JP5339977B2 - ショックアブソーバ - Google Patents
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Description
[実施例1に係るショックアブソーバの全体構成]
図1は、実施例1に係るショックアブソーバの全体構成を示す断面図、図2は、実施例1に係るショックアブソーバのピストン周辺を示す要部拡大図、図3は、実施例1に係るショックアブソーバの構成要素であるピストンストッパの斜視図、図4は、実施例1に係るピストンストッパの四面図であり、図4(A)はピストンストッパを裏側から視た平面図、図4(B)は図4(A)に示すピストンストッパの右側面図、図4(C)はピストンストッパの正面図、図4(D)はピストンストッパを表側から視た平面図、図5は、実施例1に係るピストンストッパの断面図であり、図5(A)は図4(C)に示すAA線で切断し矢視方向に視た断面図、図5(B)は図4(A)に示すBB線で切断し矢視方向に視た断面図、図5(C)は図4(A)に示すCC線で切断し矢視方向に視た断面図、図6(A)は、実施例1に係るピストンストッパを、シリンダ内に取り付ける際の工程を示す説明図、図6(B)は、シリンダ内における所定の位置にピストンストッパが組み込まれた状態を示す説明図である。
[ショックアブソーバの基本動作]
負荷からの押し込み力を受けたピストンロッド17が反負荷側に退避移動(下降)して、シリンダ13内に押し込められていくと、それに連動して、ピストン15がシリンダ13における反負荷側に退避移動(下降)する。このとき、ピストン15に設けられた弁29は閉止しており、複数の還流孔15aにおける粘性流体の流通は完全に遮断されている。これにより、ピストン15の退避移動速度は最大に減速される。従って、ショックアブソーバ11は、最大の能力を発揮しつつ負荷を緩衝する。
[実施例1に係るショックアブソーバの作用効果]
本発明実施例1に係るショックアブソーバ11では、図2及び図6(B)に示すように、ピストンストッパ19の構成部材である弾性爪45が、シリンダ13の内周壁に刻設された周回溝35に係合することで、ピストンストッパ19の軸線方向における移動が拘束されている。このとき、ピストンロッド17を介して負荷からの引っ張り力がピストン15に作用すると、この引っ張り力をピストンストッパ19の当接面41aで受けるが、前述のように、ピストンストッパ19の軸線方向における移動は拘束されている。従って、所要の位置(周回溝35の刻設位置)にピストン15を確実に停止させることができる。
[実施例2に係るショックアブソーバの全体構成]
図7は、実施例2に係るショックアブソーバの全体構成を示す断面図、図8は、実施例2に係るショックアブソーバのピストン周辺を示す要部拡大図、図9は、実施例2に係るショックアブソーバの構成要素であるピストンストッパの斜視図、図10は、実施例2に係るピストンストッパの四面図であり、図10(A)はピストンストッパを裏側から視た平面図、図10(B)は図10(A)に示すピストンストッパの右側面図、図10(C)はピストンストッパの正面図、図10(D)はピストンストッパを表側から視た平面図、図11は、実施例2に係るピストンストッパの断面図であり、図11(A)は図10(C)に示すDD線で切断し矢視方向に視た断面図、図11(B)は図10(A)に示すEE線で切断し矢視方向に視た断面図、図11(C)は図10(A)に示すFF線で切断し矢視方向に視た断面図、図12は、実施例2に係るピストンストッパを、シリンダ内に取り付ける際の工程を示す説明図である。
[実施例2に係るショックアブソーバの作用効果]
本発明実施例2に係るショックアブソーバ51では、図8及び図12に示すように、ピストンストッパ53の構成部材である弾性爪55の傾斜突部55aが、シリンダ13の内周壁に刻設された周回溝35の傾斜受止部35aに係合することで、ピストンストッパ19の軸線方向における移動が強固に拘束されている。このとき、ピストンロッド17を介して負荷からの引っ張り力がピストン15に作用すると、この引っ張り力をピストンストッパ19の当接面41aで受けるが、前述のように、ピストンストッパ53の軸線方向における移動は強固に拘束されている。従って、所要の位置(周回溝35の刻設位置)にピストン15を確実に停止させることができる。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うショックアブソーバもまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
13 シリンダ(実施例1〜5)
13a 開口端(実施例1〜5)
13b 底壁(実施例1〜5)
13c 係止孔(実施例1〜5)
13d 第1流体室(実施例1〜5)
13e 第2流体室(実施例1〜5)
15 ピストン(実施例1〜5)
15a 還流孔(実施例1〜5)
15b 規制部材(実施例1〜5)
17 ピストンロッド(実施例1〜5)
19 ピストンストッパ(実施例1)
21 受け部(実施例1〜5)
23 バネ部材(実施例1〜5)
25 バネ受け座金(実施例1〜5)
25a 挿通孔(実施例1〜5)
27 シール部材(実施例1〜5)
27a 基部(実施例1〜5)
27b 第1舌片(実施例1〜5)
27c第2舌片(実施例1〜5)
29 弁(実施例1〜5)
31 蓄液室(実施例1〜5)
33 蓋体(実施例1〜5)
33a 挿通用通孔(実施例1〜5)
35 周回溝(実施例1〜5)
35a 周回溝の傾斜受止部(実施例2)
41 突当部(実施例1〜5)
41a 当接面(実施例1〜5)
41b 貫通孔(実施例1〜5)
43 案内部(実施例1〜5)
45 弾性爪(実施例1)
45a 孤立片(実施例1〜5)
45b 基端部(実施例1〜5)
45c 当接部分(実施例1)
47 切り欠き部(実施例1〜5)
49 突起部(実施例1〜5)
51 ショックアブソーバ(実施例2)
53 ピストンストッパ(実施例2)
55 弾性爪(実施例2)
55a 傾斜突部(実施例2)
61 ショックアブソーバ(実施例3)
63 ダブルチューブ構造のシリンダ
71 ピストンストッパ(実施例4)
73 弾性爪(実施例4)
81 ピストンストッパ(実施例5)
83 弾性爪(実施例5)
85 腕部(実施例5)
Claims (5)
- 粘性流体が封止されるシリンダと、
前記シリンダ内に摺動自在に設けられるピストンと、
前記ピストンに連結されて該ピストンに負荷からの力を伝えるピストンロッドと、
を備え、
前記シリンダの内周壁に溝部を設け、
前記ピストンが突き当たる突当部と、当該突当部に開設されて前記ピストンロッドが貫通する貫通孔と、前記シリンダの外周方向に弾発付勢されて前記溝部に係合する弾性爪と、を有し、前記ピストンが前記突当部に突き当たることで該ピストンを停止させるピストンストッパを、前記シリンダ内に設け、
前記弾性爪の背面側に突起部を設け、
前記ピストンが前記突当部に突き当てられたとき、該ピストンの外周壁が前記弾性爪の前記突起部に当接することによって、前記シリンダの内周方向への当該弾性爪の倒れ移動が阻止されている、
ことを特徴とするショックアブソーバ。 - 粘性流体が封止されるシリンダと、
前記シリンダ内に摺動自在に設けられるピストンと、
前記ピストンに連結されて該ピストンに負荷からの力を伝えるピストンロッドと、
を備え、
前記シリンダの内周壁に溝部を設け、
前記ピストンが突き当たる突当部と、当該突当部に開設されて前記ピストンロッドが貫通する貫通孔と、前記シリンダの外周方向に弾発付勢されて前記溝部に係合する弾性爪と、を有し、前記ピストンが前記突当部に突き当たることで該ピストンを停止させるピストンストッパを、前記シリンダ内に設け、
前記ピストンストッパは、前記シリンダの内径よりも僅かに小さい略円板状に形成された前記突当部と、当該突当部の周縁から前記ピストン側に延びる案内部と、を備え、
前記弾性爪は、前記案内部から前記当接部にわたり切り欠くことによって形成されている、
ことを特徴とするショックアブソーバ。 - 請求項1又は2記載のショックアブソーバであって、
前記弾性爪の先端部分に、前記負荷側を指向する傾斜突部を設け、
前記溝部に、前記傾斜突部を受け止める受止部を設けた、
ことを特徴とするショックアブソーバ。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のショックアブソーバであって、
前記貫通孔は、前記ピストンロッドをその軸線方向に摺動案内するように形成されている、
ことを特徴とするショックアブソーバ。 - 請求項1記載のショックアブソーバであって、
前記ピストンストッパは、前記シリンダの内径よりも僅かに小さい略円板状に形成された前記突当部と、当該突当部の周縁から前記ピストン側に延びる案内部と、を備え、
前記弾性爪は、前記案内部から前記当接部にわたり切り欠くことによって形成されている、
ことを特徴とするショックアブソーバ。
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JP2009062263A JP5339977B2 (ja) | 2009-03-16 | 2009-03-16 | ショックアブソーバ |
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JP2009062263A JP5339977B2 (ja) | 2009-03-16 | 2009-03-16 | ショックアブソーバ |
Publications (2)
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JP2010216531A JP2010216531A (ja) | 2010-09-30 |
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JP2009062263A Active JP5339977B2 (ja) | 2009-03-16 | 2009-03-16 | ショックアブソーバ |
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