JP2005293458A - 自動販売機の冷温表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスプレイ台上に表示した冷温パターンの表示を簡単な操作で切り替えることができ、コストの低減を図る。
【解決手段】 冷温パターンを有した帯体からなる冷温パターン表示体12をディスプレイ台7にフリーな状態で架け渡して装着する。冷温情報表示体12の前方には、光透過板の一方の面に価格パターンを施した価格表示体14を設ける。これにより自動販売機の前面側から価格表示体14に表示された価格パターンとともに当該価格表示体を介して冷温パターン表示体12の冷温パターンとを目視することができる。冷温パターンの切り替えはディスプレイ室を開放した後、冷温パタンーン表示体を手動で周回移動させる。冷温パターン表示体はディスプレイ台にフリーな状態で掛け渡されているので、手動により容易に周回させることができる。【選択図】 図2

Description


この発明は、自動販売機における本体キャビネットの庫内に缶,壜,ペットボトルなどの商品を冷蔵,温蔵状態に区分して保存し、外扉のディスプレイ室内に設置したディスプレイ台上に複数の商品見本を左右に並べて展示し、該商品見本に対応して商品の冷温状態を表示する冷温表示装置に関するものである。
この種の自動販売機の冷温表示装置として、庫内商品の冷蔵,温蔵状態に合わせて自動的に表示を行うものも知られている(例えば、特許文献1)。この従来装置(従来例1)においては、ディスプレイ台の内部に組み込まれた左右一対の巻取ドラムに帯状の冷温パターン表示体が巻きつけられている。前記冷温パターン表示体は透光性のフィルムからなり、長手方向に冷温パターンが区分して表示されるとともに該冷温パターンがディスプレイ台の表示窓に臨むように配置されている。そして、一対の巻取ドラムにはモータが連結され、このモータのコントローラが庫内の冷温を切り替える冷温販売モード設定スイッチからの販売モード指令(又は、リモートコントローラからの販売モード指令)に基づいてモータを回転制御し、冷温パターン表示体による冷温の表示を冷温販売モードに合わせて自動的に切り替える。
さらに、ディスプレイ台上に左右方向に並べて載置された商品見本ごとに冷温状態の表示を行うようにしたものも知られている(例えば、特許文献2)。この従来装置(従来例2)においては、無端状の透明フィルムからなる表示体の周方向の複数箇所に冷温パターンを表示し、この表示体をホルダに支持された左右一対のローラ(又は、四角形の四隅の位置に配置された支持ピン)に架け渡し、ホルダの前側から冷温パターンの一方が表示されるようにしたものであり、冷温パターンの切り替えは表示体を手動で操作するものである。
特開平6−103448号公報 特開2001−126128号公報
前述した従来例1においては、庫内の冷温を切り替える冷温販売モード設定スイッチからの販売モード指令(又は、リモートコントローラからの販売モード指令)に基づいてモータを回転制御し、冷温パターン表示体による冷温の表示を冷温販売モードに合わせて自動的に切り替える点で作業性の向上を図ることができる。しかしながら、冷温表示の切り替えは一般的に季節の変わり目などに行われることから、約半年毎に行われる。このため、従来例1においては、帯状の冷温パターン表示体は、約半年の期間、巻取ドラムに巻きつけられており、写真フィルムに見られるように、丸まろうとしてしまう。この状態は巻取ドラムの半径が小さいほど強く現れるので、巻取ドラムの半径を大きくしようとすると、巻取ドラムに巻きつけられた冷温パターン表示体が嵩張ってしまう。このため、巻取ドラムが組み込まれるディスプレイ台の寸法、それも奥行き方向の寸法が大きくなり、薄形化が要求される自動販売機に適用することが困難である。そして、約半年毎に行われる冷温表示の切り替えのためにのみモータを設けねばならないことからコストアップしてしまうという問題を有する。
また、前述した従来例2においては、従来例1のように表示体の丸まりやモータの問題を解決できるものである。しかしながら、ディスプレイ台に載置された数十もの商品見本ごとに表示体が設けられているので、それぞれの表示体を手動操作して切り替えを行わねばならないこと、また、その手動操作の際には外扉を開放して外扉の裏面側から表示体を操作せねばならないことから、外扉の前方に必要とする冷温パターンが正確(左右にずれがないよう)に位置しているかを外扉の前面に回って確認しなければならないことから煩雑である。また、外扉の裏面に回ると外扉の前方から見た場合と左右が逆になることから、手動操作しようとする表示体の位置を一瞬間違えたり、戸惑ったりするおそれがある。
さらに、昨今の自動販売機においては多種類の商品を販売できることが望まれており、そのため商品見本の数も多くなり、ディスプレイ室内に上下方向に複数段のディスプレイ台を設置する傾向にある。したがって、前述した従来例1においてはますますコスト高となり、従来例2においてはそれぞれの表示体を手動操作することや冷温パターンの位置確認がますます煩雑となる。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ディスプレイ台上に表示した冷温パターンの表示を簡単な操作で切り替えることができ、コストを低減することができる自動販売機の冷温表示装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機の冷温表示装置は、庫内に収納された商品を温蔵,冷蔵状態に保存して販売する自動販売機であって、ディスプレイ台上に左右に並べて一列に載置された複数の商品見本に対応して冷温パターンを表示する自動販売機の冷温表示装置において、光透過材料からなり、ディスプレイ台に載置された一列分の商品見本に対応した冷温パターンがそれぞれ表示された無端の冷温パターン表示体を設け、前記ディスプレイ台に載置された一列分の商品見本に対応した冷温パターンがディスプレイ台の前面に表示されるように前記冷温パターン表示体を前記ディスプレイ台にその左右両端で折り返して架け渡し、ディスプレイ台の前面に露出した冷温パターン表示体を手動操作することを特徴とする。

また、本発明の請求項2に係る自動販売機の冷温表示装置は、上記請求項1において、ディスプレイ台の前面に表示された冷温表示パターンに重ねてディスプレイ台に載置された一列分の商品見本に対応した価格が表示された価格表示体を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る自動販売機の冷温表示装置は、上記請求項2において、前記価格表示体は冷温パターン表示体の幅よりも小さく形成したことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る自動販売機の冷温表示装置は、上記請求項2において、前記価格表示体は冷温パターン表示体の幅と略同一に形成され、価格表示部を除く一部に開口を有することを特徴とする。
本発明に係る自動販売機の冷温表示装置では、ディスプレイ台に載置された一列分の商品見本に対応した冷温パターンがディスプレイ台の前面に表示されるように冷温パターン表示体をディスプレイ台にフリーな状態で架け渡しておき、ディスプレイ台の前面に露出した冷温パターン表示体を手動操作することによってディスプレイ台に載置された一列分の商品見本に対応した冷温パターを一括して切り替えることができ、また、冷温パターン表示体はディスプレイ台を利用してそのディスプレイ台にフリー状態で架け渡して保持しておくのみでよいことから部品点数を削減できるのでコストの低減を図ることができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の冷温表示装置の実施の形態を説明する。図1は本発明の実施対象となる冷温表示装置を備える自動販売機の斜視図である。
図1に示すように、本発明の実施対象となる自動販売機は、前面が開放した断熱筐体として形成された本体キャビネット1と、本体キャビネット1の前面に開閉可能に支持された外扉2とからなる。本体キャビネット1の商品収納庫の前面は、開閉可能な断熱内扉3によって閉塞されている。本体キャビネット1の庫内は、良く知られているように、断熱仕切壁により左右方向に複数の商品収納室に区分され、各商品収納室は、例えば、缶、瓶、ペットボトルなどの商品を収納した商品ラックが収設され、また、各商品収納室の下部には、当該各商品収納室を冷却もしくは加熱して商品ラックに収納した商品を冷蔵・温蔵状態に保存する冷却/加熱ユニットが配設されている。
外扉2の前面の上部域は透明板4で覆われ、この透明板4と外扉2に開閉可能に支持された中扉6との間の空間がディスプレイ室5として形成されている。前記中扉6の前面には、本体キャビネット1の庫内に収納した商品に対応した複数(本実施の形態では12個)の商品見本8を左右に一列に並べて載置したディスプレイ台7が上下方向に3段取付けられている。前記透明板4には、各ディスプレイ台7と対峙する位置に商品選択ボタンユニット9が設けられ、商品選択ボタンユニット9は、ディスプレイ台7に載置された各商品見本8に対応して左右に一列に並べて設けた商品選択ボタン9aを有している(図3参照)。なお、商品選択ボタンユニット9の下側のディスプレイ室5には広告部10として形成されている。さらに外扉2の前面には、硬貨投入部11aの投入口、紙幣投入部11bの投入口、釣銭返却部11cの返却口、商品取出部11dの取出口に加え、不図示の返却レバーおよびロック付ハンドルなどが設けられている。
図2はディスプレイ台を示す分解斜視図である。ディスプレイ台7は、商品見本8を載置する載置台71と、この載置台71が上方から被さるように組付けられる固定部材72とからなる。前記載置台71は上面部711とこの上面部711の両端から下方に延在された左右側壁712,712と前面の左右両端に形成したカバー部材713とからなり、前記上面部711には不図示の係合穴が左右方向に複数(本実施の形態では12個)並設され、それぞれの係止穴に商品見本8が嵌合保持される。また、前記載置台71の左右側壁712,712にはそれぞれ内側に向かって突出するピン73が取付けられている。
前記載置台71とともにディスプレイ台7を構成する固定部材72は、前面部721、上面部722および後面部723を有して下方が開放する断面略コ字形に形成されるとともに左右両端に上面部722と後面部723に接続された左右側壁724,724を有しており、このように固定部材72は下方が開放する横長の箱形に形成されている。この固定部材72の前面部721には各商品見本8に対応して複数(本実施の形態では12個)の透光穴74が設けられ、上面部722は略全域にわたって開口しており、当該開口の中央2箇所に補強のための桟722a,722aが形成されている。また、固定部材72の左右側壁724,724には上面部722に向けて一部が開放した異形溝75が形成されている。この異形溝75の開放部は載置台71の左右側壁712,712に取付けられたピン73が通過可能な大きさに形成されており、前記固定部材72の上方から固定部材72に被せるように載置台71を組付ける際、異形溝73の開放部を通してピン73が異形溝75に挿入される。
前記固定部材72の後面部723には、図3に示すように、切り起こしにより形成した複数(本実施の形態では左右2個)の係止片723aが形成され、この係止片723aは中扉6に設けた穴(不図示)に挿通係止される。これにより、固定部材72が中扉6に取付けられる。また、後面部723の内壁側には2段に折り曲げられ、ディスプレイ台7の左右方向に延在したガイド部723bが設けられている。そして、図3に示すように、固定部材72の前面部721の下端は前方側に折り曲げて形成したガイド部721aが設けられている。また、図2および図3に示すように、前面部721、上面部722および後面部723に囲まれたディスプレイ台7の箱内には、左右方向に沿って蛍光灯13(図では一点鎖線で示す)が設けてある。蛍光灯13は、ディスプレイ台7の固定部材72に固定した、左右一対の各ソケット(図示せず)に装着している。
ディスプレイ台7の箱内には、商品見本8の冷温状態を表す冷温パターン表示体12が収設されている。この冷温パターン表示体12は、図4の斜視図に示すように、透光性フィルムからなる無端の帯状体として形成されている。冷温パターン表示体12の外面における周方向に沿った上方域には、自動販売機の商品収納室(図示せず)に収納した商品の冷蔵・温蔵状態を表す冷温パターン12aが施してある。本実施の形態において、商品の冷蔵状態を表す冷温パターン12aは、1パターンの単位として白抜きの文字(例えば「つめた〜い」)の背景に寒色の背景色(例えば青色)が印刷している。また、商品の温蔵状態を表す冷温パターン12aは、1パターンの単位として白抜きの文字(例えば「あったか〜い」)の背景に暖色の背景色(例えば赤色)が印刷してある。なお、本実施の形態では、冷温状態を表す複数の冷温パターン12aと、温蔵状態を表す複数の冷温パターン12aとが図4中に二点鎖線で示す境目12bを境にして無端状の帯状体の周方向の略半周分ずつ施してある。
図2および図3に示すように、冷温パターン表示体12は、ディスプレイ台7を構成する固定部材72の前面部721の前側および後面部723の前側を通るように固定部材72の左右端で折り返して掛け渡されている。この冷温パターン表示体12は固定部材72の下部側から固定部材72に装着される。この場合、固定部材72の前面部72の両端と左右側壁724,724との間には隙間721bが形成されており、その隙間721bを通して冷温パターン表示体12は固定部材72に装着され、その装着状態において冷温パターン表示体12の前方側が固定部材72の前面部721の下端に設けたガイド部721aにより支持され、また、冷温パターン表示体12の後方側が固定部材72の上面部722の下面と後面部723に設けたガイド部723bとの間に支持される。前述したとおり、冷温パターン表示体12は固定部材72の左右端で折り返して配設されるため、蛍光灯13のソケットは前記隙間721bよりも内側に取付けられている。また、固定部材72の前面部721の両端と左右側壁724,724との間に形成された隙間721bは、固定部材72に載置台71を組付けた際に載置台71のカバー部材713によって覆われ、その隙間721bが自動販売機の前面から見えないようにされている。
前述のように固定部材72に装着された冷温パターン表示体12において、固定部材72の前面部721aの前側を通る略半周分の冷温パターン表示体12の各冷温パターン12aは、前面部721に設けた各透光穴74の位置に対応する。これにより、冷温パターン表示体12の冷温パターン12aは載置台71に載置した各商品見本8に対応して、各商品見本8の商品の冷蔵・温蔵状態を表すことになる。この際、ディスプレイ台7の箱内にある蛍光灯13の光が透光穴74を介して透光性フィルムからなる冷温パターン表示体12を透過することで冷温パターン12aの文字および背景色が明るく表示される。なお、蛍光灯13の光は固定部材72の上面部722の開口および載置台711の係合穴を通して商品見本8の内部に導入され、光透過材からなる商品見本8を内側から照明して商品見本8を内側から発光させる。
なお、上述したように、冷温パターン表示体12の冷温パターン12aは、冷温状態を表す冷温パターン12aと、温蔵状態を表す冷温パターン12aとが無端状とした帯体の周方向の略半分ずつに施してある。このため、前面部721の前側を通る略半周分の冷温パターン表示体12は、各商品見本8に対応する全て(12個)が冷蔵状態の冷温パターン12aが位置する形態と、全て(12個)が温蔵状態の冷温パターン12aが位置する形態と、前面部721の前側に冷蔵状態の冷温パターン12aと温蔵状態の冷温パターン12aとの境目12bの1つが位置して一側が冷蔵状態の冷温パターン12aで他側が温蔵状態の冷温パターン12aとなる形態とを得ることができる。
さらに、ディスプレイ台7には、商品の価格情報を表示する価格表示体14が設けられている。価格表示体14は、図5の正面図で示すように、固定部材72の前面部721の左右方向に沿うように横長で、冷温パターン表示体12の幅に略一致する幅の短冊状に形成された光透過板からなり、その前面の下方域には商品の価格情報を表す価格パターン14a(例えば「¥120」の文字)が印刷してある。この価格パターン14aは、その左右方向にディスプレイ台7に載置した商品見本8に対応するように複数(本実施の形態では12個)設けてある。なお、図5に示すように、本実施の形態での価格表示体14の前面には、価格パターン14aの「¥120」の文字の左右両側に縦線からなる区画パターン14bが印刷されている。この区画パターン14bは、価格表示体14をなす光透過板の面を左右複数(本実施の形態では12個)に区画する。さらに、区画パターン14bで囲まれて価格パターン14aを有する透明領域は、ディスプレイ台7の前面部721に設けた各透光穴74に重なるように形成されている。また、価格表示体14には開口部14cが形成されており、この開口部14cは後述するように冷温パターン表示体12を手動で回動させる際に利用されるものである。
前記価格表示体14は、図3に示すように、ディスプレイ台7における固定部材72の前面部721のガイド部721aにその下端を挿入することにより、固定部材72の前面部721に沿うように装着されている。そして、価格表示体14は、その後面が冷温パターン表示体12の前面に重なり、前面部721の前側にある当該冷温パターン表示体12を覆うように装着されている。そして、価格表示体14の区画パターン14bにより囲まれた透明領域が前面部721の各透光穴74に重ねて配置されることにより、価格表示体14は各透光穴74の位置に対応した冷温パターン表示体12の冷温パターン12aを透過するとともに、その冷温パターン12aの下位置に価格パターン14aを表示する。
次に、前記固定部材72の左右側壁724,724に形成された異形溝75の形状を図6に示す。図6は固定部材72の右側面図であり、固定部材の右側壁724には、上面部722に向けて一部が開放した異形溝75が形成されている。ここで、異形溝75は、載置台71の左右側壁712に取付けたピン73を回転可能に軸支する前半域の円弧状溝部75aと、該円弧状溝部75aに連ねて後半域に形成したスライド溝部75bと、前記円弧状溝部75aとスライド溝部75bとの中間位置から固定部材72の上面部721との間に切欠き開口したピン73の挿脱溝部75cとを組合せた形状になる。前記挿脱溝部75cの上端は固定部材72の上面部721に切り込みを入れて下方に折り曲げた保護片725により開口されおり、当該開口を通してピン73が挿脱される。前記保護片725は固定部材72の左右端から折り返して配設された冷温パターン表示体12の外側に位置しており、異形溝75の挿脱溝部75cを介してピン73を挿脱する際、当該ピン73が冷温パターン表示体12に接触して冷温パターン表示体12を傷付けたり、切断してしまうのを防止する。
次に、図2に示すディスプレイ台7の自動販売機のディスプレイ室5(図1参照)への取付けについて説明する。まず、固定部材72に冷温パターン表示体12、価格表示体14及び蛍光灯13を装着した後、図3に示すように、固定部材72の後面部723に形成された係止片723aを中扉6に設けた穴(不図示)に挿入して固定部材72を中扉6に係止する。そして、中扉6に固定された固定部材72に載置台71を次のように装着する。すなわち、載置台71の左右側壁712に設けたピン73が固定部材72の左右側壁724に形成した異形溝75の挿脱溝部75cに対峙するように載置台71を固定部材72の上方から被せる。そして、載置台71の左右側壁712に設けたピン73を当該挿脱溝部75cを通して異形溝75に挿入し、前記ピン73が異形溝75のスライド溝部75bに係合するように載置台71を後方に向けてスライドさせる。前記ピン73が固定部材72異形溝75のスライド溝部75bに係合するとピン73が挿脱溝部75cから抜け出るのが阻止され、この状態で載置台71が固定部材72に固定されてディスプレイ台7が形成される。なお、載置台71には予め商品見本8が載置されていてもよく、また、後述する清掃作業を行う場合のように載置台71を前方にスライドさせて前傾姿勢に傾倒させて商品見本8を取付けてもよいものである。
次に、前述したように中扉6に固定された固定部材72に載置台71を組付けて形成されたディスプレイ台7における冷温パターンの切り替えについて説明する。冷温パターンの切り替えは、自動販売機の外扉2を開放した後、外扉2に閉扉状態にロックされた中扉6を開放してディスプレイ台7の前面を露出させる。そして、ディスプレイ台7に装着された価格表示体14の開口部14c(図5参照)に指を当て、当該開口部14cを介して冷温パターン表示体12を左右方向に周回させる。ここで、冷温パターン表示体12は、図3に示すように、固定部材72のガイド部721aおよびガイド部723bに保持されてフリーな状態にあるため、価格表示体14の開口部14cを介して指により容易に周回させることができる。このように、指で冷温パターン表示体12を周回させることにより冷温パターン表示体12の冷温パターン12aが周回送り方向に移動して商品の商品見本8に対応した冷温パターン表示体12の冷温パターン12aが切り替えられる。なお、冷温パターン表示体12はフリーな状態で固定部材72に装着されているが、冷温パターン表示体12が比較的長い帯状であることから振動などにより冷温パターン表示体12が周回することはない。
次に、ディスプレイ台7の背後の清掃や載置台71に載置された商品見本8を交換するために載置台71を前傾姿勢に傾倒させる操作について図7を用いて説明する。図7は載置台71を前傾姿勢に傾倒させた状態を示すものであり、通常では商品見本8が直立するように載置台71は固定部材72の上面に装着され、この状態では、ピン73が異形溝75の後半域に形成したスライド溝部75bに係合している。清掃などのために載置台71を前傾姿勢に傾倒させるためには、まず、載置台71を前方にスライドさせてピン73を異形溝75の前半域に形成した円弧状溝部75aに移動させる。ピン73が異形溝75の円弧状溝部75aに到達すると載置台71の前方へのスライドが阻止されるので、その状態でピン73を中心として載置台71を前方に回動させる。前記載置台71の前面側の左右両端に設けたカバー部材713の下端が固定部材72の前面部721に当接するまで載置台71を回動させると載置台71が前傾姿勢に傾倒した図7に示す状態に保持される。このように載置台71を前傾させることにより商品見本8の背後が開放されるので清掃作業を容易に行うことができる。前記載置台71のカバー部材713については、図2に示したところの、固定部材72の前面部72の両端と左右側壁724,724との間に形成された隙間721bを覆う機能を有するものであり、したがってカバー部材713は隙間721bを覆う機能と載置台71を前傾姿勢に保持する機能とを兼ね備えるものである。前述したとおり載置台71を前傾させた状態では載置台71の上面部712が前方を向くことから商品見本8の載置台71への装着や取り外しが容易となり、特に最上段のディスプレイ台7に対する商品見本8の交換が容易となる。なお、前傾した載置台71を元の状態に戻すには前述した載置台71の操作と逆の手順で載置台71を戻せばよい。
なお、前述した実施の形態では価格表示体14が冷温パターン表示体12の幅に略一致する幅に形成されるとともに1個の開口部14cを有するものとして説明したが、前記開口部14cを複数個設けることもでき、また、価格表示体14の前面に開口部14cを設けた場合に見栄えが悪くなる場合には価格表示体14の幅を冷温パターン表示体12の幅の略半分とし、冷温パターン表示体12の上半分が露出するようにすることもできる。
ところで、前述した実施の形態では、冷温パターン表示体12の前方側に価格表示体14を配置したものについて説明したが、冷温パターン表示体12と価格表示体14とを前後逆に配置することもでき、その実施の形態を以下に説明する。
図8は冷温パターン表示体12の背面に価格表示体14を配置した実施の形態を示す斜視図である。図8に示すように、冷温パターン表示体12には、それぞれの冷温パターン12a下方位置に透過部12cを設けている。価格表示体14は冷温パターン表示体12の背後に配置して固定部材72(図3参照)に装着する。このように、冷温パターン表示体12の背後に配置された価格表示体14の価格パターン14a(図5参照)は冷温パターン表示体12の透過部12cを通して前方に表示される。
なお、前述した実施の形態では、冷温パターン表示体12を、図3に示すように、固定部材72のガイド部721aおよびガイド部723bに保持されてフリーな状態におくものについて説明したが、固定部材の四隅に冷温パターン表示体が掛け渡されるローラを配置し、その4つのローラの少なくとも1つを歯付きローラとし、当該歯に係合する穴を冷温パターン表示体に形成して冷温パターン表示体を位置決めすることもできる。
本実施の形態における商品表示装置を備える自動販売機の斜視図である。 ディスプレイ台を示す分解斜視図である。 ディスプレイ台の側面断面を示す拡大図である。 冷温パターン表示体を示す斜視図である。 価格表示体を示す正面図である。 ディスプレイ台を構成する固定部材の右側面図である。 ディスプレイ台における載置台を前傾姿勢に傾倒させた状態を示す右側図である。 他の実施の形態を示す冷温パターン表示体の斜視図である。
符号の説明
7 ディスプレイ台
8 商品見本
12 冷温パターン表示体
12a 冷温パターン
12b 境目
14 価格表示体
14a 価格パターン
14c 開口部
71 載置台
72 固定部材
73 ピン
74 透光穴
75 異形溝
75c 保護部材
713 カバー部材

Claims (4)

  1. 庫内に収納された商品を温蔵,冷蔵状態に保存して販売する自動販売機であって、ディスプレイ台上に左右に並べて一列に載置された複数の商品見本に対応して冷温パターンを表示する自動販売機の冷温表示装置において、
    光透過材料からなり、ディスプレイ台に載置された一列分の商品見本に対応した冷温パターンがそれぞれ表示された無端の冷温パターン表示体を設け、
    前記ディスプレイ台に載置された一列分の商品見本に対応した冷温パターンがディスプレイ台の前面に表示されるように前記冷温パターン表示体を前記ディスプレイ台にその左右両端で折り返して架け渡し、ディスプレイ台の前面に露出した冷温パターン表示体を手動操作することを特徴とする自動販売機の冷温表示装置。
  2. ディスプレイ台の前面に表示された冷温表示パターンに重ねてディスプレイ台に載置された一列分の商品見本に対応した価格が表示された価格表示体を有することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の冷温表示装置。
  3. 前記価格表示体は冷温パターン表示体の幅よりも小さく形成したことを特徴とする請求項2に記載の自動販売機の冷温表示装置。
  4. 前記価格表示体は冷温パターン表示体の幅と略同一に形成され、価格表示部を除く一部に開口を有することを特徴とする請求項2に記載の自動販売機の冷温表示装置。
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