JP5353681B2 - メモリインターフェース回路 - Google Patents

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メモリインターフェース回路に関するものである。
従来、半導体記憶装置において、メモリセルアレイに不良セルが発生した場合でも、これを救済するために冗長回路を搭載して、製造歩留まりの向上を図っている。
また、半導体記憶装置には、メモリセルアレイ中のレギュラービット領域に加えて、パリティビット用の専用領域を備えることによって、ECC機能を持たせたメモリがある。この場合、ワード線上のレギュラー領域の1ビットエラーは、同ワード線上のパリティビット領域に記憶したパリティビットを使って救済されるようになっている。
そして、パリティビット専用領域のビットセルに不良セルが発生した場合に、パリティビットの無い、レギュラービットのデータのみに使用する半導体記憶装置として利用することが提案されている。(特許文献1)
特開平10−106285号公報
しかしながら、パリティビット用の専用領域を備えた半導体記憶装置においては、パリティビット領域のビットセルに不良セルは発生した場合、製品として出荷できず不良品として破棄していた。
ところで、パリティビット専用領域を備えた半導体装置において、パリティビット専用領域のビットセルに不良セルが発生した場合に、レギュラービットのデータのみに使用する半導体記憶装置に置き換えて使用することは、製造歩留まりの向上を図る上で優れている。しかし、本来の、パリティビット専用領域を設けパリティビットを使いECC機能を持たせることのできる半導体記憶装置として利用することはできなかった。そのため、パリティビット専用領域のビットセルに不良セルが発生した場合に、何らかの方法で、新たなティビット専用領域のビットセルを設けてECC機能を持たせることのできる半導体メモリが望まれていた。
このパリティビット割付回路及びパリティビット割り付け方法は、半導体記憶装置のメモリセルアレイ中のパリティビットセルに不良セルが発生してもパリティビットを含むデータを記憶することができることを目的とする。
本発明の一観点によれば、外部から入力されるレギュラービットデータに基づいて、前記レギュラービットデータに対する第1のパリティビットデータを生成する第1のパリティ生成回路と、半導体記憶装置の各ビット線に不良メモリセルが接続されているか否かを示すビット線情報に基づいて、前記レギュラービットデータと前記第1のパリティビットデータとを含むライトデータの各ビットデータの順番を並び換え、並び換えた前記ライトデータに含まれる前記第1のパリティビットデータを、前記各ビット線のうちの前記不良メモリセルが接続されていないビット線に出力する書込回路部を有し、前記書込回路部は、前記ビット線情報に基づいて、前記ライトデータの各ビットデータの順番をシフトして並び換える第1の並び換え回路を有する
本発明の一観点によれば、歩留まりの向上を図ることができる。
メモリインターフェースのブロック回路図。 半導体メモリのセルアレイの模式図。 書込データのレギュラービットとパリティビットを説明するための説明図。 書込データの並び換えを説明するための説明図。 読出データの並び換えを説明するための説明図。 ライト用データ領域判定回路を説明するためのブロック回路図。 リード用データ領域判定回路を説明するためのブロック回路図。
以下、第一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1において、インターフェース回路としてのメモリインターフェース1は、コアロジック2(CPU)と半導体メモリ3との間に設けられている。メモリインターフェース1は、コマンドバッファ1a、アドレスバッファ1b、割付回路1cを有している。
コマンドバッファ1aは、コアロジック2からライトコマンド、リードコマンド等の各種コマンドCNTを入力し、同コマンドCNTを半導体メモリ3に出力する。アドレスバッファ1bは、コアロジック2からアドレスデータAdを入力し、同アドレスデータAdを半導体メモリ3に出力する。
割付回路1cは、コアロジック2が生成したユーザデータDuを入力し、そのユーザデータDuに対する誤り訂正符号データDpを生成し、その誤り訂正符号データDpをユーザデータDuに付加してライトデータWDを生成する。そして、割付回路1cは、そのライトデータWDをライト用のコマンドCNT及びアドレスデータAdと同期して半導体メモリ3に出力し、同半導体メモリ3に記憶させる。
また、割付回路1cは、半導体メモリ3に記憶させたライトデータWDを、リード用のコマンドCNT及びアドレスデータAdに基づいて、リードデータRDとして読み出す。割付回路1cは、読み出したリードデータRDからユーザデータDuを抽出してコアロジック2に出力する。
コアロジック2は、半導体メモリ3に記憶させるためのユーザデータDuを割付回路1cに出力する。ユーザデータDuは、本実施形態では、8ビットのレギュラービットデータ(以下、単に、レギュラービットという)D1〜D8から構成されている。
割付回路1cは、8ビットのレギュラービットD1〜D8に対する誤り訂正符号データDpを生成する。誤り訂正符号データDpは、本実施形態では、4ビットのパリティビットデータ(以下、単に、パリティビットという)D9〜D12から構成されている。
そして、割付回路1cは、レギュラービットD1〜D8に、その生成したパリティビットD9〜D12を付加してライトデータWDを生成する。
従って、本実施形態では、ライトデータWDは、図3に示すように、8ビットのレギュラービットD1〜D8と、4ビットのパリティビットD9〜D12とからなる12ビットのビットデータで構成される。
尚、説明の便宜上、12ビットからなるライトデータWDの各ビットを総称して書込ビットともいい、各書込ビットの符号を、対応する前記レギュラービットD1〜D8及びパリティビットD9〜D12の符号を付すものとする。
半導体メモリ3は、複数のメモリセルがマトリクス状に配列されたメモリセルアレイ5を有し割付回路1cで生成したライトデータWDを記憶する。
図2は、半導体メモリ3のメモリセルアレイ5を説明するための模式図を示す。本実施形態では、メモリセルアレイ5は、12ビットの書込ビットD1〜D12からなるライトデータWDに対応して、12本のビット線BL1〜BL12と、n本(本実施形態では8本)のワード線WL1〜WL8が格子状に配線され、その交差する部分にメモリセルCがそれぞれ形成されている。
メモリセルアレイ5には、割付回路1cが誤り訂正符号データDpを生成する機能を有し、ユーザデータDuに誤り訂正符号データDpを付加させたライトデータWDを記憶させることから、レギュラービットD1〜D8を記憶させるためのレギュラービット専用領域Z1とパリティビットD9〜D12を記憶させるためのパリティビット専用領域Z2に区画されている。
詳述すると、メモリセルアレイ5は、行方向に、12個のメモリセルCが配置され、列方向に、8個のメモリセルCが配置されている。そして、行方向に配置された各行のメモリセルCは、対応する第1〜第8ワード線WL1〜WL8にそれぞれ接続され、列方向に配置された各列のメモリセルCは、対応する第1〜第12ビット線BL1〜BL12にそれぞれ接続されている。そして、第1〜第8ビット線BL1〜BL8に接続される各メモリセルCをレギュラービット専用領域Z1にあるメモリセルCとし、第9〜第12ビット線BL9〜BL12に接続される各メモリセルCをパリティビット専用領域Z2にあるメモリセルCとする。
つまり、ライトデータWD中のレギュラービットD1〜D8は、第1〜第8ビット線BL1〜BL8を介して、ワード線で選択された行の対応するメモリセルCにそれぞれ記憶される。また、ライトデータWD中のパリティビットD9〜D12は、第9〜第13ビット線BL9〜BL12を介して、ワード線で選択された行の対応するメモリセルCにそれぞれ記憶される。
例えば、アドレスデータAdに基づいてワード線WL1が選択されたとき、ワード線WL1上、即ち、1行目の各メモリセルCに、12ビットの書込ビットD1〜D12が対応するビット線BL1〜BL12を介してそれぞれ記憶されることになる。
また、各行のメモリセルCに記憶されたライトデータWDを読み出す場合には、一つのワード線が選択されて、その選択された行の各メモリセルCに記憶された書込ビットD1〜D12が対応するビット線BL1〜BL12に出力される。そして、これら各書込ビットD1〜D12は、対応するビット線BL1〜BL12を介して割付回路1cにリードデータRDとして出力される。
例えば、アドレスデータAdに基づいてワード線WL1が選択されたとき、ワード線WL1上、即ち、1行目の各メモリセルCに記憶された12ビットの書込ビットD1〜D12は、対応するビット線BL1〜BL12を介してそれぞれ割付回路1cにリードデータRDとして出力される。
割付回路1cは、コアロジック2からのユーザデータDuをライトデータWDにして半導体メモリ3に記憶する書込回路部10を有している。
書込回路部10は、ライトデータバッファ11、第1パリティビット生成回路12、ライト用レギュラービットバッファ13、ライト用パリティビットバッファ14、ライト用データ領域判定回路15を有している。
ライトデータバッファ11は、コアロジック2からレギュラービットD1〜D8からなるユーザデータDuを入力する。ライトデータバッファ11は、レギュラービットD1〜D8を第1パリティビット生成回路12とライト用レギュラービットバッファ13に出力する。
第1パリティビット生成回路12は、レギュラービットD1〜D8を入力すると、レギュラービットD1〜D8のエラー訂正が行えるように4ビットのパリティビットD9〜D12からなる誤り訂正符号データDpを生成し、該誤り訂正符号データDpをライト用パリティビットバッファ14に出力する。
そして、ライト用レギュラービットバッファ13は8ビットのレギュラービットD1〜D8を、ライト用パリティビットバッファ14は、4ビットのパリティビットD9〜D12を、それぞれライト用データ領域判定回路15にそれぞれ出力する。
ライト用データ領域判定回路15は、8ビットのレギュラービットD1〜D8と4ビットのパリティビットD9〜D12を、12ビットのライトデータWDとして入力する。
ライト用データ領域判定回路15は、各ビット線BL1〜BL12と接続されている。ライト用データ領域判定回路15は、入力したライトデータWDを構成する12ビットの各書込ビットD1〜D12を、ヒューズ回路7からのビット線選択情報SLに基づいて、その配列順序を並び換えて、対応するビット線BL1〜BL12にそれぞれ出力するようになっている。
詳述すると、12ビットのライトデータWD中の4ビットのパリティビットD9〜D12は、不良のメモリセルCでない正常なメモリセルCに記憶させる必要がある。そこで、ライト用データ領域判定回路15は、正常なメモリセルCが形成されているビット線に出力されるように、ライトデータWD中の各パリティビットD9〜D12を振り分ける。
ビット線選択情報SLは、各パリティビットD9〜D12を正常なメモリセルCが形成されているビット線に振り分けるための情報である。
例えば、図2に示すように、メモリセルアレイ5において、1行目のパリティビット専用領域Z2の第11ビット線BL11上のメモリセルC1、3行目のレギュラービット専用領域Z1の第4ビット線BL4上のメモリセルC2、6行目のパリティビット専用領域Z2の第10ビット線BL10上のメモリセルC3、及び、7行目のパリティビット専用領域Z2の第9ビット線BL9上のメモリセルC4が不良メモリセルであるとする。
このとき、3行目のレギュラービット専用領域Z1の第4ビット線BL4上のメモリセルC2が不良メモリセルのときには、3行目のパリティビット専用領域Z2にある各メモリセルCは正常なメモリセルであるため、パリティビットD9〜D12は正常に記憶される。
従って、3行目のレギュラービット専用領域Z1及びパリティビット専用領域Z2にそれぞれ記憶されているライトデータWDをリードデータRDとして読み出したとき、メモリセルC2が不良メモリセルであっても、パリティビットD9〜D12は正常に記憶されるため、エラー訂正ができ、書き込む前のレギュラービットD1〜D8を復元することができる。
これに対し、パリティビット専用領域Z2にあるメモリセルC1、C3,C4が不良メモリセルである場合には、パリティビットD9〜D12は正常に記憶されないため、エラー訂正ができない。つまり、パリティビットD9〜D12を使いECC機能を持たせるメモリとして半導体メモリ3を使用できないことになる。
そこで、ライト用データ領域判定回路15は、パリティビット専用領域Z2にあるメモリセルC1、C3,C4を使わない、即ち、いかなる場合にも、第4ビット線BL4、第9ビット線BL9、第10ビット線BL10、第11ビット線BL11に、ライトデータWD中の4ビットのパリティビットD9〜D12を出力させないようにしている。
言い換えると、ライト用データ領域判定回路15は、不良メモリセルが形成されていない正常なメモリセルが形成されているビット線に、ライトデータWD中の4ビットのパリティビットD9〜D12が出力されるようにしている。ここでは、第1〜第3、第5〜第8、第12ビット線BL1〜BL3,BL5〜BL8,BL12の中から4本を選択し、その選択されたビット線上の正常なメモリセルにパリティビットD9〜D12に記憶させる。
これによって、各行に記憶されるパリティビットD9〜D12は、正常のメモリセルに記憶されることになる。そして、正常なメモリセルに記憶されたパリティビットD9〜D12を使って、8ビット中1つの不良メモリセルに記憶されたレギュラービットD1〜D8は、エラー訂正ができ、書き込む前のレギュラービットD1〜D8を復元することができる。
そこで、事前に、前記各ビット線について、該ビット線上のメモリセルに不良メモリセルが形成されていないビット線を検査によって求め、その求めたビット線の中から、パリティビットD9〜D12を出力する4本のビット線を選択する。そして、その選択した4本のビット線に各ライトデータWDのパリティビットD9〜D12を振り分けて出力して、正常なメモリセルCにパリティビットD9〜D12を記憶させるようにしている。
4本のビット線に、パリティビットD9〜D12をそれぞれ振り分けて出力させるためのビット線選択情報SLは、予めヒューズ回路7に記憶されている。そして、ライト用データ領域判定回路15は、ヒューズ回路7からのビット線選択情報SLを入力し、ビット線選択情報SLに基づいて、各ライトデータWDのパリティビットD9〜D12を正常なメモリセルに記憶させるようにしている。
因みに、本実施形態では、図2に示すメモリセルアレイ5において、不良のメモリセルC1〜C4がある時、ライト用データ領域判定回路15は、ビット線選択情報SLに基づいて、第3ビット線BL3、第5ビット線BL5、第8ビット線BL8、第12ビット線BL12の4本を選択する。そして、図4に示すように、ビット線選択情報SLに基づいて、パリティビットD9が第3ビット線BL3に、パリティビットD10が第5ビット線BL5に、パリティビットD11が第8ビット線BL8に、パリティビットD12が第12ビット線BL12にそれぞれ出力されるように、ライトデータWDの各ビットD1〜D12の配置を、並び換えるようになっている。
割付回路1cは、半導体メモリ3に記憶したライトデータWDをリードデータRDとして入力し、該リードデータRDをユーザデータDuにしてコアロジック2に出力する読出回路部20を有している。
読出回路部20は、リード用データ領域判定回路21、リード用レギュラービットバッファ22、リード用パリティビットバッファ23、第2パリティビット生成回路24、パリティビット比較回路25、データ修正回路26、リードデータバッファ27を有している。
リード用データ領域判定回路21は、各ビット線BL1〜BL12と接続されている。リード用データ領域判定回路21は、選択された行の各メモリセルCに記憶されたライトデータWD(書込ビットD1〜D12)がそれぞれ対応するビット線BL1〜BL12を介してリードデータRDとして入力される。
リード用データ領域判定回路21は、書込回路部10のライト用データ領域判定回路15によって、並び換えられたライトデータWD(書込ビットD1〜D12)が対応するビット線BL1〜BL12から出力されているため、これを並び直す回路である。
そして、リード用データ領域判定回路21は、ヒューズ回路7からのビット線選択情報SLに基づいて、ライトデータWD(リードデータRD)の各ビットD1〜D12の配置を、図5に示すように、ライト用データ領域判定回路15で並び換える前の配置に並び直す。
リード用データ領域判定回路21は、配置を並び直したライトデータWD(リードデータRD)から8ビットのレギュラービットD1〜D8(ユーザデータDu)を抽出してリード用レギュラービットバッファ22に出力するとともに、4ビットのパリティビットD9〜D12(誤り訂正符号データDp)を抽出してリード用パリティビットバッファ23に出力する。
リード用レギュラービットバッファ22は、レギュラービットD1〜D8を第2パリティビット生成回路24及びデータ修正回路26に出力する。第2パリティビット生成回路24は、抽出したレギュラービットD1〜D8についてエラー訂正のための4ビットのパリティビットD9〜D12からなる誤り訂正符号データDpを生成し、該パリティビットD9〜D12(誤り訂正符号データDp)をパリティビット比較回路25出力する。
パリティビット比較回路25は、リード用パリティビットバッファ23からリード用データ領域判定回路21が抽出した4ビットのパリティビットD9〜D12を入力する。そして、パリティビット比較回路25は、第2パリティビット生成回路24が生成した4ビットのパリティビット(生成パリティビット)D9〜D12と、リード用データ領域判定回路21が抽出した4ビットのパリティビット(読出パリティビット)D9〜D12とを比較する。
パリティビット比較回路25は、生成パリティビットD9〜D12と読出パリティビットD9〜D12とが一致している時、リード用データ領域判定回路21が抽出した8ビットのレギュラービットD1〜D8は、正常のメモリセルから読み出された正常レギュラービットと判定する。そして、パリティビット比較回路25は、抽出したレギュラービットD1〜D8は正常レギュラービットである旨の判定結果をデータ修正回路26に出力する。
反対に、パリティビット比較回路25は、生成パリティビットD9〜D12と読出パリティビットD9〜D12とが一致していない時、リード用データ領域判定回路21が抽出した8ビットのレギュラービットD1〜D8のうち、いずれか1つのレギュラービットが不良のメモリセルから読み出されたエラーレギュラービットと判定する。そして、パリティビット比較回路25は、抽出したレギュラービットD1〜D8はエラーレギュラービットである旨の判定結果とリード用データ領域判定回路21が抽出した4ビットのパリティビットD9〜D12とをデータ修正回路26に出力する。
データ修正回路26は、パリティビット比較回路25が抽出したレギュラービットD1〜D8が正常と判定すると、リード用レギュラービットバッファ22からの8ビットのレギュラービットD1〜D8をそのままユーザデータDuとしてリードデータバッファ27に出力する。
一方、パリティビット比較回路25が抽出したレギュラービットD1〜D8がエラーレギュラービットと判定すると、リード用レギュラービットバッファ22からのレギュラービットD1〜D8を、パリティビット比較回路25から入力されたリード用データ領域判定回路21が抽出した読出パリティビットD9〜D12(誤り訂正符号データDp)を使って、エラー訂正を行う。そして、データ修正回路26は、エラー訂正によって得た訂正後のレギュラービットD1〜D8を、ユーザデータDuとしてリードデータバッファ27に出力する。
リードデータバッファ27は、データ修正回路26から入力された抽出したパリティビットD9〜D12からなるからなるユーザデータDu、又は、エラー訂正後のレギュラービットD1〜D8からなるユーザデータDuをコアロジック2に出力する。
従って、半導体メモリ3に一部不良メモリセルがあっても、パリティビットD9〜D12は不良メモリセルに記憶されないため、コアロジック2は、半導体メモリ3に記憶したユーザデータDuを、再び、読み出し入力することができる。
次に、上記した書込回路部10のライト用データ領域判定回路15及び読出回路部20のリード用データ領域判定回路21の具体的な回路構成について説明する。
(ライト用データ領域判定回路15)
図6に示すように、ライト用データ領域判定回路15は、第1〜第4ライト用ビットシフト回路31〜34を有している。
(第1ライト用ビットシフト回路31)
第1ライト用ビットシフト回路31は、並列入力並列出力形の環状シフトレジスタであって、本実施形態では9個のフリップフロップ回路(FF回路)31a〜31iからなる9ビットシフトレジスタで構成されている。第1ライト用ビットシフト回路31は、各FF回路31a〜31iに入力されたビットデータを、クロック信号CLKに応答して、後段のFF回路(9番目のFF回路31iは先頭のFF回路31a)にシフトする。
第1ライト用ビットシフト回路31は、図6に示すように、ライト用レギュラービットバッファ13から8ビットのレギュラービットD1〜D8と、ライト用パリティビットバッファ14から4ビットのパリティビットD9〜D12中の1ビットのパリティビットD12が入力される。
詳述すると、先頭のFF回路31aにパリティビットD9〜D12中の最後のパリティビットD12が入力される。2番目のFF回路31bから最後の9番目のFF回路31iには、レギュラービットD1〜D8中の先頭のレギュラービットD1から最後のレギュラービットD8が順番にそれぞれ入力される。
第1ライト用ビットシフト回路31は、クロック信号CLKを入力し、ヒューズ回路7からのビット線選択情報SLに基づいて、クロック信号CLKを3個入力した後、そのシフト動作を終了する。この時、セット時に先頭のFF回路31aに入力されたパリティビットD12は、4番目のFF回路31dにシフトされている。そして、第1ライト用ビットシフト回路31は、3個のクロック信号CLKによってシフトした各FF回路31a〜31iのビットデータを、第2ライト用ビットシフト回路32に出力するようになっている。
(第2ライト用ビットシフト回路32)
第2ライト用ビットシフト回路32は、同じく並列入力並列出力形の環状シフトレジスタであって、本実施形態では10個のFF回路32a〜32jからなる10ビットシフトレジスタで構成されている。第2ライト用ビットシフト回路32は、各FF回路32a〜32jに入力されたビットデータを、クロック信号CLKに応答して、後段のFF回路(10番目のFF回路32jは先頭のFF回路32a)にシフトする。
第2ライト用ビットシフト回路32は、図6に示すように、第1ライト用ビットシフト回路31のFF回路31a〜31iのビットデータと、ライト用パリティビットバッファ14から4ビットのパリティビットD9〜D12中の1ビットのパリティビットD11が入力される。
詳述すると、先頭のFF回路32aにパリティビットD11が入力される。2番目のFF回路32bから最後の10番目のFF回路32jには、第1ライト用ビットシフト回路31の1番目のFF回路31aのビットデータから最後の9番目のFF回路31iのビットデータが順番にそれぞれ入力される。
第2ライト用ビットシフト回路32は、クロック信号CLKを入力し、ヒューズ回路7からのビット線選択情報SLに基づいて、クロック信号CLKを2個入力した後、そのシフト動作を終了する。この時、セット時に先頭のFF回路32aに入力されたパリティビットD11は、3番目のFF回路32cにシフトされている。また、セット時に5番目のFF回路32eに入力されたパリティビットD12は、7番目のFF回路32gにシフトされている。
そして、第2ライト用ビットシフト回路32は、2個のクロック信号CLKによってシフトした各FF回路32a〜32jのビットデータを、第3ライト用ビットシフト回路33に出力するようになっている。
(第3ライト用ビットシフト回路33)
第3ライト用ビットシフト回路33は、同じく並列入力並列出力形の環状シフトレジスタであって、本実施形態では11個のフリップフロップ回路(FF回路33a〜33k)からなる11ビットシフトレジスタで構成されている。第3ライト用ビットシフト回路33は、各FF回路33a〜33kに入力されたビットデータを、クロック信号CLKに応答して、後段のFF回路(11番目のFF回路33kは先頭のFF回路33a)にシフトする。
第3ライト用ビットシフト回路33は、図6に示すように、第2ライト用ビットシフト回路32のFF回路32a〜32jのビットデータと、ライト用パリティビットバッファ14から4ビットのパリティビットD9〜D12中の1ビットのパリティビットD10が入力される。
詳述すると、先頭のFF回路33aにパリティビットD10が入力される。2番目のFF回路33bから最後の11番目のFF回路33kには、第2ライト用ビットシフト回路32の1番目のFF回路32aのビットデータから最後の10番目のFF回路32jのビットデータが順番にそれぞれ入力される。
第3ライト用ビットシフト回路33は、クロック信号CLKを入力し、ヒューズ回路7からのビット線選択情報SLに基づいて、クロック信号CLKを1個入力した後、そのシフト動作を終了する。この時、セット時に先頭のFF回路33aに入力されたパリティビットD10は、2番目のFF回路33bにシフトされている。
また、セット時に8番目のFF回路33hに入力されたパリティビットD12は、9番目のFF回路33iにシフトされている。さらに、セット時に4番目のFF回路33dに入力されたパリティビットD11は、5番目のFF回路33eにシフトされている。
そして、第3ライト用ビットシフト回路33は、1個のクロック信号CLKによってシフトした各FF回路33a〜33kのビットデータを、第4ライト用ビットシフト回路34に出力するようになっている。
(第4ライト用ビットシフト回路34)
第4ライト用ビットシフト回路34は、同じく並列入力並列出力形の環状シフトレジスタであって、本実施形態では12個のFF回路34a〜34lからなる12ビットシフトレジスタで構成されている。第4ライト用ビットシフト回路34は、各FF回路34a〜34lに入力されたビットデータを、クロック信号CLKに応答して、後段のFF回路(12番目のFF回路34lは先頭のFF回路34a)にシフトする。また、FF回路34a〜34lの各出力端子は、それぞれ対応するビット線BL1〜BL12に接続されている。
第4ライト用ビットシフト回路34は、図6に示すように、第3ライト用ビットシフト回路33のFF回路33a〜33kのビットデータと、ライト用パリティビットバッファ14から4ビットのパリティビットD9〜D12中の1ビットのパリティビットD9が入力される。
詳述すると、先頭のFF回路34aにパリティビットD9が入力される。2番目のFF回路34bから最後の12番目のFF回路34lには、第3ライト用ビットシフト回路33の1番目のFF回路33aのビットデータから最後の11番目のFF回路33kのビットデータが順番にそれぞれ入力される。
第4ライト用ビットシフト回路34は、クロック信号CLKを入力し、ヒューズ回路7からのビット線選択情報SLに基づいて、クロック信号CLKを2個入力した後、そのシフト動作を終了する。この時、セット時に先頭のFF回路34aに入力されたパリティビットD9は、3番目のFF回路34cにシフトされている。
また、セット時に10番目のFF回路34jに入力されたパリティビットD12は、12番目のFF回路34lにシフトされている。さらに、セット時に6番目のFF回路34fに入力されたパリティビットD11は、8番目のFF回路34hにシフトされている。さらにまた、セット時に3番目のFF回路34cに入力されたパリティビットD10は、5番目のFF回路34eにシフトされている。
そして、第4ライト用ビットシフト回路34は、2個のクロック信号CLKによってシフトした各FF回路34a〜34lのビットデータを、それぞれ対応するビット線BL1〜BL12に出力するようになっている。
各FF回路34a〜34lは、1番目のFF回路34aから順番に最後の12番目のFF回路34lまで、第1ビット線BL1から第12ビット線BL12が順番にそれぞれ接続され、各FF回路34a〜34lのビットデータは、それぞれ対応する第1〜第12ビット線BL1〜BL12に出力される。
従って、FF回路34cにシフトされたパリティビットD9、FF回路34eにシフトされたパリティビットD10、FF回路34hにシフトされたパリティビットD11、及び、FF回路34lにシフトされたパリティビットD12は、正常なメモリセルCが接続された第3、第5、第8、第12ビット線BL3,BL5,BL8,BL12にそれぞれ出力される。
つまり、ライト用レギュラービットバッファ13からのレギュラービットD1〜D8とライト用パリティビットバッファ14からのパリティビットD9〜D12とを第1〜第4ライト用ビットシフト回路31〜34にて、その配置をビット線選択情報SLに基づいて、図4に示すように、並び換えて、パリティビットD9〜D12が正常なメモリセルCが接続されたビット線BL3,BL5,BL8,BL12に出力される。
次に、読出回路部20のリード用データ領域判定回路21の具体的な回路構成について説明する。
(リード用データ領域判定回路21)
図7に示すように、リード用データ領域判定回路21は、第1〜第4リード用ビットシフト回路41〜43を有している。
(第1リード用ビットシフト回路41)
第1リード用ビットシフト回路41は、並列入力並列出力形の環状シフトレジスタであって、本実施形態では12個のフリップフロップ回路(FF回路)41a〜41lからなる12ビットシフトレジスタで構成されている。第1リード用ビットシフト回路41は、各FF回路41a〜41lに入力されたビットデータを、クロック信号CLKに応答して、前段のFF回路(先頭のFF回路41aは12番目のFF回路41l)にシフトする。
各FF回路41a〜41lは、1番目のFF回路41aから順番に最後の12番目のFF回路41lまで、第1ビット線BL1から第12ビット線BL12が順番にそれぞれ接続されている。そして、各FF回路41a〜41lには、対応する第1〜第12ビット線BL1〜BL12を介して、メモリセルCに記憶したライトデータWDの各書込ビット(ライト用データ領域判定回路15にて並べ換えられた各書込ビット)がそれぞれ入力される。
つまり、3番目のFF回路41cに第3ビット線BL3を介してパリティビットD9が入力され、5番目のFF回路41eに第5ビット線BL5を介してパリティビットD10が入力される。また、8番目のFF回路41hに第8ビット線BL8を介してからパリティビットD11が入力され、12番目のFF回路41lに第12ビット線BL12を介してパリティビットD12が入力される。
因みに、5個のFF回路41c、41e、41h、41lを除くFF回路は、レギュラービットD1〜D8が、それぞれ1番目のFF回路41aから順番に11番目のFF回路41kまで入力される。
第1リード用ビットシフト回路41は、クロック信号CLKを入力し、ヒューズ回路7からのビット線選択情報SLに基づいて、クロック信号CLKを2個入力した後、そのシフト動作を終了する。この時、セット時に3番目のFF回路41cに入力されたパリティビットD9は、1番目のFF回路41aにシフトされる。
また、5番目のFF回路41eに入力されたパリティビットD10は3番目のFF回路41cに、8番目のFF回路41hに入力されたパリティビットD11は6番目のFF回路41fに、12番目のFF回路41lに入力されたパリティビットD12は10番目のFF回路41jに、それぞれシフトされている。
そして、第1リード用ビットシフト回路41は、1番目のFF回路41aにシフトされたビットデータ(パリティビットD9)をリード用パリティビットバッファ23に出力する。また、第1リード用ビットシフト回路41は、2番目のFF回路41bから12番目のFF回路41lの各ビットデータを、第2リード用ビットシフト回路42に出力するようになっている。
(第2リード用ビットシフト回路42)
第2リード用ビットシフト回路42は、同じく並列入力並列出力形の環状シフトレジスタであって、本実施形態では11個のFF回路42a〜42kからなる11ビットシフトレジスタで構成されている。第2リード用ビットシフト回路42は、各FF回路42a〜42kに入力されたビットデータを、クロック信号CLKに応答して、前段のFF回路(1番目のFF回路42aは11番目のFF回路42k)にシフトする。
各FF回路42a〜42kは、図7に示すように、第1リード用ビットシフト回路41の2番目のFF回路41bから12番目のFF回路41lが順番にそれぞれ接続されている。従って、2番目のFF回路42bにパリティビットD10が、5番目のFF回路42eにパリティビットD11が、9番目のFF回路42iにパリティビットD12が、それぞれ入力される。
第2ライト用ビットシフト回路42は、クロック信号CLKを入力し、ヒューズ回路7からのビット線選択情報SLに基づいて、クロック信号CLKを1個入力した後、そのシフト動作を終了する。この時、セット時に2番目のFF回路42bに入力されたパリティビットD10は、1番目のFF回路42aにシフトされる。また、セット時に5番目のFF回路42eに入力されたパリティビットD11は、4番目のFF回路42dにシフトされる。さらに、セット時に9番目のFF回路42iに入力されたパリティビットD12は、8番目のFF回路42hにシフトされる。
そして、第2リード用ビットシフト回路42は、1番目のFF回路42aにシフトされたビットデータ(パリティビットD10)をリード用パリティビットバッファ23に出力する。また、第2リード用ビットシフト回路42は、2番目のFF回路42bから11番目のFF回路42kの各ビットデータを、第3リード用ビットシフト回路43に出力するようになっている。
(第3リード用ビットシフト回路43)
第3リード用ビットシフト回路43は、同じく並列入力並列出力形の環状シフトレジスタであって、本実施形態では10個のFF回路43a〜43jからなる10ビットシフトレジスタで構成されている。第3リード用ビットシフト回路43は、各FF回路43a〜43jに入力されたビットデータを、クロック信号CLKに応答して、前段のFF回路(1番目のFF回路43aは10番目のFF回路43j)にシフトする。
各FF回路43a〜43jは、図7に示すように、第2リード用ビットシフト回路42の2番目のFF回路42bから11番目のFF回路42kが順番にそれぞれ接続されている。従って、3番目のFF回路43cにパリティビットD11が、7番目のFF回路43gにパリティビットD12が、それぞれ入力される。
第3リード用ビットシフト回路43は、クロック信号CLKを入力し、ヒューズ回路7からのビット線選択情報SLに基づいて、クロック信号CLKを2個入力した後、そのシフト動作を終了する。この時、セット時に3番目のFF回路43cに入力されたパリティビットD11は、1番目のFF回路43aにシフトされる。また、セット時に7番目のFF回路43gに入力されたパリティビットD12は、5番目のFF回路43eにシフトされる。
そして、第3リード用ビットシフト回路43は、2個のクロック信号CLKによってシフトした各FF回路43a〜43jのビットデータを、第4リード用ビットシフト回路44に出力するようになっている。
そして、第3リード用ビットシフト回路43は、1番目のFF回路43aにシフトされたビットデータ(パリティビットD11)をリード用パリティビットバッファ23に出力する。また、第3リード用ビットシフト回路43は、2番目のFF回路43bから10番目のFF回路43jの各ビットデータを、第4リード用ビットシフト回路44に出力するようになっている。
(第4リード用ビットシフト回路44)
第4リード用ビットシフト回路44は、同じく並列入力並列出力形の環状シフトレジスタであって、本実施形態では9個のFF回路44a〜44iからなる9ビットシフトレジスタで構成されている。第4リード用ビットシフト回路44は、各FF回路44a〜44iに入力されたビットデータを、クロック信号CLKに応答して、前段のFF回路(1番目のFF回路44aは9番目のFF回路44i)にシフトする。
各FF回路44a〜44iは、図7に示すように、第3リード用ビットシフト回路43の2番目のFF回路43bから10番目のFF回路43jが順番にそれぞれ接続されている。従って、4番目のFF回路44dにパリティビットD12が入力される。
第4リード用ビットシフト回路44は、クロック信号CLKを入力し、ヒューズ回路7からのビット線選択情報SLに基づいて、クロック信号CLKを3個入力した後、そのシフト動作を終了する。この時、セット時に4番目のFF回路44dに入力されたパリティビットD12は、1番目のFF回路44aにシフトされる。
また、2番目のFF回路44bから9番目のFF回路44iには、ライトデータWD(書込ビットD1〜D12)が半導体メモリ3に記憶する前の順番で入力される。
そして、第4リード用ビットシフト回路44は、1番目のFF回路44aにシフトされたビットデータ(パリティビットD12)をリード用パリティビットバッファ23に出力する。また、第4リード用ビットシフト回路44は、2番目のFF回路44bから9番目のFF回路44iの各ビットデータを、リード用レギュラービットバッファ22に出力するようになっている。
従って、第1〜第12ビット線BL1〜BL12から出力されるライトデータWD(リードデータRD)の各ビットD1〜D12の配置は、第1〜第4リード用ビットシフト回路41〜44によって、図5に示すように、第1〜第4ライト用ビットシフト回路31〜34で並び換える前の配置に並び直される。
その結果、リード用レギュラービットバッファ22には、書き込む前の配置のレギュラービットD1〜D8が入力され、リード用パリティビットバッファ23には、書き込む前の配置のパリティビットD9〜D12が入力される。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)本実施形態によれば、書込回路部10(ライト用データ領域判定回路15)にて、不良メモリセルが形成されていない正常なメモリセルCが形成されているビット線に、ライトデータWD中の4ビットのパリティビットD9〜D12を出力するようにした。
そして、本来、レギュラービットD1〜D8に対して生成したパリティビットD9〜D12を記憶するパリティビット専用領域Z2にあるメモリセルCに不良メモリセルがあっても、レギュラービット専用領域Z1にあるメモリセルCに、該パリティビットD9〜D12を記憶できるようにした。
従って、半導体メモリ3において、パリティビット専用領域Z2にあるメモリセルCに不良メモリセルがあっても、パリティビットD9〜D13を使いECC機能を持たせるメモリとして使用することができる。
(2)本実施形態によれば、読出回路部20(リード用データ領域判定回路21)にて、各ビット線から読み出されたリードデータRDのビットデータの配置を、半導体メモリ3に書き込む前のライトデータWDの各ビットデータの配置に並び直した。
従って、ライト用データ領域判定回路15にて、正常なメモリセルCが形成されているビット線に振り分けても、レギュラービットD1〜D8とパリティビットD9〜D12を抽出することができる。
その結果、各行に記憶されるパリティビットD9〜D12は、正常のメモリセルCに記憶され、確実に抽出できることから、正常なメモリセルCに記憶されたパリティビットD9〜D12を使って、不良メモリセルC1〜C4に記憶されたレギュラービットD1〜D8を、エラー訂正ができ、書き込む前のレギュラービットD1〜D8に復元することができる。
(3)本実施形態によれば、読出回路部20において、リード用データ領域判定回路21が抽出したレギュラービットD1〜D8を使って第2パリティビット生成回路24にて新たなパリティビット(生成パリティビット)D9〜D12を生成した。そして、リード用データ領域判定回路21が抽出したパリティビット(抽出パリティビット)D9〜D12と、生成パリティビットD9〜D12とを比較するようにした。
そして、生成パリティビットD9〜D12と読出パリティビットD9〜D12とが一致している時、抽出した8ビットのレギュラービットD1〜D8は、正常のメモリセルCから読み出された正常なユーザデータDuとして出力する。
一方、生成パリティビットD9〜D12と読出パリティビットD9〜D12とが一致していない時、抽出した8ビットのレギュラービットD1〜D8のうち、いずれか1つのレギュラービットが不良のメモリセルC1〜C4から読み出されたエラーレギュラービットと判定する。このとき、読出パリティビットD9〜D12を使って、抽出した8ビットのレギュラービットD1〜D8をエラー訂正するようにした。そして、エラー訂正したレギュラービットD1〜D8を正常なユーザデータDuとして出力する。
つまり、レギュラービットD1〜D8が不良のメモリセルC1〜C4に記憶されても、パリティビットD9〜D12が正常なメモリセルCに記憶されているため、元のユーザデータDuに復元させてコアロジック2に出力することができる。
尚、上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施の形態では、ユーザデータDuを8ビットのレギュラービットD1〜D8にて構成するとともに、パリティデータDpを4ビットのパリティビットD9〜D12で構成したが、ユーザデータDu及びパリティデータDpのビット数は特に限定されるものではなく、適宜変更して実施してもよい。
・上記実施の形態では、メモリインターフェース1の割付回路1cにおいて、第1パリティビット生成回路12を設け、第1パリティビット生成回路12にてコアロジック2からのユーザデータDu(レギュラービットD1〜D8)に対するパリティビットデータDp(パリティビットD9〜D12)を生成した。
これを、コアロジック2が、ユーザデータDu(レギュラービットD1〜D8)とともに、ユーザデータDu(レギュラービットD1〜D8)に対するパリティビットデータDp(パリティビットD9〜D12)を生成し出力する場合には、割付回路1cの第1パリティビット生成回路12を省略して実施してもよい。この場合には、パリティビットデータDp(パリティビットD9〜D12)は、ライトデータバッファ11からライト用パリティビットバッファ14に直接入力されることになる。
・上記実施の形態では、ビット線選択情報SLに基づいてライトデータWDの並び換えを行うライト用データ領域判定回路15は、第1〜第4ライト用ビットシフト回路31〜34で構成し、レギュラービットD1〜D8及びパリティビットD9〜D12を、第1〜第4ライト用ビットシフト回路31〜34にてビットシフトさせて、その配置を並び換えるようにした。
これを、ライト用レギュラービットバッファ13及びライト用パリティビットバッファ14と第1〜第12ビット線BL1〜BL12との間に、ゲート回路(例えば、トラスファーゲート回路)を設ける。そして、ライト用レギュラービットバッファ13及びライト用パリティビットバッファ14のレギュラービットD1〜D8及びパリティビットD9〜D12がゲート回路を介して対応するビット線BL1〜BL12に出力されるようにしてもよい。
・上記実施の形態では、同様に、ビット線選択情報SLに基づいてリードデータRDの並び直しを行うリード用データ領域判定回路21は、第1〜第4リード用ビットシフト回路41〜44で構成し、リードデータRDを、第1〜第4リード用ビットシフト回路41〜44にてビットシフトさせて、その配置を並び換えるようにした。
これを、第1〜第12ビット線BL1〜BL12とリード用レギュラービットバッファ22及びリード用パリティビットバッファ23との間に、ゲート回路(例えば、トラスファーゲート回路)を設ける。そして、ビット線BL1〜BL12から出力されるリードデータRDがゲート回路を介して対応するリード用レギュラービットバッファ22及びリード用パリティビットバッファ23に出力されるようにして実施してもよい。
・上記実施の形態では、インターフェース回路としてのメモリインターフェース1を、コアロジック2と半導体メモリ3との間に設けた。これを、半導体メモリ3に内蔵して実施してもよい。
1 メモリインターフェース(インターフェース回路)
1c 割付回路
2 コアロジック
3 半導体メモリ(半導体記憶装置)
5 メモリセルアレイ
7 ヒューズ回路
10 書込回路部
11 ライトデータバッファ
12 第1パリティビット生成回路(第1のパリティ生成回路)
13 ライト用レギュラービットバッファ
14 ライト用パリティビットバッファ
15 ライト用データ領域判定回路
20 読出回路部
21 リード用データ領域判定回路
22 リード用レギュラービットバッファ
23 リード用パリティビットバッファ
24 第2パリティビット生成回路(第2のパリティ生成回路部)
25 パリティビット比較回路(比較判定回路部)
26データ修正回路(データ修正回路部)
27 リードデータバッファ
31〜34 第1〜第4ライト用ビットシフト回路
41〜43 第1〜第4リード用ビットシフト回路
BL1〜BL12 第1〜第12ビット線
C メモリセル
C1〜C4 不良メモリセル
D1〜D8 レギュラービットデータ
D9〜D12 パリティビットデータ
Du ユーザデータ
Dp パリティデータ
RD リードデータ
SL ビット線選択情報(ビット線情報)
WD ライトデータ

Claims (6)

  1. 外部から入力されるレギュラービットデータに基づいて、前記レギュラービットデータに対する第1のパリティビットデータを生成する第1のパリティ生成回路と、
    半導体記憶装置の各ビット線に不良メモリセルが接続されているか否かを示すビット線情報に基づいて、前記レギュラービットデータと前記第1のパリティビットデータとを含むライトデータの各ビットデータの順番を並び換え、並び換えた前記ライトデータに含まれる前記第1のパリティビットデータを、前記各ビット線のうちの前記不良メモリセルが接続されていないビット線に出力する書込回路部を有し、
    前記書込回路部は、前記ビット線情報に基づいて、前記ライトデータの各ビットデータの順番をシフトして並び換える第1の並び換え回路を有することを特徴とするメモリインターフェース回路。
  2. 前記第1の並び換え回路は、前記第1のパリティビットデータがnビット(nは自然数)の場合にn個のシフトレジスタを有し、
    前記n個のシフトレジスタの内の第1のシフトレジスタは、前記第1のパリティビットデータの内の第1のビットと前記レギュラービットデータとを、前記ビット線情報に基づいてシフトして並び換えて第1のビットデータを出力し、
    前記n個のシフトレジスタの内の第mのシフトレジスタ(mは2〜nの自然数)は、前記第1のパリティビットデータの内の第mビットと、第(m−1)のビットデータとを、前記ビット線情報に基づいてシフトして並び換えて第mのビットデータを出力することを特徴とする請求項1に記載のメモリインターフェース回路。
  3. 前記第1のシフトレジスタは、
    前記第1のビットと前記レギュラービットデータとを、前記ビット線情報に基づいて決定されたビットの数だけシフトして並び換えて前記第1のビットデータを出力し、
    前記第mのシフトレジスタは、
    前記第mビットと、前記第(m−1)のビットデータとを、前記ビット線情報に基づいて決定されたビットの数だけシフトして並び換えて前記第mのビットデータを出力することを特徴とする請求項2に記載のメモリインターフェース回路。
  4. 前記第1の並び換え回路は、前記第1のパリティビットデータが4ビットの場合に第1乃至第4のシフトレジスタを有し、
    前記第1のシフトレジスタは、前記第1のパリティビットデータの内の第1のビットと前記レギュラービットデータとを、前記ビット線情報に基づいてシフトして並び換えて第1のビットデータを出力し、
    前記第2のシフトレジスタは、前記第1のパリティビットデータの内の第2のビットと前記第1のビットデータとを、前記ビット線情報に基づいてシフトして並び換えて第2のビットデータを出力し、
    前記第3のシフトレジスタは、前記第1のパリティビットデータの内の第3のビットと前記第2のビットデータとを、前記ビット線情報に基づいてシフトして並び換えて第3のビットデータを出力し、
    前記第4のシフトレジスタは、前記第1のパリティビットデータの内の第4のビットと前記第3のビットデータとを、前記ビット線情報に基づいてシフトして並び換えて第4のビットデータを出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のメモリインターフェース回路。
  5. 記各ビット線から出力される各ビットデータがリードデータとして入力され、前記ビット線情報に基づいて、前記リードデータの各ビットデータの順番を並び換えて、前記レギュラービットデータと前記第1のパリティビットデータを出力する読出回路部を有し、
    前記読出回路部は、前記ビット線情報に基づいて、前記リードデータの各ビットデータの順番をシフトして並び換える第2の並び換え回路を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のメモリインターフェース回路。
  6. 記読出回路部は、
    並び換えた前記リードデータから抽出したレギュラービットデータに基づいて、第2のパリティビットデータを生成する第2のパリティ生成回路部と、
    並び換えた前記リードデータから抽出した第1のパリティビットデータと、前記第2のパリティ生成回路部が生成した第2のパリティビットデータを比較して、一致すか否かを判定する比較判定回路部と、
    前記比較判定回路部が一致しないと判定したとき、前記抽出した第2のパリティビットデータに基づいて、前記抽出したレギュラービットデータをエラー訂正するデータ修正回路部と
    を備えたことを特徴とする請求項5に記載のメモリインターフェース回路。
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