JP4969170B2 - ダンパー装置 - Google Patents

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本発明は、温度環境の変化に対応して所定のダンパー効果を得ることができるダンパー装置に関する。
従来のダンパー装置は、特許文献1に示されているように、ピストンに凸設されたガイドバーに弁体を摺動可能に挿入し、この弁体の移動によって、圧力室側と非圧力室側とを連通する作動液体の流通路を開閉するように構成されている。
しかしこのダンパー装置は、使用される温度環境の変化に起因して作動液体の粘性が変動するため、設定温度の許容範囲以内であれば正常に作動するが、温度環境が設定温度の許容範囲を超えて高くなったり低くなると、所定のダンパ−効果を得ることができない恐れがあるという問題があった。
特開2000−265738号公報
解決しようとする問題点は、使用される温度環境の変化に自動的に対応して所定のダンパー効果を得ることができないという点である。
本発明は、温度環境の変化に自動的に対応するため、作動液体を封入して液体室を形成するシリンダと、前記液体室内を圧力室側と非圧力室側とに区画し移動可能に配置されたピストンと、前記ピストンは前記圧力室側及び非圧力室側間の作動液体の流通を許容する流通路の開口をバルブシートに形成すると共に撓むことで前記流通路を開閉可能な弁体を備えたダンパー装置において、前記弁体を、前記圧力室側に設けると共に該弁体を温度変化に応じて弾性係数が変化する材料で形成し前記開口から離間した位置で前記ピストンに支持し、前記弁体と前記開口の全縁を含めたバルブシートとの間に、前記ピストンの移動前後方向の隙間を形成し、前記バルブシートは、該ピストンの中央部から外周縁に向かう傾斜面からなることを特徴とするダンパー装置。
本発明のダンパー装置は、作動液体を封入して液体室を形成するシリンダと、前記液体室内を圧力室側と非圧力室側とに区画し移動可能に配置されたピストンと、前記ピストンは前記圧力室側及び非圧力室側間の作動液体の流通を許容する流通路の開口をバルブシートに形成すると共に撓むことで前記流通路を開閉可能な弁体を備えたダンパー装置において、前記弁体を、前記圧力室側に設けると共に該弁体を温度変化に応じて弾性係数が変化する材料で形成し前記開口から離間した位置で前記ピストンに支持し、前記弁体と前記開口の全縁を含めたバルブシートとの間に、前記ピストンの移動前後方向の隙間を形成し、前記バルブシートは、該ピストンの中央部から外周縁に向かう傾斜面からなるから、使用される温度環境の変化に自動的に対応してバルブの撓み力を変化させ、作動液体の温度変化に応じた粘性に対応して所定のダンパー効果を確実に得ることができる。従って、低温から高温まで温度依存性が少なく、ダンパー性能を一定化することができる。
弁体を圧力室側に設けると共にこの弁体を温度変化に応じて弾性係数が変化する材料で形成することにより実現した。
図は、本発明の実施例1に係るダンパー装置で、図1は正面視断面説明図、図2は同上要部を示す正面視断面拡大説明図である。
図1のように、この実施例1からなるダンパー装置E1は、ピストン10と弁体20とシリンダ30とを備えている。
シリンダ30は、シリコンオイル等の粘性を有する作動液体Qを封入して液体室31が形成されており、この液体室31内を圧力室50側と非圧力室60側とに区画するよう、ピストン10がピストン・ロッド17を介して移動可能に挿入されている。
ピストン10には、圧力室50側及び非圧力室60側間の作動液体Qの流通を許容する流通路11が、ピストン10を軸方向に貫通して左右2本設けられており、このピストン10の圧力室50側端面12には、ピストン10の中央部から外周縁に向かう円錐状の傾斜面からなるバルブシート13が形成されている。
前記弁体20は、ゴムやプラスチック等弾性体により成形され、ピストン10の圧力室50側に凸設されたガイドバー10aに、軸方向移動可能に設けられている。 特にこの実施例において前記弁体20は、温度変化に応じて弾性係数が変化する材料で形成されている。すなわち、弁体20の常温での弾性係数を、所定のダンパー効果が得られるように設定しておけば、温度が上昇すると、上昇した温度に対応して弾性係数が低下し、弁体20が常温の時と比較して撓み易くなり、温度が下降すると、下降した温度に対応して弾性係数が上昇し、弁体20が常温の時と比較して撓みにくくなる。
一方、作動液体Qの粘度は、常温での粘度と比較して、温度が上昇すると低くなって流動性は向上し、温度が下降すると高くなって流動性は低下する。
従って、常温時においてピストン10を圧力室50側に移動すると、弁体20が作動液体Qの圧力により非圧力室60側に撓み、各流通路11を閉鎖し所定のダンパー効果を得ることができるように、ピストン10の前記傾斜面からなるバルブシート13を設定すると共に、弁体20の前記弾性係数を設定しておけば、
温度が上昇すると、温度上昇に対応して作動液体Qの粘度は、常温での粘度と比較して低下し流動性は向上して粘性抵抗は低下するが、上述したように、弁体20が常温の時と比較して撓み易くなり、常温時と同等のダンパー効果を得ることができる。つまり、温度が上昇すると、作動液体Qは流動性が向上し粘性抵抗が低下して常温時と比較してダンパー効果は低下するが、弁体20が常温時と比較して撓み易くなり、常温時よりも迅速にピストン10の傾斜面からなるバルブシート13に形成されている作動液体Qの流通路11を閉鎖するので、常温時と同等のダンパー効果を得ることができるように、作動液体Qの流量を微調整することができる。
温度が下降すると、温度下降に対応して作動液体Qの粘度は、常温での粘度と比較して上昇し流動性は低下して粘性抵抗は向上するが、上述したように、弁体20が常温の時と比較して撓みにくくなり、常温時と同等のダンパー効果を得ることができる。つまり、温度が下降すると、作動液体Qは流動性が低下し粘性抵抗が上昇して常温時と比較してダンパー効果は向上するが、弁体20が常温時と比較して撓みにくくなり、常温時よりもゆっくりとピストン10の傾斜面13に形成されている作動液体Qの流通路11を閉鎖していくので、常温時と同等のダンパー効果を得ることができるように、作動液体Qの流量を微調整することができる。
上述したように、この実施例では作動液体Qの温度変化に対応し温度環境の変化に自動的に対応して所定のダンパー効果を確実に得ることができる。従って、低温から高温まで温度依存性が少なく、ダンパー性能を一定化することができる。
なお、前記ピストン10の前記傾斜面13の斜度θは、前記作動液体Qの温度が変化しても、弁体20の前述した機能と相俟ってほぼ一定のダンパー効果を得ることができるよう形成されており、弁体20は、作動液体Qの圧力が作用しない時は、温度の変化に左右されることなく常時平板状すなわちフラットな形状に復元し、フラットな形状を保持できるようにしてある。
この実施例においては、−25°C〜70°Cまで前記フラット特性を有する材料で弁体20が成形されている。
また、ピストン10を非圧力室60側に移動すると、非圧力室60内の作動液体Qが流通路11を通過して圧力室50側に移動し、この移動圧力で弁体20を圧力室50側に押し開き、非圧力室60内の作動液体Qが流通路11を通過して圧力室50側に移動しピストン10を容易に元の状態に復帰することができる。
前記シリンダ30の非圧力室60内には、この非圧力室60内の圧力変動に対応して弾性変形する弾性膜40が配置されている。 この弾性膜40は、メンブレンと称されているゴム膜で構成され、前記シリンダ30内に挿入されたガイド32に、図示したように取り付けられ、その弾性変形により非圧力室60と圧力室50との間の作動液体Qの流通を良好化し、ダンパー装置E1の性能向上に貢献している。
また、シリンダ30の前記弾性膜40を収納した部分には、図示したように通気口33が設けられている。従って、弾性膜40の周囲を大気圧化でき、一層前記弾性膜40の効果を助長することができる。
なお、図において34はキャップで、中央部に前記ピストン・ロッド17の挿通孔34aが設けられており、前記シリンダ30の開放端30aに、この開放端30aを閉鎖するように取り付けられている。
前記ガイド32は、正面視断面形状が略倒H状に形成されており、前記シリンダ30の開放端30a側に形成された収容段部30b内に嵌装されている。そして、このガイド32の中心部に軸方向に設けられた挿通孔32aには、前記ピストン・ロッド17が摺動自在に挿通され、さらに、前記キャップ34側に設けられた周溝32b内にはパッキン35が収容され、前記シリンダ30内の作動液体Qがピストン・ロッド17の周囲から機外に漏洩するのを阻止できるようにしてある。
また、前記ガイド32の中央部に軸方向に形成された周状凹部32c内には、前記弾性膜40が収容され、この弾性膜40の左右の周状端部41及び42は、前記ガイド32の左右のフランジ部32d及び32eの周囲に設けられた凹溝32f及び32g内に固定されており、弾性膜40の内側周に形成される空間32hは、右側フランジ部32eに形成された連通孔32jによって前記非圧力室60と連通し、弾性膜40の外側周とシリンダ30の内側周との間に形成された空間32kは、前記通気口33によって外気と連通している。
ピストン・ロッド17に制御対象物から入力があると、ピストン・ロッド17からピストン10に力が伝達され、ピストン10が圧力室50側に移動する。
すると、前記弁体20が作動液体Qの圧力により非圧力室60側に撓み、各流通路11を閉鎖し、動圧抵抗によりピストン10に抗力が付与されてその動きが制限され、入力された衝撃が緩和される。
ピストン・ロッド17に対する制御対象物からの入力が無くなると共に、ピストン10を非圧力室60側に移動すると、非圧力室60内の作動液体Qが流通路11を通過して圧力室50側に移動し、この移動圧力で弁体20を圧力室50側に押し開き、非圧力室60内の作動液体Qが流通路11を通過して圧力室50側に移動しピストン10を容易に元の状態に復帰する。
図3は本発明の実施例2に係るダンパー装置E2の要部を示す正面視断面拡大説明図である。
この実施例2に係るダンパー装置E2も主たる構成及び効果は、前述した実施例1のダンパー装置E1と略同一であるので、本実施例2の特徴とする構成と、その奏する効果のみ説明する。
前記実施例1において、ピストン10の圧力室50側端面12には、ピストン10の中央部から外周縁に向かう円錐状の傾斜面からなるバルブシート13が形成されているが、この実施例2では、段付き傾斜面からなるバルブシート14が形成されている。この段付き傾斜面からなるバルブシート14は、ピストン10の中央部側に傾斜角度θaの第1傾斜面14aと、この第1傾斜面14aの外周側に連続して形成された傾斜角度θbの第2傾斜面14bとから構成されている。
この実施例2では、傾斜角度θa<傾斜角度θbに設定してあり、第1傾斜面14aと第2傾斜面14bとの境界周縁は前記各流通路11の開口部中心付近に位置させてある。従って、ピストン10を圧力室50側に移動すると、弁体20が作動液体Qの圧力により非圧力室60側に撓み、まず傾斜角度θaが小さい第1傾斜面14aに、弁体20の一部が当接し各流通路11のピストン10の中央側を閉鎖し、閉鎖した面積に対応したダンパー効果を得ることができ、さらにピストン10の圧力室50側への移動が加速され、作動液体Qの圧力が上昇すると、弁体20がさらに撓み、傾斜角度θbが大きい第2傾斜面14bに当接し、各流通路11全体を閉鎖して大きなダンパー効果を得ることができるように、作動液体Qの流量を微調整することができる。
このようにピストン10の圧力室50側端面12に段付き傾斜面からなるバルブシート14を形成すると、ピストン10の圧力室50側への移動に起因する圧力室50内の圧力上昇値が小さい場合でも、敏感に反応して適切なダンパー効果を得ることができ、圧力上昇値が大きい場合でも、適切なダンパー効果を得ることができる。
図4は本発明の実施例3に係るダンパー装置E3の要部を示す正面視断面拡大説明図である。
この実施例3に係るダンパー装置E3も主たる構成及び効果は、前述した実施例1のダンパー装置E1と略同一であるので、本実施例3の特徴とする構成と、その奏する効果のみ説明する。
実施例3において、ピストン10の圧力室50側端面12には、ピストン10の中央部から外周縁に向かう湾曲面からなる傾斜面を有するバルブシート15が形成されている。
この実施例3では、湾曲面からなる傾斜面を有するバルブシート15が形成されていので、結局ピストン10の中央部付近の傾斜角度は小さくなり、外周側に至るに従って傾斜角度を大きくできることになる。
従って、ピストン10を圧力室50側に移動すると、弁体20が作動液体Qの圧力により非圧力室60側に撓み、まず傾斜角度が小さい中央部付近に、弁体20の一部が当接し各流通路11のピストン10の中央側を閉鎖し、閉鎖した面積に対応したダンパー効果を得ることができ、さらにピストン10の圧力室50側への移動が加速され、作動液体Qの圧力が上昇すると、弁体20がさらに撓み、傾斜角度が大きい外周側に当接し、各流通路11全体を閉鎖して大きなダンパー効果を得ることができるように、作動液体Qの流量を微調整することができる。
このようにピストン10の圧力室50側端面12に湾曲面からなる傾斜面を有するバルブシート15を形成すると、ピストン10の圧力室50側への移動に起因する圧力室50内の圧力上昇値が小さい場合でも、敏感に反応して適切なダンパー効果を得ることができ、圧力上昇値が大きい場合でも、適切なダンパー効果を得ることができる。
図5は本発明の実施例4に係るダンパー装置E4の要部を示す正面視断面拡大説明図である。
この実施例4に係るダンパー装置E4も主たる構成及び効果は、前述した実施例1に係るダンパー装置E1と略同一であるので、本実施例4の特徴とする構成と、その奏する効果のみ説明する。
実施例4では弁体20を複数枚重合して用いている。
(1)同一サイズ、同一性能の弁体
(2)肉厚が異なる弁体
(3)直径が異なる弁体
(4)1〜3の組み合わせから成る弁体
等を必要に応じて選定し複数枚重合して構成されている。
従って、予め上述したような弁体を多数準備して置き、これらを適宜組み合わせることで、必要な性能のダンパー装置を容易に得ることができる。
例えば、図5に示すようにピストン10側に、直径がAmmで肉厚がTmmの既存の弁体21を配置し、この外側に、前記弁体21よりも小さく直径がAammで肉厚がTtmmの、既存の弁体22を重合して弁体20を構成すると、前記弁体21の肉厚をTmm+Ttmmとした新規製造の弁体と略同等の機能を持つ弁体を得ることができ、弁体を新規に製造する場合と比較して大幅なコストダウンを図ることができる。
図6は本発明の実施例5に係るダンパー装置E5の要部を示す正面視断面拡大説明図である。
この実施例5に係るダンパー装置E5も主たる構成及び効果は、前述した実施例1に係るダンパー装置E1と略同一であるので、本実施例5の特徴とする構成と、その奏する効果のみ説明する。
この実施例5で、前記ピストン10の圧力室50側端面12には、他の実施例のように傾斜面からなるバルブシートが形成されておらず平坦な面からなるバルブシート16で構成されており、前記弁体20は、平坦なピストン10の圧力室50側に凸設されたガイドバー10aに、スペーサ70を介して軸方向移動可能に設けられている。すなわち、弁体20はスペーサ70の肉厚寸法だけピストン10の平坦面からなるバルブシート16から離間して取り付けられていることになり、前述した他の実施例と同様にピストン10の圧力室50側の面との間に隙間Kが形成されることになる。
従って、ピストン10を圧力室50側に移動すると、弁体20が作動液体Qの圧力により非圧力室60側に撓んで弁体20の一部が当接し各流通路11の一部を閉鎖し、閉鎖した面積に対応したダンパー効果を得ることができ、さらにピストン10の圧力室50側への移動が加速され、作動液体Qの圧力が上昇すると、弁体20がさらに撓んで各流通路11全体を閉鎖して大きなダンパー効果を得ることができるように、作動液体Qの流量を微調整することができる。
前記スペーサ70の肉厚寸法を適宜選定することで、必要な性能のダンパー装置を容易に得ることができる。
本発明の実施例1に係るダンパー装置E1を示す正面視断面説明図である。 同上要部を示す正面視断面拡大説明図である。 本発明の実施例2に係るダンパー装置E2の要部を示す正面視断面拡大説明図である。 本発明の実施例3に係るダンパー装置E3の要部を示す正面視断面拡大説明図である。 本発明の実施例4に係るダンパー装置E4の要部を示す正面視断面拡大説明図である。 本発明の実施例5に係るダンパー装置E5の要部を示す正面視断面拡大説明図である。
符号の説明
10 ピストン
11 流通路
12 ピストンの端面
13 傾斜面からなるバルブシート
14 段付き傾斜面からなるバルブシート
15 湾曲面からなるバルブシート
16 平坦面からなるバルブシート
θ 傾斜角
20 弁体
t 弁体の肉厚
D 弁体の直径
30 シリンダ
31 液体室
50 圧力室
60 非圧力室側
Q 作動液体

Claims (3)

  1. 作動液体を封入して液体室を形成するシリンダと、
    前記液体室内を圧力室側と非圧力室側とに区画し移動可能に配置されたピストンと、
    前記ピストンは前記圧力室側及び非圧力室側間の作動液体の流通を許容する流通路の開口をバルブシートに形成すると共に撓むことで前記流通路を開閉可能な弁体を備えたダンパー装置において、
    前記弁体を、前記圧力室側に設けると共に該弁体を温度変化に応じて弾性係数が変化する材料で形成し前記開口から離間した位置で前記ピストンに支持し、
    前記弁体と前記開口の全縁を含めたバルブシートとの間に、前記ピストンの移動前後方向の隙間を形成し、
    前記バルブシートは、該ピストンの中央部から外周縁に向かう傾斜面からなることを特徴とするダンパー装置。
  2. 請求項1記載のダンパー装置であって、
    前記バルブシートは、円錐面又は段付き円錐面あるいは湾曲面に形成したことを特徴とするダンパー装置。
  3. 請求項1又は2記載のダンパー装置であって、
    前記弁体は、複数重合したことを特徴とするダンパー装置。
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