JP2010000922A - 盗難防止装置 - Google Patents

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博昭 関山
Yoshihiro Oe
義博 大栄
Takayoshi Shinozaki
貴良 篠▲崎▼
Shuhei Maeda
修平 前田
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Abstract

【課題】
本発明では、バレーパーキングを行う際の駐車場等、車両が所定の領域内を自由に移動することを可能とすると共に、該所定の領域外に出た場合の走行を制限し、車両の盗難や窃盗を防ぐ盗難防止装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明に係る盗難防止装置では、車両に関し所定の条件が成立した場合に該車両の動作を制限する盗難防止装置であって、車両の位置を検出する車両位置検出手段と、車両位置検出手段により検出された車両の位置が所定の領域外であるか否かを判定する領域外判定手段と、領域外判定手段により所定の領域外であると判定された場合に、車両に関する所定の動作を制限する車両動作制限手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、バレーパーキングサービスを受けるなど第三者に車両を貸した場合に車両の動作を制限し、該車両の盗難を防止する技術に関する。
車両には盗難防止を目的としてイモビライザーシステムを備えた車種もある。イモビライザーシステムとはエンジンキーに内蔵されたトランスポンダ(ICチップ)が発信するIDコードを車両側のマイコンが照合し、IDコードが正しくないときにはエンジンを掛からなくし、IDコードが正しいときにのみエンジン始動が許可されるシステムである。この場合、合鍵や配線直結等の盗難手口により車両を盗もうとしてもエンジンが掛からず、車両の盗難防止に非常に効果がある。
一方、バレーパーキングや車両の修理等の場合にエンジンキーを貸し出してしまえば、そのときにIDコードが盗まれる危険性がある。このため、イモビライザーシステムを搭載して盗難防止効果を高めても、車両の所有者あるいは非所有者に拘わらずエンジンが掛けられ、車両が盗難されることも考えられる。このため、信頼関係がないと安心してキーの貸し出しができないという問題があった。
そこで、特許文献1では、電子キーと車両との間の無線通信により車両の所定動作が実行される電子キーシステムであって、予め設定された電子キーに対して、車両の所定動作(エンジン始動等)の回数を制限する技術が提案されている。
特開2004−25936号公報
しかしながら、上記技術においては、駐車場やホテル等におけるバレーパーキングにおいて、駐車場の範囲内にて車両の入れ換えは頻繁に行われることを考慮した場合、エンジン始動に制限を加えると車両の入れ換えを行うことができないおそれがあるという問題点があった。
そこで、本発明では、上記問題点に鑑み、バレーパーキングを行う際の駐車場等、車両が所定の領域内を自由に移動することを可能とすると共に、該所定の領域外に出た場合の走行を制限し、車両の盗難や窃盗を防ぐ盗難防止装置を提供することを目的とする。
本発明に係る盗難防止装置では、車両に関し所定の条件が成立した場合に該車両の動作を制限する盗難防止装置であって、車両の位置を検出する車両位置検出手段と、車両位置検出手段により検出された車両の位置が所定の領域外であるか否かを判定する領域外判定手段と、領域外判定手段により所定の領域外であると判定された場合に、車両に関する所定の動作を制限する車両動作制限手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る盗難防止装置の一形態において、上記所定の条件が成立した場合は、車両を第三者に貸す場合であることを特徴とする。
また、本発明に係る盗難防止装置の一形態において、上記所定の領域は、バレーパーキングサービスによって車両を駐車するための駐車場であることを特徴とする。
また、本発明に係る盗難防止装置の一形態において、車両動作制限手段は、車両の運転者による運転操作を行うことができないようにすることを特徴とする。
また、本発明に係る盗難防止装置の一形態において、車両動作制限手段は、車両のエンジンを停止させることを特徴とする。
また、本発明に係る盗難防止装置の一形態において、領域外判定手段により所定の領域外であると判定された場合に、車両の所有者にその旨を通知する判定内容通知手段を有することを特徴とする。
従って、本発明では、バレーパーキングを行う際の駐車場等、車両が所定の領域内を自由に移動することを可能とすると共に、該所定の領域外に出た場合の走行を制限し、車両の盗難や窃盗を防ぐ盗難防止装置を提供することができる。
本発明では、バレーパーキングを行う際の駐車場等、車両が所定の領域内を自由に移動することを可能とすると共に、該所定の領域外に出た場合の走行を制限し、車両の盗難や窃盗を防ぐ盗難防止装置を提供することができる。
図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(本実施の形態に係る盗難防止装置の動作原理)
図1、2を用いて、本実施の形態に係る盗難防止装置の動作原理について説明する。図1は、本実施の形態に係る盗難防止装置100の概要を説明するための図である。
本実施の形態において、盗難防止装置100は車両300に搭載されており、車両300が所定の状態となった場合(例えば、バレーパーキングサービスを受ける場合等、第三者に車両300を貸す場合)に、車両300の動作を制限すると共に、離れた所にいる車両300の所有者に所定の警報を通知する。例えば、図1で示すように、車両300を運転する車両所有者がホテルの玄関に到着し、ベルボーイ等によるバレーパーキングサービスを受ける際に、本発明では、車両300を当ホテルの駐車場内では移動可能とする一方で、当駐車場外へ車両300が移動させられた場合には、車両300の動作を制限して盗難を防止すると共に、離れた場所にいる車両所有者に車両300が駐車場外へ移動した旨の通知を行い、盗難防止に関する注意喚起を行う。
以下では、図2を用いて、盗難防止装置100の動作原理を説明する。盗難防止装置100は、領域設定手段110、車両位置検出手段120、領域外判定手段130、車両動作制限手段140、判定内容通知手段150、記憶装置240、車両位置検出装置250、通信I/F(InterFace)260、入力装置270、ハンドル、エンジン等の車両300が備える種々の装置(被制限装置)290を有する。記憶装置240は、種々のデータを記憶する装置であり、本実施の形態においては、特に地図情報245を有する。車両位置検出装置260は、GPS衛星から送信される電波等を利用して車両300の位置を検出するための装置である。通信I/F260は、他の装置とデータ通信を行うためのインタフェースである。入力装置270は、車両300の所有者等、盗難防止装置100のユーザによる操作を受け付けるための装置である。被制限装置290は、車両300が有する種々の装置(ハンドル、エンジン等)であって、後述する車両動作制限手段140により動作が制限される装置である。
領域設定手段110は、入力装置270からユーザの操作に基づいて、車両300を自由に移動させることができる領域の設定を行う。例えば、バレーパーキングサービスを受ける際に、領域設定手段110は、車両所有者による入力装置270からの処理開始操作を受け付けると共に、車両300を自由に移動させることができる領域(移動可能領域)の設定に関する操作を受け付け、これらの操作に従って当該移動可能領域の設定を行う。ここで、移動可能領域の設定については、ユーザによるキー操作に基づいて設定する形態としても良く、RFID(Radio Frequency IDentification)等の技術を用いた非接触ICカードから当該移動可能領域を特定する情報を読み取って設定する形態としても良い。そして、この移動可能領域は、記憶装置240に記憶される地図情報245と関連付けて設定される。また、上記移動可能領域は、特定の位置(例えば、ユーザが移動可能領域の設定を行う際の現在位置等)から所定の半径距離内の領域とする形態であっても良い。
また、バレーパーキングサービスを受ける際、車両300を駐車場まで移動させるサービス提供者に、車両300のイグニッションキー、電子キーを渡して運転操作をさせる形態としても良く、当該イグニッションキー等を渡す代わりに車両300を動作させるためのパスワードを渡して運転操作をさせる形態としても良い。イグニッションキー、電子キーをサービス提供者へ提供することに代えて、車両300を運転操作するためのパスワードを提供することによって、鍵を第三者に渡すことで生じる車両所有者の心理的不安を低減させることができる。さらに、当該パスワードや電子キーには、車両300を運転操作することのできる有効期限を設定しても良い。有効期限を付加することにより、車両盗難に対するセキュリティを強化することができる。
車両位置検出手段120は、位置検出装置250を用いて車両300の位置を検出した上で、さらに、当該検出した車両位置を地図情報245上で特定する。
領域外判定手段130は、車両位置検出手段120により特定された車両300の位置と、領域設定手段110により設定された移動可能領域とを比較して、車両300の位置が当該移動可能領域の外に有るか否かを判定する。
車両動作制限手段140は、領域外判定手段130により車両300が上記移動可能領域の外にあると判定された場合に、車両300が備える被制限装置290の動作を制限する。例えば、車両動作制限手段140は、ハンドルを操作することができないように動作を制限する形態としても良く、エンジンを停止させ車両300の動作を制限する形態としても良い。こうすることによって、車両300の盗難を防止することができる。また、車両動作制限手段140は、車両300が備えるナビゲーション装置、オーディオ装置の動作を制限する形態としても良く、さらには、車両300の走行に関し速度制限、走行距離制限を課す形態としても良い。また、車両動作制限手段140は、車両300が備えるドアの開閉が車両内からはできないように動作を制限する形態としても良い。こうすることにより、車両300の窃盗犯を車両内に閉じこめることができ、車両盗難を防止する効果を高めることができる。
判定内容通知手段150は、領域外判定手段130により車両300が上記移動可能領域の外にあると判定された場合に、通信I/F260を介して、車両所有者にその旨を通知する。例えば、判定内容通知手段150は、当該車両所有者の携帯電話等にその旨を通知する形態としても良く、車両所有者への通知に加え、警察に車両盗難が発生した旨を通知する形態であっても良い。また、当該通知の経路は、盗難防止装置100から直接車両所有者に通知する形態としても良く、一旦基地局等の外部装置に通知した情報を車両所有者に転送する形態であっても良い。また、判定内容通知手段150は、領域外判定手段130により車両300が上記移動可能領域の外にあると判定された場合に、車両位置検出手段120により特定される車両位置を、当該車両位置を時系列データとして記憶する外部装置に通知する形態としても良い。こうすることによって、車両300が盗難に遭った場合、車両位置の追跡を容易に行うことができる。また、通知する内容は、特定のURL(Uniform Resource Locator)とする形態であっても良く、車両位置を表した図面等を添付する形態であっても良い。
また、領域設定手段110、車両位置検出手段120、領域外判定手段130、判定内容通知手段150、車両位置検出装置250、地図情報245のそれぞれは、車両300が備えるのではなく、車両300とは独立した外部装置が有する形態としても良い。この場合、当該外部装置が備える各手段の処理結果を車両300に通知し、その処理結果を用いて、車両動作制限手段140等車両300の備える各手段が動作する形態としても良い。
以下では、盗難防止装置100による処理の流れを説明する。ここでは、図1で示すように車両300がホテルに到着し、バレーパーキングサービスを受ける場合の処理について考えるものとする。
車両300がホテルの玄関に到着後、バレーパーキングサービスを受ける際に、車両所有者は入力装置270よりバレーパーキングモードの開始操作と移動可能領域の設定情報とを入力し、領域設定手段110がそれらの操作及び設定情報を受け付けると共に、当該移動可能領域を地図情報245と関連付けて設定する。
その後車両所有者は、車両300のエンジンを始動させるためのイグニッションキー、電子キー、パスワード等をサービス提供者へ提供し、当該サービス提供者により車両300は駐車場へと移動される。
バレーパーキングモードの設定後は、車両位置検出手段120が車両300の位置を検出し、当該検出結果と地図情報245を関連付けて車両位置を特定する。そして、領域外判定手段130が車両位置検出手段120により特定された車両位置と領域設定手段110により設定された移動可能領域とを比較して、車両300が当該移動可能領域の外に存在するか否かを判定する。
そして、領域外判定手段130が車両300は当該移動可能領域の外に存在すると判定した場合、車両動作制限手段140が被制限装置290の動作を制限すると共に、判定内容通知手段150が、通信I/F260を介して、車両所有者の携帯電話等にその旨を通知する。
一方、領域外判定手段130が車両300は上記移動可能領域の内に存在すると判定した場合、車両300の動作は制限されず、サービス提供者は車両300を自由に移動させることができる。
本発明では、上記のような処理を行うことで、バレーパーキングを行う際の駐車場等、車両が所定の領域内を自由に移動することを可能とすると共に、該所定の領域外に出た場合の走行を制限し、車両の盗難や窃盗を防ぐ盗難防止装置を提供することができる。
(本実施の形態に係る盗難防止装置のハードウェア構成)
図3を用いて、本実施の形態に係る盗難防止装置のハードウェア構成を説明する。図3は、本実施の形態に係る盗難防止装置100のハードウェア構成の一例を示した図である。盗難防止装置100は、CPU(Central Processing Unit)210、ROM(Read−Only Memory)220、RAM(Ramdom Access Memory)230、HDD(Hard Disk Drive)240、車両位置検出装置250、通信I/F260、入力装置270、表示装置280を有する。
CPU210は、ROM220に記憶されたプログラムを実行する装置で、RAM230に展開(ロード)されたデータを、プログラムの命令に従って演算処理し、盗難防止装置100の全体を制御する。ROM220は、CPU210が実行するプログラムやデータを記憶している。RAM230は、CPU210でROM220に記憶されたプログラムを実行する際に、実行するプログラムやデータが展開(ロード)され、演算の間、演算データを一時的に保持する。HDD240は、基本ソフトウェアであるOS(Operating System)、本実施の形態に係るアプリケーションプログラムや機能拡張用のプラグインなどを、関連するデータとともに記憶する装置である。本実施の形態において、HDD240には車両位置、移動可能領域を特定するための地図情報245を記憶している。
車両位置検出装置250は、車両300の現在位置を検出するための装置であり、GPS受信機、移動距離を検出するための車速センサ、移動方位を検出するための角速度センサ(ジャイロ)、位置計算用CPU等で構成され、車両300の移動距離が移動速度を積分して算出される。そしてGPS受信機は、車両300の現在位置を知るために、上空にあるGPS衛星から時刻データ、衛星の軌道データなどを受信し、GPS受信機に搭載された時計を用いて受発信の時刻差に電波の伝播速度(光速度)を掛けることによって、そのGPS衛星からの距離を検出する。理論上、最低3個のGPS衛星からの距離が検出できれば、空間上の一点を決定することができる。車両位置検出装置250は、GPS衛星から受信する電波を利用した位置検出方法、車載センサを利用した位置検出方法等、複数の位置検出方法を組み合わせて車両300の位置を検出する。
通信I/F260は、通信ネットワークを介して接続された他の通信制御機能を備えた周辺機器と情報(データ)をやり取りするインタフェースである。本実施の形態では、通信I/F260を介して、車両300の所有者に車両位置が移動可能領域外へある旨の通知を行う形態としても良く、当該通知は無線通信ネットワークを用いて行う。
入力装置270は、盗難防止装置100における移動可能領域を設定するための入力を受け付ける装置であり、ハードキーによる入力を受け付ける形態であっても、RFIDを利用した非接触ICカードによる入力を読み取る形態であっても良い。表示装置280は、ハードキーによるキースイッチとLCD(Liquid Crystal Display)とから構成され、盗難防止装置100が有する機能をユーザが利用する際に、各種設定を行うなどのユーザインタフェースとして機能する装置である。また、入力装置270と表示装置280は同一の装置であっても良い。
盗難防止装置100の各手段は、CPU210が、ROM220又はHDD240に記憶された各手段に対応するプログラムを実行することにより実現される形態としても良いし、当該各手段に関する処理をハードウェアで実現する形態としても良い。
(本実施の形態における盗難防止装置による処理例)
図4を用いて、本実施の形態に係る盗難防止装置による処理例を説明する。図4は、本実施の形態に係る盗難防止装置100による処理の一例を示すフローチャートである。
ここでは、図1で示すように、車両300を運転する車両所有者がホテルへ到着した後、バレーパーキングサービスを受ける際の盗難防止装置100による処理例について説明する。
S10で盗難防止装置100が処理を開始する。盗難防止装置100は、車両300のエンジンの始動と共に、その処理を開始する形態としても良く、S20における所定モードの設定が行われたことを以て処理を開始する形態としても良い。
S20でバレーパーキングサービスを受ける場合(S20でYesの場合)、S30で領域設定手段110が、入力装置270から車両所有者によるバレーパーキングモードを始動させる操作を受け付け、当該モードを始動させる。また、S30で領域設定手段110が、バレーパーキングモードにおいて車両300が移動することが許可される範囲(移動可能領域)を設定するための入力を入力装置270から受け付け、当該入力に基づいて移動可能領域を設定する。このとき、移動可能領域は、HDD240に保持される地図情報245と関連付けて設定される。ここで、上記移動可能領域は、移動可能領域を特定するための識別情報を入力することで特定する形態としても良く、RFIDを利用したICカードから識別情報を読み取ることによって特定する形態としても良い。また、上記の移動可能領域は、駐車場のような特定の場所であっても良く、特定の点を中心とし半径の大きさで定まる領域であっても良い。
S20でバレーパーキングサービスを受けない場合(S20でNoの場合)、盗難防止装置100はS20で待機する。
S40で車両位置検出手段120が、車両位置検出装置250を用いて、車両300の位置を検出し、当該検出した位置とHDD240に保持される地図情報245とを関連付けることで、車両300の位置を地図上で特定する。
S50で領域外判定手段130が、車両位置検出手段120により特定された車両300の位置と領域設定手段110により設定した移動可能領域とを比較して、車両位置が移動可能領域の外であるか否かを判定する。
S60で領域外判定手段130により車両300は移動可能領域の外にあると判定した場合(S60でYesの場合)、S70で車両動作制限手段140が、車両300が有する装置の動作を制限すると共に、車両所有者に車両300が移動可能領域外にある旨を通知する。ここで、車両動作制限手段140は、ハンドル等の運転操作をするための装置を操作不能としても良く、車両300のエンジンを停止させても良い。このように、車両300が予め定めた移動可能領域の外に移動した場合、車両300の動作を制限することによって、それ以上車両300を移動可能領域の外へ移動させることは困難となり、車両盗難を防止することができる。
また、車両所有者への通知は、当該所有者が有する携帯電話等に通知する形態であっても良く、車両所有者への通知に代わりあるいは加えて、警察、警備会社へ通知する形態であっても良い。こうすることで、車両300が盗難に遭いそうな場合であっても、即時に然るべき対応を取ることができるため、車両盗難を効果的に防止することができる。そして、S80で盗難防止装置100が処理を終了する。
S60で領域外判定手段130により車両300は移動可能領域の外にあると判定しない場合(S60でNoの場合)、S40で車両位置検出手段120による車両位置検出処理が継続され、車両300の動作に関して制限されることはない。このように、車両300を移動させることを制限付きで許可されたサービス提供者は、車両300が予め定めた移動可能領域の中に有る限り、車両300を自由に移動させることができる。
(総括)
本発明では、バレーパーキングを行う際の駐車場等、車両が所定の領域内を自由に移動することを可能とすると共に、該所定の領域外に出た場合の走行を制限し、車両の盗難や窃盗を防ぐ盗難防止装置を提供することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
本実施の形態に係る盗難防止装置の概要を説明するための図である。 本実施の形態に係る盗難防止装置の動作原理を説明するための図である。 本実施の形態に係る盗難防止装置のハードウェア構成の一例を示すための図である。 本実施の形態に係る盗難防止装置による処理の一例を示すための図である。
符号の説明
100 盗難防止装置
110 領域設定手段
120 車両位置検出手段
130 領域外判定手段
140 車両動作制限手段
150 判定内容通知手段
210 CPU
220 ROM
230 RAM
240 HDD
245 地図情報
250 車両位置検出装置
260 通信I/F
270 入力装置
280 表示装置

Claims (6)

  1. 車両に関し所定の条件が成立した場合に該車両の動作を制限する盗難防止装置であって、
    前記車両の位置を検出する車両位置検出手段と、
    前記車両位置検出手段により検出された前記車両の位置が所定の領域外であるか否かを判定する領域外判定手段と、
    前記領域外判定手段により前記所定の領域外であると判定された場合に、前記車両に関する所定の動作を制限する車両動作制限手段と、を有することを特徴とする盗難防止装置。
  2. 前記所定の条件が成立した場合は、前記車両を第三者に貸す場合であることを特徴とする請求項1に記載の盗難防止装置。
  3. 前記所定の領域は、バレーパーキングサービスによって前記車両を駐車するための駐車場であることを特徴とする請求項1又は2に記載の盗難防止装置。
  4. 前記車両動作制限手段は、前記車両の運転者による運転操作を行うことができないようにすることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の盗難防止装置。
  5. 前記車両動作制限手段は、前記車両のエンジンを停止させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一に記載の盗難防止装置。
  6. 前記領域外判定手段により前記所定の領域外であると判定された場合に、前記車両の所有者にその旨を通知する判定内容通知手段を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一に記載の盗難防止装置。
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