JPH03277839A - ショックアブソーバ - Google Patents

ショックアブソーバ

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Publication number
JPH03277839A
JPH03277839A JP7408490A JP7408490A JPH03277839A JP H03277839 A JPH03277839 A JP H03277839A JP 7408490 A JP7408490 A JP 7408490A JP 7408490 A JP7408490 A JP 7408490A JP H03277839 A JPH03277839 A JP H03277839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
guide member
movable guide
shock absorber
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7408490A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Sugano
秀則 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Seiki Co Ltd
Fuji Seiki KK
Original Assignee
Fuji Seiki Co Ltd
Fuji Seiki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Seiki Co Ltd, Fuji Seiki KK filed Critical Fuji Seiki Co Ltd
Priority to JP7408490A priority Critical patent/JPH03277839A/ja
Publication of JPH03277839A publication Critical patent/JPH03277839A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Special Conveying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、各種機器の可動部における停止用あるいは移
送物体の停止用として用いられるショックアブソーバに
関し、特に該可動物体等の暴走時等、緊急時や非常時に
用いられるショックアブソーバに関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]通常用
いられているショックアブソーバは、第2図に示すよう
に、密封された液体の抵抗を利用するものである。かか
るショックアブソーバ11においては、液体室12内に
侵入する作動ロッド13及びピストン15の体積分に相
当する液体を吸収するため、液体室12又はこれに連通
ずる部屋17にアキュムレータ14が配設されている。
通常このアキュムレータ14としては、単一発泡の柔軟
なゴム製のものが使用される。しかしながら、かかるア
キュムレータ14は、ゴム材質により構成されているた
め、使用又は保存温度が100”C以上になると空気膨
張により独立気泡室が破壊される。また、0″C以下で
は独立気泡室の隔壁が硬化して脆弱となり柔軟性を失い
高圧を受けると破壊され易くなり、アキュムレータとし
て機能しなくなることがある。
したがって、その使用範囲には限界があり、各種制御機
器の暴走時等の非常時において、環境温度が高温となっ
た場合、あるいは異常に低温となった場合においては、
上記したショックアブソーバ11は使用できないという
問題があった。
また、上記従来のショックアブソーバ11には、液体室
に侵入したピストン15及び作動ロッド13を復帰させ
るためのリターンスプリング16が配設されている。そ
のため、スプリングバック時の弾発力が強力に作用した
場合には、端停止した衝突物体を逆方向へ強く押し戻し
てしまうことがある。
その一方、緊急事態が発生することは極めて稀であり、
リターンスプリング16により自動復帰させることなく
他の方法により作動ロッドを復帰させてもさほど面倒な
ことではない。また、このような緊急時においてはショ
ックアブソーバが確実に作動し、各種機器に破損が生じ
ていないかを確認した上で復帰させる必要もある。した
がって、緊急時等のために配設するショックアブソーバ
において、リターンスプリング16を配設することは、
却って構造を複雑とし製造コストを大にさせるだけで、
そのメリットは少ない。
本発明は上記した課題を解決するためになされたもので
あり、構造が簡単で、緊急時、非常時等に用いるのに適
するショックアブソーバを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するため本発明のショックアブソー
バは、液体室内で往復動可能なピストンに液体の抵抗を
作用させることにより、ケーシング外に突出した作動ロ
ッドへの衝撃を緩和するように設けたショックアブソー
バにおいて、前記ピストンを境として容積可変に区分さ
れる二つの液体室間で液体の移動を可能とするための液
体通路と、前記ケーシング内で液密に往復動可能に配設
されて液体室の可動隔壁を形成するとともに、作動ロッ
ドを摺動可能に挿通支持する可動ガイド部材と、該可動
ガイド部材の可動範囲を規制するために前記ケーシング
の一端開口部に装着される蓋部材であって、前記作動ロ
ッドを摺動可能に支持する挿通孔、及び、棒状剛体若し
くは空気圧等の任意の抑圧手段を用いて該可動ガイド部
材を外部から復帰移動可能とするための貫通孔、が形成
されてなる器部材と、を有することを特徴とする。
[実施例] 次に、本発明にかかるショックアブソーバを第1図に示
した一実施例に従ってさらに詳細に説明する。
lは本実施例にかかるショックアブソーバであり、2は
ケーシングである。ケーシング2は、端2aが開口され
他端2bが閉塞した有底筒状に形成されており、その内
部には液体室3と調圧室7とを有している。
5は液体室3内で往復摺動可能に装填されたピストンで
り、少な(とも一端4aがケーシング外部に突出して配
設された作動ロッド4の他端部に固定されている。
6は液体通路であり、ピストン5のストローク方向に沿
って、ケーシング2の側壁2cの長手方向略中間付近か
らその一部の断面積が徐々に変化するように溝状に形成
されている。
8は調圧室7内に配設された可動ガイド部材であり、ケ
ーシング2内を液密に摺動可能に配設されている。8a
は該可動ガイド部材8の中央付近に設けた挿通孔であり
、作動ロッド4を摺動自在に挿通支持している。8b、
8cは該可動ガイド部材8の内周面と外周面の適所に埋
設された液体シール用のパツキンである。
9はケーシング2の開口端2aを封止するための蓋部材
である。この蓋部材9にはその略中央部に上記可動ガイ
ド部材8と同様、挿通孔9aが穿設され1作動ロッド4
を摺動自在に支持している。また、該挿通孔9aの周囲
における適宜位置には適宜径の貫通孔9bが少なくとも
1つ設けられている。
なお、上記貫通孔9bは、ピストン5が液体室3内を摺
動前進することによって可動ガイド部材8が所定量後退
したときに、調圧室7内の空気を外部に放出するための
吐出孔としての役割を果すと共に、該可動ガイド部材8
を任意の押圧手段によりケーシング2外部から該貫通孔
9bを通じて元位置に復帰移動させるためのものである
。すなわち、該貫通孔9bから棒状剛体lOを図面矢印
で示したように挿通して可動ガイド部材8の上面を押圧
したり、あるいはコンプレッサ(図示せず)により空気
を圧送して該可動ガイド部材8を押圧したりするための
孔である。
而して、上記した液体室3はピストン5を境として下液
体室3aと上液捧呈3bの二基に容積可変に区分されて
おり、上記可動ガイド部材8が上液捧呈3bにおける可
動隔壁を形成している。
なお、かかる液体室3に充填される液体としては、例え
ば、シリコンオイル等の粘性抵抗の高い物質が挙げられ
る。
次に、本実施例のショックアブソーバlの作用について
説明する。
いま、制御機器が誤作動して作動ロッド4が強力な外力
を受けた場合、該作動ロッド4はケーシング2の他端2
bすなわち底部方向に移動する。
これにより、ピストン5を底部2b方向へ押し下げるこ
とになるので、下液体室3a内の液体は液体通路6を通
って上液捧呈3bに流入する。この液体の通過により、
動圧抵抗、粘性抵抗が発生し、作動ロッド4が受けた強
力な衝撃が吸収される。なお、本実施例においては、ピ
ストン5の移動に伴って液体通路6の断面積が小さくな
るため優れた衝撃吸収特性が発揮される。
このとき、ピストン5のストローク長と同じ長さだけ作
動ロッド4が液体室3内に進入することとなる。このピ
ストン5及び作動ロッド4が進入した部分の体積分だけ
液体が排除されて液圧が高(なり、可動ガイド部材8を
パツキン8b、8cによる摩擦抵抗に抗して図面上方へ
押圧して摺動移動せしめる。
可動ガイド部材8及び作動ロッド4を元位置に復帰させ
る場合、スプリングを配設して自動復帰させることが考
えられる。しかしながら、前述したように、緊急事態が
生じることは極めて稀であるため、リターンスプリング
を配設することは、却って構造的に複雑となるだけであ
る。
そこで、本実施例においては、可動ガイド部材8を押圧
する手段として、上記した棒状剛体lO等による押圧手
段が採られる。すなわち、蓋部材9に設けた貫通孔9b
から該棒状剛体10を挿通して可動ガイド部材8の上面
を押圧したり、空気を圧送したりして、可動ガイド部材
8を元位置に復帰移動させる。
これにより、上液捧呈3bに流入した液体が液体通路6
を通って上液捧呈3aに流入する。と同時に、ピストン
5をその下面から押圧して押し上げるので、作動ロッド
4は元位置に復帰せしめられる。
[発明の効果] 本発明のショックアブソーバは、蓋部材に貫通孔が設け
られているので、該貫通孔を通じて任意の抑圧手段によ
り可動ガイド部材や作動ロッド等を元位置に復帰移動さ
せる操作を行なうことができる。
また、復帰用スプリングが不要であるため構造が簡単で
あると共に、自動復帰しないため1作動後、暴走等した
各種機器の破損状況を確認した上で元位置に復帰させる
ことができる。
さらに、可動ガイド部材が配設されているので体積変化
の調整力が優れている。
したがって、各種機器の暴走時、すなわち緊急時や非常
時等において、大きな衝撃を吸収するために配設される
ショックアブソーバとして適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるショックアブソーバの一実施例
を示す断面図、第2図は従来のショックアブソーバを示
す断面図、である。 1.11・・・・・・シヨ・ンクアブソーバ2−・・・
・・ケーシング 3.12・・・・・・液体室 4.13・・・・・・作動ロッド 5.15・−・・・・ピストン 6・・・・・・液体通路 7・・・・・・調圧室 8・・・・・・可動ガイド部材 9・・・・・・蓋部材 9b・・・・・・貫通孔 IO・−・・・・棒状剛体 14・・・−・・アキュムレータ 16・・・・・・リターンスプリング

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 液体室内で往復動可能なピストンに液体の 抵抗を作用させることにより、ケーシング外に突出した
    作動ロッドへの衝撃を緩和するように設けたショックア
    ブソーバにおいて、 前記ピストンを境として容積可変に区分さ れる二つの液体室間で液体の移動を可能とするための液
    体通路と、 前記ケーシング内で液密に往復動可能に配 設されて液体室の可動隔壁を形成するとともに、作動ロ
    ッドを摺動可能に挿通支持する可動ガイド部材と、 該可動ガイド部材の可動範囲を規制するた めに前記ケーシングの一端開口部に装着される蓋部材で
    あって、前記作動ロッドを摺動可能に支持する挿通孔、
    及び、棒状剛体若しくは空気圧等の任意の押圧手段を用
    いて該可動ガイド部材を外部から復帰移動可能とするた
    めの貫通孔、が形成されてなる蓋部材と、 を有することを特徴とするショックアブソーバ。
JP7408490A 1990-03-23 1990-03-23 ショックアブソーバ Pending JPH03277839A (ja)

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JP7408490A JPH03277839A (ja) 1990-03-23 1990-03-23 ショックアブソーバ

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JP7408490A JPH03277839A (ja) 1990-03-23 1990-03-23 ショックアブソーバ

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ID=13536954

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JP7408490A Pending JPH03277839A (ja) 1990-03-23 1990-03-23 ショックアブソーバ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101227619B1 (ko) * 2011-04-11 2013-01-30 (주)티오피 차량용 서스펜션 및 이를 구비한 차량

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101227619B1 (ko) * 2011-04-11 2013-01-30 (주)티오피 차량용 서스펜션 및 이를 구비한 차량

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