JP5338045B2 - 入退室管理システム、入退室管理装置およびサーバ - Google Patents
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また、他の例として、入室が管理された部屋で複数のアルバイト従業員が仕事を行う場合に、そのアルバイト従業員の勤務状態を管理する管理社員は、アルバイト従業員による不正行為を予防するために、アルバイト従業員だけが室内に存在する状況を作らないようにしてセキュリティを確保する必要がある場合がある。
これら上記の場合には、部屋の利用者のメンバー構成によって、その部屋を利用する責任者が、自分勝手に入退室を行えないようにして、他の利用者メンバーの入退室状況に応じて入退室の管理を行うことで、セキュリティを確保する必要がある。
また、第2の発明は、入退室が管理された部屋に単独で入室できる者に配布される主ICカードと、主従関係にある前記主ICカードの所持者が前記部屋に入室している場合に入室できる者に配布される従ICカードと、前記主ICカードまたは前記従ICカードに記憶された情報を読み取って、入退室の際に通過するゲートの開閉状態を制御する入退室管理装置と、により構成された入退室管理システムであって、前記主ICカードは前記主ICカードの所持者に係る主の固有情報を記憶し、前記従ICカードは前記従ICカードの所持者に係る従の固有情報を記憶し、前記主ICカードが主従関係にある前記従の固有情報を記憶し、および/または前記従ICカードが主従関係にある前記主の固有情報を記憶するものであり、前記入退室管理装置は、前記主ICカードまたは前記従ICカードから読み取る前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を入退室状況情報として保持する入退室履歴情報データベースと、前記従ICカードの所持者が前記部屋に入室する際に、前記従ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報とを基に、主従関係にある前記主ICカードの所持者が入室しているかどうかを照合する第1の照合手段と、前記主ICカードの所持者が前記部屋を退室する際に、前記主ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報とを基に、主従関係にある前記従ICカードの所持者が全て退室しているかどうかを照合するとともに、主従関係にある前記従ICカードの所持者が退室していない場合、更に、退室していない前記従ICカードの所持者と主従関係にあり、かつ退室を試みている者と異なる前記主ICカードの所持者が、入室しているかどうかを照合する第2の照合手段と、を具備し、前記主の固有情報および前記従の固有情報は、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者を特定する情報と、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報との組み合わせであって、少なくとも前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報が時間帯別の情報であり、前記部屋に到達するまでに必ず通過する場所に設置されたICカード認証ゲートを更に具備し、前記ICカード認証ゲートは、前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を書き換える手段、を具備することを特徴とする入退室管理システムである。
また、第3の発明は、入退室が管理された部屋に単独で入室できる者に配布される主ICカードと、主従関係にある前記主ICカードの所持者が前記部屋に入室している場合に入室できる者に配布される従ICカードと、前記主ICカードまたは前記従ICカードに記憶された情報を読み取って、入退室の際に通過するゲートの開閉状態を制御する入退室管理装置と、により構成された入退室管理システムであって、前記主ICカードは前記主ICカードの所持者に係る主の固有情報を記憶し、前記従ICカードは前記従ICカードの所持者に係る従の固有情報を記憶し、前記入退室管理装置は、前記主ICカードまたは前記従ICカードから読み取る前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を前記部屋ごとに入退室状況情報として保持し、かつ主従関係にある前記主の固有情報と前記従の固有情報との関係を前記部屋ごとに主従関係情報として保持する入退室履歴情報データベースと、前記従ICカードの所持者が前記部屋に入室する際に、前記従ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報と前記主従関係情報とを基に、主従関係にある前記主ICカードの所持者が入室しているかどうかを照合する第1の照合手段と、前記主ICカードの所持者が前記部屋を退室する際に、前記主ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報と前記主従関係情報とを基に、主従関係にある前記従ICカードの所持者が全て退室しているかどうかを照合するとともに、主従関係にある前記従ICカードの所持者が退室していない場合、更に、退室していない前記従ICカードの所持者と主従関係にあり、かつ退室を試みている者と異なる前記主ICカードの所持者が、入室しているかどうかを照合する第2の照合手段と、を具備し、前記主の固有情報および前記従の固有情報は、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者を特定する情報と、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報との組み合わせであり、前記部屋に到達するまでに必ず通過する場所に設置されたICカード認証ゲートを更に具備し、前記ICカード認証ゲートは、前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を書き換える手段、を具備することを特徴とする入退室管理システムである。
また、第4の発明は、入退室が管理された部屋に単独で入室できる者に配布される主ICカードと、主従関係にある前記主ICカードの所持者が前記部屋に入室している場合に入室できる者に配布される従ICカードと、前記主ICカードまたは前記従ICカードに記憶された情報を読み取って、入退室の際に通過するゲートの開閉状態を制御する入退室管理装置と、により構成された入退室管理システムであって、前記主ICカードは前記主ICカードの所持者に係る主の固有情報を記憶し、前記従ICカードは前記従ICカードの所持者に係る従の固有情報を記憶し、前記入退室管理装置は、前記主ICカードまたは前記従ICカードから読み取る前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を入退室状況情報として保持し、かつ主従関係にある前記主の固有情報と前記従の固有情報との関係を主従関係情報として保持する入退室履歴情報データベースと、前記従ICカードの所持者が前記部屋に入室する際に、前記従ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報と前記主従関係情報とを基に、主従関係にある前記主ICカードの所持者が入室しているかどうかを照合する第1の照合手段と、前記主ICカードの所持者が前記部屋を退室する際に、前記主ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報と前記主従関係情報とを基に、主従関係にある前記従ICカードの所持者が全て退室しているかどうかを照合するとともに、主従関係にある前記従ICカードの所持者が退室していない場合、更に、退室していない前記従ICカードの所持者と主従関係にあり、かつ退室を試みている者と異なる前記主ICカードの所持者が、入室しているかどうかを照合する第2の照合手段と、を具備し、前記主の固有情報および前記従の固有情報は、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者を特定する情報と、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報との組み合わせであって、少なくとも前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報が時間帯別の情報であり、前記部屋に到達するまでに必ず通過する場所に設置されたICカード認証ゲートを更に具備し、前記ICカード認証ゲートは、前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を書き換える手段、を具備することを特徴とする入退室管理システムである。
また、第6の発明は、入退室が管理された部屋に単独で入室できる者に配布される主ICカードと、主従関係にある前記主ICカードの所持者が前記部屋に入室している場合に入室できる者に配布される従ICカードと、前記主ICカードまたは前記従ICカードに記憶された情報を読み取って、入退室の際に通過するゲートの開閉状態を制御する入退室管理装置と、前記入退室管理装置と通信可能に接続されたサーバと、により構成された入退室管理システムであって、前記主ICカードは前記主ICカードの所持者に係る主の固有情報を記憶し、前記従ICカードは前記従ICカードの所持者に係る従の固有情報を記憶し、前記主ICカードが主従関係にある前記従の固有情報を記憶し、および/または前記従ICカードが主従関係にある前記主の固有情報を記憶するものであり、前記入退室管理装置は、前記主ICカードまたは前記従ICカードから読み取る前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を前記サーバに送信する手段、を有し、前記サーバは、前記入退室管理装置から送信される前記主の固有情報、および/または、前記従の固有情報を入退室状況情報として保持する入退室履歴情報データベースと、前記従ICカードの所持者が前記部屋に入室する際に、前記従ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報とを基に、主従関係にある前記主ICカードの所持者が入室しているかどうかを照合する第1の照合手段と、前記主ICカードの所持者が前記部屋を退室する際に、前記主ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報とを基に、主従関係にある前記従ICカードの所持者が全て退室しているかどうかを照合するとともに、主従関係にある前記従ICカードの所持者が退室していない場合、更に、退室していない前記従ICカードの所持者と主従関係にあり、かつ退室を試みている者と異なる前記主ICカードの所持者が、入室しているかどうかを照合する第2の照合手段と、照合の結果に基づいて、前記入退室管理装置に対して、前記ゲートを開かせるための指示情報を送信する手段と、を具備し、前記主の固有情報および前記従の固有情報は、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者を特定する情報と、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報との組み合わせであって、少なくとも前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報が時間帯別の情報であり、前記部屋に到達するまでに必ず通過する場所に設置されたICカード認証ゲートを更に具備し、前記ICカード認証ゲートは、前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を書き換える手段、を具備することを特徴とする入退室管理システムである。
また、第7の発明は、入退室が管理された部屋に単独で入室できる者に配布される主ICカードと、主従関係にある前記主ICカードの所持者が前記部屋に入室している場合に入室できる者に配布される従ICカードと、前記主ICカードまたは前記従ICカードに記憶された情報を読み取って、入退室の際に通過するゲートの開閉状態を制御する入退室管理装置と、前記入退室管理装置と通信可能に接続されたサーバと、により構成された入退室管理システムであって、前記主ICカードは前記主ICカードの所持者に係る主の固有情報を記憶し、前記従ICカードは前記従ICカードの所持者に係る従の固有情報を記憶し、前記入退室管理装置は、前記主ICカードまたは前記従ICカードから読み取る前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を前記サーバに送信する手段、を有し、前記サーバは、前記入退室管理装置から送信される前記主の固有情報、および/または、前記従の固有情報を前記部屋ごとに入退室状況情報として保持し、かつ主従関係にある前記主の固有情報と前記従の固有情報との関係を前記部屋ごとに主従関係情報として保持する入退室履歴情報データベースと、前記従ICカードの所持者が前記部屋に入室する際に、前記従ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報と前記主従関係情報とを基に、主従関係にある前記主ICカードの所持者が入室しているかどうかを照合する第1の照合手段と、前記主ICカードの所持者が前記部屋を退室する際に、前記主ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報と前記主従関係情報とを基に、主従関係にある前記従ICカードの所持者が全て退室しているかどうかを照合するとともに、主従関係にある前記従ICカードの所持者が退室していない場合、更に、退室していない前記従ICカードの所持者と主従関係にあり、かつ退室を試みている者と異なる前記主ICカードの所持者が、入室しているかどうかを照合する第2の照合手段と、照合の結果に基づいて、前記入退室管理装置に対して、前記ゲートを開かせるための指示情報を送信する手段と、を具備し、前記主の固有情報および前記従の固有情報は、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者を特定する情報と、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報との組み合わせであり、前記部屋に到達するまでに必ず通過する場所に設置されたICカード認証ゲートを更に具備し、前記ICカード認証ゲートは、前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を書き換える手段、を具備することを特徴とする入退室管理システムである。
また、第8の発明は、入退室が管理された部屋に単独で入室できる者に配布される主ICカードと、主従関係にある前記主ICカードの所持者が前記部屋に入室している場合に入室できる者に配布される従ICカードと、前記主ICカードまたは前記従ICカードに記憶された情報を読み取って、入退室の際に通過するゲートの開閉状態を制御する入退室管理装置と、前記入退室管理装置と通信可能に接続されたサーバと、により構成された入退室管理システムであって、前記主ICカードは前記主ICカードの所持者に係る主の固有情報を記憶し、前記従ICカードは前記従ICカードの所持者に係る従の固有情報を記憶し、前記入退室管理装置は、前記主ICカードまたは前記従ICカードから読み取る前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を前記サーバに送信する手段、を有し前記サーバは、前記入退室管理装置から送信される前記主の固有情報、および/または、前記従の固有情報を入退室状況情報として保持し、かつ主従関係にある前記主の固有情報と前記従の固有情報との関係を主従関係情報として保持する入退室履歴情報データベースと、前記従ICカードの所持者が前記部屋に入室する際に、前記従ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報と前記主従関係情報とを基に、主従関係にある前記主ICカードの所持者が入室しているかどうかを照合する第1の照合手段と、前記主ICカードの所持者が前記部屋を退室する際に、前記主ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報と前記主従関係情報とを基に、主従関係にある前記従ICカードの所持者が全て退室しているかどうかを照合するとともに、主従関係にある前記従ICカードの所持者が退室していない場合、更に、退室していない前記従ICカードの所持者と主従関係にあり、かつ退室を試みている者と異なる前記主ICカードの所持者が、入室しているかどうかを照合する第2の照合手段と、照合の結果に基づいて、前記入退室管理装置に対して、前記ゲートを開かせるための指示情報を送信する手段と、を具備し、前記主の固有情報および前記従の固有情報は、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者を特定する情報と、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報との組み合わせであって、少なくとも前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報が時間帯別の情報であり、前記部屋に到達するまでに必ず通過する場所に設置されたICカード認証ゲートを更に具備し、前記ICカード認証ゲートは、前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を書き換える手段、を具備することを特徴とする入退室管理システムである。
図1に示すように、入退室管理システム1は、ICカード4、入退室管理装置5、フラッパーゲート7等で構成される。ここで、フラッパーゲート7とは、入退場口に設置され、ICカード4の認証結果によって自らのゲートの開閉を制御する装置である。
まず、1種類目のICカード4は、部屋2に単独で入室できる者に配布されるもの(以下、「主ICカード4a」という。)である。主ICカード4aは、例えば会社などで外部から訪問者が来社してくる場合に、その訪問者を受け入れる側の担当者などが保持する。担当者等は、予め訪問者と打ち合わせを行う会議室を予約して用意する。つまり、主ICカード4aを所持する者は、打ち合わせや会議などで一緒に部屋2の利用を行う利用者3の中で、その部屋2に先に入室すると共に、打ち合わせや会議などが終了した場合に、主従関係にある利用者3が全て退室した後に退室することで、室内に備えられた電子機器や備品に関するセキュリティを保護する役目を担う者である。
以下では、主ICカード4aと従ICカード4bの両方を意味するときは、「ICカード4」と記載する。尚、ICカード4は、接触式、または非接触式のいずれであっても良い。
また、入退室管理システム1では、会議などが終了した後において、複数の利用者3が部屋2から退室する場合には、入室時とは逆に、主従関係にある従ICカード4bの所持者が全て退室した後でなければ、主ICカード4aの所持者は退室することができないようにしてある。つまり、利用した部屋2には、従ICカード4bの所持者だけが在室している状態にならないように、必ず最後まで主ICカード4aの所持者が在室して、室内に備えられた電子機器や備品に関する不正行為や盗難などを予防できるようになっている。
入退室管理装置5は、例えば、ゲート6の入退場用のICカードリーダライタであっても良いし、送受信部22の機能のみを持つICカードリーダライタと、他の装置やコンピュータ等と、を組み合わせて構成されるものであっても良い。
尚、通信部24は、第1の実施の形態においては必須ではない。
図3に示すように、入退室管理装置5は、ICカード読み取り手段51、ICカード認証手段52、照合手段53、データベース更新手段54、ゲート開閉指示手段55、入退室履歴情報データベース56等を備える。
特に、第1の照合手段は、従ICカード4bの所持者が部屋2に入室する際に、従ICカード4bから読み取る情報と入退室履歴情報データベース56が保持する情報とを基に、主従関係にある主ICカード4aの所持者が入室しているかどうかを照合する。
また、特に、第2の照合手段は、主ICカード4aの所持者が部屋2を退室する際に、主ICカード4aから読み取る情報と入退室履歴情報データベース56が保持する情報とを基に、主従関係にある従ICカード4bの所持者が全て退室しているかどうかを照合する。
更に、第2の照合手段は、主従関係にある従ICカード4bの所持者が退室していない場合、退室していない従ICカード4bの所持者と主従関係にあり、かつ退室を試みている者と異なる主ICカード4aの所持者が、入室しているかどうかを照合するものであっても良い。
図4に示すように、フラッパーゲート7は、ICカード読み取り手段61、ICカード認証手段62、ICカード書き換え手段63、ゲート開閉指示手段64等を備える。
図5に示すように、ICカード4の記憶領域91のデータは、カードID101、主の固有情報102、従の固有情報103等の項目を含む。
主の固有情報102は、主ICカード4aの所持者固有の情報である。例えば、所持者が社員などである場合、社員番号など所持者を特定する情報(カードID101と同一であっても良い。)、または部署、役職など所持者の属性情報、または所持者が行う業務に関する情報等である。主ICカード4aの記憶部11は、当該主ICカード4aの所持者に係る主の固有情報102を記憶する。
従の固有情報103は、従ICカード4bの所持者固有の情報である。所持者が訪問者などである場合、訪問者の氏名、または訪問時に記入する伝票の番号など訪問者を特定する情報、または社名など訪問者の属性情報、または会議名など訪問者に係る業務に関する情報等である。また、所持者がアルバイト従業員などである場合、主の固有情報102の説明において前述した、所持者が社員などである場合と同様の情報である。従ICカード4bの記憶部11は、当該従ICカード4bの所持者に係る従の固有情報103を記憶する。
主の固有情報102、および従の固有情報103の両方とも、少なくとも前述する複数の情報のいずれか1つを含むものであれば良く、複数の情報を組み合わせたものであっても良い。
図6は、入室履歴情報92の1例を示す図である。
図6に示すように、入室履歴情報92は、カードID101、入室日時104等の項目を含む。
入室日時104は、ICカード4の所持者が入室した日時である。
入室履歴情報92は、いわゆるログテーブルであり、盗難等が発生した場合には、誰がいつ部屋2に入室したかを追跡できる情報を保持している。入室履歴情報92は、入室があるごとに、入退室管理装置5のデータベース更新手段54によって新規のレコードが挿入される。
図7に示すように、退室履歴情報93は、カードID101、退室日時105等の項目を含む。
退室日時105は、ICカード4の所持者が退室した日時である。
退室履歴情報93は、いわゆるログテーブルであり、盗難等が発生した場合には、誰がいつ部屋2を退室したかを追跡できる情報を保持している。退室履歴情報93は、退室があるごとに、入退室管理装置5のデータベース更新手段54によって新規のレコードが挿入される。
図8に示すように、入退室状況情報94は、主の固有情報102、従の固有情報103、主の入退室状況106、従の入退室状況107等の項目を含む。
主の入退室状況106は、同一レコードの主の固有情報102に合致する主ICカード4aの所持者が入室しているか、または退室しているかを示す情報である。ここで、主の固有情報102のデータ設計によっては、合致する主ICカード4aの所持者が複数存在する場合もある。このような場合、合致する主ICカード4aの所持者の入室人数を示す情報としても良い。
従の入退室状況107は、同一レコードの従の固有情報103に合致する従ICカード4bの所持者が入室しているか、または退室しているかを示す情報である。ここで、従の固有情報103のデータ設計によっては、合致する従ICカード4bの所持者が複数存在する場合もある。このような場合、合致する従ICカード4bの所持者の入室人数を示す情報としても良い。
入退室状況情報94は、現在の入退室状況を示すテーブルであり、入退室管理装置5の照合手段53が参照するテーブルである。また、入退室状況情報94は、入退室があるごとに、入退室管理装置5のデータベース更新手段54によって該当するレコードが更新(挿入、削除を含む。)される。すなわち、入退室状況情報94は、ICカード4から読み取る主の固有情報102、および/または従の固有情報103を保持する。
図9に示すように、主従関係情報95は、主の固有情報102、従の固有情報103等の項目を含む。
主従関係情報95は、利用者3の主従関係を示すテーブルである。主従関係情報95を用いる場合、ICカード4の記憶部11において主従関係の情報を記憶する必要はない。
例えば、ICカード4の記憶領域91は、主ICカード4aが主従関係にある従の固有情報103を保持する場合、従ICカード4bは主の固有情報102を保持する必要はない。また、その逆の場合も同様である。但し、主ICカード4a、および従ICカード4bの両方が、主従関係にある従の固有情報103や主の固有情報102を保持しても構わない。
また、例えば、ICカード4の記憶部11において主従関係の情報を記憶する場合、主従関係情報95を用いる必要はない。また、その逆の場合、すなわち、主ICカード4aは主従関係にある従の固有情報103を記憶せず、および従ICカード4bは主従関係にある主の固有情報102を記憶しないようにし、主従関係情報95を用いるようにしても良い。
また、例えば、入退室状況情報94は、更新の仕方によっては、主の入退室状況106や従の入退室状況107等の項目を用いる必要はない。
図10に示すように、利用者3がICカード4の認証を受けようとすると、入退室管理装置5の制御部25は、ICカード読み取り手段51によってICカード4の読み取りを行う(S201)。
認証が成功した場合、S204に進む(S203のYes)。
認証が失敗した場合、処理を終了する(S203のNo)。
主ICカード4aである場合、S207に進む(S204のYes)。
従ICカード4bである場合、S205に進む(S204のNo)。
照合条件を満たす場合、S207に進む(S206のYes)。
照合条件を満たさない場合、処理を終了する(S206のNo)。
図11に示すように、利用者3がICカード4の認証を受けようとすると、入退室管理装置5の制御部25は、ICカード読み取り手段51によってICカード4の読み取りを行う(S301)。
認証が成功した場合、S304に進む(S303のYes)。
認証が失敗した場合、処理を終了する(S303のNo)。
主ICカード4aである場合、S305に進む(S304のYes)。
従ICカード4bである場合、S307に進む(S304のNo)。
照合条件を満たさない場合、処理を終了する(S306のNo)。
図12に示すように、利用者3がICカード4の認証を受けようとすると、フラッパーゲート7の制御部35は、ICカード読み取り手段61によってICカード4の読み取りを行う(S401)。
認証が成功した場合、S404に進む(S403のYes)。
認証が失敗した場合、処理を終了する(S403のNo)。
図13は、実施例1の第1の状況を示す図である。
図14は、実施例1の第2の状況を示す図である。
この場合、入退室管理装置5は、訪問者Cが所持する従ICカード4bから読み取る主の固有情報102と、入退室状況情報94に登録されている主の固有情報102と、を照合し、該当する主の固有情報102が入退室状況情報に登録されているか確認する。そして、社員Aに係る主の固有情報102が登録されていることから照合条件を満たすとしてゲート6を開く。ここで、照合条件は、図10の説明にて前述した第1の照合における照合条件である。
図13に示す入退室状況情報94は、訪問者Cが入室した後の内容であり、社員Aと訪問者Bとの主従関係(以下、「主従関係A−B」のように記載する。)、主従関係A−Cに係る二個のレコードが登録されている。
つまり、図14に示す入退室状況情報94は、訪問者Bが退室した後の内容であり、主従関係A−Bに係るレコードが削除されている。
更に、図14に示す第2の状況では、社員Aが訪問者Cよりも先に退室しようとしている。
この場合、入退室管理装置5は、社員Aが所持する主ICカード4aから読み取る主の固有情報102と、入退室状況情報94に登録されている主の固有情報102と、を照合し、該当する主の固有情報102と主従関係にある従の固有情報103が入退室状況情報94に登録されているか確認する。そして、訪問者Cに係る従の固有情報103が登録されていることから照合条件を満たさないとしてゲート6を開けない。ここで、主従関係は1対nであるから、照合条件は、図11の説明にて前述した第2の照合における第1の照合条件である。
社員Aが退室するためには、訪問者Cが退室し、入退室状況情報94から、主従関係A−Cに係るレコードが削除される必要がある。このように、主ICカード4aの所持者である社員Aは、社員Aと主従関係にある従ICカード4bの所持者が一人でも在室している場合には退室することができない。
図15は、実施例2の第1の状況に係る入退室状況情報94を示す図である。
図16は、実施例2の第2の状況に係る入退室状況情報94を示す図である。
図17は、実施例2の第3の状況に係る入退室状況情報94を示す図である。
図18は、実施例2の第4の状況に係る入退室状況情報94を示す図である。
つまり、図15に示す入退室状況情報94では、主従関係A−b、主従関係A−cに係る二個のレコードが登録されている。尚、実施例2では、入退室状況情報94の項目に主の入退室状況106も含めており、主の入退室状況106は、該当する主ICカード4aの所持者が入室しているか、または退室しているかを示す。
つまり、図16に示す入退室状況情報94では、更に、主従関係A−a、主従関係B−aに係る二個のレコードが登録されている。但し、社員Bは入室していないことから、主従関係B−aに係るNo4のレコードでは、主の入退室状況106は「出」となっている。
つまり、図17に示す入退室状況情報94では、主従関係B−aに係るNo4のレコードの主の入退室状況106は「入」となっている。
つまり、図18に示す入退室状況情報94では、主従関係A−b、主従関係A−cに係る二個のレコードが削除され、主従関係A−aに係るレコードの主の入退室状況106は「出」となっている。
この後、社員Bが退室するためには、アルバイト従業員aが退室し、入退室状況情報94から、主従関係B−aに係るレコードが削除される必要がある。
このように、主従関係がm対nで定められている場合、第2の照合条件によって第2の照合を行うことで、社員Aが、アルバイト従業員aの管理について、社員Bに引継ぎを行うことができる。
図19は、実施例3の第1の状況に係るICカード4の記憶領域91を示す図である。
図20は、実施例3の第2の状況に係る入退室状況情報94を示す図である。
図21は、実施例3の第3の状況に係る入退室状況情報94を示す図である。
つまり、図20に示す入退室状況情報94では、主従関係(A、甲会社)−(a、午前、甲会社)、主従関係(A、甲会社)−(c、午前、甲会社)、主従関係(C、甲会社)−(a、午前、甲会社)、主従関係(C、甲会社)−(c、午前、甲会社)に係る四個のレコードが登録されている。また、(C、乙会社)の主の固有情報102のみを保持する一個のレコードが登録されている。これは、社員Cが入室した段階では、主従関係にある従ICカード4bの所持者が一人も入室しておらず、紐付く従の固有情報103が存在しない為である。
この状況では、アルバイト従業員bの業務に関する情報を媒介として主従関係にある社員Cが入室している為、アルバイト従業員bは部屋2に入室することが可能である。すなわち、アルバイト従業員bが入室する際、入退室管理装置5は、図10の説明にて前述した第1の照合における照合条件を満たすと判定する。
また、この状況では、社員Aまたは社員Bの業務に関する情報を媒介として主従関係にあるアルバイト従業員a、cが入室しているが、社員Aと社員Bの両方ともアルバイト従業員a、cを管理する立場にある為、社員Aまたは社員Bのいずれか一方が退室することが可能である。すなわち、社員Aまたは社員Bのいずれか一方が退室する際、入退室管理装置5は、図11の説明にて前述した第2の照合における第2の照合条件を満たすと判定する。
尚、午前の就業時間が終了した場合、アルバイト従業員の全員が部屋2を退室する。
つまり、図21に示す入退室状況情報94では、主従関係(B、乙会社)−(a、午後、乙会社)、主従関係(B、丙会社)−(c、午後、丙会社)、主従関係(B、乙会社)−(b、午後、乙会社)に係る三個のレコードが登録されている。
この状況では、仮に社員Aと社員Cが更に続いて入室した場合であっても、社員Bは退室することはできない。これは、アルバイト従業員cに対しては社員Bのみが管理する立場にある為である。すなわち、仮に社員Aと社員Cが更に続いて入室した場合であっても、社員Bが退室する際、入退室管理装置5は、図11の説明にて前述した第2の照合における第2の照合条件を満たさないと判定する。
図22は、実施例4の第1の状況に係る入退室状況情報94を示す図である。
図23は、実施例4の第2の状況に係る主従関係情報95を示す図である。
図24は、実施例4の第3の状況に係る入退室状況情報94を示す図である。
つまり、図22に示す入退室状況情報94では、主の固有情報102として「A、B、C」を保持する三個のレコードが登録されている。また、従の固有情報103として「a、b、c」を保持する三個のレコードが登録されている。そして、いずれのレコードも、主従関係にある従の固有情報103または主の固有情報102を保持していない。これは、ICカード4の記憶領域91に主従関係自体の情報が記憶されていない為である。
尚、実施例4では、主ICカード4aの記憶部11に記憶されている主の固有情報102、または従ICカード4bの記憶部11に記憶されている従の固有情報103の内容によって、主ICカード4aであるか、または従ICカード4bであるかを入退室管理装置5が判定し、従ICカード4bの所持者であるアルバイト従業員が単独で部屋2に入室することを防止することとする。
つまり、図23に示す主従関係情報95では、主従関係(A、甲会社)−(a、甲会社)、主従関係(A、甲会社)−(b、甲会社)、主従関係(B、乙会社)−(a、乙会社)、主従関係(C、丙会社)−(c、丙会社)に係る四個のレコードが登録されている。
この状況では、社員A、B、Cのいずれもが部屋2を退室することはできない。すなわち、社員A、B、Cのいずれかが退室する際、入退室管理装置5は、図22に示す入退室状況情報94と図23に示す主従関係情報95とを参照することで、図11の説明にて前述した第2の照合における第2の照合条件を満たさないと判定する。
つまり、図24に示す入退室状況情報94では、従の固有情報103が「b」に係るレコードが削除されている。
この状況では、社員Aまたは社員Bのいずれか一方は部屋2を退室することができる。これは、社員Aと社員Bの両方ともアルバイト従業員aを管理する立場にあり、社員Aまたは社員Bのいずれか一方が退室することが可能である為である。従って、社員Aまたは社員Bのいずれか一方が退室する際、入退室管理装置5は、図24に示す入退室状況情報94と図23に示す主従関係情報95とを参照することで、第2の照合における第2の照合条件を満たすと判定する。
図25に示すように、入退室管理システム1aは、ICカード4、入退室管理装置5a、フラッパーゲート7、サーバ8等で構成される。
図27に示すように、入退室管理装置5aは、ICカード読み取り手段51、ICカード認証手段52、情報送信手段57、情報受信手段58、ゲート開閉指示手段55等を備える。
尚、ICカード認証手段52はサーバ8が具備しても良いが、混乱を避ける為、入退室管理装置5aが具備するものとして以下の説明を行う。
図28に示すように、サーバ8は、情報受信手段71、照合手段72、データベース更新手段73、情報送信手段74、入退室履歴情報データベース75等を備える。
図29に示すように、ICカード4の記憶領域91aのデータは、カードID101、主の固有情報102、従の固有情報103、部屋番号108等の項目を含む。
部屋番号108は、入退室が管理された部屋2を一意に識別する番号である。
図30は、入室履歴情報92aの1例を示す図である。
図30に示すように、入室履歴情報92aは、カードID101、入室日時104、部屋番号108等の項目を含む。入室履歴情報92aは、各部屋2で入室があるごとに、サーバ8のデータベース更新手段73によって新規のレコードが挿入される。
図31に示すように、退室履歴情報93aは、カードID101、退室日時105、部屋番号108等の項目を含む。退室履歴情報93aは、各部屋2で退室があるごとに、サーバ8のデータベース更新手段73によって新規のレコードが挿入される。
図32に示すように、入退室状況情報94aは、部屋番号108、主の固有情報102、従の固有情報103、主の入退室状況106、従の入退室状況107等の項目を含む。
入退室状況情報94aは、該当の部屋番号108に係る部屋2の現在の入退室状況を示すテーブルであり、サーバ8の照合手段72が参照するテーブルである。また、入退室状況情報94aは、各部屋2の入退室があるごとに、サーバ8のデータベース更新手段73によって該当するレコードが更新(挿入、削除を含む。)される。すなわち、入退室状況情報94aは、ICカード4から読み取る主の固有情報102、および/または従の固有情報103を保持する。
図33に示すように、主従関係情報95aは、部屋番号108、主の固有情報102、従の固有情報103等の項目を含む。
主従関係情報95aは、利用者3の主従関係を示すテーブルである。主従関係情報95aを用いる場合、ICカード4の記憶部11において主従関係の情報を記憶する必要はない。
例えば、ICカード4の記憶領域91aは、主ICカード4aが主従関係にある従の固有情報103を保持する場合、従ICカード4bは主の固有情報102を保持する必要はない。また、その逆の場合も同様である。但し、主ICカード4a、および従ICカード4bの両方が、主従関係にある従の固有情報103や主の固有情報102を保持しても構わない。
また、例えば、ICカード4の記憶部11において主従関係の情報を記憶する場合、主従関係情報95aを用いる必要はない。また、その逆の場合、すなわち、主ICカード4aは主従関係にある従の固有情報103を記憶せず、および従ICカード4bは主従関係にある主の固有情報102を記憶しないようにし、主従関係情報95aを用いるようにしても良い。
また、例えば、入退室状況情報94aは、更新の仕方によっては、主の入退室状況106や従の入退室状況107等の項目を用いる必要はない。
図34に示すように、利用者3がICカード4の認証を受けようとすると、入退室管理装置5aの制御部25は、ICカード読み取り手段51によってICカード4の読み取りを行う(S501)。
認証が成功した場合、S504に進む(S503のYes)。
認証が失敗した場合、処理を終了する(S503のNo)。
主ICカード4aである場合、S509に進む(S506のYes)。
従ICカード4bである場合、S507に進む(S506のNo)。
照合条件を満たす場合、S509に進む(S508のYes)。
照合条件を満たさない場合、処理を終了する(S508のNo)。
図35に示すように、利用者3がICカード4の認証を受けようとすると、入退室管理装置5aの制御部25は、ICカード読み取り手段51によってICカード4の読み取りを行う(S601)。
認証が成功した場合、S604に進む(S603のYes)。
認証が失敗した場合、処理を終了する(S603のNo)。
主ICカード4aである場合、S607に進む(S606のYes)。
従ICカード4bである場合、S609に進む(S606のNo)。
照合条件を満たさない場合、処理を終了する(S608のNo)。
図36は、実施例5の第1の状況を示す図である。
図37は、実施例5の第2の状況を示す図である。
図38は、実施例5の第3の状況を示す図である。
この場合、サーバ8は、訪問者Bが所持する従ICカード4bから読み取る主の固有情報102と、入退室状況情報94aに登録されている主の固有情報102と、を照合し、該当する主の固有情報102が入退室状況情報94aに登録されているか確認する。そして、社員Aに係る主の固有情報102が登録されていることから照合条件を満たすとしてゲート6を開く。ここで、照合条件は、図34の説明にて前述した第1の照合における照合条件である。
図36に示す入退室状況情報94aは、訪問者Bが入室した後の内容であり、主従関係A−Bに係る一個のレコードが登録されている。
この場合、サーバ8は、社員Aが所持する主ICカード4aから読み取る主の固有情報102と、入退室状況情報94aに登録されている主の固有情報102と、を照合し、該当する主の固有情報102と主従関係にある従の固有情報103が入退室状況情報94aに登録されているか確認する。そして、訪問者Bに係る従の固有情報103が登録されていることから照合条件を満たさないとしてゲート6を開けない。ここで、主従関係は1対nであるから、照合条件は、図35の説明にて前述した第2の照合における第1の照合条件である。
図37に示す入退室状況情報94aは、図36に示す内容と変化はない。
この場合、サーバ8は、社員Aが所持する主ICカード4aから読み取る主の固有情報102と、入退室状況情報94aに登録されている主の固有情報102と、を照合し、該当する主の固有情報102と主従関係にある従の固有情報103が入退室状況情報94aに登録されているか確認する。そして、主従関係にある従の固有情報103が1つも登録されていないことから照合条件を満たすとしてゲート6を開く。
図39は、実施例6の第1の状況に係る入退室状況情報94aを示す図である。
図40は、実施例6の第2の状況に係る入退室状況情報94aを示す図である。
図41は、実施例6の第3の状況に係る入退室状況情報94aを示す図である。
図42は、実施例6の第4の状況に係る入退室状況情報94aを示す図である。
つまり、図39に示す入退室状況情報94aでは、主従関係A−a、主従関係A−b、主従関係A−cに係る三個のレコードが登録されている。尚、実施例6では、入退室状況情報94aの項目に従の入退室状況107も含めており、従の入退室状況107は、該当する従ICカード4bの所持者が入室しているか、または退室しているかを示す。尚、アルバイト従業員aは入室していないことから、主従関係A−aに係るNo1のレコードでは、従の入退室状況107は「出」となっている。
つまり、図40に示す入退室状況情報94aでは、主従関係A−aに係るNo1のレコードの従の入退室状況107が「入」に更新されている。
つまり、図41に示す入退室状況情報94aでは、更に、主従関係B−aに係るNo4のレコードが登録されている。
つまり、図42に示す入退室状況情報94aでは、主従関係A−bに係るNo2のレコード、および主従関係A−cに係るNo3のレコードの従の入退室状況107が「出」に更新されている。
この場合、社員Aは退室することが可能である。すなわち、社員Aが退室する際には、サーバ8は、社員Aが所持する主ICカード4aから読み取る主の固有情報102と、入退室状況情報94aに登録されている主の固有情報102と、を照合し、該当する主の固有情報102と主従関係にある従の固有情報103が入退室状況情報94aに入室している状態(=従の入退出状況108が「入」)で登録されているか確認する。そして、主従関係にある従ICカード4bの所持者であるアルバイト従業員aが退室していないと判断する。更に、サーバ8は、退室していない従ICカード4bの所持者と主従関係にあり、かつ退室を試みている者と異なる主ICカード4aの所持者が、入室しているかどうかを照合する。すなわち、アルバイト従業員aを示す従の固有情報103と主従関係にある主の固有情報102であって、社員Aを示すものではないものが、入退室状況情報94aに登録されているか確認する。そして、社員Bに係る主の固有情報102が登録されていることから、サーバ8は、図35の説明にて前述した第2の照合における第2の照合条件を満たすとしてゲート6を開く。
この後、社員Bが退室するためには、アルバイト従業員aが退室し、入退室状況情報94aから、主従関係B−aに係るレコードの従の入退室状況107が「出」に更新される必要がある。
このように、主従関係がm対nで定められている場合、第2の照合条件によって第2の照合を行うことで、社員Aが、アルバイト従業員aの管理について、社員Bに引継ぎを行うことができる。
図43は、実施例7の第1の状況に係るICカード4の記憶領域91aを示す図である。
図44は、実施例7の第2の状況に係る入退室状況情報94aを示す図である。
図45は、実施例7の第3の状況に係る入退室状況情報94aを示す図である。
つまり、図44に示す入退室状況情報94aでは、部屋Z101に係る主従関係(A、甲会社)−(a、甲会社)、部屋Z102に係る主従関係(B、乙会社)−(b、乙会社)、部屋Z101に係る主従関係(A、甲会社)−(c、甲会社)に係る三個のレコードが登録されている。
この状況では、社員A、Bともにそれぞれの部屋2を退室することはできない。これは、部屋Z101においては、アルバイト従業員a、cに対して社員Aが管理する立場にあり、部屋Z102においては、アルバイト従業員bに対して社員Bが管理する立場にある為である。すなわち、社員Aまたは社員Bのいずれかが退室する際、サーバ8は、図35の説明にて前述した第2の照合における第2の照合条件を満たさないと判定する。
つまり、図45に示す入退室状況情報94aでは、更に、部屋Z101に係る主従関係(C、甲会社)−(a、甲会社)、部屋Z101に係る主従関係(C、甲会社)−(c、甲会社)に係る二個のレコードが新規に登録されている。
この状況では、社員Aまたは社員Cの業務に関する情報を媒介として主従関係にあるアルバイト従業員a、cが部屋Z101に入室しているが、社員Aと社員Cの両方とも部屋Z101においてアルバイト従業員a、cを管理する立場にある為、社員Aまたは社員Cのいずれか一方は退室することが可能である。すなわち、社員Aまたは社員Cのいずれか一方が退室する際、サーバ8は、第2の照合における第2の照合条件を満たすと判定する。
図46は、実施例8の第1の状況に係る入退室状況情報94aを示す図である。
図47は、実施例8の第2の状況に係る主従関係情報95aを示す図である。
図48は、実施例8の第3の状況に係る入退室状況情報94aを示す図である。
つまり、図46に示す入退室状況情報94aでは、部屋番号108が「Z101」に係る主の固有情報102として「A、B」、および部屋番号108が「Z102」に係る主の固有情報102として「C」を保持する三個のレコードが登録されている。また、部屋番号108が「Z101」に係る従の固有情報103として「a、b」、部屋番号108が「Z102」に係る従の固有情報103として「c」を保持する三個のレコードが登録されている。そして、いずれのレコードも、主従関係にある従の固有情報103または主の固有情報102を保持していない。これは、ICカード4の記憶領域91aに主従関係自体の情報が記憶されていない為である。
尚、実施例8では、主ICカード4aの記憶部11に記憶されている主の固有情報102、または従ICカード4bの記憶部11に記憶されている従の固有情報103の内容によって、主ICカード4aであるか、または従ICカード4bであるかをサーバ8が判定し、従ICカード4bの所持者であるアルバイト従業員が単独で部屋2に入室することを防止することとする。
つまり、図47に示す主従関係情報95aでは、部屋Z101に係る主従関係(A、甲会社)−(a、甲会社)、部屋Z101に係る主従関係(A、甲会社)−(b、甲会社)、部屋Z101に係る主従関係(B、乙会社)−(a、乙会社)、部屋Z102に係る主従関係(C、丙会社)−(c、丙会社)に係る四個のレコードが登録されている。
この状況では、社員A、B、Cのいずれもが部屋2を退室することはできない。すなわち、社員A、B、Cのいずれかが退室する際、サーバ8は、図46に示す入退室状況情報94aと図47に示す主従関係情報95aとを参照することで、図35にて前述した第2の照合における第2の照合条件を満たさないと判定する。
つまり、図48に示す入退室状況情報94aでは、従の固有情報103がbであったレコードが削除されている。
この状況では、社員Aまたは社員Bのいずれか一方は部屋Z101を退室することができる。これは、社員Aと社員Bの両方とも部屋Z101においてアルバイト従業員aを管理する立場にあり、社員Aまたは社員Bのいずれか一方が退室することが可能である為である。従って、社員Aまたは社員Bのいずれか一方が退室する際、サーバ8は、図48に示す入退室状況情報94aと図47に示す主従関係情報95aとを参照することで、第2の照合における第2の照合条件を満たすと判定する。
2………部屋
3………利用者
4………ICカード
4a………主ICカード
4b………従ICカード
5、5a………入退室管理装置
6………ゲート
7………フラッパーゲート
8………サーバ
9………ネットワーク
51………ICカード読み取り手段
52………ICカード認証手段
53………照合手段
54………データベース更新手段
55………ゲート開閉指示手段
56………入退室履歴情報データベース
57………情報送信手段
58………情報受信手段
61………ICカード読み取り手段
62………ICカード認証手段
63………ICカード書き換え手段
64………ゲート開閉指示手段
71………情報受信手段
72………照合手段
73………データベース更新手段
74………情報送信手段
75………入退室履歴情報データベース
91、91a………ICカード4の記憶領域
92、92a………入室履歴情報
93、93a………退室履歴情報
94、94a………入退室状況情報
95、95a………主従関係情報
101………カードID
102………主の固有情報
103………従の固有情報
104………入室日時
105………退室日時
106………主の入退室状況
107………従の入退室状況
108………部屋番号
Claims (8)
- 入退室が管理された部屋に単独で入室できる者に配布される主ICカードと、主従関係にある前記主ICカードの所持者が前記部屋に入室している場合に入室できる者に配布される従ICカードと、前記主ICカードまたは前記従ICカードに記憶された情報を読み取って、入退室の際に通過するゲートの開閉状態を制御する入退室管理装置と、により構成された入退室管理システムであって、
前記主ICカードは前記主ICカードの所持者に係る主の固有情報を記憶し、
前記従ICカードは前記従ICカードの所持者に係る従の固有情報を記憶し、
前記主ICカードが主従関係にある前記従の固有情報を前記部屋ごとに記憶し、および/または前記従ICカードが主従関係にある前記主の固有情報を前記部屋ごとに記憶するものであり、
前記入退室管理装置は、
前記主ICカードまたは前記従ICカードから読み取る前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を前記部屋ごとに入退室状況情報として保持する入退室履歴情報データベースと、
前記従ICカードの所持者が前記部屋に入室する際に、前記従ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報とを基に、主従関係にある前記主ICカードの所持者が入室しているかどうかを照合する第1の照合手段と、
前記主ICカードの所持者が前記部屋を退室する際に、前記主ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報とを基に、主従関係にある前記従ICカードの所持者が全て退室しているかどうかを照合するとともに、主従関係にある前記従ICカードの所持者が退室していない場合、更に、退室していない前記従ICカードの所持者と主従関係にあり、かつ退室を試みている者と異なる前記主ICカードの所持者が、入室しているかどうかを照合する第2の照合手段と、
を具備し、
前記主の固有情報および前記従の固有情報は、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者を特定する情報と、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報との組み合わせであり、
前記部屋に到達するまでに必ず通過する場所に設置されたICカード認証ゲートを更に具備し、
前記ICカード認証ゲートは、
前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を書き換える手段、
を具備することを特徴とする入退室管理システム。 - 入退室が管理された部屋に単独で入室できる者に配布される主ICカードと、主従関係にある前記主ICカードの所持者が前記部屋に入室している場合に入室できる者に配布される従ICカードと、前記主ICカードまたは前記従ICカードに記憶された情報を読み取って、入退室の際に通過するゲートの開閉状態を制御する入退室管理装置と、により構成された入退室管理システムであって、
前記主ICカードは前記主ICカードの所持者に係る主の固有情報を記憶し、
前記従ICカードは前記従ICカードの所持者に係る従の固有情報を記憶し、
前記主ICカードが主従関係にある前記従の固有情報を記憶し、および/または前記従ICカードが主従関係にある前記主の固有情報を記憶するものであり、
前記入退室管理装置は、
前記主ICカードまたは前記従ICカードから読み取る前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を入退室状況情報として保持する入退室履歴情報データベースと、
前記従ICカードの所持者が前記部屋に入室する際に、前記従ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報とを基に、主従関係にある前記主ICカードの所持者が入室しているかどうかを照合する第1の照合手段と、
前記主ICカードの所持者が前記部屋を退室する際に、前記主ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報とを基に、主従関係にある前記従ICカードの所持者が全て退室しているかどうかを照合するとともに、主従関係にある前記従ICカードの所持者が退室していない場合、更に、退室していない前記従ICカードの所持者と主従関係にあり、かつ退室を試みている者と異なる前記主ICカードの所持者が、入室しているかどうかを照合する第2の照合手段と、
を具備し、
前記主の固有情報および前記従の固有情報は、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者を特定する情報と、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報との組み合わせであって、少なくとも前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報が時間帯別の情報であり、
前記部屋に到達するまでに必ず通過する場所に設置されたICカード認証ゲートを更に具備し、
前記ICカード認証ゲートは、
前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を書き換える手段、
を具備することを特徴とする入退室管理システム。 - 入退室が管理された部屋に単独で入室できる者に配布される主ICカードと、主従関係にある前記主ICカードの所持者が前記部屋に入室している場合に入室できる者に配布される従ICカードと、前記主ICカードまたは前記従ICカードに記憶された情報を読み取って、入退室の際に通過するゲートの開閉状態を制御する入退室管理装置と、により構成された入退室管理システムであって、
前記主ICカードは前記主ICカードの所持者に係る主の固有情報を記憶し、
前記従ICカードは前記従ICカードの所持者に係る従の固有情報を記憶し、
前記入退室管理装置は、
前記主ICカードまたは前記従ICカードから読み取る前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を前記部屋ごとに入退室状況情報として保持し、かつ主従関係にある前記主の固有情報と前記従の固有情報との関係を前記部屋ごとに主従関係情報として保持する入退室履歴情報データベースと、
前記従ICカードの所持者が前記部屋に入室する際に、前記従ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報と前記主従関係情報とを基に、主従関係にある前記主ICカードの所持者が入室しているかどうかを照合する第1の照合手段と、
前記主ICカードの所持者が前記部屋を退室する際に、前記主ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報と前記主従関係情報とを基に、主従関係にある前記従ICカードの所持者が全て退室しているかどうかを照合するとともに、主従関係にある前記従ICカードの所持者が退室していない場合、更に、退室していない前記従ICカードの所持者と主従関係にあり、かつ退室を試みている者と異なる前記主ICカードの所持者が、入室しているかどうかを照合する第2の照合手段と、
を具備し、
前記主の固有情報および前記従の固有情報は、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者を特定する情報と、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報との組み合わせであり、
前記部屋に到達するまでに必ず通過する場所に設置されたICカード認証ゲートを更に具備し、
前記ICカード認証ゲートは、
前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を書き換える手段、
を具備することを特徴とする入退室管理システム。 - 入退室が管理された部屋に単独で入室できる者に配布される主ICカードと、主従関係にある前記主ICカードの所持者が前記部屋に入室している場合に入室できる者に配布される従ICカードと、前記主ICカードまたは前記従ICカードに記憶された情報を読み取って、入退室の際に通過するゲートの開閉状態を制御する入退室管理装置と、により構成された入退室管理システムであって、
前記主ICカードは前記主ICカードの所持者に係る主の固有情報を記憶し、
前記従ICカードは前記従ICカードの所持者に係る従の固有情報を記憶し、
前記入退室管理装置は、
前記主ICカードまたは前記従ICカードから読み取る前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を入退室状況情報として保持し、かつ主従関係にある前記主の固有情報と前記従の固有情報との関係を主従関係情報として保持する入退室履歴情報データベースと、
前記従ICカードの所持者が前記部屋に入室する際に、前記従ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報と前記主従関係情報とを基に、主従関係にある前記主ICカードの所持者が入室しているかどうかを照合する第1の照合手段と、
前記主ICカードの所持者が前記部屋を退室する際に、前記主ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報と前記主従関係情報とを基に、主従関係にある前記従ICカードの所持者が全て退室しているかどうかを照合するとともに、主従関係にある前記従ICカードの所持者が退室していない場合、更に、退室していない前記従ICカードの所持者と主従関係にあり、かつ退室を試みている者と異なる前記主ICカードの所持者が、入室しているかどうかを照合する第2の照合手段と、
を具備し、
前記主の固有情報および前記従の固有情報は、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者を特定する情報と、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報との組み合わせであって、少なくとも前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報が時間帯別の情報であり、
前記部屋に到達するまでに必ず通過する場所に設置されたICカード認証ゲートを更に具備し、
前記ICカード認証ゲートは、
前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を書き換える手段、
を具備することを特徴とする入退室管理システム。 - 入退室が管理された部屋に単独で入室できる者に配布される主ICカードと、主従関係にある前記主ICカードの所持者が前記部屋に入室している場合に入室できる者に配布される従ICカードと、前記主ICカードまたは前記従ICカードに記憶された情報を読み取って、入退室の際に通過するゲートの開閉状態を制御する入退室管理装置と、前記入退室管理装置と通信可能に接続されたサーバと、により構成された入退室管理システムであって、
前記主ICカードは前記主ICカードの所持者に係る主の固有情報を記憶し、
前記従ICカードは前記従ICカードの所持者に係る従の固有情報を記憶し、
前記主ICカードが主従関係にある前記従の固有情報を前記部屋ごとに記憶し、および/または前記従ICカードが主従関係にある前記主の固有情報を前記部屋ごとに記憶するものであり、
前記入退室管理装置は、
前記主ICカードまたは前記従ICカードから読み取る前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を前記サーバに送信する手段、
を有し、
前記サーバは、
前記入退室管理装置から送信される前記主の固有情報、および/または、前記従の固有情報を前記部屋ごとに入退室状況情報として保持する入退室履歴情報データベースと、
前記従ICカードの所持者が前記部屋に入室する際に、前記従ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報とを基に、主従関係にある前記主ICカードの所持者が入室しているかどうかを照合する第1の照合手段と、
前記主ICカードの所持者が前記部屋を退室する際に、前記主ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報とを基に、主従関係にある前記従ICカードの所持者が全て退室しているかどうかを照合するとともに、主従関係にある前記従ICカードの所持者が退室していない場合、更に、退室していない前記従ICカードの所持者と主従関係にあり、かつ退室を試みている者と異なる前記主ICカードの所持者が、入室しているかどうかを照合する第2の照合手段と、
照合の結果に基づいて、前記入退室管理装置に対して、前記ゲートを開かせるための指示情報を送信する手段と、
を具備し、
前記主の固有情報および前記従の固有情報は、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者を特定する情報と、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報との組み合わせであり、
前記部屋に到達するまでに必ず通過する場所に設置されたICカード認証ゲートを更に具備し、
前記ICカード認証ゲートは、
前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を書き換える手段、
を具備することを特徴とする入退室管理システム。 - 入退室が管理された部屋に単独で入室できる者に配布される主ICカードと、主従関係にある前記主ICカードの所持者が前記部屋に入室している場合に入室できる者に配布される従ICカードと、前記主ICカードまたは前記従ICカードに記憶された情報を読み取って、入退室の際に通過するゲートの開閉状態を制御する入退室管理装置と、前記入退室管理装置と通信可能に接続されたサーバと、により構成された入退室管理システムであって、
前記主ICカードは前記主ICカードの所持者に係る主の固有情報を記憶し、
前記従ICカードは前記従ICカードの所持者に係る従の固有情報を記憶し、
前記主ICカードが主従関係にある前記従の固有情報を記憶し、および/または前記従ICカードが主従関係にある前記主の固有情報を記憶するものであり、
前記入退室管理装置は、
前記主ICカードまたは前記従ICカードから読み取る前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を前記サーバに送信する手段、
を有し、
前記サーバは、
前記入退室管理装置から送信される前記主の固有情報、および/または、前記従の固有情報を入退室状況情報として保持する入退室履歴情報データベースと、
前記従ICカードの所持者が前記部屋に入室する際に、前記従ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報とを基に、主従関係にある前記主ICカードの所持者が入室しているかどうかを照合する第1の照合手段と、
前記主ICカードの所持者が前記部屋を退室する際に、前記主ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報とを基に、主従関係にある前記従ICカードの所持者が全て退室しているかどうかを照合するとともに、主従関係にある前記従ICカードの所持者が退室していない場合、更に、退室していない前記従ICカードの所持者と主従関係にあり、かつ退室を試みている者と異なる前記主ICカードの所持者が、入室しているかどうかを照合する第2の照合手段と、
照合の結果に基づいて、前記入退室管理装置に対して、前記ゲートを開かせるための指示情報を送信する手段と、
を具備し、
前記主の固有情報および前記従の固有情報は、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者を特定する情報と、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報との組み合わせであって、少なくとも前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報が時間帯別の情報であり、
前記部屋に到達するまでに必ず通過する場所に設置されたICカード認証ゲートを更に具備し、
前記ICカード認証ゲートは、
前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を書き換える手段、
を具備することを特徴とする入退室管理システム。 - 入退室が管理された部屋に単独で入室できる者に配布される主ICカードと、主従関係にある前記主ICカードの所持者が前記部屋に入室している場合に入室できる者に配布される従ICカードと、前記主ICカードまたは前記従ICカードに記憶された情報を読み取って、入退室の際に通過するゲートの開閉状態を制御する入退室管理装置と、前記入退室管理装置と通信可能に接続されたサーバと、により構成された入退室管理システムであって、
前記主ICカードは前記主ICカードの所持者に係る主の固有情報を記憶し、
前記従ICカードは前記従ICカードの所持者に係る従の固有情報を記憶し、
前記入退室管理装置は、
前記主ICカードまたは前記従ICカードから読み取る前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を前記サーバに送信する手段、
を有し、
前記サーバは、
前記入退室管理装置から送信される前記主の固有情報、および/または、前記従の固有情報を前記部屋ごとに入退室状況情報として保持し、かつ主従関係にある前記主の固有情報と前記従の固有情報との関係を前記部屋ごとに主従関係情報として保持する入退室履歴情報データベースと、
前記従ICカードの所持者が前記部屋に入室する際に、前記従ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報と前記主従関係情報とを基に、主従関係にある前記主ICカードの所持者が入室しているかどうかを照合する第1の照合手段と、
前記主ICカードの所持者が前記部屋を退室する際に、前記主ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報と前記主従関係情報とを基に、主従関係にある前記従ICカードの所持者が全て退室しているかどうかを照合するとともに、主従関係にある前記従ICカードの所持者が退室していない場合、更に、退室していない前記従ICカードの所持者と主従関係にあり、かつ退室を試みている者と異なる前記主ICカードの所持者が、入室しているかどうかを照合する第2の照合手段と、
照合の結果に基づいて、前記入退室管理装置に対して、前記ゲートを開かせるための指示情報を送信する手段と、
を具備し、
前記主の固有情報および前記従の固有情報は、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者を特定する情報と、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報との組み合わせであり、
前記部屋に到達するまでに必ず通過する場所に設置されたICカード認証ゲートを更に具備し、
前記ICカード認証ゲートは、
前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を書き換える手段、
を具備することを特徴とする入退室管理システム。 - 入退室が管理された部屋に単独で入室できる者に配布される主ICカードと、主従関係にある前記主ICカードの所持者が前記部屋に入室している場合に入室できる者に配布される従ICカードと、前記主ICカードまたは前記従ICカードに記憶された情報を読み取って、入退室の際に通過するゲートの開閉状態を制御する入退室管理装置と、前記入退室管理装置と通信可能に接続されたサーバと、により構成された入退室管理システムであって、
前記主ICカードは前記主ICカードの所持者に係る主の固有情報を記憶し、
前記従ICカードは前記従ICカードの所持者に係る従の固有情報を記憶し、
前記入退室管理装置は、
前記主ICカードまたは前記従ICカードから読み取る前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を前記サーバに送信する手段、
を有し、
前記サーバは、
前記入退室管理装置から送信される前記主の固有情報、および/または、前記従の固有情報を入退室状況情報として保持し、かつ主従関係にある前記主の固有情報と前記従の固有情報との関係を主従関係情報として保持する入退室履歴情報データベースと、
前記従ICカードの所持者が前記部屋に入室する際に、前記従ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報と前記主従関係情報とを基に、主従関係にある前記主ICカードの所持者が入室しているかどうかを照合する第1の照合手段と、
前記主ICカードの所持者が前記部屋を退室する際に、前記主ICカードから読み取る情報と前記入退室状況情報と前記主従関係情報とを基に、主従関係にある前記従ICカードの所持者が全て退室しているかどうかを照合するとともに、主従関係にある前記従ICカードの所持者が退室していない場合、更に、退室していない前記従ICカードの所持者と主従関係にあり、かつ退室を試みている者と異なる前記主ICカードの所持者が、入室しているかどうかを照合する第2の照合手段と、
照合の結果に基づいて、前記入退室管理装置に対して、前記ゲートを開かせるための指示情報を送信する手段と、
を具備し、
前記主の固有情報および前記従の固有情報は、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者を特定する情報と、前記主ICカードまたは前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報との組み合わせであって、少なくとも前記従ICカードの所持者が行う業務に関する情報が時間帯別の情報であり、
前記部屋に到達するまでに必ず通過する場所に設置されたICカード認証ゲートを更に具備し、
前記ICカード認証ゲートは、
前記主の固有情報、および/または前記従の固有情報を書き換える手段、
を具備することを特徴とする入退室管理システム。
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