JPS627410B2 - - Google Patents

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JPS627410B2
JPS627410B2 JP53073102A JP7310278A JPS627410B2 JP S627410 B2 JPS627410 B2 JP S627410B2 JP 53073102 A JP53073102 A JP 53073102A JP 7310278 A JP7310278 A JP 7310278A JP S627410 B2 JPS627410 B2 JP S627410B2
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JP
Japan
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shock absorber
shock
piston
cylinder
space
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Uieku Edoaruto
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Publication of JPS5416077A publication Critical patent/JPS5416077A/ja
Publication of JPS627410B2 publication Critical patent/JPS627410B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/06Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G11/00Resilient suspensions characterised by arrangement, location or kind of springs
    • B60G11/22Resilient suspensions characterised by arrangement, location or kind of springs having rubber springs only
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K25/00Axle suspensions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/373Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by having a particular shape
    • F16F1/3732Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by having a particular shape having an annular or the like shape, e.g. grommet-type resilient mountings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F3/00Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic
    • F16F3/08Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic with springs made of a material having high internal friction, e.g. rubber
    • F16F3/087Units comprising several springs made of plastics or the like material
    • F16F3/0873Units comprising several springs made of plastics or the like material of the same material or the material not being specified
    • F16F3/0876Units comprising several springs made of plastics or the like material of the same material or the material not being specified and of the same shape
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F2236/00Mode of stressing of basic spring or damper elements or devices incorporating such elements
    • F16F2236/04Compression
    • F16F2236/045Compression the spring material being generally enclosed

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシリンダ内を移動可能なピストンを有
する例えば自動車用のシヨツクアブソーバに関す
るものである。
このようなシヨツクアブソーバは広く知られて
いる。シリンダには液体が充填されており、該液
体はシヨツクが発生した時に小さな穴中を押入さ
れ、かくてこれらシヨツクに対する吸収作用が発
生する。このようなシヨツクアブソーバは構造が
複雑になる欠点があり、一方車両が長いカーブを
旋廻するような場合に生ずる偏向荷重が長期間負
荷されると、もはや抵抗力は発生せず、又大きな
衝撃力が加わつた場合には弁が作動しなくなる。
本発明の目的は単純な構造の改良されたシヨツ
クアブソーバを提供することである。
本発明によれば、液体を充填されたシリンダ内
に移動可能に配置されたピストンを有するシヨツ
クアブソーバは両側が開いた切頭中空円錐形状の
複数個のゴム製シヨツク吸収ボデーをピストンの
両側においてシリンダの軸線方向に配置し、中央
穴を設けた複数個の金属円板をそれぞれ隣接する
2つのシヨツク吸収ボデーの間に配置し、かつそ
れぞれ金属円板にシヨツク吸収ボデーの小さい上
側部分を受ける部分と、シヨツク吸収ボデーの大
きい下側部分を閉込める直立端とが形成してあ
り、各金属円板の直立端と前記シリンダの間に間
隙が設けてあることを特徴とする。
本発明において用いられる金属円板の形状はシ
ヨツク吸収ボデーの選択形状と組合せることによ
り、圧力がシヨツク吸収ボデー上に誘起された時
これらボデーが外向きに折れ曲れ、従つて内向き
に折れ曲つてピストンロツドに押圧されないとい
う利点が得られる。
本発明に係るシヨツクアブソーバの好ましい実
施例の特徴は金属円板上にシール状態でシヨツク
吸収ボデーが設けられており、金属円板を備えた
シヨツク吸収ボデーとシリンダとによつて画成さ
れたスペースには粘性液体が充填されており、一
方金属円板の端部とシリンダとの間には間隙が存
在するということである。
前記粘性液体が前後運動を行ない、シリンダ壁
と金属円板端部との間の間隙に押入されると、余
剰エネルギーは減衰され、シヨツクアブソーバの
エネルギー吸収作用は増大する。
前述のエネルギー吸収作用に加えて、粘性液体
が存在するということはシヨツクアブソーバの作
動中シヨツク吸収ボデー内にヒステリシス熱発生
により誘起される熱が前記液体を介してシリンダ
に運ばれるという特性をもたらしており、この特
性により前記熱は対流及び/又は放射により更に
排除される。かくてシヨツクアブソーバの温度上
昇はその使用中においてより少なくなり、その寿
命は延びる。ピストンが移動すると液体は一方に
おいてシリンダ壁他方においてピストン及び金属
円板間の間隙中に押圧されるのでシヨツクアブソ
ーバの吸収能力は大きく増大する。何故ならば、
液体は幾つかの円板に沿つて押圧されなければな
らないからである。シヨツクが大きく、急速な場
合にはシヨツク吸収ボデー上の液体圧力が該ボデ
ーの変形を妨害するので更に増大する。かくて本
発明によればゴム部品を使つて得られる好ましい
特徴に加えて、粘性液体の存在により吸収能力を
大きく増大させることが出来るという特徴が得ら
れる。更には、一方において円板とシリンダとの
間のペースを、他方において円板とシリンダ壁と
の間のスペースを変更することにより吸収能力は
増大又は減少させることが出来る。吸収能力は又
液体の粘度を変えることにより増大又は減少させ
ることが出来る。
シヨツクアブソーバ内に粘性液体を使用するこ
と自体は従来のシヨツクアブソーバにおいて知ら
れている。このようなシヨツクアブソーバの欠点
は用いられるチユーブにわずかな凸凹が存在して
もエネルギー吸収能力が急激に減少し、従つて製
造公差は極めて正確に維持しなければならず、こ
のことは複雑さを増し、高価な製造工程をもたら
す。更には、このシヨツクアブソーバにはゴムシ
ヨツク吸収装置が設けられておらず、シヨツク吸
収機能は完全に液体で行なわれている。又シリン
ダは液体で充填されており、シヨツクが発生した
時に該液体は小さな穴中を押圧され、かくてシヨ
ツクの吸収作用が発生する。更には、このような
シヨツクアブソーバは構造が複雑となり、車両が
長いカーブを旋廻するような場合に発生する長期
間の偏倚荷重に対しては抵抗力が発生せず、大き
な衝撃力の場合には弁が作動しなくなるという欠
点を有している。
本発明によれば精度は不要であり、金属円板と
内側シリンダ壁との間には1mm程度の間隙があれ
ば十分であるので、0.5mm程度の大きさの間隙が
形成される。このような間隙は液体のみで機能す
る従来のシヨツクアブソーバにおいてシール機能
が必要とされるのと比較して正確である必要はな
い。本発明に係るシヨツクアブソーバにおいては
液体は各側における間隙中を流れるので将棋倒し
効果が発生するのに対して、コニーアブソーバの
如き従来のシヨツクアブソーバにおいては液体は
単一の導溝を経て押圧されるので、この導溝は極
めて正確に作られなければならない。
本発明に係るシヨツクアブソーバの好ましい実
施例によれば、シリンダと金属円板の端部との間
の間隙幅はピストンに最も近い間隙幅が最も大き
く、両端に向うにつれて間隙幅が小さくなるよう
に各々異なつて選ばれている。かくて所望のエネ
ルギー吸収能力は更に変更することが出来る。
本発明に係るシヨツクアブソーバの別の好まし
い実施例によれば、ピストンの右側かつシヨツク
吸収ボデー及び固定装置内に存在するスペースは
密閉されている。かくて、このスペースはピスト
ンが右方に移動した時に圧縮され、かくて余剰エ
ネルギーの吸収作用が発生する。ピストンが左方
に移動する時には中央位置が過ぎた時このスペー
ス内に真空が発生し、この真空が再びエネルギー
吸収作用を行なう。何故ならばピストンが更に左
方に移動するためにはこの真空が克服されなけれ
ばならないからである。このスペースには加圧ガ
スを充填することが可能である。このようにする
ことによつてもシヨツクアブソーバのエネルギー
吸収特性に影響を与えることも出来る。更には前
記密閉部分をシリンダ内に設けた導溝を経てピス
トンの左側におけるスペースと接続させ、このス
ペースと大気とをピストンロツド及び閉鎖装置と
の間の間隙を介して導通させることも又前述の余
剰エネルギー吸収作用が望まれない場合には可能
である。
本発明に係るシヨツクアブソーバの別の好まし
い実施例においては金属円板とシリンダとの間の
間隙はピストンの一方の側においてピストンの他
方の側においてよりも小さく、ピストンの内向き
ストローク及び外向きストロークが異なる吸収能
力を与えるようにされている。
本発明に係るシヨツクアブソーバの更に別の好
ましい実施例においては、閉鎖装置に対して係合
するシヨツク吸収ボデーが該装置に対してシール
状態で装着されている。このようにするとピスト
ンのシヤフトをシール状態で装着する必要がなく
なる。このシーリングが従来の液体シヨツクアブ
ソーバにおける重要な点であつた。
かくて得られるシヨツクアブソーバはシヨツク
吸収ボデーとシリンダ壁との間のスペース内の粘
性液体の量を調節するか、又はピストンの右側か
つシヨツク吸収ボデー内における密閉スペース内
のガス圧力を調節することにより所望のエネルギ
ー吸収能力に関して調節可能な機能を持たせるこ
とが出来る。
以下付図を参照して本発明に係るシヨツクアブ
ソーバの幾つかの実施例を単に例示の意味で更に
詳しく説明する。
第1図において、参照番号1はシリンダを示し
ており、このシリンダにはその一方の側に固定装
置2と他方の側にねじを備えている。前記ねじ上
にはやはりねじを備えた閉鎖装置3が設けられて
いる。前記シリンダはピストン4を備えており、
該ピストンはピストンロツド5を介して固定装置
6に接続されている。本発明によれば、前記ピス
トンはシール装着されたピストンではなく、可動
中央支持プレートである。ピストン4の両側には
ゴム製シヨツク吸収ボデーが設けられており、こ
のシヨツク吸収ボデーは切頭中空円錐台の形状を
有している。付図においてシヨツク吸収ボデー7
はピストン4の両側において反対方向を向いてい
るように図示されているが、このことは必須条件
ではない。即ちこれらシヨツク吸収ボデーは同一
方向を向いていても良い。シヨツク吸収ボデー間
には金属円板8が設けられており、これらの1つ
が第2図において断面で示されている。本発明に
係るシヨツクアブソーバの組立てにおいては、シ
ヨツク吸収ボデー7は閉鎖装置3がねじにより緊
定される前にシリンダより突出しており、従つて
閉鎖装置が緊定される時にシヨツク吸収ボデー7
に初期張力が設定される。この初期張力によつて
シヨツク吸収ボデー7は金属円板8を介して互に
当接し、それらの係合状態を維持する。前記初期
張力はそれがシヨツク吸収ボデーのストローク中
央における値となるように設定するのが好都合で
ある。積層すべきシヨツク吸収ボデーの数は必要
とされるストローク量に依存する。負荷及び所望
ストロークに応じて所望の特性を有するシヨツク
アブソーバを設計することが出来る。本発明に係
るシヨツクアブソーバにおけるシヨツク吸収作用
はシヨツク吸収ボデー7がたわむことにより運動
エネルギーを熱に変換するというエネルギー変換
法に基づいている。選択した材料特性に関連した
このたわみ特性により衝撃力に対しては小さな弾
性力が誘起される。かくて本発明に係る構造によ
れば極めて良好な吸収特性が得られる。ストロー
ク量が大きくなればなる程、より多くのエネルギ
ーが吸収される。
第2図において、参照番号9は実際上約2mmの
長さである直立端10を備えた金属円板を示して
いる。金属円板9の中央には張出し11が設けら
れており、一方中央穴のまわりの端部は端部12
が形成されてシヨツク吸収ボデー7の内側の小さ
な上側部分を封鎖するように折り返されている。
第2図に示す如く、シヨツク吸収ボデー7がその
外向き及び内向きの曲げ変形を行なわないように
上部及び下部において封鎖されるのは金属円板9
の形状に依存している。シヨツク吸収ボデーを中
空状とすることはその壁がたわむようにするため
必要であり、一方円錐の傾斜度は外向きのたわみ
が発生するように選ばれる。何故ならば、そうし
ないとシヤフトがクランプされてしまうからであ
る。壁の厚さを変え、材質を選択することにより
異なつた吸収特性を有するシヨツク吸収ボデーを
得ることが可能であり、このことは異なる型式の
車両に対して異なる型式のシヨツクアブソーバを
設計する際に考慮して良い事柄である。
第3図において、参照番号1はシリンダを示し
ており、その一方には固定装置2が設けられてお
り、他方にはねじが設けられている。前記ねじ上
にはやはりねじを設けた閉鎖装置3が設けられて
いる。シリンダ内にはピストン4が設けられてお
り、該ピストンはピストンロツド5を介して固定
装置6と接続されている。前記ピストンは本発明
の場合シール装着されたピストンではなく、可動
中央支持プレートである。ピストン4の両側には
ゴム製のシヨツク吸収ボデーが設けられており、
このシヨツク吸収ボデーは切頭円錐台の形状を備
えている。付図において、ピストン4の両側に設
けられたシヨツク吸収ボデーは反対方向に向いて
いるのが示されているが、このことは必須条件で
はない。即ちシヨツク吸収ボデー7は同一方向に
配設しても良い。各シヨツク吸収ボデー間には金
属円板8が設けられており、その1つは第2図に
断面で示されている。本発明に係るシヨツクアブ
ソーバの組立てにおいては、シヨツク吸収ボデー
7は閉鎖装置3がねじにより緊定される前にはシ
リンダから突出しており、所望の初期締付力は閉
鎖装置が締付けられた時に設定することが出来
る。前述の実施例の場合と同様に、この閉鎖装置
の締付けによつてシヨツク吸収ボデー7に初期張
力が設定され、シヨツク吸収ボデー7と金属円板
8とは当接係合状態に維持される。初期締付力は
それがシヨツク吸収ボデーのストローク中央にお
ける値となるように設定するのが好都合である。
積層すべきシヨツク吸収ボデーの数は必要とする
ストローク量に依存する。負荷及び所望ストロー
ク量に対して所望の特性を備えたシヨツクアブソ
ーバを設計することが出来る。本発明に係るシヨ
ツクアブソーバのシヨツク吸収作用はシヨツク吸
収ボデー7がたわんだ時に運動エネルギーを熱に
変えることによるエネルギー変換法に基づいてい
る。選択した材料特性に依存するこのたわみ変形
により衝撃力に対して小さな弾性力が誘起され
る。かくて本発明に係る構造によれば優れた吸収
特性が得られる。ストローク量が大きくなればな
る程より多くのエネルギーが吸収される。
シリンダ1と固定装置2、閉鎖装置3及び金属
円板8を備えたシヨツク吸収ボデー7との間に位
置するスペース13は粘性液体により充填されて
おり、ピストン4が前後運動を行なうと、粘性液
体内には余剰流れが生ずる。本発明に係るシヨツ
クアブソーバは次の如く作動する:今第3図にお
いてピストン4が左方に移動したとすると、スペ
ース13内の液体はスペース13の左側部分から
右側部分へと移動する。この移動中において粘性
液体はシリンダ壁1と金属円板8の直立端10に
関する外側端部との間に存在するスペース中を通
つて押圧される。この移動を正確に追い、本発明
をより良好に理解するために、スペース13は幾
つかの隔室へと分割して考えることにする。ここ
で各隔室はその一側がシリンダ1により画定され
ており、その他側が金属円板8を備えたシヨツク
吸収ボデー7によつて画定されている。第3図に
おいて8個のシヨツク吸収ボデー7を備えたシヨ
ツクアブソーバが示されており、かくてスペース
13は8個の隔室に分割されている。これらのス
ペースは左方から右方へ13.1,,13.2,
13.3〜13.8と番号を付けることにする。
もしピストン4が左方に移動すると、スペース1
3.1乃至13.4が圧縮されてスペース13.
5乃至13.8が拡大される。例えばスペース1
3.1は体積Vだけ減少する。もしピストン4の
左方におけるシヨツク吸収ボデーの衝撃力が全て
等しいならば、各スペース13.1乃至13.4
は等しい体積Vだけ減少する。この結果スペース
13.1においては体積Vだけがシリンダ1と直
立端10を備えた円板8との間で押圧されなけれ
ばならない。しかしながらスペース13.2も又
体積Vだけ減少しなければならない。体積Vがス
ペース13.1から13.2内へと押入される場
合には体積2Vがこのスペース13.2からスペ
ース13.3内へと押入されなければならない。
このスペース13.3も又体積Vだけ減少しなけ
ればならないので、スペース13.4内には体積
3Vが押入されなければならない。同様の順送り
原理によりピストン4のまわりにおいてはピスト
ンの右側におけるスペース13.5への体積4V
が押入されることになる。しかしながらこのスペ
ース13.5はピストン4が左方に移動する時に
は同一体積Vだけ増大しなければならない。しか
るに4Vの液体がスペース13.4からスペース
13.5内へと押入されるので、スペース13.
6内には体積3Vのみが押入されることになる。
かくて順送り原理により、スペース13.7及び
13.8内にはそれぞれ体積2V及び1Vが押入さ
れる。ピストン4が左方への移動により得られた
その最左方位置から右方へと再び移動した際には
前述の過程が反対方向に発生する。
粘性液体が前後移動を行ない、シリンダ壁1と
直立端10との間で押圧されることにより、余剰
エネルギーは吸収され、シヨツクアブソーバのエ
ネルギー吸収作用は増大する。
前述のエネルギー吸収作用に加えて、粘性液体
の存在は又シヨツクアブソーバの作動中ヒステリ
シス効果により所定の量の緩衝液内に誘起される
熱がこの液体によりシリンダ1の壁へと搬送され
該熱が対流及び/又は放射によつて排除されると
いう結果をもたらす。かくてシヨツクアブソーバ
の温度上昇はその使用中において少なくなり、そ
の寿命は増大する。
本発明の更に別な可能性としてはシリンダ1と
円板8の直立端10との間の間隙を所望吸収エネ
ルギーに従つて増減できるということが挙げられ
る。しかしながら、この間隙の大きさは常に大き
なものとして選ぶことが可能なので、0.1mmより
小さな寸法の精密装着は不必要である。この間隙
の通常の寸法は約0.5mmである。所望とあらば、
この間隙幅は又変位させるべき液体の量に適合さ
せることが可能であり、ピストン4に最も近い間
隙幅を最大とすることも可能である。スペース1
3は全ての側が完全に密閉されるので、粘性液体
の漏洩は不可能である。スペース13を完全又は
部分的に充満させることにより本シヨツクアブソ
ーバのエネルギー吸収特性を変更することが可能
である。
シヨツクアブソーバのエネルギー吸収挙動を変
更させ得る別の可能性は第3図のピストン4の右
側かつシヨツク吸収ボデー7と固定装置2内に位
置するスペース14内の空気の圧縮効果を利用す
ることにある。このスペースも又完全に密閉され
ている。もしピストン4が右方に移動するとこの
スペースは圧縮されて余剰のエネルギー吸収作用
が発生する。ピストンが左方に移動して中央位置
を通過するとスペース14内には真空が発生し、
この真空が再びエネルギー減衰効果を発揮する。
何故ならばピストン4が更に左方に移動しようと
すればこの真空が克服されなければならないから
である。スペース14を加圧ガスで充填させるこ
とによつてもシヨツクアブソーバのエネルギー吸
収特性を変更することが出来る。所望とあらば、
スペース14はピストン4内に設けた導溝を介し
て第3図のピストン4の左側のスペースに接続さ
せて、このスペース14がピストンロツド5と閉
鎖装置3との間の間隙を介して大気と導通するよ
うにして前述のエネルギー吸収作用が起らないよ
うにすることも出来る。
第4図に示す本発明のシヨツクアブソーバの別
の実施例においては、調節弁17を備えたバイパ
ス管16を設ける可能性が利用されている。この
バイパス管16はアブソーバの2つの端部を接続
しており、油は圧縮隔室から膨脹隔室へと極めて
小さな圧力低下を以つて流れることが出来る。調
節弁17の存在によりアブソーバの可撓性の増大
の程度を吸収することが出来る。かくてアブソー
バのエネルギー吸収特性をも調節することが可能
である。かくて得られるアブソーバにおいては車
両の重荷重に反応する高エネルギー吸収用とし
て、又車両の小荷重に反応する低エネルギー吸収
用の両用途に調節可能なアブソーバが得られる。
所望とあらば、前記調節弁17は遠隔操縦により
所望の位置にセツトすることも出来る。
本発明は前述の実施例にのみ限定されものでは
なく種々の修正例が本発明の範囲内で可能である
ことが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシヨツクアブソーバの長
手方向断面図、第2図は2つのシヨツク吸収ボデ
ー及びそれらの間に設けられた金属円板の長手方
向断面図、第3図は本発明に係るシヨツクアブソ
ーバの別の実施例の長手方向断面図、第4図はバ
イパス管を備えた本発明に係るシヨツクアブソー
バの長手方向断面図である。 1:シリンダ、3:閉鎖装置、4:ピストン、
5:ピストンロツド、7:シヨツク吸収ボデー、
9:金属円板、10:直立端、11:張出し部、
12:折り返し端部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 液体を充填されたシリンダ内に移動可能に配
    置されたピストンを有するシヨツクアブソーバに
    おいて、両側が開いた切頭中空円錐形状の複数個
    のゴム製シヨツク吸収ボデーを上記ピストンの両
    側において上記シリンダの軸線方向に配置し、中
    央穴を設けた複数個の金属円板をそれぞれ隣接す
    る2つのシヨツク吸収ボデーの間に配置し、かつ
    それぞれの金属円板にシヨツク吸収ボデーの小さ
    い上側部分を受ける部分と、シヨツク吸収ボデー
    の大きい下側部分を閉込める直立端が形成してあ
    り、各金属円板の直立端と前記シリンダの間に間
    隙が設けてあることを特徴とするシヨツクアブソ
    ーバ。
JP7310278A 1977-06-17 1978-06-16 Shock absorber Granted JPS5416077A (en)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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