JP5344596B2 - インクジェット記録装置および該装置の制御方法 - Google Patents

インクジェット記録装置および該装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、インクジェットヘッドを用いるインクジェット記録装置および該装置の制御方法に関し、特にインクジェットヘッドからインクを吐出する際に発生するミストによるインクジェットヘッドの汚れを効果的に除去する技術に関するものである。
インクジェットヘッドは、微細なノズル(以下、吐出口、これに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギを発生するための素子を総称して言うことがある)から記録媒体にインクを直接吐出する。従って、吐出したインクが記録媒体に当たって跳ね返ったり、インクを吐出する際に記録に関与する主なインクの他に微小なインク滴(サテライト)が吐出されて雰囲気中に漂ったりすることがある。すると、これらがインクミストとなって、インクジェットヘッドのインク吐出口の周りに付着することがある。すると、これがその後の吐出動作に影響を与え、吐出不良が発生したり、異なる色のインク同士が混じり合うことで混色が生じたりし、記録媒体に記録される画像の品位を低下させてしまうことがある。
そのような問題を解決するために、特許文献1には、ゴム等の弾性材料でなる払拭部材で記録ヘッドの吐出口が形成されている面(以下、吐出面という)を掃き、付着物を除去する(以下、この動作をワイピングと呼ぶ)ことが開示されている。ここで、複数の色調のインクを吐出してカラー記録を行うべく、複数のノズル列が設けられているインクジェットヘッドを用いる場合、ワイピングによって吐出面上でインクの混色が生じ、このために記録画像の品位を低下させてしまう恐れがある。そこで同文献では、ワイピング後に、記録媒体に画像を記録するためのインク吐出とは別に所定量のインク吐出を行い、インクを排出する(以下、この動作を予備吐出という)を行うことが開示されている。さらに同文献には、インクの種類に応じて予備吐出の回数を制御することで、予備吐出により生じる廃インク量の増大を抑制する技術が開示されている。
しかしながら、近年、記録の一層の高速化や解像度化、また多色化への要求が高まり、インクジェットヘッドに設けられる吐出口数およびインクの色調数が増加する傾向にある。これに伴い、予備吐出により生じる廃インク量も増加する傾向があるので、インク消費量の一層の削減が求められている。そのためには、特許文献1に示される技術以上の対策が求められる。
特開平7−195708号公報
よって本発明は、ワイピング後に予備吐出を行うことで吐出不良や混色などの不都合をできるようにするとともに、予備吐出のインク量を制御することで、ワイピング後の予備吐出によって消費されるインク量を削減できるようにすることを目的とする。
そのために本発明は、インクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドの吐出口面をワイピングするワイピング動作を行うワイピング手段と、前記ワイピング動作の後に前記記録ヘッドからインクを予備吐出させる予備吐出手段と、を有するインクジェット記録装置において、前回のワイピング動作から今回のワイピング動作までの記録量が第1の記録量である場合に前記記録ヘッドから予備吐出させるインク量が、前記記録量が前記第1の記録量よりも少ない第2の記録量である場合の前記インク量よりも多くなるように前記予備吐出手段を制御する制御手段を有することを特徴とする。
また、本発明は、インクを吐出する記録ヘッドを有するインクジェット記録装置における予備吐出方法であって、前記記録ヘッドの吐出口面をワイピングするワイピング工程と、前記ワイピング工程の後に前記記録ヘッドからインクを予備吐出させる予備吐出工程と、を有し、前記予備吐出工程は、前回のワイピング動作から今回のワイピング動作までの記録量が第1の記録量である場合に前記記録ヘッドから予備吐出させるインク量が、前記記録量が前記第1の記録量よりも少ない第2の記録量である場合の前記インク量よりも多いことを特徴とする。
本発明によれば、ワイピング後に予備吐出を行うことで吐出不良や混色などの不都合をできるとともに、吐出面へのミスト付着の程度に応じて予備吐出のインク量を制御することで、ワイピング後の予備吐出によって消費されるインク量を削減できるようになる。
本発明の第1の実施形態に係るインクジェット記録装置を示す模式図である。 第1実施形態における記録ヘッドおよびワイピング機構の構成とそれらの関係を説明するための模式図である。 第1実施形態に係る記録装置の制御系の構成例を示すブロック図である。 第1実施形態におけるワイピング動作およびその後の予備吐出を行うための制御手順を示すフローチャートである。 (a)は第1実施形態に係るワイピング動作起動条件を示す説明図、(b)は第1実施形態に適用され、前回ワイピング動作が実施された以降の記録枚数に基づいてワイピング後の予備吐出数を規定する条件を説明するための説明図、(c)は第1実施形態に適用され、前回ワイピング動作が実施された以降の記録のためのインク吐出数に基づいてワイピング後の予備吐出数を規定する条件を説明するための説明図である。 第2実施形態に適用される記録ヘッドおよびワイピング機構の構成とそれらの関係を説明するための模式図である。 (a)は第2実施形態に係るワイピング動作起動条件を示す説明図、(b)は第2実施形態に適用され、前回ワイピング動作が実施された以降の記録のためのインク吐出数に基づいてワイピング後の予備吐出数を各色毎に規定する条件を説明するための説明図、(c)は前回ワイピング動作が実施された以降の各色毎の記録のためのインク吐出数と、(b)のテーブルにより規定される各色毎のワイピング後予備吐出数との例を示す図である。 (a)は第3の実施形態に適用され、記録ヘッドと記録媒体との間の距離に基づいてワイピング後の予備吐出数を規定する条件を説明するための説明図、(b)は第3の実施形態に適用され、装置の使用環境(湿度)に基づいてワイピング後の予備吐出数を規定する条件を説明するための説明図である。 (a)および(b)は、第4の実施形態に係るブロック駆動順の2例を示す説明図、(c)は第4の実施形態に適用され、ブロック駆動順に基づいてワイピング後の予備吐出数を規定する条件を説明するための説明図である。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るインクジェット記録装置を示す模式的正面図である。
図1において、2は搬送系ユニットを含む装置本体を示しており、比較的大判の記録媒体に記録を行うものである。1はキャリッジであり、例えば6色のインクに対応して設けられた6つの吐出部(ノズル列)を有するインクジェットヘッド(以下、記録ヘッドという)5を搭載して移動する。また、33はキャリッジをガイドするガイド軸であり、キャリッジ1はベルト34を介して伝達される駆動力により、ガイド軸33に沿って往復移動が可能である。これにより、記録ヘッド5の記録媒体に対する移動が可能となり、その過程でインクを吐出することにより記録媒体に対する記録が行われる。本実施形態において使用するインクの色は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の他に、記録画像の粒状感の低減を目的とした淡シアン(PC)、淡マゼンタ(PM)を加えた計6色である。
30Aおよび30Bは回復機構であり、記録ヘッド5の各吐出部のインク吐出性能を良好な状態に維持または回復させるための機構である。本例において、回復機構30Aおよび30Bはそれぞれ3つの吐出部に対応した構成となっており、それぞれの吐出部に対応したキャップを備えている。キャップは、吐出面を覆う(キャッピングする)ことで記録ヘッドの非使用時に吐出部ないし記録ヘッド5を保護する機能を有する。また、キャッピング状態において不図示のポンプを駆動することにより吸引力を吐出部に作用させ、インクを強制的に排出させる動作(吸引回復)を行うことができる。さらに、キャップを吐出部に対向させた状態でキャップ内にインクを吐出させる予備吐出を行うことが可能である。31は当該予備吐出動作によって吐出されるインクを受容するインク受容箱である。また、32は記録ヘッド5の吐出口面のワイピング動作を行うためのワイピング機構である。
以上の構成において、記録すべきデータに従った被記録位置に記録媒体が設定されると、キャリッジ1はガイド軸33に沿った方向(主走査方向)に移動するように制御される。そして、これに伴う記録ヘッド5の移動過程で各色インクの吐出部よりインクが吐出されることで、1バンド分(記録ヘッド5の1回の記録走査において記録可能な領域)に対応した文字や絵などを含む画像が記録媒体に記録される。そして、当該1バンド分の記録が終了すると、記録媒体はキャリッジ1の移動方向と交差する方向に所定距離(1バンドの幅、または所定数の記録素子により記録される記録幅に対応する距離)だけ、不図示の搬送ユニットによって搬送される。あるいは、同一記録領域に対しては記録ヘッド5の複数回の移動で画像を記録する方式(所謂マルチパス記録)を行う場合には、搬送距離は上記所定距離未満とされることもある。
なお、キャリッジ1の移動経路に沿って、キャリッジ1の移動位置を検出するためのエンコーダ35が配設されており、キャリッジ1に搭載されたエンコーダセンサがこれを検出する信号に基づいてキャリッジの位置を知ることができる。また、このエンコーダの位置検出に基づいてキャリッジ1のホームポジションへの移動が制御される。そして、回復機構30A,31Bおよびワイピング機構32などはこのホームポジションの近傍に配設される。
図2は、記録ヘッド5およびワイピング機構32の構成とそれらの関係を説明するための模式図である。記録ヘッド5は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、淡シアンおよび淡マゼンタのインクに対応した吐出部5C、5M、5Y、5Bk、5PCおよび5PMを有している。各吐出部には、上記のキャリッジ1ないし記録ヘッド5の移動方向(図の左右方向)と交差する方向(図の上下方向)に1200dpi(ドット/インチ;参考値)の密度で、1280個の吐出口が配列されている。そして、各吐出口に連通したインク液路内には、例えば、インクを局所的に加熱して膜沸騰を起こさせ、その圧力によってインクを吐出させるための電気熱変換体が設けられている。
本例において、ワイピング機構32は、吐出部5C、5Mおよび5Yの吐出面をワイピング可能なワイパ32Aと、吐出部5Bk、5PCおよび5PMの吐出面をワイピング可能なワイパ32Bとを有している。そして、記録ヘッド5をワイピング機構32に対応した位置に設定した上で、ワイパ32Aおよび32Bを図2の矢印の方向に移動させることでワイピングを行うことができる。
図3は本実施形態に係る記録装置の制御系の構成例を示すブロック図である。図3において、300は制御手段ないしは記録ヘッドの駆動手段をなす主制御部であり、CPU301、ROM302、RAM303、および入出力ポート304などを備える。CPU301は、図4について説明する処理手順を含め、演算,制御,判別,設定等の所要の処理動作を実行する。ROM302は、このCPU301によって実行すべき制御プログラムおよびその他の固定データを格納する。具体的には、図4に付いて後述する処理手順等に対応したプログラムや、図5(a)および(b)または(c)について後述するテーブル等を格納することができる。RAM303は、記録すべきデータのバッファ領域や、CPU301が実行する処理の過程でワークエリアとして用いられる領域等を有する。具体的には、後述する処理において記録量(記録媒体の記録枚数や記録のためのインクの吐出数)をカウントするためのカウンタとして用いられる領域を含めることができる。
入出力ポート304には、搬送系の駆動源をなす搬送モータ(LFモータ)312の駆動回路305、および、キャリッジ1を移動させる駆動源をなすモータ(CRモータ)313の駆動回路306が接続される。また、入出力ポート304には、記録ヘッド5の各吐出部のノズルを駆動するための駆動回路307が接続される。さらに、入出力ポート304には、回復機構30A,31Bおよびワイピング機構32を駆動するための駆動回路309が接続される。
加えて、入出力ポート304には、ホームポジションセンサ310、ヘッド温度センサ314、ギャップセンサ315およびインターフェース回路311が接続される。ホームポジションセンサ310は、キャリッジ1ないし記録ヘッド5の移動制御の基準となる位置を検出するためのセンサである。また、上述した、回復機構30A,31Bおよびワイピング機構32に対する記録ヘッド5の設定もこのホームポジションセンサ310の検出出力に基づいて行われる。ヘッド温度センサ314は、記録ヘッド5の温度を検出するために用いられる。ギャップセンサ315は、記録媒体またはプラテンとの間の距離を検出するために用いられる。インターフェース回路311は、記録すべきデータの供給源をなす外部装置(コンピュータやイメージスキャナ、デジタルカメラその他の適宜の形態とすることができる)との間で所要の情報を送受信するために用いられる。316は適宜の部位に設けられる湿度センサであり、装置の使用環境としての湿度を検出するために用いられる。なお、ギャップセンサ315および湿度センサ316は、後述する第3の実施形態において好適に用いられる要素である。
図4は本実施形態におけるワイピング動作およびその後の予備吐出を行うための制御手順を示す。
所定単位、例えば1枚の記録媒体への記録終了(1ページの記録)毎にワイピング動作を行うと、所要の時間を要するワイピング動作の介在よる記録生産性やワイパ32A,32Bの耐久寿命を低下させる問題が生じる。このため、ワイピング動作は必要に応じて行われる。ページ毎のワイピング動作が必要であるか否かは、記録ヘッド5の吐出面上に付着し得るミスト量に応じて行うことが好ましい。記録ヘッド5の吐出面上に付着するミスト量はインク吐出量ないしは吐出回数に大きく依存する。従って本実施形態では、前回ワイピング動作を実施した以降の記録のためのインク吐出数の計数(ドットカウント)を実行し、これが閾値以上である場合に、ワイピング動作を行うようにする。
図4に示す手順では、まずステップS204で1ページ分の記録データが記録されると、ドットカウント処理に基づき、記録データに従って吐出されたインクの吐出回数が積算される(ステップS205)。次に、ステップS206では、図5(a)に示すようなテーブルに基づき、積算したドットカウント数が閾値を超えているか否かが判定される。そして、肯定判定された場合はステップS207でワイピングが実施され、ステップS208でドットカウント数がリセットされる。さらに、ステップS211にてワイピング後の予備吐出(すなわち記録に関与しないインク吐出)の数を設定し、これに従って予備吐出を実施する。当該予備吐出の実施後、またはステップS206で否定判定された場合にはステップS209に進み、次ページについての記録データがあるか否かが判定され、肯定判定の場合はステップS204に復帰して、次の1ページ分の記録データが記録されるようにする。一方、次ページの記録データがない場合にはステップS210に移行し、本手順を終了する。
一方、ワイピング動作後には、所定量の予備吐出を行うのが好ましいことが知られている。これには主に以下の2つの理由による。まず、ワイピング前に吐出面に付着したミストは、吐出に伴うインク溶剤成分の蒸発、キャリッジの移動に伴う風の影響によるインク溶剤成分の蒸発、記録ヘッド近傍の熱によるインク溶剤成分の蒸発等の要因により、増粘している場合が多い。この場合、ワイピング動作により増粘インクがノズル内に押し込められることがあり、予備吐出をせずに次の本吐出動作(すなわち記録のための吐出動作)を行った際、吐出不良が生じる場合がある。2つ目の理由は、他色インクとの混色の問題である。本実施形態のように、複数色の吐出部が一体となった記録ヘッド5と、いくつかのインク色について共通するワイパを用いる場合、ワイピング動作に伴って、吐出面に付着していたある色のインクが他のインク色用のノズル内に押し込められる場合がある。この場合、予備吐出をせずに次の本吐出動作を行った場合、混色が発生することがある。従って、予備吐出を行い、押し込められた増粘インクまたは他色インクを排除することで、それらの不都合を回避することができる。
従って、従来ワイピング動作後には所定量の予備吐出を行っているが、本実施形態では記録ヘッドへのミスト付着の程度に影響を及ぼす記録量に基づいて予備吐出の量、具体的には予備吐出の吐出回数を制御する。
具体的には、例えば図5(b)に示すように、前回ワイピング動作が実施された以降の記録枚数をカウントし、そのカウント値に応じて、ワイピング後の予備吐出数を制御することができる。すなわち、前回ワイピング動作が実施された以降の記録枚数が多い場合、吐出面へのミスト付着量が多いと考えられ、従ってワイピング動作に伴って、増粘インクや他色インクのノズル内への押し込みが多く発生すると想定し、予備吐出数を多くする。逆に、前回ワイピング動作が実施された以降の記録枚数が少ない場合、吐出面へのミスト付着量は少ないと考えられ、従ってワイピング動作に伴う増粘インクや他色インクのノズル内への押し込みも少ないと考えられるため、予備吐出数を少なくする。
このように、本実施形態では、ワイピング後に予備吐出を実施することで、吐出不良や混色といった記録品位の低下を防止できる。また、記録ヘッド5の吐出面へのミスト付着の程度に応じて、ワイピング後の予備吐出数を制御することで、ワイピング後の予備吐出によって消費されるインク量を削減でき、インクジェット記録装置のランニングコストの低減に資することができる。なお、上述の実施形態のように、ワイピング後の予備吐出数の制御を記録枚数に応じて行う場合には、予備吐出後に記録枚数のカウント値をリセットすればよい。また、本実施形態は、ワイピング後に予備吐出されるインクの量が記録量に応じて変更されればよく、例えば、インク吐出量(1滴あたりのインク量)を変更するようにしてもよい。
また、より緻密な制御を行うために、図5(c)に示すように、前回ワイピング動作を実施した以降のドットカウント(記録のためのインク吐出数の計数)を行い、そのカウント値に応じて、ワイピング後の予備吐出数を制御してもよい。つまり、そのドットカウント値が大きい場合には予備吐出数を多くする一方、少ない場合には予備吐出数を少なくするのである。このような制御を行う場合には、予備吐出数の設定(ステップS211)と予備吐出の実施(ステップS212)とを、上記ステップS207とS208との間に介挿すればよい。
(第2の実施形態)
本実施形態は、第1の実施形態より大きな効果を得るために、ワイピング後の予備吐出数の制御をより緻密に行う例である。これは、さらに多くの色調のインクが用いられる場合に特に有効である。
本実施形態では、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、淡シアン(PC)、淡マゼンタ(PM)、淡イエロー(PY)、ブラック(Bk)、グレー(Gy)、淡グレー(Pgy)、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)のインクが用いられる。
図6は、本実施形態に適用される記録ヘッドおよびワイピング機構の構成とそれらの関係を説明するための模式図である。本実施形態の記録ヘッドは、2色の吐出部を一体とした記録ヘッドを6つ並置することで、上記12色のインクに対応させたものである。ここで、記録ヘッド51はイエローおよび淡イエローにそれぞれ吐出部51Yおよび51PYを、記録ヘッド52はマゼンタおよび淡マゼンタにそれぞれ対応した吐出部52Mおよび52PMを有している。記録ヘッド53はシアンおよび淡シアンにそれぞれ対応した吐出部53Cおよび53PCを、記録ヘッド54はブラックおよびグレーにそれぞれ対応した吐出部54Bkおよび54Gyを有している。また、記録ヘッド55は淡グレーおよびレッドにそれぞれ対応した吐出部55Pgyおよび55Rを、記録ヘッド56はグリーンおよびブルーにそれぞれ対応した吐出部56Gおよび56Bを有している。これらの吐出部にそれぞれ設けられる吐出口の配列方向および配列密度は第1実施形態と同様である。
ワイピング機構32は、図の矢印方向に駆動されることで記録ヘッド51〜56の吐出面をワイピング可能なワイパ321〜326を有している。これらの6つのワイパを各々独立して駆動することも考えられる。しかし本例では、駆動制御の簡単化や、装置の小型化および低廉化の観点から、ワイパ321〜326を一体に構成して同時に駆動されるようにする。
本実施形態でも、基本的には上述の第1の実施形態とほぼ同様の制御系の構成および制御手順を採用できる。しかし本実施形態では、ワイピング実行の有無およびワイピング後の予備吐出数について、次のように規定する。
図7(a)は、ワイピング実行の有無を判定するためのテーブルの一例を示す。これは、前回ワイピング動作が実施された以降の吐出ドット数を色毎にカウントし、閾値以上のドットカウント値がある場合にワイピング動作を行うことを規定するものである。また、図7(b)はワイピング実行後の予備吐出数を定めるためのテーブルの一例を示す。これは、色毎にカウントした前回ワイピング動作実施以降の吐出ドット数に応じて、12色のそれぞれについて予備吐出数を規定するものである。
本例では、用いるインク色が多いために、予備吐出数の制御をさらに緻密に行うようにしている。つまり、前回ワイピング動作が実施された以降の各色の吐出ドット数に応じて、各色の予備吐出数が異なるようにする。これは第1の実施形態での以下の点を改善するためである。
ワイピング後の予備吐出数は、記録ヘッドへのミスト付着量が最大の場合を想定し、その場合でも、ワイピング動作に伴う増粘インクや他色インクのノズルへの押し込みによる吐出不良や混色が解消されるような回数に設定される。図7(b)のテーブルでは、その最大予備吐出数を1000回としている(第1の実施形態も同様)。
しかしながら、例えばY100%の画像を記録した後、第1の実施形態の場合には、すべての色の吐出部について1000回の予備吐出数が設定される。この処理をそのまま本例に採用した場合には、画像パターンによらず、1000回×色数(12)×1色あたりノズル数(1280)=15360000回の予備吐出がワイピング後に必要となる。
しかし例えばY100%の画像の記録に際しては、記録ヘッド52〜56は記録のための吐出を行っていないので、ミストはほとんど付着していないと考えられる。換言すれば、そのような場合には記録ヘッド52〜56については予備吐出数を少なくしても問題はない。そこで第2の実施形態では、前回ワイピング動作を実施した以降の記録のための吐出ドット数を12色のインク毎にカウントし、色毎に図7(b)のテーブルを参照してそれぞれの予備吐出数を制御する。すると、例えばY100%画像の場合、予備吐出の総数は、1000回×色数(1)×1色あたりノズル数(1280)+200回×色数(11)×1色あたりノズル数(1280)=4096000回となる。これは上記の回数に比して約73%を削減したことになる。
また、図7(c)は上記12色の吐出部のそれぞれについての、前回ワイピング動作を実施した以降の記録のための吐出ドット数と、これに基づいて図7(b)のテーブルを参照して得た予備吐出数との関係を例示したものである。この場合、予備吐出の総数は、下欄の合計に1色あたりのノズル数を乗じた数値、すなわち「6480000」となり、約58%の削減効果が得られる。
以上のように、本実施形態では、第1実施形態と同様、ワイピング後に予備吐出を実施することで、吐出不良や混色といった記録品位の低下を防止できる。また、ワイピング後の予備吐出数の制御をより緻密に行うことで、さらに大きなインク量削減効果を得ることができた。
なお、本実施形態では前回ワイピング動作を実施した以降の吐出ドット数を色毎(吐出部毎)にカウントし、色毎(吐出部毎)にワイピング後の予備吐出数を制御した。しかしヘッド毎にカウントを行った上で各吐出部についての予備吐出数を制御するようにしてもよい。
(第3の実施形態)
本実施形態は、吐出ドット数以外の要因による吐出面へのミスト付着の程度を加味してワイピング後の予備吐出数を制御する例である。
本実施形態では、第2の実施形態、すなわち図7(b)に示すようなヘッド毎の予備吐出数の制御に、「記録ヘッドと記録媒体との間の距離」および「装置の使用環境」による記録ヘッドへのミスト可能性を加味し、さらに緻密な制御を行う。具体的には、本実施形態における予備吐出数は以下の式により算出される。
(ワイピング後の予備吐出数)=(図7(b)に示す予備吐出数)
×(記録ヘッドおよび記録媒体間距離に応じた係数)
×(装置の使用環境に応じた係数)
図8(a)は記録ヘッドと記録媒体との間の距離およびそれに応じた係数を示すテーブル、図8(b)は装置の使用環境およびそれに応じた係数を示すテーブルである。その各々について説明する。
インクジェット記録装置は、不図示のキャリッジ昇降機構により、記録ヘッドと記録媒体との間距離を変更可能に構成されることがある。例えば、記録媒体の種類や、環境条件、あるいはユーザの選択により、当該距離(記録ヘッドの高さ)を、「低い」、「やや低い」、「標準」、「やや高い」および「高い」の5ポジションに切り替え可能に構成されることがある。
そして、記録ヘッドと記録媒体との間距離が大きいほど、記録ヘッドないし吐出面への付着ミスト量が大きくなることが知られている。これは当該距離が大きくなると、質量あるいは飛翔速度の小さい、サテライトなどのミストが記録媒体上に着弾せずに、装置内で浮遊し、これが吐出面に付着してしまうためである。そこで本実施形態では、ギャップセンサ315の検出に基づく記録ヘッドと記録媒体との間の距離に応じた係数(図8(a))を乗じて、ワイピング後の予備吐出数を調整する。
一方、装置の使用環境に応じて付着ミスト量が変動すること、特には、湿度が低いほど付着ミスト量が大きくなることが知られている。これは、湿度が低くなると吐出インクの蒸発が促進されるので、ミストの質量が小さくなる、あるいは飛翔速度が小さくなるためである。上述のように、そのようなミストは記録媒体上に着弾せずに、装置内で浮遊し、吐出面に付着しやすい。そこで本実施形態では、湿度センサ316(図3)により検出した湿度に応じた係数(図8(b))を乗じて、ワイピング後の予備吐出数を調整する。
以上のように、本実施形態では、吐出ドット数以外の要因、すなわち「記録ヘッドと記録媒体との間の距離」および「装置の使用環境」(特に湿度)による記録ヘッドへのミスト付着性を加味し、ワイピング後の予備吐出数を制御するようにした。これにより、第1および第2の実施形態と同様の効果が得られることに加え、さらに大きなインク量削減効果を得ることができた。
なお、本例では、「記録ヘッドと記録媒体との間の距離」および「装置の使用環境」の双方を加味してワイピング後の予備吐出数を制御するようにした。しかし吐出ドット数以外の要因として考慮されるものはいずれか一方でも良く、またこれら以外のものを含んでいてもよい。また、環境条件としては、湿度に限らず、それ以外の条件、例えば温度や気圧などが考慮されるものでもよい。
(第4の実施形態)
記録ヘッドの駆動方式として、所謂ブロック駆動方式が知られている。この駆動方式は、吐出部に配設される全ノズルを同一タイミングで駆動するのではなく、所定数のノズルを1ブロックとした複数のブロックに分割し、ブロック順次に時分割駆動を行うものである。これは特に、吐出部に含まれるノズル数が増大している状況下、一回の駆動タイミングで必要な電力を抑制する上で有利である。
しかしながら、記録ヘッドないし吐出部の構成によっては、ブロック駆動順序に応じて画質やミスト付着等に影響が出る場合がある。そのために、本実施形態では、記録モードによって異なる2種類のブロック駆動順を使い分ける一方、そのブロック駆動順を加味してワイピング後の予備吐出数の制御を実施する。
まず、本実施形態におけるブロック駆動を説明する。本実施形態では1吐出部に含まれる1280ノズルを、40ノズルを1ブロックとする32個のブロックに分割し、ブロック順次に時分割駆動を行う。なお、「ブロック」とは、空間的に連続するノズルによって構成されるのではなく、31個おきに配置されるノズルによって構成される。つまり、例えばノズル列の一端から第1番目,第33番目,第65番目、・・・,第1249番目のノズルが同時駆動される1つのブロックとなる。そして、図9(a)および(b)に示すように、ポスター画像や写真等の記録を主対象としたモード(ポスター/写真モード)では「ブロック駆動順A」を、CAD図面など線画の記録を主対象とした「線画モード」では「ブロック駆動順B」を用いる。
「ブロック駆動順A」の第1〜第32ノズルに着目すると、第1〜第32ノズルまで隣合うノズルが順次駆動される。第33〜第64ノズルまでも同様の周期で駆動され、隣合うノズルが順次駆動される。この場合、第32ノズルと第33ノズルとの駆動タイミングのずれ(時間差)が大きく、この時間差によってインクの着弾ずれが生じる場合がある。しかしながら、ミスト付着量は「ブロック駆動順B」に比べ少ないことがわかった。
一方、「ブロック駆動順B」の第1〜第32ノズルに着目すると、第1〜第32ノズルまで離散的に駆動される。第33〜第64ノズルも第1〜第32ノズルと同じ周期で離散的に駆動される。この場合、第32ノズルと第33ノズルとの駆動の時間差は「ブロック駆動順A」よりも小さくなり、着弾ずれも生じにくい。しかしながら、ミスト付着量は「ブロック駆動順A」に比べ多いことがわかった。
これらのブロック駆動順の違いによってミスト付着量に差が生じる原因は次のように考えられる。「ブロック駆動順A」では、隣のノズルの駆動による吐出動作に起因したノズル内の圧力変動の影響を受け、吐出直前のメニスカス状態が不安定になる。そのため、インクの吐出速度が遅くなり、サテライトの発生が少なくなるので、吐出面に付着するミスト量が少なくなると考えられる。一方、「ブロック駆動順B」では、隣のノズルの駆動に伴う吐出の影響を受けにくく、吐出直前のメニスカス状態は安定している。そのため、インクの吐出速度が高くなり、サテライトの発生が多くなるので、吐出面に付着するミスト量が多くなると考えられる。
これらの特性を利用して、本実施形態では、ポスター/写真モードと線画モードで、次のような設定を行う。すなわち、ポスター/写真モードでは「ブロック駆動順A」を採用する一方、吐出時間差による着弾ずれを目立たなくする目的で上記マルチパス記録のパス数を多く設定する。また、線画モードでは、パス数を少なくする(パス数は1であってもよい)とともに、吐出時間差による着弾ずれが目立たない「ブロック駆動順B」を採用する。
そして本実施形態では、第3実施形態で勘案した要件に、さらにブロック駆動順の差によるミスト付着量の差も加味して、ワイピング後の予備吐出数を以下の式により求めている。なお、図9(c)はブロック駆動順に応じた係数の例を示している。
(ワイピング後の予備吐出数)=(図7(b)に示す予備吐出数)
×(記録ヘッドおよび記録媒体間距離に応じた係数)
×(装置の使用環境に応じた係数)
×(ブロック駆動順に応じた係数)
以上のように、本実施形態では、「記録ヘッドと記録媒体との間の距離」および「装置の使用環境」(特に湿度)によるミスト付着性を加味し、さらにブロック駆動順によるミスト付着性を加味して、ワイピング後の予備吐出数を制御するようにした。これにより、第1〜第3の実施形態と同様の効果が得られることに加え、さらに大きなインク量削減効果を得ることができる。
5、51〜56 記録ヘッド
30A、30B 回復機構
32 ワイピング機構
32A、32B、321〜326 ワイパ
300 主制御部
315 ギャップセンサ
316 湿度センサ

Claims (5)

  1. インクを吐出する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドの吐出口面をワイピングするワイピング動作を行うワイピング手段と、
    前記ワイピング動作の後に前記記録ヘッドからインクを予備吐出させる予備吐出手段と、を有するインクジェット記録装置において、
    前回のワイピング動作から今回のワイピング動作までの記録量が第1の記録量である場合に前記記録ヘッドから予備吐出させるインク量が、前記記録量が前記第1の記録量よりも少ない第2の記録量である場合の前記インク量よりも多くなるように前記予備吐出手段を制御する制御手段を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記記録量は、前記記録ヘッドによって記録が行われた記録媒体の枚数であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記記録量は、前記記録ヘッドから吐出されたインクの吐出数であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記吐出口面には、複数の吐出部が設けられ、
    前記吐出部ごとにインクの吐出数をカウントするカウント手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記カウント手段によってカウントされた吐出数に基づいて前記記録ヘッドから予備吐出させるインク量を決定することを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  5. インクを吐出する記録ヘッドを有するインクジェット記録装置における予備吐出方法であって、
    前記記録ヘッドの吐出口面をワイピングするワイピング工程と、
    前記ワイピング工程の後に前記記録ヘッドからインクを予備吐出させる予備吐出工程と、を有し、
    前記予備吐出工程は、前回のワイピング動作から今回のワイピング動作までの記録量が第1の記録量である場合に前記記録ヘッドから予備吐出させるインク量が、前記記録量が前記第1の記録量よりも少ない第2の記録量である場合の前記インク量よりも多いことを特徴とする予備吐出方法。
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