JP5339189B2 - シャッタ機構、画像形成装置 - Google Patents

シャッタ機構、画像形成装置 Download PDF

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本発明は、開口部を持つ仕切り板に開口部を開閉するためシャッタ部材を回動可能に備えたシャッタ機構および画像形成装置に関する。
画像形成装置本体に設けられる仕切り板に設けた開口部に、バンク立てたピンを入れ、給紙バンクなどのバンクと画像形成装置の装置本体との連結位置決めにしているものがある。この種の機構では、バンクと連結していない時は底面の開口を塞ぐ手段として、この開口を塞ぐ部材を取り付け、この開口部に部材を入れる時開口部を塞ぐ部材を外したり、仕切り板の開口部内側に、入ってくるピンを避ける形状を袋型のフタを設けたものがある。また開口の入ってくるピンと嵌合する部材を機器内部に設け、ピンをロックする機構を設けたものがある。また自転車のスタンドの様に、回動可能に保持された部材を1本のバネを用いて、2方向に付勢するものもある
上述のように開口を塞ぐ部材を取り付け、この開口部に部材を入れる時も開口部を塞ぐ部材を外す方法は操作性が良くない。仕切り板の開口部内側に、入ってくるピンを避ける形状を袋型のフタを設ける方法は機器内部に大きな空間が必要となる。
開口部に入ってくるピンと嵌合する部材を機器内部に設け、ピンをロックする機構を設け。そのロック部材を取手の動作と連動させたものは、開口部にピンが入って無い時は開口部は開放状態となってしまう。
ロック部材の嵌合方法は嵌合部材が回動する方向とピンと嵌合する箇所の力を受ける方向が同じであるため、嵌合部に外力が加わった時、ピンがロック部材を押す方向とロック部材が解除する方法が同じとなり外力に弱い。
またピンの嵌合部とロック部材の嵌合部との位置関係のずれに対してあまり余裕が無いまた、ピンとロック部材との嵌合の解除を弾性体によっておこなっているが、ピンとロック部材がかじっていた場合、取手を引き出してもロックが解除されない不具合があった。
本発明はその改善を図ったものであり、シャッタ部材が開口部を開放する位置と塞ぐ位置のどちらでも付勢される機構とし、開口部に入ってくる部材をシャッタ部材がロックできるようにして上述の問題点を解決したシャッタ機構、画像形成装置を提供することを目的とする
本発明のシャッタ機構のうち請求項1に係るものは、開口部を持つ仕切り板と、前記開口部を開閉するため回動可能に前記仕切り板に保持されたシャッタ部材を備え、該シャッタ部材が前記開口部を開放する位置と、前記開口部を塞ぐ位置のどちらでも付勢する付勢手段を備えたシャッタ機構において、前記開口部に入ってくる部材との嵌合部を前記シャッタ部材が備えることを特徴とする。
請求項2に係るものは、請求項1のシャッタ機構において、前記付勢手段が、前記シャッタ部材を前記開口部を塞ぐ位置に付勢した状態では、前記仕切り板と前記シャッタ部材との開口部でのすき間Aと、前記仕切り板と前記シャッタ部材とが重なりあい、前記すき間と直行する方向の前記開口部外周と前記シャッタ外周との最短距離Bとの間に2A<Bとなる関係を有することを特徴とする。
請求項3に係るものは、請求項1または2のシャッタ機構において、前記開口部に入ってくる部材と前記シャッタ部材とが嵌合すると、前記シャッタ部材の嵌合部が、該嵌合部へ入ってくる部材の出入り方向に対し直行する方向に押圧することを特徴とする。
請求項4に係るものは、請求項1から3のいずれかのシャッタ機構において、
前記シャッタ部材の前記嵌合部の形状は、
前記開口部と前記シャッタ部材の回動中心とを結ぶ直線と、前記シャッタ部材の嵌合部と前記シャッタ部材の回動中心とを結ぶ直線との成す角θとする時、
前記シャッタ部材の嵌合部と前記開口部に入ってくる部材との、前記開口部と前記シャッタ部材の回動中心とを結ぶ直線方向での距離は、前記角θが大きくなるに連れて徐々に大きくなる、
ことを特徴とする。
請求項5に係るものは、請求項1から4のいずれかのシャッタ機構において、前記開口部に入ってくる部材が円筒形状であって、その嵌合部の形状は円周方向の溝であることを特徴とする。
請求項6に係るものは、請求項5のシャッタ機構において、前記シャッタ部材の嵌合部形状は、嵌合状態において、開口部に入ってくる部材とシャッタ回動中心とを結ぶ直線上の、開口部に入ってくる部材の回動中心から遠い側及び近い側の溝部に嵌合することを特徴とする。
請求項7に係るものは、請求項1から6のいずれかのシャッタ機構において、前記シャッタ部材の回動中心の穴の径は、回動中心の軸の径よりも大きく、前記シャッタ部材は前記回動中心を軸に回動し、かつ円周方向に自由度をもって保持されたことを特徴とする。
請求項8に係るものは、請求項7のシャッタ機構において、
前記シャッタ部材の回動中心と嵌合部を結ぶ直線方向に自由度を持つことを特徴とする。
請求項9に係るものは、請求項4のシャッタ機構において、前記シャッタ部材の嵌合部と前記開口部に入ってくる部材との、前記開口部と前記シャッタ部材の回動中心とを結ぶ直線方向での距離の大きくなる量、前記シャッタ部材の回動中心と嵌合部を結ぶ直線方向の移動可能量よりも大きいことを特徴とする。
請求項10に係るものは、請求項1から9のいずれかのシャッタ機構において、前記付勢手段が、嵌合している時は前記シャッタ部材を前記開口の閉側に付勢することを特徴とする。
請求項11に係るものは、請求項5から10のいずれかのシャッタ機構において、前記開口部に入ってくる部材の円周方向の溝は、該開口部に入ってくる部材外周から溝底へかけてテーパー形状をなすことを特徴とする。
請求項12に係るものは、請求項1から11のいずれかのシャッタ機構において、前記シャッタ部材が、前記開口部に入ってくる部材と嵌合する位置にある時、該シャッタ部材前記開口部に入ってくる部材と嵌合する箇所はスラスト方向にガタがあることを特徴とする。
請求項13に係るものは、請求項1から12のいずれかのシャッタ機構において、前記シャッタ部材が前記開口部を塞ぐ位置にあるとき、該シャッタ部材のスラスト方向のガタを抑える部材を備えたことを特徴とする。
請求項14に係るものは、請求項13のシャッタ機構において、
前記ガタを抑える部材と前記シャッタ部材との嵌合部はテーパーをなすことを特徴とする。
請求項15に係る画像形成装置は、常時は機器本体内に収納し、移動時は引き出してそれを持って機器の移動を可能にする取手を備えた画像形成装置において、該取手と連動して開閉するシャッタ機構を備え、該シャッタ機構が請求項1から14のいずれかに記載のものであることを特徴とする。
請求項16に係るものは、請求項15の画像形成装置において、前記取手の収納位置が、前記シャッタ部材がロックする位置であることを特徴とする。
請求項17に係るものは、請求項15または16の画像形成装置において、前記シャッタ部材を押圧する取手の部材が取手の抜け止めを兼ねることを特徴とする。
請求項18に係るものは、請求項15ないし17のいずれかの画像形成装置において、本体側抜け止めが取手のガイドを兼ねることを特徴とする。
本発明によれば、開口部を持つ仕切り板と、前記開口部に回動可能に保持されたシャッタであって、該シャッタが開口部を開放する位置、該シャッタが開口部を塞ぐ位置、どちらにも、付勢されるシャッタを備えたシャッタ機構においてこの開口部に入ってくる部材と該シャッタ部材は嵌合部を備えることにより、シャッタが開口部に入ってくる部材をロックすることができる。
本発明の一実施例であるシャッタ機構を用いた画像形成装置を示す図 ピンが入っていない状態で、取手が収納された状態のシャッタ機構の平面図 ピンが入っていない状態で、取手を引き出し、シャッタ部材と取手が接触した状態のシャッタ機構の平面図 ピンが入っていない状態で、取手を引き出し、シャッタ部材が開放と閉鎖との分岐点に位置する状態の平面図 図2Cの状態でシャッタ部材3が開放と閉鎖との分岐点を超え、開放側に付勢された状態の平面図 取手を引き出しきった状態の平面図 ピンが入っていない状態で、取手を収納し始め、取手がシャッタ部材に接触した状態の平面図 ピンが入っていない状態で、取手がシャッタ部材を回し、シャッタ部材が開放と閉鎖との分岐点にある状態の平面図 ピンが入っていない状態で、取手がシャッタ部材を回し、シャッタ部材が開放と閉鎖との分岐点を超え、閉鎖状態に付勢された状態の平面図 開口部にピンが入った状態で取手を収納した状態の平面図 開口部に入ったピンとシャッタ部材が嵌合部で嵌合した状態で、取手を引き出し、取手がシャッタ部材に接触し、シャッタ部材を開放し始めた状態の平面図 シャッタ部材が開放と閉鎖との分岐点を超える状態を示す図 シャッタ部材が開放と閉鎖との分岐点を超えた直後の状態を示す図 シャッタ部材が開口部を塞ぐ位置に付勢された状態を示す図 シャッタ部材の嵌合部の形状を拡大して示す図 シャッタ部材の嵌合部の形状を拡大して詳細に示す図 シャッタ部材が閉じた状態でシャッタ部材を押さえる押さえ部材がシャッタ部材のガタを抑えている様子を示す図 仕切り板の開口部に入ってくる部材と嵌合した状態の断面図
以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。なお本発明は図示の画像形成装置への実施には限定されず、画像形成を行う種々の装置に適用可能である。以下、本発明を適用した画像形成装置について説明を行う。
本発明の一実施例であるシャッタ機構を用いた画像形成装置を図1に示す。この画像形成装置は、開口部1のある仕切り板2と、開口部1に回転可能に保持されたるシャッタ部材3と、シャッタ部材を付勢する弾性体4(図示の例はスプリング。ただしこれに限定されない。)と、取手5とを備えている。この開口部1にバンクとの位置決めピン6(開口部1に入ってくる部材)が入ってくる。このシャッタ部材3は、開口部1を塞ぐ位置、開く位置のどちらにも付勢され得るように構成してある。なおCはシャッタ部材3の回転中心である。また7は装置本体の側板である。
このシャッタ機構は、取手5と連動して回動するよう保持されており、図2Aはピン6が入っていない状態で、取手5が収納された状態のシャッタ機構の平面図を示す。弾性体である引張りスプリング4によって、開口部1を塞ぐ位置でシャッタ部材3は付勢されている。
図2Bはピン6が入っていない状態で、取手5を引き出し、シャッタ部材3と取手5が接触した状態のシャッタ機構の平面図を示す。また図2Cはピン6が入っていない状態で、取手5を引き出し、シャッタ部材3が開放と閉鎖との分岐点に位置する状態の平面図を示す。
図2Cに至るまではシャッタ部材3は開口部1を閉鎖する方向に付勢されている。図2Dは図2Cの状態でシャッタ部材3が開放と閉鎖との分岐点を超え、開放側に付勢された状態の平面図を示す。シャッタ部材3がピン6との嵌合部(凹部)3aを備えることがよく示されている。図2Eは取手5を引き出しきった状態の平面図を示す。シャッタ部材3を押圧する取手5の部材は取手5の抜け止めを兼ねる構成と、装置本体の側板7の抜け止めは取手5のガイドを構成はこの図に示す通りである。
図2Fはピン6が入っていない状態で、取手5を収納し始め、取手5がシャッタ部材に接触した状態の平面図を示す。図2Gはピン6が入っていない状態で、取手5がシャッタ部材3を回し、シャッタ部材3が開放と閉鎖との分岐点にある状態の平面図を示す。図2Hはピン6が入っていない状態で、取手5がシャッタ部材3を回し、シャッタ部材が開放と閉鎖との分岐点を超え、閉鎖状態に付勢された状態の平面図を示す。
取手5が完全に収納された状態は、図2Aと同じ平面図となる。次ぎに開口部1に入ってくる部材がある時のシャッタ部材3の動きを示す。取手5が収納された状態(シャッタも塞ぐ)から取手5を引き出し、シャッタ部材3を開放状態とするところは図2Aから図2Eと同様である。取手5を収納し始め、シャッタ部材3が開放と閉鎖との分岐点を超えシャッタ部材3が閉鎖状態に付勢し始めるまでは図2Fから図2Gと同様である。
図2Iは開口部1にピン6が入った状態で取手5を収納した状態の平面図を示す。取手5の収納位置はシャッタ部材3がロックされる位置となる状態になる。図2Jは開口部1に入ったピン6とシャッタ部材3が嵌合部3aで嵌合した状態で、取手5を引き出し、取手5がシャッタ部材3に接触し、シャッタ部材3を開放し始めた状態の平面図を示す。
そして図2Jの状態からさらに取手5を引き出すと、図2Kに示すように、シャッタ部材3が開放と閉鎖との分岐点を超えると図2A、図2Bに示す通り、シャッタ部材3は開口部1を開放する方向に付勢される。
図3にシャッタ部材3が開口部1を塞ぐ位置に付勢された状態を示す。仕切り板2と、シャッタ部材2との開口部1でのすき間Aは、(図3(Bに断面で示す。
仕切り板2とシャッタ部材3とが重なりあい、すき間Aと直行する方向の開口部1の外周と、シャッタ部材3の外周との距離は、図4に示す通りC1、C2となり、開口部3全周の内最短距離にあるものをBとする。シャッタ部材3と仕切り板2との重なりがすき間の2倍以上あれば物体の落下を防止できることがわかる。
なお図4に示すシャッタ部材3の嵌合部3aの形状は、開口部1とシャッタ部材3の回動中心Cとを結ぶ直線と、シャッタ部材3の嵌合部3aと回動中心Cとを結ぶ直線とのなす角をθとする時、シャッタ部材3の嵌合部3aと、開口部1に入ってくる部材との、開口部1と回動中心Cとを結ぶ直線方向での距離1及び2は、角θが大きい時は大きく、角θが小さくなるに連れて徐々に小さくなる。こうすることで所定の嵌合位置までシャッタ部材3を円滑に導くができる。
図5に示すシャッタ部材3の嵌合部3aの形状は、嵌合状態において、開口部1に入ってくる部材(ピン6など)とシャッタ部材3の回動中心Cとを結ぶ直線上にシャッタ部材3に設けた回転中心Cが位置するように構成している点を示す。こうすることにより、従来技術ではシャッタ部材3の回動中心Cを構成する軸とシャッタ部材3の嵌合部3aの図に示す方向の力及び位置のばらつきに弱い点を改善できる。
すなわち、シャッタ部材3の回動中心となる部材の径D1に対し、シャッタ部材3の穴を回動中心と嵌合部を結ぶ直線方向にD2にすることにより、開口部3bに入って来た軸位置がずれていた場合でもシャッタ部材3の嵌合部3aを嵌合させ易い。
またシャッタ部材3の嵌合部aと、開口部1に入ってくる部材との、開口部1とシャッタ部材3回動中心とを結ぶ直線の距離Cの大きくなる量が回動中心と嵌合部を結ぶ直線方向の移動可能量(ここで言うD2−D1)よりも大きくすると自由度による位置のずれを吸収し嵌合できる様にすることができる
図6はシャッタ部材3が閉じた状態でシャッタ部材3を押さえる押さえ部材8がシャッタ部材3のガタを抑えている様子を示す。また図7は仕切り板2の開口部1に入ってくる部材(図ではピン6)と嵌合した状態の断面を示す。開口部1に入ってくるピン6の外周から溝底へはテーパー部6aになっていて、仕切り板2の開口部1への抜き差しを円滑にできる。またシャッタ部材3はシャッタ部材を抑える押さえ部材8により上下方向のガタをおさえられている。
1:開口部
2:仕切り板
3:シャッタ部材
3a:嵌合部
4:弾性体
5:取手
6:位置決めピン
6a:位置決めピンのテーパー部
7:装置本体の側板
8:押さえ部材
C:シャッタ部材の回転中心
特開平11−015225号公報 特開平08−305101号公報

Claims (18)

  1. 開口部を持つ仕切り板と、
    前記開口部を開閉するため回動可能に前記仕切り板に保持されたシャッタ部材を備え、
    該シャッタ部材が前記開口部を開放する位置と、前記開口部を塞ぐ位置のどちらでも付勢する付勢手段を備えたシャッタ機構において、
    前記開口部に入ってくる部材との嵌合部を前記シャッタ部材が備える
    ことを特徴とするシャッタ機構。
  2. 請求項1のシャッタ機構において、
    前記付勢手段が、前記シャッタ部材を前記開口部を塞ぐ位置に付勢した状態では、
    前記仕切り板と前記シャッタ部材との開口部でのすき間Aと、
    前記仕切り板と前記シャッタ部材とが重なりあい、前記すき間と直行する方向の前記開口部外周と前記シャッタ外周との最短距離Bとの間に、
    2A<Bとなる関係を有する、
    ことを特徴とするシャッタ機構。
  3. 請求項1または2のシャッタ機構において、
    前記開口部に入ってくる部材と前記シャッタ部材とが嵌合すると、前記シャッタ部材の嵌合部が、該嵌合部へ入ってくる部材の出入り方向に対し直行する方向に押圧する、
    ことを特徴とするシャッタ機構。
  4. 請求項1から3のいずれかのシャッタ機構において、
    前記シャッタ部材の前記嵌合部の形状は、
    前記開口部と前記シャッタ部材の回動中心とを結ぶ直線と、前記シャッタ部材の嵌合部と前記シャッタ部材の回動中心とを結ぶ直線との成す角θとする時、
    前記シャッタ部材の嵌合部と前記開口部に入ってくる部材との、前記開口部と前記シャッタ部材の回動中心とを結ぶ直線方向での距離は、前記角θが大きくなるに連れて徐々に大きくなる、
    ことを特徴とするシャッタ機構。
  5. 請求項1から4のいずれかのシャッタ機構において、
    前記開口部に入ってくる部材が円筒形状であって、その嵌合部の形状は円周方向の溝であることを特徴とするシャッタ機構。
  6. 請求項5のシャッタ機構において、
    前記シャッタ部材の嵌合部形状は、嵌合状態において、開口部に入ってくる部材とシャッタ回動中心とを結ぶ直線上の、開口部に入ってくる部材の回動中心から遠い側及び近い側の溝部に嵌合する、
    ことを特徴とするシャッタ機構。
  7. 請求項1から6のいずれかのシャッタ機構において、
    前記シャッタ部材の回動中心の穴の径は、回動中心の軸の径よりも大きく、前記シャッタ部材は前記回動中心を軸に回動し、かつ円周方向に自由度をもって保持されたことを特徴とするシャッタ機構。
  8. 請求項7のシャッタ機構において、
    前記シャッタ部材の回動中心と嵌合部を結ぶ直線方向に自由度を持つことを特徴とするシャッタ機構。
  9. 請求項4のシャッタ機構において、
    前記シャッタ部材の嵌合部と前記開口部に入ってくる部材との、前記開口部と前記シャッタ部材の回動中心とを結ぶ直線方向での距離の大きくなる量、前記シャッタ部材の回動中心と嵌合部を結ぶ直線方向の移動可能量よりも大きいことを特徴とするシャッタ機構。
  10. 請求項1から9のいずれかのシャッタ機構において、
    前記付勢手段が、嵌合している時は前記シャッタ部材を前記開口の閉側に付勢することを特徴とするシャッタ機構。
  11. 請求項5から10のいずれかのシャッタ機構において、
    前記開口部に入ってくる部材の円周方向の溝は、該開口部に入ってくる部材外周から溝底へかけてテーパー形状をなすことを特徴とするシャッタ機構。
  12. 請求項1から11のいずれかのシャッタ機構において、
    前記シャッタ部材が、前記開口部に入ってくる部材と嵌合する位置にある時、該シャッタ部材前記開口部に入ってくる部材と嵌合する箇所はスラスト方向にガタがあることを特徴とするシャッタ機構。

  13. 請求項1から12のいずれかのシャッタ機構において、
    前記シャッタ部材が前記開口部を塞ぐ位置にあるとき、該シャッタ部材のスラスト方向のガタを抑える部材を備えたことを特徴とするシャッタ機構。
  14. 請求項13のシャッタ機構において、
    前記ガタを抑える部材と前記シャッタ部材との嵌合部はテーパーをなすことを特徴とするシャッタ機構。
  15. 常時は機器本体内に収納し、移動時は引き出してそれを持って機器の移動を可能にする取手を備えた画像形成装置において、
    該取手と連動して開閉するシャッタ機構を備え、
    該シャッタ機構が請求項1から14のいずれかに記載のものであることを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項15の画像形成装置において、
    前記取手の収納位置が、前記シャッタ部材がロックする位置であることを特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項15または16の画像形成装置において、
    前記シャッタ部材を押圧する取手の部材が取手の抜け止めを兼ねることを特徴とする画像形成装置。
  18. 請求項15ないし17のいずれかの画像形成装置において、
    本体側抜け止めが取手のガイドを兼ねることを特徴とする画像形成装置。
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