JP2004145599A - 自動販売機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】庫内に温蔵,冷蔵された商品を販売するものであって、下面が開口した箱形に形成されるとともに複数の商品見本6を載置して展示するディスプレイ台有する自動販売機置において、前記ディスプレイ台50の背面壁52に採光窓52bを設けるとともに該背面壁52に装着される光透過性材料からなる着色表示板100を設け、着色表示板を庫内商品の冷蔵,温蔵状態に合わせて青色もしくは赤色に着色することにより、ディスプレイ台50内に設けた蛍光灯の光によって商品見本6の背景となるディスプレイ扉に青色もしくは赤色を発色させて商品見本の冷温状態を強調する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、本体キャビネット内に缶,壜,ペットボトルなどの商品を冷蔵,温蔵状態に区分して保存し、外扉のディスプレイ室内に設置したディスプレイ台上に左右に並ベて商品見本を展示し、該商品見本に対応して商品の冷温状態を表示する自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は本発明の実施対象となる自動販売機の構成を示す。図において、1はその庫内に缶,壜,ペットボトルなどの商品を収納した商品ラックが収設され、該商品ラックに収容された商品を冷蔵,温蔵状態に区分して保存する本体キャビネットである。この本体キャビネット1の前面には偏平な箱形に形成された外扉2が開閉可能に取付けられている。この外扉2の上部域には、前面が透明板3で覆われるとともに背面が外扉2に開閉可能に取付けられたディスプレイ扉で構成されたディスプレイ室4が形成されている。このディスプレイ室4には、商品見本6を左右に並ベて載置するディスプレイ台5が上下方向に複数段、図示の場合には3段に並ベて設置されている。前記ディスプレイ台5は、下面が開放した横長の箱形に形成され、ディスプレイ台5の図では見えない背面壁がディスプレイ扉に固着して取付けられている。そして、前記ディスプレイ扉を外扉2と一体になるように閉じた際に、ディスプレイ室4内に展示された商品見本6が透明板3を介して透視されるようになる。7は透明板3に取付けられた商品選択ボタンであり、8はポスターなどを展示する広告部である。なお、前記外扉2の前面には、周知のように、硬貨投入口,紙幣投入口,金銭返却レバー,釣銭返却口,商品取出口,ロック付きハンドルなどが設けられている。
【0003】
次に、前記ディスプレイ台5の構造を図6に示し、図6はディスプレイ台5の一部を拡大して示すものである。ディスプレイ台5の上面には商品見本6が載置される箇所に商品見本6を固着するとともに後述する蛍光灯の光を商品見本6の内部に導入する穴(不図示)が形成されている。ディスプレイ台5の前面壁5aにはそれぞれの商品見本6に対応して表示窓5bが穿孔され、その表示窓5bの上部側には価格表示板9が貼着されており、また、ディスプレイ台5の前面壁5aには側面が開口したスリット状の支持溝5cが形成されている。10は一枚の帯状のシートに「HOT」「COLD」の文字とその「HOT」「COLD」の文字の背景が暖色(赤色)寒色(青色)に印刷された冷温パターンが上下2段で、かつ、上下逆さまになるように表示され冷温表示板である。この冷温表示板10は、ディスプレイ台5の支持溝5cに側面から差し込まれ、「HOT」または「COLD」の文字が表示窓5bに現れるようにセットされる。なお、図示例では表示窓5cから「COLD」を表示しているが、「HOT」を表示する場合には、冷温表示板10を引き抜き、上下の向きを反転させて差し込む。また、箱形に形成されたディスプレイ台5の内部には不図示の蛍光灯が、ディスプレイ台5の左右の側壁に取付けられたソケット(不図示)に装着されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、冷温表示板10による冷温表示に加えて商品の冷温を更に強調する場合には、商品見本6の背景となるディスプレイ扉に、次に述べるような冷温強調シートを貼り付けることが知られている。すなわち、「HOT」を表す暖色である「赤色」と「COLD」を表す寒色である「青色」のそれぞれの冷温強調シートを用意し、ディスプレイ台5に装着された冷温表示板10の「HOT」に対応するディスプレイ扉の表面に「赤色」の冷温強調シートを、そして、冷温表示板10の「COLD」に対応するディスプレイ扉の表面に「青色」の冷温強調シートを貼り付ける。これにより、商品見本6の背景が「HOT」を表す「赤色」と「COLD」を表す「青色」に表示され、商品見本6の冷温状態を一目で把握することができる(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
さらに、新商品のキャンペーンや推奨商品などを購入者に強力にアピールするため特定の商品見本に対応して発光ダイオードを設け、当該発光ダイオードを点滅させて特定商品のみを強調するものも知られている(例えば、特許文献3参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−133503号公報
【特許文献2】
特開2002−109624号公報
【特許文献3】
特開平8−180251号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、自動販売機に保存される商品の冷蔵,温蔵状態の割合は季節に応じて変更されることから、ディスプレイ台5の表示窓5bに表示される冷温表示もその都度変更する必要があり、その変更は冷温表示板10をディスプレイ台5から引き抜いた後に上下の向きを反転させて再びディスプレイ台5に装着することにより行われる。これに合わせてディスプレイ扉に貼り付けられた冷温強調シートの交換も必要となるが、冷温強調シートは冷温の変更に合わせて新調せねばならないとともに張り替え作業を必要とするという問題がある。一方、キャンペーン商品などの特定商品を発光ダイオードを用いて強調する場合、商品見本や冷温表示板を照明する蛍光灯とは異なる新たな光源(発光ダイオード)が必要となり、発光ダイオードに電源を供給するために電源線の引回しが必要となる。この場合、前記電源線の引回しをなくすために電池を使用することも提案されているが、この場合には新たに電池が必要となるとともに電池の取付台を設けねばならず部品点数が増加するという問題を有する。
【0008】
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、庫内商品の冷蔵,温蔵状態に合わせて商品見本の冷温状態の強調や特定の商品のアピールを極めて簡単な構成で容易に行うことが可能な自動販売機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、前面が開口した本体キャビネットとこの本体キャビネットの前面開口に開閉可能に取付けられた外扉とを有し、前記本体キャビネットの庫内に商品を冷蔵,温蔵状態に区分して保存し、前記外扉の前面に取付けられた透明板と前記外扉の背面に開閉可能に取付けられたディスプレイ扉とにより画成されたディスプレイ室を有し、該ディスプレイ室内に設置され、下面が開放した箱形に形成されるとともに当該箱形内部に蛍光灯が配置されたディスプレイ台上に前記商品の商品見本を左右に並ベて展示した自動販売機において、前記ディスプレイ台に前記蛍光灯から照射される光の通路を形成する採光窓を設け、光透過材料からなり、前記採光窓を覆うようにディスプレイ台に装着されるとともに商品を強調する色に着色された着色表示板を設け、前記蛍光灯の光により採光窓を通して着色表示板の色をディスプレイ扉に発色させることを特徴とする。
【0010】
上記構成を採用した本発明においては、箱形に形成されたディスプレイ台の内部に配置された蛍光灯の光により採光窓を通して着色表示板に着色された色がディスプレイ扉に発色される。この場合、請求項2に記載したように、ディスプレイ台の前面壁に沿わせて商品の冷温状態を表わす冷温表示手段を有する場合、当該冷温表示手段に対応して着色表示板は冷温を表す色(青色,赤色)に着色され、ディスプレイ台の前面に表示される商品見本の冷温(青色,赤色)表示に対応して商品見本の背景であるディスプレイ扉に青色,赤色が発色される。これにより、ディスプレイ室内の商品見本の冷温状態を強調することができる。また、請求項3に記載したように、着色表示板は特定商品に対応した箇所が特定の色に着色、例えば、特定の色を新商品や推奨商品などのイメージカラーとすることにより、特定の商品見本の背景がイメージカラーに発色され、これにより特定の商品見本を強調することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における自動販売機の実施の形態を図面を用いて説明する。なお、この実施の形態は発明の一実施例を示すものであり、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施例1)
図1は本発明における自動販売機の実施の形態の主要部の構成を示し、ディスプレイ台に着色表示板が装着された状態のディスプレイ台を示す背面斜視図、図2はディスプレイ台から一方の着色表示板が取り外された状態のディスプレイ台を示す背面斜視図であり、この発明の実施の対象となる自動販売機は図5に示した構成を有するものである。
【0012】
図において、50はディスプレイ台であり、このディスプレイ台50は、従来装置と同様に、下面が開放した横長の箱形に形成され、ディスプレイ台50の両側壁51,51に取付けられソケット60に蛍光灯(図ではディスプレイ台の構成を見やすくするため蛍光灯は省略している)が装着され、また、ディスプレイ台50の上面に形成した穴に固着される商品見本6が載置され、さらに、図では見えない前面壁には表示窓が形成されるとともに冷温表示板が装着され、冷温表示板の「HOT」「COLD」の文字およびその「HOT」「COLD」の文字の背景が暖色(赤色)寒色(青色)に印刷された冷温パターンが前記表示窓に現れるように構成されている。なお、前記ディスプレイ台50はディスプレイ室(図5参照)の背景となる不図示のディスプレイ扉に設けたブラケットに着脱自在に取付けられている。その着脱構成は本件出願人より出願された特開2000−306150号公報(発明の名称「自動販売機のディスプレイ装置」)に開示されているので、ここでは詳細な説明を省略するが、ディスプレイ扉に設けた左右一対のブラケットに異形溝が形成され、この異形溝にディスプレイ台の両側壁から左右に突出する支持軸を着脱可能に嵌め込み、前記異形溝に支持軸を嵌め込んだ状態でディスプレイ台を前後に移動させることにより展示位置に拘束支持したり、展示位置からメンテナンス位置に移動させて前傾姿勢に傾動させることができるものである。
【0013】
100はディスプレイ台50の長手方向に二分割された帯状の着色表示板であり、この着色表示板100は光透過性材料からなり、図2に示すように、庫内の冷蔵,温蔵状態を表す寒色である青色100aおよび暖色である赤100bに上下二段に着色されている。前記着色表示板100はディスプレイ台50の背面壁52に形成された取付溝52aに差し込んで装着される。ディスプレイ台50の背面壁52はディスプレイ台50の上面にまで切り込みを入れ、その切り込み端部から直角ではなく鈍角に折り曲げるとともに下端を折り返して着色表示板100が装着される取付溝52aを形成している。ディスプレイ台50の背面壁52をディスプレイ台50の上面にまで切り込みを入れて鈍角に折り曲げることによりディスプレイ台50は傾斜しており、背面壁52はディスプレイ台50が取付けられるディスプレイ扉に密着することなくディスプレイ扉との間に隙間を有する。また、背面壁52には隣接する商品見本6の間に対応する位置に採光窓52bが形成されており、取付溝52aに着色表示板100を装着した際に着色表示板100に上下二段に着色された上段側の青色100aもしくは赤色100bのいずれか一方が採光窓52bに対峙するように構成されている。
【0014】
前記各着色表示板100はディスプレイ台50の背面壁52に次のように装着される。すなわち、商品見本6に対応して冷温状態を表示する冷温表示板の冷温表示パターンが、例えば図1において、左側の5本の商品見本6が冷蔵状態「COLD」であり、右側に5本の商品見本6が温蔵状態「HOT」である場合、左側の着色表示板100は青色100aが上段となるよう、また、左側の着色表示板100は赤色100bが上段となるようディプレイ台50の背面壁52(取付溝52a)に装着される。前述のようにディスプレイ台50の背面壁52に着色表示板100が装着した状態でディスプレイ扉を外扉と一体になるように閉じた後外扉を閉じると、蛍光灯の光がディスプレイ台50の背面壁52に形成された採光窓52bを通して着色表示板100に照射され、これによりディスプレイ室の背景となるディスプレイ扉には着色表示板100に着色された色が発色される。前述の例によれば、ディスプレイ室の前方から見て右側の5本の商品見本6に対応する背景が青色に発色しており、左側の5本の商品見本6に対応する背景が赤色に発色している。したがって、商品見本6の冷温状態をディスプレイ扉に発色された青色,赤色によって強調することができる。
【0015】
季節の変わり目において自動販売機に保存される商品の冷蔵,温蔵状態の割合が変更される時、ディスプレイ台50の前面壁に形成した表示窓に表示される冷温表示板の冷温表示がその都度変更されることは従来装置の説明で述べたとおりである。この変更に合わせてディスプレイ台の背面壁に装着された着色表示板によるディスプレイ扉への発色も変更される。すなわち、冷温表示板の変更は外扉を開けるとともに該外扉からディスプレイ扉を開放してディスプレイ台50を露出させることにより行われる(冷温表示板の変更は従来装置と同様である)。この冷温表示板の変更の際、ディスプレイ台50をメンテナンス位置である前方に引き出して前傾姿勢に傾動させると着色表示板100が露出する。ここで、ディスプレイ台50に載置された全ての商品見本6の冷蔵状態に変更された場合には、前述したようにして露出した着色表示板100(図1においては右側の着色表示板)をディスプレイ台50の背面壁52から引き抜き、引き抜いた着色表示板100の上下の向きを反転させて再度背面壁52に差し込んで装着する。これにより着色表示板100に着色された青色が背面壁52に形成された採光窓52bに対峙する。これにより全ての商品見本6の背景となるディスプレイ扉には青色が発色することとなる。ディスプレイ台50に載置された全ての商品見本6を温蔵状態に変更した場合には、図1における左側の着色表示板100を引き抜くとともに上下の向きを反転させて再び装着することは言うまでもない。
(変形例1)
図3は図1および図2に示す本発明における自動販売機の実施の形態の変形例を示し、ディスプレイ台に着色表示板が装着された状態のディスプレイ台を示す背面斜視図である。図3において、図1および図2に示す実施例と同一のものには同一の符号を付してその説明を省略する。
【0016】
図3に示す変形例はディスプレイ台50に載置された商品見本6が全て冷蔵あるいは温蔵状態である場合に採用されるものであり、図3において、図1および図2に示す実施例1と異なる点は冷温表示板200である。すなわち、図1および図2に示す実施例1における冷温表示板100は左右に二分割されているのに対し、この図3に示す冷温表示板200はディスプレイ台50の長さに対応する長さを有する単一部材からなり、かつ、ディスプレイ台50の背面壁52に形成された採光窓52a(図2参照)に対応して青色200aおよび赤色200bに交互に着色されている点である。このように着色表示板200には交互に青色200aおよび赤色200bに着色されていることから、図3に示す状態では商品見本6の背景となるディスプレイ扉には青色が発色され、着色表示板200を図において左にスライドさせるとディスプレイ扉に赤色が発色されることとなる。
(実施例2)
図4は本発明における自動販売機の異なる実施の形態の主要部の構成を示し、ディスプレイ台に着色表示板が装着された状態のディスプレイ台を示す背面斜視図である。図4において、図1および図2に示す実施例と同一のものには同一の符号を付してその説明を省略する。
【0017】
図4において、ディスプレイ台50の上に載置された商品見本6のうち、60および61は特定商品、すなわち、新商品あるいは推奨商品に対応する商品見本である。300および301はそれぞれ着色表示板であり、着色表示板300はディスプレイ台50の背面壁52に形成された採光窓52c,52d,52eに対峙する箇所が新商品や推奨商品をアピールする特定の色、例えば、商品のイメージカラーに着色され、残りの部分は不透明に形成されている。一方、着色表示板301は不透明に形成され、着色表示板301に隠れて見えない採光窓52bからの蛍光灯の光を遮断している。したがって、この実施例2の構成によれば、商品見本60,61の背景となるディスプレイ扉には新商品や推奨商品のイメージカラーが発色され、このイメージカラーによって新商品や推奨商品を強調することができる。したがって、従来のように特定商品を強調するためにのみ光源を設けたりする必要がなく、商品見本6を内部から照明する蛍光灯を利用して特定商品を強調することができる。
【0018】
なお、前記着色表示板300は商品のイメージカラーに着色された箇所以外の残りの部分は不透明に形成されているものについて説明したが、当該残りの部分については商品の冷温を表す赤色,青色に着色することもできる。
なお、各実施例においては着色表示板が左右に二分割されているが、これに限られるものではなく、変形例に示すように単一部材のものであってもよいものである。また、各実施例ではディスプレイ台の背面壁に形成された採光窓は隣接する商品見本の間にそれぞれ形成したものについて説明したが、採光窓は横に連続した一つの窓であってもよく、この場合には着色表示板が各実施例に示した採光窓に対応する部分が着色され、残りの部分が不透明に形成されるものである。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、前面が開口した本体キャビネットとこの本体キャビネットの前面開口に開閉可能に取付けられた外扉とを有し、前記本体キャビネットの庫内に商品を冷蔵,温蔵状態に区分して保存し、前記外扉の前面に取付けられた透明板と前記外扉の背面に開閉可能に取付けられたディスプレイ扉とにより画成されたディスプレイ室を有し、該ディスプレイ室内に設置され、下面が開放した箱形に形成されるとともに当該箱形内部に蛍光灯が配置されたディスプレイ台上に前記商品の商品見本を左右に並ベて展示した自動販売機において、前記ディスプレイ台に前記蛍光灯から照射される光の通路を形成する採光窓を設け、光透過材料からなり、前記採光窓を覆うようにディスプレイ台に装着されるとともに商品を強調する色に着色された着色表示板を設け、前記蛍光灯の光により採光窓を通して着色表示板の色をディスプレイ扉に発色させるように構成したことにより、例えば、商品の冷蔵,温蔵状態を強調する場合には商品見本の背景であるディスプレイ扉に青色,赤色が発色され、また、特定商品を強調する場合には、特定の色(商品のイメージカラーなど)が特定商品の背景であるディスプレイ扉にイメージカラーが発色されるので、ディスプレイ室の前方から商品の冷温状態や特定商品を容易かつ簡単な構成により強調することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における自動販売機の実施の形態の主要部の構成を示し、ディスプレイ台に着色表示板が装着された状態のディスプレイ台を示す背面斜視図
【図2】図1のディスプレイ台から一方の着色表示板が取り外された状態のディスプレイ台を示す背面斜視図
【図3】図1の実施の形態の変形例を示し、ディスプレイ台に着色表示板が装着された状態のディスプレイ台を示す背面斜視図
【図4】本発明における自動販売機の異なる実施の形態の主要部の構成を示し、ディスプレイ台に着色表示板が装着された状態のディスプレイ台を示す背面斜視図
【図5】この発明の実施対象となる自動販売機の正面図
【図6】従来装置を示すディスプレイ台の拡大図
【符号の説明】
1 本体キャビネット
2 外扉
3 透明板
4 ディスプレイ室
6 商品見本
50 ディスプレイ台
5 ディスプレイ台
52 背面壁
52b 採光窓
100 着色表示板
200 着色表示板
300,301 着色表示板
Claims (3)
- 前面が開口した本体キャビネットとこの本体キャビネットの前面開口に開閉可能に取付けられた外扉とを有し、前記本体キャビネットの庫内に商品を冷蔵,温蔵状態に区分して保存し、前記外扉の前面に取付けられた透明板と前記外扉の背面に開閉可能に取付けられたディスプレイ扉とにより画成されたディスプレイ室を有し、該ディスプレイ室内に設置され、下面が開放した箱形に形成されるとともに当該箱形内部に蛍光灯が配置されたディスプレイ台上に前記商品の商品見本を左右に並ベて展示した自動販売機において、
前記ディスプレイ台に前記蛍光灯から照射される光の通路を形成する採光窓を設け、光透過材料からなり、前記採光窓を覆うようにディスプレイ台に装着されるとともに商品を強調する色に着色された着色表示板を設け、前記蛍光灯の光により採光窓を通して着色表示板の色をディスプレイ扉に発色させることを特徴とする自動販売機。 - 請求項1記載の自動販売機において、ディスプレイ台の前面壁に沿わせて商品の冷温状態を表わす冷温表示手段を有し、当該冷温表示手段に対応して着色表示板は冷温を表す色に着色されていることを特徴とする自動販売機。
- 請求項1記載の自動販売機において、着色表示板は特定商品に対応した箇所が特定の色に着色されていることを特徴とする自動販売機。
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