JP5132584B2 - バルブ構造 - Google Patents

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本発明は、バルブ構造の改良に関する。
従来、この種のバルブ構造にあっては、たとえば、車両用の緩衝器のピストン部等に具現化され、ピストン部に設けたポートの出口端に環状のリーフバルブを積層し、このリーフバルブでポートを開閉するものが知られている。
そして、特に、リーフバルブの内周を固定支持し外周側を撓ませることによりポートをリーフバルブで開閉するバルブ構造では、ピストン速度が中高速領域における減衰力が大きくなりすぎ車両における乗り心地を損なう場合があり、これを解消するため、図5に示すように、リーフバルブLの内周側を固定的に支持せずに、リーフバルブLの内周をピストンロッドRもしくはピストンPをピストンロッドRに固定する筒状のピストンナットNの外周に摺接させ、スプリングSでメインバルブMを介してリーフバルブLの背面を附勢した緩衝器のバルブ構造が提案されるに至っており、図示したところでは、緩衝器の伸側減衰バルブに具現化されている(たとえば、特許文献1参照)。
このバルブ構造を適用した緩衝器にあっては、ピストンPが上方へ移動する際のピストン速度が低速領域にあるときにはリーフバルブLが開弁せずに、弁座に打刻した図示しないオリフィスのみで減衰力を発生するので、図6に示すように、内周が固定的に支持されるバルブ構造と略同様の減衰特性を発揮し、ピストン速度が中高速領域に達すると、ポートPoを通過する作動油の圧力がリーフバルブLに作用し、リーフバルブLが撓んで開弁するとともに、スプリングSの附勢力に抗してリーフバルブLがメインバルブMとともにピストンPから軸方向にリフトして後退するので、内周が固定的に支持されるバルブ構造に比較して流路面積が大きくなり、減衰力が過大となること抑制して、車両における乗り心地を向上することができる。
特開平9−291961号公報(図1)
しかしながら、上述のような提案のバルブ構造は、車両における乗り心地を向上できる点で有用であるが、メインバルブMとスプリングSが必須で、リーフバルブLのリフト量を確保することを要するために、バルブ構造が具現化したピストン部の全長が長くなり、緩衝器のストローク長を確保しづらくなる。また、メインバルブMやスプリングSといった部品を組み込む必要があるので、部品点数および加工工数の増加を招くために、製造コストが高くなるので経済性の点で不利となる。
なお、上記提案のバルブ構造を複筒型等のリザーバを備えた緩衝器におけるベースバルブに適用する場合にあっても、ベースバルブの全長が長くなり、部品点数および加工工数の増加を招くので、上記と同様の問題が生じることになる。
そこで、本発明は、上記不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、緩衝器におけるストローク長の確保が容易で製造コストの著しい増加を招かずに車両における乗り心地を向上することができるバルブ構造を提供することである。
上記した目的を解決するために、本発明における課題解決手段は、環状の弁座と当該弁座より内周側に形成されるポートとを備えるとともにシリンダ内を2つの圧力室に隔成するバルブディスクと、バルブディスクに積層されるとともに弁座に離着座してポートを開閉する環状のリーフバルブとを備えたバルブ構造において、リーフバルブが一枚以上の環状板でなり、任意の環状板の外周の一部あるいは全周にバルブディスク側に傾斜する板状あるいは皿状に形成の延長部であって当該延長部を備えていないリーフバルブと比較して上記2つの圧力室の差圧が同じでもより撓んで弁座との間に形成される環状隙間を大きくする延長部を設けたことを特徴とする。
本発明のバルブ構造によれば、緩衝器に適用することによって、ピストン速度が中高速領域における緩衝器の減衰特性の傾きを小さくすることができるので、車両における乗り心地を向上することができるのである。
また、このバルブ構造にあっては、従来のバルブ構造のように、スプリングやメインバルブを設ける必要がなく、リーフバルブをピストンからリフトさせて後退させる必要が無いので、バルブ構造を含んだピストン部の軸方向長さが長くなってしまうことが無く、緩衝器の伸縮可能範囲であるストローク長が短くなる不具合を生じさせず、車両への搭載性が悪化することも無い。
さらに、このバルブ構造にあっては、従来のバルブ構造のように、スプリングやメインバルブを設ける必要がないので、部品点数および加工工数の増加を招かないので、製造コストが著しく高くなることもなく、経済性を損なう心配も無い。
一実施の形態における緩衝器のバルブ構造が具現化された緩衝器のピストン部における縦断面図である。 一実施の形態の緩衝器のバルブ構造が具現化した緩衝器における減衰特性を示す図である。 一実施の形態の一変形例におけるバルブ構造が具現化されたリーフバルブの斜視図である。 一実施の形態の他の変形例におけるバルブ構造が具現化されたリーフバルブの斜視図である。 従来の緩衝器のバルブ構造が具現化された緩衝器のピストン部の縦断面図である。 従来の緩衝器のバルブ構造が具現化した緩衝器における減衰特性を示す図である。
以下、本発明の緩衝器のバルブ構造を図に基づいて説明する。一実施の形態における緩衝器のバルブ構造は、図1に示すように、緩衝器のピストン部の伸側減衰バルブとして具現化されており、環状の弁座2と当該弁座2より内周側に形成されるポート3とを備えたバルブディスクたるピストン1と、ピストン1に積層されるとともに弁座2に離着座してポート3を開閉する環状のリーフバルブ10とを備えている。
他方、バルブ構造が具現化される緩衝器は、周知であるので詳細には図示して説明しないが、具体的にたとえば、シリンダ40と、シリンダ40の上端を封止するヘッド部材(図示せず)と、ヘッド部材(図示せず)を摺動自在に貫通するピストンロッド5と、ピストンロッド5の端部に設けた上記ピストン1と、シリンダ40内にピストン1で隔成される2つの圧力室たる上室41と下室42と、シリンダ40の下端を封止する封止部材(図示せず)と、シリンダ40から出没するピストンロッド5の体積分のシリンダ内容積変化を補償する図示しないリザーバあるいはエア室とを備えて構成され、シリンダ40内には流体、具体的には作動油が充填されている。
そして、上記バルブ構造にあっては、シリンダ40に対してピストン1が図1中上方に移動するときに、上室41内の圧力が上昇して上室41から下室42へポート3を介して作動油が移動するときに、その作動油の移動にリーフバルブ10で抵抗を与えて所定の圧力損失を生じせしめて、緩衝器に所定の減衰力を発生させる減衰力発生要素として機能する。
以下、このバルブ構造について詳しく説明すると、バルブディスクたるピストン1は、円盤状に形成されてシリンダ40内を上室41と下室42とに仕切っており、軸心部に緩衝器のピストンロッド5が挿通される挿通孔1aと、下室42側の端部に設けた環状の弁座2と、弁座2の内周側に設けた環状の窓4と、上記弁座2より内周側となる窓4に通じて上室41と下室42とを連通する複数のポート3とを備えて構成されている。
なお、このピストン1には、緩衝器が収縮するときに下室42から上室41へと向かう作動油の流れを許容する圧側のポート6が伸側のポート3より外周側に設けられている。
このピストン1の挿通孔1a内には上述のようにピストンロッド5の先端5aが挿通され、ピストンロッド5の先端5aはピストン1の図1中下方側に突出させてある。なお、ピストンロッド5の先端5aの外径は、先端5aより図1中上方側の外径より小径に設定され、上方側と先端部との外径が異なる部分に段部5bが形成されている。
そして、ピストン1の図1中上方となる上室41側には、環状の圧側のリーフバルブ20、環状の間座21、および環状のバルブストッパ22が順に積層され、ピストン1の図1中下方となる下室41側には、環状のリーフバルブ10および環状の間座7が積層され、これら上記ピストンロッド5の先端5aに組みつけられて、ピストンロッド5の先端5aに設けた螺子部5cに螺着されるピストンナット8と段部5bに挟持されて、ピストンロッド5に固定される。
したがって、圧側のリーフバルブ20および伸側のリーフバルブ10は、ともに内周側がピストンロッド5に固定され、外周側の撓みが許容されるいわゆる外開きのリーフバルブに設定されている。
リーフバルブ10は、この実施の形態の場合、複数の環状板10aを積層して構成している。環状板10aの積層枚数と、弁座2に着座する環状板10aの背面となる図1中下面に積層される各環状板10aの外径の大きさによって、リーフバルブ10の撓み剛性を調節することができ、緩衝器に要求される減衰特性(緩衝器のピストン速度に対して発生する減衰力の特性)に応じて環状板10aの積層枚数や外径を任意に設定することが可能である。
また、リーフバルブ10における弁座2に着座する環状板10a、すなわち、図1中最上方に配置される環状板10aの外径は、弁座2の外径以上に設定されて図1上面を弁座2に着座させた状態でピストン1に積層されており、この環状板aの外周には、ピストン1側を向く環状の延長部10bが設けられている。
図示したところでは、延長部10bは、環状板10aの外縁全周をピストン1側へ向けて傾斜させて形成されて皿状とされており、その内縁が弁座2の外径より大径とされてリーフバルブ10が弁座2に着座すると、弁座2の外周を覆うようにピストン1側へ突出している。
そして、弁座2には、打刻されて形成される図示しない凹部が設けられており、当該凹部は、弁座2にリーフバルブ10を着座させた状態で周知のオリフィスとして機能するようになっている。
また、この実施の形態の場合、ピストン1の窓4より内周側であって、リーフバルブ10の内周が接触する内周シート面1bは、弁座2の先端より僅かに低くなっており、リーフバルブ10をピストンロッド5に組み付けると、弁座2とシート面1bの高さの違いによってリーフバルブ10の外周側を撓ませてリーフバルブ10に初期撓みを与えられるようになっており、この初期撓みの撓み量の設定によって、リーフバルブ10が弁座2から離れてポート3を開放する時の開弁圧を調節することができるようになっている。シート面1bと弁座2の高さを同じくしてリーフバルブ10に初期撓みを与えないようにすることもできるが、初期撓みを与えることで、リーフバルブ10を確実に弁座2に着座させることができるという利点がある。
また、圧側のリーフバルブ20は、リーフバルブ10と同様に内周がピストンロッド5に固定されて外開きに設定されて圧側ポート6を開閉するようになっており、緩衝器が収縮するときに下室42から上室41へと向かう作動油の流れに抵抗を与えて緩衝器に所定の圧側の減衰力を発生させる減衰力発生要素として機能する。なお、この圧側のリーフバルブ20は、ポート3の入り口を閉塞しないように透孔20aを備えている。
このように構成された一実施の形態におけるバルブ構造の作用について説明すると、上述したように、ピストン1がシリンダ40に対して図1中上方側に移動すると、上室41内の圧力が高まり、上室41内の作動油はポート3を通過して下室42内に移動しようとする。
そして、緩衝器の伸縮速度となるピストン速度が低速領域にある場合、上室41と下室42の差圧が開弁圧に達せずに、初期撓みが与えられたリーフバルブ10は弁座2に着座したままとなってポート3を閉塞した状態に維持する。よって、上室41と下室42の差圧がリーフバルブ10の開弁圧に達するまでは、作動油は、弁座2に打刻した凹部によって形成されるオリフィスを通過し、このときの緩衝器の減衰特性は、図2中実線で示すが如くとなり、この低速領域では、減衰係数は比較的大きいものとなる。
その後、ピストン速度の上昇に伴って、上室41と下室42の差圧がリーフバルブ10の開弁圧に達すると、リーフバルブ10の外周が撓んで、作動油は、リーフバルブ10と弁座2と間の隙間を通過するようになる。
すると、リーフバルブ10と弁座2の間の隙間を作動油が通過する隙間流れが生じるため、この隙間流れによってリーフバルブ10を閉弁させる流体力が発生するが、リーフバルブ10を構成する環状板10aの外周にバルブディスクたるピストン1側を向く延長部10bを備えており、延長部10bが作動油の流れに干渉してリーフバルブ10に上記流体力に対向してリーフバルブ10を撓ませる力が作用する。
このように、延長部10bの設置によって、リーフバルブ10に開弁初期のリーフバルブ10を閉じようとする流体力に対向する力を作用させることができるので、リーフバルブ10は、弁座2から離座して開弁すると、延長部10bを備えていないリーフバルブに比較して、上室41と下室42の差圧が同じでも、より撓んで弁座2との間に形成される環状隙間を大きくする。
つまり、延長部10bの上記作用によって、リーフバルブ10を図1中下方に押し下げる力が延長部を備えないリーフバルブに比較して大きくなり、弁座2との間に形成される環状隙間が大きくなるのである。
したがって、ピストン速度が低速領域を超えて中高速領域にあるときの減衰特性は、図2中実線で示すが如くとなり、ピストン速度の増加に対して比例はするものの低速領域より減衰係数は小さくなり、減衰特性の傾きが小さくなる。また、このバルブ構造を適用した緩衝器の中高速領域における減衰特性は、図2中の破線で示す延長部を備えないリーフバルブを用いたバルブ構造における減衰特性に比較して低くなる。
このように、本実施の形態におけるバルブ構造を緩衝器に適用することによって、ピストン速度が中高速領域における緩衝器の減衰特性の傾きを小さくすることができるので、車両における乗り心地を向上することができるのである。
また、このバルブ構造にあっては、従来のバルブ構造のように、スプリングやメインバルブを設ける必要がなく、リーフバルブ10をピストン1からリフトさせて後退させる必要が無いので、バルブ構造を含んだピストン部の軸方向長さが長くなってしまうことが無く、緩衝器の伸縮可能範囲であるストローク長が短くなる不具合を生じさせず、車両への搭載性が悪化することも無い。
さらに、このバルブ構造にあっては、従来のバルブ構造のように、スプリングやメインバルブを設ける必要がないので、部品点数および加工工数の増加を招かないので、製造コストが著しく高くなることもなく、経済性を損なう心配も無い。
なお、上述したように、延長部10bは、リーフバルブ10が弁座2から離座した際に、ポート3を通過する作動油の流れに干渉してリーフバルブ10を撓ませる力を発揮できればよいので、リーフバルブ10の外周全周に亘って設けられるのではなく、部分的に設けられてもよく、たとえば、図3に示すように、複数箇所に設けるようにしてもよい。
また、上記したところでは、弁座2に打刻によって凹部を設けてオリフィスを設けているが、図4に示すように、弁座2に着座する環状板10aにおける延長部10bの外縁から内方へ向けて伸びる切欠10cを設け、当該切欠10cをリーフバルブ10が弁座2に着座した状態でオリフィスとして機能させるようにしてもよい。さらに、これに限らず、別個に上室41と下室42とを連通するオリフィスを設けてもよい。
さらに、弁座2が複数のポート3の外周に設けられて環状とされる場合には、延長部10bを弁座2に着座させてもポート3を閉じることが可能であるので、そのようにしてもよい。ただし、弁座2がピストン1に設けたポート3の一つずつを独立して取り巻く、いわゆる、花弁型の弁座である場合には、延長部10aを弁座2に着座させても完全にポート3を閉塞できないので、リーフバルブ10の外周を弁座2の外径より大径に設定して、リーフバルブ10を弁座2に着座させるようにすることを要する。このように、ポート3の外周に弁座2を設けることには、弁座2がいわゆる花弁型に設定されることも含まれ、この場合にも、リーフバルブ10が開弁すると、流体力を延長部10aで受けてリーフバルブ10を大きく撓ませることができるので、本発明の効果を失うことは無い。
またさらに、縦断面においてバルブディスクたるピストン1側に傾斜する延長部10bとリーフバルブ10とで挟まれる角度は、任意であり鈍角のみならず90度以下の鋭角に設定することも可能である。
そしてさらに、図示するところでは、延長部10bを設けるのはリーフバルブ10を構成する環状板10aのうち、弁座2に着座するものに設けているが、この環状板10aに積層される各環状板10aの任意の一つの環状板10aに延長部10bを設けることも可能である。その場合、リーフバルブ10が弁座2から離座した開弁すると、延長部10bを備えた環状板10aとこれより背面側の環状板10aには上記の流体力が作用するので、延長部10bを備えた環状板10aより弁座2側に配置される環状板10aをピストン1側へ附勢する附勢力が減少するので、延長部を備えないリーフバルブを用いたバルブ構造における減衰特性に比較してピストン速度が中高速領域における緩衝器の減衰特性の傾きを小さくすることができることになる。
なお、本実施の形態においては、減衰特性の変化を説明するために、ピストン速度に低速、中高速でなる区分を設けているが、これらの区分の境の速度はそれぞれ任意に設定することができる。
以上でバルブ構造の一実施の形態についての説明を終えるが、本発明のバルブ構造が緩衝器のピストン部の圧側減衰バルブに具現化することも、また、緩衝器の圧力室と体積補償用のリザーバとを仕切るベースバルブ部に具現化することも可能であり、およそ減衰力を発生する減衰力発生要素として機能するバルブに適用することが可能なことは勿論である。
なお、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されない。
本発明のバルブ構造は、緩衝器のバルブに利用することができる。
1 バルブディスクたるピストン
1a 挿通孔
1b 内周シート面
2 弁座
3 ポート
4 窓
5 ピストンロッド
5a ピストンロッドの先端
5b 段部
5c 螺子部
6 圧側のポート
7,21 間座
8 ピストンナット
10,20 リーフバルブ
10a 環状板
10b 延長部
10c 切欠
20a 透孔
22 バルブストッパ
40 シリンダ
41 上室
42 下室

Claims (2)

  1. 環状の弁座と当該弁座より内周側に形成されるポートとを備えるとともにシリンダ内を2つの圧力室に隔成するバルブディスクと、バルブディスクに積層されるとともに弁座に離着座してポートを開閉する環状のリーフバルブとを備えたバルブ構造において、
    リーフバルブが一枚以上の環状板でなり、任意の環状板の外周の一部あるいは全周にバルブディスク側に傾斜する板状あるいは皿状に形成の延長部であって当該延長部を備えていないリーフバルブと比較して上記2つの圧力室の差圧が同じでもより撓んで弁座との間に形成される環状隙間を大きくする延長部を設けたことを特徴とするバルブ構造。
  2. 弁座に着座する環状板の外周の一部あるいは全周にバルブディスク側に傾斜する板状あるいは皿状に形成の延長部であって当該延長部を備えていないリーフバルブと比較して上記2つの圧力室の差圧が同じでもより撓んで弁座との間に形成される環状隙間を大きくする延長部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のバルブ構造。
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