JP4890331B2 - 扉用の開閉補助装置 - Google Patents

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この発明は、錠が取り付けられた盤の扉用の開閉補助装置に関する。
一般に、動力盤、分電盤、制御盤等の盤の扉は通常施錠されており、保守点検時等に開放される。盤に取り付ける施錠装置として、特許文献1には、鍵孔を中心とする固定本体の裏面部に螺旋面を設け、固定本体の軸受筒部にロックシャフトを回転可能かつ前後方向に移動可能に嵌挿し、軸受筒部内に固設したガイド筒の前面部に軸孔を中心とする螺旋面を設け、ロックシャフトに横断方向に固設したカムピンを螺旋面間に形成される螺旋溝に移動可能に挿入し、ロックシャフトとガイド筒間にロックシャフトを前方に移動付勢するバネを嵌め入れた扉用ロックハンドル装置が開示されている。
特開平10−96343号公報(請求項1、図2)
特許文献1の扉用ロックハンドルによれば、扉の当初の取り付けに誤差があったり、経年変化で扉の建て付けに狂いが生じたりしても、止め金板と受金の係合による扉の施錠を確実に成立させることができる。
しかし、特許文献1の扉用ロックハンドル装置に用いられている施錠機構は簡素なため、安全管理上の理由等から、扉にシリンダ錠と開閉補助用のハンドルを取り付けることも広く行なわれている。この場合、シリンダ錠を開錠すると、鍵のキー溝に錠内部のピン等が係合し鍵がシリンダ錠から抜けない状態になるため、保守点検中にシリンダ錠等に鍵を挿したままにして、鍵をハンドルの代わりにして扉の開閉操作が行なわれることがある。このような操作が行なわれると、鍵は大きな荷重に耐えるように作られていないため変形し、またシリンダ錠内部の破損の原因にもなる。盤の扉が重い場合、特にこの問題が生じ易い。
このような従来技術の課題を解決するため、本発明は、開錠操作と扉の開閉操作を一つの装置で行なえ、鍵の変形が防止された盤の扉用の開閉補助装置を提供することを目的とする。
前述の課題を解決するための本発明は、鍵部材を備えるハンドルと、錠に対し取り付けられ鍵部材が挿通される錠カバーとを含んで構成される扉用の開閉補助装置であって、ハンドルは、把持部と、把持部から軸線に沿って延出するシャフト部と、把持部と反対側のシャフト部の先端部から軸線に直交する方向に突き出すフック部と、シャフト部に軸線と平行な方向に進退可能に取り付けられ、把持部から遠ざかる方向にバネ付勢され先端部からキー溝部が突き出す鍵部材とを備え、錠カバーは、錠の前面に対し離間して正対する対向面を有し、対向面にはハンドルのシャフト部および鍵部材が軸線を中心に回転可能に挿通されるシャフト孔部と、シャフト孔部から軸線に直交する方向に延び出しフック部が通過するフック孔部とが形成されるとともに、フック孔部を起点としてシャフト孔部の開孔縁に沿って延在しフック部が旋回しながら摺接する誘導面と、誘導面に連続して形成され、誘導面に対し錠の前面から遠ざかる方向に凹み、鍵部材を錠に挿入し開錠位置までシャフト部とともに回転させたとき、フック部がバネ付勢の反力により進入する嵌入溝とを備えることを特徴とする。
なお、開錠位置とは、施錠された錠に鍵部材を挿入して所与の角度だけ回転させ、錠が取り付けられた扉を開放できる状態になるときの鍵部材の位置を言う。
本発明の1つの実施態様では、錠カバーは、シャフト孔部およびフック孔部が形成された覆い部材と、シャフト孔部およびフック孔部から離間して覆い部材に取り付けられ、錠が装着される錠取付孔が形成された裏蓋とから成り、シャフト孔部はほぼ円形であり、錠取付孔に装着された錠の回転軸上にシャフト孔部の中心が位置する。
また、別の実施態様では、嵌入溝は、フック孔部から嵌入溝に向かうフック部の旋回方向に直交し旋回方向の上流側に位置する第1壁面と下流側に位置する第2壁面をと備え、第2壁面に連接し旋回方向に直交する方向に延在する障壁面を備える。
さらに別の実施態様では、誘導面に、嵌入溝の溝深さ方向と反対方向に凸となる傾斜部を備える。
また別の実施態様では、複数のフック部が、軸線に関し回転対称に設けられている。
本発明の扉用の開閉補助装置は、ハンドルのシャフト部に備えられバネ付勢された鍵部材を、錠カバーのシャフト孔部を通過させ錠に挿入して開錠するとき、シャフト部から突き出すフック部は、誘導面に摺接しながら旋回して開錠位置でバネ付勢の反力により嵌入溝に進入する。これにより、ハンドルの回転と、錠カバーから離脱する方向への移動が禁止され、この状態でハンドルを手前に引けば、扉を開くことができる。このとき、ハンドルの錠カバーから離脱する方向への移動が禁止されているので、鍵部材を錠から引き抜く方向に力が加わることはなく、また、ハンドルの回転が禁止されているため、鍵部材をねじる方向に力が加わることはない。このように、鍵部材に力が加わることがないので鍵の変形が防止され、また、開錠操作と扉の開閉操作を一つの装置で行なえる開閉補助装置が提供される。
錠カバーは、シャフト孔部およびフック孔部が形成された覆い部材と、シャフト孔部およびフック孔部から離間して覆い部材に取り付けられ、錠が装着される錠取付孔が形成された裏蓋とから成り、シャフト孔部はほぼ円形であり、錠取付孔に装着された錠の回転軸上にシャフト孔部の中心が位置する構成によれば、シャフト部の軸線と、錠の回転軸との位置合わせを容易に行なうことができる。
嵌入溝は、フック孔部から嵌入溝に向かうフック部の旋回方向に直交し旋回方向の上流側に位置する第1壁面と下流側に位置する第2壁面とを備え、第2壁面に連接し旋回方向に直交する方向に延在する障壁面を備える構成にすれば、障壁面がハンドルの開錠位置を越える回転を禁止し、鍵にねじる力が加わることを防止できるので、さらに有効に鍵の変形を防止できる。
誘導面に、嵌入溝の溝深さ方向と反対方向に凸となる傾斜部を備える構成にすれば、フック部に対するバネ付勢の反力が大きくなり、フック部を確実に嵌入溝に進入させることができる。
複数のフック部が、軸線に関し回転対称に設けられている構成にすれば、フック部を嵌入溝に進入させた状態でハンドルを引っ張ったとき、軸線が錠の回転軸に対し傾斜することがないので、鍵部材に無理な力が加わらず、鍵部材の変形が防止される。
添付の図面を参照して、本発明に係る開閉補助装置1について、開閉補助装置1が取り付けられる錠はシリンダ錠30であるとして説明する。図1は開閉補助装置1の分解斜視図、図2は図1のII−II線断面図、図3は錠カバー3を図1のII−II線で切断し、平面に展開して錠カバー3の内部構造を表す模式図である。なお、図2では、シリンダ錠30の詳細な内部構造の図示は省略し、図3ではハンドル2とシリンダ錠30の図示は省略している。
図1に示すように、開閉補助装置1は鍵部材4を備えるハンドル2と、シリンダ錠30に対し取り付けられる錠カバー3とを含んで構成される。ハンドル2は、把持部21と、把持部21から軸線Mに沿って延出する円柱状のシャフト部22と、シャフト部22の把持部21と反対側にある先端部23からシャフト部22の軸線Mに直交する方向に突き出すフック部5とを備える。鍵部材4は、把持部21から遠ざかる方向にバネ付勢されており、シャフト部22の先端部23から軸線Mに沿ってキー溝部41(キー溝の図示は省略する)が突き出す。なお、シャフト部22の形状は円柱状に限られず、軸線Mに直交する平面における断面形状が、軸線Mを中心とする円に内接する形状であればよい。
錠カバー3は、シリンダ錠30に対し取り付けられ、シリンダ錠30の前面31に対し離間して正対する対向面32を有する。対向面32は、ハンドル2を挿入する側から見て錠カバー3の裏側にあり、ハンドル2のシャフト部22および鍵部材4が軸線Mを中心に回転可能に挿通されるシャフト孔部6と、シャフト孔部6から軸線Mに直交する方向に延出し、ハンドル2のフック部5が通過するフック孔部7とが形成されている。シャフト孔部6には、シリンダ錠30の鍵穴33が露出する。
ここで、錠カバー3を、シャフト孔部6、およびほぼ円形のフック孔部7が形成された覆い部材13と、シャフト孔部6およびフック孔部7から離間して覆い部材13に取り付けられる裏蓋14とで構成することができる。裏蓋14にはシリンダ錠30が装着される錠取付孔15が形成されており、覆い部材13が取り付けたられたとき、シリンダ錠30の回転軸N上に、ほぼ円形のシャフト孔部6の中心が位置する。裏蓋14は、シリンダ錠30のシリンダ部34を錠取付孔15に挿通した後、ネジ35で螺着して覆い部材13に取り付けられる。
この構成により、シャフト孔部6にハンドル2のシャフト部22を挿入したとき、シャフト部22の軸線Mとシリンダ錠30の回転軸Nがほぼ一致する。従って、錠カバー3をシリンダ錠30に対し取り付けるとき、シャフト部22の軸線Mと、シリンダ錠30の回転軸Nとの位置合わせを容易に行なうことができる。
また、ハンドル2に2箇所設けられているフック部5は、軸線Mに関し回転対称になっている。フック部5を軸線Mに関し回転対称に設ければ、フック部5を錠カバー3に進入させ図示しない扉を開くためハンドル2を引っ張ったとき、軸線Mがシリンダ錠30の回転軸Nに対し傾斜することがなく、鍵部材4を曲げる力が加わらず、鍵部材4の変形が防止されるので好ましい。また、各フック部5は、シャフト部22を軸線Mの周りに回転させたときフック部5が描く軌道にほぼ直交し互いに並行な平坦面51、51と、平坦面51に直交し把持部21と向き合う摺接面52を有する。
図2に示すように、鍵部材4はほぼ矩形の平板状部材であり、シャフト部22の先端部23に開口を形成する収容孔24内に取り付けられる。矩形の鍵部材4の長辺は、ハンドル2のシャフト部22の軸線Mに並行し、鍵部材4を囲繞する収容孔24の周壁面25に摺接する。これにより、鍵部材4はシャフト部22の軸線M方向に沿って進退することができる。また鍵部材4は、バネ42で把持部21から遠ざかる方向にバネ付勢されている。
鍵部材4は軸線Mに沿って、シャフト部22の先端部23から突き出しキー溝(図示せず)が形成されたキー溝部41と、キー溝部41に隣接し収容孔24に収容されるガイド部43と、ガイド部43に隣接しバネ42が取り付けられるバネ取付部46とを有し、ガイド部43に形成された長穴44に挿通されるピン45により、収容孔24から脱出不能に取り付けられる。バネ42、バネ取付部46、および長穴44は、鍵部材4がスムーズに動くよう、軸線M上に配列されている。
軸線Mに直交する方向におけるキー溝部41の幅はガイド部43の幅よりも小さく、両者の境界に軸線Mに直交する段差面47がある。この段差面47がシリンダ錠30の前面31に当接することにより、鍵部材4は鍵穴33に正規の挿入深度で挿入される。また、段差面47からシャフト部22の先端部23の端面までの軸線Mに平行な方向おける距離をX、収容孔24内で鍵部材4が軸線Mに沿って把持部21に向け移動可能な距離をYとしたとき、X<Yとすることにより、ハンドル2をシリンダ錠30の前面31に向け押し込んだとき、シャフト部22の先端部23がシリンダ錠30の前面31に当接して押圧する一方、鍵部材4にはバネ42が介在するため力が直接加わらず、鍵部材4の圧縮による変形が防止される。
また、鍵部材4を鍵穴33に正規の挿入深度で挿入しハンドル2に力を加えない状態のとき、フック部5がフック孔部7内に位置するか、または錠カバー3の外側に位置するようにする。これにより、ハンドル2をシリンダ錠30に向けて押し込んでフック部5を誘導面8に摺接させたとき、フック部5にシリンダ錠30の前面31から遠ざかる方向にバネ付勢の反力が作用する。
錠カバー3は、シリンダ錠30が装着された裏蓋14を介し、シリンダ錠30のシリンダ部34に螺着されたナット36を締め付けて仮想線で示す扉Dに固着される。また、シリンダ部34の後部に設けられた公知の構造の角度ストッパ38により、鍵部材4が開錠位置を越えて回転することが禁止されている。このため、鍵部材4に開錠位置を越えて回転させる力がかかると、鍵部材4はねじられる。なお、シリンダ錠30による扉Dの閉止・開放は、シリンダ部34の後部と後部ナット39の間に取り付けられる仮想線で示す掛け金37で行なわれる。
また、錠カバー3を構成する覆い部材13がシリンダ錠30の前面31に正対する対向面32に、フック孔部7を起点としてシャフト孔部6の開孔縁11に沿って延在する誘導面8と、これに連続して誘導面8に対しシリンダ錠30の前面31から遠ざかる方向に凹む嵌入溝9が形成されている。誘導面8は軸線Mにほぼ直交する面であり、その一部に、嵌入溝9の溝深さ方向と反対方向に凸となる傾斜部12が形成されている。嵌入溝9は、鍵部材4を開錠位置まで回転させたとき、フック部5が進入可能に形成されている。なお、フック部5が対向面32とシリンダ錠30の前面31との間で旋回できるよう、軸線Mと平行な方向におけるフック部5の長さは、対向面32から前面31までの最短距離より短くなっている。
図3に示すように、嵌入溝9は、フック孔部7から嵌入溝9に向かうフック部5の旋回方向Rに対し直交し、上流側に位置する第1壁面91、下流側に位置する平坦な第2壁面92と、第1・第2壁面91,92に直交する平坦な底面93とを備える。第1・第2壁面91,92は軸線Mに並行し、両者の離間距離はフック部5の平坦面51,51の離間距離よりも僅かに大きい。さらに、嵌入溝9の第2壁面92に連接し、旋回方向Rに直交する方向に延在する障壁面94を備える。なお、錠カバー3は軸線Mに関し回転対称となる2組のフック孔部7と嵌入溝9を備えており、図3にはそのうちの1組を図示している。
仮想線で示すフック部5を、錠カバー3(覆い部材13)のフック孔部7に通過させ、嵌入溝9が形成された開錠位置まで旋回させるとき、フック部5は錠カバー3と、仮想線で示すシリンダ錠30の前面31との間で、図中に5aを付して示すように誘導面8、傾斜部12に摺接しながら旋回し、バネ付勢の反力により図中に5bを付して示すように嵌入溝9に進入する。
嵌入溝9に進入したフック部5の摺接面52はバネ付勢の反力によって底面93に押し付けられ、ハンドル2(図示せず)は軸線Mと平行な方向に関し静止した状態となり、ハンドル2を引けば扉D(図示せず)を開くことができる。扉Dを開くときの荷重は、フック部5の摺接面52と、嵌入溝9の底面93との当接面にかかり、鍵部材4をシリンダ錠30から引き抜く方向に力が加わることはないので、引張による鍵部材4の変形が防止される。
また、嵌入溝9の第1・第2壁面91、92とフック部5の平坦面51の隙間は僅かであり、ハンドル2を回転させる力が加えられても、第1・第2壁面91、92と平坦面51とが面どうしで当接してハンドル2の回転が禁止され、鍵部材4の位置が安定するので、ねじりによる鍵部材4の変形が防止される。
さらに、図3に示すように、第2壁面92に連接して、旋回方向Rに直交する方向に延在する障壁面94を設けることにより、フック部5が嵌入溝9に進入していないときでも、鍵部材4が開錠位置を越えて回転することが禁止され、ねじりによる鍵部材4の変形がより有効に防止されるので好ましい。障壁面94とシリンダ錠30の前面31との隙間にはフック部5が進入不能とすることが好ましい。
また、シリンダ錠30を施錠するときは、ハンドル2をシリンダ錠30の前面31に向けて押し込み、フック部5を嵌入溝9から退出させた後、フック孔部7まで移動させる。この際、シャフト部22の先端部23がシリンダ錠30の前面31に当接して押圧することがあるが、前記のように鍵部材4にはバネ42が介在するため力が直接加わらず、鍵部材4が圧縮されて変形することはない。
なお、傾斜部12を設けず、誘導面8に連続して嵌入溝9を設けることもできる。傾斜部12を設けた場合、フック部5がシリンダ錠30の前面31に次第に近づいてバネ付勢の反力が大きくなり、フック部5を確実に嵌入溝9に進入させることができるので好ましい。誘導面8の全体を、嵌入溝9に向かうに従いシリンダ錠30の前面31に近づき、嵌入溝9の溝深さ方向と反対方向に凸となる傾斜部12にすることもできる。
以上、実施形態に基づき説明したが、本発明に係る開閉補助装置1はこれに限定されず、種々変更して実施することができる。
例えば、錠カバー3を覆い部材13のみとして、覆い部材13をシリンダ錠30の前面31に溶接等により取り付けたり、覆い部材13とシリンダ錠30の前面31を一体に成形したりすることができる。
また、フック部5の断面形状を四角形にする構成に代えて、フック部5の断面形状を円形や、四角形以外の多角形にすることもできる。あるいは、鍵部材4をシャフト部22の収容孔24に完全に収容する場合を例に説明したが、鍵部材4のガイド部43がシャフト部22の外方に突き出し、ガイド部43がフック部5とともにフック孔部7を通過する構成とすることもできる。また、障壁面94を第2壁面92と一体に連接する構成に代えて、例えば第2壁面92と別体の障壁面94を裏蓋14に立設することができる。
開閉補助装置の分解斜視図。 図1のII−II線断面図。 錠カバーを図1のII−II線で切断し、平面に展開した模式図。
符号の説明
1 開閉補助装置
2 ハンドル
3 錠カバー
4 鍵部材
5 フック部
6 シャフト孔部
7 フック孔部
8 誘導面
9 嵌入溝
11 開孔縁
12 傾斜面
13 覆い部材
14 裏蓋
15 錠取付孔
21 把持部
22 シャフト部
23 先端部
30 シリンダ錠(錠)
31 前面
32 対向面
41 キー溝部
91 第1壁面
92 第2壁面
94 障壁面
M 軸線
N 回転軸
R 旋回方向

Claims (5)

  1. 鍵部材を備えるハンドルと、
    錠に対し取り付けられ前記鍵部材が挿通される錠カバーとを含んで構成される扉用の開閉補助装置であって、
    前記ハンドルは、
    把持部と、前記把持部から軸線に沿って延出するシャフト部と、
    前記把持部と反対側の前記シャフト部の先端部から前記軸線に直交する方向に突き出すフック部と、
    前記シャフト部に前記軸線と平行な方向に進退可能に取り付けられ、前記把持部から遠ざかる方向にバネ付勢され前記先端部からキー溝部が突き出す前記鍵部材と、
    を備え、
    前記錠カバーは、前記錠の前面に対し離間して正対する対向面を有し、
    前記対向面には前記ハンドルの前記シャフト部および前記鍵部材が前記軸線を中心に回転可能に挿通されるシャフト孔部と、前記シャフト孔部から前記軸線に直交する方向に延び出し前記フック部が通過するフック孔部とが形成されるとともに、
    前記フック孔部を起点として前記シャフト孔部の開孔縁に沿って延在し前記フック部が旋回しながら摺接する誘導面と、
    前記誘導面に連続して形成され、前記誘導面に対し前記錠の前面から遠ざかる方向に凹み、前記鍵部材を前記錠に挿入し開錠位置まで前記シャフト部とともに回転させたとき前記フック部がバネ付勢の反力により進入する嵌入溝と、を備えることを特徴とする扉用の開閉補助装置。
  2. 前記錠カバーは、前記シャフト孔部および前記フック孔部が形成された覆い部材と、
    前記シャフト孔部および前記フック孔部から離間して前記覆い部材に取り付けられ、前記錠が装着される錠取付孔が形成された裏蓋とから成り、
    前記シャフト孔部はほぼ円形であり、前記錠取付孔に装着された前記錠の回転軸上に前記シャフト孔部の中心が位置する請求項1に記載の開閉補助装置。
  3. 前記嵌入溝は、前記フック孔部から前記嵌入溝に向かう前記フック部の旋回方向に直交し前記旋回方向の上流側に位置する第1壁面と下流側に位置する第2壁面とを備え、前記第2壁面に連接し前記旋回方向に直交する方向に延在する障壁面を備える請求項1または請求項2に記載の開閉補助装置。
  4. 前記誘導面に、前記嵌入溝の溝深さ方向と反対方向に凸となる傾斜部を備える請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の開閉補助装置。
  5. 複数の前記フック部が、前記軸線に関し回転対称に設けられている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の開閉補助装置。
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