JP6747752B1 - 車両盗難防止システムおよび車載器型盗難防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】盗難防止性を高める。【解決手段】ID認証が禁止されている状態か否かを判定し、ID認証が許可されていると判定すれば、エンジン始動要求が発行されているか否かを判定し、エンジン始動要求が発行されていると判定すれば、ID認証要求を送信する車載器型盗難防止装置と、車載器型盗難防止装置から送信されてくるID認証要求を受信すると、ID認証要求応答を送信する携帯機と、車載器型盗難防止装置から送信されてくるエンジン始動開始を受信すると、エンジンを始動する固定型車両エンジン制御装置とを、備えている。車載器型盗難防止装置は、携帯機から送信されてくるID認証要求応答を受信すると、この受信したID認証要求応答が正常であるか否かを判定し、受信したID認証要求応答が正常であると判定した場合には、固定型車両エンジン制御装置にエンジン始動開始を送信することを特徴とする車両盗難防止システム。【選択図】図6
Description
本願は、車両盗難防止システムおよび車載器型盗難防止装置に関するものである。
携帯機と車載器の無線通信により、照合を行う鞍乗型車両の盗難防止装置が開発されている。この鞍乗型車両の盗難防止装置において、車載器から送信された照合要求を携帯機が受信して、携帯機から車載器に照合要求を応答することで、ハンドルロック解除およびエンジン始動を行う技術が知られている。
近年では、車両から遠く離れた携帯機に対して、中継器を用いることにより、携帯機と車両との通信を間接的に伝播させ、車両にハンドルロック解除およびエンジン始動を行う技術が知られている。この技術は、盗難防止装置における盗難防止性に、懸念を生じさせている。
盗難手法への対策として、車載器の送信アンテナ出力を段階的に変化させる構成、送信アンテナを複数本配置する構成、電波の伝播距離を計測する構成など、様々な盗難防止手段が考案されている(例えば、特許文献1〜4を参照)。これらの盗難防止手段を、鞍乗型車両の盗難防止装置に適用する場合、鞍乗型車両のコストが上昇する。
また、前記盗難手法への対策として、携帯機の機能を有効化および無効化する技術が知られている。この技術では、車載器と携帯機が1対多でペアリングされている場合、ペアリングされた携帯機に、個々に、機能の有効化および無効化の操作を行なう必要が生じる。このため、ユーザーは、複雑化した操作が要求される。
以上より、前記盗難手法への対策は、ユーザー操作が変化しないがコストアップの懸念がある方策、あるいは、ユーザー操作は複雑化するがコストが変化しない方策のどちらかを選択する必要がある。両者は、コストと、操作の複雑化のトレードオフの関係となり、分離することは、難しい。
本願は、携帯機と車載器(車載器型盗難防止装置)の無線通信により照合を行う車両盗難防止システムに関わり、複雑な操作を必要とせずに、盗難防止性が向上した車両盗難防止システムを提供することを課題とする。
本願に関わる車両盗難防止システムは、ID認証が禁止されている状態か、ID認証が許可されている状態かを判定し、ID認証が許可されている状態にあると判定した場合には、エンジン始動要求が発行されているか否かを判定し、エンジン始動要求が発行されていると判定した場合には、ID認証要求を送信する車載器型盗難防止装置と、前記車載器型盗難防止装置から送信されてくるID認証要求を受信すると、ID認証要求応答を送信する携帯機と、前記車載器型盗難防止装置から送信されてくるエンジン始動開始を受信すると、エンジンを始動する固定型車両エンジン制御装置とを、備えていて、前記車載器型盗難防止装置は、前記携帯機から送信されてくるID認証要求応答を受信すると、この受信したID認証要求応答が正常であるか否かを判定し、受信したID認証要求応答が正常であると判定した場合には、前記固定型車両エンジン制御装置にエンジン始動開始を送信することを特徴とするものである。
本願に関わる車両盗難防止システムは、ID認証が禁止されている状態か、ID認証が許可されている状態かを判定し、ID認証が許可されている状態にあると判定した場合には、エンジン始動要求が発行されているか否かを判定し、エンジン始動要求が発行されていると判定した場合には、ID認証要求を送信する車載器型盗難防止装置と、前記車載器型盗難防止装置から送信されてくるID認証要求を受信すると、ID認証要求応答を送信する携帯機と、前記車載器型盗難防止装置から送信されてくるエンジン始動開始を受信すると、エンジンを始動する固定型車両エンジン制御装置とを、備えていて、前記車載器型盗難防止装置は、前記携帯機から送信されてくるID認証要求応答を受信すると、この受信したID認証要求応答が正常であるか否かを判定し、受信したID認証要求応答が正常であると判定した場合には、前記固定型車両エンジン制御装置にエンジン始動開始を送信することを特徴とすることにより、複雑な操作を必要とせずに、盗難防止性が向上している。
本願の実施の形態に関わる、車両盗難防止システムおよび車載器型盗難防止装置について、図を参照しながら以下に説明する。なお、各図において、同一、または、同様の構成部分については同じ符号を付しており、対応する各構成部のサイズと縮尺はそれぞれ独立している。例えば構成の一部を変更した断面図の間で、変更されていない同一構成部分を図示する際に、同一構成部分のサイズと縮尺が異なっている場合もある。また、車両盗難防止システムおよび車載器型盗難防止装置の構成は、実際にはさらに複数の部材を備えているが、説明を簡単にするため、説明に必要な部分のみを記載し、他の部分については省略している。
実施の形態1.
図1は、本願の実施の形態による鞍乗型車両に対応した車両盗難防止システムの概略的な構成を示している。本願の実施の形態による車両盗難防止システム200は、車載器型盗難防止装置1と携帯機2と固定型車両エンジン制御装置6となどから構成されている。この車両盗難防止システム200は、例えば、自動二輪車などの鞍乗型の車両7に、好適に、適用される。鞍乗型の車両7は、駆動用のエンジン8を備えている。ユーザー(ドライバー)が、車両7のキーホール9に、携帯機2を差し込むと、固定型車両エンジン制御装置6が起動し、エンジン8を始動する。
図1は、本願の実施の形態による鞍乗型車両に対応した車両盗難防止システムの概略的な構成を示している。本願の実施の形態による車両盗難防止システム200は、車載器型盗難防止装置1と携帯機2と固定型車両エンジン制御装置6となどから構成されている。この車両盗難防止システム200は、例えば、自動二輪車などの鞍乗型の車両7に、好適に、適用される。鞍乗型の車両7は、駆動用のエンジン8を備えている。ユーザー(ドライバー)が、車両7のキーホール9に、携帯機2を差し込むと、固定型車両エンジン制御装置6が起動し、エンジン8を始動する。
固定型車両エンジン制御装置6は、車両7に取り付けられており、車載器型盗難防止装置1および携帯機2と無線通信で連絡することが出来る。車両盗難防止システム200において、車載器型盗難防止装置1は、あとから車両7に取り付けることができる。車載器型盗難防止装置1は、ID( Identification )認証が禁止されていない場合、携帯機2とID認証を行い、携帯機2からは、認証用IDを送信する。車載器型盗難防止装置1は、携帯機2にはID認証要求3を送信し、固定型車両エンジン制御装置6にはエンジン始動開始5を送信する。
携帯機2は、車載器型盗難防止装置1からID認証要求3を受信すると、ID認証要求応答4Aを送信し、ユーザー(ドライバー)の操作があれば、ID認証禁止解除要求4B、ID認証禁止仮解除要求4Cなどを車載器型盗難防止装置1に送信する。車両7に車載器型盗難防止装置1が取り付けられている場合、エンジン始動要求が発動されても、固定型車両エンジン制御装置6は、車載器型盗難防止装置1からエンジン始動開始を受信するまでは、エンジン8を始動しない。
図2は、本願の実施の形態による、車載器型盗難防止装置1の概略的な構成を示している。本願の実施の形態による車載器型盗難防止装置1は、第1の入力装置11、第2の入力装置12、第3の入力装置21、信号送信ユニット13、信号受信ユニット14、制御部30、記憶装置31などから構成されている。車載器型盗難防止装置1の制御部30は、ID認証禁止部15、ID認証禁止解除部16、ID認証切り替え部20などから構成されている。
車載器型盗難防止装置1の記憶装置31、または、固定型車両エンジン制御装置6の記憶装置には、ID認証禁止31A、または、ID認証禁止解除31Bなどが保存されている。車両盗難防止システム200の車載器型盗難防止装置1は、ID認証の禁止が解除された状態で、エンジン始動要求を受け付けると、信号送信ユニット13から、ID認証要求3を携帯機2に対して送信する。携帯機2から送信されてくる、ID認証要求応答4A、ID認証禁止解除要求4B、ID認証禁止仮解除要求4Cなどは、信号受信ユニット14を通じて受信することが出来る。
前図に示した車載器型盗難防止装置1の機能ブロックのそれぞれは、図3に示すハードウェアによって実現される。すなわち、プロセッサ700と、プログラムおよびデータを蓄積するメモリ701と、センサなどの入出力デバイス702とをデータバス703によって接続し、プロセッサ700による制御によって、データの処理とデータの伝送を行っている。
図4は、本願の実施の形態による、携帯機2の概略的な構成を示しているブロック図である。本願の実施の形態による携帯機2は、信号送信ユニット17、信号受信ユニット18、第4の入力装置19、制御部40、記憶装置41などから構成されている。車両盗難防止システム200の携帯機2は、車載器型盗難防止装置1および固定型車両エンジン制御装置6と、信号送信ユニット17および信号受信ユニット18を通じて、無線通信を行うことが出来る。
携帯機2は、車載器型盗難防止装置1からID認証要求3を受信すると、ID認証要求応答4Aを、車載器型盗難防止装置1に送信する。また、携帯機2は、ID認証禁止解除条件が満たされる場合には、ID認証禁止解除要求4Bを、車載器型盗難防止装置1に送信する。さらに、携帯機2は、ID認証禁止仮解除条件が満たされる場合には、ID認証禁止仮解除要求4Cを、車載器型盗難防止装置1に送信する。エンジン8を始動するためにID認証を行う車載器型盗難防止装置1と、認証用IDを送信する携帯機2は、1対1のペアリング関係にある。
なお、図4に示した携帯機2の機能ブロックのそれぞれは、図3に示すハードウェアによって実現される。すなわち、プロセッサ700と、プログラムおよびデータを蓄積するメモリ701と、センサなどの入出力デバイス702とをデータバス703によって接続し、プロセッサ700による制御によって、データの処理とデータの伝送を行っている。
図5は、本願の実施の形態による、固定型車両エンジン制御装置6の概略的な構成を示している。本願の実施の形態による固定型車両エンジン制御装置6は、信号受信ユニット61、信号送信ユニット62、第5の入力装置65、制御部63、記憶装置64などから構成されている。車両盗難防止システム200の固定型車両エンジン制御装置6は、車載器型盗難防止装置1および携帯機2と、信号送信ユニット62および信号受信ユニット61を通じて、無線通信を行うことが出来る。
車両盗難防止システム200において、固定型車両エンジン制御装置6は、例えば、鞍乗型の車両7に、すでに取り付けられている。固定型車両エンジン制御装置6は、エンジン8を始動する、エンジン8の出力を調整するなどの、車両7に搭載されているエンジン8の制御を行う他に、車両の全体的な制御も行う。固定型車両エンジン制御装置6の制御部63は、車載器型盗難防止装置1からエンジン始動開始5を受信すると、車両7のエンジン8を始動する。
なお、図5に示した固定型車両エンジン制御装置6の機能ブロックのそれぞれは、図3に示すハードウェアによって実現される。すなわち、プロセッサ700と、プログラムおよびデータを蓄積するメモリ701と、センサなどの入出力デバイス702とをデータバス703によって接続し、プロセッサ700による制御によって、データの処理とデータの伝送を行っている。
次に、図6と図7を参照して、車載器型盗難防止装置1と携帯機2を使用したエンジン始動の動作フローを説明する。図6は、車載器型盗難防止装置1における全体的な動作を示しているフローチャートである。車載器型盗難防止装置1の記憶装置31、または、固定型車両エンジン制御装置6の記憶装置64には、ID認証禁止部15(実施の形態2を参照)、または、ID認証禁止解除部16(実施の形態3を参照)によって、ID認証禁止31A、または、ID認証禁止解除31Bが保存されている。車両盗難防止システム200の車載器型盗難防止装置1は、電源がONになると、フローがスタートする(ステップST700)。
車載器型盗難防止装置1は、ID認証の状態を知るために、まず、記憶装置31、または、記憶装置64(固定型車両エンジン制御装置6)から、ID認証禁止31A、または、ID認証禁止解除31Bの何れかを取得する(ステップST701)。車載器型盗難防止装置1は、ついで、取得したID認証禁止解除31B、または、ID認証禁止31Aから、車両7がID認証の禁止を解除されている状態であるのか、否かを判定する(ステップST702)。ステップST702の判定結果が成立であれば、すなわち、ID認証禁止解除を取得したのであれば、ID認証が許可されているため、車載器型盗難防止装置1は、エンジン始動要求を取得する(ステップST703)。
ここで、ID認証禁止31Aは、車両7がID認証を禁止されている、すなわち、ID認証を許可されていないことを表している。ID認証禁止解除31Bは、車両7がID認証の禁止を解除されている、すなわち、ID認証を許可されていることを表している。エンジン始動要求は、例えば、車載器型盗難防止装置1に取り付けられているボタン(第1の入力装置11)が、ユーザー(ドライバー)によって押下されると発行される。エンジン始動要求は、車両7(固定型車両エンジン制御装置6)に取り付けられている、第5の入力装置65(例えば、ボタン)の操作によっても発行される。
ステップST702の判定結果が不成立であれば、すなわち、ID認証禁止を取得したのであれば、再び、ID認証禁止解除、または、ID認証禁止を取得する(ステップST701)。ステップST702の判定結果が不成立であれば、車両7がID認証禁止解除状態になるまで、ステップST701とステップST702のループが繰り返される。
ID認証が許可されている状態にあれば、車載器型盗難防止装置1は、第1の入力装置11の出力から、エンジン始動要求が発行されているか否かを判定する。車載器型盗難防止装置1は、エンジン始動要求を取得し(ステップST703)、取得したエンジン始動要求が正式なものかどうかを判定する(ステップST704)。正式なエンジン始動要求でなければ、ステップST703に戻る。したがって、車載器型盗難防止装置1がエンジン始動要求を受け付けるまで、ステップST703とステップST704のループが繰り返される。
ステップST704が成立していれば、すなわち、車載器型盗難防止装置1、または、固定型車両エンジン制御装置6から、エンジン始動要求が発行されたと判断すれば、車載器型盗難防止装置1は、携帯機2へ、ID認証要求3を送信する(ステップST705)。車載器型盗難防止装置1と携帯機2がペアリング済みである場合、携帯機2は、ステップST705によるID認証要求3をステップST711で受信し、車載器型盗難防止装置1へステップST712でID認証要求応答4Aを送信する(図7を参照)。
車載器型盗難防止装置1にてID認証要求応答4Aを受信し(ステップST706)、この受信したID認証要求応答4Aが、正常であるか否かを判定する(ステップST707)。ここで、ID認証要求応答4Aが、正常であるとは、ぺアリング済みの携帯機2からの応答であることを指している。ステップST707の条件が成立していれば、すなわち、ID認証要求応答4Aが正常であれば、車載器型盗難防止装置1は、エンジン8を始動するために、固定型車両エンジン制御装置6に無線通信でエンジン始動開始を送信する(ステップST708)。
固定型車両エンジン制御装置6は、エンジン始動開始を車載器型盗難防止装置1から受信すると、正規のユーザー(ドライバー)が車両を操作していると判断し、エンジン8を始動する。車載器型盗難防止装置1は、エンジン始動開始を送信すれば、エンジン始動動作を終了する(ステップST710)。また、車載器型盗難防止装置1は、ステップST707の条件が不成立であれば、すなわち、受信したID認証要求応答4Aがぺアリング済みの携帯機2からの応答でなければ(ID認証要求応答4Aが正常でなければ)、エンジン始動動作を終了する(ステップST710)。
図7は、エンジン始動動作のフローにおける、携帯機2の動作を示しているフローチャートである。携帯機2は、通常、電源がONの状態にあり、待ち受け状態にある(ステップST001)。フローが開始した携帯機2は、車載器型盗難防止装置1からID認証要求3を受信すると(ステップST711)、車載器型盗難防止装置1にID認証要求応答4Aを送信する(ステップST712)。携帯機2は、その後、適当な時間が経過すると、終了する(ステップST720)。
なお、携帯機2と車載器型盗難防止装置1が離れすぎている場合には、車載器型盗難防止装置1からID認証要求3を正常に受信できない。このため、ステップST712において、携帯機2は、車載器型盗難防止装置1へID認証要求応答4Aを送信しない。このような場合、車載器型盗難防止装置1は、ステップST707において、ID認証要求応答4Aは、正常ではないと判定する。
すなわち、本実施の形態に関わる車両盗難防止システムは、ID認証が禁止されている状態か、ID認証が許可されている状態かを判定し、ID認証が許可されている状態にあると判定した場合には、エンジン始動要求が発行されているか否かを判定し、エンジン始動要求が発行されていると判定した場合には、ID認証要求を送信する車載器型盗難防止装置と、前記車載器型盗難防止装置から送信されてくるID認証要求を受信すると、ID認証要求応答を送信する携帯機と、前記車載器型盗難防止装置から送信されてくるエンジン始動開始を受信すると、エンジンを始動する固定型車両エンジン制御装置とを、備えていて、前記車載器型盗難防止装置は、前記携帯機から送信されてくるID認証要求応答を受信すると、この受信したID認証要求応答が正常であるか否かを判定し、受信したID認証要求応答が正常であると判定した場合には、前記固定型車両エンジン制御装置にエンジン始動開始を送信することを特徴とするものである。
また、本実施の形態に関わる車載器型盗難防止装置は、エンジン始動要求が入力される入力装置と、ID認証禁止またはID認証禁止解除を記憶している記憶装置と、ID認証要求を送信する信号送信ユニットと、ID認証要求応答を受信する信号受信ユニットと、エンジン始動開始を発行する制御部と、を備え、前記制御部は、前記記憶装置に記憶されているID認証禁止またはID認証禁止解除から、ID認証が禁止されている状態か、ID認証が許可されている状態かを判定し、ID認証が許可されている状態にあると判定した場合には、前記入力装置の出力がエンジン始動要求であるか否かを判定し、前記入力装置の出力がエンジン始動要求であると判定すれば、前記信号送信ユニットからID認証要求を送信し、前記信号受信ユニットがID認証要求応答を受信すると、この受信したID認証要求応答が正常であるか否かを判定し、ID認証要求応答が正常であると判定した場合には、エンジン始動開始を発行することを特徴とするものである。
実施の形態2.
実施の形態2では、図8と図9を参照して、車両盗難防止システム200において、ID認証を禁止する仕方を説明する。図8と図9は、ID認証禁止部15のフローチャートを示している。図8は、車両盗難防止システム200において、車載器型盗難防止装置1が実行する手順を示しているフローチャートである。車両盗難防止システム200の車載器型盗難防止装置1は、電源がONになると、フローがスタートする(ステップST200)。
実施の形態2では、図8と図9を参照して、車両盗難防止システム200において、ID認証を禁止する仕方を説明する。図8と図9は、ID認証禁止部15のフローチャートを示している。図8は、車両盗難防止システム200において、車載器型盗難防止装置1が実行する手順を示しているフローチャートである。車両盗難防止システム200の車載器型盗難防止装置1は、電源がONになると、フローがスタートする(ステップST200)。
車両盗難防止システム200において、ID認証を禁止するには、ユーザー(ドライバー)は、車載器型盗難防止装置1の第2の入力装置12を使って、ID認証禁止を入力する必要がある。例えば、ボタン(第2の入力装置12)がOFFの状態であれば、ID認証を禁止する状態、ボタン(第2の入力装置12)がONの状態であれば、ID認証の禁止を解除する状態(ID認証を許可する状態)、であるとする。
車載器型盗難防止装置1は、第2の入力装置12において、ユーザー(ドライバー)の操作を検知すると、入力値を取得する(ステップST201)。車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止部15)は、第2の入力装置12の入力値がID認証の禁止条件と一致しているか否かを判定する(ステップST202)。ここで、ID認証の禁止条件とは、例えば、ボタン(第2の入力装置12)がOFFの状態であることを指す。車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止部15)は、前記ID認証禁止条件が成立していれば、車載器型盗難防止装置1から携帯機2へ、ID認証要求3を送信する(ステップST203)。
車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止部15)は、前記ID認証禁止条件が不成立であれば、再び、第2の入力装置12からの入力値を取得する(ステップST201)。車載器型盗難防止装置1は、ステップST201とステップST202のループを、第2の入力装置12からの入力値がID認証禁止条件を満足するまで、繰り返す。
携帯機2が車載器型盗難防止装置1とペアリングが済んでいる場合、携帯機2は、車載器型盗難防止装置1からのID認証要求3を受信すると、車載器型盗難防止装置1へID認証要求応答4Aを送信する(図9を参照)。車載器型盗難防止装置1にて携帯機2からID認証要求応答4Aを受信すれば(ステップST204)、車載器型盗難防止装置1のID認証禁止部15は、ID認証要求応答4Aが、ぺアリング済みの携帯機からの応答であるか否かを判定する(ステップST205)。
ステップST205の条件が成立していれば、すなわち、ID認証要求応答4Aが正常であれば、車載器型盗難防止装置1のID認証禁止部15は、ID認証を禁止し(ステップST206)、ID認証禁止部を終了する(ステップST210)。このとき、車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止部15)は、ID認証禁止31Aを記憶装置31に保存する。
車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止部15)は、ステップST205の条件が不成立である場合、ID認証禁止部を終了する(ステップST210)。また、車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止部15)は、規定時間、ID認証要求応答4Aが無い場合も、ステップST205の条件が不成立であると判断して、ID認証禁止部は終了する(ステップST210)。
図9は、車両盗難防止システム200において、ID認証を禁止するために、携帯機2が実行する手順を示しているフローチャートである。車両盗難防止システム200の携帯機2は、電源がONになると、フローがスタートしていて、待ち受け状態にある(ステップST001)。携帯機2が車載器型盗難防止装置1とペアリングが済んでいる場合、携帯機2は、ステップST203による、車載器型盗難防止装置1からのID認証要求3を受信し(ステップST211)、車載器型盗難防止装置1へID認証要求応答4Aを送信する(ステップST212)。携帯機2は、ステップST212が成立すれば、または、成立後、規定時間が経過すれば、終了する(ステップST220)。
すなわち、本実施の形態に関わる車両盗難防止システムにおいて、前記車載器型盗難防止装置は、入力装置に信号値が入力されると、この信号値がID認証禁止条件に一致するか否かを判定し、前記信号値がID認証禁止条件に一致すると判定した場合には、前記携帯機にID認証要求を送信し、前記携帯機から送信されてくるID認証要求応答を受信すると、この受信したID認証要求応答が正常であるか否かを判定し、受信したID認証要求応答が正常であると判定した場合には、ID認証を禁止することを特徴とするものである。
実施の形態3.
実施の形態3では、図10と図11を参照して、車両盗難防止システム200において、ID認証の禁止を解除する第1の仕方を説明する。車両盗難防止システム200において、ID認証の禁止を解除するには、ユーザー(ドライバー)は、携帯機2の第4の入力装置19を使って、ID認証の解除を入力する。例えば、ボタンなどの第4の入力装置19がOFFの状態であれば、ID認証を禁止する状態、ボタンなどの第4の入力装置19がONの状態であれば、ID認証の禁止を解除する状態(ID認証が許可されている状態)、であるとする。
実施の形態3では、図10と図11を参照して、車両盗難防止システム200において、ID認証の禁止を解除する第1の仕方を説明する。車両盗難防止システム200において、ID認証の禁止を解除するには、ユーザー(ドライバー)は、携帯機2の第4の入力装置19を使って、ID認証の解除を入力する。例えば、ボタンなどの第4の入力装置19がOFFの状態であれば、ID認証を禁止する状態、ボタンなどの第4の入力装置19がONの状態であれば、ID認証の禁止を解除する状態(ID認証が許可されている状態)、であるとする。
図10は、ID認証禁止解除部16のフローチャートのうち、車両盗難防止システム200において、車載器型盗難防止装置1が実行する手順を示しているフローチャートである。図11は、車両盗難防止システム200における、ID認証禁止解除部のフローチャートのうち、携帯機2が実行する手順を示しているフローチャートである。
まず、図11を参照して、車両盗難防止システム200の携帯機2は、電源がONになると、フローがスタートしており(ステップST001)、待ち受け状態にある。携帯機2の第4の入力装置19において、ユーザーの操作を検知すると(ステップST501)、携帯機2の制御部40は、第4の入力装置19からの入力値がID認証禁止解除条件と一致しているか否かを判定する(ステップST502)。
ID認証禁止解除条件が成立していれば、携帯機2から車載器型盗難防止装置1へ、ID認証禁止解除要求4Bを送信する(ステップST503)。携帯機2の制御部40は、ID認証禁止解除条件が不成立であれば、再び、第4の入力装置19からの入力値を得る(ステップST501)。ステップST501とステップST502のループは、ID認証禁止解除条件が満足されるまで、繰り返される。
次に、図10を参照して、車載器型盗難防止装置1が携帯機2とペアリングが済んでいる場合、車載器型盗難防止装置1は、ステップST503によるID認証禁止解除要求4Bを受信する(ステップST504)。車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止解除部16)は、受信したID認証禁止解除要求4Bが正常であるか否かを判定する。すなわち、受信したIDが、ペアリング済みの携帯機のIDと合致しているか否かを判定する(ステップST505)。
車載器型盗難防止装置1のID認証禁止解除部16は、受信したIDがペアリング済みの携帯機のIDと合致していれば、ID認証の禁止を解除し(ステップST506)、ID認証禁止解除部を終了する(ステップST510)。このとき、車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止解除部16)は、ID認証禁止解除31Bを記憶装置31に保存する。
車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止解除部16)は、受信したID認証禁止解除要求4Bが正常ではないと判定した場合、すなわち、受信したIDがペアリング済みの携帯機のIDと合致していなければ、再度、ID認証禁止解除要求4Bの受信を待つ(ステップST504)。ステップST504とステップST505のループは、受信したIDがペアリング済みの携帯機のIDと合致するまで、繰り返される。
すなわち、本実施の形態に関わる車両盗難防止システムにおいて、前記携帯機は、入力装置に信号値が入力されると、この信号値がID認証禁止解除条件に一致するか否かを判定し、前記信号値がID認証禁止解除条件に一致すると判定した場合には、前記車載器型盗難防止装置に、ID認証禁止解除要求を送信することを特徴とするものである。
すなわち、本実施の形態に関わる車両盗難防止システムにおいて、前記車載器型盗難防止装置は、前記携帯機から送信されてくるID認証禁止解除要求を受信すると、この受信したID認証禁止解除要求が正常であるか否かを判定し、受信したID認証禁止解除要求が正常であると判定した場合には、ID認証の禁止を解除することを特徴とするものである。
実施の形態4.
実施の形態4では、図12と図13を参照して、車両盗難防止システム200において、ID認証の禁止を解除する第2の仕方を説明する。実施の形態4による車両盗難防止システム200において、ID認証の禁止を解除するには、ユーザー(ドライバー)は、携帯機2の第4の入力装置19を使って、ID認証の状態を入力する。例えば、ボタンなどの第4の入力装置19がOFFの状態であれば、ID認証を禁止する状態、ボタンなどの第4の入力装置19がONの状態であれば、ID認証の禁止を解除する状態、であるとする。
実施の形態4では、図12と図13を参照して、車両盗難防止システム200において、ID認証の禁止を解除する第2の仕方を説明する。実施の形態4による車両盗難防止システム200において、ID認証の禁止を解除するには、ユーザー(ドライバー)は、携帯機2の第4の入力装置19を使って、ID認証の状態を入力する。例えば、ボタンなどの第4の入力装置19がOFFの状態であれば、ID認証を禁止する状態、ボタンなどの第4の入力装置19がONの状態であれば、ID認証の禁止を解除する状態、であるとする。
図12は、実施の形態4によるID認証禁止解除のフローチャートのうち、車両盗難防止システム200において、車載器型盗難防止装置1が実行する手順を示しているフローチャートである。図13は、実施の形態4によるID認証禁止解除のフローチャートのうち、車両盗難防止システム200において、携帯機2が実行する手順を示しているフローチャートである。
まず、図13を参照して、車両盗難防止システム200の携帯機2は、電源がONになると、フローがスタートしており、待ち受け状態にある(ステップST001)。同様に、車両盗難防止システム200の車載器型盗難防止装置1は、電源がONになると、フローがスタートしており、待ち受け状態にある(ステップST300)。
携帯機2の第4の入力装置19において、ユーザーの操作を検知すると(ステップST311)、携帯機2の制御部40は、第4の入力装置19からの入力値がID認証禁止仮解除条件と一致しているか否かを判定する(ステップST312)。携帯機2の制御部40は、前記ID認証禁止仮解除条件が成立していれば、携帯機2から車載器型盗難防止装置1へ、ID認証禁止仮解除要求4Cを送信する(ステップST313)。
携帯機2の制御部40は、前記ID認証禁止仮解除条件が不成立であれば、再び、第4の入力装置19からの入力値を得る(ステップST311)。ステップST311とステップST312のループは、第4の入力装置19からの入力値がID認証禁止仮解除条件を満足するまで、繰り返される。
図12を参照して、車載器型盗難防止装置1が携帯機2とペアリングが済んでいる場合、車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止解除部16)は、携帯機2から送信されてくる、ステップST313によるID認証禁止仮解除要求4Cを受信する(ステップST301)。車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止解除部16)は、受信したID認証禁止仮解除要求4Cが正常であるか否かを判定する。すなわち、受信したIDが、ペアリング済みの携帯機のIDと合致しているか否かを判定する(ステップST308)。
車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止解除部16)は、受信したIDが、ペアリング済みの携帯機のIDと合致していればID認証の禁止を一定時間解除する(ステップST309)。車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止解除部16)は、受信したIDが、ペアリング済みの携帯機のIDと合致していなければ、再度、ID認証禁止仮解除要求4Cの受信を待つ(ステップST301)。ステップST301とステップST308のループは、受信したIDが、ペアリング済みの携帯機のIDと合致するまで、繰り返される。
ステップST309が実行されると、車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止解除部16)は、ステップST309から一定時間経過したか否かを判定する(ステップST310)。車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止解除部16)は、一定時間経過していたらID認証を禁止し(ステップST316)、ID認証禁止解除部を終了する(ステップST317)。このとき、車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止解除部16)は、ID認証禁止31Aを記憶装置31に保存する。
車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止解除部16)は、一定時間経過していなければ、第2の入力装置12において、ユーザーの操作を検知し、第2の入力装置12から入力値を取得する(ステップST302)。車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止解除部16)は、入力値がID認証禁止解除条件と一致しているか否かを判定する(ステップST303)。
車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止解除部16)は、ID認証禁止解除条件が成立していれば、車載器型盗難防止装置1から携帯機2へ、ID認証要求3を送信する(ステップST304)。車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止解除部16)は、ID認証禁止条件が不成立であれば、再び、一定時間経過したか否かを判定する(ステップST310)。ステップST310とステップST302とステップST303のループは、第2の入力装置12からの入力値が、ID認証禁止解除条件を満たすまで、繰り返される。
図13を参照して、携帯機2が車載器型盗難防止装置1とペアリングが済んでいる場合、携帯機2の制御部40は、ステップST304によるID認証要求3を受信すると(ステップST314)、車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止解除部16)へ、ID認証要求応答4Aを送信する(ステップST315)。ID認証要求応答4Aは、車載器型盗難防止装置1にて受信される(ステップST305)、
車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止解除部16)は、受信されたID認証要求応答4Aが正常であるか否かを判定する、すなわち、ぺアリング済みの携帯機からのID認証要求応答4Aであるか否かを判定する(ステップST306)。ステップST306の条件が成立していれば、すなわち、ID認証要求応答4Aが正常であれば、車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止解除部16)は、ID認証の禁止を解除し(ステップST307)、ID認証禁止解除部を終了する(ステップST317)。
このとき、車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止解除部16)は、ID認証禁止解除31Bを記憶装置31に保存する。車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止解除部16)は、ステップST306の条件が不成立である場合、ID認証禁止解除部を終了する(ステップST317)。また、車載器型盗難防止装置1(ID認証禁止解除部16)は、規定時間、ID認証要求応答4Aが無い場合も、ステップST306の条件が不成立であると判断して、ID認証禁止解除部を終了する(ステップST317)。
すなわち、本実施の形態に関わる車両盗難防止システムにおいて、前記携帯機は、入力装置に信号値が入力されると、この信号値がID認証禁止仮解除条件に一致するか否かを判定し、前記信号値がID認証禁止仮解除条件に一致すると判定した場合には、前記車載器型盗難防止装置に、ID認証禁止仮解除要求を送信することを特徴とするものである。
また、本実施の形態に関わる車両盗難防止システムにおいて、前記車載器型盗難防止装置は、前記携帯機から送信されてくるID認証禁止仮解除要求を受信すると、この受信したID認証禁止仮解除要求が正常であるか否かを判定し、受信したID認証禁止仮解除要求が正常であると判定した場合には、一定時間、ID認証の禁止を解除することを特徴とするものである。
また、本実施の形態に関わる車両盗難防止システムにおいて、前記車載器型盗難防止装置は、ID認証の禁止が解除されている間に、一定時間が経過すれば、ID認証を禁止することを特徴とするものである。
また、本実施の形態に関わる車両盗難防止システムにおいて、前記車載器型盗難防止装置は、ID認証の禁止が、一定時間、解除されている場合に、入力装置に信号値が入力されると、この信号値がID認証禁止解除条件に一致するか否かを判定し、前記信号値がID認証禁止解除条件に一致すると判定した場合には、前記携帯機に、ID認証要求を送信することを特徴とするものである。
実施の形態5.
実施の形態5では、図14を参照して、車両盗難防止システム200において、ID認証状態を切り替える仕方を説明する。実施の形態5による車両盗難防止システム200において、ID認証の状態を切り替えるには、ユーザー(ドライバー)は、車載器型盗難防止装置1の第3の入力装置21を使って、ID認証の解除を入力する。例えば、ボタンなどの第3の入力装置21がOFFの状態であれば、ID認証を禁止する状態、ボタンなどの第3の入力装置21がONの状態であれば、ID認証の禁止を解除する状態、であるとする。第3の入力装置21は、車両の施錠可能なスペース内に配置されることが好ましい。
実施の形態5では、図14を参照して、車両盗難防止システム200において、ID認証状態を切り替える仕方を説明する。実施の形態5による車両盗難防止システム200において、ID認証の状態を切り替えるには、ユーザー(ドライバー)は、車載器型盗難防止装置1の第3の入力装置21を使って、ID認証の解除を入力する。例えば、ボタンなどの第3の入力装置21がOFFの状態であれば、ID認証を禁止する状態、ボタンなどの第3の入力装置21がONの状態であれば、ID認証の禁止を解除する状態、であるとする。第3の入力装置21は、車両の施錠可能なスペース内に配置されることが好ましい。
図14は、実施の形態5におけるID認証切り替え部のフローチャートを示している。車両盗難防止システム200において、車載器型盗難防止装置1は、電源がONになると、フローがスタートし、待ち受け状態になる(ステップST400)。車載器型盗難防止装置1(ID認証切り替え部20)は、ID認証の禁止が解除されているか、どうかを判定する(ステップST401)。ステップST401のループは、ID認証の禁止が解除されてなければ、ID認証の禁止が解除されるまで(すなわち、ID認証が許可されるまで)、繰り返される。
車載器型盗難防止装置1(ID認証切り替え部20)は、ID認証禁止解除中である場合、第3の入力装置21において、ユーザーの操作を検知し、第3の入力装置21から入力値を取得する(ステップST402)。車載器型盗難防止装置1(ID認証切り替え部20)は、入力値がID認証切り替え条件と一致しているか否かを判定する(ステップST403)。
車載器型盗難防止装置1(ID認証切り替え部20)は、ステップST403の条件が成立していれば、ID認証の禁止が有効となっているか否かを判定する(ステップST404)。車載器型盗難防止装置1(ID認証切り替え部20)は、ステップST403の条件が不成立であれば、再び、第3の入力装置21から入力値を取得する(ステップST402)。ステップST402とステップST403のループは、第3の入力装置21からの入力値が、ID認証切り替え条件を満たすまで、繰り返される。
車載器型盗難防止装置1(ID認証切り替え部20)は、ステップST404の条件が成立であれば、すなわちID認証の禁止が有効となっていれば、ID認証の禁止を無効にし(ステップST405)、ID認証切り替え部を終了する(ステップST407)。車載器型盗難防止装置1(ID認証切り替え部20)は、ステップST404の条件が不成立であれば、すなわちID認証の禁止が無効になっていれば、ID認証の禁止を有効にし(ステップST406)、ID認証切り替え部を終了する(ステップST407)。
なお、実施の形態1では、第1の入力装置11を使って、エンジン始動要求を入力する場合を説明した。また、実施の形態2では、第2の入力装置12を使って、ID認証の禁止を入力する場合を説明した。また、実施の形態5では、第3の入力装置21を使って、ID認証の切り替えを入力する場合を説明した。車載器型盗難防止装置1は、用途ごとに、異なる入力装置を備えている必要はなく、一つの入力装置で、3種類の用途をこなすことは可能である。
以上のように、本出願によれば、エンジン8を始動するためにID認証を行う車載器型盗難防止装置と、認証用ID(ID認証要求応答)を送信する携帯機が1対1のペアリング関係にある車両盗難防止システム200において、ID認証禁止部とID認証禁止解除部によって、コストアップせず、操作の複雑化が少なく、なおかつ盗難防止性の向上した車両盗難防止システムを提供することが可能となる。
すなわち、本実施の形態に関わる車両盗難防止システムにおいて、前記車載器型盗難防止装置は、ID認証が許可されている場合に、入力装置に信号値が入力されると、この信号値がID認証切り替え条件に一致するか否かを判定し、前記信号値がID認証切り替え条件に一致すると判定した場合には、ID認証の禁止が有効か否かを判定し、ID認証の禁止が有効と判定した場合には、ID認証の禁止を無効化し、ID認証の禁止が有効ではないと判定した場合には、ID認証の禁止を有効化する、ことを特徴とするものである。
また、上記実施の形態では、鞍乗型車両の盗難防止装置について説明したが、船舶、および、特殊車両に適用してもよく、同等の作用効果を奏することは言うまでもない。本願によれば、携帯機と車載器型盗難防止装置の無線通信により照合を行う鞍乗型車両の車両盗難防止システムにおいて、コストアップせず、操作の複雑化が少なく、なおかつ盗難防止性の向上した車両盗難防止システムを提供できる。
したがって、エンジン8を始動するためにID認証を行う車載器型盗難防止装置と、認証用IDを送信する携帯機が1対1のペアリング関係にある盗難防止装置において、ユーザーの所定の操作を車載器型盗難防止装置が検出した場合、携帯機とID認証を実行し、ID認証が成功後、携帯機からの認証用IDを受信するまで車載器型盗難防止装置の認証用ID送信を禁止する。
車載器型盗難防止装置の認証用IDの送信を禁止している状態において、携帯機からの認証用IDを受信すると、一定時間、認証用ID送信を解除し、ユーザーの所定の操作を車載器型盗難防止装置が検出すると携帯機とID認証を実行し、ID認証が成功すると車載器型盗難防止装置の認証用ID送信を解除する。車載器型盗難防止装置の認証用ID送信を禁止している状態において、携帯機からの認証用IDを受信し、一定時間、認証用ID送信を解除している間に、ユーザーの所定の操作を車載器型盗難防止装置が検出しない場合、および、携帯機とID認証を実行し、ID認証が成功しなかった場合は、車載器型盗難防止装置の認証用ID送信を禁止する。
ユーザーからの操作を検出する第1の入力装置、第2の入力装置、第4の入力装置と、前記第1の入力装置、第2の入力装置、が接続された車載器型盗難防止装置と前記第4の入力装置が接続された携帯機とからなる前記車載器型盗難防止装置と前記携帯機が同じIDを有する盗難防止装置において、前記第1の入力装置で検出したユーザーの操作により前記車載器型盗難防止装置と前記携帯機が相互に行う無線通信によりID認証が成立後、前記第4の入力装置で検出したユーザーの操作により前記携帯機が無線送信するIDと前記車載器型盗難防止装置のIDが合致するまで、前記第2の入力装置で検出したユーザーの操作による前記ID認証を禁止することを特徴とする鞍乗型車両の車両盗難防止システムを開示するものである。
ユーザーからの操作を検出する第1の入力装置、第2の入力装置、第4の入力装置と、前記第1の入力装置、前記第2の入力装置、が接続された車載器型盗難防止装置と、前記第4の入力装置が接続された携帯機とからなる前記車載器型盗難防止装置と前記携帯機が同じIDを有する盗難防止装置において、前記第1の入力装置で検出したユーザーの操作により前記車載器型盗難防止装置と前記携帯機が相互に行う無線通信によりID認証が成立後、前記第2の入力装置で検出したユーザーの操作による前記ID認証を禁止する手段と、前記第4の入力装置で検出したユーザーの操作により前記携帯機が無線送信するIDと前記車載器型盗難防止装置のID合致後、前記第2の入力装置で検出したユーザーの操作による前記ID認証を一定時間仮解除する手段と、前記第2の入力装置で検出したユーザーの操作による前記車載器型盗難防止装置と前記携帯機が相互に行う無線通信によりID認証が成立後、前記ID認証を解除する手段と、を有することを特徴とする鞍乗型車両の車両盗難防止システムを開示するものである。
ユーザーからの操作を検出するため前記車載器型盗難防止装置に接続された第3の入力装置を追加した車両盗難防止システムにおいて、前記ID認証の解除中に、前記第4の入力装置で検出したユーザーの操作により、前記ID認証を禁止する手段を有効にするか否かを切り替える手段を有する鞍乗型車両の車両盗難防止システムを開示するものである。また、前記車載器型盗難防止装置の第3の入力装置が、前記車載器型盗難防止装置の状態により施錠可能なスペース内に配置されることを特徴とする鞍乗型車両の車両盗難防止システムを開示するものである。
以上の説明では、本願の実施の形態について説明したが、本願は前記実施の形態に限定されるものではなく、種々の処理変更を行うことが可能である。また、本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 車載器型盗難防止装置、2 携帯機、3 ID認証要求、4A ID認証要求応答、4B ID認証禁止解除要求、4C ID認証禁止仮解除要求、5 エンジン始動開始、6 固定型車両エンジン制御装置、7 車両、8 エンジン、9 キーホール、11 第1の入力装置、12 第2の入力装置、13 信号送信ユニット(車載器型盗難防止装置)、14 信号受信ユニット(車載器型盗難防止装置)、15 ID認証禁止部、16 ID認証禁止解除部、17 信号送信ユニット(携帯機)、18 信号受信ユニット(携帯機)、19 第4の入力装置、20 ID認証切り替え部、21 第3の入力装置、30 制御部、31 記憶装置、40 制御部、41 記憶装置、61 信号受信ユニット(固定型車両エンジン制御装置)、62 信号送信ユニット(固定型車両エンジン制御装置)、63 制御部、64 記憶装置、200 車両盗難防止システム
Claims (13)
- ID認証が禁止されている状態か、ID認証が許可されている状態かを判定し、ID認証が許可されている状態にあると判定した場合には、エンジン始動要求が発行されているか否かを判定し、エンジン始動要求が発行されていると判定した場合には、ID認証要求を送信する車載器型盗難防止装置と、
前記車載器型盗難防止装置から送信されてくるID認証要求を受信すると、ID認証要求応答を送信する携帯機と、
前記車載器型盗難防止装置から送信されてくるエンジン始動開始を受信すると、エンジンを始動する固定型車両エンジン制御装置とを、備えていて、
前記車載器型盗難防止装置は、前記携帯機から送信されてくるID認証要求応答を受信すると、この受信したID認証要求応答が正常であるか否かを判定し、受信したID認証要求応答が正常であると判定した場合には、前記固定型車両エンジン制御装置にエンジン始動開始を送信することを特徴とする車両盗難防止システム。 - 前記車載器型盗難防止装置は、
受信したID認証要求応答が正常ではないと判定した場合には、動作を終了することを特徴とする請求項1に記載の車両盗難防止システム。 - 前記車載器型盗難防止装置は、入力装置に信号値が入力されると、この信号値がID認証禁止条件に一致するか否かを判定し、
前記信号値がID認証禁止条件に一致すると判定した場合には、前記携帯機にID認証要求を送信し、
前記携帯機から送信されてくるID認証要求応答を受信すると、この受信したID認証要求応答が正常であるか否かを判定し、
受信したID認証要求応答が正常であると判定した場合には、ID認証を禁止することを特徴とする請求項1に記載の車両盗難防止システム。 - 前記携帯機は、入力装置に信号値が入力されると、この信号値がID認証禁止解除条件に一致するか否かを判定し、
前記信号値がID認証禁止解除条件に一致すると判定した場合には、前記車載器型盗難防止装置に、ID認証禁止解除要求を送信することを特徴とする請求項1に記載の車両盗難防止システム。 - 前記車載器型盗難防止装置は、前記携帯機から送信されてくるID認証禁止解除要求を受信すると、この受信したID認証禁止解除要求が正常であるか否かを判定し、
受信したID認証禁止解除要求が正常であると判定した場合には、ID認証の禁止を解除することを特徴とする請求項4に記載の車両盗難防止システム。 - 前記携帯機は、入力装置に信号値が入力されると、この信号値がID認証禁止仮解除条件に一致するか否かを判定し、
前記信号値がID認証禁止仮解除条件に一致すると判定した場合には、前記車載器型盗難防止装置に、ID認証禁止仮解除要求を送信することを特徴とする請求項1に記載の車両盗難防止システム。 - 前記車載器型盗難防止装置は、前記携帯機から送信されてくるID認証禁止仮解除要求を受信すると、この受信したID認証禁止仮解除要求が正常であるか否かを判定し、
受信したID認証禁止仮解除要求が正常であると判定した場合には、一定時間、ID認証の禁止を解除することを特徴とする請求項6に記載の車両盗難防止システム。 - 前記車載器型盗難防止装置は、ID認証の禁止が解除されている間に、一定時間が経過すれば、ID認証を禁止することを特徴とする請求項7に記載の車両盗難防止システム。
- 前記車載器型盗難防止装置は、ID認証の禁止が、一定時間、解除されている場合に、入力装置に信号値が入力されると、この信号値がID認証禁止解除条件に一致するか否かを判定し、
前記信号値がID認証禁止解除条件に一致すると判定した場合には、前記携帯機に、ID認証要求を送信することを特徴とする請求項7に記載の車両盗難防止システム。 - 前記車載器型盗難防止装置は、前記携帯機から送信されてくるID認証要求応答を受信すると、この受信したID認証要求応答が正常であるか否かを判定し、
受信したID認証要求応答が正常であると判定した場合には、ID認証の禁止を解除することを特徴とする請求項9に記載の車両盗難防止システム。 - 前記車載器型盗難防止装置は、ID認証が許可されている場合に、入力装置に信号値が入力されると、この信号値がID認証切り替え条件に一致するか否かを判定し、
前記信号値がID認証切り替え条件に一致すると判定した場合には、ID認証の禁止が有効か否かを判定し、
ID認証の禁止が有効と判定した場合には、ID認証の禁止を無効化し、ID認証の禁止が有効ではないと判定した場合には、ID認証の禁止を有効化する、ことを特徴とする請求項1に記載の車両盗難防止システム。 - 前記入力装置は、車両の鍵付きスペース内に配置されていることを特徴とする請求項11に記載の車両盗難防止システム。
- エンジン始動要求が入力される入力装置と、
ID認証禁止またはID認証禁止解除を記憶している記憶装置と、
ID認証要求を送信する信号送信ユニットと、
ID認証要求応答を受信する信号受信ユニットと、
エンジン始動開始を発行する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記記憶装置に記憶されているID認証禁止またはID認証禁止解除から、ID認証が禁止されている状態か、ID認証が許可されている状態かを判定し、
ID認証が許可されている状態にあると判定した場合には、前記入力装置の出力がエンジン始動要求であるか否かを判定し、
前記入力装置の出力がエンジン始動要求であると判定すれば、前記信号送信ユニットからID認証要求を送信し、
前記信号受信ユニットがID認証要求応答を受信すると、この受信したID認証要求応答が正常であるか否かを判定し、
ID認証要求応答が正常であると判定した場合には、エンジン始動開始を発行することを特徴とする車載器型盗難防止装置。
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