JP5332691B2 - 窒化物半導体基板の加工方法 - Google Patents

窒化物半導体基板の加工方法 Download PDF

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Description

本発明は、窒化物半導体基板の反りを制御可能な加工方法に関するものである。
近年、窒化物半導体基板として、HVPE(Hydride Vapor Phase Epitaxy)成長法等により成長させた自立型GaN単結晶基板が製造されている。GaN単結晶基板は成長直後は通常円形で、厚さ・外径バラツキがある。また、基板上に半導体層を成長させる工程では通常、成長直後の基板ではなく、平坦な面や均一な外径とする加工、結晶方位判別のため結晶面に平行に加工されたOF(オリエンテーションフラット)加工、表面と裏面を見分けるためのIF(インデクスフラット)加工等を施した基板や裏面が梨地状(粗化面)の基板が用いられている。
基板の表面や裏面には研磨等の加工が行われ、例えば特許文献1では、基板の裏面を研磨後、裏面をエッチングすることで裏面の算術平均粗さRaを調整して基板ホルダーとの密着度を良くし、基板の表面を鏡面に研磨している。裏面のエッチングは、粗さ調整の他に、研磨により生じた加工歪層を除去する目的もある。
このような加工歪みを利用して基板の反りを調整する方法が提案されており、特許文献2は、反りのある窒化物半導体基板の凹の面を機械研削し加工変質層を導入することによって、凹の面を延ばし平坦に近づけ反りを低減させる方法を提案している。
また、特許文献3は、Ga面に加工歪みを与えた後、プレートにGa面が接触するように無荷重で貼り付けてN面を加工歪フリーの平坦加工し、プレートから取り外した基板を今度はN面がプレートに接触するように荷重をかけて貼り付け、Ga面を加工歪フリーの平坦加工し仕上げることで、より平坦あるいはGa面側が凹形状の基板とすることを提案している。
特開2007−153712号公報 特開2005−136167号公報 特開2007−284283号公報
成長直後の窒化物半導体基板は通常、成長用基板として通常用いられる異種基板との熱膨張率の違いや格子定数不整合に起因する反りを有しているが、このような反りは単に研磨を行うだけの加工では残存してしまう。基板の反りの大きさや状態によっては基板上への半導体層成長工程やフォトリソグラフィー工程などに支障をきたし、歩留まりを大きく悪化させる要因となってしまう。また、例えば表面研磨後に反転させて裏面を研磨し、さらに再度反転させて表面を研磨する方法のように基板を幾度も反転させる必要のある方法では工程が煩雑になる。このため、簡便な方法で精度良く基板の反りを制御できる加工方法が求められている。
第1の本発明の窒化物半導体基板の加工方法は、第1の主面と第2の主面を有し、前記第1の主面側が凸に反った窒化物半導体基板を準備する工程と、前記基板準備工程よりも反りを大きくした状態で前記基板を固定し、前記第1の主面の平坦化加工により、中心部の膜厚を外周部の膜厚よりも小さくする工程と、前記基板の固定を解除する工程と、前記第2の主面を研磨して前記基板の中心部の膜厚と外周部の膜厚を略等しくする工程と、を有する。
第2の本発明の窒化物半導体基板の加工方法は、第1の主面と第2の主面を有し、前記第1の主面側が凸に反った窒化物半導体基板を準備する工程と、前記基板準備工程よりも反りを大きくした状態で前記基板を固定し、前記第2の主面の平坦化加工により、中心部の膜厚を外周部の膜厚よりも大きくする工程と、前記基板の固定を解除する工程と、前記第1の主面を研磨して前記基板の中心部の膜厚と外周部の膜厚を略等しくする工程と、を有する。
本発明の窒化物半導体基板の加工方法は以下の構成を組み合わせることができる。
前記基板の固定を解除する工程後の前記基板は、前記基板準備工程前の前記基板と比較して、前記第1の主面の反りが小さい、または反りの方向が逆転している。
前記基板準備工程における前記基板は中心部の膜厚と外周部の膜厚が略等しい。
前記第1の主面を平坦化加工する工程の前に、反りを維持した状態で前記基板を固定し、前記第1の主面に加工歪みを与える工程と、前記基板の固定を解除する工程と、を有し、前記第1の主面を平坦化加工する工程において、前記加工歪みを除去する。
前記加工歪みを与える工程および/または前記加工歪みを除去する工程において、前記基板の前記第2の主面側を支持体にワックスを介して貼り付けることで前記基板を固定する。
前記加工歪みを与える工程において、前記加工歪みを与えた後、前記第1の主面の表面粗さを小さくする加工を行う。
前記基板はGaN単結晶基板であり、前記第1の主面はN面であり、前記第2の主面はGa面である。
第3の本発明の窒化物半導体基板の加工方法は、第1の主面と第2の主面を有し、前記第1の主面側が凸に反った窒化物半導体基板を準備する工程と、反りを維持した状態で前記基板を固定し、前記第1の主面に加工歪みを与える工程と、前記基板の固定を解除する工程と、反りを維持した状態で前記基板を固定し、中心部の加工量が外周部の加工量よりも大きくなるように前記第1の主面を平坦化加工し、前記加工歪みを除去する工程と、前記基板の固定を解除する工程と、前記第2の主面を研磨して前記基板の中心部の膜厚と外周部の膜厚を略等しくする工程と、を有する。
本発明の窒化物半導体基板の加工方法は、反りを大きくした状態で基板を固定し、平坦化加工した後に固定を解除することで、基板の反りを低減すること、または基板の反りの方向を逆転させることができる。
図1は実施形態1の主要な工程を説明する断面模式図である。 図2は実施形態1の工程の一例を説明する断面模式図である。 図3は実施形態1の工程の一例を説明する断面模式図である。 図4は実施形態1の工程の一例を説明する断面模式図である。 図5は基板の反り量を説明する断面模式図である。 図6は実施形態2の主要な工程を説明する断面模式図である。 図7は実施形態2の工程の一例を説明する断面模式図である。
以下、図面を参照して本発明の方法を実施するための形態(以下「実施形態」という)について詳細に説明する。
(実施形態1)
図1(a)〜(e)は、実施形態1の窒化物半導体基板の加工方法として主要な工程を説明する断面模式図である。図1(a)に示すように、窒化物半導体基板1は第1の主面11と第2の主面12を有し、第1の主面11側が凸に反っている。このような基板は、例えばサファイア等の異種基板上に窒化物半導体を成長させ、異種基板を除去することで準備できる。基板1を、図1(b)に示すように反りを大きくした状態で固定し、図1(c)に示すように第1の主面11を平坦化加工する。ここでは、図1(a)における基板1の膜厚は中心部と外周部とでほぼ等しいので、図1(c)の平坦化加工によって基板1の中心部の膜厚が外周部の膜厚よりも小さくなる。次に基板1の固定を解除すると、元に戻る力が働き、図1(d)に示すように平坦化加工された第1の主面11が凹に反る。このように平坦化加工時に第1の主面を略平坦な面に加工しておくことで、第1の主面をほぼ確実に凹に反らせることができる。そして、第2の主面12を研磨して基板1の中心部と外周部の膜厚を揃えることで、図1(e)に示すように第1の主面11側が凹に反った窒化物半導体基板1とすることができる。
窒化物半導体基板1の反りを大きくした状態で固定する方法としては1段階または他段階の方法を用いることができる。具体的には、応力をかけて第1の主面の反り量を大きくした状態を維持して固定する方法のように1段階で行う方法や、研磨、特に機械的研磨によって生じる加工歪みを利用して2段階以上で行う方法を用いることができる。加工歪みを与える方法の場合、例えば基板を固定して第1の主面に加工歪みを与えた後で固定を解除し、その反りを維持した状態で再度基板を固定する。その後さらに同様の工程を繰り返すこともできる。
図2(a)〜(d)は、加工歪みを与える主要な工程を説明する断面模式図である。まず、図2(a)に示すように、第1の主面11側が凸に反った基板1を支持体13に固定する。このとき、固定前の基板の反りと固定後の基板の反りが略等しくなるように固定することが好ましい。加工前の基板は膜厚が面内で不均一な傾向があるため、反りの状態が変わるように圧力をかけて固定すると、局所的に高い負荷がかかり、クラックが生じる恐れがあるためである。また、圧力をかけると基板が応力により撓んでしまうので、固定を解除したときに加工歪みに起因しない反りが生じてしまい、反りが制御し難くなる恐れもある。具体的には、ワックスを介して基板を支持体に貼り付けて固定する方法や、支持体等に貼り付けずに手で支えて加工する方法を用いることができる。
次に、図2(b)に示すように、第1の主面11に加工歪みを与える。加工歪みは、砥石や砥粒を用いた機械的研磨を行うことで与えることができ、特に砥石等の固定砥粒を用いた機械的研削を行うことが好ましい。加工歪の大きさは、用いる砥粒の径や種類、もしくは加工面積の大きさによって調整することができる。加工が粗いほど、そして加工面積が大きいほど、与える加工歪みは大きくなる。このように加工歪の大きさを調整することで、仕上げ後の基板の反り形状を制御することができる。加工歪みを与える加工は複数回行ってもよく、例えば、第1の加工をした後、それよりも基板表面粗さが小さくなるように第2の加工を行うことができる。このような第2の加工によって、第1の加工によって与えられた加工歪みの少なくとも一部が除去され、第1の加工よりも小さい加工歪みが与えられるので、第2の加工終了後の加工歪みは第1の加工終了後の加工歪みよりも小さくなる。図2(b)に示すように第1の主面11が略平坦になるまで加工してもよい。加工前の基板は第1の主面表面に少なからず凹凸が存在しているが、略平坦に加工することで、第1の主面の全面にほぼ均等に加工歪みを与えることができる。略平坦に加工する場合は、加工面積の大きさによる加工歪みの調整ができなくなるので、用いる砥粒径や砥粒の種類によって調整する。平坦に加工するための加工時間を考慮すると、前述の第1の加工と第2の加工のような表面粗さが異なる加工を複数回行って調整することが好ましい。
加工歪みを与えた後、支持体から剥離して基板の固定を解除すると、図2(c)に示すように、加工歪みによって第1の主面11が広がる。これに伴い、第2の主面12は第1の主面11加工前よりも反りが大きくなる。ここで、図2(a)〜(c)は加工前の基板が中心部と外周部で略等しい膜厚である場合、つまり未加工の第2の主面が凹である場合について示しているが、中心部の膜厚の方が厚い基板であれば未加工の第2の主面は凸であるので、支持体から剥離すると第2の主面の反りは小さくなるか、もしくは反りの方向が逆転して凹になる。
その後、図2(d)に示すように、基板1を支持体13に固定することで、加工前よりも反りを大きくした状態で基板1が固定される。なお、図2(b)に示すように先に第1の主面11を略平坦に加工した場合は、第1の主面11の反り量が未加工の状態と比較して見かけ上小さくなっていることがあるので、第2の主面12の反りの状態を比較するべきである。第2の主面の反り量は加工前の状態と比較して大きく、つまり、加工前よりも第2の主面の凹が大きいか、もしくは第2の主面が凸であった場合には凹に近付く方向に変化している。また、圧力をかけて貼り付けると基板が撓んで反りが制御し難くなるため、基板の固定は、加工歪みを与えるための固定と同様に、固定前後の基板の反りが略等しくなるように行うことが好ましい。
このように基板を固定して第1の主面を平坦化加工した後に基板の固定を解除する。この工程の一例を図3(a)および(b)に示す断面模式図を用いて詳細に説明する。図3(a)に示す断面模式図は、図2(d)に示す基板1の第1の主面11を平坦化加工したものである。平坦化加工によって、図3(a)に示すように中心部の膜厚が外周部の膜厚よりも小さくなる。このとき、加工前の状態で中心部の膜厚が外周部の膜厚よりも大きい基板であれば中心部の膜厚は外周部の膜厚よりも小さくならない場合があるが、この場合も中心部の加工量が外周部の加工量よりも大きくなるように加工することが好ましい。また、第1の主面の平坦化加工は、第1の主面の表面積を平坦化加工前よりも小さくする加工としてもよい。なお、上述のように第1の主面に加工歪みを与えた場合であれば、このような平坦化加工によって加工歪みを除去する。加工歪みは、例えばエッチングやCMP(Chemical Mechanical Polish、化学的機械的研磨)によって除去することができる。
支持体から剥離して基板の固定を解除すると、基板の膜厚や第1の主面の表面積を固定時から変化させたため第1の主面が縮み、図3(b)に示すように、平坦化加工された第1の主面11が凹に反る。つまり、未加工状態や平坦化加工前の基板と比較して、第1の主面の反りの方向が逆転する。あるいは平坦化加工の状態や固定時の反りの状態によっては、反りの方向が逆転しないまでも、未加工状態や平坦化加工前の状態と比較して第1の主面の反り量を小さくできる。ここでの第1の主面の反りの状態が仕上げ後の基板の反りに影響するため、第1の主面の反りの状態を調整することで仕上げ後の基板の反りを調整する。第1の主面の反りの状態は、基板固定時の反りの大きさや平坦化加工の加工量等によって調整することができる。加工歪みを与えて反りを大きくする場合は与える加工歪みの大小によって基板固定解除後の第1の主面の反りが変化し、例えば与える加工歪みを小さくすると平坦化加工後の基板固定解除時に元に戻る力も小さくなるので、第1の主面の反り量は小さくなる。
その後、第2の主面を研磨して中心部の膜厚と外周部の膜厚を略等しくし、仕上げる。この工程の一例を図4(a)〜(c)に示す断面模式図を用いて詳細に説明する。図4(a)に示す断面模式図は、図3(b)に示す基板1を第1の主面11が接触するようにして支持体13に貼り付けたものであり、図3(b)に示す基板1とは図における上下を逆にしている。基板の中心部と外周部の膜厚を揃える加工を行うため、第1の主面のほぼ全面が支持体に接するように、荷重をかけて貼り付け、固定することが好ましい。
このように固定した状態で第2の主面12を研磨すると、図4(b)に示すように、中心部の膜厚と外周部の膜厚が略等しい基板1とすることができる。図2(a)に示すように、加工前の基板が中心部の膜厚と外周部の膜厚が略等しければ、第2の主面の加工量を中心部で小さく外周部で大きくすることで、図4(b)に示すような基板が得られる。中心部の膜厚が外周部の膜厚より小さい場合も同様である。一方、中心部の膜厚が外周部より大きい場合は、中心部の加工量と外周部の加工量が略等しいか、中心部の加工量の方が大きくなることがある。第2の主面の研磨は、例えばラッピングやポリッシングなどの機械的研磨により行う。機械的研削のような加工によって加工歪みを与えた場合は基板の固定解除前に除去することが好ましい。特に第2の主面を半導体層の成長面として用いる場合は、加工歪みを実質的に全て取り除くことや、第2の主面を鏡面にすることが好ましい。加工歪みの除去は、第1の主面と同様に、エッチングやCMPによって行うことができる。
その後、基板を支持体から剥離して固定を解除すると、固定前の状態に戻る力が働き、図4(c)に示すように、第2の主面12が凸に反った基板1を得ることができる。つまり、図3(b)に示すように固定前の基板1は第1の主面11が凹であるので、中心部と外周部の膜厚を揃えた後、固定を解除することで、図4(c)に示すように第1の主面11の凹に対応して第2の主面12が凸に反った基板1となる。上述のように第2の主面の研磨時に加工歪みを与えた場合は、基板の固定解除前に加工歪みを除去することで、基板にかかる応力を固定前と略等しくできるため、基板固定解除後も固定前の第1の主面の反りが維持され、図4(c)に示すように、第1の主面11の凹に対応して第2の主面12が凸に反った基板1を得ることができる。
第1の主面および第2の主面の加工量は、未加工時の基板の反りや厚み分布を考慮して調整する。これにより、出来上がりの基板の反りを制御する。第1の主面は加工前の反りが凸であるので、第1の主面の加工で削る加工量は外周部よりも中心部で大きくする。この中心部の加工量と外周部の加工量の差を未加工時の第1の主面の反り量よりも大きくすることで、第1の主面が凹に反った基板を得ることができる。ただし、上述の加工歪みを利用する場合は、与える加工歪みを調整することで、第1の主面の反り量と同程度、もしくは第1の主面の反り量よりも小さくても、第1の主面が凹に反った基板を得ることができる。具体的には、基板の直径が2インチ以上である場合、さらに好ましくは50〜80mm程度である場合に、中心部の加工量から外周部の加工量と未加工時の第1の主面の反り量を引いた値を、−10μm以上、100μm以下とすることができる。−10μmよりも小さいと第1の主面が凹に反らせることが困難であり、100μmよりも大きいと第1の主面の平坦化加工前に基板を極端に大きく反らせる必要があるため割れやすくなってしまう。さらに好ましくは、−10μm以上、30μm以下とする。この値が大きいほど第1の主面が凹に反りやすい。なお、反り量は、図5に示すように、凸に反ったものをプラスの値とし、凹に反ったものをマイナスの値とする。図5では第1の主面11の反り量について示しているが、第2の主面12の反り量についても同様である。
一方、第2の主面の加工量は、未加工時の基板の膜厚分布に依存する傾向にある。第2の主面が凹である膜厚分布の場合、つまり中心部の膜厚が外周部の膜厚と同程度以下もしくは第2の主面が凹である程度に大きい場合は外周部の加工量を中心部の加工量よりも大きくし、第2の主面が凸である膜厚分布の場合、つまり第2の主面が凸である程度に中心部の膜厚の方が大きい場合は中心部の加工量と外周部の加工量を略等しくするか、または外周部の加工量の方を小さくする。これによって第2の主面が凸である基板を得ることができる。具体的には、基板の直径が2インチ以上である場合、さらに好ましくは50〜80mm程度である場合に、外周部の加工量から中心部の加工量と未加工時の第2の主面の反り量を引いた値を、未加工時の第2の主面が凹又は略平坦である場合は−100μm以上、120μm以下、凸である場合は−250μm以上、−30μm以下とすることができる。なお、加工量や膜厚は、外周部から中心部に近付くに従って変化させることが好ましい。
窒化物半導体基板は、窒化物半導体の単結晶基板を用いることができ、具体的にはGaN、AlGaN、AlN等の単結晶基板を用いることができる。基板上に半導体層や電極等を形成する際のテーブルへの吸着容易性を考慮すると吸着する側が凹である基板が好ましく、これによって半導体層等の面内分布を好ましいものとできるので、吸着する側が凹であり、半導体層成長面が凸である基板が好ましい。このため、加工後に凸となる第2の主面を半導体層成長面とすることが好ましい。例えばGaN単結晶基板を用いる場合、一方の主面がGa面、他方の主面がN面であって互いに性質の異なる面であることが知られおり、通常Ga面を半導体層成長面として用いるので、未加工時にN面が凸である基板に本実施形態の加工方法を用いることができる。また、このような基板であれば、半導体層成長面を最後に加工することができるので、半導体層成長面を研磨用のプレートに接触させる必要がなく、微小なキズの発生を防止できる。加工後の第2の主面の面粗さ(Ra)は、好ましくは15オングストローム以下、さらに好ましくは10オングストローム以下であり、半値幅は、好ましくは40arcsec以上180arcsec以下、さらに好ましくは40arcsec以上60arcsec以下であり、転位密度は、好ましくは1E+10/cm以下、さらに好ましくは1E+8/cm以下であり、さらには5E+6/cm以下であることが好ましい。窒化物半導体基板は直径2インチ以上のものを用いることが好ましく、具体的には2〜3インチ程度のものや50〜80mm程度のものを用いることができる。窒化物半導体基板は不純物を添加して導電性をもたせてもよく、例えばSi、Ge、Sn又はS等のn型不純物を添加する。不純物を意図的に添加しないアンドープの窒化物半導体基板とすると透明度の高い基板にでき、LED等発光素子用の基板として適している。
(実施形態2)
図6(a)〜(e)は、実施形態2の窒化物半導体基板の加工方法として主要な工程を説明する断面模式図である。実施形態2は、主面の加工順序が逆である点が実施形態1と異なる。加工方法など実施形態1と共通する部分は同様のものを採用することができる。
図6(a)に示すように、窒化物半導体基板2は第1の主面21と第2の主面22を有し、第1の主面21側が凸に反っている。基板2を、図6(b)に示すように反りを大きくした状態で固定し、図6(c)に示すように第2の主面22を平坦化加工する。平坦化加工により、中心部の膜厚が外周部の膜厚よりも大きくする、第2の主面の表面積を小さくする、あるいは中心部の加工量が外周部の加工量より小さくなるように加工する。次に基板2の固定を解除すると、元に戻る力が働き、図6(d)に示すように、平坦化加工された第2の主面22が凸に反る。そして、第1の主面21を研磨して基板2の中心部と外周部の膜厚を揃えることで、図6(e)に示すように、第2の主面22の反りに対応して第1の主面21側が凹に反った窒化物半導体基板2とすることができる。
反りを大きくした状態で基板を固定する工程の一例を、図7を用いて説明する。図7は、実施形態2の工程の一例を説明する断面模式図である。図7に示すように、窒化物半導体基板2は第1の主面21側を支持体23に貼り付けており、基板2と支持体23との間には基板2の反りが大きくなるようにリング状部材24が設けられている。このように、基板2の外周部近傍と支持体23との間にリング状部材24を配置し、基板2の中心部近傍に荷重をかけることで、基板2の反りを大きくした状態で固定することができる。リング状部材の高さを変えることで基板の反りを調整できる。リング状部材は、基板の外周部と支持体との距離が例えば基板の直径の0.02%以上となるものを選択することができ、基板への負荷を考慮すると0.26%以下、さらに好ましくは0.20%以下となるものを選択する。リング状部材としては、例えば基板よりも内径の小さいリング状の板を用いることができる。支持体に設けた段差を利用してもよい。また、リングの輪が一部切断された部材を用いることもでき、好ましくは完全に繋がった部材を用いる。なお、図7に示すリング状部材24は上面が支持体23と平行であるが、リング状部材の上面を基板の第1の主面に沿うように傾斜させると、基板にかかる負荷を分散させることができる。
窒化物半導体基板は、実施形態1と同様に、加工後に凸となる第2の主面を半導体層成長面とすることが好ましい。例えばGaN単結晶基板の場合は、N面を第1の主面とし、Ga面を第2の主面とすることが好ましい。加工前のGaN単結晶は成長面であるGa面にピットに起因する突起が存在する場合があるため、Ga面を先に加工できる実施形態2の方法とすることで基板の割れを防止することができる。これは、ピット起因の突起の高さは数十μmから100μm程度にまで達するものもあり、研磨の際に支持体と接する側の主面にこのような突起があると基板の一部に負荷が集中し割れる危険性が高まるが、先にGa面を平坦化加工することで突起を取り除くことができるためである。
実施例1では、窒化物半導体基板としてN面側が凸に反ったGaN単結晶基板を用いて加工する。まず、GaN単結晶基板をワックスを介して平坦なプレートに貼り付ける。この時、基板のGa面をプレート側とし、基板の反りが維持されるように意図的な荷重をかけずに貼り付ける。1回目のN面加工として、基板のN面にダイヤ砥石を用いて機械的研削を行い、平坦にした後、プレートから基板を取り外す。
次に、先の工程と同様に、基板のGa面をプレート側として、意図的な荷重をかけずにワックスを用いてプレートに基板を貼り付ける。2回目のN面加工として、基板のN面に砥石を用いて機械的研削を行った後、最終加工としてCMPを行い、平坦に加工する。そして、基板をプレートから取り外す。
取り外した基板を、今度はGa面を加工するために、N面をプレート側としてプレートに貼り付ける。この時、意図的に荷重をかけ、基板のN面がプレート表面とほぼ平行になるようにする。Ga面の加工は、まず砥石を用いて機械的研削を行い、さらにダイヤ砥粒を用いて機械的研磨を行った後、最終加工としてCMPを行う。これにより、Ga面を平坦な面に加工する。その後、プレートから基板を取り外し、GaN単結晶基板を得る。
このようにして加工したGaN単結晶基板のN面の反り量の変化を表1に示す。サンプル1〜3は直径約3インチのアンドープGaN単結晶基板であり、加工前の膜厚はそれぞれ、約701μm、約700〜約817μm、約686μmであって、サンプル1および3は中心部と外周部の膜厚の差が10〜20μm程度で中心部も外周部もほぼ同じ膜厚だが、サンプル2は中心部が外周部よりも117μm程度厚い。加工後の膜厚は中心部と外周部でほぼ同じであり、約469μm、約464μm、約469μmである。加工後にカソードルミネッセンス(CL)測定により転位密度を測定すると、約1.49E+06/cm、約1.67E+06/cm、約1.76E+06/cmである。
Figure 0005332691
表1に示すN面加工後の反り量とは2回目のN面加工を行いプレートから取り外した後のN面の反り量であり、Ga面加工後の反り量とはGa面加工を行いプレートから取り外した後のN面の反り量である。表1に示すように、加工前は凸に反っていたN面が、2回目のN面加工後には凹になり、仕上げのGa面加工後も凹の反りを維持している。Ga面加工により基板の中心部の膜厚と外周部の膜厚を略等しくしたので、Ga面加工後の基板はN面の凹に対応してGa面が凸に反った基板である。なお、1回目のN面加工によって基板には加工歪みが与えられるので基板をプレートから取り外すと加工前よりも反りが大きくなるが、実施例1の1回目N面加工ではN面を略平坦な面に加工したため、N面の反り量を測定すると加工前よりもやや小さい値となり、40μm〜50μm程度となる。しかし、未加工のGa面の反り量を測定すれば加工前よりも大きくなる、つまり加工前よりもGa面の凹が大きくなるか、もしくはGa面が凸であった場合には凹に近付く方向に変化しており、加工前の基板よりも反りが大きくなったことがわかる。
中心部の加工量と外周部の加工量を比較すると、N面の加工量は、中心部が外周部よりも70μm〜100μm程度大きく、この値から加工前のN面の反り量を引いた値は10μm〜30μm程度である。このようにN面が凹になるように加工できており、Ga面加工後の反り量に反映されている。一方Ga面の加工量は、加工前の基板の膜厚が中心部と外周部で略等しかったサンプル1とサンプル3は外周部が中心部よりも80μm〜100μm程度大きくなったが、中心部の方が117μm程度厚かったサンプル2は、加工前の基板がN面だけでなくGa面も凸であったと推測されるため、加工量は中心部の方が外周部よりも10μm程度大きくなった。しかし、サンプル2も加工前のGa面の反り量を考慮すると、Ga面加工によりGa面が凸になるように加工できており、加工後に得られる基板は他のサンプルと同様にGa面側が凸に反った基板である。なお、加工前後の基板の膜厚の差を加工量、基板中心を狙って測定した値を中心部の膜厚、基板端部の膜厚を数箇所測定したその平均値を外周部の膜厚として用いた。
実施例2は、1回目のN面加工として、実施例1と同様に機械的研削を行った後、さらにダイヤ砥粒を用いて機械的研磨を行い、1回目N面加工後のN面表面粗さを実施例1よりも小さくする点が実施例1と異なる。
このようにして加工したGaN単結晶基板のN面の反り量の変化を表2に示す。サンプル4〜6は直径約3インチのアンドープGaN単結晶基板であり、加工前の膜厚はそれぞれ約697μm、約669μm、約713μmであって、中心部と外周部の膜厚はほぼ同じかやや外周部が厚い。加工後の膜厚は中心部と外周部でほぼ同じであり、約452μm、約448μm、約450μmである。加工後にカソードルミネッセンス(CL)測定により転位密度を測定するとそれぞれ、約1.25E+06/cm、約1.29E+06/cm、約1.21E+06/cmである。
Figure 0005332691
表2に示すように、加工前は凸に反っていたN面が2回目のN面加工後には凹になり、仕上げのGa面加工後も凹の反りを維持している。実施例2では、1回目のN面加工時に表面粗さを小さくする研磨を行ったことで与えられる加工歪みが小さくなったため、2回目のN面加工後に元に戻ろうとする力が弱く、実施例1よりも凹の反りが小さくなっている。実施例2の1回目N面加工後のN面の反り量を測定すると30μm〜40μm程度であり、実施例1よりも小さい。
中心部の加工量と外周部の加工量を比較すると、N面の加工量は、中心部が外周部よりも50μm〜70μm程度大きく、この値から加工前のN面の反り量を引いた値は−10μm〜10μm程度である。サンプル4〜6は加工前の基板の膜厚が中心部と外周部で略等しく、Ga面の加工量は外周部が中心部よりも70μm〜100μm程度大きい。
実施例3では、実施例1および2と同様にN面側が凸に反った直径約3インチのアンドープGaN単結晶基板を用いるが、Ga面加工を先に行い、その後にN面加工を行う。
まず、GaN単結晶基板をワックスを介して平坦なプレートに貼り付ける。この時、基板のN面をプレート側とし、基板よりも内径の小さなリング状の板を、板が基板の外周部に接するようにプレートと基板の間に挟み、基板の中心部付近に荷重をかける。リング状の板はその内径が基板の直径の約80%であり、厚みが基板の直径の約0.07%である。Ga面加工として、基板のGa面を機械的研削し、最終加工としてCMPを行った後、プレートから基板を取り外す。取り外した基板を、今度はN面を加工するために、意図的に荷重をかけてGa面をプレート側としてプレートに貼り付ける。N面の加工は、まず機械的研削を行い、最終加工としてCMPを行う。これによりN面を平坦な面に加工する。その後、プレートから基板を取り外し、GaN単結晶基板を得る。
N面の反り量が約81μmであるGaN単結晶基板を加工すると、N面が約−14μm、Ga面が約18μmになり、Ga面側に凸に反った基板が得られる。膜厚は、加工前は中心部が約892μm、外周部が約677μmであり中心部の方が215μm程度厚く、加工後は中心部と外周部の膜厚差は4μm程度でほぼ同じ膜厚であり、平均膜厚は約538μmである。
LED(発光ダイオード)やLD(半導体レーザ)、電子デバイス向けに使用される窒化物半導体基板の加工方法として適用できる。
1、2 窒化物半導体基板
11、21 第1の主面
12、22 第2の主面
13、23 支持体
24 リング状部材

Claims (9)

  1. 第1の主面と第2の主面を有し、前記第1の主面側が凸に反った窒化物半導体基板を準備する工程と、
    前記基板準備工程よりも反りを大きくした状態で前記基板を固定し、前記第1の主面の平坦化加工により、中心部の膜厚を外周部の膜厚よりも小さくする工程と、
    前記基板の固定を解除する工程と、
    前記第2の主面を研磨して前記基板の中心部の膜厚と外周部の膜厚を略等しくする工程と、をこの順に有する窒化物半導体基板の加工方法。
  2. 第1の主面と第2の主面を有し、前記第1の主面側が凸に反った窒化物半導体基板を準備する工程と、
    前記基板準備工程よりも反りを大きくした状態で前記基板を固定し、前記第2の主面の平坦化加工により、中心部の膜厚を外周部の膜厚よりも大きくする工程と、
    前記基板の固定を解除する工程と、
    前記第1の主面を研磨して前記基板の中心部の膜厚と外周部の膜厚を略等しくする工程と、をこの順に有する窒化物半導体基板の加工方法。
  3. 前記基板の固定を解除する工程後の前記基板は、前記基板準備工程における前記基板と比較して、前記第1の主面の反りが小さい、または反りの方向が逆転している請求項1または2に記載の窒化物半導体基板の加工方法。
  4. 前記基板準備工程における前記基板は中心部の膜厚と外周部の膜厚が略等しい請求項1〜3のいずれか1項に記載の窒化物半導体基板の加工方法。
  5. 前記第1の主面を平坦化加工する工程の前に、
    反りを維持した状態で前記基板を固定し、前記第1の主面に加工歪みを与える工程と、
    前記基板の固定を解除する工程と、を有し、
    前記第1の主面を平坦化加工する工程において、前記加工歪みを除去する請求項1に記載の窒化物半導体基板の加工方法。
  6. 前記加工歪みを与える工程および/または前記加工歪みを除去する工程において、前記基板の前記第2の主面側を支持体にワックスを介して貼り付けることで前記基板を固定する請求項5に記載の窒化物半導体基板の加工方法。
  7. 前記加工歪みを与える工程において、前記加工歪みを与えた後、前記第1の主面の表面粗さを小さくする加工を行う請求項5または6に記載の窒化物半導体基板の加工方法。
  8. 前記基板はGaN単結晶基板であり、前記第1の主面はN面であり、前記第2の主面はGa面である請求項1〜7のいずれか1項に記載の窒化物半導体基板の加工方法。
  9. 第1の主面と第2の主面を有し、前記第1の主面側が凸に反った窒化物半導体基板を準備する工程と、
    反りを維持した状態で前記基板を固定し、前記第1の主面に加工歪みを与える工程と、
    前記基板の固定を解除する工程と、
    反りを維持した状態で前記基板を固定し、中心部の加工量が外周部の加工量よりも大きくなるように前記第1の主面を平坦化加工し、前記加工歪みを除去する工程と、
    前記基板の固定を解除する工程と、
    前記第2の主面を研磨して前記基板の中心部の膜厚と外周部の膜厚を略等しくする工程と、をこの順に有する窒化物半導体基板の加工方法。
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