JP3834494B2 - 圧電スピーカ装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧電スピーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、圧電スピーカ装置は、一枚の金属板に一枚の圧電体(圧電セラミック)を貼り付けたユニモルフ型、または二枚の圧電体の間に金属板を挟み込んだバイモルフ型等の圧電素子を用いており、例えば、ユニモルフ型においては金属板を含む圧電素子をより大きい樹脂板等のパネルに貼り付けることで発音させていた。このような従来の圧電スピーカ装置は、例えば、パソコン、PDA、カーナビゲーションシステム等の表示装置(モニター)に採用され、圧電素子をCRT、LCD等の表示器に取り付けて発音させる構造であり、特表平11−512249号公報等に開示されている。ところで表示装置には、近年、表示器の表示画面に種々の情報を入力するタッチパネルを積層したものがあり、圧電素子を表示器ではなくタッチパネルに直接装着して発音させる構造も知られている。図7は、このように圧電素子をタッチパネルに装着した従来の圧電スピーカ装置の一実施形態を示す構成図である。また、図8は、図7に示したI―I線の断面を示す断面図である。
【0003】
図7に示すように、圧電素子をタッチパネルに装着した従来の圧電スピーカ装置の一実施形態は、例えば、カーナビゲーションシステム、PDA等の表示装置(モニター)に採用したものであり、この表示装置の外装を形成する前ケース52及び後ケース54を備えた本体50を設け、この本体50内に収納する回路基板56に実装して所定の情報を表示する液晶からなる表示器(LCD)58と、この表示器58の表示面に取り付けられて貼り合せ材66を介してフィルム62及びガラス板64を一対に貼着して内側に抵抗膜62a、64aを付設した抵抗膜式のタッチパネル60と、このタッチパネル60の外側面に装着する圧電素子70とを備えている。
【0004】
ここで、圧電素子70は、ユニモルフ型またはバイモルフ型のいずれかにより形成し、フィルム62の外側面またはガラス板64の外側面いずれか一方(図7ではフィルム62側)に入力信号を加える電極62bを設け、この電極62bに取り付けて固定している。また、タッチパネル60は、フィルム62とガラス板64とが向かい合う内側に抵抗膜62a、64aを各々形成しており、図8に示すように、所定の幅Jを備えてお互いが対向するように配置している。このタッチパネル60は、抵抗膜62a、64aの近傍に電極62c、64c(図7参照)を設け、この電極62c、64cを介して抵抗膜62a、64aに電圧を加えるように形成している。また、抵抗膜62a、64aは、透明かつ電気を通すとともに紫外線を吸収するITO膜(透明導電膜)により形成している。
【0005】
そして、このような構成からなる従来の圧電スピーカ装置の一実施形態は、フィルム62の外側に装着(またはガラス板64の外側に装着)した圧電素子70が表示器58の画像情報に応じてフィルム62に一定の振動を加えることで所定の音声情報が発音される。尚、タッチパネル60は、図8に示した矢印Kの方向から使用者が指圧すると、この指圧によりフィルム62が点線に示したように撓んでガラス板64との間で抵抗膜62a、64aが接触し、指圧した位置情報が検出され、これに基づくデータが自動的に入力できる。
このように従来の圧電スピーカ装置は、圧電素子70をタッチパネル60のフィルム62またはガラス板64いずれかの外側面に装着し、この外側面で圧電素子70が表示器58の画像情報に応じて一定の振動を加えることで所定の音声情報を発音できるように形成していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の圧電スピーカ装置では、図7に示したように、フィルム62及びガラス板64等からなるタッチパネル60の外側面に圧電素子70を取り付けた構造であり、このフィルム62及びガラス板64の内側に抵抗膜62a、64aに電圧を加える電極62c、64c(図8参照)を設けると同時に、フィルム62またはガラス板64いずれかの外側にも圧電素子70を取り付けて入力信号を加える電極62bを更に別途設ける必要があるため、部品コストが高くなるという不具合があった。
【0007】
さらに、従来の圧電スピーカ装置では、前述した圧電素子70をタッチパネル60の外側面に取り付ける構造のため、図8に示した本体50内で圧電素子70及び電極62bが完全に露出してしまい、錆び等による変色や、他の部品Lとの接触を防ぐ必要があり、この防止対策を施すことで部品のコストが一層高くなるという不具合があった。
本発明は、このような課題を解決し、本体内で圧電素子の露出を防止し、電極を複数設けることなく圧電素子を効率良く配置でき、部品コストを低減する圧電スピーカ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するために、圧電素子を用いた圧電スピーカ装置であって、所定情報を表示する表示器と、この表示器の表示面に配置されて貼り合せ材を介して一対の透明基板を貼着して内側に対向する抵抗膜を付設した抵抗膜式のタッチパネルと、このタッチパネルを構成する一対の透明基板の間に介在する圧電素子とを設ける。
【0009】
ここで、透明基板には、貼り合せ材を介して一対に対向する内側両面に電極を設け、この対向する電極の片側或いは両側いずれかに圧電素子を接続して固定することが好ましい。また、圧電素子は、透明基板間に対向する電極の片側に固定する場合、透明基板間の幅に比べて薄く形成するとともに、この片側の電極と異なる他方の電極にリード線または弾力性のあるスペーサ上に電極を設けたいずれかの部品により引き出して接続することが好ましい。また、電極は、透明基板に予め貼り付けまたは印刷のいずれかにより形成することが好ましい。また、一対の透明基板は、表示器側のガラス板及び他方側のフィルム、または2枚のガラス板、或いは2枚のフィルムのいずれかにより形成していることが好ましい。また、圧電素子は、ユニモルフ型またはバイモルフ型のいずれかに形成していることが好ましい。また、抵抗膜は、透明かつ電気を通すとともに紫外線を吸収するITO膜からなることが好ましい。また、表示器は、LCDまたはCRTのいずれかによる表示器であることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明による圧電スピーカ装置の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明による圧電スピーカ装置の一実施形態を示す構成図である。また、図2は、図1に示したタッチパネル20のA−A線の断面を示す断面図である。また、図3は、図2に示したD部の詳細を示す拡大図である。また、図4は、図1に示した矢印B方向から見たタッチパネル20を示す正面図である。また、図5は、図1に示した圧電スピーカ装置のC−C線の断面を示す断面図である。また、図6は、本発明による圧電スピーカ装置の他の実施形態を示す図であり、図6(a)は圧電素子40をフィルム22側に装着した状態を、図6(b)は圧電素子40をガラス板24側に装着した状態を各々示している。
【0011】
図1に示すように、本発明による圧電スピーカ装置の一実施形態は、図7に示した従来技術と同様に、カーナビゲーションシステム、PDA等の表示装置(モニター)に採用したものであり、この表示装置の外装を形成する前ケース12及び後ケース14を備えた本体10を設け、この本体10内に収納する回路基板16に実装して所定の情報を表示する液晶からなる表示器(LCD)18と、この表示器18の表示面に取り付けられて貼り合せ材26を介して一対のフィルム22及びガラス板24を貼着して内側に対向する抵抗膜22a、24a(図2参照)を付設した抵抗膜式のタッチパネル20とを備えている。また、本実施の形態では、図7に示した従来技術とは異なり、タッチパネル20を構成するフィルム22及びガラス板24の間に圧電素子30を介在させて設けている。
【0012】
ここで、タッチパネル20は、前述したフィルム22とガラス板24とによる一対の透明基板を貼り合せ材26により貼着することで構成され、図2に示すように、フィルム22とガラス板24とがお互いに所定の幅Eを備えて対向するように配置している。また、タッチパネル20には、貼り合せ材26を介してお互いに向い合うフィルム22及びガラス板24の内側に抵抗膜22a、24aを各々形成している。この抵抗膜22a、24aは、透明でかつ電気を通すとともに紫外線を吸収するITO膜(透明導電膜)により形成され、図3に示すように、フィルム22とガラス板24との内側でお互いが対向して接触することなくほぼ平行に延在している。
【0013】
また、タッチパネル20には、図1に示したフィルム22及びガラス板24の内側に形成した抵抗膜22a、24aに電圧を印加する電極22c、24cと、圧電素子30を取り付けて入力信号を加える電極22b、24bとを各々形成している。このタッチパネル20は、フィルム22及びガラス板24の内側両面に電極22c、22b、24c、24bを予め貼り付けまたは印刷のいずれかにより形成し、電極22c、24cにリード線21c、23cを、電極22b、24bにリード線21b、23bを各々接続して配線している。ここで、電極22b、24bは、フィルム22とガラス板24との対向する内側面に設けることで、圧電素子30を挟むように各々配置している。従って、圧電素子30は、この電極22b、24bを図示されていないユニモルフ型またはバイモルフ型いずれかの金属板と圧電体とに各々接続して電圧を供給するように形成している。このようにタッチパネル20は、圧電素子30用の電極22b、24bをフィルム22及びガラス板24が対向する内側面に形成するため、従来技術のように外側面に別途電極を設ける必要がなくなる。また、圧電素子30は、図4に示すように、タッチパネル20の内部に封止されて表面に露出しないため、錆びや変色を防止することができる。
【0014】
ここで、本実施の形態を更に詳しく説明すると、例えば、圧電素子30の大きさを幅10mm、長さ60mm、厚さ100μとし、タッチパネル20の大きさを幅70mm、長さ90mmにするとともに、ガラス板24の厚さを1.1mm、フィルム22の厚さを200μとした場合、実際のタッチパネル20の動作領域は圧電素子30の部分を除いた、幅70mm、長さ80mmの範囲となる。
【0015】
そして、フィルム22とガラス板24との間では、ある程度の幅E(図2参照)を保つ目的を兼ねて貼り合わせ材26を設けているが、この貼り合わせ材26の厚さを100μにすることで、圧電素子30の厚さに合わせて幅Eを均一に保てるように形成している。以上のように構成することで、タッチパネル20を製造する工程中に簡単に圧電スピーカを構成することが可能になる。
【0016】
そして、このように形成された本発明による圧電スピーカ装置の一実施形態は、図5に示すように、タッチパネル20のフィルム22及びガラス板24の間に介在した圧電素子30が表示器18の表示画面に応じてタッチパネル20に一定の振動を加えることで所定の音声情報が発音される。尚、タッチパネル20は、図5に示した矢印Fの方向から使用者が指圧すると、この指圧によりフィルム22が点線で示したように撓んでフィルム22とガラス板24との抵抗膜22a、24aが接触することで、指圧した位置情報が検出され、これに基づくデータが自動的に入力される。ここで、圧電素子30は、通常の使用状態で振幅が約数10μである。即ち、タッチパネル20は、フィルム22とガラス板24との間に100μの幅を設けて圧電素子30の振幅に対応しているため、抵抗膜22a、24aが接触して誤動作することを防止できる。
【0017】
このように本発明による圧電スピーカ装置の一実施形態によれば、タッチパネル20を構成する一対の透明基板(フィルム22及びガラス24)内に電圧素子30を収納する構造であるため、圧電素子30用の電極22b、24bを透明基板の外側に別途設ける必要がなく、透明基板の内側のみに予め電極22b、24bを印刷または貼り付けにより設けることができ、部品の製造を容易にして部品コストを低減することができる。
また、本発明による圧電スピーカ装置の一実施形態によれば、前述したように電圧素子30をタッチパネル20の透明基板内に収納して外部への露出を防止しているため、錆びや変色及び他の部品G(図5参照)との接触を抑え、圧電素子30を貼る工程をタッチパネル20の製造工程中に組み込めて圧電スピーカの組み立て工程が簡略化し、且つ、部品コストを十分に低減できる。
【0018】
次に、図6を参照して、本発明による圧電スピーカ装置の他の実施形態を詳細に説明する。ここで、図6に示す圧電素子40以外の構成要素は、全て、図1に示した圧電スピーカ装置と同様の構成要素であり、同じ構成要素には同様の符号を記載するとともに、重複する説明は省略する。
【0019】
図6に示すように、本発明による圧電スピーカ装置の他の実施形態は、タッチパネル20内に収納する圧電素子40をフィルム22またはガラス板24のいずれか片側に固定する構造であり、このフィルム22またはガラス板24のいずれかを効率よく駆動させ、能率の良い圧電スピーカを得るものである。ここで、まず、圧電素子40をタッチパネル20のフィルム22側に装着する場合、図6(a)に示すように、抵抗膜22a、24aを付設したフィルム22とガラス板24との対向する内側両面に電極22b、24bを設け、フィルム22側の電極22bに圧電素子40を固定する。この際、圧電素子40は、フィルム22及びガラス板24間の幅に比べて薄く形成している。また、圧電素子40は、図6に示したように、フィルム22側の電極22bと対向するガラス板24側の電極24bを、リード線または弾力性のあるスペーサ上に電極を設けたいずれかの部品Hにより引き出して接続している。また、電極22b、24bは、図1に示した圧電スピーカ装置と同様に、予め貼り付けまたは印刷のいずれかにより形成している。また、圧電素子40は、ユニモルフ型またはバイモルフ型いずれかにより形成し、フィルム22側の電極22bに装着してフィルム22を効率よく駆動させることで能率の良い圧電スピーカが得られるように形成している。
【0020】
一方、圧電素子40をタッチパネル20のガラス板24側に装着する場合、図6(b)に示すように、抵抗膜22a、24aを設けたフィルム22とガラス板24とが対向する内側両面に電極22b、24bを設け、ガラス板24側の電極24bに圧電素子40を固定している。この際、圧電素子40は、図6(a)に示した圧電素子と同様に、フィルム22及びガラス板24間の幅に比べて薄く形成し、フィルム22側の電極22bをリード線または弾力性のあるスペーサ上に電極を設けるいずれかの部品Hにより引き出して接続している。その他の構造に関しては、図6(a)に示した圧電スピーカ装置と同様であり、重複する説明を省略する。
【0021】
ここで、本発明による圧電スピーカ装置の他の実施形態を更に詳しく説明すると、図6に示したタッチパネル20のフィルム22及びガラス板24、並びに貼り合せ材26が図1に示した圧電スピーカ装置と同一構成要素であるため、フィルム22とガラス板24との間が貼り合わせ材26の厚さである100μとなる。これに対して圧電素子40は、タッチパネル20のフィルム22及びガラス板24間の幅に比べて厚さを薄く約50μに形成している。即ち、圧電素子40は、フィルム22またはガラス板24のいずれかに固定して他方の片側から約50μ程度の隙間を設け、貼り合わせ材26に多少の弾力性を持たせることで、フィルム22またはガラス板24のいずれか片側を効率よく駆動でき、能率の良い圧電スピーカを得ることができる。
【0022】
このように本発明による圧電スピーカ装置の他の実施形態によれば、タッチパネル20のフィルム22及びガラス板24間に圧電素子40を介在させているため、図1に示した圧電スピーカ装置と同様の効果を得ることができ、圧電素子40をフィルム22またはガラス板24のいずれか片側に固定することで、この片側を効率よく駆動して能率の良い圧電スピーカを得ることができる。
【0023】
以上、本発明による圧電スピーカ装置の実施の形態を詳細に説明したが、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、フィルム及びガラス板からなるタッチパネルを備えた実施の形態を説明したが、これに限定されるものではなく、2枚のガラス板または2枚のフィルムいずれかによるタッチパネルでも適用可能である。
また、液晶からなる表示器(LCD)を備える実施の形態を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、CRT等の表示器でも良い。
【0024】
【発明の効果】
このように本発明による圧電スピーカ装置によれば、本体内で圧電素子の露出を完全に防止し、電極を複数設けることなく圧電素子を効率良く配置でき、部品コストを十分に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による圧電スピーカ装置の一実施形態を示す構成図。
【図2】図1に示したタッチパネルのA−A線の断面を示す断面図。
【図3】図2に示したD部の詳細を示す拡大図。
【図4】図1に示した矢印B方向から見たタッチパネルを示す正面図。
【図5】図1に示した圧電スピーカ装置のC−C線の断面を示す断面図。
【図6】本発明による圧電スピーカ装置の他の実施形態を示す図。
【図7】従来の圧電スピーカ装置の一実施形態を示す構成図。
【図8】図7に示したI―I線の断面を示す断面図。
【符号の説明】
10 本体
12 前ケース
14 後ケース
16 回路基板
18 表示器
20 タッチパネル
21b、21c リード線
22 フィルム
22a 抵抗膜
22b、22c 電極
23b、23c リード線
24 ガラス板
24a 抵抗膜
24b、24c 電極
26 貼り合わせ材
30 圧電素子

Claims (8)

  1. 圧電素子を用いた圧電スピーカ装置において、
    所定情報を表示する表示器と、
    前記表示器の表示面に配置されて貼り合せ材を介して一対の透明基板を貼着して内側に対向する抵抗膜を付設した抵抗膜式のタッチパネルと、
    前記タッチパネルを構成する一対の前記透明基板の間に介在する圧電素子とを設けたことを特徴とする圧電スピーカ装置。
  2. 請求項1に記載の圧電スピーカ装置において、
    前記透明基板には、前記貼り合せ材を介して一対に対向する内側両面に電極を設け、この対向する電極の片側或いは両側いずれかに前記圧電素子を接続して固定することを特徴とする圧電スピーカ装置。
  3. 請求項2に記載の圧電スピーカ装置において、
    前記圧電素子は、前記透明基板間に対向する電極の片側に固定する場合、前記透明基板間の幅に比べて薄く形成するとともに、この片側の電極と異なる他方の電極にリード線または弾力性のあるスペーサ上に電極を設けたいずれかの部品により引き出して接続することを特徴とする圧電スピーカ装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の圧電スピーカ装置において、
    前記電極は、前記透明基板に予め貼り付けまたは印刷のいずれかにより形成することを特徴とする圧電スピーカ装置。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の圧電スピーカ装置において、
    前記一対の透明基板は、前記表示器側のガラス板及び他方側のフィルム、または2枚のガラス板、或いは2枚のフィルムのいずれかにより形成していることを特徴とする圧電スピーカ装置。
  6. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の圧電スピーカ装置において、
    前記圧電素子は、ユニモルフ型またはバイモルフ型のいずれかに形成していることを特徴とする圧電スピーカ装置。
  7. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の圧電スピーカ装置において、
    前記抵抗膜は、透明かつ電気を通すとともに紫外線を吸収するITO膜(透明導電膜)からなることを特徴とする圧電スピーカ装置。
  8. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の圧電スピーカ装置において、
    前記表示器は、LCDまたはCRTのいずれかによる表示器であることを特徴とする圧電スピーカ装置。
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