスペーサ12の構成材料としては、例えば、熱硬化性樹脂あるいは紫外線硬化性樹脂が挙げられ、耐環境性の観点からは熱硬化性樹脂が好ましく、製造効率の観点からは紫外線硬化性樹脂が好ましい。
また、外側領域Eに対応する第1基体10の主面10a上には、第1検出電極用配線13および第2検出電極用配線14が設けられている。第1検出電極用配線13は、第1検出電極11に対して電圧を印加する役割を担う部材である。このため、第1検出電極用配線13は、第1検出電極11と電気的に接続されているとともに、フレキシブル基板30と電気的に接続されている。また、第2検出電極用配線14は、第2検出電極21に対して電圧を印加する役割を担う部材である。このため、第2検出電極用配線14は、導電性接着材S(図5参照)を介して第2検出電極21と電気的に接続されているとともに、フレキシブル基板30と電気的に接続されている。
本実施形態においてこれら検出電極用配線13,14は、例えば、硬質で高い形状安定性を得るべく、金属薄膜で構成されている。この金属薄膜としては、例えば、アルミニウム膜、アルミニウム合金膜、クロム膜とアルミニウム膜との積層膜、あるいはクロム膜とアルミニウム合金膜との積層膜が挙げられる。
また、外側領域Eに対応する第1基体10の主面10a上には、圧電素子(振動体)40a〜40dが設けられている。具体的には、圧電素子40a〜40dは、図3に示すように、第1検出電極用配線13および第2検出電極用配線14よりも外側の、第1基体10の主面10a上に設けられている。また、圧電素子40a〜40dは、図1に示すように、平面視において、第2基体20よりも外側に位置している。すなわち、第1基体10の面積は、第2基体20の面積よりも大きいので、第1基体10と第2基体20とを貼り合わせた後に、容易に、圧電素子40a〜40dを第1基体10の主面10a上に配置することができる。また、本実施形態において圧電素子40a〜40dの平面視形状は略矩形状である。このため、圧電素子40a〜40dは、図4に示すように、平面視において、長辺Saと短辺Sbとを有している。なお、本実施形態における入力装置Xは、4つの圧電素子40a〜40dが設けられているが、圧電素子の数についてはこれには限られず、任意である。
なお、以下では、圧電素子を説明する際、特に区別する必要がある場合にのみ、例えば、圧電素子40aのように、それぞれを区別するための英小文字を付して説明し、特に区別する必要がない場合、あるいは、総称する場合には、例えば、圧電素子40のように、英小文字を付さずに説明する。
圧電素子40は、図4に示すように、正の電圧が印加される第1電源供給端子41と、負の電圧が印加される第2電源供給端子42とを有している。また、圧電素子40は、第1電源供給端子41と電気的に接続される第1電極411と、第2電源供給端子42と電気的に接続される第2電極421とを有している。すなわち、圧電素子40は、当該圧電素子40に加えられた力を電圧に変換するとともに、電極411,421および電源供給端子41,42を介して印加される電圧を力(振動)に変換する、いわゆる圧電効果を利用したピエゾ素子である。本実施形態における圧電素子40は、複数枚の圧電体を貼り合わせることによって構成されるバイモルフ型の圧電素子であるが、これに限らず、モノモルフ型の圧電素子であってもよい。
圧電素子40は、第2基体20への押圧荷重を検出するとともに、第1基体10および第2基体20を振動させる役割を担う部材である。すなわち、本実施形態における圧電素子40は、荷重を検出する機能と、振動する機能との双方の機能を有している。ここで、まず、圧電素子40の荷重検出機能について説明する。すなわち、使用者が第2基体20を押圧すると、圧電素子40が撓む。つまり、第2基体20への押圧荷重に応じて、圧電素子40の撓み量が変移することになる。圧電素子40は、撓み量を、当該撓み量に応じた電圧に変換する。これにより、圧電素子40により第2基体20の押圧荷重を検出することができる。なお、上記では、荷重検出機能を圧電素子40によって実現している例について説明したが、これに限らず、例えば、歪みセンサ等の荷重センサによって実現してもよい。
次に、圧電素子40の振動機能について説明する。すなわち、制御部(コントローラ)50からの指示によって、後述する圧電素子用配線61,62、電源供給端子41,42、および電極411,421を介して圧電素子40に電圧が印加されると、当該圧電素子40は振動する。なお、本実施形態における制御部50は、フレキシブル基板30上に設けられているが、これには限られない。圧電素子40が振動するので、圧電素子40が設けられた第1基体10は振動する。第1基体10が振動するので、第1基体10と対向配置される第2基体20も振動する。これにより、第2基体20を押圧した使用者に対して押圧感が伝達される。なお、上記では、振動機能を圧電素子40によって実現している例について説明したが、これに限らず、例えば、電磁式振動体、モータ等によって実現してもよい。
また、外側領域Eに対応する第1基体10の主面10a上には、第1圧電素子用配線(振動体用配線)61および第2圧電素子用配線(振動体用配線)62が設けられている。具体的には、圧電素子用配線61,62は、第1検出電極用配線13および第2検出電極用配線14よりも外側の、第1基体10の主面10a上に設けられている。第1圧電素子用配線61は、第1電源供給端子41と電気的に接続されているとともに、フレキシブル基板30と電気的に接続されている。また、第2圧電素子用配線62は、第2電源供給端子42と電気的に接続されているとともに、フレキシブル基板30と電気的に接続されている。
このように、本実施形態では、第1検出電極用配線13および第2検出電極用配線14が設けられた第1基体10の主面10aと同じ主面10a上に、第1圧電素子用配線61および第2圧電素子用配線62が設けられている。すなわち、本実施形態では、検出電極用配線13,14および圧電素子用配線61,62は、外側領域Eに対応する第1基体10の主面10a上にのみ設けられている。このため、本実施形態における入力装置Xでは、検出電極用配線13,14と圧電素子用配線61,62とを、例えば、フォトリソグラフィあるいはスクリーン印刷等によって、第1基体10の主面10a上に一度に形成することができる。そのため、本実施形態における入力装置Xは、上記従来の入力装置と比べて、コストを低減することができる。
なお、圧電素子用配線61,62の構成材料は、検出電極用配線13,14の構成材料と同じであることが好ましい。圧電素子用配線61,62の構成材料と検出電極用配線13,14の構成材料とが同じであれば、検出電極用配線13,14と圧電素子用配線61,62とを、第1基体10の主面10a上に一度に形成することが容易となる。
ここで、図4に示すように、圧電素子用配線61,62は、圧電素子40の短辺Sbと平面視において交差し、かつ圧電素子40の短辺Sbの一部と対応する第1基体10と圧電素子40との間に介在され電源供給端子41,42と接続されることが好ましい。具体的には、圧電素子用配線61,62は、圧電素子40a〜40cの短辺Sbを貫くようにして設けられていることが好ましい。このようにすると、圧電素子用配線61,62が圧電素子40の長辺Saを介して電源供給端子41,42と接続されている態様と比べて、外側領域Eを小さくすることができる。
また、本実施形態における入力装置Xは、上記従来の入力装置と比べて、図5に示すように、入力装置Xにおける厚み方向の幅Wを小さくすることができる。すなわち、上記従来の入力装置では、圧電素子は、第1基体の主面とは反対側の面(裏面)に設けられている。このため、上記従来の入力装置では、圧電素子の厚み分、入力装置における厚み方向の幅が大きくなる。これに対して、本実施形態における入力装置Xでは、圧電素子40は、第1基体10の主面10a上に設けられているので、入力装置Xにおける厚み方向の幅Wを小さくすることができる。そのため、本実施形態における入力装置Xは、上記従来の入力装置と比べて、薄型化を実現することができる。
次に、上記の構成に係る入力装置Xの動作について、図6を参照しながら説明する。
図6に示すように、圧電素子40は、例えば、使用者が第2基体20を押圧した場合に、第2基体20への押圧荷重を検出する(Op1)。そして、制御部50は、使用者による第2基体20への押圧操作が、表示画面に表示された入力オブジェクトに対する押圧操作である場合に、Op1にて検出された押圧荷重が閾値以上であるか否かを判定する(Op2)。
制御部50は、Op1にて検出された押圧荷重が閾値以上であると判定すれば(Op2にてYES)、圧電素子40を振動させる(Op3)。そして、Op3にて振動された圧電素子40により第1基体10が振動する。第1基体10が振動するので、第1基体10と対向配置される第2基体20も振動する。これにより、第2基体20を押圧した使用者に対して押圧感が伝達される。一方、制御部50は、Op1にて検出された押圧荷重が閾値未満であると判定すれば(Op2にてNO)、図6の処理を終了する。
次に、入力装置Xを備えた表示装置Yについて、図7を参照しながら説明する。
図7に示すように、本実施形態に係る表示装置Yは、入力装置Xと、入力装置Xと対向配置される液晶表示装置Zとを備えている。
液晶表示装置Zは、液晶表示パネル70、バックライト71、および筐体72を備えている。
バックライト71は、光源71aおよび導光板71bを含んでいる。光源71aは、導光板71bに向けて光を出射する役割を担う部材であり、例えば、LED(Light Emitting Diode)から構成される。なお、LEDの代わりに、冷陰極蛍光ランプ(CCFL)、ハロゲンランプ、キセノンランプ、EL(Electro-Luminescence)であってもよい。導光板71bは、液晶表示パネル70の下面全体にわたって、光源71aからの光を略均一に導くための役割を担う部材である。
筐体72は、液晶表示パネル70およびバックライト71を収容する役割を担うものであり、上側筐体72aおよび下側筐体72bを含んで構成される。筐体72の構成材料としては、例えば、ポリカーボネート等の樹脂、あるいはステンレス(SUS)やアルミニウム等の金属が挙げられる。
ここで、液晶表示装置Zは、例えば、ホウ素、ウレタン材、あるいはアクリル樹脂系の両面粘着テープからなる緩衝材Tで入力装置Xを支持している。緩衝材Tの数は任意であるが、本実施形態においては、液晶表示装置Zは、6つの緩衝材Tで入力装置Xを支持している。これにより、表示装置Yは、入力装置Xを振動させることが可能となり、使用者に対して押圧感を伝達することが可能となる。
表示装置Yは、例えば、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯用の端末装置、工場等の産業用途で使用されるプログラマブル表示器、電子手帳、パーソナルコンピュータ、複写機、あるいはゲーム用の端末装置等の種々の電子機器に備えられる。
なお、上記では、入力装置Xが抵抗膜方式のタッチパネルである例について説明したが、これに限定されない。すなわち、入力装置は、静電容量方式のタッチパネルであってもよい。この場合、入力装置には、入力領域に対応する第1基体の主面上に設けられており、かつ第1方向に沿って配列された第1検出電極と、入力領域に対応する第1基体の主面上に設けられており、かつ第2方向に沿って配列された第2検出電極と、外側領域に対応する第1基体の主面上に設けられており、かつ第1検出電極および第2検出電極に電圧を印加するための検出電極用配線とが設けられている。また、入力装置には、外側領域に対応する第1基体の主面上に設けられており、かつ第1基体を振動させる圧電素子と、外側領域に対応する第1基体の主面上に設けられており、かつ圧電素子に電圧を印加するための圧電素子用配線とが設けられている。
また、上記では、入力装置Xが設けられる表示パネルが液晶表示パネルである例について説明したが、これに限定されない。すなわち、入力装置Xが設けられる表示パネルは、CRT、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ、無機ELディスプレイ、LEDディスプレイ、蛍光表示管、電界放出ディスプレイ、表面電界ディスプレイ、電子ペーパ等であってもよい。
X 入力装置
Y 表示装置
10 第1基体
10a 第1基体の主面
11 第1検出電極
13 第1検出電極用配線
14 第2検出電極用配線
20 第2基体
21 第2検出電極
40a〜40c 圧電素子(振動体)
41 第1電源供給端子
42 第2電源供給端子
61 第1圧電素子用配線(振動体用配線)
62 第2圧電素子用配線(振動体用配線)
70 液晶表示パネル(表示パネル)
入力領域
外側領域

Claims (7)

  1. 入力領域、および入力領域の外側に位置する外側領域を有する入力装置であって、
    主面を有する第1基体と、
    前記第1基体の前記主面に対向する対向面を有する第2基体と、
    前記入力領域に対応する前記第1基体の前記主面上に設けられた第1検出電極と、
    前記入力領域に対応する前記第2基体の前記対向面上に設けられた第2検出電極と、
    前記外側領域に対応する前記第1基体の前記主面上に設けられており、かつ前記第1検出電極と電気的に接続された第1検出電極用配線と、
    前記外側領域に対応する前記第1基体の前記主面上に設けられており、かつ前記第2検出電極と電気的に接続された第2検出電極用配線と、
    前記外側領域に対応する前記第1基体の前記主面上に設けられており、かつ前記第1基体を振動させる振動体と、
    前記外側領域に対応する前記第1基体の前記主面上に設けられており、かつ前記振動体と電気的に接続された振動体用配線と、を備え
    平面視において、前記第1基体の面積は、前記第2基体の面積よりも大きく、
    平面視において、前記振動体は、前記第2基体よりも外側に位置している、入力装置。
  2. 前記振動体は、平面視矩形状であり、かつ電源供給端子を有しており、
    前記振動体用配線は、前記振動体の短辺と平面視において交差し、かつ前記振動体の短辺の一部と対応する前記第1基体と前記振動体との間に介在され前記電源供給端子と接続される、請求項1に記載の入力装置。
  3. 平面視において、前記振動体用配線は、前記振動体の短辺同士を貫くようにして設けられている、請求項に記載の入力装置。
  4. 前記振動体用配線の構成材料は、前記検出電極用配線の構成材料と同じである、請求項1〜のいずれか一項に記載の入力装置。
  5. 前記振動体は、印加される電圧に基づいて振動する圧電素子である、請求項1〜のいずれか一項に記載の入力装置。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載の入力装置と、
    前記入力装置における前記第1基体と対向配置される表示パネルと、を備えた表示装置
  7. 前記表示パネルは、液晶表示パネルである、請求項に記載の表示装置。
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