JP5332914B2 - シリコンインゴットの切断方法 - Google Patents
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Description
ワイヤソーは、ワイヤ(高張力鋼線)を高速走行させて、ここにスラリーを掛けながら、ワーク(例えばシリコンインゴットが挙げられる。以下、単にインゴットと言うこともある。)を押し当てて切断し、多数のウエーハを同時に切り出す装置である(特許文献1参照)。
図6に示すように、ワイヤソー101は、主に、インゴットを切断するためのワイヤ102、ワイヤ102を巻回した溝付きローラ103(ワイヤガイド)、ワイヤ102に張力を付与するための機構104、切断されるインゴットを送り出す機構105、切断時に、SiC微粉等の砥粒をクーラントに分散して混合したスラリーを供給するための機構(ノズル106)等で構成されている。
このシステムは、主に、デカンタ型遠心分離機(1次デカンタ)、1次分離液タンク、デカンタ型遠心分離機(2次デカンタ)、2次分離液タンク、新スラリータンク、調合タンク、再生スラリータンク、デイタンクからなっている。
このようにして廃スラリーから砥粒やクーラントを回収し、再生スラリーの一部として再使用することができる。
このため、再生スラリーを調合するにあたって、系外へと排出された分と同量の新たな砥粒やクーラント(特にはクーラント)を補給する必要がある。特には、クーラントの大部分を補給しなければならない。これらの砥粒やクーラントの補給がスライスウエーハの製造原価を押し上げていた。
従来法では、通常室温(25℃)程度で1次分離液を2次遠心分離にかけていたが、このように50℃以上に昇温すれば、1次分離液の粘度を効果的に下げることができ、そのために2次遠心分離の際に効率良くシリコン屑や砥粒をクーラントから分離することができ、再使用可能な2次分離液をより多く得ることができる。
従来では、切断品質の維持のために、再使用化の際に、1次分離液の70質量%程度を廃スラジとして廃棄し、多くても30質量%程度しか2次遠心分離の工程にかけることができなかった。しかしながら、本発明においては、切断品質を維持しつつ、70質量%以上を2次遠心分離にかけることができ、従来よりも、より多くの2次分離液を得て再使用することができる。このため、コストをより低減することができる。
このようにデカンタ型遠心分離機を用いるのであれば、廃スラリーの再使用化にあたって従来からよく用いられているものであり、新たな装置の導入のために余計なコストを費やすこともない。
従来より、図8に示すように、廃スラリーから再使用可能な砥粒およびクーラントを回収し、これらに新砥粒およびクーラントを補給して再生スラリーを調合していた。
しかしながら、特にクーラントの回収にあたって、1次デカンタから回収した1次分離液について、切断品質の問題から70質量%程度を廃棄する必要があり、せいぜい30質量%程度しか2次デカンタへ送ることができないため、回収できるクーラントの量は少なく、10〜20質量%程度であった。そのため、補給する新クーラント等の量が多く、コスト面で問題があった。
まず、図6に示すようなワイヤソー(TOYO製)を用い、SiC微粉等からなる新砥粒(信濃電気精錬製)および、プロピレングリコール(PG)混合液からなる新クーラント(大智化学製)による新スラリー(比重1.58)をそのままワイヤソーに供給しつつ、シリコンインゴット(長さ:平均244mm、直径:300mm)を切断する。
以降は、切断時に排出された廃スラリーを供給しつつ、次のシリコンインゴットを切断する工程を繰り返し行った。
そして、以上のような調査を2回行った。
なお、切断品質の基準として、スライスウエーハのWarpの値が11μm以下を良品と判定した。このような値であれば市場の要求に応える品質のものとすることができるからである。
このように、高品質のスライスウエーハを提供するには、切断時に供給するスラリー中のシリコン濃度を6質量%以下に抑える必要がある。また、特には切断時に供給するスラリー中のシリコン濃度を4質量%以下とすれば、確実にWarpを改善でき、より高品質にすることができることが分かる。
その結果、例えば2次遠心分離する1次分離液の温度等の調節によって、より効率的にシリコン屑を取り除き、再使用可能なクーラントを2次分離液として回収でき、1次分離液から、その50質量%以上もの量の2次分離液を得ることができることを見出した。これは、従来の10〜20質量%程度という数値に比べて飛躍的に大きい。
本発明者らは、以上のことを見出して本発明を完成させた。
まず、図1に、本発明のシリコンインゴットの切断方法に用いることができ、ワイヤソーでシリコンインゴットを切断したときに排出された廃スラリーから砥粒およびクーラントを回収し、再使用するための処理を施すシステム(再使用化システム)の一例の概略を示す。
図2に示すようにワイヤソー1は、主に、インゴットを切断するためのワイヤ2、溝付きローラ3、ワイヤ張力付与機構4、インゴット送り機構5、スラリー供給機構(ノズル6)で構成されている。
ただし、ノズル6は、廃スラリーから回収した砥粒およびクーラントを再使用した再生スラリーを供給できるように、上記図1の再使用化システムのデイタンク28に接続されている。
例えば、ワイヤ2は、幅0.13mm〜0.18mm程度の特殊ピアノ線からなるものとし、(所望のウエーハ厚さ+切り代)の溝ピッチを有する溝付きローラ3とすることができる。
このデカンタ型遠心分離機は、高速回転可能で円錐部を有する外筒30を備え、その内部に遠心分離するスラリーを供給するための内筒31が設けられている。また、内筒31には螺旋状の羽根32が設けられており、内筒31と共に回転可能となっている。さらに、外筒30の円錐部側の一端には、遠心分離された固形分を排出するための固形分排出口33が設けられており、反対側の他端には遠心分離された分離液を排出するための分離液排出口34が設けられている。なお、固形分排出口33と分離液排出口34の高さ位置の差をダム高さという。
内筒31を通して外筒30内に供給された廃スラリーは、外筒30が高速回転することによってより重い固形分と分離液に分離される。固形分は外筒30の内壁に沈殿し、回転する螺旋状の羽根32によって固形分排出口33の側へ運ばれ、固形分排出口33から排出される(1次デカンタ21では1次ケーキとして、2次デカンタ23では廃スラジとして排出される)。一方、分離液は分離液排出口34から排出される(1次デカンタ21では1次分離液として、2次デカンタ23では2次分離液として排出される)。
1次分離液タンク22の数は特に限定されず、図4に示すように、例えば2つのタンク22a、22bからなるものとすることができる。すなわち、1次デカンタ21により分離された1次分離液を回収するタンク22aと、実際に2次デカンタ23へ送られる一部の1次分離液を保管するタンク22bである。なお、2次デカンタへ送らない残りの1次分離液は廃スラジとして系外へ排出することができる。
まず、ワイヤソー1に新砥粒および新クーラントからなる新スラリーを供給しつつ、シリコンインゴットを切断する。この切断手順は、例えば従来と同様の方法で行うことができる。
このとき、1次デカンタ21への廃スラリーの供給流量や1次デカンタ21におけるダム高さ、回転数(廃スラリーにかける遠心力)等、適宜設定することができる。廃スラリー中において、比較的比重が大きい砥粒(SiC)が多く含まれる1次ケーキを固形分排出口33から効率良く排出できるようにその都度適切に決定すれば良い。
ここで分離した1次ケーキは調合タンク26に送られる。一方、1次分離液はタンク22aに送られる。
ここで、従来法では、切断品質の維持のため、経験的に約70質量%もの1次分離液を系外に排出していた。しかしながら、上記のように、本発明者らの調査によって、切断品質を低下させる原因がシリコン屑であることが分かった。そこで、2次デカンタ23でシリコンを効率良く分離すれば、多くの2次分離液を再使用することができることを想到したので、本発明においては、例えば、系外へ排出するのは30質量%以下に抑え、70質量%以上もの1次分離液を2次デカンタ23に送ることが可能である。
あるいは、2次分離液を多く得たものの、切断品質の維持のために、再生スラリー中における2次分離液の割合が低くなるように調節する必要が生じ、すなわち新クーラント等を大量に補給する必要があり、結局コストが高くなってしまう。このため、実質的には、大量の1次分離液を2次遠心分離にかけることはできず、30質量%程度以下であり、結局のところ、せいぜい1次分離液の10〜20質量%程度の2次分離液しか得られなかった。
この2次デカンタにおける2次遠心分離の条件は特に限定されないが、効率良くシリコンを分離できるように、例えば、1次分離液の温度をヒータ35を用いて50℃以上に昇温することが挙げられる。
例えば、25℃のときと比較して、30℃、40℃、50℃、60℃では、1次分離液の粘度がそれぞれ、3/4、1/2、1/3、1/4程度になり、シリコン屑等の固形分の沈降速度や除去量をそれぞれ、4/3倍、2倍、3倍、4倍とすることができる。
所望とする除去率や2次デカンタ23等の仕様に合わせて適切な温度に設定することができる。ただし、2次デカンタ23へ送る1次分離液の総量を、従来に比べて例えば2.3倍以上(70質量%/30質量%)とするのであれば、その分、除去すべきシリコンの総量も増すので、従来に比べて3倍以上の量を除去することが可能な50℃以上がより好ましい。
1次分離液の温度調節に加えて、これらの2次デカンタ23での条件の調整を同時に行うことによって、より一層効率的な分離が可能となる。
このとき、上記のように、再生スラリー中のシリコン濃度は6質量%以下、特には4質量%以下であるので、切断品質が低減することなく、一定レベルの品質(Warpの値が11μm以下)を維持したスライスウエーハを得ることができる。しかも製造コストを従来に比べて大幅に低減することができる。
(実施例)
図1に示す再使用化システムを用いて、本発明のシリコンインゴットの切断方法を実施した。すなわち、まず、ワイヤソー1(TOYO製)を用い、SiC微粉等からなる新砥粒(信濃電気精錬製)および、プロピレングリコール(PG)混合液からなる新クーラント(大智化学製)による新スラリー(比重1.58)を供給しつつ、シリコンインゴット(長さ:平均244mm、直径:300mm)を切断する。
1次デカンタおよび2次デカンタとしては、共に、石川島汎用機サービス株式会社製のHS−205Lを用いた。
1次遠心分離の条件としては、遠心力:400G、ダム高さ:15mm、廃スラリーの供給流量:2.1L/min、供給温度:25℃、
2次遠心分離の条件としては、遠心力:3000G、ダム高さ:2mm、廃スラリーの供給流量:1.2L/min、供給温度:50℃とした。
その後、再生スラリーをワイヤソー1に供給しつつ、同様のシリコンインゴットの切断を行った。
なお、再生スラリーを用いて切断したスライスウエーハのWarpの値は10μmであり高品質であった。
4…ワイヤ張力付与機構、 5…インゴット送り機構、 6…ノズル、
20…再使用化システム、 21…1次デカンタ、 22…1次分離液タンク、
22a、22b…タンク、
23…2次デカンタ、 24…2次分離液タンク、 25…新スラリータンク、
26…調合タンク、 27…再生スラリータンク、 28…デイタンク、
30…外筒、 31…内筒、 32…螺旋状の羽根、
33…固形分排出口、 34…分離液排出口、 35…ヒータ。
Claims (3)
- ワイヤソーによりシリコンインゴットを切断するときに排出された廃スラリーを1次遠心分離して1次分離液と再使用可能な砥粒を含む固形分に分離し、前記1次分離液の少なくとも一部を2次遠心分離して廃スラジと再使用可能な2次分離液に分離し、該2次分離液と前記砥粒を含む固形分を回収し、新たな砥粒とクーラントを加えて再生スラリーを調合した後、該再生スラリーをワイヤソーに供給しつつシリコンインゴットを切断するシリコンインゴットの切断方法であって、
前記2次遠心分離において、前記2次遠心分離する少なくとも一部の1次分離液を、50℃以上に昇温して2次遠心分離し、かつ、前記1次分離液の50質量%以上の量の2次分離液を分離して回収するとともに、
前記再生スラリーを調合するときにシリコン濃度を6質量%以下にし、かつ、該再生スラリーを定期的にサンプリングしてシリコン濃度を確認し、
前記調合した再生スラリーをワイヤソーに供給しつつシリコンインゴットを切断してWarpの値が11μm以下のスライスウエーハを製造することを特徴とするシリコンインゴットの切断方法。 - 前記1次分離液の70質量%以上を2次遠心分離することを特徴とする請求項1に記載のシリコンインゴットの切断方法。
- 前記1次遠心分離および2次遠心分離のとき、デカンタ型遠心分離機を用いることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシリコンインゴットの切断方法。
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