JP7202944B2 - 手摺 - Google Patents
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Description
手摺Aは、主に、集合住宅や家屋等のベランダやバルコニー、さらには、開放廊下、屋上等に設置されるものであり、これら高所からの落下防止機能および周囲からの目隠し機能を有するものである。
支柱1は、図2~図4に示すように、全域に亘り平坦とする前側の見付面10の左端側に上下方向に凹設された第1の嵌合溝部1aおよび右端側に上下方向に沿って凹設された第2の嵌合溝部1bを備えている。
下弦材2は、図1~図3、図5に示すように、下弦材2の前側に下弦材2の左右方向の全域に亘って、パネル支持溝部2aおよびパネル支持溝部2aの前壁側にビード9aを保持したビード保持部2bが設けられており、支柱1の下方に対して、パネル支持溝部2aを屋外側に位置させて手摺Aの左右方向の全域に亘るように架設されている。
上弦材3は、図1~図3、図5に示すように、上弦材3の前側に、上弦材3の長手(左右)方向の全域に亘って形成されたパネル支持溝部3aおよびパネル支持溝部3aの前壁側にビード9aが保持されたビード保持部3bが設けられており、支柱1の上端に対して、ビス3cによって固定され、パネル支持溝部3aを屋外側に位置させて手摺Aの左右方向の全域に亘るように架設されている。また、上弦材3の上部の全域にわたるように、笠木30が係合取付けされており、この笠木30によって、手摺Aの上部が仕上げられている。
竪枠4は、図1~図4に示すように、竪枠4の長手(上下)方向の全域に亘って形成された第1のパネル支持溝部4aおよび第2のパネル支持溝部4bが設けられており、下弦材2と上弦材3との間に配置されている。第1のパネル支持溝部4aおよび第2のパネル支持溝部4bは、図3および図4に示すように、隔壁4eによって左右で隣り合うように隔てられており、第1のパネル支持溝部4aの開口方向を左側とし、第2のパネル支持溝部4bの開口方向を右側として配置されている。
押縁5は、図1~図4に示すように、前面を前述のパネル支持面5aとし、押縁5の上下方向の全域に亘って、前述の嵌入部5bが押縁5の後面50の左側の縁から後方に向けて突設されていると共に、後面50の中央から後方に向けて竪枠4の係合リブ44aと係合する係合リブ5cが突設され、且つ後面50の右側の縁から後方に向けて係合リブ5dが突設されている。
端部竪枠6は、図1、図5~図7に示すように、上面長方形状の中空状に形成され、端部竪枠6の左側(外側)の見込面11に、端部竪枠6の長手(上下)方向の全域に亘って形成された第1の係合部6aと、端部竪枠6の後側の見付面12に、端部竪枠6の長手(上下)方向の全域に亘って形成された第2の係合部6bとが設けられており、前側の見付面を第1のパネル支持面部6cとして、下弦材2と上弦材3との間に配置されていると共に、下弦材2と上弦材3とに対してビスやボルト・ナット等の固着具(図示せず)によって固着されている。
端部押縁7は、図1、図5~図7に示すように、端部竪枠6の上下方向の全域に亘ると共に、端部竪枠6の第1のパネル支持面部6cの中途から見込面11を経て見付面12を囲むように一体に形成されており、端部竪枠6に係合してこの端部竪枠6と共にパネル8を支持するものである。
次に、図8~図12を参照して手摺Aの組立工程を説明する。尚、本組立工程では、以下の第1工程の前に、図1における手摺Aの右側の端部を組立てておくが、この右側の端部は、以下の第5工程で説明する端部と左右対称であって同じ構成を有すると共に、同じ工程で組立てられる。
第1工程では、図8(a)に示すように、パネル8を端枠A2に入れ込む。具体的には、図8(b)に示すように、パネル8をけんどん方式によって上弦材3と下弦材2との間に入れ込み、入れ込んだパネル8を右側にスライドさせて右側の端部に組立てられた端枠A2のパネル支持溝7fに入れ込む。
第2工程では、図9(a)に示すように、竪枠4を支柱1に対して係合取付けする。具体的には、図9(b)に示すように、竪枠4を下弦材2上に載置した状態で右側にスライドさせ、竪枠4の第1の係合部4cと第2の係合部4dを、夫々に対応する支柱1の第1の嵌合溝部1aと第2の嵌合溝部1bに正対させる。このとき、パネル8は第2のパネル支持溝部4bに嵌入されている。次に、図9(c)に示すように、竪枠4を後側にスライドさせて第1の係合部4cと第2の係合部4dを支柱1の第1の嵌合溝部1aと第2の嵌合溝部1bに嵌合させる。そして、図9(d)に示すように竪枠4を右側にスライドさせることで、第1の係合部4cと第2の係合部4dを、夫々に対応する第1の突出部11aと第2の突出部11bに係合させる。
第3工程では、図10(a)に示すように、押縁5を竪枠4に取付けて中間枠A1を構成する。具体的には、図10(b)に示すように、第1のパネル支持溝部4aに押縁5を入れ込むと共に、押縁5の嵌入部5bを隙間Sと正対させる。そして、図10(c)に示すように、押縁5を後側にスライドさせて嵌入部5bを隙間Sに嵌入する。このとき、嵌入部5bと係合リブ5cが、夫々に対応する係合リブ43aと係合リブ44aに係止されると共に、係合リブ5dが隔壁4eの左側部40eに係止される。
第4工程では、図11(a)に示すように、最後のパネル8を最後の中間枠A1の第1のパネル支持溝部4aに入れ込む。具体的には、図11(b)に示すように、パネル8をけんどん方式によって上弦材3と下弦材2との間に入れ込み、入れ込んだパネル8を右側にスライドさせて最後に組み立てられた中間枠A1の第1のパネル支持溝部4aに入れ込む。
第4工程では、図12(a)に示すように、端部竪枠6に端部押縁7を係合取付けする。具体的には、図12(b)に示すように、端部押縁7を左側から右側にスライドさせて、端部押縁7の第1の被係合部7dを嵌入溝6dに嵌入する。このとき、端縁部7bの右側部70bが、端部竪枠6の位置決め突起6eの先端部60eに接触すると、第1の被係合部7dと第2の被係合部7eが、夫々に対応する第1の係合部6aと第2の係合部6bと前後方向で正対する。さらに、第1のパネル支持面部6cと第2のパネル支持面部7aと縁端部7bとでパネル支持溝7fが構成されて、このパネル支持溝7f内にパネル8が入れ込まれた状態となる。そして、図12(c)に示すように、端部押縁7を前側にスライドさせることで、第1の被係合部7dと第2の被係合部7eが、夫々に対応する第1の係合部6aと第2の係合部6bに係合されて端枠A2が構成される。
前述の実施形態の支柱1は、支柱1に対して竪枠4を右方向にスライドさせることで、第1の係合部4cと第2の係合部4dが、夫々に対応する第1の突出部11aと第2の突出部11bに係合される右係合タイプのものである。この支柱1の変形例として、図13~図15に示すように、左係合タイプと右係合タイプを適宜選択できる支柱1’を例示する。
竪枠4に対する押縁5の取付け保持構造については、係止突起430a、440a、41eに対する被係止突起51b、51c、角部51dの係止による構造に限らず、嵌入部5bを隙間Sに対して圧入すると共に、隔壁4eの左側部40eに対して係合リブ5dの右側部を高い接触圧で接触させる取付け保持構造としてもよい。
端部押縁7の第2の被係合部7eの位置は、図示した位置に限らず、見付縁部7cの前側部70cの左右方向の範囲であればどの位置にあってもよく、第2の係合部6bは、第2の被係合部7eの位置に対応する位置に形成すればよい。
A1:中間枠
A2:端枠
B:躯体
B1:パラペット
S:隙間
1:支柱
1’:支柱
10:見付面
12:見付面
13:見込面
1a:第1の嵌合溝部
1b:第2の嵌合溝部
10a:開口部
10b:開口部
11a:第1の突出部
11b:第2の突出部
11c:第3の突出部
11d:第4の突出部
12a:溝壁
13a:溝壁
12b:溝壁
13b:溝壁
14a:先端部
14b:先端部
14c:先端部
14d:先端部
2:下弦材
2a:パネル支持溝部
2b:ビード保持部
2c凹部
2d:ボルト・ナット
2e:セッティングブロック
3:上弦材
30:笠木
3a:パネル支持溝部
3b:ビード保持部
3c:ビス
4:竪枠
40:後面
41:前面
4a:第1のパネル支持溝部
4b:第2のパネル支持溝部
4c:第1の係合部
4d:第2の係合部
4e隔壁
40a:前側支持壁
40b:前側支持壁
40c:先端部
40d:先端部
40e:左側部
41a:ビード保持部
41b:ビード保持部
41e:係止突起
42a:後側壁
42b:後側支持壁
43a:係合リブ
43b:パネル支持面
43c:左側部
43c’: 右側部
430a:係止突起
44a:係合リブ
45a:右側部
440a:係止突起
5:押縁
50:後面
5a:パネル支持面
5b:嵌入部
5c:係合リブ
5d:係合リブ
50b:右側部
50c:左側部
50d:右側部
51b:被係止突起
51c:被係止突起
51d:角部
6:端部竪枠
6a:第1の係合部
6b:第2の係合部
6c:第1のパネル支持面部
6d:嵌入溝
6e:位置決め部
60a:先端部
60b:底部
60e:先端部
61a:突出片
7:端部押縁
7a:第2のパネル支持面部
7b:端縁部
7c:見付縁部
7d:第1の被係合部
7e:第2の被係合部
7f:パネル支持溝
70a:後側部
70b:右側部
70c:前側部
70d:先端部
71a:ビード保持部
8:パネル
9a:ビード
9b:バックアップ材
9cシール材
Claims (1)
- 支柱と、竪枠と、押縁とを備え、
支柱は、見付面に形成された第1の嵌合溝部および第2の嵌合溝部を有し、
第1の嵌合溝部および第2の嵌合溝部は、支柱の上下方向に沿って形成されていると共に、見付方向で並列するように配置され、
第1の嵌合溝部には、第1の突出部が見付方向に突設され、
第2の嵌合溝部には、第2の突出部が見付方向であって第1の突出部と同じ方向に突設され、
竪枠は、第1の突出部に対して係合する第1の係合部と、第2の突出部に対して係合する第2の係合部とを有し、
押縁は、第1及び第2の突出部にそれぞれ第1及び第2の係合部が係合した状態で、第1の嵌合溝部と第1の係合部との間又は第2の嵌合溝部と第2の係合部との間に形成される隙間に嵌入される嵌入部を有していることを特徴とする手摺。
Priority Applications (1)
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JP2019056714A JP7202944B2 (ja) | 2019-03-25 | 2019-03-25 | 手摺 |
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JP2019056714A JP7202944B2 (ja) | 2019-03-25 | 2019-03-25 | 手摺 |
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JP2012002002A (ja) | 2010-06-18 | 2012-01-05 | San Rail:Kk | 手摺りのガラス板取付構造 |
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JP2016098599A (ja) | 2014-11-25 | 2016-05-30 | ビニフレーム工業株式会社 | 手摺 |
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