JP5343930B2 - エンジン始動装置 - Google Patents

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本発明は、低コストで高い信頼性の得られる、エンジンの始動操作を容易にしたエンジン始動装置に関する。
近年、エンジンの始動操作にキーレスオペレーションシステムが採用された自動車が増えている。
このキーレスオペレーションシステムは、あらかじめ登録されたキーレスオペレーションキー以外ではエンジンイモビライザ機能によりエンジンが始動しないように構成されている。
そして、自動車を運転しようとする者がキーレスオペレーションキーを携帯しているとき、エンジンスイッチを操作することでエンジンが始動するようになっている。
また、このようなキーレスオペレーションシステムによりエンジンの始動操作が行われる自動車には、運転中の操作性を向上させる目的で、例えばオーディオリモコンスイッチを音声認識により操作可能にするシステムが採用されている。
さらに、エンジンの始動操作を容易にする目的で、音声認識によりエンジンの始動操作を行うものも提案されている。
このような音声認識によりエンジンの始動操作を行うものとして入力される音声を認識して、車両が備えるエンジンのオン/オフ機能を遠隔的に操作する音声認識リモコン装置が提案されている(特許文献1参照)。
すなわち、この音声認識リモコン装置は、音声の認識結果から、話者認識用のIDコードを生成する話者認識手段と、あらかじめ定められている制御対象の利用者に対して、話者認識用のIDコードを登録しておくID登録手段と、入力される音声に対して話者認識手段によって生成されるIDコードが、ID登録手段に登録されているIDコードと一致しているか否かを判断するID判断手段と、ID判断手段によってIDコードが一致すると判断されるとき、エンジンのオン/オフ機能を制御するための遠隔制御用の信号を送信する信号送信手段とを含む。
特開2000−305586号公報
したがって、従来のエンジン始動装置では、入力される音声を認識するための機能が複雑かつ高価になり、さらに話者認識用のIDコードを登録しておくため、車両の利用者が異なる場合には話者認識用のIDコードを新たに登録する必要があり、操作性が低下するなどの課題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、高い信頼性を維持しつつ、低コストを実現し、操作性を向上させたエンジン始動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかるエンジン始動装置は、車両各部の電源投入の制御を行う電源制御ユニットと、前記電源制御ユニットからのキー認証開始要求をもとに、前記車両室内に存在している携帯機のキーIDが登録済のIDであるか否かを判定するキー認証ユニットとを備え、前記キー認証ユニットが前記携帯機のキーIDが登録済のIDであるキー認証に成功すると、前記電源制御ユニットがエンジンの始動制御を開始するための電源投入を制御し、エンジンの始動制御を開始するエンジン始動装置であって、前記車両の利用者が前記エンジンを始動させる際に操作する機構要素の状態から前記利用者によるエンジン始動操作を判定するエンジン始動操作判定手段と、前記エンジン始動操作判定手段が前記利用者によるエンジン始動操作を判定すると、前記電源制御ユニットにより電源が投入されて動作を開始し、前記利用者が発声したエンジンを始動させるための音声パターンの検出を行い、前記音声パターンを検出するとエンジン始動要求を前記電源制御ユニットへ出力する音声入力判断部と、を備え、前記電源制御ユニットは、前記エンジン始動操作がおこなわれた状態で前記エンジン始動要求を受信すると前記キー認証ユニットと前記携帯機との間でキー認証を開始させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、利用者によるエンジン始動操作が判定され、運転者が発声したエンジンを始動させるためのエンジン始動音声パターンが検出され、車両室内に存在している携帯機のキー認証が成功するとエンジンの始動制御が開始されるので、高い信頼性を維持しつつ、低コストを実現し、操作性を向上させる上で有利となる。
本発明の実施の形態であるエンジン始動装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態のエンジン始動装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態のエンジン始動装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態のエンジン始動装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態のエンジン始動装置におけるエンジン始動制御条件判定処理の詳細を示すフローチャートである。
図1は、本発明の第1の実施の形態であるエンジン始動装置の構成を示すブロック図である。
このエンジン始動装置は、電源制御ユニット(エンジン始動操作判定手段)1、音声入力判断部11、電動ハンドルロック21、キー認証ユニット22、ナビゲーション装置ユニット23、メータ制御ユニット24、エンジンECU25、携帯機41および通信ライン51を備えている。
電源制御ユニット1は、図示していない車載バッテリの+B電源2から電力が供給される構成である。
さらに、電源制御ユニット1は、ドアスイッチ3、ブレーキスイッチ4およびエンジンスイッチ5のオン、オフの状態情報を取り込むためのポートを備えている。
また、電源制御ユニット1は、通信ライン51を介して音声入力判断部11、電動ハンドルロック21、キー認証ユニット22、ナビゲーション装置ユニット23、メータ制御ユニット24およびエンジンECU25の各装置との間で各種信号を送受信するための通信手段を備えている。
また、電源制御ユニット1は、電源制御リレー6を制御し、アクセサリ電源ACC7、IG電源8およびスタータモータ用電源10の各電源のオン、オフを制御する。
ドアスイッチ3は、車両の各ドアの開閉状態を検出するスイッチである。
ブレーキスイッチ4は、ブレーキペダルが踏まれた状態を検出する、ブレーキペダルの変位を検出可能な位置に取り付けられているスイッチである。
エンジンスイッチ5は、エンジンを始動させる際に操作するスイッチである。そして、キーレスオぺレーションシステムが採用されている自動車であるときには、エンジンイモビライザキー機能により、キーレスオペレーションキーを携帯しているときに限りエンジンスイッチ5を操作することでエンジンの始動が可能になる。
音声入力判断部11は、音声入力部12および操作スイッチ13を備えている。
音声入力部12は、発話されて空気中を伝搬する音声をマイクロフォンにより電気信号として検出する。
操作スイッチ13は、音声入力判断部11における音声入力の受付を開始するためのトリガーをマニュアルで入力するためのスイッチである。
音声入力判断部11は、音声入力部12から入力された音声から、その音声が表わしている言葉がエンジン始動用の言葉、たとえば「エンジン始動」であるか否かを判定する機能を有している。音声入力判断部11は、音声から車両の利用者を特定する、いわゆる音声認識機能は有さない。
また、音声入力判断部11は、アクセサリ電源ACC7による電力供給、電源制御ユニット1により制御される+B電源2からの電力供給、何れによっても電力が供給されその動作を開始するように構成されている。
このため、音声入力判断部11の電源供給経路には、アクセサリ電源ACC7による電力供給と+B電源2からの電力供給の何れによっても電力を可能にする電源用論理和回路14が構成されている。
電動ハンドルロック21は、ハンドルをロックすることでハンドル操作を不可能にするものである。なお、電動ハンドルロック21は、+B電源2から電力が供給される構成である。
キー認証ユニット22は、室内アンテナ31および室外アンテナ32を備えている。
キー認証ユニット22は、キー認証用の電波を室内アンテナ31から自車両の車両室内へ送信する通信機能を備えている。
また、キー認証ユニット22は、携帯機41から送信されたキーIDを室内アンテナ31により検出する通信機能を備えている。
そして、キー認証ユニット22は、室内アンテナ31により車両室内の携帯機41と通信を行うことで、携帯機41から送信されたキーIDが登録済のIDであるか否かを判定する機能を備えている。
また、キー認証ユニット22は、携帯機41から送信されたキーIDが登録済のIDである場合にはキー認証に成功したことを示すキー認証成功結果を、通信ライン51を経由して電源制御ユニット1へ送信する。なお、キー認証ユニット22は、+B電源2から電力の供給を受けるように構成されている。
ナビゲーション装置ユニット23は、自車両の現在位置を判定し、地図データベースから読み出した地図データ上に前記判定した自車両の現在位置を表示する自車両現在位置表示機能を備えている。
また、ナビゲーション装置ユニット23は、目的地の設定機能、現在位置から設定された目的地までの経路検索機能、経路表示機能、経路音声案内機能など、ナビゲーション装置としての各種機能を備えている。
なお、ナビゲーション装置ユニット23は、アクセサリ電源ACC7から電力の供給を受けるように構成されている。
メータ制御ユニット24は、速度計、エンジン回転計、燃料残量計、走行距離計などの各種メータを制御し、自車両の走行速度、エンジン回転数、燃料残量および走行距離などの各種情報を表示する。なお、メータ制御ユニット24は、+B電源2から電力の供給を受けるように構成されている。
エンジンECU25は、イモビライザ認証通信が成功すると、イモビライザをアンセットし、エンジンの始動制御を行う。また、イモビライザ認証通信が失敗した場合には、エンジン始動に必要な制御、たとえば燃料の噴射や燃料点火を停止させ、エンジンの完爆を禁止する。
携帯機41は、キー認証ユニット22が室内アンテナ31により送信したキー認証用電波を受信すると、自身のキーIDを電波により送信する通信機能を備えている。
通信ライン51は、電源制御ユニット1、音声入力判断部11、電動ハンドルロック21、キー認証ユニット22、ナビゲーション装置ユニット23、メータ制御ユニット24およびエンジンECU25の各装置間を接続し送受信される各種信号の通信経路である。
次に動作について説明する。
図2、図3、図4は、この実施の形態のエンジン始動装置の動作を示すフローチャートである。図5は、図2のフローチャートのステップS1に示すエンジン始動制御条件判定処理の詳細を示すフローチャートである。以下、これらフローチャートを参照して動作について説明する。
図1に示すエンジン始動装置は、最初、図2のフローチャートに示すように電源制御ユニット1がエンジン始動制御条件の判定処理を実行する(ステップS1)。このとき電源制御ユニット1は、車載バッテリの+B電源2から電力が供給されている。
電源制御ユニット1によるエンジン始動制御条件の判定処理は次のようにして行われる。
図5のフローチャートに示されているように、先ず、電源制御ユニット1はブレーキスイッチ4のオン、オフの状態判定を行う(ステップS111)。
エンジンを始動させようとするときには、運転者はブレーキペダルを踏む操作を必ず行う。このため、ブレーキペダルが踏まれた状態では、ブレーキスイッチ4の状態はオフからオンになる。
電源制御ユニット1はブレーキスイッチ4がオンになったことを判定すると、ブレーキスイッチ4がオンになったことを示すブレーキスイッチ状態判定フラグを“1”に設定する(ステップS112)。
一方、ブレーキペダルが踏まれていない状態では、ブレーキスイッチ4の状態はオフであり、電源制御ユニット1はブレーキスイッチ4がオフであることを判定すると、ブレーキスイッチ4がオフであることを示すブレーキスイッチ状態判定フラグを“0”に設定する(ステップS116)。
そして、電源制御ユニット1は音声入力判断部11の電源を投入しない(ステップS117)。
電源制御ユニット1は、ブレーキスイッチ状態判定フラグを“1”に設定すると、さらに音声入力判断部11の電源を投入する(ステップS113)。
このときの音声入力判断部11への電力の供給は、ブレーキスイッチ4がオンになっている期間、+B電源2から電源用論理和回路14を経由して電源制御ユニット1から行う。
そして、ブレーキスイッチ4がオンになったことを示す判定結果を通信ライン51を経由して音声入力判断部11へ送信する(ステップS114)。
この結果、音声入力判断部11は動作を開始し(ステップS201)、続いてブレーキスイッチ4がオンになったことを示す判定結果の受信判定を行う(ステップS202)。
この受信判定において、電源制御ユニット1から送信されたブレーキスイッチオン判定結果を受信すると、音声入力判断部11は音声入力の受付を許可する状態になる(ステップS203)。
一方、ブレーキスイッチ4がオンになったことを示す判定結果が電源制御ユニット1から送られてこない場合、音声入力判断部11は音声入力の受付を許可しない(ステップS206)。
音声入力判断部11は、音声入力の受付を許可する状態になると、さらに、運転者により発声されるエンジン始動音声パターンの検出判定を行う(ステップS204)。
このエンジン始動音声パターンの検出判定は、運転者が発生した特定の音声パターン、例えば“エンジン始動”という音声パターンの検出判定であり、“エンジン始動”という言葉の検出判定であり、発声者を特定するものではない。
音声入力判断部11は、このエンジン始動音声パターンを検出すると、エンジン始動要求を電源制御ユニット1へ通信ライン51を経由して送信する(ステップS205)。
電源制御ユニット1は、前記ブレーキスイッチ状態判定フラグが“1”に設定されていることを条件に、つまりブレーキペダルが踏まれた状態にあり、ブレーキスイッチ4の状態がオンであるときに、音声入力判断部11からエンジン始動要求が送られてきたか否かを判定している。
このため、ブレーキペダルが踏まれた状態で音声入力判断部11からエンジン始動要求が送られてくると、図2のステップS2に示すエンジン始動制御を開始する。
そして、キー認証ユニット32へキー認証開始要求を通信ライン51を経由して送信する(ステップS3)。
キー認証ユニット32は、キー認証開始要求を受信したか否かを判定しており(ステップS21)、キー認証開始要求を受信すると、車両室内に登録済のキーがあるかどうかを判断するため、室内アンテナ31から認証用の電波を発信する(ステップS22)。
携帯機41は、認証用の電波の検出判定を行なっており(ステップS31)、携帯機41が車両室内にあると、発信された認証用の電波を検出する。
携帯機41は認証用の電波を検出すると携帯機41自身のキーIDを電波に乗せて発信する(ステップS32)。
キー認証ユニット32は、認証用の電波を発信後、携帯機41から発信されたキーIDの受信判定を行なっており(ステップS23)、携帯機41のキーIDを受信すると受信したキーIDが登録済のIDであるか否かを判定する(ステップS24)。
そして、受信したキーIDが登録済のIDであるとキー認証に成功した旨のキー認証成功結果を電源制御ユニット1へ通信ライン51を経由して送信する(ステップS25)。
電源制御ユニット1は、キー認証成功結果の受信判定を行なっており(ステップS4)、キー認証成功結果を受信できない場合にはエンジン始動制御を停止し(ステップS5)、車両の電源はオンしない。
一方、キー認証成功結果を受信した場合には、電動ハンドルロック21へアンロック要求を通信ライン51を経由して送信する(ステップS6)。
図3に示すように、電動ハンドルロック21は、アンロック要求の受信判定を行なっており(ステップS41)、電源制御ユニット1から送信されたアンロック要求を受信するとアンロック制御を実施する(ステップS42)。
アンロック制御が完了するとアンロックが完了した旨を示すアンロック完了結果を地位信号ライン51を経由して電源制御ユニット1へ送信する(ステップS44)。なお、アンロックが完了するとステアリングの操舵が可能となる。
図3に示すように、電源制御ユニット1はアンロック完了結果の受信判定を行なっており(ステップS7)、アンロック完了結果を受信すると、さらにこのときブレーキペダルが踏まれた状態、つまりブレーキスイッチ4がオン状態になっているか検出する(ステップS9)。
そして、アンロック完了結果を受信したときにブレーキスイッチ4がオン状態になっていると、電源制御リレー6を駆動して(ステップS12)、各ユニットへの電源供給を開始する。
すなわち、エンジンECU25への電源投入、ナビゲーション装置23への電源投入を行い(ステップS13)、エンジンECU25の動作を開始させるとともに(ステップS51)、ナビゲーション装置23の動作を開始させる。
さらにスタータリレーを制御してスタータモータを駆動し、クランキングを開始させ(ステップS14)、エンジンの完爆判定を行う(ステップS15)。
さらに、図4に示すように、電源制御ユニット1は動作を開始したエンジンECU25とイモビライザ認証通信を実施する(ステップS17)。
なお、ステップS9においてブレーキスイッチ4がオフになっている場合、ステップS9ではブレーキスイッチ4がオンになっている状態を検出できない。
この場合には、電源制御ユニット1は電源制御リレー6を制御してアクセサリー電源ACC7のみを投入する。
図4に示すように、エンジンECU25は、電源制御ユニット1との間のイモビライザ認証通信を実施すると(ステップS52)、イモビライザ認証通信の成功判定を行なっており(ステップS53)、イモビライザ認証通信に成功するとイモビライザをアンセットしてエンジンの始動制御を開始する(ステップS55)。
このとき、電源制御ユニット1は、図3のステップS15でエンジンの完爆判定を行なっている。このためエンジンが完爆し、エンジンの始動制御が開始すると、スタータリレーを制御してクランキングを停止する(ステップS16)。
図4に示すように、エンジンECU25は、イモビライザ認証通信に失敗した場合、エンジン始動に必要な制御を停止させ、エンジンが始動しないように、例えば燃料噴射を停止させ、燃料点火を禁止する(ステップS54)。
なお、以上の説明において、ブレーキスイッチ4がオンしている期間、つまりブレーキペダルが踏まれた状態に限り音声入力判断部11の電源投入が行われるように構成した。
しかしながら、このようなブレーキスイッチ4に代えて、シフトレバーとシートベルトなどのエンジン始動時に必ず操作される装置の状態を検出するスイッチを用いてもよく、このようなスイッチがオンしている期間、音声入力判断部11の電源投入が行われ、音声入力が受け付けられるように構成してもよい。
また、音声入力判断部11は既設の車両用ハンズフリーモジュールを利用することも可能である。
以上説明したように、この実施の形態によれば、ブレーキスイッチ4の状態がオンになると、音声入力判断部11の電源が投入されて音声入力判断部11の動作が開始する。運転者が発声したエンジンを始動させるためのエンジン始動音声パターンを音声入力判断部11が検出すると、電源制御ユニット1が、車両室内に存在している携帯機41のキーIDが登録済のIDであるキー認証を行い、このキー認証に成功するとエンジンの始動制御を開始するための電源を制御して、エンジンの始動制御を開始するように構成した。
この結果、ブレーキペダルを踏みながら、エンジンを始動させるための音声パターンを運転者が発声することで、エンジンの始動制御を開始させることが可能になり、従来のように運転者が行うボタン操作が不要になり操作性を向上させたエンジン始動装置を提供できる効果がある。
また、運転者が発声したエンジンを始動させるためのエンジン始動音声パターンを検出するものであり、音声による運転者の認証、運転者の特定を行う構成ではないことから、高い信頼性を維持しつつ、低コストを実現させたエンジン始動装置を提供できる効果がある。
1……電源制御ユニット(エンジン始動操作判定手段)、4……ブレーキスイッチ、11……音声入力判断部、22……キー認証ユニット、41……携帯機。

Claims (4)

  1. 車両各部の電源投入の制御を行う電源制御ユニットと、前記電源制御ユニットからのキー認証開始要求をもとに、前記車両室内に存在している携帯機のキーIDが登録済のIDであるか否かを判定するキー認証ユニットとを備え、前記キー認証ユニットが前記携帯機のキーIDが登録済のIDであるキー認証に成功すると、前記電源制御ユニットがエンジンの始動制御を開始するための電源投入を制御し、エンジンの始動制御を開始するエンジン始動装置であって、
    前記車両の利用者が前記エンジンを始動させる際に操作する機構要素の状態から前記利用者によるエンジン始動操作を判定するエンジン始動操作判定手段と、
    前記エンジン始動操作判定手段が前記利用者によるエンジン始動操作を判定すると、前記電源制御ユニットにより電源が投入されて動作を開始し、前記利用者が発声したエンジンを始動させるための音声パターンの検出を行い、前記音声パターンを検出するとエンジン始動要求を前記電源制御ユニットへ出力する音声入力判断部と、を備え、
    前記電源制御ユニットは、前記エンジン始動操作がおこなわれた状態で前記エンジン始動要求を受信すると前記キー認証ユニットと前記携帯機との間でキー認証を開始させる、
    ことを特徴とするエンジン始動装置。
  2. 前記機構要素はブレーキペダルであり、前記エンジン始動操作判定手段による前記エンジン始動操作の判定は、前記ブレーキペダルの状態に基づいてなされることを特徴とする請求項1記載のエンジン始動装置。
  3. 前記機構要素はシフトレバーと運転席のシートベルトであり、前記エンジン始動操作判定手段による前記エンジン始動操作の判定は、前記シフトレバーの状態と前記シートベルトの状態に基づいてなされることを特徴とする請求項1記載のエンジン始動装置。
  4. 前記音声入力判断部は、車両用ハンズフリーモジュールであることを特徴とする請求項1乃至3に何れか1項記載のエンジン始動装置。
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