JP5377253B2 - 触覚伝達装置、およびこれを備えた表示装置 - Google Patents

触覚伝達装置、およびこれを備えた表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5377253B2
JP5377253B2 JP2009270860A JP2009270860A JP5377253B2 JP 5377253 B2 JP5377253 B2 JP 5377253B2 JP 2009270860 A JP2009270860 A JP 2009270860A JP 2009270860 A JP2009270860 A JP 2009270860A JP 5377253 B2 JP5377253 B2 JP 5377253B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric element
power supply
transmission device
touch panel
supply terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009270860A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011113419A (ja
Inventor
良一 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2009270860A priority Critical patent/JP5377253B2/ja
Publication of JP2011113419A publication Critical patent/JP2011113419A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5377253B2 publication Critical patent/JP5377253B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)

Description

本発明は、例えば、使用者が入力部を押圧した場合に、押圧した使用者に対して押圧感を伝達することができる触覚伝達装置、およびこれを備えた表示装置に関する。
近年、使用者がタッチパネルのような入力部を押圧した場合に、押圧した使用者に対して、押しボタンスイッチを操作した場合と同様のリアルな押圧感(あるいはクリック感)を伝達する触覚伝達装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の触覚伝達装置は、抵抗膜方式のタッチパネルと、タッチパネルの背面に設けられた複数の圧電素子と、圧電素子に対して電圧を印加するための接続配線とを備えている。ここで、圧電素子は、電源供給端子を有しており、この電源供給端子に接続配線が接続されることにより、圧電素子に電圧を印加している。なお、接続配線は、タッチパネルの入力領域の外側に位置する外側領域に設けられている。圧電素子に電圧を印加することにより、圧電素子が振動し、圧電素子の振動に従ってタッチパネルが振動し、これによって使用者に対して押圧感を伝達している。
特開2004−118754号公報
しかしながら、特許文献1に記載の触覚伝達装置では、接続配線が、圧電素子の長辺を介して電源供給端子と接続されていたので、タッチパネルの外側領域が大きくなるという問題があった。このため、特許文献1に記載の触覚伝達装置では、小型化(狭額縁化)を実現することができなかった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化を実現することができる触覚伝達装置、およびこれを備えた表示装置に関する。
上記目的を達成するために本発明における触覚伝達装置は、入力位置を検出するための入力領域、および前記入力領域の外側に位置する外側領域を有する入力部と、前記入力部の外側領域に設けられており、電源供給端子を有しており、かつ前記入力部を振動させる振動体と、前記入力部の外側領域に設けられた外部導通端子と、前記入力部の外側領域に設けられており、かつ前記電源供給端子と前記外部導通端子とを電気的に接続する接続配線と、を備え、前記電源供給端子は、正の電圧が印加される第1電源供給端子と、負の電圧が印加される第2電源供給端子とを有し、前記接続配線は、前記第1電源供給端子と前記外部導通端子とを電気的に接続する第1接続配線と、前記第2電源供給端子と前記外部導通端子とを電気的に接続する第2接続配線とを有し、前記振動体は、平面視矩形状であり、前記第1接続配線は、前記振動体の一方の短辺と平面視において交差し、かつ前記振動体の一方の短辺の一部と対応する前記入力部と前記振動体との間に介在され前記第1電源供給端子と接続され、前記第2接続配線は、前記振動体の前記一方の短辺と平面視において交差し、かつ前記振動体の前記一方の短辺の一部と対応する前記入力部と前記振動体との間に介在され前記第2電源供給端子と接続される。

上記目的を達成するために本発明における表示装置は、本発明に係る触覚伝達装置と、前記入力装置と対向配置される表示パネルと、を備える。
本発明の触覚伝達装置、およびこれを備えた表示装置は、小型化を実現することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施形態に係る触覚伝達装置の概略構成を示す分解斜視図である。 図2は、図1の矢印A方向からB方向に平面透視した場合の、タッチパネルの第2基体を示す図である。 図3は、図2のK1の部分を拡大して示した図である。 図4は、従来の触覚伝達装置において図3と同じ個所を示した図である。 図5は、触覚伝達装置の動作例を示すフローチャートである。 図6は、触覚伝達装置を備えた表示装置の一例を示す断面図である。 図7は、変更例1に係る触覚伝達装置を平面透視した図である。 図8は、図7のK2の部分を拡大して示した図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[触覚伝達装置の構成]
図1に示すように、本実施形態に係る触覚伝達装置Xは、タッチパネル1、圧電素子2、圧電素子側導通端子3、および接続配線4を備えている。
タッチパネル(入力部)1は、例えば、表示画面上に配置され、使用者が指やペン等で押圧することにより情報を入力することができる部材である。本実施形態では、タッチパネル1として、抵抗膜方式のタッチパネルを例に説明するが、これに限らず、静電容量方式のタッチパネル、表面弾性波方式のタッチパネル、赤外線方式のタッチパネル、あるいは電磁誘導方式のタッチパネルであってもよい。すなわち、タッチパネルの方式については特に限定されない。
タッチパネル1は、使用者が指やペン等で押圧することにより情報を入力するための入力領域Eと、入力領域Eの外側に位置する外側領域Eとを有している。また、タッチパネル1は、第1基体10、および第2基体11を備えている。
第1基体10は、第1透明絶縁基体10aおよび第1透明電極10bを備えている。また、第1基体10は、透光性および可撓性を有している。なお、本実施形態において透光性とは、可視光に対する透過性を有することを意味する。また、本実施形態においては、第1基体10の平面視形状は略矩形状とされているが、これには限られない。
第1透明絶縁基体10aは、第1透明電極10bを支持する役割を担う部材である。また、第1透明絶縁基体10aは、その主面に対して交差する方向(例えば、矢印AB方向)に光を適切に透過することが可能な構成とされるとともに、電気的な絶縁性を充分に有する構成とされている。第1透明絶縁基体10aの構成材料としては、ガラスおよびプラスチック等の透光性を有するものが挙げられるが、中でも耐熱性・高品質の観点においてガラスが好ましい。
第1透明電極10bは、後述する第2基体11の第2透明電極11bとの接触点における電位の検出に寄与するものであり、一方(本実施形態では下方)側から入射した光を他方(本実施形態では上方)側に透過するように構成されている。第1透明電極10bの構成材料としては、透光性を有する導電部材が挙げられる。透光性を有する導電部材としては、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、ATO(Antimony Tin Oxide)、酸化錫、あるいは酸化亜鉛等が挙げられる。本実施形態において第1透明電極10bは、第1透明絶縁基体10aの下面における入力領域Eに形成されている。
第2基体11は、第2透明絶縁基体11aおよび第2透明電極11bを備えており、透光性を有している。なお、本実施形態においては、第2基体11の平面視形状は略矩形状とされているが、これには限られない。
第2透明絶縁基体11aは、第2透明電極11bを支持する役割を担う部材である。また、第2透明絶縁基体11aは、その主面に対して交差する方向(例えば、矢印AB方向)に光を適切に透過することが可能な構成とされるとともに、電気的な絶縁性を充分に有する構成とされている。第2透明絶縁基体11aの構成材料としては、ガラスおよびプラスチック等の透光性を有するものが挙げられるが、中でも耐熱性・高品質の観点においてガラスが好ましい。
第2透明絶縁基体11aの上面における外側領域Eには、図示しないFPC(Flexible Printed Circuit)と電気的に接続されるTP側導通端子12が設けられている。ここで、FPCには、TP側導通端子12に電圧を印加するとともに、タッチパネル1を駆動させるためのタッチパネルドライバ(図示せず)が接続される。
第2透明電極11bは、第1基体10の第1透明電極10bとの接触点における電位の検出に寄与するものであり、一方(本実施形態では下方)側から入射した光を他方(本実施形態では上方)側に透過するように構成されている。第2透明電極11bの構成材料としては、第1透明電極10bと同様のものが挙げられる。なお、本実施形態において第2透明電極11bは、第2透明絶縁基体11aの上面における入力領域Eに形成されている。これにより、第1透明電極10bと第2透明電極11bとは互いに対向することになる。
また、第2基体11上には、ドットスペーサD、第1配線導体13、および第2配線導体14が設けられている。
ドットスペーサDは、第1透明電極10bと第2透明電極11bとを所定位置で接触させる(情報を入力する)場合に、該所定位置以外の領域において第1透明電極10bと第2透明電極11bとの不要な接触が発生するのを低減する役割を担う部材である。また、ドットスペーサDは、複数のドット状のスペーサにより構成されている。ドットスペーサDの構成材料としては、例えば、熱硬化性樹脂および紫外線硬化性樹脂が挙げられ、耐環境性の観点からは熱硬化性樹脂が好ましく、製造効率の観点からは紫外線硬化性樹脂が好ましい。
第1配線導体13は、第2透明絶縁基体11aの上面における外側領域Eに設けられており、第1基体10の第1透明電極10bに対して電圧を印加する役割を担う部材である。このため、第1配線導体13は、導電性接着材15を介して、第1基体10の第1透明電極10bと電気的に接続されるとともに、TP(タッチパネル)側導通端子12と電気的に接続される。なお、導電性接着材15は、平面視において、第2透明電極11bを取り囲むようにして第2基体11上に設けられている。また、第2配線導体14は、第2透明絶縁基体11aの上面における外側領域Eに設けられており、第2基体11の第2透明電極11bに対して電圧を印加する役割を担う部材である。このため、第2配線導体14は、第2基体11の第2透明電極11bと電気的に接続されるとともに、TP側導通端子12と電気的に接続される。
本実施形態においてこれら配線導体13,14は、例えば、硬質で高い形状安定性を得るべく、金属薄膜で構成されている。この金属薄膜としては、例えば、アルミニウム膜、アルミニウム合金膜、クロム膜とアルミニウム膜との積層膜、あるいはクロム膜とアルミニウム合金膜との積層膜が挙げられる。
圧電素子(振動体)2は、第2透明絶縁基体11aの下面における外側領域Eに設けられており、図2および図3に示すように、平面視矩形状をなしている。すなわち、圧電素子2は、図3に示すように、平面視において、長辺Saと短辺Sbとを有している。なお、図3では、説明の便宜上、圧電素子2aを実線で示している。また、圧電素子2は、使用者がタッチパネル1を押圧した場合に、タッチパネル1への押圧荷重を検出するとともに、タッチパネル1を振動させる役割を担う部材である。本実施形態において触覚伝達装置Xは、4つの圧電素子2a〜2dを備えているが、圧電素子の数については特に限定されない。なお、以下では、圧電素子を説明する際、特に区別する必要がある場合にのみ、例えば、圧電素子2aのように、それぞれを区別するための英小文字を付して説明し、特に区別する必要がない場合、あるいは、総称する場合には、例えば、圧電素子2のように、英小文字を付さずに説明する。
圧電素子2は、正の電圧が印加される第1電源供給端子21と、負の電圧が印加される第2電源供給端子22とを有している。また、圧電素子2は、第1電源供給端子21と電気的に接続される第1電極211と、第2電源供給端子22と電気的に接続される第2電極212とを有している。すなわち、圧電素子2は、当該圧電素子2に加えられた力を電圧に変換するとともに、電源供給端子21,22および電極211,212を介して印加される電圧を力(振動)に変換する、いわゆる圧電効果を利用したピエゾ素子である。本実施形態に係る圧電素子2は、複数枚の圧電体を貼り合わせることによって構成されるバイモルフ型の圧電素子であるが、これに限らず、モノモルフ型の圧電素子であってもよい。なお、バイモルフ型の圧電素子2は、複数枚の圧電体のそれぞれに差動的な電圧を加えることにより、複数枚の圧電体の伸縮方向が反対になるため反りが生じ、これによって圧電素子2が振動することを利用したものである。
なお、上記では、圧電素子2は、タッチパネル1への押圧荷重を検出するとともに、タッチパネル1を振動させる役割を担う部材である例について説明したが、これに限定されない。すなわち、圧電素子2の代わりに、歪みセンサによってタッチパネル1の押圧荷重を検出してもよい。また、圧電素子2の代わりに、電磁式振動体、モータ等によってタッチパネル1を振動させてもよい。
圧電素子側導通端子(外部導通端子)3は、第2透明絶縁基体11aの下面における外側領域Eに設けられている。本実施形態においては、圧電素子側導通端子3には、TP側導通端子12に接続されるFPCと同じFPCが接続される。すなわち、このFPCには切り込みが形成されており、一方がTP側導通端子12に接続され、他方が圧電素子側導通端子3に接続される。また、このFPCには、圧電素子2を駆動させるための触覚伝達ドライバ(図示せず)が接続される。なお、タッチパネルドライバと触覚伝達ドライバとは、ハードウェア的に別のドライバで構成してもよいし、同じドライバで構成してもよい。
接続配線4は、第2透明絶縁基体11aの下面における外側領域Eに設けられており、かつ電源供給端子21,22と圧電素子側導通端子3とを電気的に接続する役割を担う部材である。本実施形態においては、接続配線4は、第1電源供給端子21と圧電素子側導通端子3とを電気的に接続する第1接続配線41と、第2電源供給端子22と圧電素子側導通端子3とを電気的に接続する第2接続配線42とを有している。
図3に示すように、第1接続配線41は、圧電素子2の短辺Sbと平面視において交差し、かつ圧電素子2の短辺Sbの一部と対応するタッチパネル1と圧電素子2との間に介在され第1電源供給端子21と接続される。また、第2接続配線42は、圧電素子2の短辺Sbと平面視において交差し、かつ圧電素子2の短辺Sbの一部と対応するタッチパネル1と圧電素子2との間に介在され第2電源供給端子22と接続される。具体的には、第1接続配線41および第2接続配線42は、圧電素子2の短辺Sbを貫くようにしてタッチパネル1の外側領域Eに設けられている。このため、図4に示すように、第1接続配線41が圧電素子2の長辺Saを介して第1電源供給端子21と接続され、第2接続配線42が圧電素子2の長辺Saを介して第2電源供給端子22と接続されている上記従来の触覚伝達装置と比較して、外側領域Eを小さくすることができる。具体的には、触覚伝達装置Xにおけるタッチパネル1の外側領域Eの幅Le(図3参照)は、上記従来の触覚伝達装置におけるタッチパネルの外側領域Eの幅Lc(図4参照)よりも小さくなる。そのため、触覚伝達装置Xは、上記従来の触覚伝達装置と比較して、小型化を実現することができる。
なお、本実施形態のように、第1接続配線41および第2接続配線42が、圧電素子2の短辺Sbを貫くようにしてタッチパネル1の外側領域Eに設けられていれば、圧電素子2と第2透明絶縁基体11aの下面との間のギャップ(間隔)を均一にすることができるため、好ましい。すなわち、本実施形態では、第1接続配線41および第2接続配線42によって圧電素子2の全体を均一に保持しているからである。つまり、図4で示されている上記従来の触覚伝達装置では、圧電素子2と第2透明絶縁基体11aの下面との間のギャップを均一にすることは難しい。このように、本実施形態に係る触覚伝達装置Xでは、圧電素子2と第2透明絶縁基体11aの下面との間のギャップを均一にすることができるので、圧電素子2の振動を、効率よくタッチパネル1へ伝達することが可能となる。すなわち、圧電素子2と第2透明絶縁基体11aの下面との間のギャップが均一でなければ、ギャップの広い部分と狭い部分とで圧電素子2からタッチパネル1へ加わる力(振動)の差が生じることになり、圧電素子2の振動を、効率よくタッチパネル1へ伝達することが難しくなるからである。
ここで、実際には、圧電素子2と第2透明絶縁基体11aの下面とは、エポキシ樹脂等の樹脂によって接合される。
[触覚伝達装置の動作]
次に、上記の構成に係る触覚伝達装置Xの動作について、図5を参照しながら説明する。
図5に示すように、圧電素子2は、例えば、使用者がタッチパネル1を押圧した場合に、タッチパネル1への押圧荷重を検出する(Op1)。そして、触覚伝達ドライバは、使用者によるタッチパネル1への押圧操作が、表示画面に表示された入力オブジェクトに対する押圧操作である場合に、Op1にて検出された押圧荷重が閾値以上であるか否かを判定する(Op2)。
触覚伝達ドライバは、Op1にて検出された押圧荷重が閾値以上であると判定すれば(Op2にてYES)、圧電素子2を振動させる(Op3)。そして、Op3にて振動された圧電素子2によりタッチパネル1が振動する。タッチパネル1が振動することにより、タッチパネル1を押圧した使用者に対して押圧感が伝達される。一方、触覚伝達ドライバは、Op1にて検出された押圧荷重が閾値未満であると判定すれば(Op2にてNO)、図5の処理を終了する。
[表示装置の構成]
図6に示すように、本実施形態に係る表示装置Yは、触覚伝達装置Xと、触覚伝達装置Xと対向配置される液晶表示装置Zとを備えている。
液晶表示装置Zは、液晶表示パネル50、バックライト51、および筐体52を備えている。
バックライト51は、光源51aおよび導光板51bを含んでいる。光源51aは、導光板51bに向けて光を出射する役割を担う部材であり、例えば、LED(Light Emitting Diode)から構成される。なお、LEDの代わりに、冷陰極蛍光ランプ(CCFL)、ハロゲンランプ、キセノンランプ、EL(Electro-Luminescence)であってもよい。導光板51bは、液晶表示パネル50の下面全体にわたって、光源51aからの光を略均一に導くための役割を担う部材である。
筐体52は、液晶表示パネル50およびバックライト51を収容する役割を担うものであり、上側筐体52aおよび下側筐体52bを含んで構成される。筐体52の構成材料としては、例えば、ポリカーボネート等の樹脂、あるいはステンレス(SUS)やアルミニウム等の金属が挙げられる。
ここで、液晶表示装置Zは、例えば、ホウ素、ウレタン材、あるいはアクリル樹脂系の両面粘着テープからなる緩衝材Tで触覚伝達装置Xを支持している。緩衝材Tの数は任意であるが、本実施形態においては、液晶表示装置Zは、6つの緩衝材Tで触覚伝達装置Xを支持している。これにより、本実施形態に係る表示装置Yは、タッチパネル1を振動させることが可能となり、使用者に対して押圧感を伝達することが可能となる。
本実施形態に係る表示装置Yは、例えば、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯用の端末装置、工場等の産業用途で使用されるプログラマブル表示器、電子手帳、パーソナルコンピュータ、複写機、あるいはゲーム用の端末装置等の種々の電子機器に備えられる。
以上のように、本実施形態に係る表示装置Yによれば、本実施形態に係る触覚伝達装置Xを備えているので、小型化を実現することができる。
なお、上述した実施形態は、本発明の実施形態の一具体例を示すものであり、種々の変更が可能である。以下、いくつかの主な変更例を示す。
[変更例1]
上述の実施形態では、第1接続配線41および第2接続配線42は、圧電素子2bの短辺Sbを貫くようにしてタッチパネル1の外側領域Eに設けられている例について説明したが、これに限定されない。例えば、図7および図8に示すように、第1接続配線41は、圧電素子2bの一方の短辺Sb´を介して第1電源供給端子21と接続されており、第2接続配線42は、圧電素子2bの他方の短辺Sb´を介して第2電源供給端子22と接続されていてもよい。このようにすると、変更例1に係る圧電素子2bの短辺Sb´は、上述の実施形態に係る圧電素子2bの短辺Sbと比較して、短くなる。
すなわち、変更例1においては、圧電素子2bは、圧電素子2a,2c,2dと比較して、短辺Sb´の短い圧電素子を用いることが可能となる。このため、圧電素子2bが設けられた外側領域Eの幅Le´をより小さくすることができる。そのため、変更例1に係る触覚伝達装置Xは、上述の実施形態に係る触覚伝達装置Xと比較して、より小型化を実現することができる。
また、変更例1に係る触覚伝達装置Xは、上述の実施形態に係る触覚伝達装置Xと比較して、接続配線4の長さを短くすることができる。そのため、変更例1に係る触覚伝達装置Xは、上述の実施形態に係る触覚伝達装置Xと比較して、接続配線4にかかるコストを低減することができる。
なお、図8に示すように、平面視において、圧電素子2bには、第1電源供給端子21と第2電源供給端子22との間に、絶縁膜5が設けられていることが好ましい。このようにすると、第1電源供給端子21および第2電源供給端子22を形成する際、熱によって溶融した電源供給端子21,22となる導電ペーストが絶縁膜5によって互いに接触することを防止できる。すなわち、絶縁膜5がダムとして機能するからである。なお、絶縁膜5は、圧電素子2a,2c,2dに設けられていてもよい。
また、上記では、圧電素子2bは、圧電素子2a,2c,2dと比較して、短辺Sb´の短い圧電素子を用いる例について説明したが、これに限定されない。すなわち、圧電素子2bは、圧電素子2a,2c,2dと同じ圧電素子を用いてもよい。この場合、外側領域Eの幅Leは、上述の実施形態と同じになるが、接続配線4の長さは短くすることができる。さらに、圧電素子2a,2c,2dは、圧電素子2bと同じ圧電素子を用いてもよい。この場合、圧電素子2a,2c,2dを傾けることによって、接続配線4と電源供給端子21,22とを接続することができる。
[変更例3]
なお、上記では、触覚伝達装置Xが設けられる表示パネルが液晶表示パネルである例について説明したが、これに限定されない。すなわち、触覚伝達装置Xが設けられる表示パネルは、CRT、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ、無機ELディスプレイ、LEDディスプレイ、蛍光表示管、電界放出ディスプレイ、表面電界ディスプレイ、電子ペーパ等であってもよい。
X 触覚伝達装置
Y 表示装置
1 タッチパネル(入力部)
2a〜2d 圧電素子(振動体)
21 第1電源供給端子(電源供給端子)
22 第2電源供給端子(電源供給端子)
Sa 圧電素子の長辺
Sb 圧電素子の短辺
3 圧電素子側導通端子(外部導通端子)
4 接続配線
41 第1接続配線
42 第2接続配線
50 液晶表示パネル(表示パネル)

Claims (6)

  1. 入力位置を検出するための入力領域、および前記入力領域の外側に位置する外側領域を有する入力部と、
    前記入力部の外側領域に設けられており、電源供給端子を有しており、かつ前記入力部を振動させる振動体と、
    前記入力部の外側領域に設けられた外部導通端子と、
    前記入力部の外側領域に設けられており、かつ前記電源供給端子と前記外部導通端子とを電気的に接続する接続配線と、を備え、
    前記電源供給端子は、正の電圧が印加される第1電源供給端子と、負の電圧が印加される第2電源供給端子とを有し、
    前記接続配線は、前記第1電源供給端子と前記外部導通端子とを電気的に接続する第1接続配線と、前記第2電源供給端子と前記外部導通端子とを電気的に接続する第2接続配線とを有し、
    前記振動体は、平面視矩形状であり、
    前記第1接続配線は、前記振動体の一方の短辺と平面視において交差し、かつ前記振動体の一方の短辺の一部と対応する前記入力部と前記振動体との間に介在され前記第1電源供給端子と接続され
    前記第2接続配線は、前記振動体の前記一方の短辺と平面視において交差し、かつ前記振動体の前記一方の短辺の一部と対応する前記入力部と前記振動体との間に介在され前記第2電源供給端子と接続される、触覚伝達装置。
  2. 平面視において、前記第1接続配線および前記第2接続配線は、前記振動体の前記一方の短辺および他方の短辺を貫くようにして前記入力部の外側領域に設けられている、請求項1に記載の触覚伝達装置。
  3. 前記入力部は、抵抗膜方式のタッチパネル、または静電容量方式のタッチパネルである、請求項1または2に記載の触覚伝達装置。
  4. 前記振動体は、前記電源供給端子を介して印加される電圧に基づいて振動する圧電素子である、請求項1〜のいずれか一項に記載の触覚伝達装置。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載の触覚伝達装置と、
    前記入力装置と対向配置される表示パネルと、を備えた表示装置。
  6. 前記表示パネルは、液晶表示パネルである、請求項に記載の表示装置。
JP2009270860A 2009-11-28 2009-11-28 触覚伝達装置、およびこれを備えた表示装置 Active JP5377253B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009270860A JP5377253B2 (ja) 2009-11-28 2009-11-28 触覚伝達装置、およびこれを備えた表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009270860A JP5377253B2 (ja) 2009-11-28 2009-11-28 触覚伝達装置、およびこれを備えた表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011113419A JP2011113419A (ja) 2011-06-09
JP5377253B2 true JP5377253B2 (ja) 2013-12-25

Family

ID=44235684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009270860A Active JP5377253B2 (ja) 2009-11-28 2009-11-28 触覚伝達装置、およびこれを備えた表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5377253B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7067530B2 (ja) * 2019-05-24 2022-05-16 株式会社村田製作所 振動装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4968515B2 (ja) * 2006-11-15 2012-07-04 ソニー株式会社 基板支持振動構造、触覚機能付きの入力装置及び電子機器
JP5151399B2 (ja) * 2007-10-30 2013-02-27 セイコーエプソン株式会社 タッチパネル、表示装置、電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011113419A (ja) 2011-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5352009B2 (ja) 入力装置、表示装置、および機器
JP4478436B2 (ja) 入力装置、情報処理装置、リモートコントロール装置および入力装置の制御方法
JP4424729B2 (ja) タブレット装置
JP5908969B2 (ja) 入力装置、表示装置、および電子機器
TW200414003A (en) Input device and manufacturing method thereof and portable electronic machine with input device
KR20150043138A (ko) 필름형 햅틱 디바이스, 햅틱 피드백 전자장치 및 햅틱 키보드
KR20120063344A (ko) 햅틱 구동부 및 이를 구비하는 전자 장치
JP5225247B2 (ja) 触覚伝達装置、およびこれを備えた表示装置
JP6133619B2 (ja) 振動装置、電子機器、および携帯端末
JP4222160B2 (ja) 入力装置およびその製造方法
JP5377253B2 (ja) 触覚伝達装置、およびこれを備えた表示装置
JP2012043362A (ja) 入力機能付き表示装置
JP6001369B2 (ja) 圧電装置、入力装置、表示装置、および電子機器
JP6022967B2 (ja) 振動装置、電子機器、および携帯端末
JP3941773B2 (ja) 入力装置、情報処理装置、リモートコントロール装置および入力装置の制御方法
JP2011248851A (ja) 入力装置、およびこれを備えた表示装置
JP5388935B2 (ja) 入力装置、およびこれを備えた表示装置
JP5355432B2 (ja) 入力装置、およびこれを備えた表示装置
JP2012141872A (ja) 電子機器及び入力装置
JP2011248634A (ja) 入力装置、およびこれを備えた表示装置
KR101084809B1 (ko) 터치스크린 장치
JP2013238941A (ja) 圧電装置、入力装置、表示装置、および電子機器
JP2012133469A (ja) 電子機器、およびこれを備えた携帯端末
KR20110002329A (ko) 터치 스크린 장치
JP2013073356A (ja) 入力機能付き表示装置、および携帯端末

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130327

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130924

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5377253

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150