JP5352163B2 - 自動車用バイザー、およびその取付構造 - Google Patents

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本発明は、日除けや雨除けとして自動車の窓枠に装着される自動車用バイザー、およびその取付構造に関するものである。
日除けや雨除けとして機能する自動車用のバイザーとしては、外側に膨出した長尺な庇体の上端に沿って長尺な当着板が設けられており、その当着板を両面接着テープ等によって自動車の窓枠に当着するとともに、断面U字状に屈曲させた帯状の取付金具を利用して、当該取付金具の両端に、自動車の窓枠の突出片と庇体の内側面に突設した突起体とを係合させることによって、自動車の窓枠に取り付けるものが知られている。
また、取付金具の端縁を庇体に突設された突起体に係合させるための構造としては、特許文献1の如く、庇体の内側面に円柱状の突起体を突設するとともに、取付金具の端縁に取付用孔を穿設し、かつ、その取付用孔の周囲に放射状に切り込みを設けることによって複数の突出片を形成し、取付用孔を挿通させた円柱状の突起体を、複数の突出片によって係止させるものが知られている。
特開2000−85351号公報
しかしながら、上記従来の自動車用バイザーの取付構造は、複数の突出片で囲まれた内径の変化しない取付用孔に円柱状の突起体を無理矢理に挿通させることによって、取付金具を突起体に係合させるものであるため、大きな力を加えなければ、取付金具を突起体に係合させることができない。したがって、取付時における取付金具と突起体との係合作業に多大な労力を要する。また、製造時の誤差に起因して突起体の直径が小さくなると、取付金具の突起体への係合強度が低下し、取付金具が突起体から外れる事態が生じてしまう。反対に、突起体の直径が大きくなると、必要なときに取付金具を突起体から取り外すことができなくなってしまう。
本発明の目的は、上記従来の自動車用バイザーの取付構造の問題点を解消し、自動車への取り付けが容易な上、取付強度が非常に高い実用的な自動車用バイザーおよびその取付構造を提供することにある。
本発明の内、請求項1に記載された発明は、長尺帯状の当着板の下端縁に沿って長尺帯状の庇体が外向きに膨出するように一体的に設けられており、かつ、内側面に複数のボスが突設されたバイザー本体と、両端にそれぞれ係合部が設けられた複数の取付具とからなり、各取付具の片端に設けられた第一係合部を自動車の窓枠に係合させるとともに、各取付具の他端に設けられた第二係合部を前記バイザー本体のボスに係合させることによって自動車に取り付けられる自動車用バイザーであって、前記第二係合部が、前記ボスを挿通させるための挿通孔を穿設した基板と、前記挿通孔を挿通したボスを狭持するための一対の係止爪と、それらの係止爪の先端同士を拡張させるための拡張手段とを有しているとともに、前記基板の左右に内向きに傾斜するように傾斜部が設けられており、前記一対の係止爪が、それらの傾斜部に設けられており、かつ、前記拡張手段が、各傾斜部の端縁に立設されていることを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記拡張手段が、前記係止爪の先端同士を拡張させるように押止可能な押止面を有していることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1、または請求項2に記載された発明において、前記一対の係止爪が、前記基板の挿通孔の左右に、先端を基端よりも内側に位置させるように傾斜状に設けられたものであるとともに、前記拡張手段が、前記基板と所定の角度をなすように基板の左右両端に立設されたものであることを特徴とするものである。なお、所定の角度とは、60°以上120°未満のいずれかの角度のことであり、押止面の設置態様に応じて相対的に決定されるものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1〜3のいずれかに記載された発明において、前記基板の左右両端際が内向きに傾斜した状態になっていることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の自動車用バイザーを自動車に取り付けるための取付構造であって、前記バイザー本体の当着板を自動車の窓枠に当着させ、前記取付具の第一係合部を自動車の窓枠に係合させるとともに、前記取付具の第二係合部の挿通孔内に、バイザー本体の内側面に突設されたボスを挿通させ、そのボスを前記一対の係止爪の先端同士で挟み込むことを特徴とするものである。
請求項1に記載された自動車用バイザーは、第二係合部の拡張部材を利用して一対の係合爪の先端同士の間隔を拡げて、それらの係合爪の先端同士の間にバイザー本体のボスを挿入させた後に、弾性により復元して間隔を狭めた係合爪の先端同士でボスを挟み込むことによって、第二係合部をバイザー本体のボスに容易に係合させることができる。したがって、請求項1に記載された自動車用バイザーによれば、自動車への取付作業が容易なものとなる。また、強固に自動車に取り付けることができるため、長期間の使用等によって両面接着テープの接着力が低下し、当着板が自動車の窓枠から剥がれた場合等でも、自動車の窓枠から完全に脱離してしまう、という事態が生じない。さらに、一旦、バイザー本体のボスに取付具を係合させた場合でも、拡張部材を利用して一対の係合爪の先端同士の間隔を拡げることによって、取付具を容易に取り外すことができる。
請求項2に記載された自動車用バイザーによれば、押止面を押止するだけで係止爪の先端同士を拡張させることができるため、わずかな力で非常に容易に第二係合部をバイザー本体のボスに係合させることができる。したがって、請求項2に記載された自動車用バイザーによれば、自動車への取付作業が非常に容易なものとなる。
請求項3に記載された自動車用バイザーは、拡張手段を外向きに傾斜させることによって、効率的に係止爪の先端同士を拡張させることができる。したがって、請求項3に記載された自動車用バイザーによれば、自動車への取付作業がきわめて容易なものとなる。
請求項4に記載された自動車用バイザーは、基板の中央部分と左右の傾斜部分との境界線が、拡張手段によって係止爪同士の間を拡張する際に、“てこ”の支点として作用するため、きわめて小さな力で、係止爪の先端同士を拡張させることができる。したがって、請求項4に記載された自動車用バイザーによれば、自動車への取付作業がこの上なく容易なものとなる。
請求項5に記載された自動車用バイザーの取付構造によれば、自動車用バイザーを非常に容易に自動車に取り付けることができる。また、自動車に強固に取り付けることが可能となるため、走行中の自動車が強い衝撃を受けた場合等においても、自動車から脱離する事態が生じない。また、一旦、バイザー本体のボスに取付具を係合させた場合でも、容易に取付具を取り外すことが可能となる。
以下、本発明の自動車用バイザーおよびその取付構造の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
[自動車用バイザーの構造]
図1は、自動車用バイザーを構成するバイザー本体の正面図であり、図2は、図1におけるA−A線断面を示したものである。バイザー本体1は、薄い黒色に着色された透明な合成樹脂(たとえば、アクリル樹脂)によって、帯状の庇体2の上端縁に沿って帯状の当着板3を設けた長尺な刀身状に一体的に成形されている。そして、適度な透光性と遮光性とを発現するようになっている。
当着板3は、装着される自動車の窓枠に沿う一定幅で長尺な刀身状になっており、上端には、外向きに凸な円弧状の被覆部5が形成されている。さらに、当着板3の内側面には、両面接着テープ(粘着テープ)6が貼着されている。
また、庇体2は、当着板3と略同じ長さを有する略一定幅の刀身状になっており、上下方向において僅かに湾曲しており、中央部分(上下方向における中央部分)が外側に膨出した状態になっている。そして、庇体2の前端際、後端際、略中央の3箇所の上端際(当着板3の下端より約10mm下方の部分)には、それぞれ、柱状ボス4,4・・が、庇体2の内側面から内側へ突出するように設けられている。かかる柱状ボス4,4・・は、直径約4.0mmで約5.0mmの高さを有する円柱状に形成されており、周囲に位置した庇体2の内側面と直交した状態になっている。
一方、図3、図4は、バイザー本体1を自動車に取り付ける際に用いる取付具7を示したものであり、取付具7は、厚さ約0.3mmの金属板(ステンレス板)を所定形状に切断して折り曲げることによって、長手方向に沿った鉛直断面が逆U字状になるように形成されている。また、電着塗装によって、表面が黒色にナイロンコーティングされている。そして、上向きの凸に屈曲した帯状の中間部8の基端に、自動車の窓枠と係合させるための第一係合部9が設けられており、中間部8の先端に、バイザー本体1の柱状ボス4と係合させるための第二係合部10が設けられている。
中間部8は、約9.0mmの帯状に形成されており、長手方向における中央よりやや基端側が山折りに折り曲げられている。そして、その山折り線上には、長方形状の弾性調節孔11が穿設されている。また、基端の部分が、略U字状の断面を描くように上向きに折り返されており、約3.0mmの長さ(前後方向の長さ)を有する第一係合部9が形成された状態になっている。
一方、中間部8の先端側には、基板12、一対の係止爪13a,13b、拡張手段として機能する傾動部14を有する第二係合部10が設けられている。基板12は、中間部8から延設されており、幅方向における中央に、幅約5.0mmの平板状のベース部15が設けられている。当該ベース部15は、中間部8の先端側に対して、約30度の角度をなすように傾斜した状態になっている(図4参照)。なお、ベース部15と中間部8との連結点は、約5.0mmの幅になるようにくびれた状態になっている。さらに、ベース部15の左右には、ベース部15と略同一の長さ(取付具7の長手方向における長さ)を有する平板状の傾斜部16a,16bが連設されており、それぞれ、ベース部15に対して約20度の角度をなすように内向き(図3(c)における下向き)に傾斜した状態になっている。
また、左側の傾斜部16aの左端および右側の傾斜部16bの右端には、それぞれ、傾斜部16a,16bと同一の長さ(取付具7の長手方向における長さ)を有する傾動部14a,14bが設けられており、ベース部15に対して約80°の角度をなすように内向きに折り返された状態になっている。各傾動部14a,14bは、それぞれ、基端から約4.0mmの長さを隔てた位置で、内向きに直角に折り曲げられており、長さ約9.0mmで幅約3.0mmの縦長な長方形状の押止面17a,17bが形成されている。したがって、各押止面17a,17bは、基端側が先端側よりも内側(図3(c)における上側)へ突出するように所定の角度で傾斜した状態(ベース部15に対して約10°の角度をなすように傾斜した状態)になっている。さらに、各押止面17a,17bの内側の端縁は、上向きに直角に折り曲げられている。
また、ベース部15および左右の傾斜部16a,16bの略中央(長手方向および幅方向における中央)には、縦長な長方形状の挿通孔18が穿設されている。さらに、その挿通孔18の四隅に、約2.5mmの長さの切り込みが外向きの水平に設けられることによって、左右一対の係止爪13a,13bが形成された状態になっている。各係止爪13a,13bは、長さ約5.0で幅約2.5mmの縦長な長方形状を有しており、それぞれ、傾斜部16a,16bに対して約30°の角度をなすように内向きに傾斜した状態になっている。なお、係止爪13a,13bの先端同士の間隔は、約3.7mmになっている。
[自動車用バイザーの自動車への装着]
図5は、上記したバイザー本体1および取付具7からなる自動車用バイザーを自動車に取り付けた状態を示したものである。なお、図5(b)に示すように、自動車21の窓枠22には、窓ガラス24を閉じる場合の衝撃を低減するためのガラスラン25が設けられている。自動車用バイザー31は、当着板3の内側面を両面接着テープ6によって突出片26に当着するとともに、バイザー本体1の柱状ボス4,4・・の設置部位において、取付具7の第二係合部10と柱状ボス4とを係合させるとともに、取付具7の第一係合部9によって窓枠22の突出片26の下端を把持させることによって、自動車21の窓枠22に取り付けられている。
取付具7の第二係合部10と柱状ボス4との係合は、基板12に穿設された挿通孔18内に柱状ボス4を挿通させて、係止爪13a,13bにより柱状ボス4を狭持させることによって行われる。図6は、第二係合部10と柱状ボス4とを係合させる様子を示したものであり、押止面17a,17bにあまり力を加えない状態においては、係止爪13a,13bの先端同士の間隔が柱状ボス4の直径よりも小さいため、柱状ボス4の先端に係止爪13a,13bが引っ掛かり、係止爪13a,13bの先端同士の間に柱状ボス4を挿通させることができない(図6(a)の状態)。
しかしながら、指により押止面17a,17bを押止すると、各傾動部14a,14bに外向きの力(図6(b)の矢印の方向の力)が作用し、各傾動部14a,14bが外向きに傾斜するとともに、係止爪13a,13bの先端同士の間隔が拡がって柱状ボス4の直径よりも大きくなるため、係止爪13a,13bの先端同士の間に柱状ボス4を挿通させることが可能となる(図6(b)の状態)。
そして、そのように押止面17a,17bを押止しながら、第二係合部10全体を柱状ボス4に押し付けて、基板12のベース部15を柱状ボス4の周囲(庇体2の内側面)に当接させた状態で、押止面17a,17bから手を離すと、第二係合部10全体が弾性によって元の形状に復元しようとするため、係止爪13a,13bが柱状ボス4を強固に狭持した状態となる(図6(c)の状態)。なお、基板12のベース部15が柱状ボス4の周囲に当接した状態においては、押止面17a,17bの位置が柱状ボス4の先端面の位置と略同一になる。
上記の如く自動車に装着された自動車用バイザー31は、視界を遮らない日除けとして効果的に機能する。また、雨天時には、自動車の車内へ雨を降り込ませることなく窓を開成することを可能とする。
[実施形態の自動車用バイザーの効果]
自動車用バイザー31は、上記の如く、バイザー本体1と取付具7とを係合するための第二係合部10が、挿通孔18を穿設した基板12と、挿通孔18を挿通した柱状ボス4を狭持するための一対の係止爪13a,13bと、それらの係止爪13a,13bの先端同士を拡張させるための拡張手段である傾動部14a,14bとを有している。したがって、自動車用バイザー31によれば、自動車21への取付作業が容易なものとなる。また、強固に自動車21に取り付けることができるため、長期間の使用等によって両面接着テープ6の接着力が低下し、当着板3が自動車21の窓枠22から剥がれた場合等でも、自動車21の窓枠22から完全に脱離してしまう、という事態が生じない。さらに、一旦、バイザー本体1の柱状ボス4に取付具7を係合させた場合でも、傾動部14a,14bを外向きに傾斜させて一対の係合爪13a,13bの先端同士の間隔を拡げることによって、取付具7を容易に取り外すことができる。
また、自動車用バイザー31は、傾動部14a,14bが、係止爪13a,13bの先端同士を拡張させるように押止可能な押止面17a,17bを有しており、当該押止面17a,17bを押止するだけで係止爪13a,13bの先端同士を拡張させることができるため、わずかな力で非常に容易に各取付具7,7・・の第二係合部10をバイザー本体1の柱状ボス4に係合させることができる。したがって、自動車21への取付作業が非常に容易である。
さらに、自動車用バイザー31は、一対の係止爪13a,13bが、基板12の挿通孔18の左右に、先端を基端よりも内側に位置させるように傾斜状に設けられたものであるとともに、傾動部14a,14bが、基板12と所定の角度をなすように基板12の左右両端に立設されたものであるため、傾動部14a,14bを外向きに傾斜させることによって、効率的に係止爪13a,13bの先端同士を拡張させることができる。したがって、自動車への取付作業がきわめて容易である。
加えて、自動車用バイザー31は、基板12のベース部15の左右に傾斜部16a,16bが設けられているため、ベース部15と傾斜部16a,16bとの境界線が、傾動部14a,14bを外向きに傾斜させて係止爪13a,13bの先端同士の間を拡張する際に、“てこ”の支点として作用するため、きわめて小さな力で、係止爪13a,13bの先端同士を拡張させることができる。したがって、自動車21への取付作業がこの上なく容易である。
[自動車用バイザーの変更例]
なお、本発明の自動車用バイザーおよびその取付構造の構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、バイザー本体、取付具等の材質、形状・構造等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、バイザー本体は、上記実施形態の如く、合成樹脂によって一体成形したものに限定されず、合成樹脂製の庇体に金属製の当着板を貼り合わせたもの等に変更することも可能である。また、取付具は、上記実施形態の如く、金属板を切断し屈曲させることによって形成したものに限定されず、合成樹脂によって一体成形したものや、一部の構成のみを合成樹脂によって形成したもの等でも良い。さらに、係止爪の設置位置は、上記実施形態の如く、基板に限定されず、傾動部の内側にすることも可能である。加えて、基板は、上記実施形態の如く、左右に傾斜部を設けたものに限定されず、全体が平坦なものに変更することも可能である。
バイザー本体の正面図である。 バイザー本体の断面図(図1におけるA−A線断面図)である。 取付具を示す説明図である(aは正面図であり、bは背面図であり、cはaにおけるB−B線断面図である)。取付具の正面図(a)、背面図(b)、(a)におけるB−B線断面図である。 取付具を示す説明図(左側面図)である。 自動車用バイザーを自動車に取り付けた状態を示す説明図である((a)は自動車用バイザーを取り付けた自動車の側面を示したものであり、(b)は(a)におけるC−C線断面を示したものである)。 取付具の第二係合部にバイザー本体の柱状ボスを係合させる様子を示す説明図(取付具の底面方向から見た説明図)である。
符号の説明
1・・自動車用バイザー
2・・庇体
3・・当着板
4・・柱状ボス(ボス)
7・・取付具
9・・第一係合部
10・・第二係合部
12・・基板
13a,13b・・係止爪
14a,14b・・傾動部(拡張手段)
17a,17b・・押止面
21・・自動車
22・・窓枠

Claims (5)

  1. 長尺帯状の当着板の下端縁に沿って長尺帯状の庇体が外向きに膨出するように一体的に設けられており、かつ、内側面に複数のボスが突設されたバイザー本体と、両端にそれぞれ係合部が設けられた複数の取付具とからなり、
    各取付具の片端に設けられた第一係合部を自動車の窓枠に係合させるとともに、各取付具の他端に設けられた第二係合部を前記バイザー本体のボスに係合させることによって自動車に取り付けられる自動車用バイザーであって、
    前記第二係合部が、前記ボスを挿通させるための挿通孔を穿設した基板と、前記挿通孔を挿通したボスを狭持するための一対の係止爪と、それらの係止爪の先端同士を拡張させるための拡張手段とを有しているとともに、
    前記基板の左右に内向きに傾斜するように傾斜部が設けられており、
    前記一対の係止爪が、それらの傾斜部に設けられており、かつ、前記拡張手段が、各傾斜部の端縁に立設されていることを特徴とする自動車用バイザー。
  2. 前記拡張手段が、前記係止爪の先端同士を拡張させるように押止可能な押止面を有していることを特徴とする請求項1に記載の自動車用バイザー。
  3. 前記一対の係止爪が、前記基板の挿通孔の左右に、先端を基端よりも内側に位置させるように傾斜状に設けられたものであるとともに、
    前記拡張手段が、前記基板と所定の角度をなすように基板の左右両端に立設されたものであることを特徴とする請求項1、または請求項2に記載の自動車用バイザー。
  4. 前記基板の左右両端際が内向きに傾斜した状態になっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動車用バイザー。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の自動車用バイザーを自動車に取り付けるための取付構造であって、
    前記バイザー本体の当着板を自動車の窓枠に当着させ、
    前記取付具の第一係合部を自動車の窓枠に係合させるとともに、
    前記取付具の第二係合部の挿通孔内に、バイザー本体の内側面に突設されたボスを挿通させ、そのボスを前記一対の係止爪の先端同士で挟み込むことを特徴とする自動車用バイザーの取付構造。
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