JPH0544764A - シヨツクアブソ−バ - Google Patents
シヨツクアブソ−バInfo
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- JPH0544764A JPH0544764A JP3103360A JP10336091A JPH0544764A JP H0544764 A JPH0544764 A JP H0544764A JP 3103360 A JP3103360 A JP 3103360A JP 10336091 A JP10336091 A JP 10336091A JP H0544764 A JPH0544764 A JP H0544764A
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- Japan
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- liquid
- shock absorber
- casing
- guide member
- movable guide
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- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 title claims description 22
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- 208000032368 Device malfunction Diseases 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/06—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using both gas and liquid
- F16F9/064—Units characterised by the location or shape of the expansion chamber
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/34—Special valve constructions; Shape or construction of throttling passages
- F16F9/346—Throttling passages in the form of slots arranged in cylinder walls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/36—Special sealings, including sealings or guides for piston-rods
- F16F9/362—Combination of sealing and guide arrangements for piston rods
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/48—Arrangements for providing different damping effects at different parts of the stroke
- F16F9/49—Stops limiting fluid passage, e.g. hydraulic stops or elastomeric elements inside the cylinder which contribute to changes in fluid damping
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/50—Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics
- F16F9/52—Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics in case of change of temperature
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/58—Stroke limiting stops, e.g. arranged on the piston rod outside the cylinder
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Special Conveying (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 緊急時、非常時等における使用を可能とす
る。構造を簡単にする。 【構成】ピストン4により容積可変に区分される2つの
液体室3a,3bを形成すると共に、この2つの液体室
3a,3b間で液体移動を可能とするための液体通路6
を設ける。さらに、ケーシング2内に、液密に往復動す
る可動ガイド部材8を配設し、この可動ガイド部材8と
作動ロッド5に突設したフランジ部7との間に復帰スプ
リング9を配設する。復帰スプリング9により作動ロッ
ド5と可動ガイド部材8との双方の復帰動作が可能とな
る。アキュムレータが不要であるため、緊急時等におけ
る使用が可能となる。
る。構造を簡単にする。 【構成】ピストン4により容積可変に区分される2つの
液体室3a,3bを形成すると共に、この2つの液体室
3a,3b間で液体移動を可能とするための液体通路6
を設ける。さらに、ケーシング2内に、液密に往復動す
る可動ガイド部材8を配設し、この可動ガイド部材8と
作動ロッド5に突設したフランジ部7との間に復帰スプ
リング9を配設する。復帰スプリング9により作動ロッ
ド5と可動ガイド部材8との双方の復帰動作が可能とな
る。アキュムレータが不要であるため、緊急時等におけ
る使用が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種機器の可動部にお
ける停止用あるいは移送物体の停止用として用いられる
ショックアブソーバに関し、特に該可動物体等の暴走時
等、緊急時や非常時に用いられるショックアブソーバに
関する。
ける停止用あるいは移送物体の停止用として用いられる
ショックアブソーバに関し、特に該可動物体等の暴走時
等、緊急時や非常時に用いられるショックアブソーバに
関する。
【0002】
【従来の技術】通常用いられているショックアブソーバ
は、図3に示すように、密封された液体の抵抗を利用す
るものである。かかるショックアブソーバ11において
は、液体室12内に侵入する作動ロッド13及びピスト
ン15の体積分に相当する液体を吸収するため、液体室
12又はこれに連通する部屋17にアキュムレータ14
が配設されている。そして、通常このアキュムレータ1
4としては、単一発泡の柔軟なゴム製のものが使用され
る。
は、図3に示すように、密封された液体の抵抗を利用す
るものである。かかるショックアブソーバ11において
は、液体室12内に侵入する作動ロッド13及びピスト
ン15の体積分に相当する液体を吸収するため、液体室
12又はこれに連通する部屋17にアキュムレータ14
が配設されている。そして、通常このアキュムレータ1
4としては、単一発泡の柔軟なゴム製のものが使用され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
アキュムレータ14は、ゴム材質により構成されている
ため、使用又は保存温度が100℃以上になると空気膨
張により独立気泡室が破壊される。また、0℃以下では
独立気泡室の隔壁が硬化して脆弱となり柔軟性を失い高
圧を受けると破壊され易くなり、アキュムレータとして
機能しなくなることがある。したがって、その使用範囲
には限界があり、各種制御機器の暴走時等の非常時にお
いて、環境温度が高温となった場合、あるいは異常に低
温となった場合においては、上記したショックアブソー
バ11は使用できないという問題があった。
アキュムレータ14は、ゴム材質により構成されている
ため、使用又は保存温度が100℃以上になると空気膨
張により独立気泡室が破壊される。また、0℃以下では
独立気泡室の隔壁が硬化して脆弱となり柔軟性を失い高
圧を受けると破壊され易くなり、アキュムレータとして
機能しなくなることがある。したがって、その使用範囲
には限界があり、各種制御機器の暴走時等の非常時にお
いて、環境温度が高温となった場合、あるいは異常に低
温となった場合においては、上記したショックアブソー
バ11は使用できないという問題があった。
【0004】また、緊急事態が発生することは極めて稀
であり、そのために用いられるショックアブソーバとし
ては、特に安価に製造できるものが望まれる。しかる
に、上記従来のショックアブソーバ11には、このアキ
ュムレータ14のほか、作動ロッド13の復帰用リター
ンスプリング16を配設するための蓋部材18等を必要
とし、部品点数が多く、製造コストがかさむという問題
もあった。
であり、そのために用いられるショックアブソーバとし
ては、特に安価に製造できるものが望まれる。しかる
に、上記従来のショックアブソーバ11には、このアキ
ュムレータ14のほか、作動ロッド13の復帰用リター
ンスプリング16を配設するための蓋部材18等を必要
とし、部品点数が多く、製造コストがかさむという問題
もあった。
【0005】本発明は上記した課題を解決するためにな
されたものであり、構造が簡単でかつ安価に製造でき、
緊急時、非常時等に用いるのに適するショックアブソー
バを提供することを目的とする。
されたものであり、構造が簡単でかつ安価に製造でき、
緊急時、非常時等に用いるのに適するショックアブソー
バを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため本発明のショックアブソーバは、液体室内で往復動
可能なピストンに液体の抵抗を作用させることにより、
一部がケーシング外へ突出して配設された作動ロッドへ
の衝撃を緩和するように設けたショックアブソーバにお
いて、前記ピストンを境として容積可変に区分される二
つの液体室間で液体の移動を可能とするための液体通路
と、前記ケーシング内で液密に往復動可能に配設されて
液体室の可動隔壁を形成するとともに、作動ロッドを摺
動可能に挿通支持する可動ガイド部材と、前記作動ロッ
ドのケーシング外へ突出している部分の任意位置に突設
されたフランジ部と前記可動部材との間に配設された復
帰スプリングと、を有することを特徴とする。
ため本発明のショックアブソーバは、液体室内で往復動
可能なピストンに液体の抵抗を作用させることにより、
一部がケーシング外へ突出して配設された作動ロッドへ
の衝撃を緩和するように設けたショックアブソーバにお
いて、前記ピストンを境として容積可変に区分される二
つの液体室間で液体の移動を可能とするための液体通路
と、前記ケーシング内で液密に往復動可能に配設されて
液体室の可動隔壁を形成するとともに、作動ロッドを摺
動可能に挿通支持する可動ガイド部材と、前記作動ロッ
ドのケーシング外へ突出している部分の任意位置に突設
されたフランジ部と前記可動部材との間に配設された復
帰スプリングと、を有することを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明にかかるショックアブソーバを
図1及び図2に示した一実施例に従ってさらに詳細に説
明する。1は本実施例にかかるショックアブソーバであ
り、2はケーシングである。ケーシング2は、一端2a
が開口され他端に底壁部2bを有する有底筒状に形成さ
れており、その内部には、該底壁部2b、周壁部2c及
び後述の可動ガイド部材8とにより仕切形成される液体
室3を有している。なお、かかる液体室3には、例え
ば、シリコンオイル等の粘性抵抗の高い液体物質が充填
される。
図1及び図2に示した一実施例に従ってさらに詳細に説
明する。1は本実施例にかかるショックアブソーバであ
り、2はケーシングである。ケーシング2は、一端2a
が開口され他端に底壁部2bを有する有底筒状に形成さ
れており、その内部には、該底壁部2b、周壁部2c及
び後述の可動ガイド部材8とにより仕切形成される液体
室3を有している。なお、かかる液体室3には、例え
ば、シリコンオイル等の粘性抵抗の高い液体物質が充填
される。
【0008】4は液体室3内で往復摺動可能に装填され
たピストンでり、作動ロッド5の先端部5aに固定配設
されている。なお、その形状等は特に限定されるもので
はないが、本実施例ではケーシング2の形状に合わせて
円柱状に形成されている。このピストン4を往復動可能
に配設することにより、液体室3は、該ピストン4を境
として下液体室3aと上液体室3bとの2つの液体室に
区分されることになる。
たピストンでり、作動ロッド5の先端部5aに固定配設
されている。なお、その形状等は特に限定されるもので
はないが、本実施例ではケーシング2の形状に合わせて
円柱状に形成されている。このピストン4を往復動可能
に配設することにより、液体室3は、該ピストン4を境
として下液体室3aと上液体室3bとの2つの液体室に
区分されることになる。
【0009】また、作動ロッド5は、少なくとも後端部
5bがケーシング2の一端2aから外部へ突出するよう
に配設されており、突出部分の任意位置には後述の復帰
スプリング9を支持するためのフランジ部7が突設され
ている。なお、本実施例では、このフランジ部7をキャ
ップ状に形成し、作動ロッド5の後端部5bに嵌合配設
している。
5bがケーシング2の一端2aから外部へ突出するよう
に配設されており、突出部分の任意位置には後述の復帰
スプリング9を支持するためのフランジ部7が突設され
ている。なお、本実施例では、このフランジ部7をキャ
ップ状に形成し、作動ロッド5の後端部5bに嵌合配設
している。
【0010】6は液体通路であり、ピストン5のストロ
ーク方向に沿って、ケーシング2の周壁2cの長手方向
略中間付近から、該ケーシング2の内径を徐々に変化さ
せることにより形成されている。本実施例では、底壁部
2b方向へ向かうに従い、第にその断面積が小さくなる
ように形成されている。この場合、所定長の溝を周壁に
刻設する構造としてもよいことはもちろんである。
ーク方向に沿って、ケーシング2の周壁2cの長手方向
略中間付近から、該ケーシング2の内径を徐々に変化さ
せることにより形成されている。本実施例では、底壁部
2b方向へ向かうに従い、第にその断面積が小さくなる
ように形成されている。この場合、所定長の溝を周壁に
刻設する構造としてもよいことはもちろんである。
【0011】8は可動ガイド部材であり、ケーシング2
内を液密に摺動可能に配設されている。8aは該可動ガ
イド部材8の中央付近に設けた挿通孔であり、作動ロッ
ド4を摺動自在に挿通支持している。8b,8cは該可
動ガイド部材8の内周面と外周面の適所に設けられた液
体シール用のパッキンである。8dはリング状に形成さ
れると共に、ケーシング2の内周壁に固定され、該可動
ガイド部材8の可動範囲の規制と、ピストン4の抜け止
めのために配設される止め輪である。
内を液密に摺動可能に配設されている。8aは該可動ガ
イド部材8の中央付近に設けた挿通孔であり、作動ロッ
ド4を摺動自在に挿通支持している。8b,8cは該可
動ガイド部材8の内周面と外周面の適所に設けられた液
体シール用のパッキンである。8dはリング状に形成さ
れると共に、ケーシング2の内周壁に固定され、該可動
ガイド部材8の可動範囲の規制と、ピストン4の抜け止
めのために配設される止め輪である。
【0012】したがって、液体室3は、上記したよう
に、ケーシング2の底壁部2b、周壁部2c及び可動ガ
イド部材8により仕切形成されることになり、可動ガイ
ド部材8は液体室3の可動隔壁として機能する。
に、ケーシング2の底壁部2b、周壁部2c及び可動ガ
イド部材8により仕切形成されることになり、可動ガイ
ド部材8は液体室3の可動隔壁として機能する。
【0013】9は復帰スプリングであり、一端9aはフ
ランジ部7に支持され、他端9bは可動ガイド部材8の
上端面に当接支持されている。
ランジ部7に支持され、他端9bは可動ガイド部材8の
上端面に当接支持されている。
【0014】次に、本実施例のショックアブソーバ1の
作用について説明する。いま、制御機器が誤作動して作
動ロッド5の後端部に装着したキャップ状フランジ部7
が強力な外力を受けた場合、該作動ロッド5はケーシン
グ2の底壁部2b方向へ移動する。これにより、ピスト
ン4を底壁部2b方向へ押し下げることになるので、下
液体室3a内の液体は液体通路6を通って上液体室3b
に流入する。この液体の通過により、動圧抵抗、粘性抵
抗が発生し、作動ロッド5が受けた強力な衝撃が吸収さ
れる。なお、本実施例においては、底壁部2b方向へ向
かうに従い、液体通路6の断面積が小さくなるため次第
に抵抗が大きくなり優れた衝撃吸収特性が発揮される。
作用について説明する。いま、制御機器が誤作動して作
動ロッド5の後端部に装着したキャップ状フランジ部7
が強力な外力を受けた場合、該作動ロッド5はケーシン
グ2の底壁部2b方向へ移動する。これにより、ピスト
ン4を底壁部2b方向へ押し下げることになるので、下
液体室3a内の液体は液体通路6を通って上液体室3b
に流入する。この液体の通過により、動圧抵抗、粘性抵
抗が発生し、作動ロッド5が受けた強力な衝撃が吸収さ
れる。なお、本実施例においては、底壁部2b方向へ向
かうに従い、液体通路6の断面積が小さくなるため次第
に抵抗が大きくなり優れた衝撃吸収特性が発揮される。
【0015】このとき、ピストン4のストローク長と同
じ長さだけ作動ロッド5が液体室3内に進入することと
なる。このピストン4及び作動ロッド5が進入した部分
の体積分だけ液体が排除されて液圧が高くなり、可動ガ
イド部材8は、パッキン8b,8cによる摩擦抵抗及び
復帰スプリング9に抗して図面上方へ摺動移動せしめら
れ、図2に示した状態となる。
じ長さだけ作動ロッド5が液体室3内に進入することと
なる。このピストン4及び作動ロッド5が進入した部分
の体積分だけ液体が排除されて液圧が高くなり、可動ガ
イド部材8は、パッキン8b,8cによる摩擦抵抗及び
復帰スプリング9に抗して図面上方へ摺動移動せしめら
れ、図2に示した状態となる。
【0016】キャップ状フランジ部7に作用していた強
力な外力が除去されると、復帰スプリング9の復帰力に
より、可動ガイド部材8と作動ロッド5は共に元位置に
復帰する。これにより、上液体室3bに流入した液体が
液体通路6を通って下液体室3aに流入し、再び図1に
示した状態となる。
力な外力が除去されると、復帰スプリング9の復帰力に
より、可動ガイド部材8と作動ロッド5は共に元位置に
復帰する。これにより、上液体室3bに流入した液体が
液体通路6を通って下液体室3aに流入し、再び図1に
示した状態となる。
【0017】
【発明の効果】本発明のショックアブソーバは、可動ガ
イド部材を有する構造であるため、アキュムレータ等を
配設する必要がなく、しかも一つの復帰スプリングで可
動ガイド部材と作動ロッドとの二つの部材を復帰移動さ
せることができる構造であるため、構造が簡単で、安価
に製造することができる。また、アキュムレータが配設
されていないため、異常低温あるいは異常高温の雰囲気
下でも使用可能であり、特に、緊急時、非常時用として
適している。
イド部材を有する構造であるため、アキュムレータ等を
配設する必要がなく、しかも一つの復帰スプリングで可
動ガイド部材と作動ロッドとの二つの部材を復帰移動さ
せることができる構造であるため、構造が簡単で、安価
に製造することができる。また、アキュムレータが配設
されていないため、異常低温あるいは異常高温の雰囲気
下でも使用可能であり、特に、緊急時、非常時用として
適している。
【図1】本発明にかかるショックアブソーバの一実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】同実施例にかかるショックアブソーバの作動時
の状態を示す断面図である。
の状態を示す断面図である。
【図3】従来のショックアブソーバを示す断面図であ
る。
る。
1 ショックアブソーバ 2 ケーシング 3 液体室 4 ピストン 5 作動ロッド 6 液体通路 7 フランジ部 8 可動ガイド部材 9 復帰スプリング 11 ショックアブソーバ 12 液体室 13 作動ロッド 14 アキュムレータ 15 ピストン 16 復帰スプリング
Claims (1)
- 【請求項1】 液体室内で往復動可能なピストンに液体
の抵抗を作用させることにより、一部がケーシング外へ
突出して配設された作動ロッドへの衝撃を緩和するよう
に設けたショックアブソーバにおいて、 前記ピストンを境として容積可変に区分される二つの液
体室間で液体の移動を可能とするための液体通路と、 前記ケーシング内で液密に往復動可能に配設されて液体
室の可動隔壁を形成するとともに、作動ロッドを摺動可
能に挿通支持する可動ガイド部材と、 前記作動ロッドのケーシング外へ突出している部分の任
意位置に突設されたフランジ部と前記可動部材との間に
配設された復帰スプリングと、を有することを特徴とす
るショックアブソーバ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3103360A JPH0544764A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | シヨツクアブソ−バ |
US07/793,806 US5169131A (en) | 1991-04-09 | 1991-11-18 | Shock absorber |
DE4209820A DE4209820A1 (de) | 1991-04-09 | 1992-03-26 | Stossdaempfer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3103360A JPH0544764A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | シヨツクアブソ−バ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0544764A true JPH0544764A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=14351963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3103360A Pending JPH0544764A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | シヨツクアブソ−バ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5169131A (ja) |
JP (1) | JPH0544764A (ja) |
DE (1) | DE4209820A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010216531A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Fuji Latex Kk | ショックアブソーバ |
JP2011247325A (ja) * | 2010-05-25 | 2011-12-08 | Nifco Inc | 緩衝装置 |
JP2015048705A (ja) * | 2013-09-01 | 2015-03-16 | 良三 太田 | 建物の揺れ防止装置 |
KR20160076222A (ko) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 주식회사 포스코 | 기송관 내 능동형 에어 쿠션 장치 |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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