JP5353813B2 - コイル部品、リアクトル、コイル部品の成形方法 - Google Patents

コイル部品、リアクトル、コイル部品の成形方法 Download PDF

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Description

本発明は、コイル部品、リアクトル、コイル部品の成形方法に関するものである。
コイル部品として、特許文献1,2において、1本の平角線を用いて2つのコイル要素を構成する技術が開示されている。詳しくは、特許文献1では、1本の平角線をエッジワイズ巻きする時に軸をずらして2つのコイル要素を製造している。また、特許文献2では、左右のコイル要素において巻き方を反対として、1本の平角線について第1コイル要素の形成が完了した後に第2コイル要素の形成に必要な長さを送り出した上で、反対方向に巻き戻すようにして第2コイル要素の形成を行っている。
特許第3737461号公報 特開2007−305803号公報
特許文献1のように1本の平角線をエッジワイズ巻きする時に軸をずらして2つのコイル要素を形成する場合においては、軸をずらす必要があるために、コイリング時において平角線を巻くときの振れが大きく、スピードアップすることが難しい。
また、特許文献2のように1本の平角線について第1コイル要素の形成が完了した後に第2コイル要素の形成に必要な長さを送り出すと、即ち、平角線を全て引き出してから第2コイル要素のコイリングを行う手法においては、平角線を引き出す必要があり、そのために両コイル要素の間の距離が大きい場合には時間がかかってしまう。また、第2コイル要素のコイリングの際に第1コイル要素が振れてしまい、スピードアップすることが難しい。さらに、2つのコイル要素の巻き方向が反対であるので、2種類の巻き線ヘッドが必要となる。
本発明は、このような背景の下になされたものであり、その目的は、並列状に並ぶ複数のコイル要素を1本の平角線によって形成するときに容易に加工することができるコイル部品、リアクトル、コイル部品の成形方法を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、並列状に並ぶ同一巻き方向の複数のコイル要素を1本の平角線のエッジワイズ巻きによって角筒形状に形成するとともに、相互に連続する両コイル要素の相互間に架かる平角線の連絡部を、前記コイル要素よりも一部が前記角筒形状の隣り合う2面から外径側に突出するように前記平角線をエッジワイズ巻きにより飛び出させ、かつ、折り返し部を含めた3箇所でのフラットワイズ曲げにより前記両コイル要素を軸線が平行となる状態で並設するようにしたことを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、並列状に並ぶ同一巻き方向の複数のコイル要素が1本の平角線のエッジワイズ巻きによって角筒形状に形成される。また、相互に連続する両コイル要素の相互間に架かる平角線の連絡部は、コイル要素よりも一部が角筒形状の隣り合う2面から外径側に突出するように平角線のエッジワイズ巻きにより飛び出している。この飛び出し部において、折り返し部を含めた3箇所でのフラットワイズ曲げにより両コイル要素が軸線が平行となる状態で並設される。
このようにエッジワイズ巻きを一度に行うことができる。また、両コイル要素間の連絡部は、折り返し部を含めた3箇所でフラットワイズ曲げにより形成することができ、加工が容易となる。その結果、並列状に並ぶ複数のコイル要素を1本の平角線によって形成するときに容易に加工することができる。
請求項2に記載のように、請求項1に記載のコイル部品において、前記平角線の連絡部は、前記両コイル要素のうちの一方のコイル要素の外面から外径側に突出する第1の直線部と、前記第1の直線部の先端からフラットワイズ曲げにより直角に屈曲形成され、前記一方のコイル要素の軸線方向に沿って前記一方のコイル要素に向かって延びる第2の直線部と、前記第2の直線部の先端からエッジワイズ巻きにより直角に屈曲形成され、前記一方のコイル要素から前記両コイル要素のうちの他方のコイル要素に向かって延びる第3の直線部と、前記第3の直線部の先端からエッジワイズ巻きにより直角に屈曲形成され、前記他方のコイル要素の軸線方向に沿って前記第2の直線部と平行に延びる第4の直線部と、前記第4の直線部の先端からフラットワイズ曲げにより直角に屈曲形成され、前記他方のコイル要素に向かって延びる第5の直線部と、前記第5の直線部の先端からエッジワイズ巻きにより直角に屈曲形成され、前記一方のコイル要素に接近する方向に延びる第6の直線部と、前記第6の直線部の先端においてフラットワイズ曲げにより折り返されて前記他方のコイル要素に向かって延びて前記他方のコイル要素につながる第7の直線部と、を有するとよい。
また、請求項2に記載のコイル部品において、請求項3に記載のように、前記第1の直線部は、前記一方のコイル要素における前記他方のコイル要素に対し最も離間した辺から延び、前記第3の直線部は、前記他方のコイル要素における前記一方のコイル要素に対し最も接近した辺に向かって延びていても、請求項4に記載のように、前記第1の直線部は、前記一方のコイル要素における前記他方のコイル要素に対し最も離間した辺から延び、前記第3の直線部は、前記他方のコイル要素における前記一方のコイル要素に対し最も離間した辺に向かって延びていてもよい。
請求項5に記載の発明では、請求項1〜4のいずれか1項に記載のコイル部品における内部にコアを配置したことを要旨とする。
請求項5に記載の発明によれば、加工が容易なリアクトルとすることができる。
請求項6に記載の発明は、同一巻き方向の複数のコイル要素を、1本の平角線のエッジワイズ巻きによって、その軸方向が一致する1軸上に角筒形状に形成し、かつ、相互に連続する両コイル要素の相互間に架かる平角線の連絡部を、前記平角線のエッジワイズ巻きによって前記コイル要素における前記角筒形状の隣り合う2面から外径側に突出するように形成するエッジワイズ巻き工程と、前記エッジワイズ巻き工程の後に、前記平角線の前記連絡部において、前記両コイル要素を軸線が平行となる状態で並設されるように折り返し部を含めた3箇所でフラットワイズ曲げを行うフラットワイズ曲げ工程と、を有することを要旨とする。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1に記載のコイル部品を成形することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のコイル部品の成形方法において、前記フラットワイズ曲げ工程における前記3箇所でのフラットワイズ曲げを、3つの工程で行うことを要旨とする。
請求項7に記載の発明によれば、3箇所でのフラットワイズ曲げを確実に行うことができる。
特に、請求項8に記載のように、請求項7に記載のコイル部品の成形方法において、前記3つの工程において、折り返し部を形成する工程を2番目に行うようにするとよい。
本発明によれば、並列状に並ぶ複数のコイル要素を1本の平角線によって形成するときに容易に加工することができる。
第1の実施形態におけるリアクトルの斜視図。 (a)はリアクトルの平面図、(b)はリアクトルの正面図、(c)はリアクトルの側面図。 コイル部品の斜視図。 (a)はコイル部品の平面図、(b)はコイル部品の正面図、(c)はコイル部品の側面図。 コイル部品の成形工程を説明するための斜視図。 コイル部品の成形工程を説明するための斜視図。 コイル部品の成形工程を説明するための斜視図。 第2の実施形態におけるリアクトルの斜視図。 (a)は第2の実施形態におけるコイル部品の平面図、(b)はコイル部品の正面図、(c)はコイル部品の側面図。 第2の実施形態におけるコイル部品の成形工程を説明するための斜視図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図面に従って説明する。
図1には、本実施形態におけるリアクトル10の斜視図を示す。図1のリアクトル10の平面図(図1のA矢視図)、正面図(図1のB矢視図)、側面図(図1のC矢視図)を、図2(a),(b),(c)に示す。
リアクトル10は、コイル部品20とUU型コア60を備えている。
UU型コア60はU型コア61とU型コア62により構成されている。U型コア61は断面が四角形状をなし、図2(a)の平面視においてU字状をなしている。同様に、U型コア62も断面が四角形状をなし、図2(a)の平面視においてU字状をなしている。U型コア61における両端面とU型コア62における両端面とが当接(面接触)している。
U型コア61とU型コア62との両当接面のうちの一方の当接面付近における周囲には四角環状のコイル要素21が巻回されている。また、U型コア61とU型コア62との両当接面のうちの他方の当接面付近における周囲には四角環状のコイル要素22が巻回されている。
図3には、コイル部品20の斜視図を示す。図3のコイル部品20の平面図(図3のD矢視図)、正面図(図3のE矢視図)、側面図(図3のF矢視図)を、図4(a),(b),(c)に示す。
図3に示すように、コイル部品20は、第1のコイル要素21と第2のコイル要素22を有している。第1のコイル要素21は角筒形状に形成されている。第2のコイル要素22も角筒形状に形成されている。コイル要素21の軸線をL1とするとともにコイル要素22の軸線をL2とする(図4(a)参照)。
第1のコイル要素21と第2のコイル要素22は、並列状に並んで配置されている。第1のコイル要素21と第2のコイル要素22は、1本の平角線30のエッジワイズ巻きによって形成され、巻き方向が同一である。即ち、図5に示すように1本の平角線30をエッジワイズ巻きにより1軸上に巻回し、その後、2つのコイル要素21,22に形成したものである。平角線30は銅よりなる。
また、コイル部品20は、図3に示すように、平角線の連絡部40を有し、連絡部40は、相互に連続する両コイル要素21,22の相互間に架かっている。
コイル部品20の連絡部40は、図4(b)に示すように、コイル要素21よりも一部が角筒形状の隣り合う2つの面(2面)21a,21bから外径側に突出するように平角線30をエッジワイズ巻きにより飛び出して構成されている。また、連絡部40は、コイル要素22よりも一部が角筒形状の隣り合う2つの面(2面)22a,22bから外径側に突出するように平角線30をエッジワイズ巻きにより飛び出して構成されている。
コイル部品20の連絡部40は、図5に示すように、第1の曲げ線41と第2の曲げ線42と第3の曲げ線43を有している。第1の曲げ線41においてフラットワイズ曲げにより図3に示すように直角(90°)に曲げられている。図5の第2の曲げ線42においてフラットワイズ曲げにより図3,図4(a)に示すように折り返されている。即ち、180°折り曲げられ、折り返し部となっている。図5の第3の曲げ線43においてフラットワイズ曲げにより図3に示すように直角(90°)に曲げられている。
このように、折り返し部を含めた3箇所(曲げ線41,42,43)でのフラットワイズ曲げにより両コイル要素21,22が、軸線L1,L2(図4(a)参照)が平行となる状態で並設されている。
図3,4において、平角線の連絡部40は、第1の直線部51と第2の直線部52と第3の直線部53と第4の直線部54と第5の直線部55と第6の直線部56と第7の直線部57とを有している。
第1の直線部51は、両コイル要素21,22のうちの一方のコイル要素としての第1のコイル要素21の外面から外径側(上方)に突出している。詳しくは、第1の直線部51は、図4(b)において第1のコイル要素21の左の辺、即ち、第1のコイル要素21における第2のコイル要素22に対し最も離間した辺から延びている。
第2の直線部52は、第1の直線部51の先端からフラットワイズ曲げにより直角に屈曲形成され、第1のコイル要素21の軸線L1方向に沿って第1のコイル要素21に向かって延びている。第3の直線部53は、第2の直線部52の先端からエッジワイズ巻きにより直角に屈曲形成され、第1のコイル要素21から両コイル要素21,22のうちの他方のコイル要素としての第2のコイル要素22に向かって延びている。詳しくは、第3の直線部53は、図4(b)において第2のコイル要素22の左の辺、即ち、第2のコイル要素22における第1のコイル要素21に対し最も接近した辺に向かって延びている。
また、第4の直線部54は、第3の直線部53の先端(図4(b)において第2のコイル要素22の左の辺)からエッジワイズ巻きにより直角に屈曲形成され、第2のコイル要素22の軸線L2方向に沿って第2の直線部52と平行に延びている。第5の直線部55は、第4の直線部54の先端からフラットワイズ曲げにより直角に屈曲形成され、図4(b)において第2のコイル要素22の下の辺に向かって延びている。
第6の直線部56は、第5の直線部55の先端(図4(b)において第2のコイル要素22の下の辺)からエッジワイズ巻きにより直角に屈曲形成され、第1のコイル要素21に接近する方向に延びている。第7の直線部57は、第6の直線部56の先端(第1のコイル要素21と第2のコイル要素22との中間位置)においてフラットワイズ曲げにより折り返されて第2のコイル要素22に向かって延びて第2のコイル要素22につながっている。
コイル部品20の第1のコイル要素21において平角線30の一端30aが上方(外径側)に突出しており、接続端子として用いられる。同様に、第2のコイル要素22において平角線30の他端30bが上方(外径側)に突出しており、接続端子として用いられる。
次に、リアクトル10の製造方法について説明する。
まず、コイル部品20の成形方法について述べる。
図5に示すように、同一巻き方向の複数のコイル要素21,22を、1本の平角線30のエッジワイズ巻きによって、その軸方向が一致する1軸上に角筒形状に形成する。同時に、相互に連続する両コイル要素21,22の相互間に架かる平角線の連絡部40を、平角線30のエッジワイズ巻きによってコイル要素21,22における角筒形状の隣り合う2つの面(2面)21a,21b,22a,22bから外径側に突出するように形成する。これが、エッジワイズ巻き工程となる。
そして、エッジワイズ巻き工程の後に、平角線30の連絡部40において、図6に示すようにフラットワイズ曲げにより第1の曲げ線41で90°折り曲げる。その後、図7に示すようにフラットワイズ曲げにより第2の曲げ線42で折り返す(180°折り曲げ、折り返し部となる)。さらに、図3に示すようにフラットワイズ曲げにより第3の曲げ線43で90°折り曲げる。このようにして、両コイル要素21,22を軸線L1,L2が平行となる状態で並設されるように折り返し部を含めた3箇所(曲げ線41,42,43)でフラットワイズ曲げを行う。これが、フラットワイズ曲げ工程となる。
このようにフラットワイズ曲げ工程における折り返し部を含めた3箇所でのフラットワイズ曲げを、3つの工程で行う。
引き続き、図1,2に示すように、コイル要素21,22にU型コア61,62の先端部を挿入してU型コア61,62における両端面同士を当接(面接触)させる。
このようにして、2つのコイル要素(21,22)分を一度に曲げ、連絡部40となる中間ターンのみ寸法を変え、その後、フラットワイズ3回のフォーミングとする。即ち、1軸で全てエッジワイズ巻きし、3回のフラットワイズ曲げにてフォーミングしてコイル部品20(コイル要素21,22)が完成する。つまり、連絡部40となる中間ターンのみ寸法が異なる。
これにより、エッジワイズ巻きを一度に行うことが可能となる。また、エッジワイズ曲げの曲げ方向を変える必要がない。このようにして、工程を簡素化し、巻きスピードをアップすることができる。
より詳しく説明する。特許文献1のように1本の平角線をエッジワイズ巻きする時に軸をずらして2つのコイル要素を形成する場合にはコイリング時に平角線を巻くときの振れが大きくスピードアップすることが難しいが、本実施形態では1軸上にコイル要素を形成するのでスピードアップを図ることができる。また、特許文献2のように第1コイル要素の形成が完了した後に平角線を全て引き出してから第2コイル要素を反対方向に巻き戻すと、平角線を引き出す必要があるために時間がかかってしまうとともに第2コイル要素のコイリングの際に第1コイル要素が振れてスピードアップすることが難しい。これに対し本実施形態では、平角線を引き出す必要がなく時間短縮を図ることができるとともに1軸上にコイル要素を形成するのでスピードアップを図ることができる。また、本実施形態ではコイル要素の巻き方向が同一であるので、特許文献2では2種類の巻き線ヘッドを必要としていたが本実施形態では1種類の巻き線ヘッドでよい。
また、コイル要素21,22の間に平角線の連絡部40を配置した場合においては、無駄なスペースができてしまいリアクトルの体格が大きくなる。これに対し、本実施形態では2つのコイル要素(21,22)分を一度に巻回するとともに中間ターンのみ寸法を変え、その後、フラットワイズ曲げを3回(曲げ線41において90°、曲げ線42において180°、曲げ線43において90°)行ってフォーミングする。これにより、コイル要素21,22の間に平角線の連絡部40は存在せずにコイル要素21とコイル要素22とを接近して配置することができる。その結果、リアクトルの体格を小さくすることができる。
以上のごとく、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)コイル部品20の構造として、並列状に並ぶ同一巻き方向の複数のコイル要素21,22を1本の平角線30のエッジワイズ巻きによって角筒形状に形成した。また、相互に連続する両コイル要素21,22の相互間に架かる平角線30の連絡部40を、コイル要素21,22よりも一部が角筒形状の隣り合う2つの面(2面)21a,21b,22a,22bから外径側に突出するように平角線30をエッジワイズ巻きにより飛び出させる。この飛び出し部において、折り返し部を含めた3箇所(曲げ線41,42,43)でのフラットワイズ曲げにより両コイル要素21,22を軸線L1,L2が平行となる状態で並設するようにした。
よって、エッジワイズ巻きを一度に行うことができる。また、両コイル要素21,22間の連絡部40は、折り返し部を含めた3箇所でフラットワイズ曲げにより形成することができ、加工が容易となる。その結果、並列状に並ぶ複数のコイル要素21,22を1本の平角線30によって形成するときに容易に加工することができる。
さらに、平角線の連絡部40は、折り返し部を含めた3箇所でのフラットワイズ曲げにより両コイル要素21,22を軸線L1,L2が平行となる状態で並設しており、平角線の連絡部40を両コイル要素21,22の間に配置しなくてもよいので、コイル要素21,22を互いに接近して配置することができる。
(2)リアクトル10の構成として、コイル部品20における内部にコア(UU型コア)60を配置したので、加工が容易であるとともに小型化可能なリアクトルとすることができる。
(3)コイル部品20の成形方法として、エッジワイズ巻き工程とフラットワイズ曲げ工程とを有する。エッジワイズ巻き工程においては、同一巻き方向の複数のコイル要素21,22を、1本の平角線30のエッジワイズ巻きによって、その軸方向が一致する1軸上に角筒形状に形成する。また、相互に連続する両コイル要素21,22の相互間に架かる平角線の連絡部40を、平角線30のエッジワイズ巻きによってコイル要素21,22における角筒形状の隣り合う2つの面(2面)21a,21b,22a,22bから外径側に突出するように形成する。フラットワイズ曲げ工程においては、エッジワイズ巻き工程の後に、平角線30の連絡部40において、両コイル要素21,22を軸線L1,L2が平行となる状態で並設されるように折り返し部を含めた3箇所でフラットワイズ曲げを行う。これにより、(1)のコイル部品が得られる。
(4)特に、フラットワイズ曲げ工程における折り返し部を含めた3箇所でのフラットワイズ曲げを、3つの工程で行うので、折り返し部を含めた3箇所でのフラットワイズ曲げを確実に行うことができる。ここで、3つの工程において、折り返し部を形成する工程を2番目に行うようにしたのでよりよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図1に代わる本実施形態のリアクトルを図8に示す。図4に代わる本実施形態のコイル部品を図9に示す。図10は図5に代わる本実施形態のコイル部品の成形工程を説明するための斜視図である。
コイル部品20の連絡部70は、図10において第1の曲げ線71と第2の曲げ線72と第3の曲げ線73を有している。第1の曲げ線71においてフラットワイズ曲げにより図8に示すように直角(90°)に曲げられている。図10の第2の曲げ線72においてフラットワイズ曲げにより図8,図9(a)に示すように折り返されている。即ち、180°折り曲げられ、折り返し部となっている。図10の第3の曲げ線73においてフラットワイズ曲げにより図8に示すように直角(90°)に曲げられている。
このように、本実施形態においても、折り返し部を含めた3箇所(曲げ線71,72,73)でのフラットワイズ曲げにより両コイル要素21,22が、軸線L1,L2(図9(a)参照)が平行となる状態で並設されている。
また、連絡部70の第1の直線部51も、第1の実施形態と同様に、図9(b)において第1のコイル要素21の左の辺、即ち、第1のコイル要素21における第2のコイル要素22に対し最も離間した辺から延びている。第3の直線部53’については、図9(b)において第2のコイル要素22の右の辺、即ち、第2のコイル要素22における第1のコイル要素21に対し最も離間した辺に向かって延びている。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
・図4(b)において連絡部40の第5の直線部55は第2のコイル要素22の左の辺に一致させたが、それよりも左側(第1のコイル要素21側)であっても、コイル要素21,22の内部にUU型コア60(U型コア61,U型コア62)を配置する上で好ましい。
・図9(b)において連絡部70の第5の直線部55は第2のコイル要素22の右の辺に一致させたが、それよりも右側であっても、コイル要素21,22の内部にUU型コア60(U型コア61,U型コア62)を配置する上で好ましい。
10…リアクトル、20…コイル部品、21…第1のコイル要素、22…第2のコイル要素、30…平角線、40…連絡部、41…第1の曲げ線、42…第2の曲げ線、43…第3の曲げ線、51…第1の直線部、52…第2の直線部、53…第3の直線部、53´…第3の直線部、54…第4の直線部、55…第5の直線部、56…第6の直線部、57…第7の直線部、60…UU型コア、61…U型コア、62…U型コア、70…連絡部、71…第1の曲げ線、72…第2の曲げ線、73…第3の曲げ線、L1…軸線、L2…軸線。

Claims (8)

  1. 並列状に並ぶ同一巻き方向の複数のコイル要素を1本の平角線のエッジワイズ巻きによって角筒形状に形成するとともに、
    相互に連続する両コイル要素の相互間に架かる平角線の連絡部を、前記コイル要素よりも一部が前記角筒形状の隣り合う2面から外径側に突出するように前記平角線をエッジワイズ巻きにより飛び出させ、かつ、折り返し部を含めた3箇所でのフラットワイズ曲げにより前記両コイル要素を軸線が平行となる状態で並設するようにした
    ことを特徴とするコイル部品。
  2. 前記平角線の連絡部は、
    前記両コイル要素のうちの一方のコイル要素の外面から外径側に突出する第1の直線部と、
    前記第1の直線部の先端からフラットワイズ曲げにより直角に屈曲形成され、前記一方のコイル要素の軸線方向に沿って前記一方のコイル要素に向かって延びる第2の直線部と、
    前記第2の直線部の先端からエッジワイズ巻きにより直角に屈曲形成され、前記一方のコイル要素から前記両コイル要素のうちの他方のコイル要素に向かって延びる第3の直線部と、
    前記第3の直線部の先端からエッジワイズ巻きにより直角に屈曲形成され、前記他方のコイル要素の軸線方向に沿って前記第2の直線部と平行に延びる第4の直線部と、
    前記第4の直線部の先端からフラットワイズ曲げにより直角に屈曲形成され、前記他方のコイル要素に向かって延びる第5の直線部と、
    前記第5の直線部の先端からエッジワイズ巻きにより直角に屈曲形成され、前記一方のコイル要素に接近する方向に延びる第6の直線部と、
    前記第6の直線部の先端においてフラットワイズ曲げにより折り返されて前記他方のコイル要素に向かって延びて前記他方のコイル要素につながる第7の直線部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記第1の直線部は、前記一方のコイル要素における前記他方のコイル要素に対し最も離間した辺から延び、前記第3の直線部は、前記他方のコイル要素における前記一方のコイル要素に対し最も接近した辺に向かって延びることを特徴とする請求項2に記載のコイル部品。
  4. 前記第1の直線部は、前記一方のコイル要素における前記他方のコイル要素に対し最も離間した辺から延び、前記第3の直線部は、前記他方のコイル要素における前記一方のコイル要素に対し最も離間した辺に向かって延びることを特徴とする請求項2に記載のコイル部品。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のコイル部品における内部にコアを配置したことを特徴とするリアクトル。
  6. 同一巻き方向の複数のコイル要素を、1本の平角線のエッジワイズ巻きによって、その軸方向が一致する1軸上に角筒形状に形成し、かつ、相互に連続する両コイル要素の相互間に架かる平角線の連絡部を、前記平角線のエッジワイズ巻きによって前記コイル要素における前記角筒形状の隣り合う2面から外径側に突出するように形成するエッジワイズ巻き工程と、
    前記エッジワイズ巻き工程の後に、前記平角線の前記連絡部において、前記両コイル要素を軸線が平行となる状態で並設されるように折り返し部を含めた3箇所でフラットワイズ曲げを行うフラットワイズ曲げ工程と、
    を有することを特徴とするコイル部品の成形方法。
  7. 前記フラットワイズ曲げ工程における前記3箇所でのフラットワイズ曲げを、3つの工程で行うことを特徴とする請求項6に記載のコイル部品の成形方法。
  8. 前記3つの工程において、折り返し部を形成する工程を2番目に行うことを特徴とする請求項7に記載のコイル部品の成形方法。
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