JP4333466B2 - 半導体基板の製造方法及び自立基板の製造方法 - Google Patents

半導体基板の製造方法及び自立基板の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、エピタキシャル半導体成長層を有する反りの小さい半導体基板の製造方法及び自立基板の製造方法に関する。
窒化ガリウム(GaN)、窒化インジウムガリウム(InGaN)、窒化ガリウムアルミニウム(GaAlN)等の窒化物系半導体材料は、禁制帯幅が充分大きく、バンド間遷移も直接遷移型であるため、短波長発光素子への適用が盛んに検討されている。また、電子の飽和ドリフト速度が大きいこと、ヘテロ接合による2次元キャリアガスの利用が可能なこと等から、電子素子への応用も期待されている。
既に世の中に広く普及しているシリコン(Si)や砒化ガリウム(GaAs)等は、それぞれSi基板、GaAs基板といった同種の材料からなる基板の上に、デバイスを作るためのエピタキシャル成長層を、ホモエピタキシャル成長させて使用されている。同種基板上のホモエピタキシャル成長では、基板とエピタキシャル成長層の間に格子定数や線膨張係数の差が無いため、エピタキシャル成長後の基板が反ることはなく、平坦なエピタキシャル成長表面を得ることができる。
一方、窒化物系半導体材料は、バルク結晶成長が難しく、従って実用に耐えるGaNの自立基板は未だ開発途上にある。現在広く実用化されているGaN成長用の基板はサファイアであり、単結晶サファイア基板の上に有機金属気相成長法(MOVPE法)や分子線気相成長法(MBE)、ハイドライド気相成長法(HVPE)等の気相成長法で、いったんGaNをヘテロエピタキシャル成長させ、その上に連続で、あるいは別の成長炉でデバイスを作るための窒化物系半導体エピ層を成長させる方法が一般に用いられている。
サファイア基板は、GaNと格子定数が異なるため、サファイア基板上に直接GaNを成長させたのでは単結晶膜を成長させることができない。このため、サファイア基板上に一旦500℃程度の低温でAlNやGaNのバッファ層を成長させ、この低温成長バッファ層で格子の歪みを緩和させてからその上にGaNを成長させる方法が考案された(例えば、特許文献1参照。)。この低温成長窒化物層をバッファ層として用いることで、GaNの単結晶エピタキシャル成長は可能になった。しかし、この方法でも、やはり基板と結晶の格子のずれは如何ともし難く、成長の開始当初は3次元島状成長モードで結晶成長が進行するため、こうして得られたGaNは、10〜1010cm−2もの転位を有している。この欠陥は、GaN系LDを製作する上で障害となる。
近年、サファイアとGaNの格子定数差に起因して発生する欠陥の密度を低減する方法として、ELO(例えば、非特許文献1参照。)や、FIELO(例えば、非特許文献2参照。)、ペンデオエピタキシー(例えば、非特許文献3参照。)といった成長技術が報告された。これらの成長技術は、サファイア等の基板上に成長させたGaN上に、SiO等でパターニングされたマスクを形成し、マスクの窓部からさらにGaN結晶を選択的に成長させて、マスク上をGaNがラテラル成長で覆うようにすることで、下地結晶からの転位の伝播を防ぐものである。これらの成長技術の開発により、GaN中の転位密度は10cm−2台程度にまで、飛躍的に低減させることができるようになった(例えば、特許文献2参照)。
一方、サファイア基板等の異種基板上に、転位密度を低減したGaN層を厚くエピ成長させ、成長後に下地から剥離して、GaN層を自立したGaN基板として用いる方法が提案されている(特許文献3参照)。また、前述のELO技術を用いてサファイア基板上にGaN層を形成した後、サファイア基板をエッチング等により除去し、GaN自立基板を得ることも提案されている(特許文献4参照)。更に、サファイア等の基板上で、網目構造のTiN薄膜を介してGaNを成長することで、下地基板とGaN層の界面にボイドを形成し、GaN基板の剥離と低転位化を同時に可能にした技術(VAS(Void−Assisted Separation))も開示されている(非特許文献4、特許文献5参照)。
特開平4−297023号公報 特開平10−312971号公報 特開2000−22212号公報 特開平11−251253号公報 特開2003−178984号公報 Appl.Phys.Lett.71(18)2638(1997) Jpan.J.Appl.Phys.38,L184(1999) MRS Internet J.Nitride Semicond.Res. 4S1,G3.38(1999) Y.Oshima et.al.,Jpn.J.Appl.Phys.Vol.42(2003)pp.L1−L3
しかしながら、上述のように、GaNの自立基板を作製するためのGaNの結晶は、一度は格子定数の大きく異なるサファイア等の異種基板上にヘテロエピタキシャル成長させている。異種基板上に成長したGaN結晶は、下地基板となる前記異種基板との格子定数差や線膨張係数差に起因する反りを生じさせる。例えば、GaNの線膨張係数は、サファイア基板の線膨張係数と1.9%もの差があるため、サファイア基板上にGaNをエピタキシャル成長させると、エピ基板を室温まで冷却することにより、基板は上に凸に反ってしまう。φ4インチのサファイア基板上に、GaN単層を2μm成長させたとき、基板の中央部が周辺部に較べて40μmも高くなるほど凸に反ったという例も報告されている。
また、下地基板を除去したGaN自立基板においても、反りが顕著に観察されることが知られている。結晶成長中に既に反りが生じ始め、反った形のまま成長する場合もあるし、歪を内在したまま成長し、下地基板を除去することによって反りを生じることもある。例えば、前述のVAS法では、厚さ350μmのGaN自立基板を作成した場合、自立基板は下に凸に反り、膜厚がほぼ均一であれば、基板の中央部と周辺部で数百μmもの反りを生じることがある。
基板に反りが生じていると、その後のデバイス作製工程で、様々な問題が生じてしまう。
例えば、基板に反りがあると、基板上にデバイス構造のエピタキシャル成長を行う際に、基板の裏面とサセプタとが密着せず、このため基板を加熱した際の基板への熱の伝わり方が不均一になって、基板面内で温度分布が生じてしまう。基板面内で温度に差があると、エピタキシャル成長を行う際に、成長膜厚、組成、不純物濃度等にばらつきが生じてしまい、面内で均一な成長を行うことができず、ひいてはデバイス特性のばらつきを大きくする要因となる。
更に、基板に反りがあると、フォトリソグラフィの工程でも様々な問題が生じる。例えば、反りの大きな基板は真空吸着で保持することが難しく、スピンナやマスクアライナに基板を精度良く固定することが難しい。また、コンタクト式のマスクアライナでは、マスクを基板に密着させることが難しく、このため、マスクパターンを焼き付けたとき、場所によってパターニングの精度が落ちてしまう。これを回避すべく、マスクを基板に押し付けようとすると、基板が割れてしまうというリスクが高まる。非コンタクト式のマスクアライナであっても、基板表面に反りがあると、投影したマスクパターンのフォーカスが基板面内で一定とならないため、線幅にばらつきが生じてしまい、特に細いストライプを精度良くパターニングすることが必要とされる、短波長レーザデバイスの作製では、致命的な問題となる。
一方、反りを生じた基板の表裏面を研磨で平坦化する方法も提案されている。しかし、基板を研磨するためには、平坦な研磨治具に貼り付け、研磨の基準面を決める必要があるが、反りの大きな基板は、平坦な面に貼り付けること自体が難しい。反った基板を研磨治具に貼り付ける際、無理に押し付けて貼れば割れるリスクが高くなる。仮に基板を弾性変形させて割れずに貼り付けることができても、弾性変形している基板は、研磨後に治具から外すと、また反りを生じてしまう。そこで、反った形のまま、基板と治具との隙間にワックスを入れて貼り付けると、基板と研磨治具との平行度がばらつきやすくなり、このため、基準となる面の精度も出ない。
一般に、基板の研磨は、デバイス工程で使用する基板表面を保護するため、基板の裏面を先に研磨し、途中で治具から基板の表裏を張り替えて、後に基板の表面の研磨を行う。従って、最初に研磨治具に貼り付けられる面は、基板の表面ということになり、ここで研磨の基準となる面が決定される。従って、アズグロウン(as grown)の状態で基板表面の平坦度が高いほど基板の研磨がやりやすくなるが、従来の結晶は、膜厚分布が均一になるよう制御されていたため、基板に反りが生じると、基板の表も裏も同じように反りを生じてしまい、上述のような課題が生じていた。
従って、本発明の目的は、アズグロウンの状態で、少なくともエピタキシャル成長層側表面の平坦性が高く、その後の研磨が容易な半導体基板の製造方法及び自立基板の製造方法を提供することにある。
本発明者らは、上記目的に鑑み鋭意研究の結果、反りの発生を抑止するのではなく、基板の位置によってエピタキシャル成長させる層の膜厚を意図的に変化させることで、アズグロウンの状態で少なくとも表面側の平坦度が高く反りの影響が相殺される半導体基板を製造できること、及び少なくとも表面側の平坦度が高い基板を製造することができれば、裏面が大きく反っていても、表面を研磨治具に貼り付けて裏面の研磨を行うことで、基板を精度良く、高歩留りで加工することが可能になることを見出し、本発明を完成させた。
記課題を解決するため、本発明の半導体基板の製造方法は、下地基板上に、当該下地基板とは格子定数または線膨張係数が異なる半導体材料から成るエピタキシャル層を成長させることにより、エピタキシャル層を有する半導体基板が反りを生じる半導体基板の製造方法において、前記半導体基板の成長面を平坦化するように、前記エピタキシャル層を前記下地基板の中央部より端部で膜厚が大きくなるように成長させるか、または前記エピタキシャル層を前記下地基板の中央部より端部で膜厚が小さくなるように成長させることを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明の自立基板の製造方法は、下地基板上に、当該下地基板とは格子定数または線膨張係数が異なる半導体材料から成るエピタキシャル層を成長後、前記下地基板を剥離した際に前記エピタキシャル層からなる自立した基板が反りを生じる自立基板の製造方法において、前記エピタキシャル層の成長面を平坦化するように、前記エピタキシャル層の膜厚を前記下地基板上の中央部より端部で大きくなるように形成するか、または前記エピタキシャル層の膜厚を前記下地基板上の中央部より端部で小さくなるように形成することを特徴とする。
更に、自立基板のエピタキシャル成長面とその反対面のうち、前記エピタキシャル成長面を研磨治具に貼り付け前記反対面を平坦に研磨することもできる。
更に、自立基板のエピタキシャル成長面とその反対面のうち、まず前記エピタキシャル成長面を研磨治具に貼り付け前記反対面を平坦に研磨した後、研磨面を逆に張り替えて前記エピタキシャル成長面を鏡面研磨することもできる。
ここで、本発明における「反り」とは、平面に置かれた状態での基板の厚さを除いた最大変位、すなわち、前記平面に対向する基板の面と前記平面との間の最大変位をいう。従って、基板の厚さに分布があれば、基板の表面と裏面で反りが異なることがあり得る。
本発明の半導体基板の製造方法及び自立基板の製造方法によれば、少なくとも基板表面側の平坦度を従来の基板と比較して高くすることができる。このため、アズグロウンの基板表面にフォトリソグラフィのプロセスをかける場合、その加工精度が向上し、デバイス特性のばらつきが少なくなる。この結果、デバイスの取得歩留りを向上させることができる。
また、略平坦に成長した基板表面を研磨治具に貼り付けて、最初に裏面の研磨を精度良く、高歩留りで加工することが可能になり、得られた裏面側を研磨治具に貼り直して表面を研磨すれば、表面の研磨精度も向上する。その結果、両面の平坦性が高く、面方位のばらつきの少ない研磨基板を、歩留り良く得ることができる。このため、基板上にデバイス構造のエピタキシャル成長を行うデバイス作製工程において、基板の裏面とサセプタとを密着できるため、基板を加熱した際の基板への熱の伝わり方が均一になって基板面内で温度分布が生じることがなくなる。この結果、均一なエピタキシャル成長を行うことができ、ひいてはデバイス特性を安定化させることができる。
(基板)
本発明の基板は、異種基板上に半導体層をエピタキシャル成長させたエピタキシャル基板であっても、単一材料の半導体層からなる自立基板であってもよい。
前者のエピタキシャル基板の例としては、例えばSi基板上にGaAsをエピタキシャル成長させたもの、サファイア基板上にGaNをエピタキシャル成長させたもの、サファイア基板上にAlNをエピタキシャル成長させたもの、サファイア基板上にAlGaNをエピタキシャル成長させたもの、GaAs基板上にGaNをエピタキシャル成長させたもの、あるいは、Si基板上にGaNをエピタキシャル成長させたものなど、種々の組み合わせのものを用いることができる。要するに、下地基板上に、下地基板とは格子定数や線膨張係数などの物性の異なる半導体材料をエピタキシャル成長させる場合が該当する。
後者の自立基板とは、自らの形状を保持できるだけでなく、ハンドリングに不都合が生じない程度の強度を有する基板を意味する。このような強度を有するためには、自立基板の厚さを200μm以上とするのが好ましい。また素子形成後の劈開の容易性等を考慮し、自立基板の厚さを1mm以下とするのが好ましい。1mmを超えると劈開が困難となり、劈開面に凹凸が生じる。その結果、たとえば半導体レーザ等に適用した場合、反射のロスによるデバイス特性の劣化が問題となる。
(基板の成長方法)
基板を成長させる方法としては、MOVPE法、MBE法、HVPE法等の公知の方法を用いることができる。中でも結晶成長後にエピタキシャル成長層を異種基板から剥離して、エピタキシャル成長させた層の自立基板を作成する方法においては、結晶成長速度の速いHVPE法が好ましい。
(アズグロウン状態での基板表面の平坦度)
本発明における略平坦な面とは、例えばエピタキシャル層を成長させた直径50mmの基板を平坦な面に置いた時に、基板表面と前記平坦面との距離のばらつきが、50μm以下、好ましくは10μm以下となることが望ましい。前記のばらつきの限度を超えると、コンタクト式のマスクアライナで、マスクを基板に密着させた際に、基板が割れる確率が非常に高くなる。また、研磨治具に基板を貼り付ける際、あるいは研磨工程で、基板が割れる確率も高くなるからである。
(表面研磨)
上記基板の中でも、特に自立基板は、表面を鏡面研磨するのが望ましい。一般に、アズグロウンの厚膜エピタキシャル成長層表面には、ヒロック等の大きな凹凸や、ステップバンチングによって現れると思われる微少な凹凸が多数存在している。これらは、その上に成長させるエピタキシャル層のモフォロジを悪化させたり、膜厚、組成等を不均一にする要因となるばかりでなく、デバイス作製工程においても、フォトリソグラフィ工程の露光精度を低下させる要因となる。このため、自立基板表面は平坦な鏡面であるのが好ましい。
(研磨後の基板表面の平坦度)
鏡面研磨加工後の基板表面の平坦度は、基板表面の50μm×50μmの範囲を測定して求めた算術平均粗さRaを用い、この算術平均粗さRaが10nm以下であるのが好ましい。この値を超えると、ステッパに基板をかける際に要求される一般的な平坦度を超えてしまい、不都合を生じるからである。
以下、本発明を実施例に基づき更に詳細に説明するが、本発明はそれらに限定されるものではない。
図1に、本発明の一実施例に係る半導体基板の模式図を示す。
この半導体基板10は、サファイア基板11の表面に、GaNエピタキシャル成長層12を形成したところ、図1のような形状に反りを生じたものである。ここで、GaNエピタキシャル成長層12の膜厚は、サファイア基板11の中央部上の厚さtが、サファイア基板11の端部上の厚さtよりも小さくなるように形成されている。
このような半導体基板10を以下のようにして製造した。
まず、横型常圧MOCVD炉を用い、直径φ2インチのサファイア基板(C面)11上に、MOCVD法を用いてGaN単結晶を2μmエピタキシャル成長させた。原料としてアンモニアガスとトリメチルガリウムを、キャリアガスとして水素と窒素の混合ガスを使用した。サファイア基板11は、水素雰囲気で1100℃に加熱して表面の酸化物等をクリーニングしたのち、基板温度を550℃に下げてその上にGaNを20nm成長させ、さらに基板温度を1050℃に上げて、GaNを2μm成長させた。室温まで冷却して得られたGaNエピタキシャル基板は、平坦できれいな鏡面を呈していた。このエピ基板の反りを測定したところ、平坦面に基板を置いた時の基板の中央部と周辺部の高さの差が2.5μmと比較的良好な平坦性を示していた。
次に、横型常圧HVPE炉を用い、作製した基板上にHVPE法を用いてGaNエピタキシャル単結晶層12を300μmエピタキシャル成長させた。原料としてアンモニアガス及び金属GaとHClガスを850℃で反応させて作ったGaClを用い、キャリアガスには水素ガスを用いた。成長温度は1050℃、成長速度は80μm/hである。
ここで、横型常圧HVPE炉における原料ガスの噴出し口からサファイア基板11までの距離とHVPE法で成長するGaNエピタキシャル単結晶層12のエピタキシャル成長面の膜厚分布との関係を調べた。その結果、サファイア基板11の位置が、原料ガスの噴出し口に近くなるようにすると、成長するGaNエピタキシャル単結晶層12の膜厚分布は、基板の中央が薄くなる傾向を示した。その状態からサファイア基板11の位置を原料ガスの噴出し口に対して離していくと、逆にサファイア基板11の中央部分が厚くなる傾向を示し、一定以上離すと、成長速度は遅くなり、全面でほぼ均一な膜厚が得られるようになった。目標とする膜厚分布を得るために必要な原料ガスの噴出し口からサファイア基板11までの距離は、原料ガス流速に依存して変化したが、前述の傾向は変わらなかった。
このような横型常圧HVPE炉における原料ガスの噴出し口からサファイア基板11までの距離とHVPE法で成長するGaNエピタキシャル単結晶層12の膜厚分布との関係に基づいて、原料ガスの流速をパラメーターとして、平坦面に成長後のサファイア基板11を置いた時に、基板表面が略平坦になるように、即ち、サファイア基板11の中央ほど薄くなるように、意図的に成長条件を設定した。具体的には、原料ガスの噴出し口から基板までの距離を80mmとし、原料ガス流速は30mm/secとなるようにキャリアガス流量を設定した。
HVPE装置を室温まで冷却して得られた半導体基板10は、表面に六角錐状のモルフォロジが観察されたものの、比較的きれいな鏡面を呈していた。この半導体基板10を平坦面に置いて、半導体基板表面の高さを測定したところ、基板の中央部が、周辺部よりも約40μm高くなっていたものの、表面の平坦性は大幅に改善されていた。図1において、マイクロゲージを用いて測定した、GaNエピタキシャル単結晶層12の厚さは、基板の中央部上tでは220μmであったが、基板の周辺部にいくほど厚くなっており、最外周部から5mm内側に入った点(t)では、350μmであった。半導体基板10を平坦面に置いたときに、その表面が略平坦になったのは、上記のGaNエピタキシャル単結晶層12の膜厚分布のため、反りの発生量が減ったのに加え、GaNエピタキシャル単結晶層12の膜厚分布により見かけ上も基板表面が平坦化したものである。
〔比較例1〕
図2に示すように、サファイア基板11上にMOCVD法でGaNを2μm成長させた半導体基板20を用意した。次にこの基板上に、HVPE法でGaNエピタキシャル単結晶層14を約300μmエピタキシャル成長させた。ここで、サファイア基板11の位置を原料ガスの噴出し口に対しての距離を110mmまで離して、全面でほぼ均一な膜厚が得られるようにした以外は実施例1と同様の方法でエピタキシャル成長させた。
HVPE装置を室温まで冷却して得られた半導体基板は、表面に六角錐状のモルフォロジが観察されたものの、比較的きれいな鏡面を呈していた。しかし、この半導体基板を平坦面に置いて、半導体基板表面の高さを測定したところ、基板中央の中央部が、周辺部よりも約180μmも高くなっていた。図2において、マイクロゲージを用いて測定した、GaNエピタキシャル単結晶層14の厚さは、中央部上tと最外周部から5mm内側に入った点tでほぼ等しく、面内25点の測定で、300±25μmの範囲に納まっており、前述の約180μmもの高低差は、基板の反りによって生じていることが確認された。
図3(a)〜(g)に示すVAS法の工程に従って、GaNの自立基板を作製した。
まず、φ2インチ径のサファイア基板(C面)21を用意し(工程a)、そのサファイア基板21上に、MOVPE法で、20nmの低温成長GaNバッファ層を介してSiドープGaN層22を0.5μm成長させた(工程b)。成長圧力は常圧、バッファ層成長時の基板温度は600℃、エピ層成長時の基板温度は1100℃とした。原料は、III族原料としてTMGを、V族原料としてNHを、ドーパントとしてモノシランを用いた。キャリアガスは、水素と窒素の混合ガスである。結晶の成長速度は4μm/hであった。エピ層のキャリア濃度は、2×1018cm−3とした。
次にこのGaNエピ基板上に、金属のTi薄膜23を20nmの厚さに蒸着した(工程c)。このようにして得られた基板を電気炉に入れ、20%のNHを含有するH気流中で1050℃で20分間熱処理した。その結果、SiドープGaN層22の一部がエッチングされて高密度の空隙を有するボイド形成GaN層24が発生し、またTi層は窒化されて表面にサブミクロンの微細な穴が高密度に形成されたTiN層25に変化した(工程d)。
この基板をHVPE炉に入れ、キャリアガス中に8×10−3atmのGaCl及び4.8×10−2atmのNHからなる原料ガスを含有する供給ガス用いて、GaN層26を600μmの厚さに成長させた(工程e)。キャリアガスは、Hを5%含有するNガスを用いた。GaN層の成長条件は常圧及び1080℃の基板温度であった。またGaN結晶の成長工程において、ドーピング原料ガスとしてSiHClを基板領域に供給することによりSiをドープした。ここで、HVPE法で成長するGaN層26の膜厚分布が、基板の中央ほど厚くなるように、原料ガスの噴出し口から基板までの距離を60mmとし、原料ガス流速は25mm/secとなるようにキャリアガス流量を設定した。
成長が終了した後、HVPE装置を冷却する過程で、GaN層26はボイド形成GaN層24を境に下地基板から自然に剥離し(工程f)、GaN自立基板30が得られた(工程g)。
得られたGaN自立基板の拡大模式図を図4に示す。GaN自立基板31は、表面に六角錐状のモルフォロジが観察されたものの、比較的きれいな鏡面を呈していた。このGaN自立基板31表面の高低差を測定したところ、基板の周辺部が、中心部よりも約30μm高くなっていたものの表面の平坦性は大幅に改善されていた。図4において、マイクロゲージを用いて測定した、GaN自立基板31の厚さは、基板の中央部上(t)では620μmであったが、基板の周辺部にいくほど薄くなっており、最外周部から5mm内側に入った点(t)では、510μmであった。GaN自立基板31の表面が略平坦になったのは、GaNエピタキシャル成長層の膜厚分布のため、反りの発生量が減ったのに加え、GaNエピタキシャル成長層の膜厚分布により見かけ上も基板表面が平坦化したものである。
図5に示すようなGaN自立基板を作製した。基板の作製工程は、図3に示した実施例2の場合と同じである。実施例2と同じ条件で、高密度の空隙を有するボイド層形成GaN層24表面に、サブミクロンの微細な穴が高密度に形成されたTiN層25が積層された構造の基板を用意し、次にこの基板上に、HVPE法でGaN単結晶を約600μmエピタキシャル成長させた。
ここで、実施例2と異なる点は、HVPE法で成長するGaNエピ層の膜厚分布が、実施例2の時よりも更に基板の中央が厚くなるように、意図的に条件を設定した点にある。具体的には、実施例2の条件よりも、基板の位置を原料ガスの噴出し口に対して10mm離すことにより、基板中央部の肉厚増大を実現した。
HVPE装置を冷却して得られたGaN自立基板の拡大模式図を図5に示す。得られたGaN自立基板33は、実施例2と同じく表面に六角錐状のモルフォロジが観察されたものの、比較的きれいな鏡面を呈していた。この基板表面の高低差を測定したところ、基板の中心部が、周辺部よりも約20μm高くなっていたものの表面の平坦性は大幅に改善されていた。図5において、マイクロゲージを用いて測定した、GaN自立基板33の厚さは、基板の中央部上(t)では640μmであったが、基板の周辺部にいくほど薄くなっており、最外周部から5mm内側に入った点(t)では、540μmであった。
〔比較例2〕
図6に示すようなGaN自立基板を作製した。基板の作製工程は、図3に示した実施例2の場合と同じである。実施例2と同じ条件で、高密度の空隙を有するボイド層形成GaN層24表面に、サブミクロンの微細な穴が高密度に形成されたTiN層25が積層された構造の基板を用意し、次にこの基板上に、HVPE法でGaN単結晶を約600μmエピタキシャル成長させた。ここで、実施例2と異なる点は、サファイア基板11の位置を原料ガスの噴出し口に対しての距離を110mmまで離して、全面でほぼ均一な膜厚が得られるようにした点にある。
室温まで冷却後得られたGaN自立基板の拡大模式図を図6に示す。得られたGaN自立基板41は、実施例2と同等の表面モルフォロジが観察されたものの、比較的きれいな鏡面を呈していた。この基板の表面の高低差を測定したところ、基板の周辺部が、中心部よりも約280μmも高くなっていた。図6において、マイクロゲージを用いて測定したGaNエピタキシャル成長層41の厚さは、基板の中央部上(t)で620μm、基板の周辺部(t10)で、610μmと、ほぼ均一な膜厚であった。即ち、前述の約280μmもの高低差は、基板の反りによって生じていることが確認された。
実施例2で得られたGaN自立基板31を、図7(a)〜(e)に示す研磨工程を用いて平坦化した。
まず、平坦なセラミクス製研磨治具51に、熱可塑性ワックス52を用いて実施例2で得られたGaN自立基板31の表面側を貼り付けた。ここで、反った基板を無理に平坦面に圧しつけると、基板が割れてしまうおそれがあるので、研磨治具51と基板中央部との間にできる隙間には、ワックス52が入るようにして、基板を浮かせるようにして貼り付けた(工程a)。
次に、ダイアモンドスラリーを用いて、基板の裏面側を鏡面研磨した。基板は図7のように裏面側が凸型に出ているため、はじめは基板の中央部しか研磨されないが、基板の中央部が約500μmになるまで研磨を続けたところ、裏面全体が研磨されて平坦化した(工程b)。
そこで、一旦基板を研磨治具51から外し、表裏を逆にして再度貼り直した後(工程c)、裏面と同様に表面をダイアモンドスラリーを用いて鏡面研磨した。基板の表面側は、凹面形状をしているため、はじめは基板の外周部しか研磨されないが、基板の厚さが約450μmになるまで研磨を続けたところ、表面全体が研磨されて完全に平坦化した(工程d)。
研磨の完了した基板を治具から外し(工程e)、洗浄した後、基板表面の平坦性を接触式段差計で測ったところ、1mmのスキャンで求めた高低差は100nm以下であった。また原子間力顕微鏡を用いて調べた50μm×50μmの範囲のRaは8nmであった。
実施例3で得られたGaN自立基板33を、図8(a)〜(e)に示す研磨工程を用いて平坦化した。
まず、平坦なセラミクス製研磨治具51に、熱可塑性ワックス52を用いて実施例3で得られたGaN自立基板33の表面側を貼り付けた。ここで、反った基板を無理に平坦面に圧しつけると、基板が割れてしまうおそれがあるので、研磨治具51と基板外周部との間にできる隙間には、ワックスが入るようにして、基板を浮かせるようにして貼り付けた(工程a)。基板表面は中央がわずかに凸型に出ているため、研磨治具と基板外周部との間にできる隙間には、ワックスが均等に入るようにして、治具の表面に対して基板が傾かないように注意しながら貼り付けの作業を行った。
基板を研磨治具に貼り付けた後に、ダイアモンドスラリーを用いて、基板の裏面側を鏡面研磨した(工程b)。基板は図8のように裏面側も凸型に出ているため、はじめは基板の中央部しか研磨されないが、基板の中央部が約550μmになるまで研磨を続けたところ、裏面全体が研磨されて平坦化した。
そこで、一旦基板を研磨治具から外し、表裏を逆にして再度貼り直した後(工程c)、裏面と同様に表面をダイアモンドスラリーを用いて鏡面研磨した。基板の表面側は、わずかながら凸面形状をしているため、はじめは基板の中心部しか研磨されないが、基板の厚さが約500μmになるまで研磨を続けたところ、表面全体が研磨されて完全に平坦化した(工程d)。
研磨の完了した基板を治具から外し(工程e)、洗浄した後、基板表面の平坦性を接触式段差計で測ったところ、1mmのスキャンで求めた高低差は100nm以下であった。また原子間力顕微鏡を用いて調べた50μm×50μmの範囲のRaは7nmであった。
〔比較例3〕
実施例4と同じ研磨工程を用いて、比較例2で得られたGaN自立基板41の平坦化を試みた。平坦なセラミクス製研磨治具に、熱可塑性ワックスを用いて比較例2で得られたGaN自立基板の表面側を貼り付けた。反った基板を無理に平坦面に圧しつけると、基板が割れてしまうおそれがあるので、研磨治具と基板中央部との間にできる隙間には、ワックスが入るようにして、基板を浮かせるようにして貼り付け、ダイアモンドスラリーを用いて基板の裏面側を鏡面研磨しようとしたが、研磨を開始した直後、基板にクラックが発生してしまった。
基板は図6のように裏面側が大きく凸型に反っており、研磨治具と基板表面の隙間に入るワックスの量も多いため、研磨治具を研磨定盤に押し付けた際、ワックスが弾性変形して基板に応力が加わり、これに抗しきれずにクラックが発生したものと考えられた。
以上、本発明を実施例に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、それらの各プロセスの組合せ等にいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。たとえば、本実施例では、成長後の結晶表面が略平坦になるように成長を行っているが、基板の裏面が平坦になるように成長させることも、変形例として容易に考えられる。また、研磨工程において、研磨で削り取ってしまうことがあらかじめ想定される部分の結晶の全部又は一部を、基板の材料とは別の、成長界面を平坦化しやすい材料や、後の工程で研磨しやすい材料等に置き換えて結晶成長を行うなどの変形例が容易に考えられる。更に、実施例においてはGaN単層の成長を例にとったが、GaAsやAlGaN等の他材料、あるいはそれらを組合わせた多層膜へ適用することも可能である。
実施例1に係る半導体基板の断面形状を示す模式図である。 比較例1に係る半導体基板の断面形状を示す模式図である。 GaN自立基板の製造工程を示す工程フロー図である。 実施例2に係る自立基板の断面形状を示す模式図である。 実施例3に係る自立基板の断面形状を示す模式図である。 比較例2に係る自立基板の断面形状を示す模式図である。 実施例2で得られたGaN自立基板に施す研磨工程を示す工程フロー図である。 実施例3で得られたGaN自立基板に施す研磨工程を示す工程フロー図である。
符号の説明
10 半導体基板
11 サファイア基板
12 GaNエピタキシャル成長層
20 半導体基板
21 サファイア基板
22 SiドープGaN層
23 Ti薄膜
24 ボイド形成GaN層
25 穴形成TiN層
26 GaN層
30、31、33、41 GaN自立基板
51 貼り付け治具
52 ワックス

Claims (4)

  1. 下地基板上に、当該下地基板とは格子定数または線膨張係数が異なる半導体材料から成るエピタキシャル層を成長させることにより、エピタキシャル層を有する半導体基板が反りを生じる半導体基板の製造方法において、
    前記半導体基板の成長面を平坦化するように、前記エピタキシャル層を前記下地基板の中央部より端部で膜厚が大きくなるように成長させるか、または前記エピタキシャル層を前記下地基板の中央部より端部で膜厚が小さくなるように成長させることを特徴とする半導体基板の製造方法。
  2. 下地基板上に、当該下地基板とは格子定数または線膨張係数が異なる半導体材料から成るエピタキシャル層を成長後、前記下地基板を剥離した際に前記エピタキシャル層からなる自立した基板が反りを生じる自立基板の製造方法において、
    前記エピタキシャル層の成長面を平坦化するように、前記エピタキシャル層の膜厚を前記下地基板上の中央部より端部で大きくなるように形成するか、または前記エピタキシャル層の膜厚を前記下地基板上の中央部より端部で小さくなるように形成することを特徴とする自立基板の製造方法。
  3. 更に、自立基板のエピタキシャル成長面とその反対面のうち、前記エピタキシャル成長面を研磨治具に貼り付け前記反対面を平坦に研磨することを特徴とする請求項記載の自立基板の製造方法。
  4. 更に、自立基板のエピタキシャル成長面とその反対面のうち、まず前記エピタキシャル成長面を研磨治具に貼り付け前記反対面を平坦に研磨した後、研磨面を逆に張り替えて前記エピタキシャル成長面を鏡面研磨することを特徴とする請求項記載の自立基板の製造方法。
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