JP4679478B2 - 画像形成装置、プログラム、記憶媒体、画像形成方法 - Google Patents
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Description
液滴を吐出して媒体上に画像を形成する画像形成装置において、
形成する文字又は細線画像の輪郭部の周辺部に少なくとも1つのドットを付加する制御をする手段を備え、
前記付加するドットの明度は、前記輪郭部のドットの明度に対して相対的に高く、
かつ、前記付加するドットのサイズは、前記輪郭部を形成するドットよりも小さなサイズであり、
前記制御する手段は、前記付加するドットの形成位置を、解像度の半ピッチ分前記輪郭部に近づくようにずらす
構成とした。
液滴を吐出して媒体上に画像を形成する画像形成装置で形成する文字又は細線画像の輪郭部の周辺部に少なくとも1つのドットを付加する処理をコンピュータに行わせるプログラムであって、
前記付加するドットの明度は、前記輪郭部のドットの明度に対して相対的に高く、
かつ、前記付加するドットのサイズは、前記輪郭部を形成するドットよりも小さなサイズであり、
前記付加するドットの形成位置を、解像度の半ピッチ分前記輪郭部に近づくようにずらす処理をコンピュータに行わせる
構成とした。
液滴を吐出して媒体上に画像を形成する画像形成方法において、
形成する文字又は細線画像の輪郭部の周辺部に少なくとも1つのドットを付加し、
前記付加するドットの明度は、前記輪郭部のドットの明度に対して相対的に高く、
かつ、前記付加するドットのサイズは、前記輪郭部を形成するドットよりも小さなサイズであり、
前記付加するドットの形成位置を、解像度の半ピッチ分前記輪郭部に近づくようにずらす
構成とした。
この画像形成装置は、図示しない左右の側板に横架したガイド部材であるガイドロッド1とガイドレール2とでキャリッジ3を主走査方向に摺動自在に保持し、主走査モータ4で駆動プーリ6Aと従動プーリ6Bとの間に張架したタイミングベルト5を介して図2で矢示方向(主走査方向)に移動走査する。
この制御部200は、本発明に係る輪郭部の補正を行う手段(ジャギー補正を行う手段)を兼ねた、この装置全体の制御を司るCPU211と、CPU211が実行する本発明に係るプログラムを含むプログラム、その他の固定データを格納するROM202と、画像データ等を一時格納するRAM203と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための書き換え可能な不揮発性メモリ204と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC205とを備えている。
印刷制御部207は、上述したように、1印刷周期内に複数の駆動パルス(駆動信号)で構成される駆動波形(共通駆動波形)を生成して出力する駆動波形生成部301と、印刷画像に応じた2ビットの画像データ(階調信号0、1)と、クロック信号、ラッチ信号(LAT)、滴制御信号M0〜M3を出力するデータ転送部302とを備えている。
駆動波形生成部301からは1印刷周期(1駆動周期)内に、図7に示すように、基準電位Veから立ち下がる波形要素と、立下り後の状態から立ち上がる波形要素などで公正される、8個の駆動パルスP1ないしP8からなる駆動信号(駆動波形)を生成して出力する。一方、データ転送部302からの滴制御信号M0〜M3によって使用する駆動パルスを選択する。
まず、液体吐出方式の画像形成装置では、画像の輪郭の斜線部ではドットが階段状に配置されるために凹凸を生じ、図9(a)に示すように解像度が高ければ凹凸は目立たないが、解像度が十分に高くない場合には同図(b)に示すように凹凸がジャギーとして目に付き、劣悪な文字品質となってしまう。そこで、前述したように、例えば、輪郭部を形成するドットを他のドットに対して小さくしたり、あるいは、輪郭部の空白ドットに新たにドットを付加したりすることでジャギーの軽減が行うようにしているが、ドットを形成するかしないかの2値(1種類のドットサイズ)によって画像を形成する場合には、輪郭部を形成するドットを他のドットに対して小さくするという補正処理はできない。
図10(a)は輪郭補正処理を行わない場合であり、輪郭部に階段状の凹凸が目立っている。これに対し、図10(b)に示す例では、輪郭部の周辺部のドットを空白ドットから画像ドットに変更、すなわち、輪郭部のドットよりも小さいサイズ(同じサイズのドットでもよい。)のドットDsに変更して(付加して)輪郭補正を行っている。また、これに加えて、或いは、代えて、輪郭部のドットを相対的に小さなサイズのドットに変更することもできる。このように、輪郭部に小さなドットを付加することで、輪郭部の凹凸は滑らかになる。より多くのドットサイズを扱える場合には、補正の仕方は多様化できるため、より適切な輪郭補正処理が行えるようになる。多値化数やドットを形成する位置、数、サイズなどはここで示した限りではない。また、この補正処理は黒に限らずカラー文字でも実施可能である。
先ず、印刷情報を取得する。ここでいう印刷情報とは、印刷モード(解像度、使用用紙などを含む)、画像データの情報(色の構成や画像を構成するオブジェクトの情報)、印刷装置の情報(環境情報など)等である。そして、取得した印刷情報に基づいて輪郭補正処理が必要か否かを判別する。
図14(a)は補正処理を行わない例でありジャギーが目立っている。図14(b)に示す例は、輪郭に小さなドットDsを付加して補正をした例であるが、ドットサイズの種類には限界があり、形成位置も解像度で決まってしまうため、補正効果は十分とは言えない。これらに対し、図14(c)に示す例では、一部のドットDの形成位置を、他のドットの形成位置に対して、解像度の半ピッチ分ズラす(この例では、ノズルの並び方向と直交する方向:主走査方向にずらす)ことにより、より輪郭補正効果が高まる位置によせており、インク被覆面積によるスムージング効果だけでなく物理的な輪郭補正効果も高めている。そして、これは2値、多値どちらの装置においても実現可能であり、印字ヘッドの選び方によって、ドットそのものの明度差による補正効果と組み合わせることも可能である。
7…記録ヘッド
201…CPU
202…ROM
207…印刷制御部
208…ヘッドドライバ
Claims (5)
- 液滴を吐出して媒体上に画像を形成する画像形成装置において、
形成する文字又は細線画像の輪郭部の周辺部に少なくとも1つのドットを付加する制御をする手段を備え、
前記付加するドットの明度は、前記輪郭部のドットの明度に対して相対的に高く、
かつ、前記付加するドットのサイズは、前記輪郭部を形成するドットよりも小さなサイズであり、
前記制御する手段は、前記付加するドットの形成位置を、解像度の半ピッチ分前記輪郭部に近づくようにずらす
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記付加するドットは、少なくとも1色のカラーの液滴で形成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 液滴を吐出して媒体上に画像を形成する画像形成装置で形成する文字又は細線画像の輪郭部の周辺部に少なくとも1つのドットを付加する処理をコンピュータに行わせるプログラムであって、
前記付加するドットの明度は、前記輪郭部のドットの明度に対して相対的に高く、
かつ、前記付加するドットのサイズは、前記輪郭部を形成するドットよりも小さなサイズであり、
前記付加するドットの形成位置を、解像度の半ピッチ分前記輪郭部に近づくようにずらす処理をコンピュータに行わせる
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項3に記載のプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
- 液滴を吐出して媒体上に画像を形成する画像形成方法において、
形成する文字又は細線画像の輪郭部の周辺部に少なくとも1つのドットを付加し、
前記付加するドットの明度は、前記輪郭部のドットの明度に対して相対的に高く、
かつ、前記付加するドットのサイズは、前記輪郭部を形成するドットよりも小さなサイズであり、
前記付加するドットの形成位置を、解像度の半ピッチ分前記輪郭部に近づくようにずらす
ことを特徴とする画像形成方法。
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