JP5330322B2 - 手摺りのガラス板取付構造 - Google Patents

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本発明は、建物のベランダ等の室外側端部に設置される手摺りに関するもので、特に、堰壁上に一定間隔をおいて立設される支柱と、これら支柱の上端部をつなぐ上枠と、支柱の下端部をつなぐ下枠とによって矩形状の手摺り枠体を形成し、この手摺り枠体の左右に対向する支柱と上枠と下枠とからなる各ガラス取付枠にガラス板を嵌装するようにした手摺りのガラス板取付構造に関するに関する。
本発明の出願人は、以前に、上記手摺りのガラス板取付構造において、各ガラス取付枠の支柱を、角筒状の支柱本体と、これの室外側面に突設されてその左右両側にガラス嵌合溝を形成する突条壁とで構成し、各ガラス取付枠の下枠を、左右に対向する支柱の突条壁間に介挿し、左右に隣り合うガラス取付枠の両下枠の対向端部を突条壁の下端側で互いに突き合わて、両下枠の対向端部を支柱本体にビス止め固定し、そして左右に対向する支柱の突条壁間に上方よりガラス板を挿入して嵌め込むようにしたガラス板取付構造を提案している。
上記ガラス板取付構造によれば、ガラス板の嵌め込みが容易であると共に、各支柱は、そのガラス嵌合溝の溝深さをできるだけ浅く形成することが可能で、それにより各支柱の見附幅を幅狭にできて、室内側から見た支柱の見栄えが良好となる。
ところが、上記ガラス板取付構造にあっては、支柱の突条壁の下端側で隣り合うガラス取付枠の双方の下枠の対向端部が突き合わされ、この付き合わさった両下枠の対向端部間に隙間ができるため、外観上好ましくない。更に、この場合に、両下枠の対向端部を支柱本体にビス止めするようになっているが、このビス止めにあたって、下枠の室外側面から直接支柱本体に対しビスをねじ込むことはできないため、下枠の少なくとも室外側側壁にドリル、ビス、ドライバー挿通用の大きな孔を開け、この室外側側壁の孔から、先ずドリルを挿入して下枠の室内側側壁にビス挿通用孔を開け、次いで室外側側壁の孔からドライバーと共にビスを挿入して、支柱本体の室外側面にビスをねじ込むようにすることから、下枠端部の室外側面には大きな孔が開口し、上記した両下枠の対向端部間の隙間と共に、外観上の体裁、見栄えを悪くしている。
本発明は、上記のような課題に鑑み、ガラス取付枠の下枠の対向端部における外観上の体裁、見栄えを良くすることのできる手摺りのガラス板取付構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、堰壁7上に一定間隔おきに立設される支柱2と、支柱2の上端部をつなぐ上枠3と、支柱2の下端部をつなぐ下枠4とによって手摺り枠体1を形成し、手摺り枠体1の左右に対向する支柱2,2と上枠3と下枠4とからなる各ガラス取付枠5にガラス板6を嵌装してなる手摺りのガラス板取付構造であって、各ガラス取付枠5の支柱2は、角筒状の支柱本体8と、これの室外側面に突設されてその左右両側にガラス嵌合部11,11を形成する目地枠9とからなり、下枠4は、左右に対向する支柱2,2の目地枠9,9間に介挿されると共に、左右に隣り合うガラス取付枠5の両下枠4,4の対向端部4a,4aが目地枠9の下端側で互いに突き合わせられて、両下枠4,4の対向端部4a,4aが支柱本体8にビス29止めされ、この突き合わせられた両下枠4,4の対向端部4a,4a間の隙間25を覆う化粧カバー26が設けられ、化粧カバー26は、両下枠4,4の対向端部4a,4aの室外側面を覆う正面板部26aと、前記対向端部4a,4aの底面を覆う下板部26bとで略L字状に形成されたカバー本体26abからなるもので、下板部26bの内側縁部には前記対向端部4a,4aの室内側面にビス37止めされるビス止め片26cが設けられ、正面板部26aの上端部には前記対向端部4a,4aの室外側面上端部に係止される係止縁部26dが設けられていることを特徴としている。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明によれば、各ガラス取付枠5の支柱2が、角筒状の支柱本体8と、これの室外側面に突設されてその左右両側にガラス嵌合部11,11を形成する目地枠9とからなり、左右に対向する支柱2,2の目地枠9,9間に下枠4が介挿されると共に、左右に隣り合うガラス取付枠5の両下枠4,4の対向端部4a,4aが目地枠9の下端側で互いに突き合わせられて、両下枠4,4の対向端部4a,4aが支柱本体8にビス29止めされ、この突き合わさった両下枠4,4の対向端部4a,4a間の隙間25を覆う化粧カバー26が設けられているため、両下枠4,4の対向端部4a,4aの間隙25が覆い隠されると共に、下枠4の室外側側壁31に設けられた孔35,36が覆い隠されることになって、両下枠4,4の対向端部4a,4aにおける室外側での外観上の体裁、見栄えを良くすることができる。
加えて、化粧カバー26は、両下枠4,4の対向端部4a,4aの室外側面を覆う正面板部26aと、前記対向端部4a,4aの底面を覆う下板部26bとで略L字状に形成されたカバー本体26abからなるもので、下板部26bの内側縁部には前記対向端部4a,4aの室内側面にビス37止めされるビス止め片26cが設けられ、正面板部26aの上端部には前記対向端部4a,4aの室外側面上端部に係止される係止縁部26dが設けてあるから、カバー本体26abを下枠4の室外側面及び底面に嵌合させ、ビス止片26cを下枠4の室内側下端コーナー部に係合させ、係止縁部26dを下枠4の室外側面上端部に係止させて、ビス止片26cをビス37で下枠4の室内側側壁32に固定することにより、簡単容易に取り付けることができる。
本発明に係る手摺りを室外側から見た正面図である。 図1のA−A拡大断面図である。 図1のB−B線拡大面図である。 (a) は図3の一部拡大図で、本発明のガラス板取付構造の一実施形態を示し、(b) は化粧縁に先付けビートを取り付ける状態を示す説明図である。 支柱への下枠端部の取付部分を示す斜視図である。
以下に本発明の好適な一実施形態を図面に基づいて説明すると、図1は本発明に係る他の手摺りを室外側から見た正面図、図2は図1のA−A拡大断面図、図3は図1のB−B線拡大面図、図4は図3の一部拡大図である。ここに示す手摺りは、ベランダの堰壁7上に一定間隔おきに立設される支柱2と、これら支柱2の上端部をつなぐ上枠3と、支柱2の下端部をつなぐ下枠4とによって手摺り枠体1を形成し、この手摺り枠体1の左右に対向する支柱2,2と上枠3と下枠4とからなる各ガラス取付枠5にガラス板6を嵌装してなるものである。
各ガラス取付枠5の左右支柱2は、図3及び図4から分かるように、角筒状の支柱本体8と、この支柱本体8の室外側面に突設された目地枠9とから構成される。この目地枠9は、支柱本体8とは別体に形成されて、支柱本体8の室外側面に取り付けられるもので、基台部10と、この基台部10の幅方向中央部に突設されてその左右両側にガラス嵌合部11,11を形成する突条壁12と、この凸条壁12の先端部に断面略T字状を成すように突設された化粧縁13とからなり、基台部10は、この基台部10に設けた係嵌用の凸部10a及び凹部10bを、支柱本体8の室外側面に設け係嵌用の凹部8a及び凸部8bに対し夫々互いに係嵌させることにより、支柱本体8に長手方向スライド自在に取り付けられる。尚、この実施形態では、目地枠9を支柱本体8と別体に形成しているが、支柱本体8と目地枠9とを一体に形成してもよい。
各支柱2の支柱本体8及び目地枠9は、夫々アルミ押出形材によって形成されている。目地枠9の化粧縁13にはガラス嵌合部11の室外側に、先付けビート14が、ガラス板6の取付け前に取り付けられる。基台部10にはガラス嵌合部11の室内側に、ガラス板6の左右端部の室内面を押えるための押えビート15が、ガラス嵌合部11へのガラス板6の嵌め込み後に、ガラス板6の室内面との間に介挿される。先付けビート14及び押えビート15は、夫々合成樹脂により形成されたものである。先付けビート14を目地枠9の化粧縁13に取り付けるには、図4の(b) に示すように、先付けビート14の幅の狭くなった一側端部14aを、化粧縁13の裏面部と突条壁12側の小凸条部12aとの間の内隅部に嵌合させると共に、先付けビート14の先端面側に設けてある凹溝部14bを化粧縁13の側端部から内向きに突出する小凸条部13oに嵌め込んだ状態とすればよく、これにより先付けビート14は、化粧縁13に対して確実に固定され、簡単に外れるようなことはない。
ガラス板6は、2枚のガラス板を強靱な樹脂膜により接着して一体化した合わせガラスからなるもので、透明ガラス、乳白色ガラス、色ガラスなどを必要に応じて使用することができる。そして、このガラス板6は、図3及び図4の(a) に示すように、左右端部の室外面側に段落ち加工によって形成された凹段部6oを有し、この凹段部6oには、ガラス嵌合部11へのガラス板6の挿入時に、目地枠9に取り付けてある化粧縁13が突入嵌合するようになっている。尚、段落ち加工とは、ガラス板加工方法の一つで、ガラスの端部を断面L字状に切り落として、凹段部を形成する方法である。
上枠3は、図2に示すように、室外側端部にガラス嵌合部16を有し、支柱本体8の上端面にビス17止めされる取付基枠18と、この取付基枠18を被うように被嵌される笠木部材19とからなるもので、この取付基枠18及び笠木部材19は夫々アルミ押出形材によって形成される。尚、取付基枠18を支柱本体8の上端面に固定するビス17は、支柱本体8内のビスホール8c(図3,図4参照)にねじ込まれる。また図2に示すように取付基枠18のガラス嵌合部16の室内側端部にはバックアップ材20が取り付けられ、ガラス嵌合部11の室外側端部に受けゴム21が取り付けられている。そして、笠木部材19は、その室外側係止部19aを取付基枠18の係止部18aに係止させ、室内側係止部19bを取付基枠18の室内側係止部18bに係止させることによって、取付基枠18を被うように被嵌される。
下枠4は、図2及び図5に示すような矩形枠状のアルミ押出形材からなるもので、左右に対向する支柱2,2の目地枠9,9間に介挿されて、支柱本体8にビス29止めされるようになっている。この下枠4の内底部にセッティングブロック(スペーサ)30が設けられ、このセッティングブロック30の上部側がガラス嵌合部22を形成し、このガラス嵌合部22の室外側に受けゴム23が取り付けられ、室内側にバックアップシール材24が取り付けられている。
また図5に示すように、支柱本体8の目地枠9は、ガラス取付枠5の下枠4の端部4aが位置する部分から下方が支柱本体8から切除されている。そして、この下方部分が切除された目地枠9の下端側に接するように、左右に隣り合うガラス取付枠5,5の双方の下枠4,4の対向端部4a,4aが突き合わされ、この突き合わさった両下枠4,4の対向端部4a,4aの間隙25を覆い隠す化粧カバー26が両下枠4,4の対向端部4a,4aにわたって設けてある。化粧カバー26は、両下枠4,4の対向端部4a,4aの室外側面を覆う正面板部26aと、前記対向端部4a,4aの底面を覆う下板部26bとによって略L字状に形成されたカバー本体26abからなるもので、下板部26bの内側縁部には前記対向端部4a,4aの室内側面にビス37止めされるビス止め片26cが設けられ、正面板部26aの上端部には前記対向端部4a,4aの室外側面上端部に係止される係止縁部26dが設けられている。
上記下枠4を支柱2に取り付けるにあたっては、下枠4の端部4aの室内側部分を平面視略L字状に切欠して、その切欠部4oを、図4及び図5に示すように、支柱本体8の室外側面及びこれに隣接する横側面部にわたって係合した状態で、下枠4内の室内側で上下に対向突出する上下フランジ片27,28から夫々支柱本体8の室外側面に対しビス29をねじ込むことによって、下枠4の端部4aを支柱本体8に固定する。
この場合、下枠4内の室内側上部フランジ片27から支柱本体8の室外側面にビス29をねじ込むにあたり、下枠端部4aの室外側側壁31上部から室外側受けゴム取付溝33及び室内側バックアップシール材取付溝34にわたってドリル、ビス、ドライバー挿通用の孔(図示省略)を開ける必要があり、図5には下枠端部4aの室外側側壁31上部に設けた孔を35で示す。また、下枠端部4aの室外側側壁31下部に同様にドリル、ビス、ドライバー挿通用の孔36を開ける。しかして、この下枠端部4aの室外側側壁31上部に設けた孔35から、先ずドリル(図示せず)を挿入して、下枠4室内側の上部フランジ片27と、下枠端部4aの室内側側壁32上部とにビス挿通用孔を開け、次いで室外側側壁31の下部の孔36からドリルを挿入して、下枠4室内側の下部フランジ片28と、下枠端部4aの室内側側壁32下部とにビス挿通用孔を開ける。その後、前記孔35から上部フランジ片27及び室内側側壁32のビス挿通用孔にビス29を挿入して、ドライバー(図示せず)で支柱本体8の室外側面に対しビス29をねじ込み、また下部の孔36から下部フランジ片28及び室内側側壁32のビス挿通用孔にビス29を挿入し、ドライバーで支柱本体8の室外側面にビス29をねじ込めばよい。
化粧カバー26を図5の仮想線で示すように両下枠4,4の対向端部4a,4aにわたって取り付けるには、カバー本体26aを下枠4の室外側面及び底面に嵌合させ、ビス止片26bを下枠4の室内側下端コーナー部に係合させると共に、係止縁部26cを下枠4の室外側面上端部に係止させ、そしてこの係止縁部26cを、図2〜図4の(a) に示すようにビス37で下枠4の室内側側壁32に対して固定する。こうして図5の仮想線で示すように両下枠4,4の対向端部4a,4aにわたって化粧カバー26を取り付けることにより、両下枠4,4の対向端部4a,4aの間隙25が覆い隠されると共に、下枠4の室外側側壁31に設けられた孔35,36が覆い隠されるから、両下枠4,4の対向端部4a,4aにおける室外側での外観上の体裁、見栄えを良くすることができる。
尚、図1に示す手摺りにおける各ガラス取付枠5の寸法の一例を示せば、左右に対向する支柱2,2間のピッチPは1200mm、目地枠9の化粧縁13に先付けビート14を取り付けた状態での目地幅v(図4の(a) 参照)は約15mm、化粧縁13の幅w(図4の(a) 参照)は10mm、上枠3の厚み幅nは30mm、下枠4の厚み幅mは30mm、手摺り高さHは1200mmである。
次に、上述した手摺りのガラス取付枠5にガラス板6を嵌装する手順について説明すると、ガラス板6の取付けにあたって、上枠3は支柱本体8の上端に未だ取り付けていない状態とし、また各ガラス取付枠5の支柱2には目地枠9の化粧縁13に先付けビート14を取り付けて、図5に示すような状態にしておく。
それから、左右に対向する両突条壁12,12のガラス嵌合部11,11間にガラス板6を、上板3の取り付けられていないガラス取付枠5に対し、上方より挿入して、ガラス板6の左右端部の凹段部6oに先付けビート14を突入嵌合させた状態とし、それにより目地枠9の化粧縁13は、図4の(a) に示すように、その外面がガラス板6の室外面から出っ張らず、それとほとんど面一状態となる。そして、この時、ガラス板6の下端部は、図2に示すように下枠4内のガラス嵌合部22に納まって、セッティングブロック30上に支持されると共に、室外側の受けゴム23と室内側のバックアップシール材24とで挟持されてシールされる。
上記のようにしてガラス板6の左右両端部を左右に対向する両突条壁12,12のガラス嵌合部11,11間に嵌め入れると共に、ガラス板6の下端部を下枠4内のガラス嵌合部22に嵌め込んだ後、目地枠9の基台部10とガラス板6との間に押えビート15を挿入して、この押えビート15によりガラス板6の左右端部室内面を押え付け、それによりガラス板6のガラス板6の左右端部室外面を先付けビート14に密接させる。
次いで、上枠3の取付基枠18を支柱本体8の上端面にビス17で固定し、そしてこの取付基枠18に笠木部材19を被嵌して、図2に示すような状態とする。取付基枠18に形成されるガラス嵌合部16の室内側にはペースト状のシール材38を詰め込み、また下枠4のガラス嵌合部22の室内側にもペースト状のシール材38を詰め込む。これによって、ガラス板6の嵌め込みを終了する。
上述した図1〜図5に示すような実施形態の手摺りのガラス板取付構造によれば、各ガラス取付枠5の支柱2が、角筒状の支柱本体8と、これの室外側面に突設されてその左右両側にガラス嵌合部11,11を形成する目地枠9とからなり、左右に対向する支柱2,2の目地枠9,9間に下枠4が介挿されると共に、左右に隣り合うガラス取付枠5の両下枠4,4の対向端部4a,4aが目地枠9の下端側で互いに突き合わせられて、両下枠4,4の対向端部4a,4aが支柱本体8にビス29止めされ、この突き合わさった両下枠4,4の対向端部4a,4a間の隙間25を覆う化粧カバー26が設けられているため、両下枠4,4の対向端部4a,4aの間隙25が覆い隠されると共に、下枠4の室外側側壁31に設けられた孔35,36が覆い隠されることになって、両下枠4,4の対向端部4a,4aにおける室外側での外観上の体裁、見栄えを良くすることができる。
また化粧カバー26は、両下枠4,4の対向端部4a,4aの室外側面を覆う正面板部26aと、前記対向端部4a,4aの底面を覆う下板部26bとで略L字状に形成されたカバー本体26abからなるもので、下板部26bの内側縁部には前記対向端部4a,4aの室内側面にビス37止めされるビス止め片26cが設けられ、正面板部26aの上端部には前記対向端部4a,4aの室外側面上端部に係止される係止縁部26dが設けられているから、図2及び図5に示すように、カバー本体26abを下枠4の室外側面及び底面に嵌合させ、ビス止片26bを下枠4の室内側下端コーナー部に係合させると共に、係止縁部26dを下枠4の室外側面上端部に係止させ、そうしてビス止め片26cを、図2及び図4の(a) に示すようにビス37で前記対向端部4a,4aの室内側側壁32,32に固定することによって、簡単容易に取り付けることができる。
また、この手摺りにおいて、各支柱2の目地枠9は、図2及び図5に示されるように、下枠4の端部が位置する部分より下方が支柱本体8から切除されているため、下枠4の取付けが容易になると共に、外観上の体裁がより一層良好となる。
1 手摺り枠体
2 支柱
3 上枠
4 下枠
4a 下枠の端部
5 ガラス取付枠
6 ガラス板
7 堰壁
8 支柱本体
9 目地枠
10 目地枠の基台部
11 ガラス嵌合部
12 目地枠の突条壁
13 目地枠の化粧縁
26 化粧カバー
26a 正面板部
26b 下板部
26c ビス止め片
26d 係止縁部

Claims (1)

  1. 堰壁上に一定間隔おきに立設される支柱と、支柱の上端部をつなぐ上枠と、支柱の下端部をつなぐ下枠とによって手摺り枠体を形成し、手摺り枠体の左右に対向する支柱と上枠と下枠とからなる各ガラス取付枠にガラス板を嵌装してなる手摺りのガラス板取付構造であって、各ガラス取付枠の支柱は、角筒状の支柱本体と、これの室外側面に突設されてその左右両側にガラス嵌合部を形成する目地枠とからなり、下枠は、左右に対向する支柱の目地枠間に介挿されると共に、左右に隣り合うガラス取付枠の両下枠の対向端部が目地枠の下端側で互いに突き合わせられて、両下枠の対向端部が支柱本体にビス止めされ、この突き合わせられた両下枠の対向端部間の隙間を覆う化粧カバーが設けられ
    化粧カバーは、両下枠の対向端部の室外側面を覆う正面板部と、前記対向端部の底面を覆う下板部とで略L字状に形成されたカバー本体からなるもので、下板部の内側縁部には前記対向端部の室内側面にビス止めされるビス止め片が設けられ、正面板部の上端部には前記対向端部の室外側面上端部に係止される係止縁部が設けられている手摺りのガラス板取付構造。
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