JP5354003B2 - 自動販売機 - Google Patents

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Description

この発明は、自動販売機における庫内に缶入り飲料、壜入り飲料、ペットボトル入り飲料などの商品を冷蔵、温蔵状態に区分して保存し、外扉のディスプレイ室内に設置したディスプレイ台上に複数の商品見本を左右に並べて展示し、該商品見本に対応して商品の冷温状態を表示するようにした自動販売機に関する。
自動販売機の外扉には販売する商品の商品見本を展示するためディスプレイ室が設けられ、前記商品見本はディスプレイ室内に設置したディスプレイ台上に左右に並べて展示されている。このディスプレイ台に展示された商品見本の価格情報や冷温情報などの商品情報を表示するためディスプレイ台には価格情報を表示する価格情報表示体や冷温情報表示体が設けられている。この種の従来の自動販売機を図10,図11を用いて説明する。
図に示すように、この自動販売機は、前面が開放した断熱筐体として形成された本体キャビネット10と、本体キャビネット10の前面に開閉可能に支持された外扉20とからなる。本体キャビネット10における商品収納庫の前面は開閉可能な断熱内扉30によって閉塞されている。本体キャビネット10の庫内には、断熱仕切壁により左右方向に複数の商品収納室に区分され、各商品収納室は、缶入り飲料、ペットボトル入り飲料などの商品を収納するとともにその下端に商品選択ボタンの操作により商品を搬出する商品払出機構を有する商品収納ラックが収設され、また、各商品収納室の下部には、当該各商品収納室を冷却もしくは加熱して商品収納ラックに収納した商品を冷却または加熱する冷却/加熱ユニットが配設されている。
前記外扉20の前面の上部域は透明板40で覆われ、この透明板40と外扉20に開閉可能に軸支された中扉60との間の空間がディスプレイ室50として形成されている。前記中扉60の前面には、本体キャビネット10の庫内に収容した商品に対応した複数の商品見本80を左右に一列に並べて載置したディスプレイ台70が上下方向に3段取付けられている。前記透明板40には、各ディスプレイ台70と対峙する位置に商品選択ボタンユニット90が設けられ、商品選択ボタンユニット90は、ディスプレイ台70に載置された各商品見本80に対応して左右に一列に並べて設けた商品選択ボタン(不図示)を有している。前記商品選択ボタンには売り切れランプおよび販売可能ランプが内蔵されている。また、前記外扉20の前面には硬貨投入部21の投入口、紙幣投入部22の投入口、釣銭返却部23の返却口、商品取出口24に加え、不図示の返却レバーおよびロック付ハンドル(ロック装置)などが設けられている。さらに、前記外扉20の背面には硬貨投入部21の投入口に連通したコインメカニズム25、このコインメカニズム25に連通した金庫26、紙幣投入部22の投入口に連通した紙幣識別装置27などが設けられている。なお、ディスプレイ室50の上部およびディスプレイ台70の下部には商品見本80などを明るく照らす照明光源としての蛍光灯(不図示)が配設されている。
かかる自動販売機はキー操作によりロック付ハンドル(ロック装置)を鎖錠して外扉20を閉じた状態で商用電源からの電力供給を受けてディスプレイ室50内の蛍光灯を点灯制御することにより商品見本80などを明るく照らし出すとともに冷却/加熱ユニットを運転制御することにより庫内の商品を冷却/加熱する。硬貨または紙幣が投入されるとコインメカニズム25または紙幣識別装置27で識別して投入金額を積算するととともにこの投入金額と商品価格とを比較して商品選択ボタンの販売可能ランプを点灯制御する。商品選択ボタンが操作されると対応する商品収納ラックに搭載された商品払出機構に販売信号を供給する。この販売信号に基づいて前記商品払出機構はソレノイドの励磁・釈放動作により商品収納ラックに収納した商品を1個づつ搬出する。なお、投入金額と商品価格と投入金額とを演算して投入金額が商品価格を超えている場合にはコインメカニズム25を制御して釣銭を払い出す。
前記外扉20に区画形成されたディスプレイ室50に配設されたディスプレイ台70を図11に示す。図11はディスプレイ台70を分解して示す分解斜視図である。
図においてディスプレイ台70は、光透過材料からなる商品見本80(図10参照)を載置する載置台71と図では隠れて見えない左右一対の固定部材からなる。前記載置台71は上面部711と、この上面部711の両端から下方に延在された左右側壁712,712、および前面部713を有し、底面部と背面部が開放するように形成されている。前記左右側壁712,712の内側に位置してこの左右側壁712,712により隠れて見えない前記左右一対の固定部材は図10に示した中扉60に固着され、この固定部材を覆うように載置台71が取付けられる。前記上面部711には透明材料からなる商品見本80が嵌合保持される開口部714が左右方向に複数、この例では12個並設されている。また、前記載置台70の前面部713には各商品見本8に対応して複数、この例では12個の透光穴715が設けられ、そして、この前面部713の下端には前方側に折り返して形成したガイド部716が長手方向に延在して設けられている。
前記載置台71の前面部713に形成したガイド部716には冷温表示板72と価格情報表示体73が前後に重ねて取付けられる。冷温表示板72は載置台71の前面部713の左右方向に沿うように横長の短冊状に形成され、自動販売機の商品収納室(図示せず)に収納した商品の冷蔵、温蔵状態を表す冷温パターン、例えば、商品の冷蔵状態を表す冷温パターンとして白抜きの文字(例えば「COLD」)の背景に寒色の背景色(例えば青色)の印刷と、商品の温蔵状態をあらわす冷温パターンとして白抜きの文字(例えば「HOT」)の背景に暖色の背景色(例えば赤色)の印刷が施されている。価格情報表示体73は冷温表示板72の幅に略一致する幅の短冊状に形成された光透過板からなり、その前面の上方域には商品の価格情報を表す価格パターン731(例えば「¥120」の文字)が印刷してあり、下方域には開口732が形成されており、この開口732から冷温表示板72の冷温パターンが表示される。
前記ディスプレイ台70における載置台71の下方には蛍光灯74が配設される。この蛍光灯74は、中扉60に係止される左右一対の蛍光灯取付金具741に設けたソケット742に取付けられる。この蛍光灯74の光が載置台71の開口部714を通して光透過材料からなる商品見本80の内部に導入され、商品見本80が内部から照明される。また、上段のディスプレイ台70の下部に配設された蛍光灯74によって商品見本80は上方からも照明される。最上段のディスプレイ台70に載置された商品見本80はディスプレイ室50の上方に配置した蛍光灯(不図示)によって上方から照明される。
ところで、この種の自動販売機では庫内に保存される商品の冷蔵、温蔵状態の割合は季節に応じて変更されることから、ディスプレイ台70に載置された商品見本80の冷温状態を表示する冷温表示板72も季節の変わり目ごと、すなわち、庫内商品の冷蔵、温蔵状態を変更する都度対応する冷温パターンを表示したものに取り替えるため、複数種類の冷温パターンを印刷した冷温表示板72を用意し、この冷温表示板72をディスプレイ台70に差し込むようにしたものが知られている(例えば、特許文献1)。また、ディスプレイ台70に展示される商品見本80の冷温状態を強調するために商品見本80の背景色を冷温状態に応じた色彩(例えば、青色、赤色)とすることも知られている。その一例として青色、赤色の背景色が施された冷温表示パネルを設け、この冷温表示パネルを商品見本80の背後に設置するようにしたものがある(例えば、特許文献2)。この特許文献2に記載された発明はディスプレイ台70が装着される中扉60が鉄板により形成されていることを利用し、冷温表示パネルに磁石を設け、この磁石の吸着力で冷温表示パネルを中扉60に吸着保持するように構成されている。
前記特許文献1に記載された発明のようにディスプレイ台70に装着された冷温表示板72はディスプレイ台70に載置された複数の商品見本の冷温状態を個別に表示し、自動販売機の利用者が商品を選択する際の判断材料となる。しかしながら、自動販売機から離れた場所、或いは遠方からは冷温表示板72の冷温パターンを目視することが困難である。一方、特許文献2に記載された発明のように商品見本80の背後に冷温状態を表す着色が施された冷温表示パネルを配置したものでは遠方からでも冷温状態を把握することができるとともに人目を惹き付けることから自動販売機の集客力に優れており、販売促進に寄与するものである。

特開2002−133503号公報 特開2002−109624号公報
前記特許文献2に記載された発明は販売促進に寄与するが、次の点において解決すべき課題を有する。すなわち、自動販売機の庫内に保存される商品の冷蔵、温蔵状態は季節の変わり目ごとに変更され、これに伴ってディスプレイ台に載置された商品見本群の冷温区分も変更されることから、商品見本の冷温状態を表す着色が施された冷温表示パネルも商品見本群の冷温区分に応じた新たな冷温表示パネルに取り替える必要がある。ところが、前記冷温表示パネルは商品見本の背後に設置されていることからディスプレイ台に商品見本を装着した状態では上下に隣接するディスプレイ台および商品見本が邪魔となって冷温表示パネルを取り替えることができない。このため、冷温表示パネルを取り替えるには商品見本をディスプレイ台から取り外すか、ディスプレイ台自体を中扉から取り外さねばならず、冷温表示パネルの交換作業が煩雑で手間がかかるという課題を有する。このため、商品見本の冷温状態を表す着色が施されたフィルムを両面テープなどにより中扉に貼り付けることも考えられるが、商品見本を装着した状態において商品見本の背後にフィルムを通して貼り付けるには手間がかかるとともに外気温が高い場合には両面テープの粘着力が低下することによりフィルムが剥れて自動販売機の外観を損なうおそれがあるという問題を有する。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、簡単な構成により商品見本群の冷温状態を強調する冷温表示を行うことが可能な自動販売機を提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1にかかる発明は、本体キャビネットの庫内に商品を冷蔵、温蔵状態に区分して保存し、外扉の背面に開閉可能に取付けられた中扉により画成されたディスプレイ室を有し、当該ディスプレイ室に配設されたディスプレイ台に複数の商品見本を展示してなる自動販売機であって、前記ディスプレイ室内に展示された商品見本の背後に配置され、前記商品見本群の冷温状態の一方の冷温情報を表示する帯状の冷温情報表示体を備え、前記冷温情報表示体を左右方向に移動自在に配設してなる自動販売機において、前記中扉は磁性体材料からなり、前記冷温情報表示体は中扉の左右の一方端部に配設された支持部材に巻取りおよび引き出し可能に巻装され、その先端に磁石を有し、前記支持部材は冷温情報表示体の引き出しを阻止するストッパ機構を有することを特徴とする。
さらに、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の自動販売機において、支持部材は上下方向に延在する軸部と、この軸部を支持するとともに中扉に固着される本体枠と、この本体枠に装着されるとともに冷温表情報示体を手動操作する開口が形成されたカバーとからなり、前記軸部と本体枠とを相互に係合させてストッパ機構としてなることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、本体キャビネットの庫内に商品を冷蔵、温蔵状態に区分して保存し、外扉の背面に開閉可能に取付けられた中扉により画成されたディスプレイ室を有し、当該ディスプレイ室に配設されたディスプレイ台に複数の商品見本を展示してなる自動販売機であって、前記ディスプレイ室内に展示された商品見本の背後に配置され、前記商品見本群の冷温状態の一方の冷温情報を表示する帯状の冷温情報表示体を備え、前記冷温情報表示体を左右方向に移動自在に配設してなる自動販売機において、前記中扉は磁性体材料からなり、前記冷温情報表示体は中扉の左右の一方端部に配設された支持部材に巻取りおよび引き出し可能に巻装され、その先端に磁石を有し、前記支持部材は冷温情報表示体の引き出しを阻止するストッパ機構を有することにより、支持部材から引き出した冷温情報表示体の先端に設けた磁石を中扉に吸着させることにより商品見本の背景色を商品見本群の冷温状態に応じた背景色に簡単に変更することができるとともに冷温情報を変更する際には冷温情報表示体の先端に設けた磁石を中扉から引き外して冷温情報表示体を支持部材に巻取るか、若しくは引き出して所定箇所において磁石を中扉に吸着させれば良く、この場合には支持部材の個数を削減することができることは勿論のこと、横幅の異なる複数種類の機種の自動販売機に共通に使用することができる。
また、請求項2若しくは請求項3に係る発明によれば、引き出した冷温表示体を垂れ下がることなくぴんと張った状態に維持することができるので美観を損なうことがないという効果を有する。
本発明の実施の形態1にかかる自動販売機の主要部を示すディスプレイ台が配設された中扉の斜視図である。 図1における冷温情報表示体と支持部材を示し、(a)はその組立状態の斜視図、(b)その分解斜視図である。 本発明の実施の形態2にかかる自動販売機の主要部を示すディスプレイ台が配設された中扉の斜視図である。 図4における冷温情報表示体、支持部材およびベース部材の分解斜視図である。 本発明の実施の形態2にかかる自動販売機の主要部を示すディスプレイ台が配設された中扉の斜視図である。 本発明の実施の形態3にかかる自動販売機の主要部を示すディスプレイ台が配設された中扉の斜視図である。 図6における広告表示部材を示し、(a)はその広告表示部材の斜視図、(b)は広告表示部材を冷温情報表示体に装着した状態の斜視図である。 本発明の実施の形態4にかかる自動販売機の主要部を冷温情報表示体および支持部材の斜視図である。 図8における要部を拡大して示す斜視図である。 本発明が対象とする自動販売機の一例を示す斜視図である。 従来装置におけるディスプレイ台の分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1および図2は本発明の実施の形態1の自動販売機を示し、図1はその主要部であるディスプレイ台が配設された中扉60を示す斜視図、図2は図1に示す冷温情報表示体およびその支持部材を示し、(a)はその組立状態の斜視図、(b)はその分解斜視図である。なお、この実施の形態の図中で図10、図11に対応する部材には同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図1において、60で再び中扉を示し、この中扉60は図10に示した外扉20に開閉可能に軸支されるとともに外扉20の前面の上部域に設けた透明板40との間にディスプレイ室50を形成するものである。前記中扉60の前面には上下方向に3段のディスプレイ台70が取付けられている。このディスプレイ台70には本体キャビネット10(図10参照)の庫内に冷蔵、温蔵状態で保存された商品に対応した複数の商品見本80が左右に一列に並べて載置されている。図1において、1は本発明により付加された冷温情報表示体であり、2が前記冷温情報表示体1を保持するための支持部材である。
前記冷温情報表示体1は可撓性を備えたプラスチック材料により環状に形成され、ディスプレイ台70に載置された商品見本群に対応して中扉60の左右の端部に配設された支持部材2に掛け渡して取付けられている。前記冷温情報表示体1の表面には庫内の商品の冷蔵、温蔵状態に応じた冷温情報を表す背景色が印刷されている。すなわち、冷温情報表示体1の表面には冷蔵して保存される商品に対応する寒色の背景色(例えば青色)の印刷と、温蔵して保存される商品に対応する暖色の背景色(例えば赤色)の印刷が施されている。これらの色彩の異なる背景色は冷温情報表示体1の半周ごとに区分して印刷されている。
一方、前記支持部材2は、図2に示すように、上下方向に延在した軸部3と、この軸部3を支持するとともに中扉60に固着される本体枠4と、この本体枠4に装着されるとともに冷温情報表示体1を手動操作する開口部5Aが形成されたカバー5とにより形成されている。なお、支持部材2は中扉60の左右端部にそれぞれ配設されるが、各支持部材2は左右相称であることから図2では代表して(図1において)左端の支持部材2を示している。
図2において、前記軸部3は冷温情報表示体1が巻き掛けられる円筒状のドラム3Aと、このドラム3Aの両端から上下に突出するシャフト3Bとからなる。前記本体枠4は短冊状の薄板鋼板からなり、その平板状の基部4Aの上下両端を折り曲げて軸受部4B,4Bが形成され、この軸受部4B,4Bにはディスプレイ室の外側方向に開口した軸受穴4B1,4B1がそれぞれ形成されている。前記本体枠4における基部4Aのディスプレイ室内側の縁には冷温情報表示体1を案内するガイド4Cが形成され、このガイド4Cの上下両端にはカバー5を固定するねじ穴4C1がそれぞれ形成されている。また、前記基部4Aにおけるディスプレイ室の外側方向の縁には後述するカバー5の係止片4A1,4A1が切り起しにより形成され、さらに基部4Aの四隅にはそれぞれねじ挿通穴4A2が形成されている。前記カバー5は薄板鋼板からなり、展開状態で平板状の薄板鋼板を山形に折り曲げて形成され、稜線の一部を切り欠いて開口部5Aが形成されている。また、カバー5の一方の脚片(ディスプレイ室の内側に位置する脚片)にはねじの挿通穴5A1が形成されるとともに他方の脚片には前記基部4Aの係止片4A1,4A1と係合する係合穴(不図示)が形成されている。
次に、前記冷温情報表示体1と支持部材2の中扉60への組付けについて説明する。まず、左右一対の支持部材2の一方、この場合図2を参照すれば中扉60の左端側の支持部材2を構成する本体枠4を中扉60の所定位置に設置し、その設置状態を保持しつつ基部4Aの四隅に設けたねじ挿通穴4A2を介してねじ(不図示)により中扉60に固着する。次いで、環状の冷温情報表示体1の輪の中を通した軸部3のシャフト3Bを中扉60に固着した本体枠4の軸受部4B,4Bにおける軸受穴4B1,4B1に挿入する。最後に、前述したようにして本体枠4に組付けられた軸部3を覆うようにカバー5を組付ける。この場合、カバー5の他方の脚片に形成した係合穴(不図示)を本体枠4の基部4Aに設けた係止片4A1,4A1に係合させつつ軸部3を覆うように被せ、次いでカバー5の一方の脚片に形成したねじ挿通穴5A1にねじ(不図示)を通して当該ねじを本体枠4のガイド4Cに形成したねじ穴4C1に捻じ込むことによってカバー5が本体枠4に固着される。このようにカバー5を組付けた状態ではカバー5の他方の脚片が軸受4Bに形成した軸受穴4B1の開放端部を閉塞して軸部3の脱落を防止する。
図2に示した支持部材2と反対側(図1における中扉60の右端側)の支持部材2の中扉60への組付けは、冷温情報表示体1の輪の中を通した軸部3を本体枠4の軸受部4B,4Bに形成した軸受穴4B1,4B1に挿入して本体枠4に軸部3を組付ける。前記軸部3を組付けた本体枠4を中扉60の右端側の所定位置に設置する。この場合、所定位置とは本体枠4を設置した際、冷温情報表示体1が垂れ下がらないようにぴんと張った状態を維持できる位置を示している。前述したように設置された本体枠4を保持しつつ、本体枠4の基部4Aの四隅に形成したねじ挿通穴4A2を介してねじにより本体枠4を中扉60に固着する。ここで、本体枠4の基部4Aは冷温情報表示体1の幅よりも大きく形成されており、冷温情報表示体1(軸部3)を本体枠4に組付けた状態において当該冷温情報表示体1が占有する領域から食み出した基部4の四隅にねじ挿通穴4A2が形成されていることから冷温情報表示体1(軸部3)を本体枠4に組付けた状態においてもねじにより本体枠4を中扉60に固着できるものである。最後に中扉60に固着された本体枠4にカバー5を組付けることにより支持部材2の設置が完了する。
前述したように中扉60の左右端部に配設した支持部材2に巻き掛けて取付けられた冷温情報表示体1はディスプレイ台70に展示された商品見本80の背後に配設されており、その商品見本80の冷温状態、例えば図1における中段のディスプレイ台70に展示された10個の商品見本80のうち、左側5個の商品見本群が冷蔵状態の商品に対応し、右側5個の商品見本群が温蔵状態の商品に対応するものとした場合、冷温情報表示体1は青色と赤色の冷温情報の境界区域が左右5個ずつの商品見本群の間に位置するように調整される。この調整は中扉60を開放した状態において支持部材2のカバー5の開口部5Aを介して冷温情報表示体1を手動操作によって周回させることにより調整される。この場合、カバー5に人差指、中指、薬指および小指を添えて親指により冷温情報表示体1を周回させれば冷温情報表示体1の調整を行う際の手動操作を安定して行うことができる。
前述した説明ではディスプレイ台70に載置された複数の商品見本80の冷温状態が左右に区分(例えば、10個の商品見本の半分ずつに区分)される場合について説明したが、冷温情報表示体1における冷温情報を表す色彩(青色および赤色)は冷温情報表示体1の半周ごとに区分して印刷されていることからディスプレイ台70に載置された全ての商品見本群を冷蔵状態、または温蔵状態とした場合にも対応できるものである。
前述したように調整された冷温情報表示体1によって商品見本の背景色を商品見本群ごとに冷蔵状態を表す青色または温蔵状態を表す赤色に彩ることにより冷温状態を強調でき、また、遠方からでも冷温状態を把握することができるように表示することによって人目を惹き付けて販売促進に寄与する。なお、季節の変わり目ごとに行われる庫内商品の冷蔵、温蔵状態の変更に伴って商品見本群の冷温状態が変更される場合における冷温情報表示体1の調整(変更)操作は前述した調整と同一であることからここではその説明を省略する。
前記実施の形態においては支持部材2の軸部3に冷温情報表示体1を巻き掛けるとともに冷温情報表示体1を指で周回させるものとして説明したが、これに限るものではない。例えば、支持部材2の軸部3としてドラムの周囲に複数の突起(歯)を形成するとともに冷温情報表示体1に前記突起(歯)と噛み合う係合孔を穿孔しておき、ドラムから上下に突出するシャフトを手動により回動させるようにすることもできる。この場合には冷温情報表示体1に触れることなく冷温情報表示体1を周回させることができる。
また、前記実施の形態においては冷温情報表示体1を環状に形成したものについて説明したが、冷温情報表示体1の両端を巻取りドラムに係止して当該巻取りドラムに巻取るように構成することができるものである。この場合、中扉6の左右端部にそれぞれ冷温情報表示体1を巻き付けた巻取りドラムを配設し、商品見本の背景色を変更する際には一方の巻取りドラムを回転させることにより背景色を変更することができる。また、巻取りドラムを回転させることにより冷温情報表示体1を巻取ることができるので冷温情報表示体1に手を触れることなく冷温情報表示体1を移動させることができるものである。
さらに前記実施の形態においては支持部材2を商品見本群ごとに個別に中扉60に固着するものについて説明したが、これに限るものではない。例えば、ディスプレイ室に配設される上下方向3段のディスプレイ台70の間隔は商品見本の長さ(背の高さ)寸法により変更される。図1の例では上段および中段のディスプレイ台70に背の高い商品見本80と背の低い商品見本を混合し、下段のディスプレイ台70に背の低い商品見本80に統一して載置しているが、背の高い商品見本80と背の低い商品見本80の混合したものを下段および中段に、背の低い商品見本80に統一したものを上段とする機種もある。このため、支持部材2を商品見本群ごとに個別に設置する場合には機種ごとに支持部材2の設置位置を変えねばならないので製造コストが高くなる。そこで、支持部材2を上下方向に移動自在とし、ディスプレイ台の配設位置の異なる機種に応じて支持部材2の高さ位置を調節することができるようにすることにより製造コストの低減が図れるものである。
(実施の形態2)
図3乃至図5は本発明の実施の形態2の自動販売機を示し、図3、図5はその主要部であるディスプレイ台が配設された中扉60を示す斜視図、図4は図3に示す冷温情報表示体とその支持部材およびベース部材を示す分解斜視図である。なお、この実施の形態2の図中で図1、図2に対応する部材には同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図3乃至図5に示す実施の形態2の自動販売機が図1、図2に示す実施の形態1の自動販売機と相違する点はベース部材6を付加した点であり、その他の構成は同一である。前記ベース部材6は上下方向に延在する薄板鋼板からなり、中扉60の表面に塗布された塗料(白色のペイント)と同一の塗料により塗装されている。前記ベース部材6は中扉60にねじにより固着されている。また、前記ベース部材6には、図4に示すように、上下方向に複数段のねじ穴61が設けられている。このねじ穴61は冷温情報表示体1が巻き掛けられる支持部材2を取付けるために、図2に示したねじ挿通穴4A2に対応して設けたものである。
そして、ベース部材6における複数段のねじ穴61はディスプレイ台70の配設位置に対応して設けられている。すなわち、ディスプレイ室に配設される上下方向3段のディスプレイ台70の間隔は商品見本の長さ(背の高さ)寸法により変更され、例えば図3の例(機種)では上段および中段のディスプレイ台70に背の高い商品見本80と背の低い商品見本を混合し、下段のディスプレイ台70に背の低い商品見本80に統一して載置され、図5の例(機種)では3段のディスプレイ台70共に背の低い商品見本80に統一して載置されており、図3と図5の機種ではディスプレイ台70の設置位置が異なるために支持部材2の設置位置も異なる。そこで、前記ベース部材6の複数段のねじ穴61は、複数種類の機種毎の支持部材2の取付位置に対応して設けられている。
前記冷温情報表示体1、支持部材2およびベース部材6の中扉60への組付けは、中扉60に左右一対のベース部材6を固着し、このベース部材6のねじ穴61に支持部材2を取付ける。この支持部材2(冷温情報表示体1)のベース部材6への取付は、図1、図2に示した実施の形態1の自動販売機における支持部材2の中扉60への取付けと同一であるので、ここではその説明を省略する。前述したように中扉60に左右一対のベース部材6を取付けることによって、中扉60に支持部材2の取付穴を穿孔する必要がなくなる。したがって、中扉60に支持部材2を直に取付けるものでは機種に応じて異なる位置に支持部材2の取付穴を穿孔せねばならないのに対し、ベース部材6を設けた場合には機種に応じて異なる位置に支持部材2の取付穴を穿孔する必要がないので中扉60の製造コストを抑えることができる。
また、既存の自動販売機の冷温情報表示体1を付加して冷温情報表示体1によって商品見本の背景色を商品見本群ごとに冷蔵状態を表す青色または温蔵状態を表す赤色に彩ることにより冷温状態を強調したい場合にも、前記ベース部材6を用いることにより簡単に冷温情報表示体1を付加することができる。すなわち、前記ベース部材6は複数種類の異なる機種に対して共用できることから、前記ベース部材6を取付ける取付穴を中扉60に追加加工するのみで支持部材2(冷温情報表示体1)を複数種類の異なる機種の自動販売機に取付けることができる。なお、中扉60が鉄板により形成されている場合にはベース部材6に磁石を取付け、この磁石の吸着力でベース部材6を中扉60に吸着保持するように構成することもできる。
(実施の形態3)
図6および図7は本発明の実施の形態3の自動販売機を示し、図6はその主要部であるディスプレイ台が配設された中扉60を示す斜視図、図7は図6に示す広告表示部材を示し、(a)はその広告表示部材の斜視図、(b)は広告表示部材を冷温情報表示体に装着した状態の斜視図である。なお、この実施の形態3の図中で図1、図2に対応する部材には同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図6および図7に示す実施の形態3の自動販売機が図1、図2に示す実施の形態1の自動販売機と相違する点は広告表示部材7を付加した点であり、その他の構成は同一である。前記広告表示部材7は広告対象の商品、例えば新発売の商品,割引商品などの販売を促進するためのものであり、可撓性を有する薄いプラスチックにより形成され、この例ではその上方域の外形が星形に形成されている。この広告表示部材7には広告対象の商品を表す文字(図の例では「新商品」)や図柄または商品アピール用のキャッチコピーなどの広告表示が描かれている。図7(a)に示すように広告表示部材7の中央領域には左右方向に一対の係止片7A,7Aが一体に形成されている。この一対の係止片7A,7Aは広告表示部材7の一部を凹状に切り欠くことにより形成されており、係止片7A,7Aの自由端が前後に撓むように構成されている。
前記広告表示部材7は広告対象の商品の商品見本、つまり図6に示すようにディスプレイ台70に載置された商品見本80の背後に次のようにして設置される。すなわち、図7(b)に示すように、前記広告表示部材7は冷温情報表示体1に係止片7A,7Aを挟みつけることにより装着される。このように冷温情報表示体1に装着することによって広告表示部材7は商品見本80の背後に設置され、広告対象の商品の販売を促進する。前述したように広告表示部材7を冷温表示部材1に装着する際、広告対象の商品(商品見本)が背の低い商品見本80の場合には当該背の低い商品見本80の場所で広告表示部材7を冷温情報表示体1に設置すればよい。一方、背の高い商品見本80が広告対象の商品の場合には背の低い商品見本80の位置で広告表示部材7を冷温情報表示体1に装着した後、冷温情報表示体1を周回させて広告表示部材7を背の高い商品見本80の背後に移動させればよい。なお、この場合には広告表示部材7を移動させる分だけ冷温情報表示体1を予め逆方向に周回させておくものとする。
図6および図7に示す実施の形態3に係る自動販売機においては、冷温情報表示体1によって商品見本80の背景色を商品見本群ごとに冷蔵状態を表す青色または温蔵状態を表す赤色に彩ることにより冷温状態を強調でき、また、遠方からでも冷温状態を把握することができるように表示することによって人目を惹き付けて販売促進に寄与する効果に加え、POP広告(購買時点広告)によって広告対象の商品の購入を促進することができる。
(実施の形態4)
図8および図9は本発明の実施の形態4の自動販売機を示し、図8は冷温表示体および支持部材の斜視図、図9は図8に示す要部拡大斜視図である。なお、この実施の形態4の図中で図1、図2に対応する部材には同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図8および図9に示した実施の形態4の自動販売機が図1、図2に示す実施の形態1の自動販売機と相違する点は冷温情報表示体101および支持部材200に冷温情報表示体101のストッパ機構を設けた点であり、その他の構成は同一である。すなわち、冷温情報表示体101については、図1、図2に示す実施の形態1の冷温情報表示体1が環状に形成されるとともに2色(例えば青色と赤色)の印刷が施され、左右一対の支持部材2に掛け渡して取付けられているのに対し、この実施の形態4においては冷温情報表示体101がプラスチック材料の帯状体として成るとともに1色(例えば、赤色若しくは青色)の印刷が施されており、帯状体の一端が支持部材200のドラム3Aに固着されるとともにその先端(他端)に磁石102が設けられている点が異なる。
また、支持部材200においては図2に示したように、軸部3,本体枠4,カバー5からなる点は基本的に同一であるが、それぞれ若干の変更を加えられている。すなわち、軸部3についてはドラム3A(図2参照)の下方の端縁にシャフト3Bと平行に下方に延在するストッパピン(不図示)を植設した点、本体枠4については上下の軸受部(図2の軸受部4B)のうち、下側の軸受部400に円形の軸受穴401を形成するとともに前記軸受穴401を中心とする同心円上であって90°の回転角度ごとに嵌合孔402を形成した点、カバー5については中扉(図1参照)と対峙する縁部にそれぞれ上下一対の鉤形の係止爪500(図8、図9では右端の上下一対の係止爪のみが見えている)を設けた点である。
つまり、この実施の形態4においては、図2に示した軸部3のドラム3Aに帯状の冷温情報表示体101の一端が固着されてドラム3Aに巻取り、引き出し可能に巻装されている。前記軸部3は支持部材200における本体枠4の軸受部400の軸受穴401により軸支され、ドラム3Aの下方の端縁に植設したストッパピンが軸受部400に形成した嵌合孔402(4個の嵌合孔402のうちの一つ)に嵌合することにより軸部3の回転を阻止している。また、前記ドラム3Aに植設したストッパピンと軸受部400に形成した嵌合孔402との係合により冷温情報表示体101の巻取り、若しくは引き出しが阻止されることから前記ストッパピンおよび嵌合孔402が冷温情報表示体101のストッパ機構を構成するものである。なお、前記ドラム3Aに植設したストッパピンが軸受部400に形成した嵌合孔402に係合した状態は軸部3の自重により維持することもできるが、振動などによりその係合状態が外れるのを防止するため、軸部3を下方に付勢する付勢手段(例えば、ドラム3Aから上方に突出するシャフト3Bに装着したコイルばね)を設けるのが良い。
図8および図9に示した実施の形態4の自動販売機においては、中扉60(図1参照)が磁性体材料(例えば、鉄板)により形成されているものである。また、前記中扉60には、前記支持部材200におけるカバー5に形成した鉤形の係止爪500が貫通する係止孔(不図示)がその左右の何れか一方の端部側に予め形成されているものである。前記中扉60への支持部材200の組付けは、前記支持部材200におけるカバー5に形成した係止爪500を中扉60の係止孔を貫通させて引っ掛けるのみで完了する。そして、冷温情報表示体101による冷温情報の表示はその先端を持って冷温情報表示体101を支持部材200から引き出す。この場合、冷温情報表示体101のストッパ機構を解除、すなわち、ドラム3Aの下方の端縁に植設したストッパピンが支持部材200における本体枠4の軸受部400に形成した嵌合孔402から抜け出すようにするため、ドラム3Aから上方に突出するシャフト3Bを持って軸部3を若干上昇させておくものである。支持部材200から引き出された冷温情報表示体101の先端がディスプレイ台70に載置された複数の商品見本80の冷温区分の境目に到達すると、ドラム3Aのシャフト3Bから手を離して軸部3を下降させドラム3Aの下方の端縁に植設したストッパピンを軸受部400に形成した嵌合孔402の一つに嵌合させる。この状態で冷温情報表示体101の先端を反支持部材200方向に引っ張りつつ、その先端に設けた磁石401を中扉60に吸着させる。これにより冷温情報表示体101は垂れ下がることなくぴんと張った状態に維持される。
前述した実施の形態4においては冷温情報表示体101は中扉60の左右の何れか一方の端部側に配設された支持部材200から引き出すように構成されていることから、横幅の異なる複数種類の機種の自動販売機に共用することができるものである。なお、冷温情報表示体101には1色(例えば、赤色若しくは青色)の印刷のみが施されていることから、温蔵状態または冷蔵状態の商品見本群の背景のみを赤色または青色に表示することとなるが、冷温状態の何れをも表示したいという要求に対しては次のように対処することができる。すなわち、冷温情報表示体101に印刷された色(例えば、赤色)とは異なる色(例えば、青色)の印刷が施されてなるプラスチック材料からなる帯状体を用意するとともにその両端に磁石を設け、当該磁石を中扉60に吸着させて帯状体を商品見本80の背後に配設しておき、この帯状体の上に重なるように前述した冷温情報表示体101が引き出されるように構成すれば良い。
前述したように本発明によれば、本体キャビネット10の庫内に商品を冷蔵、温蔵状態に区分して保存し、外扉20の背面に開閉可能に取付けられた中扉60により画成されたディスプレイ室50を有し、当該ディスプレイ室50に配設されたディスプレイ台70に複数の商品見本80を展示してなる自動販売機において、前記ディスプレイ室内に展示された商品見本80の背後に配置され、前記商品見本群の冷温状態に対応した冷温情報(例えば、冷蔵状態を表す寒色の青、温蔵状態を表す暖色の赤)を表示する冷温情報表示体1を備え、前記冷温情報表示体1は帯状を成し、左右に移動自在に前記中扉60の配設したことにより、季節の変わり目に庫内に保存される商品の冷蔵、温蔵状態を変更するのに伴って商品見本群の冷温状態が変更された際にも冷温情報表示体1を手動操作により左右に移動させることによって商品見本の背景色を変更された商品見本群の冷温状態に応じた背景色に簡単に変更することができるものである。
以上に説明した本発明に係る自動販売機は缶入り飲料、瓶入り飲料、ペットボトル入り飲料、紙パック入り飲料などの商品を販売するのに有用である。
1、101 冷温情報表示体
2、200 支持部材
3 軸部
3A ドラム
3B シャフト
4 本体枠
4A 基部
4B、400 軸受部
4C ガイド
5 カバー
5A 開口
6 ベース部材
7 広告表示部材
20 外扉
50 ディスプレイ室
60 中扉
61 ねじ穴
70 ディスプレイ台
7A 係止片
80 商品見本
402 嵌合孔
500 係止爪

Claims (2)

  1. 本体キャビネットの庫内に商品を冷蔵、温蔵状態に区分して保存し、外扉の背面に開閉可能に取付けられた中扉により画成されたディスプレイ室を有し、当該ディスプレイ室に配設されたディスプレイ台に複数の商品見本を展示してなる自動販売機であって、前記ディスプレイ室内に展示された商品見本の背後に配置され、前記商品見本群の冷温状態の一方の冷温情報を表示する帯状の冷温情報表示体を備え、前記冷温情報表示体を左右方向に移動自在に配設してなる自動販売機において、前記中扉は磁性体材料からなり、前記冷温情報表示体は中扉の左右の一方端部に配設された支持部材に巻取りおよび引き出し可能に巻装され、その先端に磁石を有し、前記支持部材は冷温情報表示体の引き出しを阻止するストッパ機構を有することを特徴とする自動販売機。
  2. 請求項1に記載の自動販売機において、支持部材は上下方向に延在する軸部と、この軸部を支持するとともに中扉に固着される本体枠と、この本体枠に装着されるとともに冷温表情報示体を手動操作する開口が形成されたカバーとからなり、前記軸部と本体枠とを相互に係合させてストッパ機構としてなることを特徴とする自動販売機。
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