JP5342692B2 - ミシンの糸切り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被縫製物である加工布に縫目を形成する縫製作業を完了した後、継続して他の加工布に次の縫製作業ができるよう、適当な長さを残して上糸及び下糸を切断することができるミシンの糸切り装置に関する。
従来、ミシンを用いて被縫製物である加工布に縫目を形成する縫製作業を完了した時点で、縫製に用いた上糸及び下糸を切断している。切断する場合に、上糸及び下糸を過剰に引き出したときには、他の加工布に行う次の縫製作業の質が低下するという問題があった。
また、被縫製物の仕上げの美しさを維持するため、あるいは縫製作業を完了した時点の処理を効率よく行うためには、上糸及び下糸を、針板の針穴により近い部分で切断することが好ましい。しかし、上糸及び下糸が、あまりに針板の針穴に近い位置で切断してある場合、次の縫製作業時に上糸と下糸とがうまく絡み合うことができず、上糸が縫針の糸通し穴から抜け落ちるおそれもあるという問題点があった。
そこで、適当な長さを残して確実に上糸及び下糸を切断することができるように、縫製作業を完了した時点で自動的に糸を切断することができる糸切断装置が多々開発されている。例えば特許文献1では、第一糸捕捉部材で糸を捕捉した後、第一糸捕捉部材の糸捕捉部と針板の針穴との間に掛け渡された糸を第二糸捕捉部材で捕捉して固定刃まで誘導する糸切断装置が開示されている。特許文献1によれば、針板の針穴により近い部分にて糸を切断することができ、糸が第一糸捕捉部材で折り返されているので、ミシン側に残す切断後の糸の長さを長めに確保することができる。
特開2008−259753号公報
しかし、特許文献1に開示されている糸切断装置では、第一糸捕捉部材の先端に設けてある糸捕捉部が糸の捕捉に失敗することが良く起こっていた。これは、縫製作業を完了した時点で糸が様々な状態であることに起因している。したがって、糸の捕捉に失敗する都度、再度糸の捕捉動作と切断動作とを行う必要があり、手間がかかるという問題点があった。
また、固定刃は、針板の下方に刃が略鉛直方向に立つように設けてある。したがって、刃の一部が欠損する、磨耗が進行する等の障害が発生した場合、周辺の部品を分解して固定刃を交換する必要があり、メンテナンスが煩雑であるという問題点があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、糸を確実に引っ掛けて捕捉し、固定刃まで誘導するミシンの糸切り装置を提供することを目的とする。また、固定刃の交換等のメンテナンスを容易に行うことができるミシンの糸切り装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1発明に係るミシンの糸切り装置は、水平釜と針板の針穴との間に渡された上糸又は下糸の少なくともいずれか一方を切断するミシンの糸切り装置において、糸を引っ掛けるフック部を有し、前記針板の下方にて直線的な往復運動をすることにより、糸を前記水平釜の内釜の周縁部で前記フック部に引っ掛けて捕捉する糸捕捉部材と、該糸捕捉部材にて捕捉した糸を切断する固定刃とを備え、前記水平釜は、前記内釜のボビンを収容するボビン収容部を形成する側壁部の上部の一部に、下方を前記糸捕捉部材が往復運動することが可能な庇部を有し、該庇部の上面に、前記庇部の下方の前記糸捕捉部材が往復運動する領域へと糸を誘導する誘導部材を設けてあることを特徴とする。
また、第2発明に係るミシンの糸切り装置は、第1発明において、前記誘導部材は一又は複数の突起部であり、前記糸捕捉部材の往復運動によって、前記内釜の上部から引き出してある下糸を前記庇部の下方へと誘導するようにしてあることを特徴とする。
また、第3発明に係るミシンの糸切り装置は、第2発明において、前記内釜は、前記庇部の下方に、弾性部材により上方向に付勢された突起部材を有し、前記糸捕捉部材が前記庇部の下方に移動した場合、前記突起部材が押し下げられるようにしてあることを特徴とする。
また、第4発明に係るミシンの糸切り装置は、第1乃至第3発明のいずれか1つにおいて、前記糸捕捉部材は、2枚の板状部材で構成されており、直線的な往復運動をすることにより2枚の前記板状部材の間に設けてある前記固定刃との相対的位置が変動するようにしてあることを特徴とする。
また、第5発明に係るミシンの糸切り装置は、第4発明において、2枚の前記板状部材の間に、前記糸捕捉部材の前記フック部が引っ掛けた糸と交差する方向に前記固定刃を設けてあることを特徴とする。
また、第6発明に係るミシンの糸切り装置は、第1乃至第5発明のいずれか1つにおいて、前記固定刃は、前記糸捕捉部材の往復運動方向と交差する方向に摺動することが可能に設けてあることを特徴とする。
第1発明では、糸捕捉部材は、針板の下方にて直線的な往復運動をする、例えば針板と略平行な方向に直線的な往復運動をすることにより、糸を水平釜の内釜の周縁部でフック部に引っ掛けて捕捉する。糸捕捉部材の往復運動によりフック部に引っ掛けた糸を、糸捕捉部材にて捕捉した状態で固定刃まで誘導して切断する。水平釜は、内釜のボビンを収容するボビン収容部を形成する側壁部の上部の一部に、下方を糸捕捉部材が往復運動することが可能な庇部を有しており、庇部の上面に、庇部の下方の糸捕捉部材が往復運動する領域へと糸を誘導する誘導部材を設けてあることにより、庇部の下方に誘導された糸を、糸捕捉部材のフック部で確実に引っ掛けることができ、糸捕捉部材にて捕捉した状態で固定刃まで誘導することが可能となる。
第2発明では、誘導部材は一又は複数の突起部であり、糸捕捉部材の往復運動によって、内釜の上部から引き出してある下糸を庇部の下方へと誘導する。これにより、糸捕捉部材が往復運動することが可能な庇部の下方に糸を確実に誘導することができるので、糸を糸捕捉部材のフック部で確実に引っ掛けることができ、糸捕捉部材にて捕捉した状態で固定刃まで誘導することが可能となる。
第3発明では、内釜は、庇部の下方に、弾性部材により上方向に付勢された突起部材を有しており、糸捕捉部材が庇部の下方に移動した場合、糸捕捉部材により突起部材が押し下げられる。糸捕捉部材が往復運動し、庇部の下方に移動することにより、下糸は庇部の上面に設けられた突起部と押し下げられた突起部材との間から、庇部の下方へ、そして糸捕捉部材の下部へと誘導される。したがって、下糸は糸捕捉部材のフック部に入り込み、入り込んだ下糸を糸捕捉部材のフック部で確実に引っ掛けることが可能となる。
第4発明では、糸捕捉部材は、2枚の板状部材で構成されており、直線的な往復運動をすることにより2枚の板状部材の間に設けてある固定刃との相対的位置が変動する。これにより、糸捕捉部材のフック部に引っ掛けて捕捉された糸は、2枚の板状部材を跨ぐように引っ掛けられており、2枚の板状部材の間に固定刃を設けてあるので、フック部で引っ掛けられた糸を固定刃で確実に切断することが可能となる。
第5発明では、2枚の板状部材の間に、糸捕捉部材のフック部が引っ掛けた糸と交差する方向に固定刃を設けてあるので、糸捕捉部材の往復運動によりフック部に引っ掛けて捕捉された糸を固定刃まで誘導して確実に切断することが可能となる。
第6発明では、固定刃は、糸捕捉部材の往復運動方向と交差する方向に摺動する、例えば往復運動方向と略直交する方向に摺動することができるので、固定刃の一部が欠損した場合には、欠損していない部分を使用することができるように固定刃を摺動させることにより、固定刃を交換することなく続けて糸の切断に使用することが可能となり、メンテナンス回数を減らすことができる。また、固定刃の交換も容易である。
本発明によれば、水平釜は、内釜のボビンを収容するボビン収容部を形成する側壁部の上部の一部に、下方を糸捕捉部材が往復運動することが可能な庇部を有しており、庇部の上面に、庇部の下方の糸捕捉部材が往復運動する領域へ糸を誘導する誘導部材を設けてあることにより、庇部の下方に誘導された糸を、糸捕捉部材のフック部で確実に引っ掛けることができ、糸捕捉部材にて捕捉した状態で固定刃まで誘導することが可能となる。
本発明の実施の形態に係るミシンの糸切り装置の構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るミシンの糸切り装置の左右方向の面での断面図である。 本発明の実施の形態に係るミシンの水平釜の内釜の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るミシンの糸切り装置の制御ブロック図である。 外釜の回転状態を説明するための平面図である。 縫針が最下点に到達した時点における本発明の実施の形態に係るミシンの糸捕捉部材の状態を示す平面図である。 縫針が最下点に到達した時点における本発明の実施の形態に係るミシンの糸捕捉部材及び縫針の状態を示す、左右方向の面での断面図である。 縫針が最下点から所定高さ上昇した時点における本発明の実施の形態に係るミシンの糸捕捉部材の状態を示す平面図である。 縫針が最下点から所定高さ上昇した時点における本発明の実施の形態に係るミシンの糸捕捉部材及び縫針の状態を示す、左右方向の面での断面図である。 縫針が最下点から所定高さ上昇した時点における本発明の実施の形態に係るミシンの外釜の回転状態を示す平面図である。 外釜の剣先が上糸を引っ掛けた時点(図5(d)の状態)における本発明の実施の形態に係るミシンの糸捕捉部材の状態を示す平面図である。 外釜の剣先が上糸を引っ掛けた時点(図5(d)の状態)における本発明の実施の形態に係るミシンの糸捕捉部材及び縫針の状態を示す、左右方向の面での断面図である。 上糸が内釜、外釜から抜ける位置における本発明の実施の形態に係るミシンの外釜の回転状態を示す平面図である。 糸切り動作直前における本発明の実施の形態に係るミシンの糸捕捉部材の状態を示す平面図である。 糸切り動作直前における本発明の実施の形態に係るミシンの糸捕捉部材及び縫針の状態を示す、左右方向の面での断面図である。 糸捕捉部材を最も水平釜から離れた位置まで移動した時点における本発明の実施の形態に係るミシンの糸捕捉部材の状態を示す平面図である。 糸捕捉部材を最も水平釜から離れた位置まで移動した時点における本発明の実施の形態に係るミシンの糸捕捉部材及び縫針の状態を示す、左右方向の面での断面図である。 糸捕捉部材を最も水平釜から離れた位置まで移動した時点における本発明の実施の形態に係るミシンの外釜の回転状態を示す平面図である。
以下に、本発明の実施の形態に係るミシンの糸切り装置について、その実施の形態を示す図面に基づいて説明する。以下の説明では、ミシンを操作する縫製作業者から見た前後左右を前後方向及び左右方向として説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るミシンの糸切り装置の構成を示す平面図であり、図2は、本発明の実施の形態に係るミシンの糸切り装置の左右方向の面での断面図である。
図1に示すように、本実施の形態に係るミシンの糸切り装置は、水平釜10の内釜21にボビン11を装着して下糸12を供給している。上糸13は、縫針の糸通し穴に挿入されており、縫針の上下動により下糸12と絡み合い、被縫製物である加工布に縫目を形成する。
図2に示すように、縫針2は針板8の針穴9の上方にて上下動することが可能に設けてある。図1に示す上糸13は、縫針2の糸通し穴3に挿入されており、縫針2の上下動により図1に示す下糸12と絡み合う。
また、糸捕捉部材14は、先端が上方へと反り返った先端反り部141を形成してあり、先端反り部141の付け根部分近傍にフック部142を設けてある。フック部142は、左側に向けて曲成された返し部として形成してある。糸捕捉部材14が、針板8の下方にて左右方向(針板8と平行又は略平行な方向)に直線的な往復運動をすることにより、水平釜10と針板8の針穴9との間に渡された上糸13又は下糸12の少なくともいずれか一方をフック部142に引っ掛けて捕捉し、水平釜10の左側に配置してある固定刃15まで誘導して切断する。
なお、本実施の形態では、糸捕捉部材14は二股に形成されている。すなわち、2枚の板状部材を所定の間隔をおいて配置し、先端反り部141の先端のみを接合している。もちろん、先端反り部141を接合していなくても良いし、単一の部材で糸捕捉部材14を形成していても良い。
また、糸捕捉部材14の2枚の板状部材の間に、固定刃15を設けてある。これにより、糸捕捉部材14が左右方向に直線的な往復運動をした場合、2枚の板状部材の間に設けてある固定刃15との相対的位置が変動する。フック部142で引っ掛けられた糸は、2枚の板状部材を跨ぐように引っ掛けられているので、2枚の板状部材の間に固定刃15を設けてあることにより、フック部142で引っ掛けられた糸を確実に固定刃15で切断することが可能となる。
本実施の形態では、2枚の板状部材の間に、糸捕捉部材14のフック部142が引っ掛けた糸と交差する方向に固定刃15を設けてあるので、例えば固定刃15を略水平方向に配置し、上方からネジ止め等して固定することもできるので、固定刃15の交換等のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、固定刃15を板状部材等で挟み込んで固定することで、糸捕捉部材14の往復運動方向と交差する方向(略直交する方向)に固定刃15を摺動することもできる。このようにしておくことで、固定刃15の一部が欠損した場合には、欠損していない部分を使用することができるように固定刃15を摺動させることで、固定刃15を交換することなく、続けて糸の切断をすることができる。したがって、固定刃15の交換頻度が減少し、メンテナンス回数を減らすことができる。
水平釜10は、図示しないミシンのベッド部の先端側(左側)の内部であって、図示しない針駆動機構による縫針2の針落ち位置の近傍に配置されており、鉛直方向に設けられた図示しない釜軸を中心に回転することができる。すなわち水平釜10は、回転することが可能な外釜22と、外釜22の内部に嵌め入れることが可能な、回転しない内釜21とを備えている。
外釜22は、縫針2を上下動させる主軸(図示せず)の2倍の回転速度、すなわち2倍の回転数で回転し、縫針2が1回上下動する間に外釜22が2回転する。また、内釜21の内部には、下糸12が巻かれたボビン11を、交換かつ回転自在に装着することができる。水平釜10の上部は開放されており、ボビン11から引き出される下糸12が所定の下糸経路に沿って供給され、上糸13と絡み合うことで縫目が形成される。
図3は、本発明の実施の形態に係るミシンの水平釜10の内釜21の構成を示す斜視図である。本実施の形態に係るミシンの水平釜10は、内釜21のボビン11を収容するボビン収容部を形成する側壁部の上部の一部に、下方を糸捕捉部材14が往復運動することが可能な庇部24を設けてあり、庇部24の上面に、庇部24の下方の糸捕捉部材14が往復運動する領域へと糸を誘導する誘導部材26を設けてある点で従来と相違する。
すなわち、誘導部材26として、内釜21の庇部24の上面に突起部261、262を設けてあり、他の部分より高くしてある。下糸12は、誘導部材26である突起部261に引っ掛かり、庇部24の下方へと誘導される。これにより、庇部24の下方を往復運動することが可能な糸捕捉部材14は、庇部24の下方へ誘導された下糸12をフック部142で確実に引っ掛けて捕捉することができ、捕捉した状態で下糸12を固定刃15まで誘導することが可能となる。
また、内釜21の上面には、庇部24の下方に、弾性部材28により上方向に付勢された突起部材27が設けてある。図3では、弾性部材28は板ばね状に形成してあるが、上方向に付勢することができる構成であれば特に限定されるものではない。
突起部材27が存在することにより、庇部24の下方へ誘導された下糸12は、突起部材27に接触するので、庇部24の下方から外れることなく、庇部24の上面に設けられた誘導部材26である突起部261、262と突起部材27との間に保持され、糸捕捉部材14の下部へと誘導される。糸捕捉部材14が庇部24の下方へ移動した場合、先端反り部141が接触することにより突起部材27は下方へ押し下げられる。しかし、先端反り部141が庇部24の下方へと移動することにより、庇部24の下方へ、そして糸捕捉部材14の下部へと誘導されていた下糸12、及び縫針2の上下動により下糸12と絡み合っている上糸13は、庇部24の下方から外れることがないので、フック部142が下糸12及び上糸13を確実に通過し、糸捕捉部材14が引き戻される時点で確実にフック部142に引っ掛けて捕捉することが可能となる。
図4は、本発明の実施の形態に係るミシンの糸切り装置の制御ブロック図である。図4に示すように、制御部50は、後述する各種の動作制御及び処理を行うための各種のプログラム、各種の縫製を行うための縫製データ、及びその他の各種設定データを記憶するROM52と、ROM52に記憶された各種のプログラムを実行するCPU51と、各種のプログラムの実行に際して作業領域となるRAM53と、CPU51、ROM52及びRAM53とバスを介して接続された入力インタフェース54及び出力インタフェース55と、各種の駆動回路56、56、・・・とを備えている。
入力インタフェース54は、ミシンの起動、停止、縫製の模様選択、速度設定等の信号の入力を受け付け、入力を受け付けた信号をCPU51に伝達する。出力インタフェース55は、駆動回路56、56、・・・に対してCPU51の指令に従い所定の動作制御を行うための信号を伝達する。
制御部50は、入力を受け付けた信号に応じて、CPU51がROM52に記憶された各種のプログラムに基づき、RAM53を作業領域として演算処理を行い、演算結果に応じた出力信号を各種のアクチュエータに出力することで各アクチュエータを駆動して動作を制御する。例えば糸捕捉部材14の駆動源となるアクチュエータを、所定のタイミングで正転方向又は逆転方向に駆動させることにより、糸捕捉部材14が所定のタイミングで直線的な往復運動をする。
なお、糸捕捉部材14の駆動源としては、例えば図示しないステッピングモータを用いることが好ましい。適当なリンク機構、例えばスライダリンク機構等を用いることで、ステッピングモータの回転運動を直線的な往復運動に変換し、糸捕捉部材14の往復運動を精緻に制御することができるからである。もちろん、カムリンク等の他の機構を用いても良い。
糸捕捉部材14の駆動源であるステッピングモータは、縫針2を上下動させる駆動源でもあり、外釜22を回転させる主動モータ(図示せず)等と連動して動作する。主動モータ及びステッピングモータの駆動量は、往復運動による移動量に対応するパルス数を事前に求めておき、制御部50の記憶部であるROM52に記憶しておく。これにより、糸捕捉部材14の往復運動と、縫針2の上下動、すなわち外釜22の回転運動とをリンクさせることができる。
以下、糸捕捉部材14の往復運動と、外釜22の回転運動との関係を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図2では、縫針2が最上点から数mm下がった時点における糸捕捉部材14及び縫針2の状態を示している。縫針2が最上点から数mm下降した位置を開始点として、縫針2の上下動に伴って外釜22が回転する。
まず、縫針2が開始点から最下点まで下降するにつれて、外釜22はおよそ1回転する。図5は、外釜22の回転状態を示す平面図であり、図5(a)は縫針2が最上点に位置する場合の外釜22の状態を、図5(b)は縫針2が最上点から数mm下降した開始点に位置する場合の外釜22の状態を、図5(c)は縫針2が最下点に位置する場合の外釜22の状態を、図5(d)は外釜22の剣先25が上糸13を引っ掛けた時点での外釜22の状態を、それぞれ示している。
まず、図5(a)に示す位置に剣先25が位置するよう、縫針2を最上点まで上昇させておき、縫針2を最上点から数mm下がった開始点まで下降させることにより、外釜22の剣先25は、図5(b)に示す位置まで矢印方向(上方から見て反時計回り)に回転する。
そして、縫針2を最下点まで下降させることにより、剣先25は、図5(c)に示す位置まで矢印方向(上方から見て反時計回り)に回転する。剣先25の位置は、図5(a)に示す位置と同一であり、1回転したことになる。なお、外釜22の剣先25は、図5(d)に示す位置まで回転した時点で上糸13を引っ掛ける。
縫針2を最下点まで下降させた状態で停止させ、糸捕捉部材14を庇部24の下方へ移動する。図6は、縫針2が最下点に到達した時点における本発明の実施の形態に係るミシンの糸捕捉部材14の状態を示す平面図であり、図7は、縫針2が最下点に到達した時点における本発明の実施の形態に係るミシンの糸捕捉部材14及び縫針2の状態を示す、左右方向の面での断面図である。
下糸12は、内釜21の庇部24の下方から針板8の針穴9へと誘導されている。糸捕捉部材14が庇部24の下方へと移動することにより、糸捕捉部材14の先端反り部141は、誘導された下糸12と確実に出会うことができる。下糸12は、糸捕捉部材14の下部へと誘導される。
すなわち、糸捕捉部材14の先端反り部141は、糸捕捉部材14が庇部24の下方へと移動することにより、弾性部材28の付勢力に抗して、突起部材27を押し下げる。これにより、下糸12は、庇部24の上面に設けられた誘導部材26である突起部261、262と押し下げられた突起部材27との間から、庇部24の下方へ、そして糸捕捉部材14の下部へと誘導される。
次に、縫針2を最下点にて維持したまま、糸捕捉部材14を数mm左方向(水平釜10から離れる方向)へ引き戻した後、縫針2を上昇させる。糸捕捉部材14は引き戻した位置のままである。
図8は、縫針2が最下点から所定の高さ上昇した時点における本発明の実施の形態に係るミシンの糸捕捉部材14の状態を示す平面図であり、図9は、縫針2が最下点から所定の高さ上昇した時点における本発明の実施の形態に係るミシンの糸捕捉部材14及び縫針2の状態を示す、左右方向の面での断面図である。また、図10は、縫針2が最下点から所定の高さ上昇した時点における本発明の実施の形態に係るミシンの外釜22の回転状態を示す平面図である。
図10に示す外釜22の剣先25は、縫針2を最下点から所定の高さ上昇させ、外釜22の回転中心と縫針2とを結ぶ延長線上、すなわち針板8の針穴9の直下に位置する。したがって、剣先25は、針板8の針穴9近傍でループ状となっている上糸13を引っ掛け、剣先25に引っ掛けられた上糸13は、外釜22の回転に伴って内釜21に潜り込む。一方が内釜21に潜り込んだ上糸13の上側の糸は、内釜21の上面を移動する。
図11は、外釜22の剣先25が上糸13を引っ掛けた時点(図5(d)の状態)における本発明の実施の形態に係るミシンの糸捕捉部材14の状態を示す平面図であり、図12は、外釜22の剣先25が上糸13を引っ掛けた時点(図5(d)の状態)における本発明の実施の形態に係るミシンの糸捕捉部材14及び縫針2の状態を示す、左右方向の面での断面図である。
図12に示すように、剣先25によって引っ掛けられた上糸13は、外釜22の回転に伴って内釜21に潜り込む。一方、図10及び図11に示すように、上糸13の上側の糸は、内釜21の上面を、外釜22の回転に沿って移動する。
縫針2がさらに上昇し、最上点手前まで上昇した場合、左右方向に移動することが可能な、上方に設けてある図示しない天秤が最も左側から右方向へ移動することにより、上糸13が糸ゴマから繰り出される。天秤を適切なタイミングで所定量移動させることにより、所定量の上糸13を繰り出すことができ、上糸13が縫針2の糸通し穴3から抜け落ちること等を未然に防止することができる。
また、図13は、上糸13が外釜22から抜ける時点における本発明の実施の形態に係るミシンの外釜22の回転状態を示す平面図である。図13に示す位置まで外釜22が回転した場合、外釜22の糸抜け部221と内釜21の糸抜け部211とが一致する。これにより、外釜22の剣先25に引っ掛けられた上糸13は、内釜21に潜り込み、糸抜け部221(211)において、上糸13が外釜22から抜ける。外釜22から抜けることにより弛んだ上糸13の量(長さ)は、内釜21に潜り込んだ量(長さ)だけ弛んだ状態となる。内釜21に潜り込み、外釜22から抜けることにより弛んだ上糸13は、糸抜け部221(211)側に存在するので、糸捕捉部材14のフック部142で確実に引っ掛けることができる。
次に、外釜22が停止した状態で、糸捕捉部材14を引き戻す。これにより、糸抜け部221(211)側に存在する弛んだ上糸13はフック部142で引っ掛けられ、固定刃15の手前まで誘導される。このとき、外釜22から抜けた上糸13は、内釜21に潜り込んだ量だけ弛んだ状態で固定刃15の手前まで誘導される。同時に、下糸12も、内釜21の庇部24の上面に設けられた誘導部材26である突起部262に引っ掛かり、下糸12の残量を確保した状態で、固定刃15の手前まで誘導される。
この状態で、上方に設けてある図示しない天秤を右方向へ移動することにより、糸ゴマから上糸13が繰り出されるだけで、糸が切断されたときであっても上糸13は縫針2の糸通し穴3から抜け落ちることがなく、継続して次の縫製作業を行うことができる。
また、図14は、糸切り動作直前における本発明の実施の形態に係るミシンの糸捕捉部材14の状態を示す平面図であり、図15は、糸切り動作直前における本発明の実施の形態に係るミシンの糸捕捉部材14及び縫針2の状態を示す、左右方向の面での断面図である。
図11と図14、及び図12と図15とを比較すればわかるように、糸捕捉部材14のフック部142が上糸13及び下糸12を引っ掛けた状態で、フック部142に引っ掛けられた上糸13が固定刃15の手前まで移動している。この状態で、フック部142で引っ掛けられた上糸13が縫針2の糸通し穴3から抜け落ちることがないよう、上方に設けてある図示しない天秤を最も右方向へと移動することにより、糸ゴマから所定量の上糸13を繰り出すことができる。
そして、糸捕捉部材14を最も左、すなわち水平釜10から最も離れた位置まで移動し、フック部142に引っ掛けて捕捉し、誘導してきた上糸13及び下糸12は、固定刃15により切断される。図16は、糸捕捉部材14を水平釜10から最も離れた位置まで移動した時点における本発明の実施の形態に係るミシンの糸捕捉部材14の状態を示す平面図であり、図17は、糸捕捉部材14を水平釜10から最も離れた位置まで移動した時点における本発明の実施の形態に係るミシンの糸捕捉部材14及び縫針2の状態を示す、左右方向の面での断面図である。また、図18は、糸捕捉部材14を水平釜10から最も離れた位置まで移動した時点における本実施の形態に係るミシンの外釜22の回転状態を示す平面図である。
図16乃至図18に示すように、糸捕捉部材14は、上糸13及び下糸12を、フック部142に引っ掛けて捕捉した状態で、フック部142が固定刃15を通過する位置まで移動する。これにより、誘導された上糸13及び下糸12が固定刃15で切断される。上糸13の残量は、上方に設けてある図示しない天秤を最も右方向へ移動させることにより所定量確保されているので、上糸13が縫針2の糸通し穴3から抜け落ちることがない。したがって、そのまま継続して他の加工布に次の縫製作業を行うことができるよう、適当な長さを残して上糸13及び下糸12を切断して、継続して次の縫製作業を行うことが可能となる。
以上のように本実施の形態によれば、水平釜10は、内釜21のボビン11を収容するボビン収容部を形成する側壁部の上部の一部に、下方を糸捕捉部材14が往復運動することが可能な庇部24を有しており、庇部24の上面に、庇部24の下方へ糸を誘導する誘導部材26を設けてあることにより、庇部24の下方に誘導された糸を、糸捕捉部材14のフック部142で確実に引っ掛けることができ、糸捕捉部材14にて捕捉した状態で固定刃15まで誘導することが可能となる。また、固定刃15の一部が欠損した場合であっても、固定刃15を摺動させることにより交換することなく、欠損していない部分を使用して続けて糸の切断をすることができ、メンテナンス回数を減らすことが可能となる。
なお、本実施の形態に係るミシンの糸切り装置は、上糸13及び下糸12の両方を切断することに限定されるものではなく、途中でいずれか一方がなくなった場合等であっても、上糸13だけ、又は下糸12だけを切断することも可能である。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において上記実施の形態に種々の変更を付加した形態で実施することが可能である。
2 縫針
3 糸通し穴
8 針板
9 針穴
10 水平釜
11 ボビン
14 糸捕捉部材
15 固定刃
21 内釜
22 外釜
24 庇部
26 誘導部材
27 突起部材
28 弾性部材
141 先端反り部
142 フック部
261、262 突起部

Claims (6)

  1. 水平釜と針板の針穴との間に渡された上糸又は下糸の少なくともいずれか一方を切断するミシンの糸切り装置において、
    糸を引っ掛けるフック部を有し、前記針板の下方にて直線的な往復運動をすることにより、糸を前記水平釜の内釜の周縁部で前記フック部に引っ掛けて捕捉する糸捕捉部材と、
    該糸捕捉部材にて捕捉した糸を切断する固定刃と
    を備え、
    前記水平釜は、
    前記内釜のボビンを収容するボビン収容部を形成する側壁部の上部の一部に、下方を前記糸捕捉部材が往復運動することが可能な庇部を有し、該庇部の上面に、前記庇部の下方の前記糸捕捉部材が往復運動する領域へと糸を誘導する誘導部材を設けてあることを特徴とするミシンの糸切り装置。
  2. 前記誘導部材は一又は複数の突起部であり、前記糸捕捉部材の往復運動によって、前記内釜の上部から引き出してある下糸を前記庇部の下方へと誘導するようにしてあることを特徴とする請求項1記載のミシンの糸切り装置。
  3. 前記内釜は、前記庇部の下方に、弾性部材により上方向に付勢された突起部材を有し、前記糸捕捉部材が前記庇部の下方に移動した場合、前記突起部材が押し下げられるようにしてあることを特徴とする請求項2記載のミシンの糸切り装置。
  4. 前記糸捕捉部材は、2枚の板状部材で構成されており、直線的な往復運動をすることにより2枚の前記板状部材の間に設けてある前記固定刃との相対的位置が変動するようにしてあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のミシンの糸切り装置。
  5. 2枚の前記板状部材の間に、前記糸捕捉部材の前記フック部が引っ掛けた糸と交差する方向に前記固定刃を設けてあることを特徴とする請求項4記載のミシンの糸切り装置。
  6. 前記固定刃は、前記糸捕捉部材の往復運動方向と交差する方向に摺動することが可能に設けてあることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のミシンの糸切り装置。
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