JP5351882B2 - 発光素子 - Google Patents

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Description

本発明は、発光体粒子を用いた発光素子に関するものである。
近年、軽量・薄型の面発光型素子としてエレクトロルミネッセンス素子(以下、EL素子という)が注目されている。EL素子は大別すると、有機材料からなる発光体に直流電圧を印加し、電子と正孔とを再結合させて発光させる有機EL素子と、無機材料からなる発光体に交流電圧を印加し、およそ106V/cmもの高電界で加速された電子を無機発光体の発光中心に衝突させて励起させ、その緩和過程で無機発光体を発光させる無機EL素子がある。
この無機EL素子には、無機発光体粒子を高分子有機材料からなるバインダ中に分散させて発光層とする分散型EL素子(特開2006−120328号公報参照)と、無機発光体を薄膜化して厚さが1μm程度の薄膜発光層とし、この薄膜発光層の両側あるいは片側に絶縁層を設けた薄膜型EL素子とがある。
これらのうち分散型EL素子は、消費電力が少なく、しかも製造が簡単なため製造コストが安くなる利点があるとして注目されている。
しかし、交流電圧を使用する従来の無機EL素子は、駆動に高い交流電圧を必要とすることから、アクティブ駆動ができない、輝度及び効率が不十分等、高品位の表示装置として用いるためには多くの課題がある。
そこで本発明者らは、無機材料からなる発光体粒子に直流電圧を印加し、発光体粒子内で電子と正孔を再結合させて発光させる発光素子を考案した。図7は、発光素子100の断面図である。図7に示す発光素子100は、互いに対向する背面電極102及び透明電極103と、背面電極102と透明電極103に挟まれた発光体粒子104と、背面電極102を支持する基板101とを備えている。この発光素子100に直流電源106を電気的に接続し、直流電圧を印加した。しかし、この構成では、各電極102,103と発光体粒子104との電気的な接続部分が少ないため、キャリアが発光体粒子104へ十分に供給されにくいという課題があった。そのため、十分な発光輝度を得ることができなかった。
特開2006−120328号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、発光体粒子に対してキャリアを効率良く供給することにより、発光輝度が高い発光素子を提供することを目的とする。
上記目的は、以下の発光素子により達成される。
発光素子は、基板上に形成した背面電極及び前記背面電極に対向して設けられた透明電極と、前記背面電極と透明電極との間に設けられ、前記背面電極及び透明電極と電気的に接続されている発光体粒子とを備え、前記背面電極は、前記基板に形成された凹部に沿って設けられることにより前記透明電極と対向する面に凹部を有し、前記背面電極の凹部の深さは、前記発光体粒子の平均粒径よりも小さく、かつ背面電極の凹部の幅は、前記発光体粒子の平均粒径よりも大きく、前記発光体粒子は、前記背面電極の凹部に嵌まり込む形で配置され、前記背面電極の前記凹部の内面で前記背面電極と接触していることを特徴とする。ただし、前記背面電極の凹部の幅とは、凹部の縁部における接平面を基準面と想定した場合に、その基準面と前記縁部との接点によって形成される凹部の開口の最大径または幅である。
当該発光素子によれば、背面電極を上記のような形状とすることによって、発光体粒子に対してキャリアを効率的に供給することができるので、発光輝度が高い発光素子を提供することができる。
図1は、実施の形態1に係る発光素子の概略構成を示す断面図である。 図2A及び図2Bは、実施の形態1に係る発光素子の凹部の形状の例の概略を示す断面図である。 図3A〜図3Dは、実施の形態1に係る発光素子の凹部の形状の例を示す斜視図である。 図4は、実施の形態2に係る発光素子の概略構成を示す断面図である。 図5は、実施の形態3に係る発光素子の概略構成を示す断面図である。 図6Aは、凹部と発光体粒子との大きさの関係を説明するための図であり、図6Bは、凹部が図3Bに示す溝状の形状の場合の凹部の幅を説明する図であり、図6Cは、凹部が図3Dに示す円錐状の形状の場合の凹部の幅を説明する図である。 図7は、従来の発光素子の概略構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、同様の部分に同一の符号を付して、重複する説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
1 実施の形態1に係る発光素子の概略構成
本発明に係る発光素子の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態1に係る発光素子10の概略構成を示す断面図である。この発光素子10は、互いに対向して設けられている背面電極(第1電極)2及び透明電極(第2電極)3と、背面電極2と透明電極3の間に設けられ、背面電極2及び透明電極3と電気的に接続されている発光体粒子4とを備えている。背面電極2は、透明電極3と対向する面に凹部を有している。さらに、発光素子10は、背面電極2、発光体粒子4及び透明電極3を支持する基板(支持基板)1を有している。基板1は、背面電極2に接しており、背面電極2側に凹部が設けられた面を有している。背面電極2は、基板1における凹部が設けられた面に沿って設けられている。背面電極2の厚みは実質的に均一となっている。直流電源6は発光素子10に直流電圧を印加するものであり、直流電源6の正極側に背面電極2が電気的に接続され、直流電源6の負極側に透明電極3が電気的に接続されている。ここで、背面電極2の厚みが実質的に均一であるとは、背面電極2の厚みの最大値と最小値との差が500nm以下、好ましくは50nm以下であることをいう。
発光体粒子4は、背面電極2の凹部に配置され、背面電極2と電気的に接続されている。詳しく説明すると、発光体粒子4は、背面電極2の凹部に嵌まり込む形で配置され、凹部の内面で背面電極2と接触している。背面電極2が有する凹部は、発光体粒子4の形状に近い円弧状の形状に形成されている。そのため、発光体粒子4における背面電極側の表面は、背面電極2が有する凹部内面のほぼ全面に渡って接触している。ただし、発光体粒子4の粒径を完全に同じ粒径に揃えることや、背面電極の凹部の形状を完全に発光体粒子4の形状に合わせることは容易ではないので、発光体粒子4は必ずしも凹部内面の全面で背面電極と接触する必要はない。
また、透明電極3は、発光体粒子4を挟んで背面電極2と対向する位置に設けられ、発光体粒子4と直接接触している。ここで、発光体粒子4の粒径が背面電極2に設けられた凹部の深さよりも小さいと、発光体粒子4が凹部内に入り込んでしまう。発光体粒子4が背面電極2の凹部内に入り込んでしまうと、透明電極3は発光体粒子4と直接接触し難くなる。そのため、発光体粒子4の平均粒径は、背面電極2に設けられた凹部の深さよりも大きい。ここで、発光体粒子4の粒径とは、レーザ回折・散乱法により測定した場合の光散乱相当径のことである。平均粒径は、複数の発光体粒子4に対しての前述の測定結果から得られた粒径の度数分布全体の平均値である。なお、平均粒径は、粒径の度数分布のピーク値のうち、最も度数が高いものである。
発光素子10は、直流電源6から電力が供給されると、正極に接続された背面電極2からは正孔が、負極に接続された透明電極3からは電子が、それぞれ発光体粒子4に供給される。発光体粒子4に供給された電子と正孔は、発光体粒子4内で再結合する。この再結合により発光体粒子4は発光する。発光体粒子4からの発光は、透明電極3を透過して発光素子10の外部に取り出される。
ここで、「正孔」とは、半導体や絶縁体の結晶で電子が欠けている場所のことであり、正の電荷を持った粒子のように振舞って、電気伝導の担い手となるものである。本明細書における「発光体粒子への正孔の供給」とは、電子の移動に伴い相対的に正極側から発光体粒子内に正孔が移動することを言う。
本実施の形態1に係る発光素子10において、発光体粒子4は、背面電極2の凹部に嵌め込む形で配置されている。このような構成にすることで、発光体粒子4と背面電極2との接触面積が増加することになり、背面電極2と発光体粒子4との電気的な接続部分が増加する。したがって、背面電極2から発光体粒子への正孔の供給効率が向上する。発光体粒子4へ正孔が十分に供給されるため、発光体粒子4内で電子と正孔が再結合する確率が増加する。その結果、発光体粒子4の発光輝度が高くなる。
次に、この発光素子を構成する各構成要素について詳述する。
1.1 基板
基板1は、その上に形成する各部材を支持する。基板1には、シリコン、Al23及びAlN等のセラミック基板、あるいはポリエステル及びポリイミド等のプラスチック基板等を用いることができる。また、基板1側から光を取り出す場合、発光体粒子4から発せられる光の波長に対し光透過性を有する材料であることが求められる。このような材料としては、例えば、コーニング社製の「コーニング1737」等のガラス、石英等を用いることができる。通常のガラスに含まれるアルカリイオン等が発光素子へ影響しないように、無アルカリガラスや、ガラス表面にイオンバリア層としてアルミナ等をコートしたソーダライムガラスであってもよい。
実施の形態1では、基板1は、凹部が設けられた面を有している。基板1にあらかじめ凹部を設けておけば、この凹部が設けられた面に沿わせて背面電極2を形成することができるので、容易に背面電極2に凹部を設けることができる。
1.2 電極
電極には、背面電極2と透明電極3とがある。光を取り出す側の電極は透明電極3とし、他方は背面電極2としている。
光を取り出す側の透明電極3の材料は、発光体粒子4から発せられる光の波長に対し光透過性を有するものであればよく、低抵抗であることが好ましい。透明電極の材料として、特に好適なものは、ITO(In23にSnO2をドープしたものであり、インジウム錫酸化物ともいう。)、ZnO、AlZnO、GaZnO等の金属酸化物、あるいはポリアニリン、ポリピロール、PEDOT/PSS(Poly(3,4-ethylnedioxythiophene) / Poly(styrene sulfonate)、ポリチオフェン等の導電性高分子等が挙げられるが、特にこれらに限定されるものではない。
ITOはその透明性を向上させ、あるいは抵抗率を低下させる目的で、スパッタリング法、エレクトロンビーム蒸着法、イオンプレーティング法等の成膜方法で成膜できる。また成膜後に、抵抗率制御の目的でプラズマ処理等の表面処理を施してもよい。透明電極3の膜厚は、必要とされるシート抵抗値と可視光透過率とから決定される。
光を取り出さない側の背面電極2は、一般に良く知られている導電材料であればいずれでも適用できる。例えば、Au、Ag、Al、Cu、Ta、Ti及びPt等の金属薄膜を、一種あるいは一種以上積層させたもの等を用いることができる。
背面電極2、透明電極3は、層内を全面覆うように構成されてもよい。また、層内に複数の電極がストライプ状になるよう構成されてもよい。
さらに、ストライプ状に形成された背面電極2とストライプ状に形成された透明電極3とが、それぞれねじれの位置の関係であり、かつ、透明電極3の各ストライプ状の電極を発光面(発光体粒子4の層に平行な面)に投影したものと背面電極2のすべてのストライプ状の電極を発光面に投影したものとがそれぞれ交わるように構成してもよい。この場合、背面電極2の各ストライプ状の電極、及び、透明電極3の各ストライプ状の電極からそれぞれ選択した電極に電圧を印加することにより、所定位置(所定画素)が発光されるディスプレイを構成することが可能となる。
1.2.1 凹部
実施の形態1において、発光体粒子4と背面電極2との電気的な接続部分を大きくするため、背面電極2は、透明電極3と対向する面に、凹部を有する面を有している。なお、実施の形態1では、予め基板1に凹部を有する面を設けている。背面電極2を、基板1における凹部が設けられた面に沿って実質的に均一な厚みで設けることで、背面電極2に凹部が形成される。なお、基板1に凹部が設けられていなくてもよく、その場合は背面電極2の透明電極3に対向する面に、凹部を形成すればよい。
背面電極2が有する凹部の断面形状は、図1に示すような円弧状の形状以外に、図2Aに示すような波型の形状、図2Bに示すような三角形形状等、適宜変更可能である。当然、これらの形状以外であってもよく、図示はしていないが、三角形以外の多角形形状であってもよい。
断面が波型形状の凹部は、比較的発光体粒子の粒子形状に近いため、発光体粒子4と背面電極2とが面接触することが可能となる。そのため、背面電極2と発光体粒子4との電気的な接続部分が増える。
凹部の断面が三角形形状や多角形形状の場合、発光体粒子4と背面電極2は、少なくとも二点以上で点接触するので、電気的な接続部分が増える。電気的な接続部分がより増加するため、断面が多角形形状のものが好ましい。
発光体粒子4と背面電極2との電気的な接触部分をより多く確保するため、凹部の形状は、発光体粒子の粒子形状に近い円弧状である方が好ましい。このような構成にすることで、発光体粒子4における背面側の粒子表面が、背面電極2における凹部内面のほぼ全面で接触することができる。
また、背面電極2が有する凹部は、図3Aや図3Bに示すような溝状の形状でもよく、図3Cに示すようなお椀状の凹部が複数形成された形状、図3Dに示すような円錐状の凹部が複数形成された形状でもよい。溝状の凹部は、一方向に向かって複数の溝状凹部が平行に形成されるストライプ状や、複数の溝状凹部が互いに直交するように形成される格子状であってもよい。このような構成にすることで、発光体粒子4を背面電極2上に均一に配置することができる。また、溝状凹部とお椀状凹部を両方用いて、背面電極2に凹部を形成してもよい。このように溝状凹部とお椀状凹部とを種々組み合わせることによって、発光体粒子4が配置されるパターンを制御することも可能となる。このような構成にすることで、容易に任意の文字やマークを表現することができる。
上述したように、背面電極2は、凹部の深さが発光体粒子4の平均粒径よりも大きすぎると、発光体粒子4が凹部の内側に入り込んでしまい、発光体粒子4と透明電極3とが接触し難くなるので、凹部の深さは、発光体粒子4の平均粒径よりも小さい。すなわち、凹部の深さDと発光体粒子4の平均粒径dとは、D<dの関係である。また、凹部の幅は、発光体粒子4の平均粒径よりも大きく、発光体粒子4が凹部の内面で背面電極2とより確実に接触することとなる。すなわち、凹部の幅Wと発光体粒子4の平均粒径dとは、W>dの関係を有する。なお、凹部の幅Wとは、図6Aに示すように、凹部の縁部8における接平面を基準面Aと想定した場合に、この基準面Aと縁部8との接点によって形成される凹部の開口9(図6B及び図6C参照)の最大径(凹部がお椀状の場合)または幅(凹部が溝状の場合)である。例えば凹部が図3Bに示す溝状の形状の場合、凹部の幅は図6Bに示すとおりであり、例えば凹部が図3Dに示す円錐状(お椀状)の形状の場合、凹部の幅は図6Cに示すとおりとなる。また、凹部の深さDは、基準面Aから測定した凹部の最大深さのことである。
背面電極2が有する凹部が溝状の場合、溝状凹部に対し、複数の発光体粒子4が一列になるよう配置される方が好ましい。また、背面電極2が有する凹部がお椀状の場合、1つの凹部に1つの発光体粒子4が配置される方が好ましい。このような構成にすることで、1つ1つの発光体粒子4に対して、背面電極2との電気的な接続部分を多く確保することができる。
背面電極2が有する凹部の形成手段としては、サンドブラスト法、リアクティブイオンエッチング法等が挙げられる。以下に、凹部の形成方法の例を、より具体的に説明する。
サンドブラスト法を用いる場合、例えばガラス基板を用い、ガラス基板上に塗布型のガラスペーストを塗布し、レジストパターンを形成する。次に、サンドブラスト法によりガラスペースト部分をエッチングし、凹部を形成する。塗布型のガラスペーストには、サンドブラストによりエッチングされやすい材料を選択する。これにより、塗布型のガラスペースト部分のみをエッチングすることが可能であり、塗付膜厚を変更することにより、部の深さをコントロールすることができ、また、レジストパターンを変更することにより形状及び凹部の寸法をコントロールすることができる。
以上の方法により、例えば図3Cに示すような形状の凹部を形成することができる。
リアクティブイオンエッチング法を用いる場合、例えばガラス基板を用い、ガラス基板上に例えばレジストパターンを形成する。ガラス基板上に形成されたレジストパターンを用い、リアクティブイオンエッチングによりガラス基板のエッチングを行う。エッチングガスには、例えばCF4、CHF3のフッ素を含むガスを用い、所望の形状を得るためにAr等の不活性ガス等も添加する。
以上の方法により、例えば図3Cに示すような形状の凹部を形成することができる。なお、エッチングする部分の深さの調整は、エッチング時間により調整することができる。
ウエットエッチング法を用いる場合、例えば単結晶シリコンを基板に用い、単結晶シリコン基板上に例えば酸化シリコンにより形成されたマスクパターンを形成する。次に、エッチング液には水酸化カリウムを用い、酸化シリコンをエッチングする。水酸化カリウムを用いることにより結晶方位に従いエッチングが進むため、例えば図2Bに示すような断面の形状を有する凹部を形成することができる。穴の深さは、ウエットエッチングの時間によりコントロールすることができる。基板にガラス基板を用い、マスクパターンにはレジスト、エッチング液にフッ酸を用いてパターンを形成する場合は、例えば図2Aに示すような断面の形状を有する凹部を形成することができる。
1.3 発光体粒子
発光体粒子4としては、第13族−第15族化合物半導体であるAlN、GaN、InN、AlP、GaP、InP、AlAs、GaAs及びAlSb等を用いることができる。特に、GaNに代表される第13族窒化物半導体が好ましい。また、これらの混晶(例えばGaInN等)であってもよい。さらに、伝導性を制御するために、Si、Ge、Sn、C、Be、Zn、Mg、Ge及びMnからなる群より選択される1種または複数種の元素をドーパントとして含んでいてもよい。
また、InGaN及びAlGaN等の窒化物や、ZnSe、ZnS、GaP、CdSe、CdTe、SrS、CaS及びZnO等を母材とする材料で、発光体粒子4が形成されていてもよい。発光体粒子4は、これらの母材のみからなる材料で形成されていてもよいし、これらの母材に添加剤としてAg、Al、Ga、Cu、Mn、Cl、Tb及びLiから一種以上選択される元素を添加した材料によって形成されていてもよい。また、ZnSSeのような多元化合物や、チオガレート系蛍光体も使用できる。
またさらに、発光体粒子4内において、上記複数の組成が層状構造や偏析構造をなしていてもよい。
(実施の形態2)
2 実施の形態2に係る発光素子の概略構成
本発明の実施の形態2に係る発光素子について、図4を用いて説明する。図4は、本実施の形態2に係る発光素子20の概略構成を示す断面図である。発光素子20は、図1に示す発光素子10と比べて、発光体粒子4の表面が正孔輸送材料(キャリア輸送材料)5で被覆されている点で相違する。その他の構成については、実施の形態1と同じであるため、説明は省略する。
表面が正孔輸送材料5で被覆された発光体粒子4へのキャリアの供給について説明する。正孔は、直流電源6の正極側に接続された背面電極2から、正孔輸送材料5を介して、発光体粒子4へ供給される。一方、電子は、背面電極2と正孔輸送材料5との障壁を越えて発光体粒子4に供給される。これは、本発明に使用される発光体粒子4の電子親和力は一般的に有機ELで使用される有機発光材料に比べて大きいため、相対的に障壁は小さくなるからだと考えられる。さらに、発光体粒子4の表面に被覆された正孔輸送材料5の膜厚は薄く(例えば5nm〜200nm)、発光体粒子4に比べて抵抗の高い正孔輸送材料5からなるこの膜には大きな電界強度が加わるため、部分的にはトンネリングによる電子供給もなされていると考えられる。
実施の形態2に係る発光素子20は、正孔を供給する背面電極2に、凹部が設けられている。表面が正孔輸送材料5で被覆された発光体粒子4は、この凹部の内面において背面電極2と接して配置されている。詳しく説明すると、表面が正孔輸送材料5で被覆された発光体粒子4は、背面電極2の凹部に嵌まり込む形で配置され、背面電極2と電気的に接続されている。キャリアである正孔の多くは、正孔輸送材料5内における抵抗の小さい経路、すなわち背面電極2から発光体粒子4に至る最短の経路を通って発光体粒子4に到達する。すなわち、実施の形態2のような構成を採用することにより、抵抗の小さな経路が複数存在することになる。
したがって、発光体粒子4への正孔の供給効率を向上させることができ、発光体粒子内で電子と正孔が再結合する確率が増加する。その結果、発光体粒子の発光輝度が向上する。
GaNに代表される窒化物半導体粒子は、キャリア、特に正孔が供給されにくい。そのため、上述したような構成は、GaNに代表される窒化物半導体粒子を発光体粒子4として用いた場合に特に有効である。
2.1 正孔輸送材料
次に、正孔輸送材料5について説明する。実施の形態2では、有機正孔輸送材料を用いている。
この有機正孔輸送材料は、以下の式(1)〜式(3)に示された構成単位から選択される少なくとも何れか1種と、式(4)に示された構成単位とを有する有機化合物を含むことが好ましい。このような有機化合物を含む有機正孔輸送材料は、例えばGaNに代表される窒化物半導体に対して優れた正孔注入性を有する。そのため、例えばGaNに代表される窒化物半導体からなる発光体粒子4と組み合わせて用いることにより、発光効率を向上させることができる。
Figure 0005351882
Figure 0005351882
[式(4)中、nは0〜10の整数を示す。]
有機正孔輸送材料が、上記の式(1)〜式(3)に示された構成単位から選択される少なくとも何れか1種と、式(4)に示された構成単位とを含むことによる効果は、発光体粒子4に対して効率良く正孔を供給することであると考えられる。
さらに、この有機正孔輸送材料としては、以下の式(5)〜式(7)で示される有機化合物から選ばれる少なくとも何れか1種を含んでいてもよい。
Figure 0005351882
Figure 0005351882
Figure 0005351882
また、有機正孔輸送材料としては、大きく分けて、低分子系材料と高分子系材料とがある。正孔輸送性を備える低分子系材料としては、N,N'−ビス(3−メチルフェニル)−N,N'−ジフェニルベンジジン(TPD)、N,N'−ビス(α−ナフチル)−N,N'−ジフェニルベンジジン(NPD)等、Tangらの用いたジアミン誘導体、特に日本国特許第2037475号に開示されたQ1−G−Q2構造のジアミン誘導体等が挙げられる。なお、Q1及びQ2は、別個に窒素原子及び少なくとも3個の炭素鎖(それらの少なくとも1個は芳香族のもの)を有する基である。Gは、シクロアルキレン基、アリーレン基、アルキレン基または炭素−炭素結合からなる連結基である。また、これらの構造単位を含む多量体(オリゴマー)であってもよい。これらにはスピロ構造やデンドリマー構造を持つものが挙げられる。またさらに、非導電性ポリマーに低分子系の正孔輸送材料を分子分散させた形態も同様に可能である。分子分散系での具体例としては、TPDをポリカーボネート中に高濃度で分子分散させた例があり、そのホール移動度は10-4から10-5cm2/Vs程度である。
一方、正孔輸送性を備える高分子系材料としては、π共役ポリマーやσ共役ポリマー等があり、例えばアリールアミン系化合物等が組み込まれたものがある。具体的には、ポリ−パラ−フェニレンビニレン誘導体(PPV誘導体)、ポリチオフェン誘導体(PAT誘導体)、ポリパラフェニレン誘導体(PPP誘導体)、ポリアルキルフェニレン(PDAF)、ポリアセチレン誘導体(PA誘導体)、ポリシラン誘導体(PS誘導体)等が挙げられるが、これらに限定されない。さらに、低分子系で正孔輸送性を示す分子構造を分子鎖中に組み込んだポリマーでもよく、これらの具体的な例としては、芳香族アミンを側鎖に有するポリメタクリルアミド(PTPAMMA、PTPDMA)、芳香族アミンを主鎖に有するポリエーテル(TPDPES、TPDPEK)等が挙げられる。中でも特に好適な例として、中でもポリ−N−ビニルカルバゾール(PVK)は、10-6cm2/Vsと極めて高いホール移動度を示す。他の具体例としては、PEDOT/PSSやポリメチルフェニルシラン(PMPS)等がある。
またさらに、前述した正孔輸送材料を複数種混合して用いてもよい。また、光または熱で架橋または重合する架橋性または重合性材料を含んでいてもよい。
(実施例1)
本発明の実施例について説明する。実施例として、図4に示すような発光素子を作製した。
まず、基板1としてシリコン基板を用い、このシリコン基板に、サンドブラスト法を用いて半径2μm深さ1μmの円弧状の凹部を形成した。本実施例においては、段差計(原子間力顕微鏡(AFM))を用いて凹部の半径及び深さを測定した。本実施例で形成された凹部の形状は円弧状であるため、本実施例における凹部の幅は4μmということになる。次に、シリコン基板の凹部を形成した面上に、背面電極2としてAuを抵抗蒸着法により成膜した。膜厚は約300nmであった。
発光体粒子4として、直径4μmのGaN:Zn粒子を用いた。このGaN:Zn粒子は、直径4μmの酸化ガリウム粉末5gと酸化亜鉛粉末5gとを混合してボートに乗せ、そのボートを内径50mmの石英管の中にセットし、N2を100cc/min、NH3を150cc/min流しながら、管状炉を用いて1000℃で3時間焼成を行うことによって作製されたものである。
正孔輸送材料5として、上記式(5)に示す有機化合物と上記式(6)に示す有機化合物との混合物からなる有機正孔輸送材料(「T770」(株式会社高砂ケミカル製))を用いた。この有機正孔輸送材料に発光体粒子4を混合させて、発光体粒子4の表面に有機正孔輸送材料を被覆させた。
次に、有機正孔輸送材料に被覆された発光体粒子4を、シリコン基板の凹部に配置した。その上に、透明電極3として、ITO薄膜を成膜したガラス基板を、ITO薄膜が有機正孔輸送材料に被覆された発光体粒子4に接するよう配設した。
以上のように作製した発光素子について発光輝度を測定した。電源6として直流電源を用い、背面電極2に正電圧を、透明電極3に負電圧を印加した。輝度測定は、携帯型輝度計を用いて行った。その結果、直流電圧5Vでオレンジ色発光を開始し、15Vで発光輝度約3500cd/m2が得られた。
(比較例1)
比較例として、背面電極2に凹部を形成しない他は実施例と同条件にて発光素子を製作した。この比較例の素子に直流電圧を印加して評価したところ、発光に30V以上を要し、発光輝度も数10cd/m2と低かった。
(実施の形態3)
3 実施の形態3に係る発光素子の概略構成
本発明の実施の形態3に係る発光素子について、図5を用いて説明する。図5は、本実施の形態3に係る発光素子30の概略構成を示す断面図である。発光素子30は、図1に示す発光素子10と比べて、背面電極2上に正孔輸送層(キャリア輸送層)7がさらに設けられている点で相違する。その他の構成については、実施の形態1と同じであるため、説明は省略する。
正孔輸送層7は、背面電極2における凹部を有する面に沿って設けられている。正孔輸送層7の膜厚は、例えば0.05〜2μmとすることができる。また、正孔輸送層7の膜厚は、実質的に均一になっているため、背面電極2が有する凹部と実質的に同一の凹部を有している。正孔輸送層7は、抵抗加熱蒸着法等により得ることができる。なお、正孔輸送層7の厚みが実質的に均一であるとは、正孔輸送層7の厚みの最大値と最小値との差が200nm以下、好ましくは5nm以下であることをいう。
実施の形態3に係る発光素子30において、正孔輸送層7は凹部を有しており、発光体粒子4は、この凹部の内面において正孔輸送層7と接して配置されている。詳しく説明すると、発光体粒子4は、正孔輸送層7の凹部に嵌まり込む形で配置され、発光体粒子4の少なくとも一部が正孔輸送層7と接触している。キャリアである正孔の多くは、正孔輸送層7内における抵抗の小さい経路、すなわち背面電極2から発光体粒子4に至る最短の経路を通って発光体粒子4に到達する。すなわち、実施の形態3のような構成を採用することにより、抵抗の小さな経路が複数存在することになる。そのため、背面電極2から正孔輸送層7を介して発光体粒子へ供給される正孔の供給効率が向上する。発光体粒子4へ正孔が十分に供給されるため、発光体粒子4内で再結合する確率が増加し、発光輝度が高くなる。
<その他の実施の形態>
本発明の発光素子は、上記実施の形態1〜3について、以下のような構成としてもよい。
基板1は、凹部を有さない構成であってもよい。例えば、平板状の基板の上に背面電極2を形成し、背面電極2にエッチング等の処理をすることで凹部を形成しても、実施の形態1〜3の発光素子と同様の効果が得られる。
また、背面電極2と透明電極3とを入れ替える構成であってもよい。この場合、基板1側から光が取り出されることになるので、光透過性を有する基板を用いればよい。
また、直流電源の替わりに交流電源を用いてもよい。
また、背面電極2及び透明電極3が、ともに、互いに対向する面に凹部を有する構成であってもよい。このような構成にすることにより、電子と正孔両方を効率的に発光体粒子4内に供給することができる。
また、キャリア輸送材料は、電子輸送材料であってもよい。すなわち、電子が供給されにくい発光体粒子に対しては、正孔輸送材料の替わりに電子輸送材料を用いてもよい。電子輸送材料としては、電子を生成、輸送する機能を備えた有機物材料であれば、いずれも使用できる。具体的には、トリス(8−ヒドロキシキノリナト)アルミキノリノール、トリアゾール誘導体、オキサゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、フルオレノン誘導体、アントラキノジメタン誘導体、アントロン誘導体、ジフェニルキノン誘導体、チオピランジオキシド誘導体、カルボジイミド誘導体、フルオレニリデンメタン誘導体、ジスチリルピラジン誘導体、ナフタレンペリレン等の複素環テトラカルボン酸無水物、フタロシアニン誘導体、8−キノリノール誘導体の金属錯体やメタルフタロシアニン、ベンゾオキサゾールやベンゾチアゾールを配位子とする金属錯体に代表される各種金属錯体、アニリン系共重合体、チオフェンオリゴマー、ポリチオフェン等の導電性高分子オリゴマー、ポリチオフェン誘導体、ポリフェニレン誘導体、ポリフェニレンビニレン誘導体、ポリフルオレン誘導体等の高分子化合物等である。
また、実施の形態3において、透明電極3と発光体粒子4との間に電子輸送材料をさらに設ける構成であってもよい。この構成は、例えば透明電極3の発光体粒子4側の面に電子輸送材料からなる層を設けることによって実現できる。
また、正孔輸送材料は、無機正孔輸送材料であってもよい。無機正孔輸送材料としては、透明または半透明であって、p型伝導性を示す材料であればよい。好適なものとしては、Si、Ge、SiC、Se、SeTe及びAs2Se3等の半金属系半導体、ZnS、ZnSe、CdS、ZnO及びCuI等の2元化合物半導体、CuGaS2、CuGaSe2及びCuInSe2等のカルコパイライト型半導体、さらにこれらの混晶、CuAlO2及びCuGaO2等の酸化物半導体さらにこれらの混晶等が挙げられる。またさらに、伝導性を制御するために、これらの材料にドーパントを添加してもよい。
本発明に係る発光素子は、発光輝度が高いため、特にテレビ等の表示装置の発光素子や、通信、照明等に用いられる各種光源として有用である。

Claims (1)

  1. 基板上に形成した背面電極及び前記背面電極に対向して設けられた透明電極と、前記背面電極と透明電極との間に設けられ、前記背面電極及び透明電極と電気的に接続されている発光体粒子とを備え、
    前記背面電極は、前記基板に形成された凹部に沿って設けられることにより前記透明電極と対向する面に凹部を有し、
    前記背面電極の凹部の深さは、前記発光体粒子の平均粒径よりも小さく、かつ背面電極の凹部の幅は、前記発光体粒子の平均粒径よりも大きく、
    前記発光体粒子は、前記背面電極の凹部に嵌まり込む形で配置され、前記背面電極の前記凹部の内面で前記背面電極と接触している
    ことを特徴とする発光素子。
    ただし、前記背面電極の凹部の幅とは、凹部の縁部における接平面を基準面と想定した場合に、その基準面と前記縁部との接点によって形成される凹部の開口の最大径または幅である。
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