JP5347967B2 - シンチレータプレート - Google Patents

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    • G21K4/00Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens

Description

本発明は、被写体の放射線画像を形成する際に用いられるシンチレータプレートに関する。
医療、工業用のX線撮影では、従来増感紙−フィルム系システムが用いられてきたが、近年ではコンピューテッドラジオグラフィ(computed radiography:CR)やフラットパネル型の放射線ディテクタ(flat panel detector:FPD)等に代表されるデジタル方式の放射線画像検出装置が登場している。
これらはデジタルの放射線画像が直接得られ、陰極管や液晶パネル等の画像表示装置に画像を直接表示することが可能なので、必ずしも写真フィルム上への画像形成が必要なものではない。その結果、これらのデジタル方式のX線画像検出装置は、銀塩写真方式による画像形成の必要性を低減させ、病院や診療所での診断作業の利便性を大幅に向上させている。
放射線を可視光に変換するために、放射線により発光する特性を有するX線蛍光体で作られたシンチレータプレートが使用されるが、低線量の撮影においてのSN比を向上するためには、発光効率の高いシンチレータプレートを使用することが必要になってくる。
近年では、CsIとヨウ化タリウム(TlI)を任意のモル比で混合したしたものを、蒸着を用いて基板上にタリウム賦活ヨウ化セシウム(CsI:Tl)として堆積したものに、後工程としてアニールを行うことで可視変換効率を向上させ、X線蛍光体として使用している。
従来、気相堆積法によるシンチレータの製造方法としては、アモルファスカーボンなど剛直な基板上に蛍光体層を形成し、その上にシンチレータの表面全体を保護膜で被覆させる(例えば、特許文献1参照)ことが一般的である。しかしながら、熱伝導率の低い基板を使用すると面内の鮮鋭性のムラが劣化し、フラットパネルディテクタの大型化に伴い深刻化してきている。
このような状況から、輝度が高く、面内での鮮鋭性のムラが少ないシンチレータプレートを開発することが望まれている。
特許第3566926号公報
本発明は、上記状況に鑑みなされたものであり、その課題はシンチレータの発光輝度が高く、面内での鮮鋭性のムラが少ないシンチレータプレートを提供することである。
本発明の上記目的は、以下の構成により達成することができる。
1.気相堆積法により形成された蛍光体層及び炭素を主成分とする基板を有するシンチレータプレートであって、該基板のX線回折スペクトルの(002)ピークの半値巾が0.4°以下であることを特徴とするシンチレータプレート。
2.前記基板の厚みが50〜500μmであることを特徴とする前記1に記載のシンチレータプレート。
3.前記蛍光体層の主成分がCsIであることを特徴とする前記1または2に記載のシンチレータプレート。
4.前記蛍光体層の厚みが50〜200μmであることを特徴とする前記1〜3のいずれか1項に記載のシンチレータプレート。
本発明により、発光輝度が高く、面内での鮮鋭性のムラが少ないシンチレータプレートを提供することができた。
放射線用シンチレータプレート10の概略構成を示す断面図 放射線用シンチレータプレート10の拡大断面図 蒸着装置61の概略構成を示す図 放射線画像検出器100の概略構成を示す一部破断斜視図 撮像パネル51の拡大断面図
符号の説明
1 基板
2 シンチレータ(蛍光体)層
3 金属反射層
10 放射線用シンチレータプレート
61 蒸着装置
62 真空容器
63 ボート(被充填部材)
64 ホルダ
65 回転機構
66 真空ポンプ
100 放射線画像検出器
以下、本発明とその構成要素等について詳細な説明をする。
(シンチレータプレートの構成)
本発明のシンチレータプレートは、炭素を主成分とする基板上に金属反射層及びシンチレータ層を設けてなるシンチレータプレートであって、該金属反射層とシンチレータ層の間に絶縁層が設けられていることが好ましい。
本発明においては、金属反射層及びシンチレータ層の他にシンチレータプレート全面を覆う保護膜を設けることが好ましい。以下、各構成層及び構成要素等について説明する。
(基板)
炭素を主成分とする基板であり、X線回折スペクトルの(002)ピークの半値巾が0.4°以下であることを満たす基板であれば、アモルファスカーボン、グラファイトなどどのような基板でもよい。
X線回折スペクトルの(002)ピークの半値巾は、結晶子径、結晶化度及び超格子、結晶内部ひずみによって変化することが知られている結晶化度及び超格子の影響を無視できる場合には、半値巾は結晶子径と結晶内部ひずみとによって変化し、Hallの式で表すことができる。(佐々木義典、基本化学シリーズ12「結晶化学入門」)
結晶子サイズと格子歪みは、熱膨張率、熱伝導率、基板内部ポア等にも関係しており、それぞれの計算値ではなく、全体を含んだ半値巾を所定の値にすることにより所望の性能が得られることを見出した。
基板の熱膨張率が高くなると蒸着膜のワレ(クラック)が生じ、基板の熱伝導率が低くなると蒸着膜中の賦活剤濃度が不均一になり、面内の輝度ムラが劣化する。また、X線透過の均一性も高画質化には不可欠であるが、(002)面の半値巾を所定の値に制御した場合、これらが総合的に作用し合い、輝度向上、輝度ムラ向上に驚くべき効果があることを見出した。
また、X線回折スペクトルの(002)ピークの半値巾は回折装置によっても値が異なるため、装置由来の半値巾により補正する必要がある。補正にはXRD用のLAB6標準試料やSi単結晶を用いて、目的のピークの近くにある標準試料のピークを選び、差をとることで試料そのものの半値巾を得ることができる。
(金属反射層)
本発明に係る金属反射層は基板とシンチレータ層の間に存在し、基板表面の炭素原子と反応性のある第1の金属薄膜を設けた後に、高反射率の第2の金属薄膜を設けることが好ましい。
第1の金属薄膜としては、金属自体の安定性や他の第2の金属薄膜との馴染みの良さ等から、ニッケル及びニッケルを含む合金がより好ましい。
以下、金属反射層の構成要素について説明する。
〈第1の金属薄膜〉
第1の金属薄膜の例としては、ニッケル、コバルト、チタンが挙げられるが、金属自体の安定性や他の第2の金属薄膜との馴染みの良さ等から、ニッケル及びニッケルクロム合金がより好ましい。第1の金属薄膜は真空蒸着、スパッタ蒸着、またはメッキによりグラファイトシート上に直接付着することができるが、生産性の観点からスパッタ蒸着が好ましい。
膜厚に関しては付着方法によるが、真空蒸着の場合は10〜100nm、スパッタ蒸着の場合は5〜50nmが好ましい。
〈第2の金属薄膜〉
第2の金属薄膜の例としては、アルミ、銀、クロム、ニッケル、白金、金からなる群の中から選択される少なくとも一種の物質及びその合金が挙げられるが、シンチレータプレートの光出力向上の観点から、反射率の高いアルミまたは銀が好ましい。第2の金属薄膜は真空蒸着、スパッタ蒸着、またはメッキによりグラファイトシート上に直接付着することができるが、生産性の観点からスパッタ蒸着が好ましい。
膜厚に関しては付着方法によるが、真空蒸着の場合は50〜400nm、スパッタ蒸着の場合は20〜200nmが好ましい。
(絶縁層)
絶縁層は金属反射層とシンチレータ層を電気的に絶縁するものであれば、既知のいかなるものも使用可能であるが、溶剤に溶解した樹脂を塗布、乾燥して形成することが好ましい。
ガラス転位点が30〜100℃のポリマーであることが蒸着結晶と基板との膜付の点で好ましく、具体的には、ポリウレタン樹脂、塩化ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、ポリエステル樹脂、セルロース誘導体(ニトロセルロース等)、スチレン−ブタジエン共重合体、各種の合成ゴム系樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノキシ樹脂、シリコン樹脂、アクリル系樹脂、尿素ホルムアミド樹脂等が挙げられるが、特にポリエステル樹脂であることが好ましい。
絶縁層の膜厚としては接着性の点で0.1μm以上が好ましく、絶縁層表面の平滑性確保の点で3.0μm以下が好ましい。より好ましくは絶縁層の厚さが0.2〜2.5μmの範囲である。
絶縁層作製に用いる溶剤としては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、n−ブタノールなどの低級アルコール、メチレンクロライド、エチレンクロライドなどの塩素原子含有炭化水素、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン、トルエン、ベンゼン、シクロヘキサン、シクロヘキサノン、キシレンなどの芳香族化合物、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチルなどの低級脂肪酸と低級アルコールとのエステル、ジオキサン、エチレングリコールモノエチルエステル、エチレングリコールモノメチルエステルなどのエーテル及びそれらの混合物を挙げることができる。
(シンチレータ層)
シンチレータ層(「蛍光体層」とも言う。)を形成する材料としては、種々の公知の蛍光体材料を使用することができるが、X線から可視光に対する変更率が比較的高く、蒸着によって容易に蛍光体を柱状結晶構造に形成できるため、光ガイド効果により結晶内での発光光の散乱が抑えられ、シンチレータ層(蛍光体層)の厚さを厚くすることが可能であることから、ヨウ化セシウム(CsI)が好ましい。
但し、CsIのみでは発光効率が低いために、各種の賦活剤が添加される。例えば、特公昭54−35060号公報の如く、CsIとヨウ化ナトリウム(NaI)を任意のモル比で混合したものが挙げられる。また、例えば、特開2001−59899号公報に開示されているようなCsIを蒸着で、インジウム(In)、タリウム(Tl)、リチウム(Li)、カリウム(K)、ルビジウム(Rb)、ナトリウム(Na)などの賦活物質を含有するCsIが好ましい。
なお、本発明においては、特に1種類以上のタリウム化合物を含む添加剤とヨウ化セシウムとを原材料とすることが好ましい。即ち、タリウム賦活ヨウ化セシウム(CsI:Tl)は400nmから750nmまでの広い発光波長を持つことから好ましい。
本発明に係る1種類以上のタリウム化合物を含有する添加剤のタリウム化合物としては、種々のタリウム化合物(+Iと+IIIの酸化数の化合物)を使用することができる。本発明において、好ましいタリウム化合物は、ヨウ化タリウム(TlI)、臭化タリウム(TlBr)、塩化タリウム(TlCl)等である。
また、本発明に係るタリウム化合物の融点は、400〜700℃の範囲内にあることが好ましい。700℃以内を超えると柱状結晶内での添加剤が不均一に存在してしまい、発光効率が低下する。なお、本発明での融点とは常温常圧下における融点である。
本発明に係るシンチレータ層において、当該添加剤の含有量は目的性能等に応じて、最適量にすることが望ましいが、ヨウ化セシウムの含有量に対して、0.001〜50mol%、更に0.1〜10.0mol%であることが好ましい。
ここで、ヨウ化セシウムに対し、添加剤が0.001mol%未満であるとヨウ化セシウム単独使用で得られる発光輝度と大差なく、目的とする発光輝度を得ることができない。また、50mol%を超えるとヨウ化セシウムの性質・機能を保持することができない。
(保護層)
本発明に係る保護層は、シンチレータ層の保護を主眼とするものである。即ち、ヨウ化セシウム(CsI)は、吸湿性が高く露出したままにしておくと空気中の水蒸気を吸湿して潮解してしまうため、これを防止することを主眼とする。
当該保護層は種々の材料を用いて形成することができる。例えば、CVD法によりポリパラキシリレン膜を形成する。即ち、シンチレータ及び基板の表面全体にポリパラキシリレン膜を形成し、保護層とすることができる。
また、別の態様の保護層として、シンチレータ層上に高分子保護フィルムを設けることもできる。
上記高分子保護フィルムの厚さは、空隙部の形成性、シンチレータ(蛍光体)層の保護性、鮮鋭性、防湿性、作業性等を考慮し、12μm以上、100μm以下が好ましく、更には20μm以上、60μm以下が好ましい。
また、ヘイズ率が鮮鋭性、放射線画像ムラ、製造安定性、作業性等を考慮し、3%以上、40%以下が好ましく、更には3%以上、10%以下が好ましい。ヘイズ率は日本電色工業株式会社NDH 5000Wにより測定した値を示す。必要とするヘイズ率は市販されている高分子フィルムから適宜選択し、容易に入手することが可能である。
保護フィルムの光透過率は光電変換効率、シンチレータ発光波長等を考慮し、550nmで70%以上あることが好ましいが、99%以上の光透過率のフィルムは工業的に入手が困難であるため、実質的に99〜70%が好ましい。
保護フィルムの透湿度はシンチレータ層の保護性、潮解性等を考慮し、50g/m2・day(40℃・90%RH)(JIS Z0208に準じて測定)以下が好ましく、更には10g/m2・day(40℃・90%RH)(JIS Z0208に準じて測定)以下が好ましいが、0.01g/m2・day(40℃・90%RH)以下の透湿度のフィルムは工業的に入手が困難であるため、実質的に0.01g/m2・day(40℃・90%RH)以上、50g/m2・day(40℃・90%RH)(JIS Z0208に準じて測定)以下が好ましく、更には0.1g/m2・day(40℃・90%RH)以上、10g/m2・day(40℃・90%RH)(JIS Z0208に準じて測定)以下が好ましい。
(シンチレータプレートの作製方法)
本発明のシンチレータプレートの作製方法の典型的例について、図を参照しながら説明する。なお、図1は、放射線用シンチレータプレート10の概略構成を示す断面図である。図2は、放射線用シンチレータプレート10の拡大断面図である。図3は、蒸着装置61の概略構成を示す図面である。
〈蒸着装置〉
図3に示す通り、蒸着装置61は箱状の真空容器62を有しており、真空容器62の内部には真空蒸着用のボート63が配されている。ボート63は蒸着源の被充填部材であり、当該ボート63には電極が接続されている。当該電極を通じてボート63に電流が流れると、ボート63がジュール熱で発熱するようになっている。放射線用シンチレータプレート10の製造時においては、ヨウ化セシウムと賦活剤化合物とを含む混合物がボート63に充填され、そのボート63に電流が流れることで、上記混合物を加熱・蒸発させることができるようになっている。
なお、被充填部材として、ヒータを巻回したアルミナ製のルツボを適用してもよいし、高融点金属製のヒータを適用してもよい。
真空容器62の内部であってボート63の直上にはグラファイトシート基板1を保持するホルダ64が配されている。ホルダ64にはヒータ(図示略)が配されており、当該ヒータを作動させることでホルダ64に装着した基板1を加熱することができるようになっている。基板1を加熱した場合には、基板1の表面の吸着物を離脱・除去したり、基板1とその表面に形成されるシンチレータ層(蛍光体層)2との間に不純物層が形成されるのを防止したり、基板1とその表面に形成されるシンチレータ層2との密着性を強化したり、基板1の表面に形成されるシンチレータ層2の膜質の調整を行ったりすることができるようになっている。
ホルダ64には当該ホルダ64を回転させる回転機構65が配されている。回転機構65は、ホルダ64に接続された回転軸65aとその駆動源となるモータ(図示略)から構成されたもので、当該モータを駆動させると、回転軸65aが回転してホルダ64をボート63に対向させた状態で回転させることができるようになっている。また、基板ホルダ64には、基板1の金属反射層をアース(接地)するための金属製の枠70が取り付けてある。
蒸着装置61では、上記構成の他に真空容器62に真空ポンプ66が配されている。真空ポンプ66は、真空容器62の内部の排気と真空容器62の内部へのガスの導入とを行うもので、当該真空ポンプ66を作動させることにより、真空容器62の内部を一定圧力のガス雰囲気下に維持することができるようになっている。
〈シンチレータプレート〉
次に、本発明に係るシンチレータプレート10の作製方法について説明する。
当該放射線用シンチレータプレート10の作製方法においては、上記で説明した蒸発装置61を好適に用いることができる。蒸発装置61を用いて放射線用シンチレータプレート10を作製する方法について説明する。
《金属反射層の形成》
基板の一方の表面に第1の金属薄膜(ニッケル膜、ニッケルクロム合金膜等)をスパッタ法により形成する。続いて第2の金属薄膜としてスパッタ蒸着で金属薄膜(アルミ、銀)を形成する。
《絶縁層の形成》
絶縁層は、有機溶剤に高分子結合材を分散・溶解した組成物を塗布、乾燥して形成する。高分子結合材としては、接着性、金属反射層の耐腐食性の観点でポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等の疎水性樹脂が好ましい。
《シンチレータ層の形成》
上記のように金属反射層及び絶縁層3を設けた基板1を、ホルダ64に取り付けるとともに、ボート63にヨウ化セシウムとヨウ化タリウムとを含む粉末状の混合物を充填する(準備工程)。この場合、ボート63と基板1との間隔を100〜1500mmに設定し、その設定値の範囲内のままで後述の蒸着工程の処理を行うのが好ましい。
準備工程の処理を終えたら、真空ポンプ66を作動させて真空容器62の内部を排気し、真空容器62の内部を0.1Pa以下の真空雰囲気下にする(真空雰囲気形成工程)。ここで言う「真空雰囲気下」とは、100Pa以下の圧力雰囲気下のことを意味し、0.1Pa以下の圧力雰囲気下であるのが好適である。
その後、アルゴン等の不活性ガスを真空容器62の内部に導入し、当該真空容器62の内部を0.1Pa以下の真空雰囲気下に維持する。次に、ホルダ64のヒータと回転機構65のモータとを駆動させ、ホルダ64に取り付け済みの基板1をボート63に対向させた状態で加熱しながら回転させる。
この状態において、電極からボート63に電流を流し、ヨウ化セシウムとヨウ化タリウムとを含む混合物を700〜800℃程度で所定時間加熱してその混合物を蒸発させる。その結果、基板1の表面に無数の柱状結晶体2aが順次成長して所望の厚さのシンチレータ層2が形成される(蒸着工程)。これにより、本発明に係る放射線用シンチレータプレート10を製造することができる。
(放射線画像検出器)
以下に、上記放射線用シンチレータプレート10の一適用例として、図4及び図5を参照しながら、当該放射線用シンチレータプレート10を具備した放射線画像検出器100の構成について説明する。なお、図4は放射線画像検出器100の概略構成を示す一部破断斜視図である。また、図5は撮像パネル51の拡大断面図である。
図4に示す通り、放射線画像検出器100には、撮像パネル51、放射線画像検出器100の動作を制御する制御部52、書き換え可能な専用メモリ(例えばフラッシュメモリ)等を用いて撮像パネル51から出力された画像信号を記憶する記憶手段であるメモリ部53、撮像パネル51を駆動して画像信号を得るために必要とされる電力を供給する電力供給手段である電源部54、等が筐体55の内部に設けられている。
筐体55には、必要に応じて放射線画像検出器100から外部に通信を行うための通信用のコネクタ56、放射線画像検出器100の動作を切り換えるための操作部57、放射線画像の撮影準備の完了やメモリ部53に所定量の画像信号が書き込まれたことを示す表示部58、等が設けられている。
ここで、放射線画像検出器100に電源部54を設けるとともに、放射線画像の画像信号を記憶するメモリ部53を設け、コネクタ56を介して放射線画像検出器100を着脱自在にすれば、放射線画像検出器100を持ち運びできる可搬構造とすることができる。
図5に示すように、撮像パネル51は、放射線用シンチレータプレート10と、放射線用シンチレータプレート10からの電磁波を吸収して画像信号を出力する出力基板20とから構成されている。
放射線用シンチレータプレート10は、放射線照射面側に配置されており、入射した放射線の強度に応じた電磁波を発光するように構成されている。
出力基板20は、放射線用シンチレータプレート10の放射線照射面と反対側の面に設けられており、放射線用シンチレータプレート10側から順に、隔膜20a、光電変換素子20b、画像信号出力層20c及び基板20dを備えている。
隔膜20aは、放射線用シンチレータプレート10と他の層を分離するためのものである。
光電変換素子20bは、透明電極21と、透明電極21を透過して入光した電磁波により励起されて電荷を発生する電荷発生層22と、透明電極21に対しての対極になる対電極23とから構成されており、隔膜20a側から順に透明電極21、電荷発生層22、対電極23が配置される。
透明電極21とは、光電変換される電磁波を透過させる電極であり、例えば、インジウムチンオキシド(ITO)、SnO2、ZnOなどの導電性透明材料を用いて形成される。
電荷発生層22は、透明電極21の一面側に薄膜状に形成されており、光電変換可能な化合物として光によって電荷分離する有機化合物を含有するものであり、電荷を発生し得る電子供与体及び電子受容体としての導電性化合物をそれぞれ含有している。電荷発生層22では、電磁波が入射されると電子供与体は励起されて電子を放出し、放出された電子は電子受容体に移動して、電荷発生層22内に電荷、即ち正孔と電子のキャリアが発生するようになっている。
ここで、電子供与体としての導電性化合物としてはp型導電性高分子化合物が挙げられ、p型導電性高分子化合物としては、ポリフェニレンビニレン、ポリチオフェン、ポリ(チオフェンビニレン)、ポリアセチレン、ポリピロール、ポリフルオレン、ポリ(p−フェニレン)またはポリアニリンの基本骨格を持つものが好ましい。
また、電子受容体としての導電性化合物としてはn型導電性高分子化合物が挙げられ、n型導電性高分子化合物としてはポリピリジンの基本骨格を持つものが好ましく、特にポリ(p−ピリジルビニレン)の基本骨格を持つものが好ましい。
電荷発生層22の膜厚は、光吸収量を確保するといった観点から10nm以上(特に100nm以上)が好ましく、また電気抵抗が大きくなりすぎないといった観点から、1μm以下(特に300nm以下)が好ましい。
対電極23は、電荷発生層22の電磁波が入光される側の面と反対側に配置されている。対電極23は、例えば、金、銀、アルミニウム、クロムなどの一般の金属電極や、透明電極21の中から選択して用いることが可能であるが、良好な特性を得るためには、仕事関数の小さい(4.5eV以下)金属、合金、電気伝導性化合物及びこれらの混合物を電極物質とするのが好ましい。
また、電荷発生層22を挟む各電極(透明電極21及び対電極23)との間には、電荷発生層22とこれら電極が反応しないように緩衝地帯として作用させるためのバッファー層を設けてもよい。バッファー層は、例えば、フッ化リチウム及びポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)、ポリ(4−スチレンスルホナート)、2,9−ジメチル−4,7−ジフェニル[1,10]フェナントロリンなどを用いて形成される。
画像信号出力層20cは、光電変換素子20bで得られた電荷の蓄積及び蓄積された電荷に基づく信号の出力を行うものであり、光電変換素子20bで生成された電荷を画素毎に蓄積する電荷蓄積素子であるコンデンサ24と、蓄積された電荷を信号として出力する画像信号出力素子であるトランジスタ25とを用いて構成されている。
トランジスタ25は、例えば、TFT(薄膜トランジスタ)を用いるものとする。このTFTは、液晶ディスプレイ等に使用されている無機半導体系のものでも、有機半導体を用いたものでもよく、好ましくはプラスチックフィルム上に形成されたTFTである。
プラスチックフィルム上に形成されたTFTとしては、アモルファスシリコン系のものが知られているが、その他、米国Alien Technology社が開発しているFSA(Fluidic Self Assembly)技術、即ち単結晶シリコンで作製した微小CMOS(Nanoblocks)をエンボス加工したプラスチックフィルム上に配列させることで、フレキシブルなプラスチックフィルム上にTFTを形成するものとしてもよい。
更に、Science,283,822(1999)やAppl.Phys.Lett.,771488(1998)、Nature,403,521(2000)等の文献に記載されているような有機半導体を用いたTFTであってもよい。
このように、本発明に用いられるトランジスタ25としては、上記FSA技術で作製したTFT及び有機半導体を用いたTFTが好ましく、特に好ましいものは有機半導体を用いたTFTである。この有機半導体を用いてTFTを構成すれば、シリコンを用いてTFTを構成する場合のように真空蒸着装置等の設備が不要となり、印刷技術やインクジェット技術を活用してTFTを形成できるので、製造コストが安価となる。更に加工温度を低くできることから、熱に弱いプラスチック基板上にも形成できる。
トランジスタ25には、光電変換素子20bで発生した電荷を蓄積するとともに、コンデンサ24の一方の電極となる収集電極(図示せず)が電気的に接続されている。コンデンサ24には光電変換素子20bで生成された電荷が蓄積されるとともに、この蓄積された電荷はトランジスタ25を駆動することで読み出される。即ち、トランジスタ25を駆動させることで、放射線画像の画素毎の信号を出力させることができる。
基板20dは、撮像パネル51の支持体として機能するものであり、基板1と同様の素材で構成することが可能である。
次に、放射線画像検出器100の作用について説明する。
先ず、放射線画像検出器100に対し入射された放射線は、撮像パネル51の放射線用シンチレータプレート10側から基板20d側に向けて放射線を入射する。すると、放射線用シンチレータプレート10に入射された放射線は、放射線用シンチレータプレート10中のシンチレータ層2が放射線のエネルギーを吸収し、その強度に応じた電磁波を発光する。
発光された電磁波の内、出力基板20に入光される電磁波は、出力基板20の隔膜20a、透明電極21を貫通し、電荷発生層22に到達する。そして、電荷発生層22において電磁波は吸収され、その強度に応じて正孔と電子のペア(電荷分離状態)が形成される。
その後、発生した電荷は、電源部54によるバイアス電圧の印加により生じる内部電界により正孔と電子はそれぞれ異なる電極(透明電極膜及び導電層)へ運ばれ、光電流が流れる。
その後、対電極23側に運ばれた正孔は画像信号出力層20cのコンデンサ24に蓄積される。蓄積された正孔はコンデンサ24に接続されているトランジスタ25を駆動させると、画像信号を出力するとともに出力された画像信号はメモリ部53に記憶される。
以上の放射線画像検出器100によれば、上記放射線用シンチレータプレート10を備えているので光電変換効率を高めることができ、放射線画像における低線量撮影時のSN比を向上させるとともに、画像ムラや線状ノイズの発生を防止することができる。
以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されない。
実施例1
〔シンチレータプレート1〜7の作製〕
(基板の作製)
日清紡製ガラス状カーボンプレート(AC−140/厚さ1mm)の表面に対して、ガラスビーズ(#800)を用いてサンドブラスト処理を施して、表面に細かい凹凸を形成したものを基板1とした。
CIP法、HIP法により得られた密度1.7g/m3等方性黒鉛を、1mm厚さに切り出した基板を粘度30mPa・sのポリカルボジイミド溶液中に浸して真空含浸を行い、表面をワイパーにて拭き取った後300℃1時間乾燥熱硬化し、更に1500℃にて3日間熱硬化を行った。更に10mPa・sのポリカルボジイミド溶液をスプレーして300℃1時間乾燥熱硬化し、更に1500℃にて3日間熱硬化を行った。これを基板2とした。
CIP法、HIP法により得られた密度1.7g/m3等方性黒鉛を、1mm厚さに切り出した基板を粘度30mPa・sのポリカルボジイミド溶液中に浸して真空含浸を行い、表面をワイパーにて拭き取った後100℃1時間乾燥熱硬化し、更に1800℃にて3日間熱硬化を行った。これを基板3とした。
CIP法、HIP法により得られた密度1.7g/m3等方性黒鉛を、1mm厚さに切り出した基板を粘度30mPa・sのポリカルボジイミド溶液中に浸して真空含浸を行い、表面をワイパーにて拭き取った後100℃1時間乾燥熱硬化し、更に2200℃にて3日間熱硬化を行った。これを基板4とした。
Panasonic製グラファイトシート(PGS:0.1mm)を基板5とした。
Panasonic製グラファイトシート(PGS:0.7mm)を基板6とした。
((002)回折線の半値巾測定)
前記基板のX線回折を測定し半値巾を求めた。装置にはパナリティカル製X‘Pert−Pro MPDを使用し、下記の条件により測定を行った。
管球:セラミクス絶縁型LFF・Cu1.8kW・45kV40mA
入射光学系:発散スリット1°、ソーラースリット0.04rad
受光光学系:半導体検出器、ソーラースリット0.04rad
なお、補正にはNIST標準試料660a(LAB6)を室温測定し、(110)ピークの半値巾(0.10°)を使用した。結果を表1に示す。
(シンチレータ層の形成)
図3の蒸着装置の基板ホルダ64の金属製の枠70に合わせて断裁し、金属製の枠70にセットした。基板の絶縁層側に蛍光体(CsI:0.003Tl)を図3に示した蒸着装置を使用して蒸着させ、シンチレータ層(蛍光体層)を形成した。
即ち、先ず上記蛍光体原料を蒸着材料として抵抗加熱ルツボ(ボード)に充填し、また回転する基板ホルダの金属製の枠に基板を設置し、基板と蒸発源との間隔を400mmに調節した。
続いて、蒸着装置内を一旦排気し、Arガスを導入して0.5Paに真空度を調整した後、10rpmの速度で基板を回転しながら基板の温度を200℃に保持した。次いで、抵抗加熱ルツボ(ボード)を加熱して蛍光体を蒸着し、シンチレータ層の膜厚が表1の値となったところで蒸着を終了させ、シンチレータ層が形成された基板を得た。
(アニール処理)
上記シンチレータ層が形成された基板を25cm×20cmサイズに断裁し、得られた2枚の内、1枚に対し窒素雰囲気下で350℃、2時間のアニール処理を実施した。
(保護膜の作製)
上記シンチレータ層が形成された2枚の基板を両者ともCVD装置の蒸着室に入れ、ポリパラキシリレンの原料が昇華した蒸気中に露出させておくことにより、シンチレータ層と基板の全面表面が10μmの厚さのポリパラキシリレン膜で被覆された25cm×20cmのサイズのシンチレータプレート2枚を得た。
〔評価〕
(輝度の評価)
得られたシンチレータプレートをPaxScan(Varian社製FPD:2520)にセットし、シンチレータプレート全面の平均発光量(輝度)を、以下に示す方法で評価した。結果を表1に示す。
FPDに管電圧80kVpのX線を照射し、得られた画像データの平均シグナル値を発光量とした。表1ではプレート1の発光量を輝度1.0とし相対値を記載した。
(鮮鋭性の評価)
得られたシンチレータプレートをPaxScan(Varian社製FPD:2520)にセットし、シンチレータプレート全面の鮮鋭性の平均値を以下に示す方法で評価した。結果を表1に示す。
鉛製のMTFチャートを通して、管電圧80kVpのX線をFPDの放射線入射面側に照射し、画像データを検出しハードディスクに記録した。その後、ハードディスク上の記録をコンピュータで分析して、当該ハードディスクに記録されたX線像の変調伝達関数MTF(空間周波数1サイクル/mmにおけるMTF値)を鮮鋭性の指標とした。表中、MTF値が高いほど鮮鋭性に優れていることを示す。MTFはModulation Transfer Functionの略号を示す。
表1中のMTF値はシンチレータプレート内の10箇所を測定し、その平均値である。また、MTF分布はMTFの最も高いところと低いところの差を最も高いところの値で除した数値である。
表1に示した結果から明らかなように、本発明のシンチレータプレートは比較のシンチレータプレートに比べ輝度が高く、面内での鮮鋭性のムラが少ないことが分かる。

Claims (4)

  1. 気相堆積法により形成された蛍光体層及び炭素を主成分とする基板を有するシンチレータプレートであって、該基板のX線回折スペクトルの(002)ピークの半値巾が0.4°以下であることを特徴とするシンチレータプレート。
  2. 前記基板の厚みが50〜500μmであることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のシンチレータプレート。
  3. 前記蛍光体層の主成分がCsIであることを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載のシンチレータプレート。
  4. 前記蛍光体層の厚みが50〜200μmであることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか1項に記載のシンチレータプレート。
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