JP2012031887A - ダンパー - Google Patents

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Abstract

【課題】ピストンロッドの移動速度が想定使用速度以上になった場合の破損を防止できるダンパーを得る。
【解決手段】ピストン14の移動速度が想定使用速度以上になり、ピストン14に所定値以上の圧力が加わると、ピストン14の外周部14Cの変形部38が、ピストン14の軸方向に弾性変形するようになっている。このため、ピストン14の外周部14Cと、シリンダー12の内周部12Cとの間にオリフィスが形成され、このオリフィスをシリコンオイルが通過することで、シリンダー12内の内圧が所定値以上となるのを防止できる。この結果、ピストンロッド16の移動速度が想定使用速度以上になった場合に、ダンパー10が破損するのを防止できるようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明はダンパーに係り、特に、住宅用扉や引き出し等に使用されるダンパーに関するものである。
従来のこの種のダンパーとして、例えば、特許文献1に示すものが知られている。このダンパーは、軸方向に連通するオリフィスを備えたピストンによって、シリンダを軸方向について2分割し、ピストンがシリンダ内を軸方向に移動する際のオリフィスを通過する粘性流体の抵抗によって制動力を発生させる構成になっている。
特開2005−188693号公報
しかしながら、特許文献1に記載のダンパー等では、ピストンロッドの移動速度が想定使用速度以上となり過負荷が発生した場合の粘性流体漏れ対策として、内部部品の強度をハウジングの強度より弱く設定している。このため、ハウジングが破壊し粘性流体が漏れるのを防止できるが、ダンパーの内部部品が破損してしまうので再利用できなくなる。
本発明は上記事実を考慮し、ピストンロッドの移動速度が想定使用速度以上になった場合の破損を防止できるダンパーを得ることを課題とする。
請求項1に記載の発明のダンパーは、流体が封入されたシリンダーと、前記シリンダー内に摺動自在に設けられ、弾性体で構成された外周部を備え、前記シリンダー内の内圧が所定値に達すると前記外周部が弾性変形することで前記シリンダーの内周部との間にオリフィスを形成するピストンと、一端が前記ピストンに固定され、他端が前記シリンダーの外部に延設されたピストンロッドと、を有する。
請求項1に記載の発明のダンパーでは、一端がピストンに固定され、他端がシリンダーの外部に延設されたピストンロッドの移動速度が想定使用速度以上になり、流体が封入されたシリンダー内に摺動自在に設けられたピストンの移動速度が想定使用速度以上になって、シリンダー内の内圧が所定値に達すると、弾性体で構成されたピストンの外周部が弾性変形することで、ピストンの外周部とシリンダーの内周部との間にオリフィスが形成される。このため、形成されたオリフィスを流体が通過することで、シリンダー内の内圧が所定値以上となるのを防止できる。この結果、ピストンロッドの移動速度が想定使用速度以上となった場合に、ダンパーが破損するのを防止できる。
請求項2に記載の発明は請求項1に記載のダンパーにおいて、前記ピストンには、軸方向に沿った貫通孔と、前記貫通孔を通過する前記流体の量を調整し制動力の切り替えを行うための流量調整部と、が形成されている。
請求項2に記載の発明のダンパーでは、ピストンに形成した流量調整部によって、ピストンに軸方向に沿って形成した貫通孔を通過する流体の量を調整することで、制動力の切り替えを行うことができる。
請求項3に記載の発明のダンパーは、流体が封入されたシリンダーと、前記シリンダー内に摺動自在に設けられ、弾性体で構成された外周部を備え、前記シリンダー内の内圧が所定値に達すると前記外周部が弾性変形することで前記シリンダーの内周部との間にオリフィスを形成するピストンと、前記ピストンに軸方向に沿って形成された貫通孔と、前記シリンダー内に摺動自在に設けられ、前記ピストンの貫通孔を通過する前記流体の量を調整し制動力の切り替えを行うための流量調整手段と、一端が前記ピストンに固定され、他端が前記シリンダーの外部に延設されたピストンロッドと、を有する。
請求項3に記載の発明のダンパーでは、ピストンに設けられた流量調整手段によって、ピストンに軸方向に沿って形成した貫通孔を通過する流体の量を調整することで、制動力の切り替えを行うことができる。また、一端がピストンに固定され、他端がシリンダーの外部に延設されたピストンロッドの移動速度が想定使用速度以上になり、流体が封入されたシリンダー内に摺動自在に設けられたピストンの移動速度が想定使用速度以上になって、シリンダー内の内圧が所定値に達すると、弾性体で構成されたピストンの外周部が弾性変形することで、ピストンの外周部とシリンダーの内周部との間にオリフィスが形成される。このため、形成されたオリフィスを流体が通過することで、シリンダー内の内圧が所定値以上となるのを防止できる。この結果、ピストンロッドの移動速度が想定使用速度以上となった場合に、ダンパーが破損するのを防止できる。
請求項4に記載の発明は請求項1〜3の何れか1項に記載のダンパーにおいて、前記ピストンは、前記外周部に前記ピストンの軸方向に沿って所定幅とされ、前記内圧で変形する変形部を有する。
請求項4に記載の発明のダンパーでは、ピストンに内圧が作用した場合に、ピストンの外周部にピストンの軸方向に沿って所定幅とされた変形部が変形する。このため、変形部の幅を調整することで、内圧による変形部の変形量を容易に調整できる。
請求項5に記載の発明は請求項1〜4の何れか1項に記載のダンパーにおいて、前記ピストンは、前記外周部の一部に、前記ピストンの軸方向に沿った幅が、前記外周部の他の部位に比べて狭い薄肉部を有する。
請求項5に記載の発明のダンパーでは、ピストンに圧力が作用した場合に、ピストンの外周部の一部に形成され、ピストンの軸方向に沿った幅が、外周部の他の部位に比べて狭い薄肉部が容易に変形する。このため、ピストンの外周部における所定の位置にオリフィスが形成される。
請求項6に記載の発明は請求項3〜5の何れか1項に記載のダンパーにおいて、前記シリンダー内に設けられ、前記内圧に対して前記流量調整手段を前記ピストンから離れる方向に付勢する付勢手段を有する。
請求項6に記載の発明のダンパーでは、シリンダー内に設けられた付勢手段が、内圧に対して流量調整手段をピストンから離れる方向に付勢する。このため、付勢手段の付勢力を調整することで、制動力の切り替えを容易に行うことができる。
請求項1に記載の本発明のダンパーは、上記構成としたので、ピストンロッドの移動速度が想定使用速度以上となった場合の破損を防止できる。
請求項2に記載の本発明のダンパーは、上記構成としたので、制動力の切り替えを行うことができる。
請求項3に記載の本発明のダンパーは、上記構成としたので、ピストンロッドの移動速度が想定使用速度以上となった場合の破損を防止できる。
請求項4に記載の本発明のダンパーは、上記構成としたので、内圧による変形部の変形量を容易に調整できる。
請求項5に記載の本発明のダンパーは、上記構成としたので、ピストンの外周部における所定の位置にオリフィスを形成することができる。
請求項6に記載の本発明のダンパーは、上記構成としたので、制動力の切り替えを容易に行うことができる。
本発明の第1実施形態に係るダンパーを示す側断面図である。 本発明の第1実施形態に係るダンパーを示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るダンパーのピストンを示す斜視図である。 (A)は本発明の第1実施形態に係るダンパーのピストンの要部を示す断面図であり、(B)は本発明の第1実施形態の変形例に係るダンパーのピストンの要部を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るダンパーのピストンの作用説明面図である。 本発明の第2実施形態に係るダンパーのピストンを示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るダンパーのピストンの作用説明面図である。 本発明の第3実施形態に係るダンパーのピストンを示す斜視図である。 本発明の第4実施形態に係るダンパーのピストンを示す斜視図である。 本発明の第5実施形態に係るダンパーのピストンを示す斜視図である。 本発明の第6実施形態に係るダンパーを示す側断面図である。 本発明の第6実施形態に係るダンパーのピストンの要部を示す拡大断面図である。 本発明の第6実施形態に係るダンパーのピストンの要部を示す拡大断面図である。
本発明の第1実施形態に係るダンパーについて図1〜図5に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態のダンパー10のシリンダー12は、底面12Aが閉じられており、シリンダー12の内部にはピストン14がシリンダー12の軸方向に沿って摺動自在に設けられている。また、ピストン14にはピストンロッド16の一端16Aが固定されており、ピストンロッド16の他端16Bはシリンダー12の外部に延設されている。
シリンダー12のトップ12B側にはアキュムレータ18が取付けられている。アキュムレータ18は、適度な弾発力を有し且つ所定の圧力が加わると膨らむ、例えば、ゴム等で鼓形に形成されており、シリンダー12のトップ12B側の内周面にインナーライナー19を介して保持されている。なお、インナーライナー19にはシリンダー12の内部とアキュムレータ18の内側部を連通するオリフィス21が形成されており、シリンダー12の開口部はキャップ20で塞がれている。
キャップ20の中心部には貫通孔22が形成されている。この貫通孔22には、ピストンロッド16がオイルシール24を介して挿通されており、ピストンロッド16の他端16Bがシリンダー12の外方へ突出している。なお、シリンダー12の内部には、適宜な粘度の流体の一例としてのシリコンオイルが封入されている。
ピストン14はピストンロッド16の一端16Aに固定されている。また、ピストン14は大径部14Aと、大径部14Aより小径とされ、大径部14Aの端面からシリンダー12の底面12A側に向かって延設された小径部14Bと、を備えている。また、ピストン14の小径部14Bの外周には、流量調整手段としてのスライダー26がピストン14の軸方向に沿って移動可能に配置されている。なお、ピストンロッド16の一端16Aの先端部にはEリング17が取付けられており、ピストンロッド16の一端16Aからピストン14とスライダー26とが抜け落ちないようになっている。
図4(A)に示すように、スライダー26は内周壁部26A、外周壁部26B及び内周壁部26Aと外周壁部26Bのシリンダー12の底面12A側の端部を互いに連結する底壁部26Cを備えている。また、スライダー26の底壁部26Cと、ピストン14の大径部14Aとの間には、コイルスプリング30が配置されている。このコイルスプリング30は、ピストン14とスライダー26とをピストン14の軸方向について図1に示す離間28が形成させる方向(図4の矢印C方向)に付勢している。また、スライダー26の底壁部26Cにはシリコンオイルを流過させるための適宜な口径のオリフィス32が少なくとも一つ形成されている。
従って、コイルスプリング30の付勢力に抗して、スライダー26がピストン14に接近すると、スライダー26とピストン14との離間28が狭くなるようになっている。このため、シリコンオイルの流動抵抗による制動力が高まるようになっている。
さらに、図4に示すように、コイルスプリング30の付勢力に抗して、スライダー26がピストン14に当接すると、スライダー26とピストン14との離間28が無くなるようになっている。
図3に示すように、ピストン14の大径部14Aにはピストン14の軸方向に沿って貫通孔27が形成されている。また、貫通孔27はピストン14の周方向に間隔を開けて複数(本実施形態では4つ)形成されており、貫通孔27の断面形状はピストン14の周方向に沿った円弧状となっている。
図4(A)に示すように、ピストン14の貫通孔27は、スライダー26における内周壁部26Aと外周壁部26Bとの間の内部空間29に連通している。また、ピストン14の大径部14Aの外周部14Cは弾性体としてのゴム、TPE(熱可塑性エラストマー)などエラストマーやPP(ポリプロピレン)で構成されている。一方、ピストン14の大径部14Aの内周部14Dと小径部14Bとは、外周部14Cより剛性が高いPOM(ポリアセタール)やPP(ポリプロピレン)の樹脂等で構成されている。
なお、ピストン14の大径部14Aの外周部14Cを構成する材料と、ピストン14の大径部14Aの内周部14Dを構成する材料との接合性が良くない場合には、図4(B)に示すように、ピストン14の大径部14Aの外周部14Cの内周側に形成した凹部14Eに、内周部14Dの外周側に形成した凸部14Fをはめ込む構造としてもよい。
図3に示すように、ピストン14の大径部14Aの外周部14Cにおける、小径部14B側の端部は、所定幅W1の変形部38となっている。この変形部38は大径部14Aの他の部位よりさらに大径となっており、図4(A)に示すように、ピストン14の変形部38の外周面38Aがシリンダー12の内周部12Cと摺動するようになっている。
従って、図5に示すように、ピストンロッド16の移動速度が想定使用速度以上になり、所定値以上の圧力(内圧)P1がピストン14の変形部38に加わった場合には、ピストン14の変形部38が圧力P1の作用方向へ図5に1点鎖線又は2点鎖線で示すように弾性変形するようになっている。このため、ピストン14の変形部38とシリンダー12の内周部12Cとの間にオリフィス40が形成されるようになっている。
次に、本実施形態の作用及び効果を説明する。
ピストンロッド16がキャップ20の貫通孔22からシリンダー12の外部に図1に示す状態より大きく突き出している状態から、シリンダー12の内側方向(図1の矢印A方向)に押し込まれると、スライダー26とシリンダー12の底面12Aとの間のシリコンオイルが、スライダー26のオリフィス32、ピストン14とスライダー26との離間28及びピストン14の貫通孔27を通ってシリンダー12のトップ12B側へ移動する。このときのシリコンオイルの流動抵抗によって、ピストンロッド16に加わるエネルギが減衰される。
このとき、ピストン14とスライダー26とがコイルスプリング30の付勢力で離間しており、ピストン14とスライダー26との離間28が広く保持されているので、制動力は低い範囲に保たれる。
なお、ピストンロッド16がシリンダー12の内部に入り込むと、その分、シリンダー12の内容積が減少してシリコンオイルの封入圧が高まるが、これはアキュムレータ18の変形で吸収される。
また、シリコンオイルの流動抵抗はピストン14の移動速度に対して累進的に増大するので、例えば、ある速度以上でピストン14が移動するときにピストン14に加わるシリコンオイルの抵抗でコイルスプリング30が縮むように設定しておくと、ある速度以上でスライダー26が動き難くなるのでコイルスプリング30が収縮し、スライダー26がピストン14に接近する。この結果、ピストン14とスライダー26との離間28が狭くなるので、シリコンオイルの流動抵抗による制動力が高まる。
このため、本実施形態では、コイルスプリング30の強さを調整することで、制動力の切り替えを容易に行うことができる。
さらに、本実施形態では、ピストン14の大径部14Aの外周部14Cが弾性体で構成されている。このため、ピストンロッド16が図1の矢印A方向へ移動する際に、ピストンロッド16の移動速度が想定使用速度以上になり、ピストン14の移動速度が想定使用速度以上になった場合には、図5に示すように、ピストン14に所定値以上の圧力P1が加わり、ピストン14の外周部14Cの変形部38が、図5に1点鎖線又は2点鎖線で示すように弾性変形する。
この結果、ピストン14の外周部14Cの変形部38と、シリンダー12の内周部12Cとの間にオリフィス40が形成され、形成されたオリフィス40をシリコンオイルが通過することで、シリンダー12内の内圧が所定値以上となるのを防止できる。
一方、ピストンロッド16が図1の矢印A方向と反対方向(図1の矢印B方向)へ移動する際に、ピストンロッド16の移動速度が想定使用速度以上になり、図5に示すように、ピストン14に所定値以上の圧力P2が加わった場合にも、ピストン14の外周部14Cの変形部38が、図5に1点鎖線又は2点鎖線で示す方向と逆方向へ弾性変形するため、シリンダー12内の内圧が所定値以上となるのを防止できる。
従って、本実施形態のダンパー10では、ピストンロッド16の移動速度が想定使用速度以上となった場合に、シリンダー12内の内圧が所定値以上に上昇するのを防止できる。この結果、シリコンオイル漏れも防止するために、シリンダー12等のハウジングの強度強く設定しても、ダンパー10のピストン14等の内部部品が破損するのを防止できる。
また、本実施形態では、変形部38のピストン14の軸方向に沿った幅W1を狭くすることで、ピストン14に圧力(図5の矢印P1、P2)が作用した場合に、ピストン14の外周部14Cとシリンダー12の内周部12Cとの間にオリフィス40を容易に形成することができる。なお、変形部38の幅W1を調整することで、圧力(図5の矢印P1、P2)による変形部38の変形量を容易に調整できる。このため、変形部38の幅W1は、変形部38の通常使用時の剛性と、ピストンロッド16の移動速度が想定使用速度以上になった時の弾性変形を考慮して適宜決定する。
また、本実施形態のダンパー10では、ピストンロッド16の移動速度が想定使用速度以上になって、ピストン14の外周部14Cとシリンダー12の内周部12Cとの間にオリフィス40が形成されるまでは、スライダー26にピストン14が押圧されることで、ピストン14が弾性変形により外周方向へ膨らむ。このため、ピストン14の外周部14Cのシリンダー12の内周部12Cに対する寸法追従性が上がる。この結果、ピストン14の外周部14Cと、シリンダー12の内周部12Cとの寸法精度に対する許容範囲が大きくなるので、前記寸法精度の要求レベルを下げることが可能になる。言い換えれば、同様な性能を出すための製造が容易になる。
なお、図5に示すように、ピストン14の変形部38を片持ち梁と考えれば、その撓み(倒れ量)は、長さ(径方向に沿った長さ)L1と荷重(圧力)P1とに比例し、厚さ(軸方向に沿った長さ)W1、ヤング係数(ゴムのバネ定数)及び二次モーメント(形状により決まる)に反比例する。このため、厚さ(幅)W1を厚くし、バネ定数の大きなゴム、通常は硬度の高いゴムを使用することで、変形部38の耐荷重を上げることができる。
次に、本発明の第2実施形態に係るダンパーについて図6及び図7に従って説明する。
なお、第1実施形態と同一部材は、同一符号を付してその説明を省略する。
図6に示すように、本実施形態では、ピストン14における変形部38の外周縁部における小径部14B側の端部に、ピストン14の軸方向に沿って凸壁部38Bが形成されている。
従って、本実施形態では、図7に示すように、ピストンロッド16の移動速度が想定使用速度以上となり、ピストン14に所定値以上の圧力P1が加わった場合に、ピストン14の外周部14Cの変形部38が、図7に1点鎖線又は2点鎖線で示すように弾性変形するようになっている。このため、シリンダー12の内周部12Cとの間にオリフィス40が形成され、オリフィス40をシリコンオイルが通過することで、シリンダー12内の内圧が所定値以上となるのを防止できるようになっている。この結果、ピストンロッド16の移動速度が想定使用速度以上となった場合に、ダンパー10が破損するのを防止できる。
さらに、本実施形態では、ピストン14の変形部38に凸壁部38Bを形成したことで、圧力P1による変形部38の変形が小さくなるため、変形部38の耐荷重を大きくできる。なお、変形部38の外周縁部における軸方向の両端部に凸壁部38Bを形成し、変形部38の耐荷重をさらに大きくする構成としてもよい。
次に、本発明の第3実施形態に係るダンパーについて図8に従って説明する。
なお、第2実施形態と同一部材は、同一符号を付してその説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態では、ピストン14の大径部14Aの外周部14Cにおける全域が変形部38となっており、変形部38の厚さW1が厚くなっている。従って、本実施形態のダンパー10では、変形部38の耐荷重をさらに大きくすることができる。
次に、本発明の第4実施形態に係るダンパーについて図9に従って説明する。
なお、第2実施形態と同一部材は、同一符号を付してその説明を省略する。
図9に示すように、本実施形態では、ピストン14の大径部14Aの外周部14Cに形成した変形部38に、周方向に所定の間隔を開けて切欠50が大径部14A側から小径部14B側に向かって形成されている。このため、切欠50によって、ピストン14の軸方向に沿った幅W2が、変形部38の他の部位の幅W1に比べて狭い薄肉部52が、1箇所又は周方向に所定の間隔で複数形成されている。
従って、本実施形態では、所定値以上の圧力がピストン14の変形部38に加わった場合には、ピストン14の変形部38における薄肉部52が、図5に1点鎖線又は2点鎖線で示すのと同様に且つ容易に弾性変形する。このため、ピストン14の外周部14Cとシリンダー12の内周部12Cとの間にオリフィス40が第2実施形態より容易に形成される。
また、本実施形態では、ピストン14の変形部38における薄肉部52が、変形部38の変形ポイントになり、変形部38の同じ部位を同じ形状で安定して変形させることができる。
また、本実施形態では、ピストン14の変形部38における薄肉部52を複数設けた場合には、変形時の荷重が1箇所に集中し、変形部38の耐荷重が低くなるのを防止できる。
次に、本発明の第5実施形態に係るダンパーについて図10に従って説明する。
なお、第2実施形態と同一部材は、同一符号を付してその説明を省略する。
図10に示すように、本実施形態では、ピストン14の小径部14Bにおける先端14Gの近傍の外周部14Hに係合爪56が突出形成されている。この係合爪56は、ピストン14の先端14G側が傾斜面56Aとなっており、ピストン14の先端14Gと反対側が垂直面56Bとなっている。
また、ピストン14の小径部14Bには、ワンウエイ用のフタ58が装着されている。このフタ58はゴム等の弾性体で構成され、中央部に円形の貫通孔60が形成された円形の薄い板状とされている。また、フタ58は、貫通孔60にピストン14の小径部14Bが挿入され、フタ58の内周部が係合爪56の傾斜面56Aと摺動し弾性変形することで、係合爪56を乗り越え、係合爪56と大径部14Aとの間に取付けられている。このため、フタ58はピストン14の小径部14Bに沿ってピストン14の軸方向へ移動可能となっており、先端14G方向(図10の矢印D方向)へ移動した場合には、係合爪56の垂直面56Bと当接することで、ピストン14の小径部14Bから抜け落ちないようになっている。
一方、フタ58は、先端14Gと逆方向(図10の矢印E方向)へ移動した場合には、ピストン14の大径部14Aに当接し、ピストン14の全ての貫通孔27を閉塞するようになっている。このため、ピストンロッド16が、シリンダー12内側方向(図1の矢印A方向)に押し込まれピストン14が図10の矢印A方向へ移動する場合には、シリコンオイルによる圧力によって、フタ58が矢印E方向へ移動し、ピストン14の全ての貫通孔27を閉塞するようになっている。
一方、ピストン14が図1の矢印A方向と反対方向(矢印B方向)へ移動する場合には、シリコンオイルによる圧力によって、フタ58が図10の矢印D方向へ移動し、ピストン14の全ての貫通孔27が開放されるようになっている。
従って、本実施形態では、フタ58によって、ダンパー10にワンウエイ機能を持たせることができる。なお、本実施形態では、スライダー26及びコイルスプリング30は設けられていない。
本発明の第6実施形態に係るダンパーについて図11〜図13に従って説明する。
なお、第1実施形態と同一部材は、同一符号を付してその説明を省略する。
図11に示すように、本実施形態のピストン14には、ピストン14の貫通孔27を通過するシリコンオイルの量を調整し制動力の切り替えを行うための流量調整部としての連結部70を備えている。この連結部70はゴム等の弾性体で構成されており、ピストン14に固定され一体となっている。なお、連結部70は一体成形によってピストン14と一体としてもよい。
図12に示すように、連結部70は内周壁部70A、外周壁部70B及び内周壁部70Aと外周壁部70Bのシリンダー12の底面12A側の端部を互いに連結する底壁部70Cを備えている。また、連結部70の外周壁部70Bの端部とピストン14の大径部14Aとの間にはシリコンオイルを流過させるための適宜な隙間72が形成されており、連結部70の底壁部70Cにはシリコンオイルを流過させるための適宜な口径のオリフィス74が少なくとも一つ形成されている。
図13に示すように、ピストン14の移動によって、ゴム等の弾性体で構成された連結部70の底壁部70Cに、シリコンオイルによって所定の圧力P1が作用すると、連結部70の底壁部70Cが弾性変形し、外周壁部70Bの端部がピストン14の大径部14Aに接近または当接するようになっている。このため、隙間72が小さくまたは閉塞されることで、貫通孔27を通過するシリコンオイルの流量が少なくまたは無くなるようになっている。
この結果、本実施形態では、第1実施形態と同様の作用効果が得られると共に、第1実施形態のスライダー26とコイルスプリング30を必要としないため、ダンパー10の構成を簡略化できる。
(その他の実施形態)
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記各実施形態では、ピストン14の大径部14Aの外周部14Cは弾性体としてのゴム、TPE(熱可塑性エラストマー)などエラストマーやPP(ポリプロピレン)で構成し、ピストン14の大径部14Aの内周部14Dと小径部14Bとを、外周部14Cより剛性が高いPOM(ポリアセタール)やPP(ポリプロピレン)の樹脂等で構成したが、これに代えて、ピストン14の全体を弾性体としてのゴム等で構成してもよい。
また、上記各実施形態では、ダンパー10がピストンロッド16をシリンダー12から押し出す方向へピストン14を付勢するスプリングを備えない構成としたが、ダンパー10がピストンロッド16をシリンダー12から押し出す方向へピストン14を付勢するスプリングを備えた構成とししてもよい。また、上記各実施形態は、適宜、組み合わされて実施可能である。
10 ダンパー
12 シリンダー
12C シリンダーの内周部
14 ピストン
14C ピストンの外周部
16 ピストンロッド
26 スライダー(流量調整手段)
27 貫通孔
30 コイルスプリング(付勢手段)
32 オリフィス
38 ピストンの変形部
38A ピストンの変形部の外周面
38B ピストンの凸壁部
40 オリフィス
50 切欠
52 ピストンの変形部の薄肉部
56 係合爪
58 フタ
70 ピストンの連結部(流量調整部)
74 オリフィス

Claims (6)

  1. 流体が封入されたシリンダーと、
    前記シリンダー内に摺動自在に設けられ、弾性体で構成された外周部を備え、前記シリンダー内の内圧が所定値に達すると前記外周部が弾性変形することで前記シリンダーの内周部との間にオリフィスを形成するピストンと、
    一端が前記ピストンに固定され、他端が前記シリンダーの外部に延設されたピストンロッドと、
    を有するダンパー。
  2. 前記ピストンには、軸方向に沿った貫通孔と、前記貫通孔を通過する前記流体の量を調整し制動力の切り替えを行うための流量調整部と、が形成されている請求項1に記載のダンパー。
  3. 流体が封入されたシリンダーと、
    前記シリンダー内に摺動自在に設けられ、弾性体で構成された外周部を備え、前記シリンダー内の内圧が所定値に達すると前記外周部が弾性変形することで前記シリンダーの内周部との間にオリフィスを形成するピストンと、
    前記ピストンに軸方向に沿って形成された貫通孔と、
    前記シリンダー内に摺動自在に設けられ、前記ピストンの貫通孔を通過する前記流体の量を調整し制動力の切り替えを行うための流量調整手段と、
    一端が前記ピストンに固定され、他端が前記シリンダーの外部に延設されたピストンロッドと、
    を有するダンパー。
  4. 前記ピストンは、前記外周部に前記ピストンの軸方向に沿って所定幅とされ、前記内圧で変形する変形部を有する請求項1〜3の何れか1項に記載のダンパー。
  5. 前記ピストンは、前記外周部の一部に、前記ピストンの軸方向に沿った幅が、前記外周部の他の部位に比べて狭い薄肉部を有する請求項1〜4の何れか1項に記載のダンパー。
  6. 前記シリンダー内に設けられ、前記内圧に対して前記流量調整手段を前記ピストンから離れる方向に付勢する付勢手段を有する請求項3〜5の何れか1項に記載のダンパー。
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