JP5537717B1 - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】検出精度の向上を図ることが可能な電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器1は、可動ユニット10と、可動ユニット10を介して印加された圧力を検出する感圧センサ60と、感圧センサ60を介して可動ユニット10を支持する支持部材80と、を備えており、可動ユニット10は、透明部分22と、透過部分22の周囲に設けられた遮蔽部分23と、を有するカバー部材20と、カバー部材20の遮蔽部分23に固定された枠状の補強部材30と、表示領域51を有し、表示領域51が補強部材30の開口311を介して透明部分22に対向するように、補強部材30に固定された表示手段50と、カバー部材20と表示手段50との間に設けられたタッチパネル40と、を備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、表示装置とタッチパネルと感圧センサを備えた電子機器に関するものである。
表示装置にタッチパネルを装着して画面上の入力位置を検出すると共に、感圧センサを用いてタッチパネルに印加された押圧力を検出する電子機器が知られている(例えば特許文献1及び2参照)。こうした電子機器では、感圧センサが、タッチパネルの四隅に個別に設けられたり、タッチパネルの外縁に沿って環状に設けられている。
国際公開第2007/091600号 特開2010−244514号公報
上述の電子機器において表示領域が大型化した場合に、タッチパネルや当該タッチパネルを覆っているカバー部材の剛性が低いと、押圧に伴ってタッチパネルやカバー部材が撓んでしまい、感圧センサが押圧を正確に検出できない場合があるという問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、検出精度の向上を図ることが可能な電子機器を提供することである。
[1]本発明に係る電子機器は、可動ユニットと、前記可動ユニットを介して印加された圧力を検出する感圧センサと、前記感圧センサを介して前記可動ユニットを支持する支持部材と、を備えており、前記可動ユニットは、透明部分と、前記透過部分の周囲に設けられた遮蔽部分と、を有するカバー部材と、前記カバー部材の前記遮蔽部分に固定された枠状の補強部材と、表示領域を有し、前記表示領域が前記補強部材の開口を介して前記透明部分に対向するように、前記補強部材に固定された表示手段と、前記カバー部材と前記表示手段との間に設けられたタッチパネルと、を備えたことを特徴とする。
[2]上記発明において、前記タッチパネルと前記表示手段とが相互に密着していてもよい。
[3]上記発明において、前記表示手段は、前記表示領域の周囲に設けられた外縁領域を有し、前記タッチパネルは、粘着剤又は接着剤を介して前記外縁領域に固定されていてもよい。
[4]上記発明において、前記電子機器は、前記可動ユニットと前記支持部材との間に介在し、前記感圧センサよりも外側に位置する無端状のシール部材をさらに備えており、前記シール部材は、前記感圧センサの圧縮弾性率よりも相対的に低い圧縮弾性率を有してもよい。
[5]上記発明において、前記電子機器は、前記支持部材からの前記可動ユニットの所定距離以上の離反を制限する制限手段をさらに備えてもよい。
[6]上記発明において、前記補強部材は、前記カバー部材の主面に対して実質的に平行な方向に延在する本体部と、前記本体部の内縁から前記支持部材に向かって突出する突出部と、を有し、前記表示手段は、前記突出部の先端に固定され、前記感圧センサは、前記本体部と前記支持部材との間に設けられていてもよい。
[7]上記発明において、前記感圧センサは、前記表示手段と前記支持部材との間に設けられていてもよい。
[8]上記発明において、前記可動ユニットは、前記補強部材に固定されていると共に前記表示手段の背面を覆っている第2の補強部材を備えており、前記感圧センサは、前記第2の補強部材と前記支持部材との間に設けられていてもよい。
本発明では、カバー部材と表示手段が補強部材を介して連結され、当該カバー部材と表示手段の間にタッチパネルが設けられている。これにより、可動ユニットの剛性が向上するので、電子機器の表示領域が大型化しても感圧センサが圧力を正確に検出することができ、検出精度の向上を図ることができる。
図1は、本発明の第1実施形態における電子機器の平面図である。 図2は、図1のII-II線に沿った断面図である。 図3は、本発明の第1実施形態におけるカバー部材の平面図である。 図4は、本発明の第1実施形態における補強部材の底面図である。 図5は、本発明の第1実施形態におけるタッチパネルの分解斜視図である。 図6は、本発明の第1実施形態における表示装置の平面図である。 図7は、本発明の第1実施形態における感圧センサの断面図である。 図8は、本発明の第1実施形態における支持部材上の感圧センサの配置を示す平面図である。 図9は、本発明の第1実施形態における支持部材上の感圧センサの配置の変形例を示す平面図である。 図10は、本発明の第2実施形態における電子機器の断面図である。 図11は、本発明の第3実施形態における電子機器の断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<<第1実施形態>>
図1及び図2は本発明の第1実施形態における電子機器の平面図及び断面図、図3はカバー部材の平面図、図4は補強部材の底面図、図5はタッチパネルの分解斜視図、図6は表示装置の平面図、図7は感圧センサの断面図、図8及び図9は支持部材上の感圧センサの配置を示す平面図である。
本実施形態における電子機器1は、図1及び図2に示すように、可動ユニット10と、感圧センサ60と、シール部材70と、支持部材80と、を備えており、可動ユニット10は、カバー部材20と、補強部材30と、タッチパネル40と、表示装置50と、を備えている。可動ユニット10は、感圧センサ60とシール部材70を介して支持部材80に支持されており、感圧センサ60及びシール部材70の弾性変形によって、支持部材80に対する可動ユニット10の微小な上下動が許容されている。
この電子機器1は、操作者の指等によって画面上における任意の位置が示されると、タッチパネル30によってそのXY座標位置を検出することが可能となっている。また、操作者の指等によって可動ユニット10が押圧されると、この電子機器1は、感圧センサ60によってその押圧操作を検出することが可能となっている。
カバー部材20は、図2及び図3に示すように、可視光線を透過することが可能な透明基板21から構成されている。こうした透明基板21を構成する材料の具体例としては、例えば、ガラス、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリカーボネート(PC)等を例示することができる。
この透明基板21の下面には、例えば白色インクや黒色インク等を塗布することで形成された遮蔽部分(額縁部分)23が設けられている。この遮蔽部23は、透明基板21の下面において中央に位置する矩形状の透明部分22を除いた領域に枠状に形成されている。なお、白色や黒色に加飾された加飾部材を透明基板21の下面に貼り合わせることで、遮蔽部分23を形成してもよい。
補強部材30は、図2及び図4に示すように、カバー部材20の下面に粘着剤24を介して固定された枠状の部材である。この補強部材30は、カバー部材20の遮蔽部分23に貼り付けられているので、操作者からはこの補強部材30を視認できないようになっている。なお、本実施形態において、粘着剤24,25,33,83に代えて、接着剤を用いてもよい。
この補強部材30は、本体部31と、突出部32と、を有している。本体部31は、矩形枠形状を有しており、カバー部材20の主面に対して実質的に平行な方向に延在している。一方、突出部32は、本体部31の開口311に連通した角筒形状を有しており、本体部31の内縁から下方に向かって突出している。この突出部32の先端面には、表示装置50がネジ止めされるネジ穴321が形成されている。この補強部材30は、例えば、ステンレス(SUS)等の金属材料、ABS樹脂やポリカーボネート(PC)等の樹脂材料、繊維強化プラスチック(FRP)等の複合材料等の硬くて加工性に優れた材料で構成されており、本体部31と突出部32とが一体的に形成されている。
タッチパネル40は、図5に示すように、相互に重ね合わせられた2枚の電極シート41,42を備えた静電容量方式のタッチパネルである。なお、タッチパネルの構造は、特にこれに限定されず、例えば、抵抗膜方式のタッチパネルや、電磁誘導方式のタッチパネルを採用してもよい。また、以下に説明する第1の電極パターン412や第2の電極パターン422をカバー部材20の下面に形成して、カバー部材20をタッチパネルの一部として利用してもよい。
第1の電極シート41は、可視光線を透過可能な第1の透明基材411と、この第1の透明基材411上に設けられた複数の第1の電極パターン412と、を有している。
第1の透明基材411を構成する具体的な材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)、ビニル系樹脂、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド(PA)、ポリイミド(PI)、ポリビニルアルコール(PVA)、アクリル樹脂、トリアセチルセルロース(TAC)等の樹脂材料を例示することができる。
第1の電極パターン412は、例えば、酸化インジウム錫(ITO)や導電性高分子から構成された透明電極であり、図5中のY方向に沿って延在する短冊形状の面状パターン(所謂ベタパターン)で構成されている。図5に示す例では、第1の透明基材411上において、9本の第1の電極パターン412が相互に平行に並べられている。なお、第1の電極パターン412の形状、数、配置等は上記に特に限定されない。
第1の電極パターン412をITOで構成する場合には、例えば、スパッタリング、フォトリソグラフィ、及び、エッチングによって形成する。一方、第1の電極パターン412を導電性高分子で構成する場合には、ITOの場合と同様にスパッタリング等によって形成してもよいし、或いは、スクリーン印刷やグラビアオフセット印刷等の印刷法や、コーティングした後にエッチングを行うことによって形成してもよい。
第1の電極パターン412を構成する導電性高分子の具体例としては、例えば、ポリチオフェン系、ポリピロール系、ポリアニリン系、ポリアセチレン系、ポリフェニレン系等の有機化合物を例示することができるが、この中でもPEDOT/PSS化合物を用いることが好ましい。
なお、この第1の電極パターン412を、導電性ペーストを第1の透明基材411上に印刷して硬化させることで形成してもよい。この場合には、タッチパネル30の十分な光透過性を確保するために、それぞれの第1の電極パターン412を、面状パターンに代えて、メッシュ状に形成する。導電性ペーストとしては、例えば、銀(Ag)や銅(Cu)等の金属粒子と、ポリエステルやポリフェノール等のバインダと、を混合したものを用いることができる。
複数の第1の電極パターン412は、第1の引出配線パターン413を介して、特に図示しないタッチパネル駆動回路に接続されている。この第1の引出配線パターン413は、第1の透明基材411上において、カバー部材20の遮蔽部分23に対向する位置に設けられており、操作者からはこの第1の引出配線パターン413を視認できないようになっている。このため、この第1の引出配線パターン413は、導電性ペーストを第1の透明基材411上に印刷して硬化させることが形成されている。
第2の電極シート42も、可視光線を透過可能な第2の透明基材421と、この第2の透明基材421上に設けられた複数の第2の電極パターン422と、を有している。
第2の透明基材421は、上述の第1の透明基材411と同様の材料で構成されている。また、第2の電極パターン422も、上述の第1の電極パターン412と同様に、例えば、酸化インジウム錫(ITO)や導電性高分子から構成された透明電極である。
この第2の電極パターン422は、図5中のX方向に沿って延在する短冊状の面状パターンで構成されている。図5に示す例では、第2の透明基材421上において、6本の第2の電極パターン422が相互に平行に並べられている。なお、第2の電極配線パターン422の形状、数、配置等は上記に特に限定されない。
複数の第2の電極パターン422は、第2の引出配線パターン423を介して、特に図示しないタッチパネル駆動回路に接続されている。なお、タッチパネル駆動回路は、例えば、第1の電極パターン412と第2の電極パターン422との間に所定電圧を周期的に印加し、第1及び第2の電極パターン412,422の交点毎の静電容量の変化に基づいてタッチパネル40上における指の位置を検出する。
この第2の引出配線パターン423は、第2の透明基材421上において、カバー部材20の遮蔽部分23に対向する位置に設けられており、操作者からはこの第2の引出配線パターン423を視認できないようになっている。このため、上述の第1の引出配線パターン413と同様に、この第2の引出配線パターン423も、導電ペーストを第2の透明基材421上に印刷して硬化させることで形成されている。
第1の電極シート41と第2の電極シート42は、平面視において第1の電極パターン412と第2の電極パターン422が実質的に直交するように、透明粘着剤を介して相互に貼り付けられている。また、タッチパネル40自体も、第1及び第2の電極パターン412,422がカバー部材20の透明部分22に対向するように、透明粘着剤25を介して、カバー部材20の下面に貼り付けられている。こうした透明粘着剤25の具体例としては、例えば、アクリル系粘着剤等を例示することができる。
表示装置50は、図6に示すように、画像が表示される表示領域51と、その表示領域51を取り囲む外縁領域52と、その外縁領域52の両端から突出するフランジ53と、を有している。この表示装置50の表示領域51は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、又は、電子ペーパ等の薄型の表示デバイスで構成されている。
フランジ部53には、2種類の貫通孔531,532が設けられている。第1の貫通孔531は、上述の補強部材30の突出部32に形成されたネジ穴321に対向している。一方、第2の貫通孔532は、支持部材80のネジ穴81(後述)に対向している。
図2に示すように、ボルト54が第1の貫通孔531を介してネジ穴321に螺合することで、表示装置50が補強部材30に固定されており、これにより、表示領域51が補強部材30の開口311を介してカバー部材20の透明部分22に対向している。
この際、本実施形態では、ボルト54を補強部材30に締め付けると、表示装置50の外縁領域52がタッチパネル40の下面に密着して当該タッチパネル40をカバー部20と表示装置50との間に挟み込むように設定されている。これにより、タッチパネル40と表示装置50との間の隙間がなくなるので、電子機器1における画面の見栄えが向上する。
また、本実施形態では、粘着剤を用いずにタッチパネル40と表示装置50を密着させることができるので、タッチパネル40と表示装置50の間に異物や気泡が入るおそれがなくなり、製品の歩留りが向上する。
なお、表示装置50の外縁領域52のみに粘着剤(図6中における破線部分521)を付与して、この外縁領域52とタッチパネル40を固定してもよい。これにより、可動ユニット10の剛性を高めることができるので、可動ユニット10の構成部材20〜50を薄くすることで、結果的に可動ユニット10全体を薄型化することができる。なお、粘着剤521に代えて、接着剤を用いてもよい。
また、本実施形態では、ボルト54によって表示装置50を補強部材30に直接的に固定しているが、補強部材30への表示装置50の固定方法は特にこれに限定されない。例えば、特に図示しないが、表示装置50の背面501側に保持プレートを新たに設け、ビス等により当該保持プレートを補強部材30に固定すると共に、表示装置50を当該保持プレートに固定して、保持プレートを介して表示装置50を補強部材30に間接的に固定してもよい。すなわち、表示装置50が補強部材30に対して相対的に固定されていれば、表示装置50を補強部材30に直接的に固定してもよいし、或いは、表示装置50を補強部材30に間接的に固定してもよい。
図1及び図2に示すように、感圧センサ60は、以上に説明した可動ユニット10の四隅に取り付けられている。なお、感圧センサの構成は、圧力を検出可能なものであれば、以下に説明するものに限定されない。例えば、静電容量方式の圧力センサ、感圧導電性ゴム、歪みゲージ、或いは、圧電素子等を、感圧センサとして用いてもよい。
この感圧センサ60は、図7に示すように、第1の電極シート61と、第2の電極シート62と、これらの間に介装されたスペーサ63と、を備えている。なお、図7は、後述する図8におけるVII-VII線に沿った断面図である。
第1の電極シート61は、第1の基材611と、上部電極612と、を有している。第1の基材611は、可撓性を有する絶縁性フィルムであり、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルイミド(PEI)等から構成されている。
上部電極612は、第1の上部電極層613と第2の上部電極層614から構成されており、第1の基材611の下面に設けられている。第1の上部電極層613は、電気的抵抗の比較的低い導電性ペーストを第1の基材611の下面に印刷して硬化させることで形成されている。一方、第2の上部電極層614は、電気的抵抗の比較的高い導電性ペーストを第1の上部電極層613を覆うように第1の基材611の下面に印刷して硬化させることで形成されている。
第2の電極シート62も、第2の基材621と、下部電極622と、を有している。第2の基材621は、上述の第1の基材611と同様の材料で構成されている。下部電極622は、第1の下部電極層623と第2の下部電極層624から構成されており、第2の基材621の上面に設けられている。
第1の下部電極層623は、上述の第1の上部電極層613と同様に、電気的抵抗の比較的低い導電性ペーストを第2の基材621の上面に印刷して硬化させることで形成されている。一方、第2の下部電極層624は、上述の第2の上部電極層614と同様に、電気的抵抗の比較的高い導電性ペーストを第1の下部電極層623を覆うように第2の基材621の上面に印刷して硬化させることで形成されている。
なお、電気的抵抗の比較的低い導電性ペーストとしては、例えば、銀(Ag)ペースト、金(Au)ペースト、銅(Cu)ペーストを例示することができる。これに対し、電気的抵抗の比較的高い導電性ペーストとしては、例えば、カーボン(C)ペーストを例示することができる。また、これらの導電性ペーストを印刷する方法としては、例えば、スクリーン印刷、グラビアオフセット印刷、インクジェット法等を例示することができる。
第1の電極シート61と第2の電極シート62はスペーサ63を介して積層されている。このスペーサ63は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルイミド(PEI)等の絶縁性材料から構成されている。
このスペーサ63には、上部電極612及び下部電極622に対応する位置に開口631が形成されている。上部電極612及び下部電極622は、この開口631の中に位置しており相互に対向している。
このため、上部電極612と下部電極622の間に所定電圧を印加した状態で、感圧センサ60に対して上方から荷重が加わると、上部電極612が下部電極622に近づいて接触し、当該荷重の大きさに応じて上部電極612と下部電極613の間の電気抵抗が変化する。感圧センサ60は、この抵抗変化に基づいて感圧センサ60に加わる圧力の大きさを検出することが可能となっており、本実施形態における電子機器1は、この感圧センサ60の電気抵抗値を所定の閾値と比較することで、操作者による可動ユニット10の押圧操作を検出する。
なお、第2の上部電極層614や第2の下部電極層624を、カーボンペーストに代えて、感圧インクを印刷して硬化させることで形成してもよい。また、上述した電極層613,614,623,624を、印刷法に代えて、めっき処理やパターニング処理によって形成してもよい。
支持部材80は、感圧センサ60を介して可動ユニット10を支持しており、例えば、アルミニウム等の金属材料や、ポリカーボネート(PC)、ABS樹脂等の樹脂材料から構成されている。上述のように、この支持部材80の四隅には感圧センサ60が配置されているが、図8に示すように、さらに、この支持部材80には、感圧センサ60の外側に位置するように、支持部材80の外縁に沿ってシール部材70が設けられている。
この環状のシール部材70は、感圧センサ60の圧縮弾性率よりも相対的に低い圧縮弾性率を有すると共に密閉性を有する材料から構成されている。こうしたシール部材70を構成する材料の具体例としては、例えば、独立気泡ウレタンフォーム等を例示することができる。本実施形態では、上記のようにシール部材70の圧縮弾性率が相対的に低くなっているので、感圧センサ60に印加される押圧力を妨げることなく、可動ユニット10と支持部材80の間に外部から異物が侵入するのを防止することが可能となっている。
図2に示すように、感圧センサ60とシール部材70は、粘着剤33を介して補強部材30の本体部31の下面に取り付けられていると共に、粘着剤83を介して支持部材80に取り付けられている。このように、本実施形態では、補強部材30の本体部31の下に形成されたスペースに感圧センサ60とシール部材70を配置しているので、電子機器1の薄型化を図ることができる。感圧センサ60及びシール部材70のいずれも、カバー部材20の遮蔽部分23の後方に配置されているので、操作者からは感圧センサ60とシール部材70を視認できないようになっている。なお、図9に示すように、感圧センサ60を環状形状とし、当該感圧センサ60をシール部材70の内側に設けてもよい。
図2及び図8に示すように、表示装置50のフランジ53の第2の貫通孔532に対向するように、支持部材80の上面に2つのネジ穴81が形成されている。このネジ穴81には、ボルト82が表示装置50の第2の貫通孔532を介して固定されている。
このボルト82は、表示装置50の第2の貫通孔532の内径よりも大きな外径の頭部と、当該第2の貫通孔532の内径よりも小さな外径の軸部と、を有している。可動ユニット10は、このボルト82によって、若干の上下動が許容されつつ、支持部材80から所定距離以上離反するのを制限されている。これにより、例えば、電子機器1を反転させた場合に可動ユニット10が支持部材80から分離してしまうのが防止されている。本実施形態におけるボルト82が、本発明における制限手段の一例に相当する。
以上のように、本実施形態では、補強部材30を介してカバー部材20と表示装置50を連結すると共に、カバー部材20と表示装置50の間にタッチパネル40を挟み込むので、可動ユニット10の剛性が向上する。
このため、可動ユニット10の撓み量が低減され、撓みによる押圧力の分散を防止することができるので、電子機器1の表示領域が大型化しても感圧センサ60が圧力を正確に検出することができ、検出精度の向上を図ることができる。また、カバー部材20を薄くできるので、電子機器1の薄型化や軽量化を図ることができる。
また、本実施形態では、補強部材30と支持部材80の間に感圧センサ60が設けられており、表示装置50と支持部材80の間には介在物が存在しないので、電子機器1の薄型化を図ることができる。
<<第2実施形態>>
図10は本発明の第2実施形態における電子機器の断面図である。
本実施形態では、感圧センサ60の設置位置が第1実施形態と相違するが、それ以外の構成は第1実施形態と同様である。以下に、第2実施形態における電子機器1Bについて第1実施形態との相違点についてのみ説明し、第1実施形態と同様の構成である部分については同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、図10に示すように、感圧センサ60が、表示装置50と支持部材80との間に設けられている。この感圧センサ60は、粘着剤55を介して表示装置50の背面501に取り付けられていると共に、粘着剤84を介して支持部材80に取り付けられている。なお、本実施形態において、粘着剤55,84に代えて、接着剤を用いてもよい。
本実施形態では、第1実施形態と同様に、補強部材30を介してカバー部材20と表示装置50を連結すると共に、カバー部材20と表示装置50の間にタッチパネル40を挟み込むので、可動ユニット10の剛性が向上する。
このため、可動ユニット10の撓み量が低減されるので、電子機器1Bの表示領域が大型化しても感圧センサ60が圧力を正確に検出することができ、検出精度の向上を図ることができる。また、カバー部材20を薄くできるので、電子機器1Bの薄型化や軽量化を図ることができる。
また、本実施形態では、感圧センサ60が表示装置50の背面501に設けられているので、押圧に伴う可動ユニット10の撓みを小さくすることができ、感圧センサ60の感度を高めると共に感圧センサ60のダイナミックレンジを広げることができる。
さらに、本実施形態では、感圧センサ60が、表示装置50と支持部材80との間に設けられているので、環状のシール部材70を幅広にすることができ、可動ユニット10と支持部材80との間に密閉性の向上を図ることができる。
<<第3実施形態>>
図11は本発明の第3実施形態における電子機器の断面図である。
本実施形態では、可動ユニット10Cが第2の補強部材35を備えている点で第2実施形態と相違するが、それ以外の構成は第2実施形態と同様である。以下に、第3実施形態における電子機器1Cについて第2実施形態との相違点についてのみ説明し、第2実施形態と同様の構成である部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、図11に示すように、カバー部材20、第1の補強部材30、タッチパネル40、及び、表示装置50に加えて、可動ユニット10Cが第2の補強部材35を備えている。
この第2の補強部材35は、粘着剤33を介して、第1の補強部材30の本体部31の下面に固定されており、表示装置50の背面501を覆っている。この第2の補強部材35は、上述の第1の補強部材30を構成する材料と同様のもので構成されている。なお、粘着剤33に代えて、第1の補強部材30と第2の補強部材35をビス止めしてもよい。
さらに、本実施形態では、感圧センサ60が、この第2の補強部材35と支持部材80との間に設けられている。この感圧センサ60は、粘着剤36を介して第2の補強部材35の下面に取り付けられていると共に、粘着剤84を介して支持部材80に取り付けられている。
同様に、シール部材70も、第2の補強部材35と支持部材80との間に設けられている。このシール部材70は、粘着剤37を介して第2の補強部材35の下面に取り付けられていると共に、粘着剤83を介して支持部材80に取り付けられている。なお、本実施形態において、粘着剤36,37に代えて、接着剤を用いてもよい。
本実施形態では、第2実施形態と同様に、補強部材30を介してカバー部材20と表示装置50を連結すると共に、カバー部材20と表示装置50の間にタッチパネル40を挟み込むので、可動ユニット10Cの剛性が向上する。
さらに、本実施形態では、第1の補強部材30に加えて第2の補強部材35が追加されているので、可動ユニット10Cの剛性を一層向上させることができる。
このため、可動ユニット10Cの撓み量が低減されるので、電子機器1Cの表示領域が大型化しても感圧センサ60が圧力を正確に検出することができ、検出精度の向上を図ることができる。
また、本実施形態では、感圧センサ60が第2の補強部材35の裏側に設けられているので、押圧に伴う可動ユニット10Cの撓みを小さくすることができ、感圧センサ60の感度を高めると共にダイナミックレンジを広げることができる。
また、本実施形態では、感圧センサ60が、第2の補強部材35と支持部材80との間に設けられているので、環状のシール部材70を幅広にすることができ、可動ユニット10Cと支持部材80との間に密閉性の向上を図ることができる。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、第1実施形態で説明した可動ユニットの離反制限機能を、第2及び第3実施形態の電子機器1B,1Cに追加してもよい。
1,1B,1C…電子機器
10,10C…可動ユニット
20…カバー部材
22…透明部分
23…遮蔽部分
30…補強部材
31…本体部
311…開口
32…突出部
321…ネジ穴
35…第2の補強部材
40…タッチパネル
50…表示装置
501…背面
51…表示領域
52…外縁領域
521…粘着剤
53…フランジ
531…第1の貫通孔
532…第2の貫通孔
54…ボルト
60…感圧センサ
70…シール部材
80…支持部材
81…ネジ穴
82…ボルト

Claims (8)

  1. 可動ユニットと、
    前記可動ユニットを介して印加された圧力を検出する感圧センサと、
    前記感圧センサを介して前記可動ユニットを支持する支持部材と、を備えており、
    前記可動ユニットは、
    透明部分と、前記透過部分の周囲に設けられた遮蔽部分と、を有するカバー部材と、
    前記カバー部材の前記遮蔽部分に固定された枠状の補強部材と、
    表示領域を有し、前記表示領域が前記補強部材の開口を介して前記透明部分に対向するように、前記補強部材に固定された表示手段と、
    前記カバー部材と前記表示手段との間に設けられたタッチパネルと、を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記タッチパネルと前記表示手段とが相互に密着していることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記表示手段は、前記表示領域の周囲に設けられた外縁領域を有し、
    前記タッチパネルは、粘着剤又は接着剤を介して前記外縁領域に固定されていることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の電子機器であって、
    前記電子機器は、前記可動ユニットと前記支持部材との間に介在し、前記感圧センサよりも外側に位置する無端状のシール部材をさらに備えており、
    前記シール部材は、前記感圧センサの圧縮弾性率よりも相対的に低い圧縮弾性率を有することを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の電子機器であって、
    前記電子機器は、前記支持部材からの前記可動ユニットの所定距離以上の離反を制限する制限手段をさらに備えていることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の電子機器であって、
    前記補強部材は、
    前記カバー部材の主面に対して実質的に平行な方向に延在する本体部と、
    前記本体部の内縁から前記支持部材に向かって突出する突出部と、を有し、
    前記表示手段は、前記突出部の先端に固定され、
    前記感圧センサは、前記本体部と前記支持部材との間に設けられていることを特徴とする電子機器。
  7. 請求項1〜5の何れか1項に記載の電子機器であって、
    前記感圧センサは、前記表示手段と前記支持部材との間に設けられていることを特徴とする電子機器。
  8. 請求項1〜5の何れか1項に記載の電子機器であって、
    前記可動ユニットは、前記補強部材に固定されていると共に前記表示手段の背面を覆っている第2の補強部材を備えており、
    前記感圧センサは、前記第2の補強部材と前記支持部材との間に設けられていることを特徴とする電子機器。
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