JP5338370B2 - 浸炭用鋼 - Google Patents

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本発明は、自動車、建設車両、建設機器等に用いられる浸炭部材用の鋼に関する。
従来、自動車、建設車両、建設機器等に使用される歯車やシャフト等の動力伝達に使用される駆動系鋼部品には、浸炭処理により表面に硬化層を形成する肌焼鋼が多用されている。上記駆動系鋼部品には、優れた耐摩耗性と高靭性が同時に要求されるため、表面は浸炭処理により硬い組織として耐摩耗性を確保し、内部は低Cのままとして高い靭性をもたせるためである。
そして、近年では、上述の浸炭硬化層を有する駆動系鋼部品は、環境対応から、製造時のコスト低減・CO2排出低減が強く求められている。
それに対し、肌焼部品に多く使用されているCrMo鋼のガス浸炭品の短時間浸炭化技術として様々な技術が報告されている。短時間浸炭処理は、コスト低減・CO2排出低減につながる。
具体的には、素材における炭素含有量を増加させる技術が報告されている(特許文献1)。素地炭素濃度が高いため、所望の炭素濃度が得やすく、浸炭時間を短縮することができる。また、JIS G 4053:2008には、通常浸炭用鋼として使用されるC含有率0.20%のCr鋼、Cr−Mo鋼だけでなく、さらにC含有率を高めたCr鋼、Cr−Mo鋼が記載されている。
特開平8−73990号公報
しかしながら、上述の従来技術では、炭素含有量の増加に伴い、切削性の劣化という問題が生じる。切削性改善の手段として、S等の快削元素の添加があるが、肌焼部品に対しては疲労強度の低下の影響が大きく、快削元素の添加は適応し難いという問題がある。そのため、C含有率を高めれば浸炭時間を短縮できることを把握していても、容易には実施することができないのが現状であった。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、切削性を低下させることなくC含有率を高めることにより、従来の浸炭処理に対し、短時間で処理でき、CO2排出量も少ない浸炭処理(以下、短時間・低CO2排出浸炭処理という)にて浸炭硬度分布が確保できる浸炭用鋼を提供しようとするものである。
本発明は、C:0.25〜0.33質量%、Si:0.50〜2.00質量%、Mn:0.30〜0.65質量%、P:0.035質量%以下、S:0.035質量%以下、Cr:0.50〜2.50質量%、Al:0.025〜0.045質量%、N:0.0060〜0.0300質量%、Mo:0.35質量%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よりなり、
10×C−Si+Mn≦2.70であり、
ミクロ組織がフェライト・パーライト組織からなり、かつ、フェライト率が面積率で45%以上であることを特徴とする浸炭用鋼にある(請求項1)。
本発明の浸炭用鋼は、上記のごとく成分組成、及びミクロ組織を制限することにより、従来の浸炭処理に対し、短時間・低CO2排出浸炭処理にて浸炭硬度分布が確保でき、切削性にも優れたものとなる。
上記浸炭用鋼は、Cを0.25〜0.33質量%含有するものである。炭素の含有率を上記範囲とし、素地炭素濃度を高めることにより、所望の炭素濃度が得やすく、浸炭時間を短縮することができる。そのため、従来浸炭用として用いられてきたC含有率が0.20%程度のCr鋼又はCr−Mo鋼に対し、短時間・低CO2排出浸炭処理にて浸炭硬さを確保することができる。
Cの含有率を高めることにより切削性を悪化させるパーライト組織率は上昇するため、この部分での切削性低下は免れることができない。そこで、本発明は、炭素含有率を高くしても、切削性を確保する手段として、他の化学成分、ミクロ組織を制限することとした。これにより、フェライト面積を極力上昇させ、かつフェライト硬さを向上させることができ、切削刃具への凝着を抑制することで、ある程度までの素地炭素量上昇に対しても、通常肌焼鋼(SCR420、SCM420)と同等以上の切削性を確保することが可能となる。
まず、Cの含有率0.25〜0.33%に対し、10×C−Si+Mn≦2.70とすることにより、C量に対しSi、及びMnのバランスを高Si低Mnとなるよう制御する。Siの含有率を高めにし、Mnの含有率を低めにすることにより、フェライト面積率を確保することができる。また、Siの含有率を高めにすることにより、C含有率に応じ必要なフェライト硬さを高めることができる。
また、上記浸炭用鋼は、ミクロ組織をフェライト・パーライトとすることにより、歯切れ加工(ホブ切削)等の際の切削性を得ることができる。
また、フェライト・パーライト組織においては、パーライト組織が切削性を悪化させる。そのため、通常肌焼鋼(SCR420、SCM20)同等以上の切削性を確保するために、フェライト率を面積率で45%以上確保することとした。
このように、本発明によれば、切削性を低下させることなくC含有率を高めることにより、従来の浸炭処理に対し、短時間・低CO2排出浸炭処理にて浸炭硬度分布が確保できる浸炭用鋼を提供することができる。
実施例1における、炭素含有率(質量%)と、切削長(m)との関係を示す図。 実施例1における、関係式10×C−Si+Mnの値と、切削長(m)との関係を示す図。
発明の浸炭用鋼は、上述したように、C:0.25〜0.33質量%、Si:0.50〜2.00質量%、Mn:0.30〜0.65質量%、P:0.035質量%以下、S:0.035質量%以下、Cr:0.50〜2.50質量%、Al:0.025〜0.045質量%、N:0.0060〜0.0300質量%、Mo:0.35質量%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よりなりなる。
C:0.25〜0.33質量%,
Cは浸炭によって強化することができない内部の強度(内部硬さ)を確保するため、及び迅速浸炭化のために必要な元素であり、0.25質量%以上含有させる必要がある。一方、Cの含有率が0.33質量%を超える場合には、フェライト率の確保が困難となり、Si、Mn等の他元素の最適化を行っても被削性劣化、冷鍛性劣化となるおそれがある。
Si:0.50〜2.00質量%,
Siは、フェライト率を確保し、切削性を確保するために必要な元素であり、0.50質量%以上含有している必要がある。一方、Siの含有率が2.00質量%を超える場合には、フェライト硬さが高くなり切削性が低下するおそれがある。
Mn:0.30〜0.65質量%,
Mnは、焼入れ性を高め、部品の内部まで強度を確保するのに必要な元素であり、0.30質量%以上含有している必要がある。一方、Mnの含有率が0.65質量%を超える場合には、フェライト率が確保できず、被削性を確保できなくなるおそれがある。
P:0.035質量%以下,
Pの含有率が0.035質量%を超える場合には、粒界に偏析し疲労強度を低下させるおそれがある。
S:0.035質量%以下,
Sは、被削性向上に有効な元素である。また、Sは、製造時に少量の混入が避けられない不純物であり、例えば、MnS等のような硫化物系介在物となって存在している。しかし、この介在物は、疲労破壊起点となるため、浸炭処理後の疲労強度を重視する本発明では、被削性はS以外の元素の最適化により確保することとし、不純物として含有する範囲(0.035質量%以下)でのみ、その含有を許容することとした。
Cr:0.50〜2.50質量%,
Crは、内部硬さ(強度)確保するために0.50質量%以上含有させる必要がある。また、本発明では低Mnを実現するために、高めの下限としている。一方、Crの含有率が2.50質量%を超える場合には、硬さが高くなり加工性低下が低下するおそれがある。
Al:0.025〜0.045質量%,
Alは、AlNとして存在し、ピン止め効果により浸炭処理における結晶粒異常成長防止に効果のある元素である。そのため、Alは、耐組織あれ性を確保するために、0.025質量%以上含有させる必要がある。一方、Alの含有率が0.045質量%を超える場合には、耐組織あれ性確保の効果が飽和し、疲労強度が低下するおそれがある。
N:0.0060〜0.0300質量%,
Nは、AlやNbと結合し、AlNやNb(C、N)となって鋼中に存在し、浸炭処理時に起きる異常粒成長を防止するために効果のある元素である。そのため、Nは、耐組織あれ性を確保するために、0.0060質量%以上含有させる必要がある。一方、Nの含有率が0.0300質量%を超える場合には、耐組織あれ性確保の効果が飽和し、疲労強度が低下するおそれがある。
Mo:0.35質量%以下,
Moは、焼入性、強度向上に有効な元素である。しかし、Moの含有率が0.35質量%を超える場合には、硬さが高くなり加工性が低下するおそれがある。
また、上記C、Si、及びMnの含有率の関係は、10×C−Si+Mn≦2.70である。上記式において、C、Si、Mnはそれぞれの含有率(質量%)である。
10×C−Si+Mn>2.70の場合には、Cの含有率に対するSi、Mnの含有率バランスがとれず、フェライト率とフェライト硬さを確保できず、被削性を確保し難くなるおそれがある。
また、ミクロ組織がフェライト・パーライト組織からなり、かつ、フェライト率が面積率で45%以上である。
ミクロ組織にマルテンサイト、ベイナイト等のフェライト・パーライト以外の組織が混在する場合には切削性が低下するおそれがある。但し、マルテンサイト、ベイナイト等の組織の存在がごくわずかな量であれば、切削性低下への影響は大きくないので、本発明における「フェライト・パーライト組織」とは、マルテンサイト、ベイナイト等のフェライト・パーライト以外の組織分率が5%未満である組織と定義する。
また、フェライト率が面積率で45%未満である場合には、切削性が悪化するおそれがある。
ミクロ組織の制御は、成分のバランス設計と熱処理の制御で実現することが可能である。
フェライト・パーライト組織からなるミクロ組織は、熱処理により調整することが可能である。
フェライト率は、低Mn、Cr化、及び熱処理により確保することができる。また、フェライト率は、さらに、焼きならし・焼きなまし実施時の冷却時において、フェライト析出温度域で保持又は緩冷却を実施することで確保することが可能である。
また、上記浸炭用鋼は、さらに、Nb:0.20質量%以下、Ti:0.20質量%以下、V:0.30質量%以下を含有することが好ましい(請求項2)。
Nb、Ti、Vは、結晶粒微細化による靭性・疲労強度の向上に有効な元素である。Nb、Ti、Vの含有率がそれぞれの上限を上回る場合には、上述の効果は飽和し、粗大析出物が発生し、疲労強度が低下するおそれがある。
(実施例1)
本例は、本発明の実施例にかかる浸炭用鋼について説明する。
本例では、まず、本発明の実施例として、表1に示す組成を有する6種類の浸炭用鋼(試料E1〜試料E6)、及び本発明の比較例として、表1に示す組成を有する12種類の浸炭用鋼(試料C1〜試料C12)を作製した。
比較例のうち、試料C1〜試料C7は、一部の条件が本発明の上限を満足しない比較鋼であり、試料C8〜試料C12は、JIS G 4053:2008に記載の従来のCr鋼及びCr−Mo鋼である。
Figure 0005338370
また、表1には、10×C−Si+Mnの値、フェライト面積率(%)、及び後述の切削長(m)を併せて示す。
ミクロ組織の観察は、試料E1〜試料E6、及び試料C1〜試料C12について、φ50試験片を焼鈍処理の後、D/4の部位のミクロ組織をナイタールで腐食し、光学顕微鏡を用いて観察した。そして、フェライト面積率(%)を測定し、フェライト・パーライト以外の組織の有無を確認した。その結果、全ての試料について、ベイナイト、マルテンサイト等のフェライト・パーライト以外の組織の面積率は5%未満となっていた。
上記試料E1〜試料E6は、C:0.25〜0.33質量%、Si:0.50〜2.00質量%、Mn:0.30〜0.65質量%、P:0.035質量%以下、S:0.035質量%以下、Cr:0.50〜2.50質量%、Al:0.025〜0.045質量%、N:0.0060〜0.0300質量%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よりなること、10×C−Si+Mn≦2.70であること、ミクロ組織がフェライト・パーライト組織からなり、かつ、フェライト率が面積率で45%以上であることがわかる。
上記試料C8は、0.2%C肌焼鋼(SCR420)である。
また、上記試料C9〜試料C12は、Cの含有率が0.25〜0.40質量%の従来JIS−Cr鋼である。
次に、得られた浸炭用鋼(試料E1〜試料E6、及び試料C1〜試料C12)について、切削性(歯切れ加工性)の評価を行った。
まず、試料E1〜試料E6、及び試料C1〜試料C12のそれぞれついて、Φ50×L450mmの円柱試験片の長手方向の幅10mm、深さ10mmの溝が等間隔に4本加工された試験片を作製した。この試験片を、円周速度170m/minとなるよう回転させながら、0.2mm/revの送り速度で工具を移動させるという切削試験を行い、工具の横逃げ面摩耗量が0.3mmとなるまでの切削長を測定した。切込量は1mmに設定した。切削工具は無被覆超硬P30を用いている。結果を表1に併せて示す。
歯切れ加工性は、SCR420(試料C8)の切削長3850m以上であれば、歯切れ加工性が良好であるとして合格とし、3850m未満である場合を不合格とした。
図1には、試料E1〜試料E6、及び試料C1〜試料C12について、炭素含有率と切削長との関係を示す。図1は、横軸に炭素含有率(質量%)、縦軸に切削長(m)をとった。図1において、記号E1〜E6、C1〜C12は、それぞれ試料E1〜試料E6、試料C1〜試料C12の結果を示す。また、曲線Aは、従来のJIS鋼(Si:0.20〜0.25%、Mn:0.71〜0.87%,試料C8〜試料C12)の結果を結んだ線である。
図2には、10×C−Si+Mnの値と切削長との関係を示す。図2は、横軸に関係式10×C−Si+Mnの値、縦軸に切削長(m)をとった。図2において、記号E1〜E6、C1〜C12は、それぞれ試料E1〜試料E6、試料C1〜試料C12の結果を示す。なお、図2には、本発明の実施例である試料E1〜試料E6のデータを○、関係式の条件は満足するが一部の成分が範囲外のデータを△、関係式の値が本発明の条件を満足しないデータを×で示した。
図1、及び図2より明らかなように、従来のJIS鋼試料C8(C含有率0.20%)を他元素の最適化を考慮することなく、浸炭時間短縮のため、単純に炭素含有率を増量すると、試料C9の結果よりCをわずか0.05%増量し、0.25%としただけで切削長が3850mから1600mまで大幅に低下した。さらに、0.40%まで増量(試料C12)していくと、810mまで大きく低下する(図1参照)。
それに対し、本発明で提案した10×C−Si+Mn≦2.70を満足するように、Si、Mn量の最適化を図った上で、Cの増量を図った本発明鋼の実施例である試料E1〜試料E6は、いずれも、0.2%C肌焼鋼(SCR420)と同等以上の良好な歯切れ加工性を示した。これより、関係式の値を満足するように、Si、Mn量を最適化することによって、Cを0.33%まで増量しても、試料E6の結果から明らかなように、従来鋼であるSCr420とほぼ同等の被削性を維持することができることがわかった。
なお、関係式を満足するようにCr、Si、Mn量を調整することによる効果は、図2より明確に把握することができる。しかしながら、C含有率が0.33%を超えると、Si、Mn量を最適化しても、比較鋼である試料C4、C5の結果の通り、被削性が低下することが明らかとなった。
なお、本例では、短時間・低CO2排出浸炭処理にて浸炭硬度分布についての実験は行っていないが、上記浸炭用鋼(試料E1〜試料E6)は、Cを0.25〜0.33質量%含有するものであり、従来浸炭用鋼として一般的に用いられている炭素含有率0.20%程度の鋼に比較して、素地炭素濃度が高く、上述したように浸炭時間を短縮することができる。そのため、本例の試料E1〜試料E6は、従来のCr鋼やCrMo鋼に対し、短時間・低CO2排出浸炭処理にて必要とする浸炭硬さ及び硬化層深さを確保できることは言うまでもない。
このように、本発明によれば、従来鋼の有する被削性を劣化させることなくC含有率を高めることができるため、短時間・低CO2排出浸炭処理にて浸炭硬度分布が確保でき、浸炭処理費用の低減に大きく貢献することができる。

Claims (2)

  1. C:0.25〜0.33質量%、Si:0.50〜2.00質量%、Mn:0.30〜0.65質量%、P:0.035質量%以下、S:0.035質量%以下、Cr:0.50〜2.50質量%、Al:0.025〜0.045質量%、N:0.0060〜0.0300質量%、Mo:0.35質量%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よりなり、
    10×C−Si+Mn≦2.70であり、
    ミクロ組織がフェライト・パーライト組織からなり、かつ、フェライト率が面積率で45%以上であることを特徴とする浸炭用鋼。
  2. 請求項1において、さらに、Nb:0.20質量%以下、Ti:0.20質量%以下、V:0.30質量%以下を含有することを特徴とする浸炭用鋼。
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